JPWO2005051783A1 - 缶 - Google Patents
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Abstract
開封後の飲み口を確実に閉塞することができ、飲み口の開閉操作も容易に行うことのできる缶(1)である。缶(1)は、缶本体(1a)の上蓋(2)にリベット(5)で固定されたリングプル(6)を引き起こすことによって封止蓋(4)が缶内へ折れ込んで開封される飲み口(3)を有している。上蓋(2)の内面側の飲み口(3)から離れた位置には、飲み口(3)を閉塞可能なサイズでリベット(5)を要(かなめ)とする扇形の裏蓋(7)がリベット(5)に固定された状態で配置されている。そして、飲み口(3)を開封した後、リベット(5)を中心にリングプル(6)を回転させると裏蓋(7)も同時に回転する連動機構として、リベット(5)を上蓋(2)に回動可能に軸支するとともに、リングプル(6)の基端部分および裏蓋(7)の要部分をそれぞれリベット(5)に固着した機構を設けている。
Description
本発明は、清涼飲料水やビールなどの容器として使用されるリングプル開封式の缶に関するものである。
リングプル開封式の缶は、上蓋のリベットに軸支されたリングプル(プルトップ、プルタブ)を引き起こすだけで容易に飲み口を開封することができるものであり、近年、清涼飲料水やビールなどの容器として広く使用されている。
しかしながら、従来のリングプル開封式の缶の場合、一旦開封した飲み口は再び閉塞することができないので、飲み残しが生じるような場合に不便である。
そこで、開封した飲み口を再び閉塞するための蓋を備えた缶が、例えば、実開平5−7632号公報、特開平8−244770号公報、米国特許4681238号などに開示されている。
実開平5−7632号公報に記載された缶においては、開封後の飲み口を閉塞する外蓋板が缶の上蓋の外面側に配置されている。このため、開封後、缶内から炭酸ガスが発生するビールやサイダーなどの炭酸飲料缶の場合、炭酸ガスによる内圧上昇で上蓋と外蓋板との間に隙間が生じ、閉塞機能が低下することがある。また、外蓋板は上蓋とほぼ同じサイズであるため、缶材料の増大を招き、缶自体の重量も増加する。
特開平8−244770号公報に記載された缶においては、開封後の飲み口を閉塞するシールフタが、ゴム、軟質プラスチック、ビニール、発泡スチロールなどで作られているため、気密性は高いことが予測される。しかしながら、上蓋の外側から飲み口を閉塞する方式であるため、炭酸ガスによって内圧が上昇するとシールフタが浮上して隙間が生じ、炭酸ガスが徐々に漏れるおそれがある。また、シールフタは、ゴムやプラスチックなど、金属製の缶と異質な材料で形成されているため、缶製造工程が複雑化するだけでなく、使用後の空き缶をリサイクルする場合、シールフタが異物となって分別作業が必要となるなどの様々な障害を生じる。
米国特許4681238号に係る缶の開封機構は、リベットで上蓋に固定されたリングプルを引き起こして飲み口を開封した後、その状態でリングプルをリベット中心に回転させると、上蓋の内面側に配置された裏蓋がリベット中心に回転して飲み口を閉塞するものである。しかしながら、この裏蓋の外形は飲み口の形状の相似形であるため、飲み口と裏蓋とが正確に重なり合わない場合、隙間が生じやすく、飲み口を確実に閉塞することができない。特に、リングプル開封式の缶の場合、飲み口を開封した後は、リベット付近から缶内へ封止蓋が垂下した状態にあるため、リベット中心に回転してきた裏蓋は、垂下している封止蓋に当たる位置で止まることとなり、その結果、飲み口を完全に閉塞できないことがある。
一方、使用後のリングプル開封式缶を利用して製作され、飲み口を開閉する機構を備えた缶製開閉式容器が、例えば、実用新案登録第3052836号公報などに開示されている。
実用新案登録第3052836号公報に記載されている缶製開閉式容器の場合、飲み口を閉塞するための回転蓋は後付け方式であるため、液体容器として利用される缶において十分な閉塞機能を得ることは困難である。また、回転蓋は、比較的薄い平板形状であり、缶の上蓋上面に密着状に配置されるため、開閉操作が困難である。
本発明が解決しようとする課題は、開封後の飲み口を確実に閉塞することができ、飲み口の開閉操作も容易な缶を提供することにある。
本発明の缶の第1の構成は、上蓋にリベットで固定されたリングプルを引き起こすと封止蓋が缶内へ折れ込んで開封される飲み口を有する缶であって、リベットに固定された状態で上蓋の内面側の飲み口から離れた位置に配置され当該飲み口を閉塞可能なサイズでリベットを要(かなめ)とする扇形の裏蓋と、飲み口を開封した状態でリングプルをリベット中心に回転させたときに裏蓋も同時に回転する連動機構と、を設けたことを特徴とする。
このような構成において、通常の開封操作により、リングプルを引き起こして飲み口を開封した後、リベット中心にリングプルを回転させれば、裏蓋も同時に回転するため、飲み口の直下面に位置するまで裏蓋を回転させれば、開封後の飲み口を閉塞することができる。リベットを要(かなめ)とする扇形の裏蓋は、リベットを中心に広がった形状であるため、リベット付近から缶内へ垂下している封止蓋に当たる位置まで裏蓋を回転させれば、飲み口を完全に閉塞することができる。裏蓋は上蓋の内面側から飲み口を閉塞する構造であるため、缶が転倒しても内容物が流出することがない。また、飲み口が裏蓋で閉塞されることにより、缶の内部と外部との間の熱交換作用が低下するので、缶の内容物の温度変化を抑制することができる。このため、冷たい内容物は冷たいまま、温かい内容物は温かいまま、比較的長時間保つことができる。
また、内容物から発生する炭酸ガスで内圧が上昇すると、裏蓋は飲み口に押圧される状態となって気密性が高まるため、開封後の飲み口を確実に閉塞することができ、炭酸飲料などからの炭酸ガスの揮発を防止することができる。さらに、飲み口を開封した後のリングプルをリベット中心に回転させるだけで、飲み口を閉塞、開放することができるため、開閉操作も容易である。
飲み口を開封した状態でリングプルをリベット中心に回転させたときに裏蓋も同時に回転する連動機構としては、飲み口を開封すると上蓋に回転可能に軸支された状態となるリベットにリングプルおよび裏蓋をそれぞれ固定した機構を採用することができる。このような構成とすれば、リングプル、リベットおよび裏蓋が一体化するため、飲み口を開封した状態でリングプルをリベット中心に回転させれば、同時に裏蓋も回転する。
次に、本発明の缶の第2の構成は、上蓋に設けられた突起部に固定されたリングプルを引き起こすと封止蓋が缶内へ折れ込んで開封される飲み口を有する缶であって、突起部に固定された状態で上蓋の内面側の飲み口から離れた位置に配置され当該飲み口を閉塞可能なサイズの裏蓋と、飲み口を開封した状態でリングプルを突起部中心に回転させると裏蓋も同時に回転する連動機構と、を設けたことを特徴とする。
このような構成において、通常の開封操作により、リングプルを引き起こして飲み口を開封した後、突起部中心にリングプルを回転させれば、裏蓋も同時に回転するため、飲み口の直下面に位置するまで裏蓋を回転させれば、開封後の飲み口を閉塞することができる。裏蓋は上蓋の内面側から飲み口を閉塞する構造であるため、缶が転倒しても内容物が流出することがない。また、飲み口が裏蓋で閉塞されることにより、缶の内部と外部との間の熱交換作用が低下するので、缶の内容物の温度変化を抑制することができる。このため、冷たい内容物は冷たいまま、温かい内容物は温かいまま、比較的長時間保つことができる。
また、内容物から発生する炭酸ガスで内圧が上昇すると、裏蓋は飲み口に押圧される状態となって気密性が高まるため、開封後の飲み口を確実に閉塞することができ、炭酸飲料などからの炭酸ガスの揮発を防止することができる。飲み口を開封した後のリングプルを突起部中心に回転させるだけで、飲み口を閉塞、開放することができるため、開閉操作も容易である。リングプルおよび裏蓋を上蓋に固定する手段として、上蓋を貫通するリベットを用いていないので、開封前における缶の気密保持性も良好である。
前記連動機構としては、突起部を包囲する閉曲線状をなし飲み口の開封操作により破断する薄肉部を上蓋に設けることが望ましい。このような構成とすれば、飲み口の開封操作によって突起部を包囲する薄肉部が破断し、突起部はリングプルおよび裏蓋が一体化した状態で回転可能となるため、飲み口を開封した状態でリングプルを突起部中心に回転させれば裏蓋も同時に回転する。
この場合、突起部周囲の薄肉部と封止蓋との間に位置する上蓋の一部に、上蓋の外面側へ突出した凸状部、内面側へ突出した凹状部の少なくとも一方を設けることもできる。このような構成とすれば、薄肉部と封止蓋との間に位置する上蓋の剛性が高まるため、通常の開封操作でリングプルを引き起こしたとき薄肉部に応力が集中し、本来破断すべき薄肉部が確実に破断するようになるので、開封操作性が向上する。この場合、薄肉部と封止蓋との間に複数の凸状部を配置することが望ましい。
また、本発明の缶においては、裏蓋の形状は、リベットまたは突起部を要(かなめ)部分とする扇形とする。このような形状とすることにより、飲み口の開封操作を妨げることがなく、開封後は、リングプルを回転させるだけの簡単な操作で確実な閉塞状態を得ることができる。
さらに、裏蓋の材質を缶本体の材質と略同一とすることが望ましい。このような構成とすれば、従来の缶製造工程と同様の工程で裏蓋を取り付けることが可能となるため、缶製造工程の複雑化を回避することができる。また、使用後の空き缶を回収してリサイクル使用する場合、使用済み空き缶の回収過程において、裏蓋と缶本体とを分別する必要もなくなるため、回収作業の複雑化を招くこともない。
なお、「裏蓋の材質を缶本体の材質と略同一とする」とは、裏蓋の材質と缶本体の材質とが、その成分・組成まで全く同一であることのみを意味するのではなく、缶本体の材質がアルミニウム系であれば裏蓋もアルミニウム系材質とし、缶本体の材質がスチール系であれば裏蓋もスチール系材質とする程度の同一性も含むことを意味している。
本発明により、開封後の飲み口を確実に閉塞することができ、飲み口の開閉操作も容易な缶を提供することができる。
1,21 缶
1a,21a 缶本体
2,22,32,42,52 上蓋
3,23 飲み口
4,24 封止蓋
5 リベット
6,26 リングプル
7,27,37,47 裏蓋
8 内容物
24a,30,36,46,56 薄肉部
24b ヒンジ部
25,27a,35,45,55 突起部
25a プレス前突起部
25b 上面凸部
25c 下面凹部
26a 係止部
26b 貫通孔
31,51 凸状部
34,44,54 閉止蓋
37a,47a,47b 垂下部
41 凹状部
1a,21a 缶本体
2,22,32,42,52 上蓋
3,23 飲み口
4,24 封止蓋
5 リベット
6,26 リングプル
7,27,37,47 裏蓋
8 内容物
24a,30,36,46,56 薄肉部
24b ヒンジ部
25,27a,35,45,55 突起部
25a プレス前突起部
25b 上面凸部
25c 下面凹部
26a 係止部
26b 貫通孔
31,51 凸状部
34,44,54 閉止蓋
37a,47a,47b 垂下部
41 凹状部
図1から図4は本発明の第1実施形態を示す図である。
図1,図2に示すように、本実施形態の缶1は、缶本体1aの上蓋2にリベット5で固定されたリングプル6を引き起こすことによって封止蓋4が缶本体1a内へ折れ込んで開封される飲み口3を有している。上蓋2の内面側の飲み口3から離れた位置には、飲み口3を閉塞可能なサイズでリベット5を要(かなめ)とする扇形の裏蓋7がリベット5に固定された状態で配置されている。そして、リベット5を中心にリングプル6を回転させたときに裏蓋7も同時に回転する連動機構として、リングプル6の基端部分および裏蓋7の要部分をそれぞれ上蓋2の上面および下面でリベット5に固着するとともに、飲み口3を開封するとリベット5が上蓋2に回動可能に軸支された状態となる機構を設けている。
ここで、図3,図4を参照して、缶1の開封操作およびその後の飲み口3の閉塞、開放操作について説明する。図3に示すように、従来のリングプル開封方式の缶と同様の操作でリングプル6を引き起こすと封止蓋4が缶本体1a内に折れ込んで飲み口3が開封されるので、従来通り、リングプル6を上蓋2の上面側へ押し戻した後、飲み口3に口を付けて内容物8を飲んだり、飲み口3から内容物8を注ぎ出したりすることができる。
飲み口3を開封するとリベット5が上蓋2に回動可能に軸支された状態となり、図4に示すように、リベット5中心にリングプル6を時計回りに回転させれば裏蓋7も同時に同じ方向に回転するようになるため、飲み口3の直下面に位置するまで裏蓋7を回転させれば、開封後の飲み口3を閉塞することができる。この場合、図3に示すように、開封操作によって缶内に折れ込んだ封止蓋4は飲み口3のリベット5左寄りの部分から缶内に垂下した状態にある。このため、リングプル6を時計回りに回転させる際に裏蓋7を封止蓋4に当接するまで回転させれば、リベット5を要(かなめ)とする扇形の裏蓋7は飲み口3の直下面に位置するので、飲み口3を確実に閉塞することができる。即ち、缶内に垂下した封止蓋4は裏蓋7の閉塞操作に対するストッパとして機能するため、封止蓋4に当接するまで裏蓋7を回転させることによって閉塞状態を容易に確認することができる。
前述の操作により飲み口3を閉塞した状態にある裏蓋7は上蓋2の内面側から飲み口3を閉塞しているため、缶1が揺動したり、転倒したりしても内容物8が流出することがない。また、飲み口3を裏蓋7で閉塞すれば、缶1の内部と外部との間の熱交換作用が低下するので、缶1の内容物8の温度変化を抑制することができる。このため、内容物8が冷たい飲み物であれば冷たいまま、温かい飲み物であれば温かいまま、比較的長時間保つことができる。
また、内容物8がビールやサイダーなどの炭酸飲料である場合、そこから発生する炭酸ガスで缶1の内圧が上昇すると、裏蓋7は飲み口3に押圧される状態となって気密性が高まるため、開封後の飲み口3を確実に閉塞することができる。また、内容物8である炭酸飲料からの炭酸ガスの揮発を防止することができる。
次に、裏蓋7で閉塞された飲み口3を再び開放したい場合は、図4に示すように、リングプル6をリベット5中心に反時計回りに回転させる。これによって、裏蓋7も同時に同じ方向に回転して、飲み口3の直下面から離れた位置まで移動するので、飲み口3を簡単に開放することができる。このように、飲み口3を開封した後のリングプル6をリベット5中心に時計回り、反時計回りに回転させるだけで、飲み口3を閉塞、開放することができるため、開閉操作は極めて容易である。また、缶1においては、裏蓋7の形状は、リベット5を要部分とする扇形としているため、飲み口3の開封操作を妨げたり、飲み口3から缶内に垂下した封止蓋4で閉塞操作が妨げられたりすることがなく、開封後は、リングプル6を回転するだけの簡単な操作で確実な閉塞状態を得ることができる。
一方、缶1においては裏蓋7の材質を缶本体1aの材質と略同一としている。即ち、缶本体1aはアルミ缶であるため、裏蓋7もアルミニウム系材質で形成している。このように、缶本体1aの材質と裏蓋7の材質とを略同一とすれば、従来の缶製造工程と同様の工程で裏蓋7を取り付けることが可能となるため、缶製造工程の複雑化を回避することができる。また、使用後の缶1をリサイクル使用する場合に裏蓋7と缶本体1aとを分別する必要もなくなる。なお、缶本体1aがスチール缶であれば裏蓋7もスチール系材質とすることが望ましい。
本実施形態の缶1は、缶ビールなどとして流通している円筒形状の缶であるが、本発明はこれに限定するものではないので、リングプル(プルトップ、プルタブ)開封方式の缶であれば、缶の形状、サイズ、材質あるいは内容物を問わず広く利用することができる。
図5から図13は本発明の第2実施形態を示す図である。
図5〜図8に示すように、本実施形態の缶21は、缶本体21aの上蓋22のほぼ中心に設けられた突起部25に固定されたリングプル26を引き起こすことによって封止蓋24が缶本体21a内へ折れ込んで開封される飲み口23を有している。上蓋22の内面側の飲み口23から離れた位置には、飲み口23を閉塞可能なサイズの扇形の裏蓋27が突起部25に固定された状態で配置されている。
ここで、図9および図10を参照して、上蓋22の突起部25に対するリングプル26および裏蓋27の固定構造について説明する。図9に示すように、組み立て前状態の上蓋22のほぼ中央部には、平面視形状が略半月形のハット状をしたプレス前突起部25aが形成されている。図10に示すように、このプレス前突起部25aの下面凹部25cに、扇形の裏蓋27の要部分に設けられた平面視形状が略半月形のハット状の突起部27aを挿入するとともに、リングプル26に設けられた略半月形の貫通孔26bを有する係止部26aをプレス前突起部25aの上面凸部25bに取り付ける。
そして、プレス前突起部25aの上面凸部25bおよび裏蓋27の突起部27aをプレスすると、図8に示すように、上蓋22のプレス前突起部25aおよび裏蓋27の突起部27aとが重合した状態で拡径変形し、リングプル26の係止部26aおよび裏蓋27の突起部27aが上蓋22の突起部25に固定される。
次に、図9,図11〜図13を参照して、飲み口23の開封操作および裏蓋27による飲み口23の閉塞操作について説明する。図9に示すように、上蓋22の上面には、リングプル26を引き起こしたときに封止蓋24が缶本体内に折れ込むようにするための薄肉部24aおよびヒンジ部24bが設けられている。また、リングプル26を引き起こしたときの応力集中によって破断する溝状の薄肉部30が、突起部25を包囲する閉曲線である円形状をなすように、突起部25の周囲に設けられている。
したがって、従来のリングプル開封方式の缶と同様の操作でリングプル26を引き起こすと、薄肉部24aが破断してヒンジ部24bが折れ曲がることにより、封止蓋24が缶本体21a内に折れ込んだ状態となって飲み口23が開封する。この後、従来通り、リングプル26を上蓋22の上面側へ押し戻せば、図11に示すような開封状態となるので、飲み口23に口を付けて内容物を飲んだり、飲み口23から内容物を注ぎ出したりすることができる。このとき、裏蓋27は飲み口23から離れた位置にあるので、飲み口23から内容物を飲んだり、注ぎ出したりする際に妨げとなることはない。
また、前述した飲み口23の開封操作をすることにより、図12および図13に示すように、突起部25を包囲する円形の薄肉部30が破断して円形の隙間31が形成されるため、突起部25の部分(ハッチング22aの部分)が上蓋22から独立した状態となる。これにより、リングプル26の係止部26aおよび裏蓋27の突起部27aが突起部25に一体的に固定された状態で、上蓋22に対して回転可能となる。これにより、飲み口23を開封した状態で、リングプル26を突起部25を中心に回転させれば、同時に裏蓋27も回転する連動機構が形成される。
なお、図10で示したように、リングプル26の係止部26aの貫通孔26b、裏蓋27の突起部27aおよび突起部25はそれぞれの略半月形状部分の位相を一致させて固定しているので、リングプル26を回転させたときは常に裏蓋27も回転し、空転は生じない。
したがって、突起部25を中心にリングプル26を時計回りに回転させれば裏蓋27も同時に同じ方向に回転し、飲み口23の直下面に位置するまで裏蓋27を回転させれば、開封後の飲み口23を閉塞することができる。この場合、図12、図13に示すように、開封操作によって缶本体21a内に折れ込んだ封止蓋24は突起部25の近傍のヒンジ部24b(図9参照)から缶本体21a内に垂下した状態にある。
このため、リングプル26を時計回りに回転させる際、裏蓋27が封止蓋24に当接するまで回転させれば、裏蓋27は飲み口23の直下面に位置するので、飲み口23を確実に閉塞することができる。即ち、缶本体21a内に垂下した封止蓋24は裏蓋27の閉塞操作に対するストッパとして機能するため、封止蓋24に当接するまで裏蓋27を回転させることによって閉塞状態を容易に確認することができる。
前述の操作により飲み口23を閉塞した状態にある裏蓋27は上蓋22の内面側から飲み口23を閉塞しているため、缶21が揺動したり、転倒したりしても内容物が流出することがない。また、飲み口23を裏蓋27で閉塞すれば、缶21の内部と外部との間の熱交換作用が低下するので、缶21の内容物の温度変化を抑制することができる。このため、冷たい内容物は冷たいまま、温かい内容物は温かいまま、比較的長時間保つことができる。
また、内容物がビールやサイダーなどの炭酸飲料である場合、そこから発生する炭酸ガスで缶21の内圧が上昇すると、裏蓋27は飲み口23に押圧される状態となって気密性が高まるため、開封後の飲み口23を確実に閉塞することができる。このため、内容物である炭酸飲料からの炭酸ガスの揮発を防止することができる。
次に、裏蓋27で閉塞された飲み口23を再び開放したい場合、前述した図4で示したように、リングプル26を突起部25中心に反時計回りに回転させれば、裏蓋27も同時に同方向に回転し、飲み口23の直下面から離れた位置まで裏蓋27が移動するので、飲み口23を簡単に開放することができる。
このように、飲み口23を開封した後のリングプル26を突起部25中心に時計回り、反時計回りに回転させるだけで、飲み口23を閉塞、開放することができるため、開閉操作は極めて容易である。
また、缶21においては、裏蓋27の形状は、突起部25を要部分とする扇形としているため、飲み口23から缶内に垂下した封止蓋24で閉塞操作が妨げられることがなく、確実な閉塞状態を得ることができる。
さらに、第1実施形態の缶1と同様、缶21を構成する缶本体21a、上蓋22および裏蓋27はいずれもアルミニウム系材質で形成しているため、従来の缶製造工程と同様の工程で裏蓋27を取り付け可能であり、缶製造工程の複雑化を回避することができる。また、使用後の缶21をリサイクル使用する場合に裏蓋27と缶本体21aなどとを分別する必要もなくなる。なお、缶本体21aがスチール缶であれば裏蓋27もスチール系材質とすることが望ましい。
本実施形態の缶21は、缶ビールなどとして流通している円筒形状の缶であるが、本発明はこれに限定するものではないので、リングプル(プルトップ、プルタブ)開封方式の缶であれば、缶の形状、サイズ、材質あるいは内容物を問わず広く利用することができる。
次に、図14、図15を参照して、裏蓋に関するその他の実施の形態について説明する。図14に示す裏蓋37の平面視形状は前述した裏蓋27と同じであるが、その円弧部分に下方へ延設した垂下部37aを設けている。このような垂下部37aを設けたことにより、裏蓋37の強度(剛性)が高まるとともに、垂下部37aが、缶内部における上蓋と缶本体との接合部分であるコーナー部分に位置するので、飲み口の閉塞状態が向上する。その他の部分の形状、機能については裏蓋27と同様である。
また、図15に示す裏蓋47においては、円弧部分に垂下部47aを設けるととともに、半径部分にも垂下部47bを設けている。したがって、開封後の缶の飲み口を裏蓋47で閉塞するとき、誤って、飲み口に手指などを差し込んだ状態で裏蓋47を回転させることがあっても、平面状の垂下部47bが手指などに面接触するので、手指の怪我を防止することができ、安全性に優れている。なお、垂下部47aの機能、効果は前述した垂下部37aと同様であり、その他の部分の形状、機能についても裏蓋27と同様である。
次に、図16〜図19を参照して、上蓋に関するその他の実施の形態について説明する。
図16および図17に示す上蓋32においては、突起部35を包囲する円形の薄肉部36と閉止蓋34の間に位置する上蓋32の一部に、上蓋32の外面側へ突出した複数の凸状部31を設けている。これらの凸状部31は薄肉部36の周囲に等間隔に配置されている。このような構成とすれば、薄肉部36と閉止蓋34との間の部分の上蓋32の剛性が高まるため、通常の開封操作でリングプル26を引き起こしたとき、薄肉部36に応力が集中し、本来破断すべき薄肉部36が確実に破断するので、開封操作性に優れている。
図18および図19に示す上蓋42においては、突起部45を包囲する円形の薄肉部46と閉止蓋44の間に位置する上蓋42の一部に、上蓋42の内面側へ突出した複数の凹状部41を設けている。これらの凹状部41は薄肉部46の周囲に等間隔に配置されている。このような構成とすれば、薄肉部46と閉止蓋44の間の部分の上蓋42の剛性が高まるため、前述した図16および図17に示す上蓋32と同様、通常の開封操作でリングプル26を引き起こしたとき、薄肉部46に応力が集中し、本来破断すべき薄肉部46が確実に破断するので、開封操作性に優れている。
なお、図16に示す上蓋32の凸状部31と、図18に示す上蓋42の凹状部41の機能、効果は、ほぼ同様であるため、上蓋32,43、リングプル26あるいは突起部35,45などの構造や、缶の製造工程などに応じて使い分けることが望ましい。
次に、図20を参照して、上蓋に関するその他の実施の形態について説明する。図20に示す上蓋52においては、突起部55を包囲する円形の薄肉部56と閉止蓋54の間に位置する上蓋52の一部に、上蓋52の外面側へ突出した複数の凸状部51を設けている。これらの凸状部51は薄肉部36の周囲において、閉止蓋54寄りの位置と、これらの位置と突起部55を挟んで対称な位置とにそれぞれ同数ずつ配置されている。
これらの突起部55が配置された位置は、通常の開封操作でリングプル(図示せず)を引き起こすとき、および開封後にリングプルを戻すときに最も負荷が加わる部分である。したがって、これらの部分に突起部51を設けて剛性を高めたことにより、開封操作でリングプル26を引き起こしたとき、およびリングプルを戻したとき、突起部55近傍の薄肉部56に応力が集中し、薄肉部56が確実に破断するので、開封操作性が極めて良好である。
本発明に係る缶は、清涼飲料水・ビールなどの収容容器や、リングプル(プルトップ、プルタブ)方式の開封手段を備えた缶を使用する産業分野において広く利用することができる。
Claims (9)
- 上蓋にリベットで固定されたリングプルを引き起こすと封止蓋が缶内へ折れ込んで開封される飲み口を有する缶であって、前記リベットに固定された状態で前記上蓋の内面側の前記飲み口から離れた位置に配置され前記飲み口を閉塞可能なサイズで前記リベットを要(かなめ)とする扇形の裏蓋と、前記飲み口を開封した状態で前記リングプルを前記リベット中心に回転させると前記裏蓋も同時に回転する連動機構と、を設けたことを特徴とする缶。
- 前記連動機構として、前記飲み口を開封すると前記上蓋に回転可能に軸支された状態となる前記リベットに前記リングプルおよび前記裏蓋をそれぞれ固定した機構を用いた請求項1記載の缶。
- 上蓋に設けられた突起部に固定されたリングプルを引き起こすと封止蓋が缶内へ折れ込んで開封される飲み口を有する缶であって、前記突起部に固定された状態で前記上蓋の内面側の前記飲み口から離れた位置に配置され前記飲み口を閉塞可能なサイズの裏蓋と、前記飲み口を開封した状態で前記リングプルを前記突起部中心に回転させると前記裏蓋も同時に回転する連動機構と、を設けたことを特徴とする缶。
- 前記連動機構として、前記突起部を包囲する閉曲線状をなし前記飲み口の開封操作により破断する薄肉部を前記上蓋に設けた請求項3記載の缶。
- 前記薄肉部と前記閉止蓋との間に位置する前記上蓋の一部に、前記上蓋の外面側に突出した凸状部、内面側へ突出した凹状部の少なくとも一方を設けた請求項4記載の缶。
- 前記裏蓋の形状が、前記リベットを要(かなめ)とする扇形である請求項1記載の缶。
- 前記裏蓋の形状が、前記突起部を要(かなめ)とする扇形である請求項3記載の缶。
- 前記裏蓋の材質を、前記缶本体の材質と略同一とした請求項1記載の缶。
- 前記裏蓋の材質を、前記缶本体の材質と略同一とした請求項3記載の缶。
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