JPWO2006006450A1 - 情報処理装置,情報処理システム,情報処理装置の制御方法,情報処理装置の制御プログラム,情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
本発明の情報端末装置(4・54)は、地理情報(27)を保持する地理情報サーバ(2)から地理情報(27)を取得する地理情報リスト取得部(29)と、この地理情報(27)を関連付けた結果である関連付け情報(26)を生成する関連付け情報管理部(30)と、この地理情報(27)および関連付け情報(26)を記憶する記憶部(16)と、記憶部(16)に記憶された地理情報(27)および関連付け情報(26)に基づき、地理情報(27)の表示を行う地理情報表示管理部(31)と、利用者からの入力を可能とする操作部(18)と、操作部(18)の指示に応じて地理情報(27)を追加または変更する編集部(32・55)とを備えているので、地理情報(27)を再描画する際にも反応よく行うことができ、また、地理情報(27)の追加や変更を行うことができる。
Description
本発明は、地理情報を保持する、複数の地理情報提供装置から地理情報を取得し、この地理情報を関連付けてユーザに提供する情報処理装置に関するものである。
近年、地理情報を表示させるシステムとし、例えば、カーナビゲーションシステムのようなスタンドアローンで利用される形態のものがある。このカーナビゲーションシステムでは、記憶媒体に記憶している、例えば道路情報,レジャースポット情報,または店舗情報などの地理情報を地図上に表示し利用者に提供する。また同様なシステムとして、特許文献1(特開2001−22772号公報(2001年1月26日公開))では、複数の下敷き地図データに対し、目標物の内容を説明した注記データを対応付けて配置するシステムが開示されている。
また、インターネットのような広域通信ネットワークを利用して、地理情報を保持するサーバから地理情報を不特定多数のクライアントに提供する形態のものもある。このようなシステムとして、例えば、特許文献2(特開平10−240124号公報(1998年9月11日公開))では、複数の地理情報サーバと、この地理情報サーバの検索が可能な地理情報検索サーバと、地図を表示するクライアントが互いに通信ネットワークを介して接続されているシステムが開示されている。
しかしながら、上記特許文献1の構成では、利用者が必要とする地図データ、または注記データを予め購入しておかなければならない。このため、利用者が利用可能な地図データおよび注記データは、予め購入しているデータのみに限定されることとなる。
したがって、特許文献1の構成では、利用者が表示を所望する地理情報が増えれば増えるほど、多くの地図データおよび注記データを購入する必要があり、コストがかかることになる。
さらには、特許文献1では、地図情報または注記データの変更が生じた場合、地図情報あるいは注記データに対する編集手段を有していないため、その場で対処することができないという問題が生じる。
一方、特許文献2の構成では、通信ネットワーク上にある、地理情報を保持する複数の地理情報サーバからクライアントが地理情報を取得する。そして、1つの地理情報サーバでは提供できないような地理情報がある場合でも、別の地理情報サーバから地理情報を取得し利用者に提供するようになっている。
しかし、特許文献2の構成では、地理情報のデータを各サーバにおいて保持し管理している。このため、クライアントで表示させている地理情報を再描画する場合、クライアントは、再描画する地理情報を取得するために、上記サーバにアクセスしなければならない。すなわち、特許文献2の構成では、地理情報の再描画のたびにサーバにアクセスする必要があり、地理情報の再描画に時間がかかるという問題が生じる。
また、特許文献2の構成では、地理情報に変更等が生じた場合、地理情報は各サーバが保持しているため、クライアントによって地理情報の変更を行うことができない。このため、特許文献2の構成では、クライアントなどの地理情報の利用対象が所望するように、地理情報を変更するなどして利用することができないという問題が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、地理情報の再出力を反応よく行い、さらには、異なる地理情報を関連付けて利用する対象に応じて該地理情報を提供し、特には必要に応じて新たな地理情報を追加したり、既存の地理情報を変更したりすることが可能な情報処理装置、情報処理システム,情報処理装置の制御方法,情報処理装置の制御プログラム,情報処理装置の制御プログラムを記録した記録媒体を実現することにある。
本発明に係る情報処理装置は、上記課題を解決するために、地理情報を保持する複数の地理情報提供装置それぞれから、通信によって上記地理情報を取得する地理情報取得手段と、上記地理情報取得手段が取得した上記地理情報それぞれを互いに関連付け、該関連付けを示す情報である関連付け情報を生成する関連付け生成手段と、上記地理情報取得手段によって取得された地理情報、および上記関連付け生成手段によって生成された関連付け情報を記憶する地理情報記憶装置とを備えていることを特徴とする。
ここで、上記地理情報とは、場所や地図上に示すことができる情報など、ある特定の位置とその位置に関係する情報である。例えば、この地理情報は、地図データ、地図記号、川や山などの自然物、ビルや店舗等の建造物など場所に関連させて利用できる情報を含むものである。
また、この地理情報は、地名または地図記号などのテキスト表現,地図画像などの視覚的表現,あるいは音声,匂い,振動等の人間の五感を刺激するなど様々な表現形式によって利用者に提供される。
また、地理情報提供装置は、例えば、地理情報を保持しているサーバ、地理情報を含む放送コンテンツを配信する放送局など地理情報として利用できる情報を提供できるものである。地理情報提供装置が上記サーバの場合には、地理情報は例えばインターネットなどの通信ネットワークを介して受信され、また、地理情報提供装置が上記放送局の場合には、地理情報は放送の電波によって受信されることになる。
本発明に係る情報処理装置は、地理情報取得手段を備えているため、利用者が所望する地理情報を、地理情報提供装置から必要に応じて取得することができる。
なお、上記利用者が所望する地理情報を取得するとは、地理情報提供装置から地理情報そのものを取得するだけではなく、地理情報取得装置から取得した情報に基づき、新たな地理情報を生成したり、すでに地理情報記憶装置に記憶している地理情報の内容を変更(更新)したりすることも含むものである。
また、上記情報処理装置は、関連付け生成手段を備えているため上記地理情報提供装置から取得した地理情報を互いに関連付けすることができる。そして、上記情報処理装置は、地理情報記憶装置を備えているため取得した地理情報と、当該地理情報同士を関連付けした関連付け情報とを記憶することができる。
このように、本発明に係る情報処理装置は、複数の地理情報提供装置から取得した地理情報同士の関連付け情報を地理情報記憶装置に記憶しておくことができるため、取得した地理情報を互いに関連させた情報として提供できるように準備しておくことができる。
すなわち、上記情報処理装置は、取得した地理情報を互いに関連させた情報として提供できるように準備しておくことができるため、例えば、上記情報処理装置が表示装置を備えている場合は、地理情報記憶装置に記憶している、異なる地理情報を、関連付け情報に基づき互いに関連させて表示することができる。
また、上記情報処理装置は、取得した地理情報を互いに関連させた情報として提供できるように準備しておくことができるため、例えば、地理情報を利用して統計資料を作成するプログラムに、上記地理情報記憶装置に記憶している地理情報および関連付け情報を読み出させ利用させることができる。
また、上記情報処理装置は、地理情報記憶装置に地理情報および関連づけ情報を記憶している。このため、情報処理装置が、例えば、キーボードなどの外部入力手段を備えている場合、利用者がこの外部入力手段を操作して、地理情報あるいは関連付け情報を変更させたり、追加させたりして所望する情報に加工することができる。
このように、本発明に係る情報処理装置は、異なる地理情報を関連付けて利用する対象に応じて、該地理情報を提供することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る情報処理システムは、上記した課題を解決するために、上記した情報処理装置と、地理情報を保持するとともに、上記情報処理装置に対して該地理情報を送信する複数の地理情報提供装置とを備えたことを特徴とする。
すなわち、本発明に係る情報処理システムは、上記したように、上記本発明に係る情報提供装置が上記地理情報提供装置から地理情報を取得することができる。
よって、情報処理装置は、自身と通信可能となっている様々な地理情報提供装置から、多くの様々な種類の地理情報を取得することができる。このため、利用者の所望する地理情報を提供することができる。また、上記情報処理システムが、例えばインターネットのような広域通信ネットワークを利用したものである場合、ネットワーク上の資源すなわち、地理情報を保持するサーバを有効に活用できるため、上記情報処理装置はより多くの地理情報を取得することができる。
また、上記情報処理装置は、必要な地理情報を上記地理情報提供装置から取得すればよいため、情報処理装置が備える地理情報記憶装置に不要な地理情報を記憶する必要がない。このため、上記情報処理装置は、当該地理情報記憶装置の記憶領域を有効に活用することができる。
また、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、地理情報を保持する複数の地理情報提供装置それぞれから、通信によって上記地理情報を取得する地理情報取得ステップと、取得した上記地理情報それぞれを互いに関連付け、該関連付けを示す情報である関連付け情報を生成する関連付け生成ステップと、上記取得された地理情報、および生成された関連付け情報を記憶する地理情報記憶ステップとを含むことを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置の制御方法は、地理情報取得ステップを含むため、利用者が所望する地理情報を、地理情報提供装置を選択して取得することができる。すなわち、情報処理装置は、必要とする地理情報を取捨選択して取得することができる。
また、上記情報処理装置の制御方法は、関連付け生成ステップを含んでいるため上記地理情報提供装置から取得した地理情報を互いに関連付けすることができる。そして、上記情報処理装置の制御方法は、地理情報記憶ステップを含んでいるため、取得した地理情報と、当該地理情報同士を関連付けした関連付け情報とを記憶することができる。
したがって、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、複数の地理情報提供装置から取得した地理情報と、取得した地理情報それぞれの関連付け情報を地理情報記憶装置に記憶しておくことができるため、取得した地理情報を互いに関連させた情報として提供できるように準備しておくことができる。
よって、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、異なる地理情報を関連付けて利用する対象に応じて、該地理情報を提供することができるという効果を奏する。
(実施形態1)
本実施の形態に係る地理情報閲覧システム(情報処理システム)1について図1および図2を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム1における地理情報サーバ(サーバ)2…、地理情報検索サーバ3、および情報端末装置(情報処理装置)4それぞれの要部構成の一例を示すブロック図である。図2は、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム1の概略構成を示す図である。
本実施の形態に係る地理情報閲覧システム(情報処理システム)1について図1および図2を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム1における地理情報サーバ(サーバ)2…、地理情報検索サーバ3、および情報端末装置(情報処理装置)4それぞれの要部構成の一例を示すブロック図である。図2は、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム1の概略構成を示す図である。
この地理情報閲覧システム1は、情報端末装置4において、地理情報サーバ2…から取得した地理情報27を表示し、利用者が地理情報27を閲覧できるものである。この地理情報閲覧システム1では、図2に示すように地理情報検索サーバ3,複数の地理情報サーバ2…,および情報端末装置4が互いに、通信ネットワーク5を介して通信可能に接続されている。
(地理情報サーバの構成)
ここで、地理情報閲覧システム1における地理情報サーバ2…の構成について説明する。
ここで、地理情報閲覧システム1における地理情報サーバ2…の構成について説明する。
この地理情報サーバ2…は、地理情報を保持しているサーバであり、図1に示すように、サーバ通信部10,地理情報処理部11,地理情報記憶部12を備えている。
サーバ通信部10は、通信ネットワーク5を通じて、地理情報検索サーバ3および情報端末装置4と通信を行うためのものである。このサーバ通信部10は、地理情報処理部11の指示に応じて、地理情報検索サーバ3や情報端末装置4に対してデータ等の送受信を行う。
地理情報記憶部12は、地理情報27を記憶しているものであって、例えばハードディスクやフラッシュEEPROMなどの不揮発性記憶媒体によって実現できる。
また、地理情報処理部11は、地理情報リストを生成するものである。
すなわち、地理情報処理部11は、サーバ通信部10を介して、情報端末装置4から地理情報リスト要求を受信すると、地理情報記憶部12に記憶されている地理情報27の中から、この地理情報リスト要求に対応する地理情報27を検索し取得する。そして、地理情報処理部11は、取得した地理情報27に基づき、地理情報リストを生成し、この地理情報リストを、サーバ通信部10を介して情報端末装置4に送信する。
なお、地理情報27は、場所や地図上に示すことができる情報など、ある特定の位置とその位置に関係する情報である。例えば、この地理情報は、地図データ、地図記号、川や山などの自然物、ビルや店舗等の建造物など場所に関連させて利用できる情報を含むものである。そして、この地理情報27は、地名または地図記号などのテキスト表現,地図画像などの視覚的表現,あるいは音声,匂い,振動等の人間の五感を刺激するなど様々な表現形式によって利用者に提供されるものである。
ただし、この地理情報27は、地理上の場所を特定できる位置情報を含んでいる。この地理情報27に含まれる位置情報とは、地図上における地理的な位置を特定できる情報であって、例えば、緯度および経度,住所,郵便番号,電話番号などである。あるいは、この位置情報は、UTM座標系,平面直下座標系,または標準地域メッシュコードなどを用いて表される情報であってもよい。さらには、位置情報は、特定の一地点のみを表す情報だけではなく、特定の場所を包含する円形,または長方形等の幾何学的な図形によって示される領域全体であってもよい。また、道路や川等によって物理的な境界を有する領域であってもよく、都道府県,市町村など、取り決めによる概念的な領域であってもよい。
また、上記地理情報27は、上記位置情報と対応する少なくとも1以上の場所に関する項目が含まれている。すなわち、1つの地理情報27が、例えば、上記項目として店舗とこの店舗の位置情報だけで構成されていてもよいし、例えば店舗と店舗の名称とこの店舗の位置情報とから構成されるものであってもよい。
なお、本明細書において複数の上記地理情報27から構成される地理情報群を地理情報リストと称する。
また、上記地理情報サーバ2…のうち少なくも1つは、利用者が所望する地域の地図データを地理情報27として保持している。
なお、上記地理情報サーバ2…は、WWW(World Wide Web)サーバに機能追加することによって実現しており、地理情報サーバ2…と情報端末装置4との間の通信において、通信プロトコルは、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)を用いている。
(地理情報検索サーバの構成)
次に、地理情報閲覧システム1における地理情報検索サーバ3の構成について説明する。
次に、地理情報閲覧システム1における地理情報検索サーバ3の構成について説明する。
地理情報検索サーバ3は、情報端末装置4から送信された地理情報サーバリスト要求に応じて、地理情報サーバリストを作成し、情報端末装置4の利用者が所望する地理情報を有する地理情報サーバ2…を情報端末装置4に通知するものである。そして、この地理情報検索サーバ3は、図1に示すように検索サーバ通信部13,地理情報検索処理部14,およびインデックス情報記憶部15を備えている。
上記検索サーバ通信部13は、通信ネットワーク5を通じて地理情報サーバ2…および情報端末装置4と通信を行うためのものである。検索サーバ通信部13は、地理情報検索処理部14の指示に応じて、地理情報検索サーバ3と情報端末装置4との間においてデータ等の送受信を行う。
インデックス情報記憶部15は、インデックス情報を記憶しているものであって、例えばハードディスクやフラッシュEEPROMなどの不揮発性記憶媒体によって実現できる。
また、地理情報記憶部12が記憶しているインデックス情報とは、地理情報サーバ2…のURL(Uniform Resource Locators)など、該地理情報サーバ2…のネットワーク上の所在を特定する情報、および地理情報の種類、数、地理情報が対象としている地理範囲など、各地理情報サーバ2…が保持している地理情報の内容に関する情報である。すなわち、インデックス情報とは、地理情報検索サーバが効率よく各地理情報サーバ2…を管理可能とする情報である。
上記地理情報検索処理部14は、情報端末装置4からの地理情報サーバリスト要求に応じて、地理情報サーバリストの生成処理を行うものであり、機能ブロックとして、インデックス生成部23、およびサーバリスト生成部24を備えている。
インデックス生成部23は、地理情報サーバ2…から受信した地理情報27に基づき、各地理情報27に対応するインデックス情報を作成するものである。すなわち、インデックス生成部23は、検索サーバ通信部13を介して地理情報サーバ2…それぞれから地理情報27を取得し、この取得した地理情報27に基づき、各地理情報に対応するインデックス情報を作成する。そして、インデックス生成部23は、作成したインデックス情報をインデックス情報記憶部15に記憶する。
なお、各地理情報サーバ2…から取得する地理情報27は、利用者が地理情報検索サーバ3に備えられた操作部(不図示)によって、インデックス生成部23に指示を出すことで取得される構成であってもよく、また、定期的にインデックス生成部23が地理情報サーバ2…から地理情報を取得し更新する構成であってもよい。
サーバリスト生成部24は、地理情報サーバリストを生成するものである。なお、この地理情報サーバリストとは、情報端末装置4から送信された地理情報サーバリスト要求に応じて生成されるリストであり、情報端末装置4がアクセスすべき地理情報サーバ2…のインデックス情報と各地理情報サーバ2…に送信するパラメータの値の情報が記載されているものである。なお、このパラメータの値とは、情報端末装置4が地理情報サーバ2…から必要となる地理情報27を効率よく取得するために、地理情報サーバ2…に送信する情報である。例えば、このパラメータの値は、地図表示用のデータを地理情報として保持している地理情報サーバ2に対して送信する、情報端末装置4が取得したい地図の範囲を示す値の組み合わせが挙げられる。なお、この地図の範囲を示す値の組み合わせとは、例えば、中心座標の緯度、経度および取得する範囲、あるいは表示対象とする矩形領域に対応する地図の最大緯度、最大経度、最小緯度、最小経度などである。
そして、上記サーバリスト生成部24は、情報端末装置4から地理情報サーバリスト要求を、検索サーバ通信部13を介して受信すると、この地理情報サーバリスト要求に応じたインデックス情報をインデックス情報記憶部15から取得する。そして、サーバリスト生成部24は、この取得したインデックス情報から地理情報サーバリストを生成し、情報端末装置4に送信する。
なお、地理情報検索サーバ3は、地理情報サーバ2…と同様に、WWWサーバに機能追加することによって実現されており、この地理情報検索サーバ3と情報端末装置4との間の通信では、通信プロトコルは、HTTPを用いている。
(情報端末装置の構成)
次に情報端末装置4の構成について説明する。
次に情報端末装置4の構成について説明する。
情報端末装置4は、地理情報27を表示し、利用者に地理情報27の情報を提供するものである。この情報端末装置4は、図1に示すように、端末装置通信部(通信装置・通知手段)20,操作部(外部入力手段)18,表示部(出力手段)19,地理情報管理処理部17,および記憶部(地理情報記憶装置)16を備えている。
端末装置通信部20は、通信ネットワーク5を介して、地理情報サーバ2…や地理情報検索サーバ3と通信を行うためのものである。地理情報管理処理部17からの指示に応じて、地理情報サーバ2…あるいは地理情報検索サーバ3とのデータ等の送受信を行う。
操作部18は、利用者による要求指示、あるいは地理情報27に対する変更または新規の地理情報27の入力を可能とするものである。
表示部19は、地理情報サーバ2から取得した地理情報27を、地理情報管理処理部17の指示に応じて表示するものである。
記憶部16は、例えば、フラッシュEEPROMやハードディスク等不揮発性の記憶媒体によって実現できるものであり、関連付け情報26,地理情報27,および関連付け設定基準情報33を記憶する。
地理情報27は、上記したように、ある特定の位置とその位置に関係する情報であって、この記憶部16では、例えば地理情報27を種類ごとに分類した地理情報リストの形式で該地位情報27は記憶されている。
この関連付け情報26は、地理情報27それぞれにおいて互いに位置情報が同位である地理情報27同士を関連付けて特定する情報である。すなわち、この関連付け情報26は、位置情報によって関連付けられる地理情報27同士と、この位置情報との対応関係を示す情報のリストとして記憶部16に記憶される。
また、関連付け設定基準情報33は、どの位置情報と、どの位置情報とを同位の位置情報としてみなすかを示す情報である。すなわち、記憶部16には、関連付け設定基準情報33として、同位の位置情報としてみなす基準を記録している。
地理情報管理処理部17は、地理情報検索サーバ3から得た地理情報サーバ2…のリスト(地理情報サーバリスト)に基づき、当該地理情報サーバ2…から地理情報を取得する。そして、地理情報管理処理部17は、地理情報27それぞれを関連付けて記憶させ管理する。また記憶している地理情報27を表示部19に表示させるものである。この地理情報管理処理部17は、機能ブロックとしてサーバリスト取得部28,地理情報リスト取得部(地理情報取得手段)29,関連付け情報管理部(関連付け生成手段・関連付け情報変更手段)30,編集部(地理情報処理手段・関連性基準設定手段・関連付け情報変更手段)32および地理情報表示管理部(出力手段)31を備えている。
サーバリスト取得部28は、地理情報検索サーバ3から地理情報サーバリストを取得するものである。このサーバリスト取得部28は、操作部18を介して利用者から地理情報サーバ2…のリストの生成に関する要求指示を受けると、この指示に基づいて地理情報サーバリスト要求を生成する。そして、サーバリスト取得部28は、この生成した地理情報サーバリスト要求を、端末装置通信部20を介して地理情報検索サーバ3に送信する。
また、この地理情報サーバリスト要求に応じて、地理情報検索サーバ3から地理情報サーバリストが返信されると、サーバリスト取得部28は、端末装置通信部20を介してこれを受信し、地理情報リスト取得部29に渡す。
地理情報リスト取得部(地理情報取得手段)29は、サーバリスト取得部28から送信された地理情報サーバリストに基づき、地理情報サーバ2…それぞれに対して、地理情報リストを要求し、この地理情報リストを取得するものである。
すなわち、地理情報リスト取得部29は、サーバリスト取得部28から地理情報サーバリストを受信すると、この地理情報サーバリストに示されている地理情報サーバ2…に対して地理情報リストを要求するための地理情報リスト要求を送信する。
この地理情報リスト要求を受信した地理情報サーバ2…それぞれは、自身が保持する地理情報27に基づき地理情報リストを生成し、情報端末装置4に送信する。情報端末装置4は、地理情報リストを受信すると、端末装置通信部20を介して地理情報リスト取得部29が受信し、記憶部16に記憶する。
関連付け情報管理部(関連付け生成手段)30は、記憶部16に記憶している地理情報27それぞれにおいて、互いに関連付けがある地理情報が存在するか否かを判定し、関連付けがある地理情報27同士が存在する場合は、その関連付けを示す関連付け情報26を記憶部16に記憶するものである。なお、関連付け情報管理部30における地理情報27それぞれに対する関連付け処理の詳細については後述する。
地理情報表示管理部(出力手段)31は、記憶部16に記憶されている地理情報27および関連付け情報26に基づき、表示部19において地理情報を表示させるものである。
また、地理情報表示管理部31は、例えば経度・緯度,県庁所在地情報等の地理情報27に含まれる項目において、利用者に新たな情報の入力または既に記録されている情報の変更を促す際、この情報の入力または変更を行うための編集用画面を表示部19において表示させるように指示するものでもある。
すなわち、地理情報表示管理部31と表示部19とによって、入力支援手段を実現することができる。
編集部32は、地理情報処理手段として、操作部18から入力される利用者からの地理情報27の変更指示,新規の地理情報27の入力指示等に応じて、記憶部16に記憶されている地理情報27の編集または、新規の地理情報27の追加/更新(変更)処理を行うものである。
また、編集部32は、関連性基準設定手段として、記憶部16に記憶されている関連付け設定基準情報33の内容を操作部18からの指示に応じて変更させるものでもある。さらには、編集部32は、関連付け情報変更手段として、関連付け情報26の内容を、操作部18からの指示に応じて変更することもできる。
すなわち、情報端末装置4では、地理情報リスト取得部29が地理情報サーバ2…から地理情報27を取得する以外に、この編集部32が操作部18からの指示に応じて新規の地理情報27を追加したり、記憶部16に記憶されている地理情報27を変更したりすることができる。
なお、この地理情報27の追加、変更に関する詳細な説明は、下記において「実施形態3」として具体例を示して説明する。
(地理情報表示処理)
次に、図3を参照して、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム1における地理表示処理の処理フローについて説明する。図3は、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム1における地理表示処理の一例を示すフローチャートである。
次に、図3を参照して、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム1における地理表示処理の処理フローについて説明する。図3は、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム1における地理表示処理の一例を示すフローチャートである。
まず、利用者による地理情報27の表示要求に応じて、情報端末装置4において地理情報27の取得要求が発生した場合、情報端末装置4は、地理情報サーバリストを生成する(ステップS1、これ以降S1のように称する)。
すなわち、利用者が情報端末装置4の操作部18によって、所望する地理情報27の取得要求を情報端末装置4に対して行うと、この要求は、サーバリスト取得部28に送信される。サーバリスト取得部28は、受信した利用者からの地理情報27の取得要求に応じて、地理情報サーバリスト要求を生成し、地理情報検索サーバ3に対してこの地理情報サーバリスト要求を送信する(S2)。
一方、地理情報検索サーバ3は、情報端末装置4から地理情報サーバリスト要求を受信すると(S3)、この地理情報サーバリスト要求に応じて、地理情報サーバリストを生成する(S4)。すなわち、地理情報検索サーバ3では、検索サーバ通信部13を介して、情報端末装置4から地理情報サーバリスト要求をサーバリスト生成部24が受信すると、サーバリスト生成部24は、インデックス情報記憶部15のインデックス情報を参照して地理情報サーバリストを生成する。そして、サーバリスト生成部24は、生成した地理情報サーバリストを、検索サーバ通信部13を介して情報端末装置4に送信する(S5)。
情報端末装置4は、地理情報検索サーバ3から地理情報サーバリストを受信すると(S6)この地理情報サーバリストに基づき、各地理情報サーバ2…に対して地理情報リストを要求するための地理情報リスト要求を生成する(S7)。すなわち、情報端末装置4では、端末装置通信部20を介して、サーバリスト取得部28が地理情報検索サーバ3から地理情報サーバリストを受信すると、この地理情報サーバリストを地理情報リスト取得部29に渡す。地理情報リスト取得部29は、受信した地理情報サーバリストに基づき、各地理情報サーバ2…に対する地理情報リスト要求を生成する。
次に、地理情報リスト取得部29は、生成したこの地理情報リスト要求を、端末装置通信部20を介して地理情報サーバ2…それぞれに送信する(S8)。
各地理情報サーバ2は、情報端末装置4から地理情報リスト要求を受信すると(S9)、地理情報リストを生成する(S10)。すなわち、各地理情報サーバ2では、サーバ通信部10を介して、情報端末装置4から地理情報リスト要求を地理情報処理部11が受信すると、この地理情報リスト要求に応じて、地理情報処理部11は、地理情報記憶部12に格納されている地理情報27に基づき地理情報リストを生成する。そして、地理情報処理部11は生成した地理情報リストを、サーバ通信部10を介して情報端末装置4に送信する(S11)。
一方、情報端末装置4は、地理情報サーバ2…それぞれから地理情報リストを受信すると(S12)、受信した地理情報リストの地理情報27それぞれを記憶部16に記憶する(S13)。すなわち、情報端末装置4では、地理情報サーバ2…それぞれから地理情報リストを、端末装置通信部20を介して地理情報リスト取得部29が受信すると、地理情報リスト取得部29は、各地理情報リストの地理情報27を記憶部16に記憶するとともに、関連付け情報管理部30に各地理情報の関連付けを行うように指示を出す。
地理情報リスト取得部29からの指示に応じて、関連付け情報管理部30は、記憶部16に記憶された、各地理情報リストの地理情報27について関連付けを行い、関連付け情報26を記憶部16に記憶する(S14)。この地理情報27の関連付け処理についての詳細は後述する。
一方、取得した地理情報27において、表示可能な情報については、地理情報表示管理部31が、関連付け情報管理部30に指示を出して、記憶部16から表示部19に送信される。
そして、表示部19は、地理情報表示管理部31から受信した地理情報27に基づいて表示する(S15)。
(関連付け処理)
次に、図4を参照して、ステップS14において行われる各地理情報27の関連付け処理に関する詳細な説明を行う。なお、図4は、本実施の形態に係る情報端末装置4における各地理情報27の関連付け処理の一例を示すフローチャートである。
次に、図4を参照して、ステップS14において行われる各地理情報27の関連付け処理に関する詳細な説明を行う。なお、図4は、本実施の形態に係る情報端末装置4における各地理情報27の関連付け処理の一例を示すフローチャートである。
まず、前提として、すでに情報端末装置4は、地理情報リスト取得部29によって、地理情報27が各地理情報サーバ2…からそれぞれ取得され記憶部16に記憶されているものとする。また、説明の便宜上、地理情報リスト取得部29によって取得された地理情報リスト数は、N(1≦n≦N)個存在するものとする。また、各地理情報リストにおける地理情報27の数は、n個目の地理情報リストの場合C(n)個存在するものとする。
地理情報27が取得され記憶部16に記憶されると、関連付け管理部30は、記憶されている地理情報27の全ての組み合わせに対し、関連付け可能な情報であるか否かについての判定を行う。
すなわち、関連付け情報管理部30は、1個目(n=1個目)の地理情報リストを取得する(ステップS20、これ以降においてS20のように称する)。この地理情報リストの取得は、取得される地理情報リスト全体の数であるNと等しくなるまで行われる(n<取得リスト数N)(S21)。つまり、nがN以下である間は、ステップS22に進み、Nと等しくなるとこの関連付け処理は終了する(END)。
ステップS22において、次の地理情報リストm、すなわちm=n+1個目の地理情報リストを取得する(S22)。次に、このmが取得リスト数N以下である間(S23において「No」)は、ステップS25に進み、1個目の地理情報リスト(n=1)の中の1番目の地理情報(s=1)を取得する(S25)。
一方、mが取得リスト数Nよりも大きくなる場合(S23において「Yes」)は、2個目の地理情報リストを取得する。すなわち、n個目の地理情報リストに1インクリメントしてn=n+1とし、ステップS20に戻る。
つまり、ここまでの処理(S20〜S23までの処理)は、例えば、1番目の地理情報リストに対して次の地理情報リスト、その次の地理情報リスト・・・と比較を行い、1番目の地理情報リストと最後の地理情報リストとの比較が終わると、次に2番目の地理情報リストと次の3番目の地理情報リストとを比較する。このようにして、取得した全ての地理情報リスト同士の比較を行う。
ステップS25において、n個目の地理情報リストから1番目(s=1番目)の地理情報を取得すると、関連付け情報管理部30は、sがn個目の地理情報リストの地理情報数であるC(n)以下であるか否かについて判定を行う(S26)。この判定の結果、sがC(n)以下である場合(S26において「Yes」)、このn個目の地理情報リストからs番目の次の地理情報27、すなわちt番目の地理情報27(t=s+1)を取得する(S27)。
一方、sがC(n)より大きくなった場合(S26において「No」)は、n個目の地理情報リストと、m個目の地理情報リストの次の地理情報リスト(m+1個目の地理情報リスト)との比較を行うため、mに1インクリメントし(m=m+1)(S28)、ステップS22に戻る。
ステップS27において、関連付け情報管理部30がt番目の地理情報27を取得すると、次に、m個目の地理情報リストのt番がm個目の地理情報リストの地理情報数C(m)以下か否かの判定を行う(S29)。この判定において、このtがC(m)以下の場合(S29において「Yes」)、上記n個目の地理情報リストから取得したs番目の地理情報と、上記m個目の地理情報リストから取得したt番目の地理情報の位置情報とが同じであるか否かの比較を行う(S31)。
一方、このtがC(m)より大きくなった場合(S29において「No」)、n個目の地理情報リストのs番目の次の地理情報(s+1番目の地理情報)と、m個目の地理情報リストの1番目(t=1番目)の地理情報との比較を行うために、このsに1インクリメントしてステップS25に戻る。
ステップS31において、n個目の地理情報リストから取得したs番目の地理情報27と、上記m個目の地理情報リストから取得したt番目の地理情報27の位置情報とが同じであるか否かの比較を行った結果、位置情報が同位であると判定された場合(S31において「Yes」)、関連付け情報管理部30は、比較をおこなった地理情報27同士に対する関連付け情報を記憶部16に記憶する(S32)。
そして、n個目の地理情報リストのs番目の地理情報27と、m個目の地理情報リストのt番目の次の地理情報27(t=t+1)との比較を行うために、このtに1インクリメントする(S33)。そしてステップS27に戻る。
また、ステップS31において位置情報が同位でないと判定された場合(S31において「No」)、ステップS33に進む。
なお、ステップS31において、位置情報が同位であるとは、比較した地理情報の位置情報が同じ位置に対するものであると判定される場合である。
例えば、比較した2つの地理情報において、いずれも緯度と経度によって位置情報が示されている場合、緯度同士及び経度同士が一致もしくは近似する時に2つの位置情報は同じ位置に対する情報であると判定する。
また、位置情報は、緯度及び経度のように一地点を示すものではなく、「大阪府」,「奈良県」のように、行政的に決められた領域を現すものでもよく、また、「大阪府」と「大阪府の県庁所在地の緯度及び経度」とのように、領域とそこに含まれる座標点を同位な位置情報として扱ってもよい。さらには、「大阪府」と「大阪市」とのような包含関係にあるような領域であってもこれらを同位であるとしてもよい。
また、位置情報において、地理情報27同士を同位の位置情報を含むものとするか否かの基準は、予め上記情報端末装置4において設定されていてもよいし、該情報端末装置4が備える操作部18を利用者が操作して、編集部32に指示をして記憶部16に記憶されている関連付け設定基準情報33を変更することで実現できる。
このように、本実施の形態に係る情報端末装置4では、同位とみなす位置情報の基準を利用者によって変更することができるため、上記位置情報に基づき生成される関連付け情報26を変更させることができる。
したがって、上記情報端末装置4は、利用者によって互いに異なる種類の地理情報27の関連付けを変更させることができる。
上記に示す手順によって、取得された地理情報リストの地理情報27同士すべてに対して位置情報が同位であるか否かの比較を行い、比較された地理情報27同士の関連付けの情報26が記憶部16に記憶されると、関連付け情報管理部30は関連付け処理を終了する。
なお、本実施の形態に係る情報端末装置4は、記憶部16に記憶されている関連付け情報26の内容は、操作部18からの関連付け情報の変更指示に応じて、編集部32によって変更できる構成が好ましい。すなわち、上記したように、地理情報サーバ2…から取得した地理情報27が含む位置情報が変更されたり、また地理情報27自体が変更されたりした場合、変更前の関連付け情報26を変更後の関連付け情報26となるように変更しなければ誤った関連付け情報26に基づいて地理情報27を表示することとなる。
そこで、本実施の形態に係る情報端末装置4では、必要に応じて、操作部18からの指示によって、編集部32が記憶部16に記憶されている関連付け情報26を変更する。
したがって、上記情報端末装置4は、関連付け情報26に変更が生じた場合であっても最新の関連付け情報26とすることができるため、現状に応じて異なる地理情報27を関連付けて表示することができる。
(地理情報表示処理)
次に、図5を参照して、図3に示すステップS15における地理情報表示処理の詳細な説明を行う。図5は、本実施の形態に係る情報端末装置4における地理情報表示処理の一例を示すフローチャートである。
次に、図5を参照して、図3に示すステップS15における地理情報表示処理の詳細な説明を行う。図5は、本実施の形態に係る情報端末装置4における地理情報表示処理の一例を示すフローチャートである。
すなわち、上記にて説明したように、ステップS12〜ステップS13において、情報端末装置4では、地理情報リスト取得部29によって地理情報リストが取得され、この地理情報リストの地理情報27が記憶部16に記憶されている。
この記憶された地理情報27において、地理情報表示管理部31は、単独で表示部19において表示可能な地理情報27があるか否かの判定を行う(ステップS40、これ以降S40のように称する)。
この判定において、地理情報表示管理部31が、単独で表示可能な地理情報27があると判定した場合(S40において「Yes」)、関連付け情報管理部30に対して指示を出し、記憶部16からこの表示可能な地理情報27を取得し、表示部19に送信する。一方、表示部19は、地理情報表示管理部31から送信された地理情報27に基づき表示を行う(S41)。すなわち、地理情報27が、例えば画像形式の地図データである場合、この地図データは表示できるため、表示可能な地理情報が存在することとなる。
また、単独で表示可能な地理情報27を表示した後、さらに単独で表示不可能な地理情報がある場合、この単独で表示不可能な地理情報に対する関連付け情報26が存在するか否かを判定する(S42)。このように、単独で表示できる地理情報と単独で表示不可能な地理情報との間において、関連付け情報26が存在するか否かを判定することによって、単に単独で表示可能な地理情報だけではなく、単独で表示不可能な地理情報も例えば重畳させて表示させることができる。
一方、単独で表示可能な地理情報27が存在しないと判定した場合(S40において「No」)、地理情報表示管理部31は、単独で表示不可能な地理情報27において、関連付け情報26があるか否かについて関連付け情報管理部30に問い合わせる(S42)。
ステップS42において、地理情報表示管理部31からの問い合わせに対して、単独で表示不可能な地理情報27に関連付け情報26が存在すると、関連付け情報管理部30が判定した場合(S42において「Yes」)、地理情報表示管理部31は、関連付け情報管理部30を介して、記憶部16に記憶された関連付け情報26を取得する(S43)。
すなわち、ステップS40において、単独で表示不可能な例えば地図記号などの地理情報27が、例えば地図データなど単独で表示可能な地理情報27に対応する経度・緯度の情報を含む場合、ステップS43において経度・緯度に基づき、地図データと地図記号との関連付け情報を取得する。また、ここで、単独で表示不可能な地理情報27同士において、一致あるいは同一としてみなされる位置情報を含む場合、この表示不可能な地理情報同士の関連付け情報26が取得される。
一方、関連付け情報管理部30が、単独で表示不可能な地理情報において関連付け情報26が存在しないと判定した場合(S42において「No」)、地理情報表示管理部31は処理を終了する。
次に、地理情報表示管理部31は、取得した関連付け情報26に基づき、単独で表示不可能な地理情報27が表示可能となるか否かを判定する(S44)。
この判定において、地理情報表示管理部31は、単独で表示不可能な地理情報27を関連付け情報26を用いて表示可能となると判定した場合(S44において「Yes」)、取得した関連付け情報26を用いて地理情報27を表示部19に表示させる。
すなわち、地理情報表示管理部31は、関連付け情報26を用いて、互いに関連付けられる地理情報27同士を関連付けて表示用データとし、表示部19に送信する。そして、表示部19は、この関連付けられた表示用データを表示する。
この表示において、例えば、単独で表示不可能な地理情報が地図記号であり、単独で表示可能な地図データと上記関連付け情報26に基づき関連付けて表示可能である場合、上記地図データの上に上記地図記号を重畳させて表示させる。
一方、ステップS44において「No」の場合、地理情報表示管理部31は処理を終了する。
以上が、地図情報閲覧システム1における、情報端末装置4での地理情報27の関連付け処理と、地理情報27の表示処理との処理フローである。
なお、上記した地理情報閲覧システム1は、地理情報サーバ2…と地理情報検索サーバ3と情報端末装置4とを備えた構成であった。しかし、この構成に限定されるものではなく、地理情報サーバ2…と情報端末装置4とを備えた構成であってもよい。このように、地理情報閲覧システム1において地理情報検索サーバ3を備えない構成である場合、情報端末装置4から直接、地理情報サーバ2…のURL等を指定して、指定した地理情報検索サーバ2から地理情報27を取得することができる。
また、上記情報端末装置4は、上記地理情報サーバ2…と同様の機能を有した地理情報サーバを備えた、いわゆるクライアントサーバシステムであってもよい。このように、情報端末装置4が、上記地理情報サーバ2…と同様の機能を有する地理サーバを、自装置において備えている場合、通信ネットワーク5を通じて地理情報サーバ2から地理情報27を取得するのと同様の動作で、自装置が備える地理情報サーバから地理情報27を取得することができる。
また、上記情報端末装置4は、端末装置通信部20を備えた構成であるが、この端末装置通信部20の代わりに、情報端末装置4の外部に備えられた通信機能を有する例えば、携帯電話等の通信装置を介して、上記地理情報サーバ2…または地理情報検索サーバ3と通信を行い、データの送受信を行う構成であってもよい。
また、上記情報端末装置4では、地理情報表示管理部31が、関連付け情報26を用いて、地理情報27同士を関連付けて表示用データとし、表示部19に送信する。そして、表示部19は、この関連付けられた表示用データを表示するように構成されていたがこれに限定されるものではない。
例えば、地理情報表示管理部31が、関連付け情報26を用いて、地理情報27同士を関連付けて、端末装置通信部20を介して他の情報処理装置に出力したり、印刷装置に出力したりする構成であってもよい。
また、上記情報端末装置4が、関連付けられた地理情報27を利用して処理を行うプログラムを有している場合、このプログラムに、地理情報27とこの地理情報27の関連付けを示す関連付け情報26とを出力し、処理を行うように構成されていてもよい。なお、情報端末装置4が上記プログラムを有している場合は、記憶部16に該プログラムを記憶しており、このプログラムをRAMなどに読み出して実行することで実現できる。また、上記プログラムを実行することによって実現できる処理としては、例えば異なる種類の地理情報を関連付けて統計処理や、地理別の店舗の売り上げ等の統計処理等が挙げられる。
このように、本実施の形態に係る情報端末装置4は、地理情報サーバ2から取得した地理情報27を、上記関連付け情報26とともに記憶部16に記憶しておくことができる。このため、関連付け情報26に基づき互いに異なる種類の関連付けられた地理情報27を利用する対象、例えば表示装置、印刷装置、またはプログラム等に、この地理情報を利用できるように準備しておくことができる。
また、上記情報端末装置1は、地理情報表示管理部31を備えているため、記憶部27に記憶している互いに異なる種類の地理情報27を関連付けて例えば、表示装置、印刷装置、他の情報処理装置、あるいはプログラムなど、この互いに異なる種類の地理情報27を関連付けて利用するものに対して出力することができる。
また、上記情報端末装置4は、地理情報サーバ2…から取得した地理情報27を、この取得した地理情報27の関連付け情報26とともに記憶部16に記憶しておくことができるため、異なる種類の地理情報27を再出力する場合、地理情報サーバ2…から地理情報27を取得する必要がない。よって、上記情報端末装置4は、異なる種類の地理情報27を関連付けて再出力する場合であっても、反応よく再出力を行うことができる。
なお、上記地図情報閲覧システム1では、情報端末装置4が、複数の地理サーバ2…に対して地理情報リスト要求を送信する場合、この地理情報リスト要求を、地理情報検索サーバ3から取得した地理情報サーバリストのインデックス情報にしたがって地理情報サーバ2…それぞれに対して行うように構成されていた。
ここで、上記情報端末装置4は、地理情報サーバリストに基づき、地理情報リスト要求を複数の地理情報サーバ2…それぞれに対して、ブロードキャストで一斉に送信する構成であってもよい。または、予め地理情報リスト要求の送信先として、地理情報サーバ2…それぞれに優先順位が割り当てられており、この優先順位に従って、情報端末装置4が地理情報リスト要求を送信する構成であってもよい。
あるいは、上記情報端末装置4は、下記のような手順により地理情報リスト要求を地理情報サーバ2…それぞれに行う構成であってもよい。
すなわち、地理情報検索サーバ3から受信した地理情報サーバリストでは、最初にアクセスする地理情報サーバ2のみが規定されている。そして、情報端末装置4は、この地理情報サーバリストで規定された地理情報サーバ2に対して、地理情報リスト要求を送信し、地理情報リストを取得する。そして、情報端末装置4は、取得した地理情報リストの内容に応じて、地理情報検索サーバ3に対して地理情報サーバリストの送信要求を新たに行う。
そして、地理情報検索サーバ3から新たな地理情報サーバリストを受信すると、この新たに取得した地理情報サーバリストに基づき、他の地理情報サーバ2にアクセスするように構成されていてもよい。
より具体的には、情報端末装置4が、例えば、該情報端末装置4の出力可能な最大範囲として、東経134度5分0秒〜東経137、北緯35度59分0秒〜北緯33度23分0秒の位置情報を含む地理情報リストを、最初にアクセスした地理情報サーバ2から取得したとする。そして、この取得した地理情報リストの位置情報を含む、新たな地理情報リストの取得を要求するため、情報端末装置4は、この位置情報とともに、地理情報検索サーバ3に対して地理情報サーバリスト要求を送信する。一方、情報端末装置4から上記位置情報とともに新たな地理情報サーバリスト要求を受信すると、地理情報検索サーバ3は、この要求に応じた地理情報サーバリストを情報端末装置4に送信する。
そして、この情報端末装置4は、地理情報検索サーバ3から取得した地理情報サーバリストに基づき、他の地理情報サーバ2にアクセスし、地理情報リストの送信要求を行う。このように、情報端末装置4は、取得すべき地理情報リストを、特定の位置情報により限定し、この限定に応じた地理情報サーバリストを地理情報検索サーバ3から取得する。そして、情報端末装置4は、取得した地理情報サーバリストに応じて他の地理情報リストを取得する構成であってもよい。
このような構成の場合、新たな地理情報サーバ2から、例えば上記したような位置情報により限定した地理情報リストを取得することができる。このため、情報端末装置4は、取得すべき地理情報リストを、所望する地理情報リストに限定することができる。したがって、本実施の形態に係る情報端末装置4は、取得する地理情報リストを限定することができるため、上記した関連付け処理および地理情報27の出力処理を効率よく行うことができる。
さらには、上記情報端末装置4は、下記のような手順により地理情報リスト要求を地理情報サーバ2…それぞれに行う構成であってもよい。
すなわち、上記したように最初にアクセスした地理情報サーバ2から、情報端末装置4の出力可能な位置情報の最大範囲として、東経134度5分0秒〜東経137、北緯35度59分0秒〜北緯33度23分0秒を含む地理情報リストを取得したとする。
そして、上記地理情報リストを取得すると、情報端末装置4は、この取得した地理情報リストの位置情報よりもより広範な範囲の位置情報(例えば、経度が、東経133度から東経188度まで、緯度が北緯33度から北緯37度まで)を含む、新たな地理情報リストの取得を要求する。
つまり、情報端末装置4は、このより広範な位置情報とともに、地理情報サーバリスト要求を地理情報検索サーバ3に対して再度行う。そして、情報端末装置4は、新たな地理情報サーバリストを取得すると、この取得した地理情報サーバリストに応じた地理情報サーバ2に対して地理情報リスト要求を送信する。
このように、予め情報端末装置4において出力可能な最大範囲よりもより広範な位置情報を含む地理情報リストを取得することができる。このため、例えば、表示部19において表示している地理情報を、スクロールなどにより出力すべき位置情報の範囲が変化した場合などにも対応することができる。このため、スクロールなどにより、表示可能な位置情報の範囲が変更された場合であっても、情報端末装置4は、この変更の度に地理情報リストを取得する必要がない。
したがって、このように構成されている場合、本実施の形態に係る情報端末装置4は、地理情報27の表示を効率的に行うことができる。
次に、上記地図情報閲覧システム1の構成、関連付け処理、表示処理等をより具体的に説明するために、上記地図情報閲覧システム1で扱う地理情報27を、特定の内容の地理情報27に限定した地図情報閲覧システム40(「実施形態2」)を具体例としてあげ説明する。
(実施形態2)
次に、図6〜図17を参照して、地理情報27として地図,県庁所在地,および都道府県情報を用いた地理情報閲覧システム40について説明する。図6は、地理情報として地図,県庁所在地,および都道府県情報を用いた地理情報閲覧システム(情報処理システム)40の構成の一例を示す図である。
次に、図6〜図17を参照して、地理情報27として地図,県庁所在地,および都道府県情報を用いた地理情報閲覧システム40について説明する。図6は、地理情報として地図,県庁所在地,および都道府県情報を用いた地理情報閲覧システム(情報処理システム)40の構成の一例を示す図である。
本実施形態(実施形態2)に係る地理情報閲覧システム40では、図6に示すように実施形態1に示す地理情報サーバ2…として、地図サーバ41,県庁所在地サーバ42,および都道府県情報サーバ43を備えている。そして、地図サーバ41が地理情報記憶部12において地図に関する地理情報27を記憶し、県庁所在地サーバ42が地理情報記憶部12において、県庁所在地に関する地理情報27を記憶し、都道府県情報サーバ43が地理情報記憶部12において、都道府県に関する地理情報27を記憶している点以外は、実施形態1に示す地理情報閲覧システム1と同じである。
また、地図サーバ41,県庁所在地サーバ42,および都道府県情報サーバ43についても、それぞれの構成は、図1に示す地理情報サーバ2…の構成と同じである。このため、実施形態1と同じ部材には同じ部材番号を付し、説明は省略する。
まず、情報端末装置4は、地図サーバ41,県庁所在地サーバ42,および都道府県情報サーバ43それぞれから、地理情報リストを取得しているものとする。この地理情報リストの取得方法は、上記にて図3を参照して説明した処理と同様であるため省略する。
情報端末装置4が地図サーバ41から受信している地理情報リストは、当該情報端末装置4で表示可能な長方形のベクトル画像形式である1件の地図データである。そして、この地理情報27に含まれる位置情報は、長方形の4辺にそれぞれ最小緯度、最大緯度、最小経度、最大経度が割り当てられた情報である。
ここで、この地理サーバ41から取得した地図データの表示例および位置情報の割り当て状態を図7に示す。図7は、地図サーバ41から取得した地理情報27である地図データの表示の一例を示す図である。なお、この地図データは、図7に示されるように関西地方周辺を表しているものである。
また、情報端末装置4が県庁所在地サーバ42から受信した地理情報リストに含まれる各地理情報27は、地方名,都道府県名,および県庁所在地の緯度・経度からなる項目によって構成されている。したがって、地理情報リストは上記した項目を含む、複数の地理情報27から構成され、具体的には図8に示すような情報の構成となる。なお、図8は、県庁所在地サーバ42から受信した地方名,都道府県名および県庁所在地の緯度・経度から構成される地理情報リストの一例を示す図である。
図8に示すように、地理情報リストにおける各地理情報27が有する項目のうち、各県庁所在地の緯度・経度が位置情報となり、この位置情報は秒単位で記録されている。
結果として、県庁所在地サーバ42から受信した地理情報リストには、図8に示すように、地理情報リストの1行を1件の地理情報27として、合計13件の地理情報27が含まれている。
さらにまた、情報端末装置4が都道府県情報サーバ43から受信した地理情報リストの各地理情報27は、図9に示されるように、各府県の府県名,県庁所在地名,県庁所在地の緯度・経度,各府県の人口,および各府県の面積という項目から構成されている。なお、図9は、都道府県情報サーバ43から受信した都道府県情報の地理情報リストの一例を示す図である。
この都道府県情報サーバ43から受信した地理情報リストは、図9に示す地理情報リストにおける1行を1件の地理情報27とし、合計6件の地理情報27が含まれている。また、各地理情報27が有する各項目のうち、各県庁の緯度及び経度が位置情報となり、この情報は秒単位で記録されている。
このように、地理情報閲覧システム40の情報端末装置4では上記した3種類の地理情報リストが取得され、それぞれのリストの地理情報27が記憶部16に記憶されている。
次に、地理情報閲覧システム40の情報端末装置4における上記した各地理情報リストに基づく各地理情報27の関連付け処理について説明する。なお、本実施の形態に係る関連付け処理は、実施形態1において図4を参照した処理方法と同じである。このため、関連付け処理に関する基本的な説明は省略し、具体的に記憶した地理情報27に基づきどのように関連付けが行われているかについて説明する。
すなわち、情報端末装置4では、実施形態1と同様に、関連付け情報管理部30は、地理情報リスト取得部29が取得した地理情報リストにおける全ての地理情報27の組み合わせに対し、関連付け可能か否かについての関連付け判定処理を行う。そして、関連付け情報管理部30は、関連付け可能な地理情報27同士の関連付け情報26を記憶部16に記憶する。
より具体的には、地図サーバ41から取得した地理情報リスト,県庁所在地サーバ42から取得した地理情報リスト,および都道府県情報サーバ43から取得した地理情報リストそれぞれに対し、関連付け情報管理部30は、関連付け判定処理を行う。すなわち、関連付け情報管理部30は、地図サーバ41の地理情報リストと県庁所在地サーバ42の地理情報リスト,地図サーバ41の地理情報リストと都道府県情報サーバ43の地理情報リスト,県庁所在地サーバ42の地理情報リストと都道府県情報サーバ43の地理情報リストの3組の組み合わせに対し、それぞれ関連付け判定を行うのである。
関連付け情報管理部30は、上記した地理情報リストそれぞれに対する関連付け処理を行うと、関連付けられた地理情報27同士の関連付け情報26を記憶部16に記憶する。この場合、記憶部16に記憶される関連付け情報26は、図10に示すように関連付け処理の際に関連付けの基準となる位置情報と、この位置情報に対応するそれぞれの地理情報27…(地理情報Aと地理情報B)である。
なお、図10は、関連付け情報26のリストの一例を示す図であり、位置情報(緯度・経度)によって関連付けられた地理情報27同士の対応関係を示す図である。すなわち、図10では、位置情報(経度・緯度)と、この位置情報に対応する地理情報の組み合わせ(地理情報Aと地理情報B)とが示されている。なお、図10において、地理情報Aまたは地理情報Bに示す県庁所在地は、県庁所在地サーバ42から取得された地理情報27を、都道府県情報は、都道府県情報サーバ43から取得された地理情報27を、地図は、地図サーバ41から取得された地理情報27である旨を示している。
また、図10に示す関連付け情報リストには、例えば、東経135度31分10秒、北緯34度41分10秒の位置情報に対して、県庁所在地サーバ42と都道府県情報サーバ43とから取得した地理情報27の組み合わせ、地図サーバ41と県庁所在地サーバ42とから取得した地理情報27の組み合わせ、地図サーバ41と都道府県情報サーバ43とから取得した地理情報27の組み合わせの3つがある。これは、上記いずれのサーバから取得した地理情報リストにおいても、東経135度31分10秒、北緯34度41分10秒の位置に対応する地理情報27が含まれていることを示す。
したがって、東経135度31分10秒、北緯34度41分10秒の位置に関しては、上記した地図サーバ41,県庁所在地サーバ42,および都道府県情報サーバ43それぞれから取得した地理情報リストの地理情報27を利用することができる。
このように図10に示す各地理情報27の集合によって構成される関連付け情報26のリストからは、位置情報をキーとして、当該位置情報に対応する地理情報27同士(地理情報Aと地理情報B)を検索し取得することが可能となる。
なお、上記関連付け情報リストにおいて、位置情報をキーとして、この位置情報に対応する地理情報27同士(地理情報Aと地理情報B)を検索し取得することができる旨を示したが、必ずしも検索方法はこれに限定されるものではない。例えば、県庁所在地情報が大阪市であり、地図情報が関西エリア地図である場合、大阪と関西とを同じグループとして分類するように設定している場合、大阪をキーとして関西エリア地図を検索できるように設定されていてもよい。
次に、上記地図サーバ41,県庁所在地サーバ42,および都道府県情報サーバ43それぞれから取得した地理情報リストの地理情報27と関連付け情報26とを利用した表示方法を説明する。なお、ここで本実施の形態に係る地理情報閲覧システム40における「地理情報表示処理」の処理フローは、上記図3にて示した地理情報表示処理の処理フローと同じであるため、基本的な処理に関する説明は省略する。
まず、地図サーバ41から取得した地理情報27は、長方形のベクトル画像形式であり、単独で表示可能な情報である。このため、地理情報表示管理部31は、この地理情報27を表示させるように表示部19に指示を出すとともに地図サーバ41から取得した地理情報27のデータを表示部19に送信する。この地理情報27の表示は、具体的には、図11に示すように、表示部19の縦312ドット、横360ドットの領域に表示される。
なお、図11は、地図サーバ41から取得した地理情報27の表示部19における表示例を示す図である。
一方、県庁所在地サーバ42から取得した地理情報27と、都道府県情報サーバ43から取得した地理情報27とは、ともに単独で表示不可能な情報である。このため、地理情報表示管理部31は、単独で表示不可能な、県庁所在地サーバ42と都道府県情報サーバ43から取得した地理情報27それぞれに関して、地図サーバ41から取得した地理情報27に対する関連付け情報26があるか否かについて調べる。
また、同時に地理情報表示管理部31は、県庁所在地サーバ42と都道府県情報サーバ43から取得した地理情報27同士についても関連付け情報26があるか否かについて調べる。
つまり、地理情報表示管理部31は、関連付け情報管理部30に対して、上記した地理情報27のそれぞれについて、関連付け情報26があるか否かを問い合わせる。そして、関連付け情報管理部30が、関連付け情報26があると判定した場合、地理情報表示管理部31は、上記した地理情報27のそれぞれについての関連付け情報26を、関連付け情報管理部30を介して記憶部16から取得する。
そして、地理情報表示管理部31は、この取得した関連付け情報26に基づき、記憶部16から地理情報27を取得し、単独で表示可能な地図サーバ41から取得した地理情報27に、単独では表示不可能な県庁所在地サーバ42および都道府県情報サーバ43から取得した地理情報27それぞれを関連付けて表示部19に表示させる。
本実施の形態に係る地理情報閲覧システム40では、例えば県庁所在地サーバ42から取得した地理情報27(県庁所在地情報)を、地図サーバ41から取得した地図データ上の位置に、関連付け情報26に基づき表示する。より具体的には、図12に示すように、県庁所在地の地図記号(◎)を図11に示す地図データの表示の上に重畳させて表示する。
なお、県庁所在地情報サーバ42から取得される地理情報27(県庁所在地情報)には、当該地理情報27を表現するための地図記号(◎)のデータが予め対応付けられている。この地図記号のデータは、県庁所在地サーバ42が有する地理情報27の中に含まれていても良いし、情報端末装置4側で、県庁所在地サーバ42の地理情報27に対応付けるように、操作部18の指示に応じて作成されてもよい。
また、本実施の形態に係る情報端末装置4では、この地理情報27(県庁所在地情報)を示す地図記号は、利用者が県庁所在地の表示を要求した場合にのみ地図データ上に表示されるように構成されていることが好ましい。つまり、上記情報端末装置4は、利用者によって、異なる種類の地理情報27を互いに関連付けて表示するか否かを選択できるように構成されていることが好適である。
このように異なる種類の地理情報27を互いに関連付けて表示するか否かを選択できる構成である場合、情報端末装置4では、地図データが表示部19で表示されている状態において、操作部18から県庁所在地データの表示を求める指示を地理情報表示管理部31が受信する。
そして、地理情報表示管理部31は、この指示に応じて、地図サーバ41から取得した地理情報27に関連付けられている、県庁所在地サーバ42から取得した地理情報27(県庁所在地データ)を取得するように、関連付け情報管理部30に対して指示を出す。
この地理情報表示管理部31からの指示に応じて、関連付け情報管理部30は、関連付け情報26を参照し、県庁所在地データに該当する地理情報27を記憶部16から取得し、地理情報表示管理部31に送信する。
地理情報表示管理部31は、関連付け情報管理部30から取得した地理情報27を表示部19において地図データ上に重畳させて表示させる。
なお、図12は、地図サーバ41から取得した地理情報27である地図データと、当該地図データに関連付けられている県庁所在地サーバ42から取得した地理情報27である県庁所在地データとを重畳させて表示する一例を示す図である。
同様に、地図データが表示部19において表示されている状態で、利用者が都道府県情報の表示指示を操作部18に対して行った場合、地理情報表示管理部31は、地図データに関連付けられている都道府県情報サーバ43から取得した地理情報27(都道府県情報)を取得し、この都道府県情報を表示部19において表示させることもできる。
すなわち、地理情報表示管理部31は、操作部18から受信した利用者からの都道府県情報の表示指示に応じて、地図データに関連付けられている、都道府県情報を取得し、この都道府県情報を表示部19において地図データ上に重畳させて表示させる。
なお、この都道府県情報のように、新たな情報を地図データ上に重畳させて表示させたり、表示内容を変更したりすることを、これ以降では、画面の更新と呼ぶこととする。
また、特定の都道府県情報(例えば大阪府)のみの表示を利用者が所望する場合、利用者は、都道府県情報の表示指示とともに、特定の都道府県の指定を操作部18によって入力する。この利用者からの入力に対して、地理情報表示管理部31は、地図データに関連付けられている都道府県情報のうち、特定の都道府県の位置を示す位置情報である都道府県情報を取得し、この取得した都道府県情報を表示部19において表示させる。
また、本実施の形態に係る情報端末装置4では、図13に示すように地図データに県庁所在地情報を重畳して表示させた状態において、さらに都道府県情報を重畳させて表示することもできる。図13は、地図サーバ41と県庁所在地サーバ42と都道府県情報サーバ43それぞれから取得した地理情報27を重畳させて表示する一例を示す図である。
ここで、図14を参照して上記した地図データに他の情報を新たに表示させる処理(地理情報の追加表示処理)の詳細な処理フローを説明する。図14は、表示されている地理情報27に対して、他の地理情報27を新たに表示させる処理の詳細な処理フローを示すフローチャートである。
(地理情報の追加表示処理)
表示部19において地図データが表示されている状態において、利用者が新たに他の地理情報27の表示を所望する場合、所望する他の地理情報27を、操作部18を用いて選択する(S50)。そして、利用者によって指示された地理情報27の表示指示は、操作部18を介して地理情報表示管理部31に送信される。
表示部19において地図データが表示されている状態において、利用者が新たに他の地理情報27の表示を所望する場合、所望する他の地理情報27を、操作部18を用いて選択する(S50)。そして、利用者によって指示された地理情報27の表示指示は、操作部18を介して地理情報表示管理部31に送信される。
この利用者からの指示に応じて、地理情報表示管理部31は、関連付け情報管理部30に対し、利用者が所望する地理情報27において地図データに対する関連付け情報があるか否かを調べるように指示を出す。この地理情報表示管理部31からの指示に応じて、関連付け情報管理部30は、記憶部16に記憶している関連付け情報26において、利用者が所望する地理情報27の関連付け情報26があるか否かを検索する(S51)。そして関連付け情報管理部30は、検索した結果に基づき、利用者が所望する地理情報27において、地図データに対する関連付け情報があるか否かについて判定する(S52)。
そして、関連付け情報管理部30は、利用者が所望する地理情報27の、地図データに対する関連付け情報26があると判定した場合(S52において「Yes」)、この関連付け情報26に基づいて、地図データに関連付けられている、利用者が所望する地理情報27を記憶部16から取得する(S53)。そして、関連付け情報管理部30は、取得したこの地理情報27を地理情報表示管理部31に送信する。
一方、ステップS52の判定において、関連付け情報がないと判定した場合、関連付け情報管理部30は、処理を終了する旨地理情報表示管理部31に伝えて、処理を終了する。
関連付け情報管理部30から上記地理情報27を受信した場合、地理情報表示管理部31は、この取得した地理情報27を用いて、表示部19において表示の更新を行う必要があるか否かについて判定する(S54)。
ステップS54の判定において、地理情報表示管理部31が表示の更新が必要であると番定した場合(S54において「Yes」)、地理情報表示管理部31は、関連付け情報管理部30から取得した地理情報27を地図データ上に新たに描画し表示するように表示部19に指示を出すとともに、取得した地理情報27を送信する。
表示部19は、地理情報表示管理部31からの指示に応じて、当該地理情報表示管理部31から受信した地理情報27を地図データ上に更新する(S55)。
一方、表示の更新が必要ない場合(S54において「No」)、地理情報表示管理部31は処理を終了する。
なお、地図データ上における利用者が所望する地理情報27の新たな表示では、図13に示すように新たに表示する都道府県情報を別ウィンドウで地図データ上に表示してもよいし、図15に示すように都道府県情報を都道府県の領域として表示するように地図データ上の表示を変更してもよい。なお、図15は、地図サーバ41と県庁所在地サーバ42と都道府県情報サーバ43それぞれから取得した地理情報27を重畳させて表示する他の一例を示す図である。
ところで、図12に示すように、表示部19において地図データ上に県庁所在地情報である地図記号を表示するためには、地図データ上のどの座標にこの県庁所在地情報を描画すべきかを決定する必要がある。
地図データは、図11に示すように、緯度においては北緯33度23分0秒から北緯35度59分0秒までの2度36分、経度においては東経134度5分0秒から東経137度5分0秒までの3度の範囲で表示されている。そして、この地図データは、表示部19の表示画面上における縦312ドット、横360ドットの範囲で等間隔に表示されている。このため、地図データにおける1ドットは、0.5分(=30秒)を表すことになる。
そこで、本実施の形態に係る情報端末装置4では、1ドットが30秒であり、表示範囲が、縦が北緯33度23分0秒〜北緯35度59分0秒,横が東経134度5分0秒〜東経137度5分0秒の範囲であるため、県庁所在地の地図記号を描画すべき座標は、それぞれの地図記号が対応する位置情報から求めることができる。
具体的には、大阪府の府庁所在地は、北緯34度41分10秒、東経135度31分10秒であり、それぞれ表示画面の下端、左端から1度18分、1度26分離れているため、表示されている地図データでの座標は、「(1×60+26)×2,312−(1×60+18)×2」=(172,156)と変換される。
なお、本実施の形態に係る情報端末装置4では、描画座標の値が負あるいは表示画面より大きい場合、地図データ上に地図記号は表示されないように設定されている。したがって、図12においては、福井県、香川県、および岡山県の県庁所在地情報が表示対象外である。
また、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム40では、情報端末装置4において保持される地理情報27の内容を、利用者が編集することが可能となっている。
以下において、図16を参照して地理情報27に対する編集処理に関する詳細な説明を行う。なお、図16は、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム40における、利用者による地理情報27の編集処理を示すフローチャートである。
(地理情報の編集処理および編集後の地理情報に基づく表示の更新処理)
まず、利用者が情報端末装置4の操作部18によって編集する地理情報27を選択する(ステップS60、これ以降S60のように称する)。すなわち、操作部18は、利用者による編集指示および編集対象の地理情報27の情報を編集部32に送信する。
まず、利用者が情報端末装置4の操作部18によって編集する地理情報27を選択する(ステップS60、これ以降S60のように称する)。すなわち、操作部18は、利用者による編集指示および編集対象の地理情報27の情報を編集部32に送信する。
編集部32は、操作部18から編集指示および編集対象の地理情報27の情報を取得すると、この編集対象の地理情報27を取得する(S61)。そして、編集部32は、関連付け情報管理部30に対して、この取得した地理情報27の情報を送信するとともに、この地理情報27の関連付け情報を検索するように指示を出す。
関連付け情報管理部30は、編集部32からの指示に応じて、編集対象の地理情報27の関連付け情報26を検索する(S62)。そして、関連付け情報管理部30は、編集対象の地理情報27に関連付け情報26が存在するか否かを判定する(S63)。
ステップS63における判定の結果、編集対象の地理情報27の関連付け情報26が存在する場合(S63において「Yes」)、関連付け情報管理部30は、この関連付け情報26に基づき、編集対象の地理情報27に関連付けられた地理情報27を、編集対象の地理情報27とともに取得する(S64)。そして、関連付け情報管理部30は、取得した編集対象の地理情報27と、この地理情報27に関連付けられている地理情報27とを地理情報表示管理部31に送信する。
一方、ステップS63において「No」の場合は、編集対象の地理情報27を地理情報表示管理部31に送信する。
地理情報表示管理部31は、関連付け情報管理部30から受信した編集対象の地理情報27および/またはこの地理情報27に関連付けられた地理情報27を受信すると、表示部19に対して、これらの情報を送信するとともに、編集用画面として表示するように指示を出す。表示部19は、この地理情報表示管理部31の指示に応じて、受信した編集対象の地理情報27および/またはこの地理情報27に関連付けられた地理情報27を編集用ウィンドウとして表示させる。
なお、この編集用のウィンドウでは、地理情報27に含まれる項目ごとに利用者の情報の入力を促すようになっている。なお、この項目として、例えば、地理情報27が経度・緯度の位置情報の他に都道府県の人口を示す情報が地理情報27含まれている場合、上記編集用ウィンドウは、利用者に上記各項目の編集が行えるように、各項目ごとの入力を可能とするように表示される。
表示部19において、編集用ウィンドウとして編集対象の地理情報27および/またはこの地理情報27に関連付けられた地理情報27が表示されると、利用者は、この表示を見ながら操作部18を用いて編集対象の地理情報27の編集作業を行う(S65)。
すなわち、利用者による操作部18を用いた編集処理の結果は、編集部32に送信され、編集部32は取得している編集対象の地理情報27の情報を書き換える。そして、編集部32は、この書き換えた地理情報27を記憶部16に、既に取得されている他の地理情報27に追加して記憶する。
なお、本実施の形態に係る情報端末装置4は、利用者によって編集された地理情報27は、上記のように記憶部16のみに保存され構成であるが、これに限定されるものではなく、地理情報27の地理情報リストを取得したサーバ(地図サーバ41,県庁所在地サーバ42,都道府県情報サーバ43)に対しても編集によって変更された地理情報27を送信する構成であってもよい。
このように、編集された地理情報27を上記各サーバに送信する場合、各サーバにおいて保持している地理情報27を更新することができる。
上記のようにして編集部32による地理情報27の編集処理が終了すると、編集部32は、地理情報表示管理部31に対して編集後の地理情報27による表示の更新をおこなうように指示を出す。すなわち、編集部32は、編集後の地理情報27を記憶部16に記憶させる一方、地理情報表示管理部31に対して、編集後の地理情報27と、この地理情報27の更新指示を行う。この編集部32の表示の更新指示に応じて、地理情報表示管理部31は、編集後の地理情報27を用いて表示の更新処理を行う。この更新処理に関するこれ以降の処理については、図14に示すフローチャートのステップS51以降の処理と同じであるため、説明は省略する。
このようにして、情報端末装置4では、編集された地理情報27の表示に更新することができる(S67)。
ただし、利用者による地理情報27の編集において、この地理情報27に含まれる位置情報の編集が行われた場合、表示の更新処理を行う前に、この編集された地理情報27に関して、再度関連付け処理を行う。これは、本実施の形態に係る地理情報27それぞれが、各地理情報27に含まれる位置情報に基づき関連付けが行われる構成であるため、位置情報が変更されると各地理情報の関連付け情報が異なるようになるからである。
つまり、操作部18から受信した編集処理の指示によって、位置情報の編集を行った場合、編集部32は、関連付け情報管理部30に対して、編集後の地理情報27を送信し、この地理情報27に関する、他の地理情報27との関連付け処理を行うように指示を出す。
この編集部32からの指示に応じて、関連付け情報管理部30は、関連付け処理を行う。なお、この関連付け処理に関しては、上記図4を参照して説明した、地理情報リストを取得した際に行った関連付け処理と同じであるため、ここでの関連付け処理に関する説明は省略する。
なお、関連付け情報管理部30は、編集後の地理情報27に対して、他の地理情報27との関連付け処理を行い、関連付け情報を記憶部16に記憶した際、古い関連付け情報等不要となった関連付け情報が存在する場合は、この不要な関連付け情報を削除する。
また、本実施の形態に係る情報端末装置4では、利用者が操作部18によって、表示されている地図データ上の任意の地点を選択し、その地点に新たな地理情報を追加することが可能な構成となっている。また、この地理情報27の新規追加は、既に記憶している地理情報27を参照して、新規の地理情報27を生成して行うことも可能である。
以下において、利用者が表示されている地図データ上の任意の点を指定して、その位置に新たな地理情報27に基づく表示を追加する表示追加処理について図17を参照して説明する。なお、図17は、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム40における、利用者が所望する位置への新たな地理情報27に基づく表示の追加処理を示すフローチャートである。
(地図上の任意の位置における表示追加処理)
まず、前提として上記したように地図データが表示部19において表示されているものとする。また、上記地図データの最大緯度・経度および最小緯度・経度と表示部19の表示画面上のドット数との対応関係を示すデータが記憶部16に記憶されているものとする。また、地理情報27の集合である地理情報リストが予め所定の位置情報ごとに作成され、記憶部19に記憶されているものとする。
まず、前提として上記したように地図データが表示部19において表示されているものとする。また、上記地図データの最大緯度・経度および最小緯度・経度と表示部19の表示画面上のドット数との対応関係を示すデータが記憶部16に記憶されているものとする。また、地理情報27の集合である地理情報リストが予め所定の位置情報ごとに作成され、記憶部19に記憶されているものとする。
このような前提において、利用者が情報端末装置4の表示部19に示された地図データ上のある地点を、操作部18を用いて選択する。すなわち、利用者が操作部18を用いて、地図データ上の所望する地点に例えばカーソルポインタやマウスポインタのような、位置を示す目印となるポインタを配置する。そして、利用者は、このポインタを所望する地点に配置した後、その地点の選択を指示する。そして、この利用者の指示は、ポインタによって特定された表示画面上の位置を示す情報とともに操作部18から編集部32に送信される。
編集部32は、操作部18から受信した表示画面上の位置を示す情報に基づき、利用者が指定した地点が対応する地図データ上の位置情報(経度・緯度)を取得する(S70)。なお、この位置情報の取得は、上記したように、記憶部16に記憶された、利用者が指定した地点の表示画面上のドット数に対応する地図データ上の経度・緯度のデータを参照することにより取得できる。
そして、編集部32は、利用者が指定した地図データ上の地点に対応する位置情報を取得する一方、利用者に対して、上記位置情報に対応する、全く新しい地理情報27(新規地理情報と称する)を入力する地理情報リスト(新規地理情報リストの称する)の追加を行うか否かを問い合わせる表示の指示を、地理情報表示管理部31に対して行う。
そして、地理情報表示管理部31は、この編集部32からの指示に応じて、上記地点に新規地理情報リストの追加を行うか否か問い合わせる表示を表示部19において行う(S71)。
ここで、利用者が選択した地点に対応する、新規地理情報リストの追加を行う場合(S71において「Yes」)、編集部32は、利用者が指定した地点の位置情報に対応する地理情報27用の新規地理情報リストを作成する(S79)。
一方、上記地点の位置情報に対応する地理情報に関する、新規地理情報リストの追加を行わない場合(S71において「No」)、編集部32は、記憶部16に記憶されている地理情報27のリストの中から、利用者が選択した地点の位置情報に対応する地理情報リストを選択する(S72)。すなわち、新たな地理情報27を追加する地理情報リスト(更新地理情報と称する)を選択するのである。
そして、この更新地理情報リストの選択を行う場合、上記したように編集部32が自動的に、利用者が選択した地点の位置情報に基づき選択してもよいし、一旦記憶部16に記憶されている地理情報27のリストを表示部19において表示させ、ユーザに選択させるようにしてもよい。
このようにして、新規地理情報リストが生成される、あるいは更新地理情報リストが選択されると、編集部32は、地理情報表示管理部31に指示して、表示部19において新たな地理情報27の入力を利用者に促す表示を行わせる。
この新たな地理情報27の入力を促す表示は、例えば、入力を促す地理情報27の項目ごとに各情報が入力できる別ウィンドウを表示させる。
このように、入力可能な項目を予め情報端末装置4側で指定することによって、利用者は、入力すべき、あるいは入力可能な情報を容易に把握することができ、円滑な地理情報27の入力を実現することができる。また、情報端末装置4側においても、予め決められた項目に対する情報が入力されることになるので、入力された情報の管理が容易となる。
また、上記した地理情報27の入力を促す表示において、予め決められた上記項目だけでなく、例えば利用者個人の感想等、利用者独自の情報も入力可能となっている。このような利用者独自の情報も入力可能とすることで、決められた項目に応じた情報以外に、利用者独自の情報も地理情報27に加えることができ、記憶部16に記憶している地理情報27を利用者の個人的な情報としても使用することができる。また、この新たに追加した地理情報27を地図データ上のブックマーク的に活用することができる。
そして、新たな地理情報27の入力を促す表示に応じて、利用者が地理情報27を入力すると(S73)、編集部32は、この入力された地理情報27を、利用者が選択した位置情報に対応する情報として、上記新規地理情報リストあるいは、更新地理情報リストに追加し(S74)、記憶部16に記憶させる(S75)。
このようにして、上記情報端末装置4では、更新地理情報リスト、あるいは新たに作成した新規地理情報リストに、利用者が選択した地点の位置情報に対応する新たな地理情報27を追加させることができる。
またここで、情報端末装置4は、利用者により追加された地理情報27が、上記のように新規地理情報リストあるいは更新地理情報リストに含まれる情報として記憶部16に記憶される構成であった。そこでさらに、新たに追加された地理情報27を含む地理情報リストを、サーバ(地図サーバ41,県庁所在地サーバ42,都道府県情報サーバ43)それぞれ、あるいは地理情報リストの種類に対応する地理情報を保持するサーバに通知するように構成されている。
このように新たに追加された地理情報27を含む地理情報リストを上記サーバに通知する場合、編集部32は、当該地理情報リストを端末装置通信部20に指示して、上記サーバに送信することで実現できる。
さらには、上記サーバ(地図サーバ41,県庁所在地サーバ42,あるいは都道府県情報サーバ43)と同等の機能を有するサーバ機能を有するサーバ手段を上記情報端末装置4が備えている場合、新たに追加した地理情報27の地理情報リストを、この別途備えているサーバに記憶させる構成であってもよい。
このように上記情報端末装置4が、上記サーバ(地図サーバ41,県庁所在地サーバ42,あるいは都道府県情報サーバ43)と同等のサーバ機能を有する場合、上記サーバに対して地理情報27を要求する動作と同様の動作によって、地理情報27を取得することができる。
なお、情報端末装置4が有するサーバ機能とは、例えば、クライアント内部で、HTTTP(Hypertext Transport Protocol)サーバを動作させ、クライアント内のウエブ・ブラウザにアクセスすることを実現するアプリケーションによって実行できる。
次に、情報端末装置4では、新規地理情報リストまたは更新地理情報リストに追加された地理情報27(新規地理情報)に対し、すでに記憶部16に記憶されている他の地理情報リストの地理情報27との関連付け処理を行う(S76)。そして、この関連付け処理の結果、得られた関連付け情報26は、記憶部16に記憶される(S77)。そして、追加された新たな地理情報27とこの地理情報27の関連付け情報26とに基づき、表示部19において表示の更新が行われる(S78)。
上記したように、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム40では、情報端末装置4は、利用者によって、所望する位置に所望する地理情報27の追加を行うことができる構成である。
このため、例えば、市町村合併や政令指定都市化などで、都道府県庁や市庁、役場などが変更された場合であっても、地理情報27の取得先である各サーバにおいて保持されている地理情報27の更新を待たずに、利用者が地理情報27の変更を行うことができる。すなわち、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム40の情報端末装置4では、リアルタイムに地理情報27の更新を行うことが可能になる。
また、上記情報端末装置4は、利用者独自の情報も地理情報27として追加することができる構成であるため、地理情報27を個人的な情報あるいは地図データ上のブックマークとして活用することも可能である。
また、情報端末装置4では、サーバから取得した地理情報27と、これら地理情報27の関連付け情報26を自装置の記憶部16に記憶しておくことができる構成である。
このため、情報端末装置4は、表示される地理情報27の更新を行う場合、新たな地理情報を取得するために外部のサーバにアクセスすることなく、自装置に記憶している地理情報27を用いて表示の更新を行うことができる。すなわち、情報端末装置4は、地理情報27の取得先であるサーバに依存することなく地理情報27を利用することが可能である。つまり、情報端末装置4と各サーバとがネットワークによって通信可能に接続されていない場合でも、情報端末装置4は、地理情報27を利用することができる。
また、上記情報端末装置4は、利用者独自の情報も地理情報27として入力可能となっているため、利用者がこの情報端末装置4を自分専用の装置とし、自分の嗜好に応じて編集した地理情報27を、自分だけの情報として保有することもできる。
また、地理情報27の取得先であるサーバから取得できない地理情報27がある場合でも、この取得できない地理情報27を追加し、記憶部16に記憶させて利用することも可能である。
また、本実施の形態に係る情報端末装置4の地理情報27の取得先としては、上記サーバに限定されるものではなく、他の情報の提供先からも地理情報27を取得することができる。なお、この他の情報の提供先としては、例えば、メモリカードなどのリムーバブルメディア、バーコード、無線タグ等の記憶媒体、または放送コンテンツを配信する放送局、携帯電話の基地局等が挙げられる。
すなわち、上記情報端末装置4は、メモリカードのようなリムーバブルメディアやメールの添付ファイルなどから読み出して取得した地理情報27、QR(Quick Response)コードなどのバーコード情報、あるいは無線タグから読み出して地理情報27を取得することができる。そして、情報端末装置4は、取得した地理情報27を記憶装置16に既に保持されている他の地理情報27と関連付けて利用することができる。
なお、このようにリムーバブルメディア、バーコード、無線タグ等からも地理情報27を取得する構成である場合、上記情報端末装置4は、上記した構成に加えて、リムーバブルメディア、バーコード、無線タグ等から情報を読み出すための読み出し手段をさらに備えることで実現できる。
さらには、上記情報端末装置4は、放送局から配信される放送コンテンツから地理情報27を取得することもできる。なお、放送局から配信される放送コンテンツとは、例えば、文字放送、デジタル放送などによる気象情報、道路状況または旅行・観光案内等が挙げられる。また、この放送コンテンツから取得される地理情報27は、例えば文字情報、データ、映像、音声等が挙げられる。
このように、放送局から配信される放送コンテンツから地理情報27を取得する場合、上記情報端末装置4は、上記した構成において、さらに放送コンテンツを受信するための放送受信部を備えることで実現できる。
さらには、上記情報端末装置4は、上記した他の情報の提供先から直接地理情報27を取得するだけではなく、取得した情報に基づき、編集部32が地理情報27を生成する構成であってもよい。また、この編集部32は、上記した他の情報の提供先それぞれから取得した情報に基づき地理情報27を生成してもよいし、複数の上記情報の提供先から取得した情報に基づき地理情報27を生成してもよい。さらには、編集部32は、上記情報の提供先から取得した複数の情報に基づき、地理情報27を生成してもよいし、該複数の情報に基づき、複数の地理情報27を生成してもよい。
また、上記情報端末装置4が、上記した構成に加えて、衛星からの電波(GPS(Global Positioning Systems)信号)を受信するGPS受信部(地理情報生成手段)を備えている場合、このGPS受信部によって算出され、編集部32によって生成された自装置の位置情報を記憶部16に記憶し、情報端末装置4における地理情報27の処理に用いる構成とすることもできる。これにより、GPSを利用して取得した情報端末装置4の位置情報と、他の地理情報27によって示される位置情報とを連携させて利用することが可能となる。
ところで、上記した情報の提供先から取得される地理情報27あるいは、編集部32によって生成された地理情報27が、例えば対象物の移動を示す位置情報のように、絶えず変更される場合がある。このような場合、上記情報端末装置4では、変更された地理情報27を受信すると、編集部32が変更前の地理情報27を変更後の地理情報27に修正するように構成されていてもよい。
このように、本実施の形態に係る情報端末装置4は、外部に設けられたサーバのみならず、他の情報の提供先からも地理情報27を取得することができる構成である。また、他の情報の提供先から取得した情報に基づき、新たな地理情報27を生成したり、既に保持している地理情報27を変更したりすることもできる構成である。
このため、上記情報端末装置4は、記憶部16に記憶しておく地理情報27をさらに増やし充実させることができる。
また、他の情報発信元から取得した地理情報27、あるいは他の情報発信元から取得した情報に基づき生成または変更された地理情報27も、記憶部16に既に記憶している地理情報27と関連付けて利用することができるため、地理情報27の適用範囲を広げることができる。
また、地理情報閲覧システム40では、上記したように、情報端末装置4が、利用者によって追加された、またはサーバ以外の他の情報の提供先から取得した地理情報27(新規地理情報)を、自身と通信ネットワーク5を介して通信可能に接続されている外部のサーバ(地図サーバ41,県庁所在地サーバ42,あるいは都道府県情報サーバ43)に通知するように設定されている。
このように、情報端末装置4は、新たに追加された地理情報27を上記サーバに対しても通知できるため、新規に追加した地理情報27を上記サーバが保持する地理情報27に追加させることができる。それ故、地理情報閲覧システム40において、利用者によって入力された地理情報27を他の利用者と通信ネットワーク5を介して共有することができる。また、逆に、通信ネットワーク5に接続されている情報端末装置4と同様の機能を有する他の装置の利用者から提供された地理情報27も利用することができる。さらには、他の情報端末装置4の利用者と地理情報27を相互に交換するなど、利用者同士のコミュニケーション手段として使用することも可能である。
したがって、地理情報閲覧システム40における情報端末装置4は、取得可能な地理情報27の充実化を図ることができる。
特に、タウン情報や観光スポット情報など(以下POI;Point Of Interestと称する)を地理情報27として利用する場合、利用者が追加または編集した地理情報を、情報端末装置4から上記サーバに通知可能であることは、当該サーバに記憶する地理情報の充実化を図るために有効となる。
そこで、以下「実施形態3」として、POIを地理情報27として利用する地理情報閲覧システム50において、利用者によって地理情報27が追加または編集される処理を説明し、追加または編集した地理情報27を、情報端末装置4から上記サーバに通知可能とする有効性について説明する。
(実施形態3)
地理情報27として地図およびPOIを用いる地理情報閲覧システム(情報処理システム)50について図18〜図28を参照して説明する。
地理情報27として地図およびPOIを用いる地理情報閲覧システム(情報処理システム)50について図18〜図28を参照して説明する。
本実施の形態に係る地理情報閲覧システム50では、図18に示すように、実施形態1の地理情報サーバ2…として、地図サーバ51およびPOI情報サーバ52を備えている。そして、図28に示すように上記地図サーバ51が、地理情報記憶部12において地図に関する地理情報27を記憶し、上記POIサーバ52が、地理情報記憶部12においてPOIに関する地理情報27を記憶している点以外は、実施形態1に示す地理情報閲覧システム1と同じである。
なお、図18は、地理情報閲覧システムの別の構成の一例を示す図であり、地理情報サーバとして、地図データを保持する地図サーバと、POI情報を保持するPOI情報サーバとを備える地理情報閲覧システムを示す図である。また、図28は、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム50における地図サーバ51,POI情報サーバ52,地理情報検索サーバ3、および情報端末装置(情報処理装置)54それぞれの要部構成の一例を示すブロック図である。
また、地図サーバ51,およびPOIサーバ52それぞれの構成は、地理情報記憶部12に記憶している情報が異なる以外は、図1に示す地理情報サーバ2…の構成と同じである。このため、実施形態1と同じ部材には同じ部材番号を付し、説明は省略する。さらに、地図サーバ51とPOIサーバ52との構成ブロック図は、地理情報記憶部12に記憶している情報が互いに異なる以外は、同じであるため、図POIサーバ52において構成ブロック図の図示は省略する。
また、情報端末装置54は、編集部(地理情報処理手段・通知手段・関連性基準設定手段)55が端末装置通信部20を介して、新たに利用者によって追加された地理情報27あるいは編集後の地理情報27を、地図サーバ51および/またはPOI情報サーバ52に通知できる点以外は、図1に示す実施形態1の構成と同じである。このため、編集部55以外の部材に対しては同じ符号を付し、情報端末装置4が備える各機能ブロックの説明は省略し、編集部55以外は同じ符号を付す。
本実施例において、端末装置通信部20と編集部55とによって、通知手段として、新たに利用者によって入力された地理情報27をサーバに通知することができる。また、変更地理情報通知手段として、利用者によって入力された情報により変更された地理情報27をサーバに通知することができる。
ここで、以下において地理情報閲覧システム50において、利用者によって地理情報27が追加または編集される処理を説明する。
ところで、前提として、情報端末装置54は、既に地図サーバ51およびPOI情報サーバ52から地理情報27を取得し、この地理情報27に基づいて表示部19に表示を行っているものとする。
すなわち、情報端末装置54は、実施形態1において説明した「地理情報表示処理」「関連付け処理」と同様にして、地図サーバ51およびPOI情報サーバ52それぞれから地理情報27…を取得し、取得した地理情報27…において関連付け処理を行っている。
そして、情報端末装置54は、地図サーバ51およびPOI情報サーバ52から取得した地理情報27を記憶部16に記憶し、また、当該地理情報27における関連付け処理の結果として得られる関連付け情報26を記憶部16に記憶している。なお、上記地理情報27は、その情報の種類に応じて地理情報リストとして分類され記憶されている。
ここで、情報端末装置54が記憶部16に記憶している地理情報27は次のとおりである。
つまり、地図サーバ51から取得した地理情報リストにおける地理情報27は、1件の地図情報(地図データ)であり、この取得した地理情報27(地図データ)は、情報端末装置54において表示可能な長方形のベクトル画像形式の情報である。また、この地理情報27(地図データ)に含まれる位置情報としては、長方形の4辺にそれぞれに割り当てられた最小緯度、最大緯度、最小経度、最大経度に関する情報である。
この地図データを表示部19において表示した場合、図19に示すように、街中の道路配置等を示す表示となる。図19は、地図サーバ51から取得した地理情報27の表示の一例を示す図である。
そして、図19に示す表示において、この表示画像の上方側(表示画像の中心からA駅を含む線路が表示されている方向)の一辺が最大緯度となり、その逆が最小緯度として設定されている。また、図19に示す表示画像の右側の一辺が最大経度位置にあり、左側の一辺が最小経度位置になるように設定されている。
このように、地図データでは、表示画像の各4辺に位置情報が割り当てられた状態によって、表示部19において表示される。
一方、POI情報サーバ52から取得した地理情報リストにおける地理情報27は、POI名(例えば、飲食店名またはプレイスポット名等)と、POI種(例えば、店、商業施設、遊園地等)と、POI種ごとの表示アイコンとの対応関係を示す情報である。
本実施例において、情報端末装置4がPOI情報サーバから取得した地理情報27(POIデータ)は、1件の地理情報27であって、当該地理情報27は、上記POI名が「店舗B」,POI種が「飲食店」、このPOI種に対応する表示アイコンが「●」であるとする。
また、このPOI情報サーバ52から取得した地理情報27に含まれる位置情報としては、上記「店舗B」,「飲食店」,「●」で示されるPOI情報の緯度及び経度情報が秒単位で記載されている。
情報端末装置54は、上記した地図サーバ51とPOI情報サーバ52それぞれから取得した地理情報27、すなわち地図データとPOIデータとの関連付け処理を行うことによって、地図データ上にPOIデータを重畳して表示させることができる。ここで、地図データ上にPOIデータを重畳させて表示させた一例を図20に示す。図20は、本実施の形態に係る情報端末装置54における、地図サーバ51とPOI情報サーバ52とから取得した双方の地理情報27を表示させた一例を示す図である。
次に、図20に示すように、地図サーバ51とPOI情報サーバ52とから取得した双方の地理情報27を、情報端末装置54で表示させた状態において、地図データ上に表示されているPOIデータの位置情報を利用者が編集する場合について説明する。
利用者は、まず地図上のPOIデータの表示アイコン70を選択する。すなわち、「実施形態2」の「地図上の任意の位置における表示追加処理」と同様にして行われる。
つまり、利用者が操作部18を用いて、地図上のPOIデータの表示アイコン70に、ポインタを配置する。そして、利用者は、このポインタを上記表示アイコン70上に配置した状態で、その表示アイコン70の選択を指示する。
一方、利用者によって表示アイコン70が選択されると、ポインタによって特定された表示画面上の位置を示す情報が操作部18から編集部55に送信される。そして、編集部55は、利用者が選択したアイコン70の表示画面上の位置を示す情報に基づき、アイコン70に対応する地図データ上の位置情報(経度・緯度)を取得する。
そして、編集部55は、アイコン70の位置情報を取得する一方、利用者に対してこのアイコン70の位置情報に対応する新しい地理情報27を追加するための新規地理情報リストを作成するか否かを確認するように、地理情報表示管理部31に指示を出す。この指示に応じて、地理情報表示管理部31は、表示部19に指示して、新規地理情報リストの作成を要求するか否かを問い合わせる表示を行う。
ここで、アイコン70に対応する、新規地理情報リストの追加を行う場合、編集部55は、該新規地理情報リスト作成する。一方、すでに記憶している地理情報リストに対してアイコン70に関する新たな地理情報27の追加を所望する場合、該地理情報27を追加するための地理情報リスト(更新地理情報リスト)の選択を利用者に促すように、地理情報表示管理部31に指示を出す。
この指示に応じて、地理情報表示管理部31は、現在記憶部16において記憶している地理情報27の地理情報リストを表示させ、この地理情報リストの中から特定の地理情報リストを選択するように表示部19において表示させる。そして、利用者は、この表示に応じて、所望する更新地理情報リストを選択する。
このようにして、新規地理情報リストが生成、あるいは更新地理情報リストが選択されると、編集部55は、地理情報表示管理部31に指示して、表示部19において新たな地理情報27の入力を促す表示を行わせる。
この新たな地理情報27の入力を促す表示としては、例えば、図21に示すように地図上に地理情報編集用の別ウインドウを立ちあげ、地理情報27(POI情報)の各項目に対して入力可能とする。なお、この図21は、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム50における地理情報編集用の表示の一例を示す図である。
このようにして、情報端末装置4において、表示アイコン70に対する地理情報27(POI情報)の入力を促す表示がなされると、利用者は、操作部18を用いて、POI情報において所望する項目の情報を入力する。例えば、利用者によって地理情報27(POI情報)の各項目のうち位置情報に対して新たな情報の入力が行われる場合、このPOIデータは新たな位置情報に変更されることとなる。
そして、利用者によって新たな位置情報が入力されると、編集部55は、選択した表示アイコン70に対応する位置情報を新たな位置情報に更新し、この更新後の地理情報27(POI情報)を新規地理情報リストまたは更新地理情報リストに追加する。そして、編集部55は、この地理情報27(POI情報)を、上記新規地理情報または更新地理情報に追加させ記憶部16に記憶するとともに、POI情報サーバ52に端末装置通信部20を介して通知する。
一方、POIサーバ52では、情報端末装置4から更新されたPOIデータを受信すると、地理情報記憶部12に記憶しているこの更新されたPOIデータに対応するPOIデータを、受信したPOIデータに更新する。
そして、情報端末装置54では、新規地理情報リストまたは更新地理情報リストに追加された地理情報27(POI情報)に対し、すでに記憶部16に記憶されている地理情報27(地図データ)との関連付け処理を行う。そして、この関連付け処理の結果、得られた関連付け情報26は、記憶部16に記憶される。
また、新たな位置情報を含む地理情報27(POI情報)に基づき、表示部19においてアイコン70の表示の更新が行われる。本実施例ではPOI情報の位置情報が変更されているため、表示アイコン70は図20に示す位置から図22に示す位置に変更される。図22はPOIデータの位置情報の変更処理後における更新された表示状態の一例を示す図である。
このようにして、本実施の形態に係る情報端末装置54は、既に記憶されている地理情報27に対して変更が生じた場合、利用者がこの変更が生じた地理情報27の内容を書き換えることができる。このため、情報端末装置54では、変更が生じた場合、表示するデータの地理情報27を即座に修正することができる。
また、情報端末装置54は、変更後の地理情報27を記憶部16に記憶することができるため、常に新しい地理情報27を保持しておくことができる。
さらにまた、情報端末装置4は、変更された地理情報27を、この地理情報27の取得先であるサーバ、すなわちPOI情報サーバ52に通知することができるため、情報端末装置4において行った地理情報27の変更結果を、変更された地理情報27の取得先であるサーバにおいても、反映させることができる。
次に、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム50において、図20に示されるように地図データが表示部19において表示されている場合に、この表示された地図上に利用者が新たな地理情報27を追加する処理について説明する。この処理も「実施形態2」の「地図上の任意の位置における表示追加処理」と同様にして行われる。
すなわち、利用者は、まず表示されている地図上の任意の地点を選択する。
一方、利用者によって任意の地点が選択されると、情報端末装置54は、操作部18から受信した表示画面上のポインタの位置を示す情報に基づき、利用者が選択した地点の位置情報を取得する。また、利用者に対して新規地理情報リストを作成するか否かを確認する表示を行う。この確認において、新規地理情報リストを作成する場合、情報端末装置54は、新規地理情報リストを作成する。一方、新規地理情報リストを作成しない場合は、既に記憶部16に記憶している地理情報27の地理情報リストの中から、更新地理情報リストを選択する。
そして、情報端末装置54は、図23に示す地理情報追加用の別ウィンドウを立ちあげ、利用者に新規地理情報の入力を促す。
なお、地理情報27の入力は、既に取得している地理情報27の内容を変更させるときと、全く新たな地理情報27を追加させるときとにおいて区別する構成であってもよい。このように入力する地理情報27を区別する場合、地理情報27の入力を利用者に促す前に、入力される地理情報27が、地理情報27の内容を変更させるものであるのか、あるいは、全く新しい地理情報27を追加させるものであるのかを利用者に問合せるように構成される。なお、図23は、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム50における地理情報追加用の表示の一例を示す図である。
このようにして、情報端末装置4において、利用者が指定した地点に対する地理情報27の入力を促す表示がなされると、利用者は、操作部18を用いて、新たに追加する地理情報27に関する各項目の情報を入力する。
ところで、情報端末装置54では、実施形態2に示すように、表示画面のドット数と地図データの緯度・経度とを対応づけて管理することで地図データ上の位置情報が取得できるように構成されている。このため、地理情報追加用の別ウィンドウを立ちあげる際、この地理情報追加用の別ウィンドウにおいて示された各項目のうち、位置情報に関する情報は、利用者が指定した地点の位置情報が予め入力されている。
このように、上記情報端末装置54は、地理情報追加用の別ウィンドウにおいて、位置情報を予め入力して表示させ、残りの項目のみ利用者に入力を促すことができるため、利用者の新規地理情報の入力負担を低減させることができる。
したがって、本実施例の地理情報追加用別ウィンドウにおいて、利用者が入力する情報は、POI名、POI種、表示アイコンだけで済む。また、利用者が指定した地点の正確な位置情報、すなわち正確な経度・緯度を把握しており、上記別ウィンドウにおいて予め入力されている位置情報が異なる場合は、正確な位置情報を入力しなおすことによって修正される。
また、利用者が指定した地点に対するPOI情報の入力を促す表示では、図25に示すように、入力するPOI情報を利用者自身専用に用いるものであるのか否かを選択する別ウィンドウが表示され、次いで、図23に示す地理情報追加用の別ウィンドウが表示される構成であってもよい。
なお、情報端末装置54において、利用者が入力する地理情報27、すなわちPOI情報を利用者自身専用に用いる情報とする場合、情報端末装置54は新たに入力したPOI情報を、POI情報サーバ52に通知しないように設定されている。
このように、利用者が入力する地理情報27を自分専用のデータとするか否かについて、地理情報27の入力時に選択可能とすることで、利用者が入力する地理情報27の内容に応じて、上記利用者が個人的に用いる情報と、他の利用者も利用可能な情報とに分けて管理することができる。
また、利用者が追加する地理情報27を個人的に使用する情報とするか否か、地理情報27の入力時に選択可能とする構成において、入力する地理情報27を個人的に用いる情報とする場合、図26に示すような自分専用リスト作成用の別ウィンドウが表示され、自分専用の地理情報を追加した後に、図23に示す地理情報追加用の別ウィンドウが表示される構成であってもよい。
すなわち、自分専用に用いる地理情報27は、個人的な意見や感想など主観的な情報を含める場合もあり、このような主観的な情報を追加できるように、図26に示すような備考欄などが設けられた地理情報追加用の別ウィンドウが表示されることが好ましい。
次に、利用者によって新たな地理情報27が入力されると、情報端末装置54は、新規に入力された地理情報27(POI情報)と、すでに記憶部16に記憶されている地図データとの関連付け処理を行う。そして、この関連付け処理の結果、得られた関連付け情報26は、記憶部16に記憶される。
そして、新規に入力された地理情報27(POIデータ)に基づき、表示部19において表示の更新が行われる。本実施例では、図24に示すようにPOIデータが利用者の指定の位置に新たに追加され、追加された位置に表示アイコン71(◆)が示される。図24はPOIデータの地理情報の追加処理後における更新された表示状態の一例を示す図である。
また、利用者が自分専用の地理情報としてPOIデータを追加する場合は、図27に示すように、利用者専用の地理情報27が追加されたことが分かるように、表示アイコン71とは別の表示アイコン72(★)によって、地図上に表示される。
図27は、利用者専用の地理情報の追加処理後における更新された表示状態の一例を示す図である。
このようにして、本実施の形態に係る情報端末装置54は、必要に応じて新たな地理情報27を、利用者の指定の位置に対して追加することができる。このため、情報端末装置54では、新たな店舗等が開設された場合、この新たな店舗の地理情報27を即座に追加して表示させることができる。
また、情報端末装置54は、追加した地理情報27を記憶部16に記憶することができるため、必要に応じて新たな地理情報を加え保持しておくことができる。
さらにまた、情報端末装置54は、追加された地理情報27を、この地理情報27と同種の地理情報27、すなわちPOIデータの取得先であるPOI情報サーバ52に通知することができるため、POI情報サーバ52が保持している地理情報27の充実化を図ることができる。そして、このPOI情報サーバ52を利用している他の情報端末装置の利用者に対しても、追加したPOIデータを提供することができる。
上記したように本実施の形態に係る地理情報閲覧システム50において、情報端末装置54は、地理情報27と関連付け情報26とを自装置で保持し、利用者による地理情報27の追加や変更を可能とする。
したがって、特に、POIデータのように、店舗の移動や、倒産、新たな店舗の開設等、地理情報27に関わる変更、追加等が頻繁に起こる性質の情報を地理情報27として扱う場合、本実施の形態に係る情報端末装置54の構成は、リアルタイムで変更または追加を行うことができるため、非常に好ましい構成である。また、変更した結果を上記サーバに対しても通知可能とする情報端末装置54の構成は、このサーバを利用している他の利用者が、最新の地理情報27を取得できるために好適なものとなる。
なお、上記にて、情報端末装置4は、取得した地理情報27について、すべて関連付けを行い、この関連付けされた地理情報を表示処理において表示する構成であったが、この構成に限定されるものではない。
つまり、予め他の地理情報27と関連付けて表示する必要がないと分かっている地理情報27に関しては、関連付け処理を行わない構成であってもよい。そして、地理情報27の表示処理において、この関連付け処理が行われていない地理情報27を表示する。
また、この関連付けを行うか否かについては、関連付け処理を行う前に、地理情報表示管理部31が、関連付け情報管理部30に指示して、記憶部16の地理情報27を取得し、この地理情報27の内容を表示部18において表示することで、利用者が選択可能とする構成であることが好ましい。
このように、予め他の地理情報27と関連付けを行う必要があるか否かを選択できる構成の場合、関連付け処理を実行する地理情報27の数を低減させることができるため、関連付け処理における演算量を低減させることができる。
また、上記情報端末装置4は、端末装置通信部20を介して、地理情報検索サーバ3に地理情報27の取得先である地理情報サーバ2…のリストを要求する。そして、該リストに基づき地理情報サーバ2…から地理情報27のリスト、すなわち地理情報リストを取得する構成であったが、これに限定されるものではない。
すなわち、操作部18から利用者によって入力された地理情報サーバリストをサーバリスト取得部28が受信し、地理情報リスト取得部29に渡す。そして、地理情報リスト取得部29がサーバリスト取得部28から受信した地理情報サーバリストに基づき、地理情報27の取得先である地理情報サーバ2…に地理情報27の送信を要求する構成であってもよい。
このように利用者によって入力された情報に基づき、地理情報27を地理情報サーバ2…に要求する構成では、地理情報検索サーバ3が管理していない地理情報サーバ2…がある場合、この地理情報検索サーバ3が管理していない地理情報サーバ2…からも地理情報27を取得することができる。
また、利用者が予め地理情報27の取得先として所望する地理情報サーバ2…を把握している場合、所望する地理情報サーバ2…からのみ地理情報27を取得することができ、不要な地理情報27の取得を回避することができる。
また、情報端末装置4は、サーバリスト取得部28が、地理情報検索サーバ3から取得した地理情報サーバ2…のリストを表示部19において表示させ、ユーザに取得先とする地理情報サーバ2…の取捨選択を要求する構成であってもよい。
このような構成の場合、情報端末装置4は、地理情報27を所望する地理情報サーバ2…から取得することができる。また、地理情報検索サーバ3が非常に多くの地理情報サーバ2…のリストを生成した場合、情報端末装置4は、地理情報サーバリストに示された全ての地理情報サーバ2…に対して地理情報27の要求を行わなくても必要な地理情報サーバ2…だけに限定して地理情報27の要求を行うことができる。
また、上記実施形態1〜3に示す情報端末装置4は、端末装置通信部20を備え、この端末装置通信部20によって、通信ネットワーク5を介して地理情報検索サーバ3および地理情報サーバ2…それぞれと通信を行う構成である。しかし、この端末装置通信部20は、情報端末装置4の外部に外付けで備えられる構成であってもよい。
また、上記実施形態1〜3に示す情報端末装置4は、上記端末装置通信部20の代わりに、携帯電話等の通信装置との接続を可能とする端子(不図示)を備え、該通信装置から地理情報27を取得する構成としてもよい。情報端末装置4が例えばこの端子を介して携帯電話と接続している場合、携帯電話が受信したメールを地理情報27として利用することができる。また、携帯電話の有するGPS(Global Positioning Systems)システムのGPS受信部によって算出し得られた位置情報を地理情報27として、地理情報リスト取得部29が取得することで、この携帯電話のGPS機能から得た地理情報27を利用することができる。
また、上記表示部19は、記憶部16の地理情報27と関連付け情報26とに基づき、地理情報27を表示する構成であるが、これに限定されるものではなく、地理情報27と関連付け情報26とに基づく情報が利用者にとって好適な表現形式で出力される構成であることが好ましい。
すなわち、情報端末装置4は、例えば表示部19の代わりにスピーカ(不図示)を備えており、地理情報表示管理部31が記憶部16に記憶されている地理情報27と関連付け情報26とに基づく情報を該スピーカに送信し、この情報を音声によって利用者に提供する構成であってもよい。
利用者に提供する地理情報27に基づく情報が、例えば、ある地域の民謡等の情報である場合は、表示されるよりも音声によって提供される方が好ましい。
また、情報端末装置4が、バイブレータ(不図示)を備えており、例えば地理情報27がある場所で起こった震度を示す情報であって、地理情報表示管理部31が記憶部16の地理情報27と関連付け情報26に基づき、この震度を示す情報をバイブレータによる振動の大きさによって示す構成であってもよい。
さらには、情報端末装置4は、表示部19の代わりに、例えば地理情報の統計をとるソフトウェアを含む処理装置との接続端子(不図示)を備え、地理情報表示管理部31が記憶部16にある地理情報27と関連付け情報26とに基づく情報を当該アプリケーションに出力する構成であってもよい。
また、上記情報端末装置4は、通信ネットワーク5を介して地理情報サーバ2…と通信可能に接続し、該地理情報サーバ2…から地理情報27のリストを取得する構成であったが、この地理情報サーバ2…を自身が備えている構成であってもよい。この場合、情報端末装置4は自身が備える地理情報サーバ2…から地理情報27のリストを取得することができる。
また、上記情報端末装置4は、表示部19において異なる種類の地理情報27に基づく表示を同一画面にて行う構成であるが、異なる種類の地理情報27が表示される形態は、一方の地理情報27の表示に他方の地理情報27の表示を重畳させて表示する構成であってもよいし、それぞれの地理情報27の表示を分割させて行う構成であってもよい。
ただし、上記表示部19における地理情報27の表示は、地理情報27に含まれる位置情報に基づき、異なる地理情報27同士が略同一位置または近辺に表示できる構成の方が好ましい。すなわち、異なる地理情報27同士の位置関係が保たれた表示形態の方が、異なる種類の地理情報27同士の位置的な関連性が明確となるため好適である。
したがって、分割して異なる種類の地理情報27ごとに並列して表示する構成よりも、異なる種類の地理情報27同士の位置関係がわかるように重畳させて表示される方がより好ましいといえる。
また、上記情報端末装置4は、異なる地理情報27を同一画面にて表示する構成であるが、表示する地理情報27同士を選択可能とする構成であることが好ましい。
すなわち、多くの種類の異なる地理情報27を記憶部16に記憶している場合、すべての地理情報27を一度に全て表示すると情報が多すぎるため、利用者にとって視聴困難な地理情報27の提供を行うこととなる。
そこで、利用者が視聴を所望する地理情報27の組み合わせのみを表示できるように、情報端末装置4は、記憶部16に記憶した地理情報27の表示を行う際にどの地理情報27の組み合わせとするか、利用者によって選択可能とするように構成されていることが好ましい。
具体的には、情報端末装置4では、利用者が表示を求める地理情報27ごとに、利用者からの指示に応じて表示していく構成であってもよい。また、予め利用者によって所望する、異なる種類の地理情報27の組み合わせに応じて、この異なる種類の地理情報を一度に表示する構成であってもよい。
つまり情報端末装置4では、操作部18を介して利用者から表示を求める地理情報27の要求を地理情報表示管理部31が受信する、そして、地理情報表示管理部31は、この利用者からの要求に応じて、関連付け情報管理部30に、利用者が所望する地理情報27を記憶部16から取得するように指示する。この地理情報表示管理部31からの指示に応じて、関連付け情報管理部30は、関連付け情報26を参照し、利用者が所望する地理情報27を記憶部16から読出し、地理情報表示管理部31に送信する。
そして、地理情報表示管理部31は、関連付け情報管理部30から送信された地理情報27の基づき表示部19において表示を行う。
また、上記実施形態の情報端末装置4,情報端末装置54の各部や各処理ステップは、CPUなどの演算手段が、ROM(Read Only Memory)やRAMなどの記憶手段に記憶されたプログラムを実行し、キーボードなどの操作部18、ディスプレイなどの表示部19、あるいは、インターフェース回路(不図示)などに指示して端末装置通信部20などの通信装置を制御することにより実現することができる。
したがって、これらの手段を有するコンピュータが、上記プログラムを記録した記録媒体を読み取り、当該プログラムを実行するだけで、本実施形態の情報端末装置4および情報端末装置54の各種機能および各種処理を実現することができる。また、上記プログラムをリムーバブルな記録媒体に記録することにより、任意のコンピュータ上で上記の各種機能および各種処理を実現することができる。
この記録媒体としては、マイクロコンピュータで処理を行うために図示しないメモリ、例えばROMのようなものがプログラムメディアであっても良いし、また、図示していないが外部記憶装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することにより読み取り可能なプログラムメディアであっても良い。
また、何れの場合でも、格納されているプログラムは、マイクロプロセッサがアクセスして実行される構成であることが好ましい。さらに、プログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、マイクロコンピュータのプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であることが好ましい。なお、このダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納されているものとする。
また、上記プログラムメディアとしては、本体と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フレキシブルディスクやハードディスク等の磁気ディスクやCD/MO/MD/DVD等のディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する記録媒体等がある。
また、本実施の形態に係る地理情報閲覧システム1、40、50では、インターネットを含む通信ネットワークを接続可能なシステム構成であるため、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する記録媒体であることが好ましい。
さらに、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納しておくか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであることが好ましい。
なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
また、本発明に係る地理座標データ管理方法は、位置情報を含むことを特徴とする地理情報を保存する複数の地理情報サーバと、該地理情報サーバから地理情報を取得可能なクライアントが互いにネットワークを介して接続されており、該クライアントが該複数の地理情報サーバから該地理情報を取得可能な地理情報管理システムであって、該クライアントが複数の該地理情報サーバから取得した地理情報を該地理情報に含まれる位置情報を用いて関連付けする手段を持ち、該関連付け手段を用いて、複数の該地理情報サーバから取得した地理情報の関連付け処理をクライアントで行うことを特徴とする方法であるといえる。
また、本発明に係る地理座標データ管理方法は、上記地理情報として、さらに上記クライアントに保存されている地理情報を用いてもよい。
また、本発明に係る地理座標データ管理方法は、上記地理情報として、さらに上記クライアントが該クライアントに付帯する機器を用いて地理情報を取得してもよい。
また、本発明に係る地理座標データ管理方法は、上記地理情報として、さらに上記クライアントが該クライアントで動作する地理情報サーバと同等のサーバアプリケーションから地理情報を取得できる方法であってもよい。
また、本発明に係る地理座標データ管理方法は、上記関連付け処理において、複数の地理情報同士を関連付けするか否かの基準を、ユーザが変更可能であるとしてもよい。
また、本発明に係る地理座標データ管理方法は、上記関連付け処理の結果を、上記クライアントに保存してもよい。
また、本発明に係る地理座標データ管理方法は、上記地理情報に関する関連付け処理の結果を、ユーザが変更できることが好ましい。
また、本発明に係る地理座標データ管理方法は、上記取得した地理情報を、上記クライアントに保存できることが好ましい。
さらにまた、本発明に係る地理座標データ管理方法は、上記取得した地理情報を、上記クライアントで変更できることが好ましい。
また、本発明に係る地理座標データ管理方法は、上記変更した地理情報を、上記クライアントに保存できることが好ましい。
また、本発明に係る地理座標データ管理方法は、上記変更した地理情報を、地理情報サーバに通知できてもよい。
また、本発明に係る地理座標データ管理方法は、上記地理情報の編集が行われた場合、該地理情報に対し、上記関連付け処理を行う方法であってもよい。
また、本発明に係る地理座標データ管理方法は、上記クライアントで地理情報を新規作成できる方法であってもよい。
本発明に係る地理座標データ管理方法は、上記新規作成した地理情報を、さらに上記クライアントに保存できることが好ましい。
また、本発明に係る地理座標データ管理方法は、上記新規作成した地理情報を、地理情報サーバに通知できることが好ましい。
本発明に係る地理座標データ管理方法は、上記地理情報の新規作成において、上記クライアントが上記地理情報サーバから取得した地理情報の項目に準じた地理情報を新規作成する方法であってもよい。する方法であってもよい。
本発明に係る地理座標データ管理方法は、上記地理情報の新規作成が行われた場合、該地理情報に対して、上記関連付け処理を行ってもよい。
また、本発明に係る地理情報閲覧システムは、上記複数の地理情報サーバから取得した地理情報を、上記クライアントの同一画面に表示するとしてもよい。
また、本発明に係る地理情報閲覧システムは、上記複数の地理情報サーバから取得した地理情報を、上記クライアントの同一画面に重畳して表示するとしてもよい。
また、本発明に係る地理情報閲覧システムは、上記関連付け処理の結果を用い、上記複数の地理情報サーバから取得した地理情報を、上記クライアントの同一画面に重畳して表示してもよい。
本発明に係る地理情報閲覧システムは、上記クライアントの同一画面に表示された地理情報をユーザが選択することで、該地理情報に関連する関連付け処理結果を取得する手段と、該関連付け処理結果によって関連付けられた地理情報を該画面に表示してもよい。
本発明に係る地理情報閲覧システムは、位置情報に緯度及び経度を含んでもよい。
本発明に係る地理情報閲覧システムは、位置情報に住所を含んでもよい。
本発明に係る地理情報閲覧システムは、位置情報に郵便番号を含んでもよい。
本発明に係る地理情報閲覧システムは、位置情報に電話番号を含んでもよい。
本発明に係る地理情報閲覧システムは、位置情報に世界測地系を含んでもよい。
本発明に係る地理情報閲覧システムは、位置情報にUTM座標系を含んでもよい。
本発明に係る地理情報閲覧システムは、位置情報に平面直角座標系を含んでもよい。
本発明に係る地理情報閲覧システムは、位置情報に標準地域メッシュコードを含んでもよい。
また、本発明に係る情報処理装置は、以上のように、地理情報を保持する複数の地理情報提供装置それぞれから、通信によって上記地理情報を取得する地理情報取得手段と、上記地理情報取得手段が取得した上記地理情報それぞれを互いに関連付け、該関連付けを示す情報である関連付け情報を生成する関連付け生成手段と、上記地理情報取得手段によって取得された地理情報、および上記関連付け生成手段によって生成された関連付け情報を記憶する地理情報記憶装置とを備えていることを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理装置の制御方法は、地理情報を保持する複数の地理情報提供装置それぞれから、通信によって上記地理情報を取得する地理情報取得ステップと、取得した上記地理情報それぞれを互いに関連付け、該関連付けを示す情報である関連付け情報を生成する関連付け生成ステップと、上記取得された地理情報、および生成された関連付け情報を記憶する地理情報記憶ステップとを含むことを特徴とする。
よって、本発明に係る情報処理装置および、当該情報処理装置の制御方法は、複数の地理情報提供装置から取得した地理情報と、取得した地理情報それぞれの関連付け情報を地理情報記憶装置に記憶しておくことができるため、取得した地理情報を互いに関連させた情報として提供できるように準備しておくことができる。
よって、本発明に係る情報処理装置および該情報処理装置の制御方法は、異なる地理情報を関連付けて利用する対象に応じて、該地理情報を提供することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る情報処理システムは、以上のように、本発明に係る上記した情報処理装置と、地理情報を保持するとともに、上記情報処理装置に対して該地理情報を送信する複数の地理情報提供装置とを備えたことを特徴とする。
これにより、本発明に係る情報処理システムでは、情報処理装置は、様々な地理情報提供装置から、多くの様々な種類の地理情報を取得することができる。このため、利用者の所望する地理情報を提供することができる。また、上記情報処理システムが、例えばインターネットのような広域通信ネットワークを利用したものである場合、ネットワーク上の資源すなわち、地理情報を保持するサーバを有効に活用できるため、上記情報処理装置はより多くの地理情報を取得することができる。
また、上記情報処理装置は、必要な地理情報を上記地理情報提供装置から取得すればよいため、情報処理装置が備える地理情報記憶装置に不要な地理情報を記憶する必要がない。このため、上記情報処理装置は、当該地理情報記憶装置の記憶領域を有効に活用することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、上記地理情報記憶装置に記憶された地理情報と関連付け情報とに基づいて、互いに異なる種類の地理情報を関連付けて出力する出力手段をさらに備えている構成であってもよい。
本発明に係る情報処理装置は、上記出力手段を備えているため、地理情報記憶装置に記憶されている地理情報と関連付け情報とに基づき、互いに異なる種類の地理情報を関連付けて出力することができる。
なお、この互いに異なる種類の地理情報とは、例えば、特産物の産地の情報を示す地理情報と、都道府県の情報を示す地理情報というように、地理情報として示す内容の種類が異なるものである。
また、上記出力手段とは、例えば、グラフィカルに異なる地理情報を関連付けて表示できるように、表示装置等に出力するものであってもよい。また、上記出力手段は、例えば、異なる種類の、関連付けられた地理情報を利用して処理するためのプログラムに出力するものであってもよい。さらには、上記出力手段は、例えば、異なる種類の地理情報を関連付けて印刷するように印刷装置等に出力するものであってもよい。さらには、上記出力手段は、上記情報処理装置が他の情報処理装置と通信可能に接続されている場合、例えば無線通信または通信ケーブル等を通じて地理情報を上記他の情報処理装置に出力するものであってもよい。
すなわち、上記出力手段は、上記地理情報記憶装置に記憶されている互いに異なる種類の地理情報を関連付けて利用する対象に対して、適切な形式で該地理情報を提供できるものである。
つまり、上記情報処理装置は、出力手段を備えているため、上記地理情報記憶装置に記憶されている互いに異なる種類の地理情報を関連付けて、該異なる種類の地理情報を関連付けて利用する対象に対して適切に出力することができる。
また、上記出力手段によって出力された地理情報を再出力する場合、この情報処理装置は、地理情報記憶装置に記憶される地理情報と関連付け情報とに基づいて、地理情報の再出力を行うことができる。
すなわち、本発明に係る情報処理装置は、例えば、地理情報を表示装置等に出力している際、他の地理情報に切り換えて表示させるなど地理情報の再出力を行うとき、地理情報の取得先であるサーバにアクセスして再度地理情報を取得する必要がない。このため、上記情報処理装置は、地理情報の再出力を反応よく行うことができる。
また、上記情報処理装置は、例えば上記したようなプログラムに地理情報を出力する場合、プログラミング処理の対象となる地理情報が変わる度にサーバから地理情報を取得する必要がない。よって、上記情報処理装置は、地理情報記憶装置に記憶される地理情報と関連付け情報とに基づいて、地理情報の再出力を行うことができるため、プログラミング処理を迅速に行うことができる。
また、上記情報処理装置は、印刷装置または他の情報処理装置に異なる種類の地理情報を関連付けて出力している際、別の異なる種類の地理情報を関連付けて出力する場合、再度、地理情報の取得先であるサーバにアクセスして地理情報を取得する必要がない。
よって、本発明に係る情報処理装置は、地理情報の再出力を反応よく行い、異なる地理情報を利用する対象に応じて地理情報を出力することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る情報処理装置は、上述した構成において、地理情報は、地図上の位置を示す位置情報を含んでおり、上記関連付け生成手段が、上記地理情報それぞれを、各地理情報に含まれる位置情報に基づき互いに関連付け、該関連付けを示す情報である関連付け情報を生成する構成としてもよい。
ここで、上記位置情報とは、地理的な位置を特定できる情報であって、例えば、緯度および経度,住所,郵便番号,電話番号などである。あるいは、この位置情報は、世界測地系,UTM座標系,平面直下座標系,または標準地域メッシュコードを用いて表される情報であってもよい。さらには、位置情報は、特定の一地点のみを表す情報だけではなく、円形,または長方形等の幾何学的な図形によって示される領域全体であってもよい。また、道路や川等によって物理的な境界を有する領域で示される情報であってもよく、都道府県,市町村など、取り決めによる概念的な領域によって示される情報であってもよい。
すなわち、本発明に係る情報処理装置では、地理情報記憶装置に記憶されている地理情報それぞれが、上記位置情報に基づき、上記関連付け生成手段によって関連付けられている。このため、情報処理装置は、各地理情報における位置関係を保ち管理することができる。
よって、上記情報処理装置では、地理的な位置が同じである位置情報を含む地理情報を、同一地点に関する地理情報として扱うことができる。また、位置情報が異なる地理情報同士は、両者の相対的な地理的な位置関係を維持して管理することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、上記位置情報が含む情報に応じて、上記位置情報間の関連性を示す基準を設定する関連性基準設定手段を備えていることが好ましい。
上記情報処理装置は、関連性基準設定手段を備えているため、同一地点として扱う位置情報の基準を所望する基準に設定することができる。つまり、同一地点として扱う位置情報の基準を所望する基準に設定するとは、例えば、地理上の経度および緯度が同一の位置情報のみを関連付けられるものとすることもできるし、ある領域に含まれる経度・緯度同士であれば関連付けられるもとすることができることである。
したがって、本発明に係る情報処理装置は、異なる種類の地理情報の関連付けを、該異なる種類の地理情報の利用対象に応じて、設定することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、上記地理情報取得手段が、自装置の外部に設けられた通信装置を介して上記地理情報提供装置から上記地理情報を取得する構成としてもよい。
ここで、自装置の外部に設けられた通信装置とは、例えば、通信媒体を介して上記サーバと通信を行う装置や、携帯電話等、データの送受信等を可能とするものである。
上記情報処理装置は、自装置の外部に設けられた通信装置を介して地理情報を取得することができるため、地理情報取得手段によって取得する地理情報の取得方法あるいは、取得される地理情報のデータ形式などの選択の幅を広げることができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記地理情報提供装置から上記地理情報を受信する通信装置をさらに備え、上記地理情報取得手段が、上記通信装置を介して上記地理情報提供装置から上記地理情報を取得する構成としてよい。
上記情報処理装置は、上記通信装置を備えているため、通信装置と一体型として構成することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、地理情報を保持し、上記地理情報取得手段からの地理情報の取得要求に対して、該地理情報を提供するサーバ機能を備える構成としてもよい。
本発明に係る情報処理装置は、上記サーバ機能を有しているため、上記サーバに対して地理情報を要求する動作と同様の動作によって、地理情報を取得することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、上記出力手段は、上記地理情報記憶装置に記憶した、異なる種類の地理情報を、同一画面上に表示するように構成されている。
したがって、上記情報処理装置は、地理情報記憶装置に記憶した、異なる種類の地理情報を同一画面上に表示できるため、利用者に対して異なる種類の地理情報をともに提供することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、上記出力手段は、上記地理情報記憶装置に記憶している地理情報および関連付け情報に基づき、異なる種類の地理情報を同一画面上に表示するように構成されていることが好ましい。
上記情報処理装置は、地理情報記憶装置に記憶した、異なる種類の地理情報を互いに関連付けて同一画面上に表示することができるため、異なる種類の地理情報同士の相対的な関係を示すとともに、両者の地理情報を利用者に提供することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、上記出力手段は、上記異なる種類の地理情報を重畳させて表示するように構成されていてもよい。
上記情報処理装置は、異なる種類の地理情報を重畳させて表示することができるため、該異なる種類の地理情報の双方が互いに関連付けされている場合、例えば互いに関連付けられるもの同士は略同一または隣接するように表示するなどして互いの関連付けを明確にして表示することができる。
また、地理情報の示す内容に応じて、異なる種類の地理情報を重畳さることで、双方の地理情報の示す内容を利用者にとってより把握しやすい状態で表示させることができる。
さらには、異なる種類の地理情報において、一方が単独では表示できない情報であっても、他方の地理情報と重畳させることで表示可能とすることができる。
なお、この単独で表示できない地理情報とは、例えば、県庁所在地の位置だけを地図記号等によって示す情報等、単独で表示してもそれだけでは何を表示しているのか分からない地理情報が挙げられる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、利用者による情報の入力を受付ける外部入力手段をさらに備えており、上記出力手段は、上記外部入力手段によって入力された、表示対象の地理情報の種類を示す情報に応じて、地理情報記憶装置に記憶された上記異なる種類の地理情報の中から、表示対象の地理情報を選択し出力を行うように構成されていてもよい。
すなわち、上記情報処理装置は、外部入力手段によって入力された、表示対象の地理情報の種類を示す情報に応じて、異なる種類の地理情報の中から表示対象の地理情報を選択し出力することができる。このため、情報処理装置は、上記地理情報記憶装置に多くの種類の地理情報が記憶されている場合であっても、利用者が所望する種類の地理情報のみを出力させることができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、利用者による情報の入力を受付ける外部入力手段をさらに備えており、上記出力手段は、上記外部入力手段によって入力された、出力されている地理情報のうちのいずれかを選択する情報に応じて、地理情報記憶装置に記憶されている関連付け情報に基づき、該選択された地理情報に関連付けられた他の種類の地理情報を出力するように構成されていることが好ましい。
上記情報処理装置は、出力されている地理情報のいずれかを選択して、当該選択した地理情報に関連付けられた、異なる種類の地理情報を出力することができるため、利用者が所望する、出力された地理情報に関連付けられている、他の種類の地理情報を出力することができる。
したがって、上記情報処理装置は、出力された地理情報が複数ある場合であっても、選択された地理情報に関連付けられた地理情報のみを出力させることができるため、不要な、関連付けられた地理情報を出力することがない。したがって、上記情報処理装置は、関連付けられた地理情報の出力を効率的に行うことができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、利用者による情報の入力を受付ける外部入力手段と、上記外部入力手段から入力された関連付け変更指示情報に応じて、上記地理情報記憶装置に記憶された関連付け情報を変更する関連付け情報変更手段とを備えている構成であってもよい。
したがって、上記情報処理装置は、上記関連付け情報変更手段を備えているため、地理情報記憶装置に記憶している関連付け情報を、外部入力手段から入力された関連付け変更指示情報に応じて変更させることができる。
このため、例えば、古い地理情報の位置情報に基づき、関連付け情報が生成され記憶されている場合であっても、利用者によって新しい地理情報の位置情報に基づく関連付け情報に変更することができる。
よって、本発明に係る情報処理装置は、常に最新の関連付け情報を保持することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、利用者による情報の入力を受付ける外部入力手段と、上記外部入力手段によって入力された情報に基づき、地理情報を生成および/または更新する地理情報処理手段とをさらに備え、上記関連付け生成手段が、上記地理情報処理手段によって処理された地理情報と、上記地理情報記憶装置が記憶している地理情報との関連付けを行い、該関連付け情報を生成する構成としてもよい。
すなわち、本発明に係る情報処理装置は、地理情報処理手段を備えているため、上記外部入力手段によって入力された情報に基づき地理情報を処理することができる。したがって、上記情報処理装置は、地理情報取得手段によって取得された地理情報のみならず、利用者によって入力された情報も地理情報として処理することができる。
さらに、上記情報処理装置は、関連付け生成手段が、上記地理情報処理手段によって生成された地理情報と、既に地理情報記憶装置が保持している他の地理情報との関連付けを行い、この関連付け情報を生成することができる。このため、利用者によって入力された情報に基づく地理情報を、既に保持している地理情報と関連付けて利用することができる。
よって、本発明に係る情報処理装置は、地理情報取得手段によって地理情報提供装置から取得した地理情報に加えて、利用者によって入力された地理情報も用いて出力することができる。
すなわち、上記情報処理装置は、利用者によって入力された情報も地理情報として利用することができるため、上記地理情報提供装置においてまだ更新されていない地理情報がある場合でも、外部入力手段による新たな地理情報の入力によって、この更新されていない地理情報を入力し利用することができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、自装置の位置を示す情報である自装置位置情報を生成する地理情報生成手段をさらに備え、上記関連付け生成手段が、上記地理情報生成手段によって生成された地理情報と、上記地理情報記憶装置が記憶している地理情報との関連付けを行い、該関連付け情報を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
上記情報処理装置は、地理情報生成手段を備えているため、例えば、上記情報提供装置、またはGPSシステムの衛星など、当該情報処理装置の外部の情報発信源から提供された情報に基づき、自装置の位置を示す地理情報を生成することができる。
また、上記情報処理装置は、関連付け生成手段を備えているため、様々な情報発信源から取得した情報に基づき生成した自装置の位置を示す地理情報を、地理情報記憶装置に既に記憶している地理情報に関連付けて利用することができる。
このため、上記情報処理装置は、自装置の位置を示す地理情報を様々な情報発信源から取得した情報から生成し、該地理情報を他の地理情報と関連付けて利用することができるため、地理情報の情報量を増加させ、適用範囲を広げることができる。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、上記地理情報は、該地理情報の内容に応じた1以上の項目を含んでおり、上記地理情報記憶装置が記憶している地理情報に基づき、上記項目のうち少なくとも1以上の項目を選択する項目選択手段と、上記項目選択手段によって選択された項目を含む情報の入力を、上記外部入力手段により入力できるように支援する入力支援手段を備えている構成であることが好ましい。
本発明に係る情報処理装置は、上記項目選択手段を備え、該項目選択手段によって選択された項目を含む情報の入力を、入力支援手段によって利用者に促すように支援できる。
このため、本発明に係る情報処理装置は、地理情報として必要な情報を、利用者から効率的に取得することができる。
なお、上記項目とは、例えば、位置情報を示す緯度、経度、あるいはこの位置情報に対応する店舗名、該店舗の種類、該店舗の地理上の表示形式等、地理情報として出力する際に利用される情報である。
また、本発明に係る情報処理装置は、上記した構成において、上記地理情報処理手段によって処理された地理情報を、上記地理情報提供装置に通知する通知手段を備えている構成であることが好ましい。
上記情報処理装置は、上記通知手段を備えているため、地理情報処理手段によって生成した新たな地理情報を上記地理情報提供装置に通知することができる。したがって、上記情報処理装置は、上記地理情報提供装置が保持する地理情報の充実化を図ることができる。
なお、上記情報処理装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記情報処理装置をコンピュータにて実現させる情報処理装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本実施の形態に係る地理情報閲覧システムおよび当該地理情報閲覧システムにおける情報端末装置は、地理情報サーバや、操作部18からの入力によって地理情報を取得し、当該地理情報それぞれを関連付けて表示することができる。このため、多くの地理情報を表示対象とすることができ、さらに地理情報同士を関連付けて表示可能であるため、道路案内用に地理情報を提供するシステム,地理情報に関する統計処理を行うシステムなどの用途にも適用できる。
Claims (22)
- 地理情報を保持する複数の地理情報提供装置それぞれから、通信によって上記地理情報を取得する地理情報取得手段と、
上記地理情報取得手段が取得した上記地理情報それぞれを互いに関連付け、該関連付けを示す情報である関連付け情報を生成する関連付け生成手段と、
上記地理情報取得手段によって取得された地理情報、および上記関連付け生成手段によって生成された関連付け情報を記憶する地理情報記憶装置とを備えていることを特徴とする情報処理装置。 - 上記地理情報記憶装置に記憶された地理情報と関連付け情報とに基づいて、互いに異なる種類の地理情報を関連付けて出力する出力手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 上記地理情報は、地図上の位置を示す位置情報を含んでおり、
上記関連付け生成手段が、上記地理情報それぞれを、各地理情報に含まれる位置情報に基づき互いに関連付け、該関連付けを示す情報である関連付け情報を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 上記位置情報が含む情報に応じて、上記位置情報間の関連性を示す基準を設定する関連性基準設定手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
- 上記地理情報取得手段が、自装置の外部に設けられた通信装置を介して上記地理情報提供装置から上記地理情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 上記地理情報提供装置から上記地理情報を受信する通信装置をさらに備え、
上記地理情報取得手段が、上記通信装置を介して上記地理情報提供装置から上記地理情報を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 地理情報を保持し、上記地理情報取得手段からの地理情報の取得要求に対して、該地理情報を提供するサーバ機能を有するサーバ手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
- 上記出力手段は、上記地理情報記憶装置に記憶した、異なる種類の地理情報を、同一画面上に表示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 上記出力手段は、上記地理情報記憶装置に記憶している地理情報および関連付け情報に基づき、異なる種類の地理情報を同一画面上に表示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 上記出力手段は、上記異なる種類の地理情報を重畳させて表示することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 利用者による情報の入力を受付ける外部入力手段をさらに備えており、
上記出力手段は、上記外部入力手段によって入力された、表示対象の地理情報の種類を示す情報に応じて、地理情報記憶装置に記憶された上記異なる種類の地理情報の中から、表示対象の地理情報を選択し出力を行うことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 利用者による情報の入力を受付ける外部入力手段をさらに備えており、
上記出力手段は、上記外部入力手段によって入力された、出力されている地理情報のうちのいずれかを選択する情報に応じて、地理情報記憶装置に記憶されている関連付け情報に基づき、該選択された地理情報に関連付けられた他の種類の地理情報を出力することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 利用者による情報の入力を受付ける外部入力手段と、
上記外部入力手段から入力された関連付け変更指示情報に応じて、上記地理情報記憶装置に記憶された関連付け情報を変更する関連付け情報変更手段とを備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 利用者による情報の入力を受付ける外部入力手段と、
上記外部入力手段によって入力された情報に基づき、地理情報を生成および/または更新する地理情報処理手段とをさらに備え、
上記関連付け生成手段が、上記地理情報処理手段によって処理された地理情報と、上記地理情報記憶装置が記憶している地理情報との関連付けを行い、該関連付け情報を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 自装置の位置を示す情報である自装置位置情報を生成する地理情報生成手段をさらに備え、
上記関連付け生成手段が、上記地理情報生成手段によって生成された地理情報と、上記地理情報記憶装置が記憶している地理情報との関連付けを行い、該関連付け情報を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。 - 上記地理情報は、該地理情報の内容に応じた1以上の項目を含んでおり、
上記地理情報記憶装置が記憶している地理情報に基づき、上記項目のうち少なくとも1以上の項目を選択する項目選択手段と、
上記項目選択手段によって選択された項目を含む情報の入力を、上記外部入力手段により入力できるように支援する入力支援手段を備えていることを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。 - 上記地理情報処理手段によって処理された地理情報を、上記地理情報提供装置に通知する通知手段を備えていることを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
- 請求項1〜17のいずれか一項に記載の情報処理装置と、地理情報を保持するとともに、上記情報処理装置に対して該地理情報を送信する複数の地理情報提供装置とを備えたことを特徴とする情報処理システム。
- 地理情報を保持する複数の地理情報提供装置それぞれから、通信によって上記地理情報を取得する地理情報取得ステップと、
取得した上記地理情報それぞれを互いに関連付け、該関連付けを示す情報である関連付け情報を生成する関連付け生成ステップと、
上記取得された地理情報、および生成された関連付け情報を記憶する地理情報記憶ステップとを含むことを特徴とする情報処理装置の制御方法。 - 記憶された上記地理情報と関連付け情報とに基づいて、互いに異なる種類の地理情報を関連付けて出力するステップをさらに備えていることを特徴とする請求項19に記載の情報処理装置の制御方法。
- 請求項1〜17のいずれか1項に記載の情報処理装置が備える各手段をコンピュータに実現させることを特徴とする情報処理装置の制御プログラム。
- 請求項21に記載の情報処理装置の制御プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101005 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110322 |