JPWO2004109517A1 - ストレージ管理プログラムおよびファイル処理プログラム - Google Patents

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Abstract

要求される特性が異なるストレージを有するストレージプールから所望の特性のストレージを選択するストレージプール管理部と、前記選択されたストレージを1つの仮想的なストレージに対応付ける仮想ストレージ構成部とを有する。

Description

本発明は、要求される特性が異なるストレージを用いることができるシステムに適用され得るストレージ管理装置、ストレージ装置、ファイル処理システム、ファイル管理システム、並びにこれらの方法およびプログラムに関するものである。
従来、高信頼、高速アクセス、低速アクセス等の異なったストレージ属性を有する種々のストレージを用いたファイル管理に関しては、ストレージの使い分けを行うようにした種々の技術が提供されている(例えば、特許文献1〜3参照)。この技術によれば、例えば、重要性の高いデータは高信頼なストレージに記憶され、高速な読み出し速度が要求されるデータは高速アクセスを実現できるストレージに記憶される。
特開平6−35770号公報 (第2−3頁、第1図). 特開平7−121416号公報 (第2−3頁、第1図). 特開2000−20247号公報 (第2−5頁、第1図).
このような従来の技術は、ストレージ属性の異なるストレージごとにファイルシステムを用意し、これらのファイルシステムを組み合わせる(マウントする)ことによってファイル管理を行うものである(第20図参照)。したがって、従来の技術では、ユーザがファイルシステムを使用する際、ストレージ属性の異なるそれぞれのストレージがどのファイルシステムに対応しているかということを意識している必要がある。また、ファイルシステムとストレージ属性の異なる各ストレージとは1:1の対応関係にあるため、ユーザはあるファイルをあるストレージ属性を有するストレージに配置しようとする場合、そのストレージ属性のストレージに対応する場所(ファイルシステム)にファイルを配置しなければならない。
例えば、「高速アクセス」というストレージ属性(属性2)を有するストレージにファイルを配置する場合には/usr/配下のディレクトリに配置しなければならず、一方、「低速アクセス」というストレージ属性(属性3)を有するストレージにファイルを配置する場合には、/var/spool/配下のディレクトリに配置しなければならず、従ってストレージ属性に応じてファイルの配置場所が異なり、これら配置場所の使い分けを行わなければならないという手間がある。
さらに、ファイル管理システム内に異なるストレージに対応する複数のファイルシステムが存在するため、システム管理者によるファイルシステムの管理が煩雑になるという問題もあった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、ユーザの使い勝手の向上、およびシステム管理者の管理負担の軽減に寄与することのできるストレージ管理装置、ストレージ装置、ファイル処理システム、ファイル管理システム、並びにこれらの方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るストレージ管理装置は、要求される特性が異なるストレージを有するストレージプールから所望の特性のストレージを選択するストレージプール管理部と、前記選択されたストレージを1つの仮想的なストレージに対応付ける仮想ストレージ構成部とを有する構成となっている。このような構成によれば、1つの仮想的なストレージに対して複数の、しかも互いに異なるストレージ属性を有するストレージを対応付けることが可能となり、一般にストレージプールに格納されるファイルに関する処理を行うファイル処理システム側において、仮想的に1つのストレージとして扱うことができるようになる。すなわち、システム管理者は1つの仮想的なストレージに対して生成された1つのファイルシステムを管理することで複数のストレージに格納されているファイルの管理を行うことができるようになり、ひいてはシステム管理者の管理負担の軽減に寄与することができる。よって、要求される特性が異なる複数のストレージを有するストレージプールから複数の所望の特性のストレージを選択し、この選択された複数のストレージを1つの仮想的なストレージに対応付けることも可能となる。
なお、本発明に係るストレージ管理装置において、前記仮想ストレージ構成部は、前記選択されたストレージのIDを前記1つの仮想的なストレージのIDに対応付けることが好ましい。ここで、複数のストレージを選択したときは、選択された複数のストレージのIDを1つの仮想的なストレージのIDに対応付けることができる。また、前記選択されたストレージに格納されるファイルに関する処理を行うファイル処理システムからの要求を受け付けるインタフェース部を有し、前記所望の特性のストレージの選択は、前記ファイル処理システムからの要求に基づくものである構成とすることもできる。この他、前記特性は、少なくともストレージの記憶特性に関するものであることが望ましい。
本発明に係るストレージ管理装置は、上述のようなストレージ管理装置と、要求される特性が異なるストレージを有する前記ストレージプールとを備えてなる構成となっている。ここでのストレージプールは、異なる特性をもつ複数のストレージを有するものとすることができる。
また、本発明に係るファイル処理システムは、要求される特性が異なるストレージに格納されるファイルに関する処理を行うファイル処理システムであって、前記ストレージが対応付けられている1つの仮想的なストレージに対してファイルシステムを生成するとともに、前記生成されるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを前記ストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム生成部と、前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶部とを備えてなる構成となっている。これにより、システム管理者は1つの仮想的なストレージに対して生成された1つのファイルシステムを管理することで複数のストレージに格納されているファイルの管理を行うことができるようになり、ひいてはシステム管理者の管理負担の軽減に寄与することができる。また、ユーザは特性毎に対応するファイルシステムの場所を意識する必要がなくなり、ユーザが意識しているファイルシステムのディレクトリ内に所望の特性をもつストレージに対応するディレクトリやファイルを配置することが可能となる。
この他、本発明に係るファイル処理システムは、要求される特性が異なるストレージに格納されるファイルに関する処理を行うファイル処理システムであって、前記ストレージに対して特性ごとに対応付けられている複数の仮想的なストレージにそれぞれファイルシステムを生成するファイルシステム生成部と、前記生成された複数のファイルシステムを重ね合わせることにより、前記複数のファイルシステムから1つのファイルシステムを合成するとともに、前記合成して得られるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを前記ストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム合成部と、前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶部とを備えてなる構成となっている。このような構成とすることにより、上述のようなファイル処理システムによる効果に加え、特性毎に生成されたファイルシステムを重ね合わせて1つのファイルシステムを生成することで、重ね合わせを解除することにより、特定のストレージ属性をもったストレージの返却等を容易に行えるようになるという効果を奏する。
なお、上述のようなファイル処理システムにおいて、前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係が、予め設定されていることが望ましい。また、前記各ファイルと前記ストレージとの対応関係が、ファイルの拡張子に基づいて設定されることが好ましい。
また、本発明に係るファイル管理システムは、要求される特性が異なるストレージを有するストレージプールから所望の特性のストレージを選択するストレージプール管理部と、前記選択されたストレージを1つの仮想的なストレージに対応付ける仮想ストレージ構成部と、前記ストレージが対応付けられている1つの仮想的なストレージに対してファイルシステムを生成するとともに、前記生成されるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを前記ストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム生成部と、前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶部とを備えてなるものである。
この他、本発明に係るファイル管理システムは、要求される特性が異なるストレージを有するストレージプールから所望の特性のストレージを選択するストレージプール管理部と、前記選択されたストレージに対して特性ごとに仮想的なストレージを対応付ける仮想ストレージ構成部と、前記ストレージに対して特性ごとに対応付けられている複数の仮想的なストレージにそれぞれファイルシステムを生成するファイルシステム生成部と、前記生成された複数のファイルシステムを重ね合わせることにより、前記複数のファイルシステムから1つのファイルシステムを合成するとともに、前記合成して得られるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを前記ストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム合成部と、前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶部とを備えてなる構成となっている。
また、本発明に係るストレージ管理方法は、要求される特性が異なるストレージを有するストレージプールから所望の特性のストレージを選択するストレージプール管理ステップと、前記選択されたストレージを1つの仮想的なストレージに対応付ける仮想ストレージ構成ステップとを有するものである。このようなストレージ管理方法において、前記仮想ストレージ構成ステップは、前記選択されたストレージのIDを前記1つの仮想的なストレージのIDに対応付けるものであることが好ましい。また、前記特性は、少なくともストレージの記憶特性に関するものであることが望ましい。
本発明に係るファイル処理方法は、要求される特性が異なるストレージに格納されるファイルに関する処理を行うファイル処理方法であって、前記ストレージが対応付けられている1つの仮想的なストレージに対してファイルシステムを生成するとともに、前記生成されるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを前記ストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム生成ステップと、前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶ステップとを備えてなるものである。
また、本発明に係る他のファイル処理方法は、要求される特性が異なるストレージに格納されるファイルに関する処理を行うファイル処理方法であって、前記ストレージに対して特性ごとに対応付けられている複数の仮想的なストレージにそれぞれファイルシステムを生成するファイルシステム生成ステップと、前記生成された複数のファイルシステムを重ね合わせることにより、前記複数のファイルシステムから1つのファイルシステムを合成するとともに、前記合成して得られるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを前記ストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム合成ステップと、前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶ステップとを備えてなる。上述のようなファイル処理方法において、前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係が、予め設定されているものであることが望ましい。また、前記各ファイルと前記ストレージとの対応関係が、ファイルの拡張子に基づいて設定されるようにすることもできる。
また、本発明に係るストレージ管理プログラムは、要求される特性が異なるストレージを有するストレージプールから所望の特性のストレージを選択するストレージプール管理ステップと、前記選択されたストレージを1つの仮想的なストレージに対応付ける仮想ストレージ構成ステップとをコンピュータに実行させるものである。このようなストレージ管理プログラムにおいて、前記仮想ストレージ構成ステップは、前記選択されたストレージのIDを前記1つの仮想的なストレージのIDに対応付けるものであることが好ましい。また、前記特性は、少なくともストレージの記憶特性に関するものであることが望ましい。
本発明に係るファイル処理プログラムは、要求される特性が異なるストレージに格納されるファイルに関する処理を行うファイル処理方法をコンピュータに実行させるファイル処理プログラムであって、前記ストレージが対応付けられている1つの仮想的なストレージに対してファイルシステムを生成するとともに、前記生成されるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを前記ストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム生成ステップと、前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶ステップとをコンピュータに実行させるものである。
本発明に係る他のファイル処理プログラムは、要求される特性が異なるストレージに格納されるファイルに関する処理を行うファイル処理方法をコンピュータに実行させるファイル処理プログラムであって、前記ストレージに対して特性ごとに対応付けられている複数の仮想的なストレージにそれぞれファイルシステムを生成するファイルシステム生成ステップと、前記生成された複数のファイルシステムを重ね合わせることにより、前記複数のファイルシステムから1つのファイルシステムを合成するとともに、前記合成して得られるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを前記ストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム合成ステップと、前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶ステップとを備えてなるものである。上述のようなファイル処理プログラムにおいて、前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係が、予め設定されていることが好ましい。また、前記各ファイルと前記ストレージとの対応関係が、ファイルの拡張子に基づいて設定されるようにすることもできる。
第1図は、本発明の第1の実施の形態について説明するための機能ブロック図である。
第2図は、ストレージ管理部における情報の流れを示す図である。
第3図は、ストレージ管理部における論理ボリュームの構成処理の流れを説明するためのフローチャートである。
第4図は、論理ボリューム管理情報について説明するための図である。
第5図は、ストレージプール管理情報について説明するための図である。
第6図は、ストレージ管理部における外部インタフェースとしての処理の流れを説明するためのフローチャートである。
第7図は、ストレージ管理部における必要なストレージ属性を持つストレージの論理ボリュームへの追加の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
第8図は、ストレージ管理部における不要なストレージ属性を持つストレージの論理ボリュームからの削除の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
第9図は、ファイルシステムにおける拡張属性の付加について説明するための図である。
第10図は、ファイルシステム管理情報について説明するための図である。
第11図は、本実施の形態によるファイル管理システムの動作について説明するための図である。
第12図は、本実施の形態によるファイル管理システムの動作について説明するための図である。
第13図は、本発明の第2の実施の形態について説明するための機能ブロック図である。
第14図は、本実施の形態によるファイル管理システムの動作について説明するための図である。
第15図は、本実施の形態におけるファイルシステムの重ね合わせについて説明するための図である。
第16図は、本実施の形態におけるファイルシステムの重ね合わせについて説明するための図である。
第17図は、本実施の形態におけるファイルシステムの重ね合わせについて説明するための図である。
第18図は、本実施の形態におけるファイルシステムの重ね合わせについて説明するための図である。
第19図は、本発明によって提供可能なファイル管理システムの例を示す図である。
第20図は、従来のファイル管理について説明するための図である。
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
第1図は、本発明の第1の実施の形態について説明するための機能ブロック図である。
同図に示すように、本実施の形態によるファイル管理システムは、ストレージプールSとの間での通信が可能なストレージ管理部(ストレージ管理装置)1と、構成管理アプリケーション等を有するファイル処理システムFとから構成されている。また、ストレージプールSとストレージ管理部1とによりストレージ装置が構成されている。なお、ストレージ管理部1およびファイル処理システムFは、それぞれ不図示のCPUを有している。
なお、ここでいうストレージ管理部やファイル処理システムは、ファイルを扱う全体的なシステムのことをさす。したがって、ファイルサービスを提供するようなディスク装置やアプライアンスサーバなども含まれる。
ストレージプールSは、複数のストレージD1〜Dnを有する。本実施の形態においては、各ストレージ(D1〜Dn)の記憶特性としてのストレージ属性が互いに異なる場合(高信頼、高速アクセス、低速アクセス等)を例として挙げている。もちろん、これに限られるものではなく、ストレージD1およびD2は高速アクセス、ストレージD3〜Dnは高信頼(二重化)といったように、同じストレージ属性のストレージを複数有している構成であってもよい。このように、ストレージプールSは、異なる特性(後述)をもつ複数のストレージを有する。換言すれば、ストレージプールSは、要求される特性が異なる複数のストレージを有している。
また、これら複数のストレージD1〜Dnとしては、物理的な記憶領域(例えば、HDD、FROM、フレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等)、又はこのような物理的な記憶領域内に構成される仮想的な記憶領域のどちらを使用することも可能である。
ストレージ管理部1は、インタフェース部11、論理ボリューム構成部(仮想ストレージ構成部)12、ストレージプール管理部13から構成されている。ストレージ管理部1は、ストレージプールの管理、ストレージの選択、論理ボリューム(仮想的なストレージ)の構成、外部インタフェース、論理ボリュームの再構成、およびボリュームの返却等を行う機能を有している。
以下、ストレージ管理部1のこれらの機能について詳細に説明する。
(1)ストレージプールの管理
ストレージプール管理部13により、ストレージプールSにおける複数のストレージD1〜Dnの維持・管理を行う。
(2)ストレージの選択
ストレージプール管理部13により、複数のストレージD1〜Dnの中から所望のストレージ属性を有するストレージをストレージプールから選択する(ストレージプール管理ステップ)。
(3)論理ボリュームの構成
上述のストレージプールから選択したストレージに基づいて論理ボリュームを構成する。
ここでの論理ボリューム構成処理の流れを、第2図および第3図を用いて詳細に説明する。第2図はストレージ管理部1における情報の流れを示す図、第3図はストレージ管理部1における論理ボリュームの構成処理の流れを説明するためのフローチャートである。
まず、ストレージプール管理部13において、ファイル処理システムF側からの論理ボリューム構成指示を受け付けると、その要求パラメタに基づいて、要求されているストレージ属性(高速アクセス、低速アクセス、高信頼など)を有するストレージを選択する(S31)。ここで、要求パラメタの内容には、例えば、ストレージ属性、サイズなどがあげられる。また、パラメタの種別には、例えば、新規作成、情報取得などがあげられる。
これらストレージ属性、サイズ等は、ストレージの特性に相当するもの(少なくともストレージの記憶特性に関するもの)であり、上述の要求パラメタに基づくストレージの選択は、所望の特性をもつストレージの選択に相当する。もちろん、これらストレージ属性、サイズに限られず、ストレージが有するこの他の仕様等を要求パラメタに含ませることも可能である。
ここでストレージプール管理部13において、上述のステップ(S31)で選択されたストレージが必要とする空き容量を有する場合(S32,Yes)には、ファイル処理システムF側から受けた全ての要求(ストレージ属性およびサイズに関する要求など)を処理したかどうかのチェックを行い、未処理の要求がある場合にはS31に戻り、同様な処理を繰り返す(S33,No)。
一方、全ての要求種別が処理されている場合(S33,Yes)には、論理ボリューム構成部12において、第4図に示す論理ボリューム管理情報が格納されている論理ボリューム管理テーブル4にエントリを追加する(S34)。第4図に示す論理ボリューム管理情報とは、具体的には、仮想的なストレージとしての論理ボリュームのID(ボリュームID)に対して、上述のステップで選択した所望のストレージのIDを割り当てた(対応付けた)対応関係を示す情報である。第4図に示すように、1つの論理ボリュームに対して少なくとも1つのストレージの対応付け(仮想ストレージ構成ステップ)が可能となっている。
同図では、論理ボリュームID41に2つのストレージのIDが対応付けられている例を示している。ここで1つの論理ボリュームIDに対応付けるストレージとしては、互いに異なるストレージ属性を有する複数のストレージや、同じストレージ属性を有する複数のストレージを選択することが可能であるが、単一のストレージを対応付けることも可能である。
一方、ストレージプール管理部13において、上述のステップ(S31)で選択されたストレージが必要とする空き容量を有さない場合(S32,No)には、第5図に示すストレージプール管理情報が格納されているストレージプール管理テーブル5におけるストレージの空き状況を調べる(S35)。同図におけるストレージプール管理情報とは、あるストレージ属性を有するストレージが使用された状態か否かを示す情報である。そして、求めるストレージ属性のストレージに空きがある場合(S35,Yes)には、上述のステップ(S31)に戻って処理を繰り返し、空きがない場合(S35,No)にはエラー情報の組み立てを行う(S36)。
このようにして、要求される特性が異なるストレージを有するストレージプールから所望の特性のストレージを選択するストレージプール管理ステップと、前記選択されたストレージを1つの仮想的なストレージに対応付ける仮想ストレージ構成ステップとを有するストレージ管理方法が実現される。
(4)外部インタフェース
構成管理アプリケーションなどを含むファイル処理システムFとの間でストレージに関する情報や論理ボリュームの構成に関する情報の交換を行う。
ここでの外部インタフェースとしての処理の流れを、第2図および第6図を用いて詳細に説明する。第6図はストレージ管理部1における外部インタフェースとしての処理の流れを説明するためのフローチャートである。
まず、インタフェース部11にてファイル処理システムF側からの要求を受け付けると、要求パラメタの情報種別が、属性名指定(ストレージに関する情報の取得要求)であるか否かをチェックする(S61)。なお、ここでの要求パラメタの情報種別としては、属性名指定とボリュームID指定(論理ボリューム情報の取得要求)の2種類があるものとする。要求パラメタとしては、パラメタ種別、情報種別、および要求情報名などがある。
次に情報種別が属性名指定の場合(S61,Yes)には、ストレージプール管理部13において、指定された属性名を持つエントリを第5図に示すストレージプール管理情報から検索する(S62)。
次に指定された属性名を持つエントリが存在する場合(S63,Yes)には、ストレージプール管理部13において、ストレージ情報の組み立て(S64)を、存在しない場合(S63,No)にはエラー情報の組み立て(S65)を行う。
一方、情報種別がボリュームID指定の場合(S61,No)には、論理ボリューム構成部12にて、指定されたボリュームIDを持つエントリを第4図に示す論理ボリューム管理情報から検索する(S66)。
続いて、指定されたボリュームIDを持つエントリが存在する場合(S67,Yes)には、論理ボリューム構成部12にて、論理ボリューム情報の組み立て(S68)を、存在しない場合にはエラー情報の組み立て(S69)を行う。
(5)論理ボリュームの再構成
必要なストレージ属性を持つストレージの論理ボリュームへの追加や、不要なストレージ属性を持つストレージの論理ボリュームからの削除を行う。
まず、必要なストレージ属性を持つストレージの論理ボリュームへの追加の流れを、第2図および第7図を用いて詳細に説明する。第7図はストレージ管理部1における必要なストレージ属性を持つストレージの論理ボリュームへの追加の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
まず、論理ボリューム構成部12にて、ファイル処理システムF側から要求パラメタで指定された論理ボリュームIDを第4図に示す論理ボリューム管理情報から検索する(S71)。なお、要求パラメタには、例えばパラメタ種別、論理ボリュームID、ストレージ属性、ストレージのサイズ(記憶容量)などが挙げられる。
次に、指定された論理ボリュームIDが存在しない場合(S72,No)には、論理ボリューム構成部12にて、エラー情報の組み立てを行う(S73)。
一方、指定された論理ボリュームIDが存在している場合(S72,Yes)には、ストレージプール管理部13にて、要求されたストレージ属性を持つストレージを第5図に示すストレージプール管理情報から選択する(S74)。
上述のステップ(S74)において選択されたストレージが要求パラメタとして要求されているサイズを満たした場合(S75,Yes)には、ストレージプール管理部13にて、第4図に示す論理ボリューム管理情報のストレージリストにエントリを追加する(S76)。
一方、上述のステップ(S74)において選択されたストレージが要求パラメタとして要求されているサイズを満たしていない場合(S75,No)には、ストレージプール管理部13にて、ストレージの空き状況を調べ、空きがある場合(S77,Yes)には再度上述のステップ(S74)より処理を繰り返し、空きがない場合(S77,No)にはエラー情報の組み立てを行う(S78)。
次に、不要なストレージ属性を持つストレージの論理ボリュームからの削除の流れを、第2図および第8図を用いて詳細に説明する。第8図はストレージ管理部1における不要なストレージ属性を持つストレージの論理ボリュームからの削除の処理の流れを説明するためのフローチャートである。
まず、論理ボリューム構成部12にて、ファイル処理システムF側から要求パラメタで指定された論理ボリュームIDを、第4図に示す論理ボリューム管理情報から検索する(S81)。
指定された論理ボリュームIDが存在している場合には(S82,Yes)、論理ボリューム構成部12にて、要求パラメタで指定されたストレージIDを、検索された論理ボリュームIDに関連するストレージリストから検索する(S83)。なお、要求パラメタには、例えばパラメタ種別、ボリュームID、ストレージIDがあげられる。
要求パラメタで指定された論理ボリュームIDが論理ボリューム管理情報内に存在しない場合(S82,No)、または要求パラメタで指定されたストレージIDが論理ボリューム管理情報内に存在しない場合(S84,No)には、論理ボリューム構成部12にてエラー情報の組み立てを行う(S85)。
一方、要求パラメタで指定されたストレージIDが論理ボリューム管理情報内に存在する場合(S84,Yes)には、ストレージプール管理部13にて、指定されたストレージIDを持つストレージを、ストレージプールSに返却する(S86)。
次に、全てのストレージを返却したか否かを判断し(S87)、全てのストレージを返却した場合(S87,Yes)には、論理ボリューム構成部12にて、論理ボリューム管理情報から該当する論理ボリュームIDを持つエントリを削除する(S88)。一方、全てのストレージを返却していない場合(S87,No)には、処理を終了する。
(6)ボリュームの返却
不要になった論理ボリューム(ストレージ群)をストレージプールへ返却する。
以上のように、ストレージ管理部1は、上述の(1)〜(6)で述べたような機能を有している。
なお、上述のストレージプール管理情報および論理ボリューム管理情報は、共にストレージ管理部1に備えられている不図示の記憶部に格納されている。
ファイル処理システムFは、上述のような機能を有するストレージ管理部1において構成された論理ボリューム(仮想的なストレージ)に対して1つのファイルシステムを作成するファイルシステム生成部g、記憶部mを有している。
以下、第11図を用いて、上述のような構成のファイル管理システムの動作について説明する。
まず、ファイル処理システムFからの要求に基づいて、ストレージ管理部1はストレージプールSから必要なストレージ属性を持つ(所望の特性をもつ)複数のストレージ(ここでは、属性1(高信頼)と属性3(低速)のストレージ)を選択する。
そして、選択されたストレージ群を第4図において示した論理ボリューム管理情報のように、論理ボリュームIDに対してストレージリスト(第4図参照)というかたちで対応付ける。このようにして、1つの論理ボリュームIDに対して複数の、しかも互いに異なるストレージ属性を有するストレージを対応付けることを可能とすることで、ファイル処理システムF側においては、仮想的に1つのストレージとして扱うことができるようになる。
ファイルシステム生成部gは、選択されたストレージ群が対応付けられた論理ボリュームIDの論理ボリューム(仮想的なストレージ)に対してファイルシステムを生成する。
ここで生成されるファイルシステムは、第9図に示すように、そのシステム内の各ディレクトリに拡張属性(ストレージ属性)が付加されている(ファイルシステム生成ステップ)。この付加される属性とディレクトリとの対応関係は、ファイルシステム管理情報(第10図参照)として記憶部mに格納されている(記憶ステップ)。もちろん、第9図および第10図に示しているように、属性を付加することができるのはディレクトリに限られず、ファイルに付加することも可能である。すなわち、ファイルシステム管理情報は、ディレクトリおよびファイルと複数のストレージとの対応関係に関する情報としての役割を有している。
なお、ここでのファイルシステム管理情報は、システム管理者やユーザの入力操作により任意に設定されるものでも、予め設定されているものでもよい。
上述のようにして、異なる特性をもつ複数のストレージに格納されるファイルに関する処理を行うファイル処理方法であって、複数のストレージが対応付けられている1つの仮想的なストレージに対してファイルシステムを生成するとともに、この生成されるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを複数のストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム生成ステップと、各ディレクトリおよびファイルと複数のストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶ステップとを備えてなるファイル処理方法を実現することができる。
続いて、ファイルシステム管理情報について説明する。第10図に示すように、ファイルシステム管理情報のID[0]にはディレクトリ/に関する名前リストaとその拡張属性が格納されている。
名前リストaには、名前リスト情報a1が格納されている。この名前リスト情報a1により、ディレクトリ/の配下には/usr、/fooといったディレクトリが存在していることが分かる。名前リスト情報a1において、それぞれのディレクトリ名の右側にある数字は、そのディレクトリに関する管理情報のIDを示している。
例えば、ディレクトリ/usrの管理情報はID[1]に格納されており、その名前リストbに格納されている名前リスト情報b1から、ディレクトリ/usrの配下には、/usr/barというファイルが存在していることが分かる。
この/usr/barというファイルに関する管理情報はID[7]に格納されている。
また、これらのファイルシステム管理情報の各IDにはそれぞれ拡張属性(ストレージ属性)が対応付けられている。すなわち、第9図に示されるように、あるディレクトリ91に配置されたファイルは、ディレクトリ91に対応して設定されている拡張属性92のストレージに配置される。一方、あるファイル93自体に拡張属性94が設定されている場合、ファイル93は拡張属性94のストレージに配置される。
具体的には、例えば第12図に示されるように、ディレクトリ/pub/doc/とディレクトリ/pub/src/data/に「属性2(高速アクセス)」を、ディレクトリ/pub/work/に「属性3(低速アクセス)」を付加した場合、ユーザが/pub/doc/配下にファイルを作成すると「属性2(高速アクセス)」を持ったストレージに自動的に格納され、ディレクトリ/pub/work/配下にファイルを作成すると「属性3(低速アクセス)」を持ったストレージに自動的に格納される。
この他、Windows等のファイルに拡張子を持つシステムの場合には、ファイルの拡張子とファイルシステム管理情報における拡張属性とを関連付けることにより、例えば「*.doc」は高信頼なストレージへ関連付け、「*.exe」は高速なストレージへ関連付けるといった管理を行うことも可能となる。
なお、ユーザが既存のファイルに対して任意の拡張属性を付加することにより、そのファイルをその拡張属性(ストレージ属性)を有するストレージに再配置するようにすることも可能である。
以上述べたような構成により、ディレクトリ又はファイルに対して属性を一度設定すれば、その後ユーザが意識することなく、自動的にファイルを最適なストレージに配置することが可能となる。
以上述べたように、本実施の形態によれば、ユーザは、高信頼、高速アクセス、低速アクセスといったストレージ属性ごとに対応したファイルシステムの場所を意識する必要はなく、ユーザが意識する同一パス内(例えば、ユーザのホームディレクトリ)に、異なった属性を持ったディレクトリやファイルを任意に配置することが可能となる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態2は、上述の第1の実施の形態の変形例であるため、第1の実施の形態における構成と同じ部分には同一符号を付し、説明は割愛する。
第13図は、本発明の第2の実施の形態を説明するための機能ブロック図である。
同図に示すように、本実施の形態によるファイル管理システムは、ストレージプールSとの間での通信が可能なストレージ管理部(ストレージ管理装置)1と、構成管理アプリケーション等を有するファイル処理システムF’とから構成されている。なお、ストレージ管理部1およびファイル処理システムF’は、それぞれ不図示のCPUを有している。
ストレージ管理部1は、インタフェース部11、論理ボリューム構成部12、およびストレージプール管理部13から構成されており、その機能は上述の第1の実施の形態におけるストレージプール管理部と同じである。
ファイル処理システムF’は、記憶部m、ファイルシステム合成部z、およびファイルシステム生成部g’を有している。
上述の第1の実施の形態では、互いに異なるストレージ属性を有する複数のストレージからなるストレージ群に対して1つの論理ボリュームIDを対応付けているが、本実施の形態では、1つの属性に対して(特性ごとに)1つの論理ボリュームIDを対応付けており、この点で第1の実施の形態と異なる。
以下、第14図を用いて、本実施の形態によるファイル管理システムの動作について説明する。
まず、ファイル処理システムF’からの要求に基づいて、ストレージ管理部1はストレージプールSから所望のストレージ属性をもつ複数のストレージ(ここでは、属性1(高信頼)と属性2(高速)のストレージ)を選択する。
そして、論理ボリューム構成部12は、選択したストレージ毎に論理ボリュームIDを対応付ける。このとき、論理ボリュームIDとストレージIDとは1:1の対応関係にある。
ファイルシステム生成部g’は、選択されたストレージ群のそれぞれのストレージに対応する論理ボリューム上に別々にファイルシステムを生成する(ファイルシステム生成ステップ)。ここでは、属性1のストレージに対してファイルシステムFs1を、属性2のストレージに対してファイルシステムFs2を生成している。これらのファイルシステムの生成方法は上述の第1の実施の形態と同様である。ただし、この時点では、1つのファイルシステム内におけるディレクトリに付加されている拡張属性は、そのファイルシステムを生成したストレージのストレージ属性のみである。
次に、ファイルシステム合成部zは、これらのファイルシステムFs1とファイルシステムFs2とを重ね合わせる(ファイルシステムにファイルシステムをマウントする)ことにより、ファイルシステムFs1とファイルシステムFs2から1つのファイルシステムを合成する。
ここで、「ファイルシステムを重ね合わせる」とは、例えばマウントポイントとなるディレクトリ/pub/srcにディレクトリ/pub/objをマウントする動作を意味する(第14図および第15図参照)。ここで、ディレクトリ/pub/srcの配下には例えばa.c,b.c,x.mkというファイルが配置され、ディレクトリ/pub/objの配下には例えばx.mkというファイルが配置されているとする。
ファイルシステムの重ね合せを行うことにより、ディレクトリ/pub/objの配下には、a.c,b.cという属性1のストレージに対応付けられたファイルが見えるとともに、属性2のストレージに対応付けられたファイルx.mkが見えるようになる。
このとき、ディレクトリ/pub/srcの配下にもa.c,b.c,x.mkというファイルが見える。ただし、/pub/obj/x.mkと/pub/src/x.mkは異なる属性を持った別のファイルである(第16図参照)。
この状態で例えば/pub/obj/a.oというファイルを作成すると、ファイルa.oは属性2を持ったストレージに配置される(第17図参照)。
このようにして重ね合わされたファイルシステムでは、重ね合さわされる前のファイルシステムはストレージ属性ごとに分離されたものであるため、重ね合せを解除することにより、特定のストレージ属性をもったストレージの返却等が容易に行える(第18図参照)。
このように、異なったストレージ属性を持つストレージ毎に対応付けて生成された(単一のストレージ属性に対応付けられた)それぞれのファイルシステムを重ね合わせることにより、論理的な1つのファイルシステム(複数のストレージ属性のストレージに対応付けられた論理的なファイルシステム)を構築する(ファイルシステム合成ステップ)。
これにより、上述の第1の実施の形態と同様に、そのシステム内の各ディレクトリに拡張属性(ストレージ属性)が付加されている。この付加される属性とディレクトリとの対応関係は、ファイルシステム管理情報(第10図参照)として記憶部mに格納されている(記憶ステップ)。もちろん、第1の実施の形態と同様に、拡張属性(ストレージ属性)を付加することができるのはディレクトリに限られず、ファイルに付加することも可能である。
なお、本実施の形態においては、ファイルシステム生成部g’により、選択されたストレージ郡のそれぞれのストレージに対して別々にファイルシステムを生成する例を挙げているが、これに限られるものではなく、例えば同じストレージ属性(高信頼など)の複数のストレージを対応付けた論理ボリュームを構成し、その論理ボリューム上にファイルシステムを生成するようにすることもできる。このようにすることで、特定のストレージ属性をもったストレージの返却等が容易に行えると共に、ストレージのサイズに対する要求にも柔軟に対応することができる。
以上のようにして、異なる特性をもつ複数のストレージに格納されるファイルに関する処理を行うファイル処理方法であって、複数のストレージに対して特性ごとに対応付けられている複数の仮想的なストレージにそれぞれファイルシステムを生成するファイルシステム生成ステップと、生成された複数のファイルシステムを重ね合わせることにより、複数のファイルシステムから1つのファイルシステムを合成するとともに、この合成して得られるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを複数のストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム合成ステップと、各ディレクトリおよびファイルと複数のストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶ステップとを備えてなるファイル処理方法を実現することができる。
なお、本発明によれば、例えば第19図に示すように、外部のシステムとの通信が可能なNAS(Network Attached Storage)ヘッド(ファイル処理システムとしての役割を有する)N、ストレージプールS、ストレージプール管理部C、論理ボリューム構成部R、およびインタフェース部Iを同一ロッカーに組み込んで構成されるファイル管理システムを提供することができる。このとき、ストレージプール管理部C、論理ボリューム構成部R、およびインタフェース部Iによりストレージ管理部Kが構成される。
また、ストレージ管理部Kと同様な構成で、ストレージ管理装置(アプライアンス)として提供することで、既存の環境に手を入れることなく、ストレージ属性に基づいたファイルの最適配置が可能なファイル管理システムを容易に導入することが可能となる。
上述した各実施の形態によれば、システム管理者は1つの仮想的なストレージに対して生成された1つのファイルシステムを管理することで複数のストレージに格納されているファイルの管理を行うことができるようになり、ひいてはシステム管理者の管理負担の軽減に寄与することができる。
また、ファイルシステムに対応付けられているストレージのストレージ属性に関する情報は、ストレージ管理部の側で管理されるため、ファイルシステムを管理するシステム管理者による属性の管理は不要である。
なお、上述の各実施の形態におけるストレージ管理方法は、ストレージ管理部に配置された上述の不図示のCPUにストレージ管理プログラムを実行させることにより実現され、上述のファイル処理方法は、ファイル処理システムに配置された上述の不図示のCPUにファイル処理プログラムを実行させることにより実現されている。
なお、上述した各実施の形態におけるストレージ管理プログラムおよびファイル処理プログラムは、ストレージプールにおけるストレージ、ファイル処理システムにおける記憶部、ストレージ管理部内に配置された不図示の記憶部に記憶されることが可能であるのはもちろんのこと、この他のコンピュータにより読み取り可能な媒体にも記憶されることができる。ここでコンピュータにより読み取り可能な媒体とは、装置内のHDD、FROM、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含むものである。
産業上の利用の可能性
以上説明したように本発明によれば、ユーザの使い勝手の向上、およびシステム管理者の管理負担の軽減に寄与することのできるストレージ管理装置、ストレージ装置、ファイル処理システム、ファイル管理システム、並びにこれらの方法およびプログラムを提供することができる。

Claims (25)

  1. 要求される特性が異なるストレージを有するストレージプールから所望の特性のストレージを選択するストレージプール管理部と、
    前記選択されたストレージを1つの仮想的なストレージに対応付ける仮想ストレージ構成部と
    を有するストレージ管理装置。
  2. 請求の範囲第1項に記載のストレージ管理装置において、
    前記仮想ストレージ構成部は、前記選択されたストレージのIDを前記1つの仮想的なストレージのIDに対応付けるストレージ管理装置。
  3. 請求の範囲第1項に記載のストレージ管理装置において、
    前記選択されたストレージに格納されるファイルに関する処理を行うファイル処理システムからの要求を受け付けるインタフェース部を有し、
    前記所望の特性のストレージの選択は、前記ファイル処理システムからの要求に基づくものであるストレージ管理装置。
  4. 請求の範囲第1項に記載のストレージ管理装置において、
    前記特性は、少なくともストレージの記憶特性に関するものであるストレージ管理装置。
  5. 請求の範囲第1項に記載のストレージ管理装置と、
    要求される特性が異なるストレージを有する前記ストレージプールと
    を備えてなるストレージ装置。
  6. 要求される特性が異なるストレージに格納されるファイルに関する処理を行うファイル処理システムであって、
    前記ストレージが対応付けられている1つの仮想的なストレージに対してファイルシステムを生成するとともに、前記生成されるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを前記ストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム生成部と、
    前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶部と
    を備えてなるファイル処理システム。
  7. 要求される特性が異なるストレージに格納されるファイルに関する処理を行うファイル処理システムであって、
    前記ストレージに対して特性ごとに対応付けられている複数の仮想的なストレージにそれぞれファイルシステムを生成するファイルシステム生成部と、
    前記生成された複数のファイルシステムを重ね合わせることにより、前記複数のファイルシステムから1つのファイルシステムを合成するとともに、前記合成して得られるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを前記ストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム合成部と、
    前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶部と
    を備えてなるファイル処理システム。
  8. 請求の範囲第6項に記載のファイル処理システムにおいて、
    前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係が、予め設定されているファイル処理システム。
  9. 請求の範囲第6項に記載のファイル処理システムにおいて、
    前記各ファイルと前記ストレージとの対応関係が、ファイルの拡張子に基づいて設定されるファイル処理システム。
  10. 要求される特性が異なるストレージを有するストレージプールから所望の特性のストレージを選択するストレージプール管理部と、
    前記選択されたストレージを1つの仮想的なストレージに対応付ける仮想ストレージ構成部と、
    前記ストレージが対応付けられている1つの仮想的なストレージに対してファイルシステムを生成するとともに、前記生成されるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを前記ストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム生成部と、
    前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶部と
    を備えてなるファイル管理システム。
  11. 要求される特性が異なるストレージを有するストレージプールから所望の特性のストレージを選択するストレージプール管理部と、
    前記選択されたストレージに対して特性ごとに仮想的なストレージを対応付ける仮想ストレージ構成部と、
    前記ストレージに対して特性ごとに対応付けられている複数の仮想的なストレージにそれぞれファイルシステムを生成するファイルシステム生成部と、
    前記生成された複数のファイルシステムを重ね合わせることにより、前記複数のファイルシステムから1つのファイルシステムを合成するとともに、前記合成して得られるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを前記ストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム合成部と、
    前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶部と
    を備えてなるファイル管理システム。
  12. 要求される特性が異なるストレージを有するストレージプールから所望の特性のストレージを選択するストレージプール管理ステップと、
    前記選択されたストレージを1つの仮想的なストレージに対応付ける仮想ストレージ構成ステップと
    を有するストレージ管理方法。
  13. 請求の範囲第12項に記載のストレージ管理方法において、
    前記仮想ストレージ構成ステップは、前記選択されたストレージのIDを前記1つの仮想的なストレージのIDに対応付けるストレージ管理方法。
  14. 請求の範囲第12項に記載のストレージ管理方法において、
    前記特性は、少なくともストレージの記憶特性に関するものであるストレージ管理方法。
  15. 要求される特性が異なるストレージに格納されるファイルに関する処理を行うファイル処理方法であって、
    前記ストレージが対応付けられている1つの仮想的なストレージに対してファイルシステムを生成するとともに、前記生成されるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを前記ストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム生成ステップと、
    前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶ステップと
    を備えてなるファイル処理方法。
  16. 要求される特性が異なるストレージに格納されるファイルに関する処理を行うファイル処理方法であって、
    前記ストレージに対して特性ごとに対応付けられている複数の仮想的なストレージにそれぞれファイルシステムを生成するファイルシステム生成ステップと、
    前記生成された複数のファイルシステムを重ね合わせることにより、前記複数のファイルシステムから1つのファイルシステムを合成するとともに、前記合成して得られるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを前記ストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム合成ステップと、
    前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶ステップと
    を備えてなるファイル処理方法。
  17. 請求の範囲第15項に記載のファイル処理方法において、
    前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係が、予め設定されているファイル処理方法。
  18. 請求の範囲第15項に記載のファイル処理方法において、
    前記各ファイルと前記ストレージとの対応関係が、ファイルの拡張子に基づいて設定されるファイル処理方法。
  19. 要求される特性が異なるストレージを有するストレージプールから所望の特性のストレージを選択するストレージプール管理ステップと、
    前記選択されたストレージを1つの仮想的なストレージに対応付ける仮想ストレージ構成ステップと
    をコンピュータに実行させるストレージ管理プログラム。
  20. 請求の範囲第19項に記載のストレージ管理プログラムにおいて、
    前記仮想ストレージ構成ステップは、前記選択されたストレージのIDを前記1つの仮想的なストレージのIDに対応付けるストレージ管理プログラム。
  21. 請求の範囲第19項に記載のストレージ管理プログラムにおいて、
    前記特性は、少なくともストレージの記憶特性に関するものであるストレージ管理プログラム。
  22. 要求される特性が異なるストレージに格納されるファイルに関する処理を行うファイル処理方法をコンピュータに実行させるファイル処理プログラムであって、
    前記ストレージが対応付けられている1つの仮想的なストレージに対してファイルシステムを生成するとともに、前記生成されるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを前記ストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム生成ステップと、
    前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶ステップと
    をコンピュータに実行させるファイル処理プログラム。
  23. 要求される特性が異なるストレージに格納されるファイルに関する処理を行うファイル処理方法をコンピュータに実行させるファイル処理プログラムであって、
    前記ストレージに対して特性ごとに対応付けられている複数の仮想的なストレージにそれぞれファイルシステムを生成するファイルシステム生成ステップと、
    前記生成された複数のファイルシステムを重ね合わせることにより、前記複数のファイルシステムから1つのファイルシステムを合成するとともに、前記合成して得られるファイルシステム内における各ディレクトリおよびファイルを前記ストレージのうちの所望の特性をもつストレージにそれぞれ対応付けるファイルシステム合成ステップと、
    前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係に関する情報を格納する記憶ステップと
    を備えてなるファイル処理プログラム。
  24. 請求の範囲第22項に記載のファイル処理プログラムにおいて、
    前記各ディレクトリおよびファイルと前記ストレージとの対応関係が、予め設定されているファイル処理プログラム。
  25. 請求の範囲第22項に記載のファイル処理プログラムにおいて、
    前記各ファイルと前記ストレージとの対応関係が、ファイルの拡張子に基づいて設定されるファイル処理プログラム。
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