JP2007293433A - 文書管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、サーバ/クライアント型の文書管理を効率的かつ適切に行う文書管理システムに関する。
【解決手段】文書管理システム1は、サーバ10が、クライアント20からの文書要求に応じて文書構成ファイルを提供すると、提供先のクライアント20を特定する構成ファイル履歴テーブルを文書ファイル毎に作成し、クライアント20からファイル名を指定した文書要求があると、指定ファイルに対応する構成ファイル保存クライアントテーブルを作成して当該クライアント20に送信し、また、各クライアント20が、取得した文書構成ファイルを蓄積して、構成ファイル保存クライアントテーブルを取得すると、構成ファイル保存クライアントテーブルに基づいて、取得対象の文書構成ファイルを蓄積する他のクライアント20を特定して文書要求を行い、文書構成ファイルを取得する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、文書管理システムに関し、詳細には、サーバ/クライアント型の文書管理を効率的かつ適切に行う文書管理システムに関する。
近年、ワードプロセッサやDTPソフト等の情報処理装置の普及に伴って、多くの文書が電子的に作成されたり、紙の文書がスキャナで読み取られて、電子文書ファイルとして管理されている。
このような文書ファイルの管理としては、従来、Peer to Peer(P2P)技術を利用した文書管理システムとクライアント/サーバ型文書管理システムとがある。P2P技術を利用した文書管理システムは、個人のコンピュータ上のファイル資源の共有を主とした文書管理プログラムが多く存在しており、このP2Pを利用した文書管理プログラムでは、特定の文書ファイル自体を共有して、拡散することで、仮想的な大規模蓄積領域を得ることを目的としている。このP2P技術を用いた文書管理においては、各コンピュータの情報を束ねるために、特別なサーバコンピュータ環境を必要とするものや個別のコンピュータ同士が自立的に情報を交換拡散してそれを必要としないものも存在する。また、P2P技術を用いた文書管理においては、拡散されたファイル資源の一部が複数のコンピュータ上に存在して多重化されていることから、複数のファイル資源提供元からの並列供給を行うことができ、ファイル資源提供性能の向上という利点を有している。他方、クライアント/サーバ型の文書管理システムにおいては、サーバがファイル資源を実蓄積領域に蓄積し、また、蓄積情報を検索を提供するための機能を提供し、クライアントがそれらを利用するという方法をとっている(特許文献1参照)。
特開2004−102821号公報
しかしながら、上記従来のクライアント/サーバ型の文書管理システムにあっては、サーバへのファイル資源要求が集中すると、処理能力が不足することとなり、処理能力を補強するためには、強力なサーバ性能やネットワークの性能が必要となり、コストが高くつくという問題があった。
そこで、本発明は、サーバ性能や通信性能に関わらず、安価にかつ効率的にサーバの蓄積する文書ファイルを管理する文書管理システムを提供することを目的としている。
請求項1記載の発明の文書管理システムは、サーバが、少なくとも1つ以上の文書構成ファイルを有する文書ファイルをデータベースに複数蓄積して管理し、クライアントからの文書要求に応じて、当該蓄積する文書構成ファイルを提供する文書管理システムにおいて、前記サーバは、前記クライアントからのファイルを指定した文書要求に応じて当該指定されている文書構成ファイルを提供すると、当該文書構成ファイルの提供先の前記クライアントを特定する文書取得履歴リストを文書ファイル毎であってかつ当該文書ファイルの文書構成ファイル毎に作成するとともに、当該文書取得履歴リストの当該文書要求で指定されている文書構成ファイルに対応するリストを文書保持リストとして作成して当該クライアントに送信し、前記各クライアントは、前記取得した文書構成ファイルを所定の記憶手段に蓄積し、前記文書保持リストを取得したクライアントは、当該文書保持リストに基づいて、取得を意図する文書構成ファイルを蓄積する他のクライアントを特定し、当該他のクライアントに対して文書要求を行って、当該クライアントから当該文書構成ファイルを取得して文書ファイルを再構築することにより、上記目的を達成している。
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記サーバは、前記文書取得履歴リストに各文書構成ファイルのハッシュ値をも登録し、前記クライアントは、前記文書構成ファイルとともに当該文書構成ファイルのハッシュ値を当該サーバから取得して前記記憶手段に蓄積し、また、当該ハッシュ値を含む前記文書保持リストを前記サーバから取得し、前記他のクライアントへの文書要求によって、当該他のクライアントから前記文書構成ファイルとともに当該文書構成ファイルの前記ハッシュ値を取得し、前記サーバから取得したハッシュ値と当該他のクライアントから取得した前記ハッシュ値を比較して当該他のクライアントから取得した文書構成ファイルの適否を検証してもよい。
また、例えば、請求項3に記載するように、前記サーバは、前記文書取得履歴リストに各文書構成ファイルのハッシュ値をも記憶し、前記クライアントは、前記文書構成ファイルとともに当該文書構成ファイルのハッシュ値を当該サーバから取得して前記記憶手段に蓄積し、また、当該ハッシュ値を含む前記文書保持リストを前記サーバから取得し、前記他のクライアントへの文書要求において、当該文書要求にかかる文書構成ファイルのハッシュ値を送り、当該他のクライアントは、前記記憶手段に蓄積している当該文書要求のあった文書構成ファイルのハッシュ値と当該文書要求とともに送られてきたハッシュ値を比較して当該文書構成ファイルの適否を検証し、当該文書構成ファイルが適正であると、当該文書構成ファイルを当該文書要求を行ってきたクライアントに送信してもよい。
さらに、例えば、請求項4に記載するように、前記他のクライアントに文書要求を行ったクライアントは、当該文書要求に失敗すると、当該他のクライアントを特定した文書取得失敗情報を前記サーバに送信し、前記サーバは、前記文書取得履歴リストから当該文書取得失敗情報に対応する文書構成ファイルに対して登録されている当該他のクライアントを削除してもよい。
また、例えば、請求項5に記載するように、前記サーバは、前記クライアントを任意のグループ毎にグループ分けし、前記文書取得履歴リストを当該グループ毎に管理して、前記クライアントから文書要求があると、当該文書要求をしてきたクライアントの属するグループに対して登録されている当該文書要求にかかる文書ファイルの文書保持リストを作成して送信してもよい。
さらに、例えば、請求項6に記載するように、前記サーバは、前記文書取得履歴リストに登録した文書ファイルまたは文書構成ファイルが無効になると、当該文書ファイルまたは当該文書構成ファイルの前記文書取得履歴リストを削除するとともに、当該文書ファイルの文書要求を行ってきた各クライアントに対して、当該文書構成ファイルの削除を指示し、当該削除指示を受けたクライアントが、当該削除指示に対応する文書構成ファイルを前記記憶手段から削除してもよい。
また、例えば、請求項7に記載するように、前記クライアントは、前記記憶手段の文書構成ファイルの蓄積容量の上限容量が予め設定されており、前記サーバから取得した文書構成ファイルの蓄積容量が当該上限容量に到達すると、新たな文書構成ファイルの蓄積を中止してもよい。
さらに、例えば、請求項8に記載するように、前記クライアントは、前記記憶手段の文書構成ファイルの蓄積容量の上限容量が予め設定されており、前記サーバから取得した文書構成ファイルの蓄積容量が当該上限容量に到達すると、当該蓄積している文書構成ファイルのうち、蓄積順の最も古い文書構成ファイルから順次削除して、新たな文書構成ファイルの蓄積を行ってもよい。
また、例えば、請求項9に記載するように、前記クライアントは、前記記憶手段の文書構成ファイルの蓄積容量の上限容量が予め設定されており、前記サーバから取得した文書構成ファイルの蓄積容量が当該上限容量に到達すると、当該蓄積している文書構成ファイルのうち、他のクライアントからの文書要求数の多い順であって、かつ、蓄積順の古い文書構成ファイルから順次削除して、新たな文書構成ファイルの蓄積を行ってもよい。
さらに、例えば、請求項10に記載するように、前記クライアントは、前記文書構成ファイルの蓄積容量が前記上限容量に到達して、前記蓄積を拒否した文書構成ファイル、または、前記削除した文書構成ファイルを前記サーバに通知し、当該サーバが、当該文書構成ファイルまたは当該クライアントの前記文書取得履歴リストへの登録を中止または当該クライアントを前記文書取得履歴リストから削除してもよい。
本発明の文書管理システムによれば、サーバが、クライアントからの文書要求に応じて文書構成ファイルを提供すると、当該文書構成ファイルの提供先のクライアントを特定する文書取得履歴リストを文書ファイル毎であってかつ当該文書ファイルの文書構成ファイル毎に作成するとともに、当該文書取得履歴リストの当該文書要求で指定されている文書構成ファイルに対応するリストを文書保持リストとして作成して当該クライアントに送信し、各クライアントが、取得した文書構成ファイルを蓄積して、文書保持リストを取得したクライアントが、当該文書保持リストに基づいて、取得を意図する文書構成ファイルを蓄積する他のクライアントを特定して、当該他のクライアントに対して文書要求を行い、当該クライアントから当該文書構成ファイルを取得するので、クライアントによっても文書ファイルを提供して、サーバにのみ文書要求が集中するのを防止することができ、サーバ性能や通信性能に関わらず、安価にかつ効率的に文書を管理することができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図9は、本発明の文書管理システムの一実施例を示す図であり、図1は、本発明の文書管理システムの一実施例を適用した文書管理システム1のシステム構成図である。
図1において、文書管理システム1は、複数のサーバ10とクライアント20が図示しないLAN(Local Area Network)、インターネット等の所定の通信経路で相互に接続されており、各サーバ10とクライアント20が通信経路を介して相互にデータの送受信を行う。
サーバ10は、通常のハードウェア構成に、ディスプレイ、キーボード、マウス等の入力部等を備えた一般的なサーバが用いられているとともに、その機能構成として、文書管理サーバ機能モジュール11、構成ファイルリスト保存機能モジュール12及び無効構成ファイル削除指示機能モジュール13等の文書管理機能モジュール14を備えており、この文書管理機能モジュール14は、CD(Compact Disc)、CD−RW(Compact Disc Rewritable )、フレキシブルディスク等の記録媒体に記録されている文書管理プログラムを読み込んで導入することで、構築されている。
文書管理サーバ機能モジュール11は、図示しないハードディスク等のデータベースに文書ファイルを蓄積する文書蓄積機能、文書検索機能、文書削除機能及び文書更新機能等の通常のサーバ10としての機能を実現するための機能を備えており、文書ファイルの蓄積、検索、削除、更新等の処理を行う。この文書ファイルは、文書の実体である1つ以上の文書構成ファイルとその属性等から構成されており、この属性としては、例えば、文書名、作成者、作成日等であり、この属性として、ハッシュ値を有していてもよい。
構成ファイルリスト保存機能モジュール12は、上記文書管理サーバ機能モジュール11がデータベースに蓄積する文書ファイル毎に、当該文書ファイルを構成する文書構成ファイルと文書属性及び当該文書構成ファイルを取得したクライアント20を特定するクライアント情報をリスト化して、構成ファイル履歴テーブル(文書取得履歴リスト)14(図2参照)としてデータベースに保存し、また、このクライアント20を任意のグループ毎にグループ化して当該グループ毎に構成ファイル履歴テーブル14を作成して管理するグループ化機能等を備えている。
この構成ファイルリスト保存機能モジュール12は、例えば、図2に示すような構成ファイル履歴テーブル14をサーバ10のデータベースに格納しており、構成ファイル履歴テーブル14には、図2の場合、ファイル名、ハッシュ値及び取得クライアントリスト等が文書ファイル毎に、かつ、文書構成ファイル毎に各レコードに割り振られて記録されている。すなわち、この構成ファイル履歴テーブル14は、グループ分けされたクライアント20の各グループに属する全てのクライアント20の取得した全ての文書構成ファイルの履歴を記録し、クライアント20からの取得実績によりレコードまたは取得クライアントリストが追加される。
無効構成ファイルの削除指示機能モジュール13は、文書構成ファイルの元文書ファイルが無効となった場合や取得クライアント20が「0」になった場合に、該当するレコードの削除を構成ファイルリスト保存機能モジュール12に指示し、構成ファイルリスト保存機能モジュール12は、構成ファイル履歴テーブル14の該当するレコードを削除する。
クライアント20は、通常のハードウェア構成に、ディスプレイ、キーボード、マウス等の入力部及び図示しないハードディスクやキャッシュ等のメモリ(記憶手段)等を備えた一般的なパーソナルコンピュータ等が用いられているとともに、その機能構成として、文書管理クライアント機能モジュール21、構成ファイル保存機能モジュール22、構成ファイル保持クライアント取得機能モジュール23、構成ファイル提供機能モジュール24及び文書再構築機能モジュール25等の文書管理機能モジュール26を備えており、この文書管理機能モジュール26は、CD、CD−RW、フレキシブルディスク等の記録媒体に記録されている文書管理プログラムを読み込んで導入することで、構築されている。
文書管理クライアント機能モジュール21は、通常の文書の管理・編集に必要な機能モジュールであり、文書取得機能、文書表示機能、検索指示機能及び削除指示機能等を備えている。文書管理クライアント機能モジュール21は、サーバ10や他のクライアント20に対して文書ファイルや文書構成ファイルを、当該ファイル名を指定して文書要求を行い、当該サーバ10やクライアント20から文書構成ファイルを取得するとともに、構成ファイル履歴テーブル14から作成される当該文書構成ファイルの構成ファイル保存クライアントテーブル26(図3参照)を取得する。
構成ファイル保存機能モジュール22は、キャッシュ機能、上限制限機能及びキャッシュ削除機能等を備えており、キャッシュ機能で、サーバ10や他のクライアント20から取得した文書ファイルや文書構成ファイル及び構成ファイル保存クライアントテーブル26をハードディスクやキャッシュ等のメモリ(なお、以下の説明では、キャッシュという。)に蓄積を行い、そのキャッシュ削除機能で、不要となった文書ファイルや文書構成ファイル及び構成ファイル保存クライアントテーブル26の削除を行う。また、構成ファイル保存機能モジュール22は、上限制限機能で、キャッシュの容量管理を行う。すなわち、構成ファイル保存機能モジュール22の上限制限機能は、サーバ10や他のクライアント20から取得した文書ファイルや文書構成ファイル及び構成ファイル保存クライアントテーブル26(以下、適宜、文書ファイル等という。)のキャッシュへの蓄積容量が、予め設定されているキャッシュの上限容量に到達すると、新たな文書ファイル等の蓄積を中止し、また、キャッシュ削除機能で、所定の削除順序でキャッシュの文書ファイル等の削除を行って、新たな文書ファイル等の蓄積を行う。この構成ファイル保存機能モジュール22のキャッシュ削除機能での文書ファイル等の削除は、蓄積順の最も古い順に削除し、また、他のクライアント20からの文書要求数の多い順であって、かつ、蓄積順の古い順に行う。
上記構成ファイル保存機能モジュール22は、サーバ10や他のクライアント20から取得した構成ファイル保存クライアントテーブル、例えば、図3に示すような構成ファイル保存クライアントテーブル26をクライアント20のキャッシュに格納しており、構成ファイル保存クライアントテーブル26には、図3の場合、文書構成ファイルのファイル名、ハッシュ値及び取得クライアントリスト等が各レコード毎に記録されている。この構成ファイル保存クライアントテーブル26は、後述するように、サーバ10が構成ファイル履歴テーブル14に基づいて作成して、送信されるものである。
構成ファイル保持クライアント取得機能モジュール23は、キャッシュの構成ファイル保存クライアントテーブル26から取得を意図する文書構成ファイルを蓄積している他のクライアント20を特定して、当該他のクライアント20に対して文書要求を行う。
構成ファイル提供機能モジュール24は、ハッシュ値確認機能等を備えており、他のクライアント20からの文書要求に応じて、文書構成ファイルを当該クライアント20に提供する。構成ファイル提供機能モジュール24は、そのハッシュ値確認機能で、ハッシュ値に基づいて、他のクライアント20に提供する文書構成ファイルの適否の判定と当該文書構成ファイルの送信制御を判定を行う。
文書再構築機能モジュール25は、ハッシュ値確認機能等を備えており、取得した文書構成ファイルと文書属性に基づいて元文書ファイルを再構築するとともに、そのハッシュ値確認機能で、ハッシュ値に基づいて、当該取得した文書構成ファイルの適否を判定する。なお、ハッシュ値は、与えられた原文から固定長の疑似乱数を生成する演算手法であるハッシュ関数によって生成された値である。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の文書管理システム1は、各クライアント20がサーバ10から取得した文書構成ファイルをキャッシュに保持するとともに、サーバ10から当該文書構成ファイルの構成ファイル保持クライアントテーブル26を取得し、当該構成ファイル保持クライアントテーブル26に基づいて、意図する文書構成ファイルを保持する他のクライアント20を特定して、当該他のクライアント20から文書構成ファイルを取得する。
なお、以下の説明では、サーバ10が、各クライアント20を予め任意のグループ毎にグループ分けし、当該グループによって提供する構成ファイル保存クライアントテーブル26を選択・制御するグループ管理を行っている場合について説明する。
いま、図4に示すように、クライアント20aが、サーバ10に対して、文書ファイルのファイル名、例えば、図4では、文書ファイルB1を指定した文書要求を行って文書の取得を要求すると、サーバ10は、データベースに蓄積している複数の文書ファイルのなかから文書要求された文書ファイルB1の属性と構成ファイル(File1〜File3)を読み出し、図5に示すように、構成ファイル保存クライアントテーブル26の作成・送信を行う。
すなわち、サーバ10は、クライアント20aから文書ファイルを指定した文書要求があると、データベースに蓄積している指定文書ファイルの属性情報を取得し(ステップS101)、当該属性情報から指定文書ファイルの文書構成ファイルとそのハッシュ値のリストを取得する(ステップS102)。
次に、サーバ10は、クライアント20aに提供するための空の構成ファイル保存クライアントテーブル26を作成し(ステップS103)、データベースから当該文書要求してきたクライアント20の属するグループの構成ファイル履歴テーブル14を取得して(ステップS104)、ステップS102で取得した指定文書ファイルの文書構成ファイルリストに未処理要素があるかチェックする(ステップS105)。
ステップS105で、上記取得した指定文書ファイルの文書構成ファイルリストに未処理要素(未処理文書構成ファイル)があると、サーバ10は、未処理要素の取得を行い(ステップS106)、構成ファイル履歴テーブル14に当該未処理要素と同一ハッシュ値の要素があるかチェックする(ステップS107)。
ステップS107で、同一ハッシュ値の要素がないときには、サーバ10は、当該取得した要素は不正であると判断して、ステップS105に戻って、上記同様に処理する(ステップS105〜S107)。
サーバ10は、ステップS107で、同一ハッシュ値の要素があると、当該取得した要素は適正であると判断して、当該要素を構成ファイル保存クライアントテーブル26に追加し(ステップS108)、ステップS105に戻って、上記同様に処理する(ステップS105〜S108)。
ステップS105で、当該取得した指定文書ファイルの文書構成ファイルリストの未処理要素がなくなると、サーバ10は、作成した構成ファイル保存クライアントテーブル26を当該文書要求をしてきたクライアント20aに送信して、処理を終了する(ステップS109)。
また、サーバ10は、文書構成ファイルを特定した文書構成ファイルの取得を要求する文書要求がクライアント20aからあると(例えば、図4では、文書ファイルB1のFile1を指定した文書要求があると)、サーバ10は、データベースに蓄積している当該文書ファイルの文書構成ファイルのなかから文書要求された文書ファイルB1の属性と文書構成ファイル(File1)を読み出して、当該クライアント20aに送信するとともに、図6に示すように、構成ファイル履歴テーブル14の更新処理を行う。
すなわち、サーバ10は、文書構成ファイルを特定した文書要求がクライアント20aからあると、図6に示すように、当該要求クライアント20aの属するグループの構成ファイル履歴テーブル14をデータベースから取得し(ステップS201)、指定の文書構成ファイルが当該取得した構成ファイル履歴テーブル14に含まれているかチェックする(ステップS202)。
ステップS202で、指定の文書構成ファイルが構成ファイル履歴テーブル14に含まれていないときには、サーバ10は、当該構成ファイル履歴テーブル14に指定の文書構成ファイルの要素を追加し(ステップS203)、当該構成ファイル履歴テーブル14の当該文書構成ファイルの取得クライアントリストの欄に、当該文書要求を行ってきたクライアント20aを追加して、処理を終了する(ステップS204)。
ステップS202で、指定の文書構成ファイルが構成ファイル履歴テーブル14に含まれているときには、サーバ10は、文書要求を行ってきたクライアント20aが当該構成ファイル履歴テーブル14の当該文書構成ファイルの取得クライアントリストの欄に含まれているかチェックし(ステップS205)、含まれていないときには、当該構成ファイル履歴テーブル14の当該文書構成ファイルの取得クライアントリストの欄に、当該文書要求を行ってきたクライアント20aを追加して、処理を終了する(ステップS204)。
ステップS205で、文書要求を行ってきたクライアント20aが当該構成ファイル履歴テーブル14の当該文書構成ファイルの取得クライアントリストの欄に含まれているときには、サーバ10は、当該クライアント20aが既に登録されていて追加する必要がないと判断して、処理を終了する。
そして、文書要求をサーバ10に行ったクライアント20aは、図7に示すように文書取得処理を行う。すなわち、クライアント20aは、文書要求を行うと、当該取得文書ファイルの構成ファイル保存クライアントテーブル26と属性をサーバ10から取得し(ステップS301)、当該取得した構成ファイル保存クライアントテーブル26が空であるかチェックする(ステップS302)。
ステップS302で、構成ファイル保存クライアントテーブル26が空であると、クライアント20aは、文書構成ファイルを蓄積している他のクライアント20が存在しないので、全ての文書構成ファイルをサーバ10から取得し(ステップS303)、当該取得した属性と文書構成ファイルから文書(文書ファイル)を再構築する(ステップS304)。
クライアント20aは、文書ファイルを再構築すると、取得した文書構成ファイルをキャッシュに登録して、処理を終了する(ステップS305)。
ステップS302で、構成ファイル保存クライアントテーブル26が空でないときには、クライアント20aは、未処理の要素があるか、すなわち、未取得の文書構成ファイルがあるかチェックし(ステップS306)、未処理の要素があるときには、構成ファイル保存クライアントテーブル26に基づいて、当該未処理要素の文書構成ファイルを蓄積している他のクライアント20を特定して、当該未処理要素の文書構成ファイルを当該他のクライアント20から取得する(ステップS307)。
クライアント20aは、他のクライアント20からの文書構成ファイルの取得を行うと、当該クライアント20からの文書構成ファイルの取得に成功したかチェックし(ステップS308)、文書構成ファイルの取得に成功すると、ステップS306に戻って、上記同様に処理する(ステップS306〜S308)。
ステップS308で、他のクライアント20からの文書構成ファイルの取得に失敗すると、クライアント20aは、当該文書構成ファイルと当該文書構成ファイルの取得に失敗したクライアント20を特定する旨をサーバ10に通知する失敗通知処理を行い(ステップS309)、サーバ10から当該取得に失敗した文書構成ファイルを取得して(ステップS310)、ステップS306に戻って、上記同様に処理する(ステップS306〜S310)。
すなわち、例えば、図8に示すように、文書ファイルB1の文書要求をサーバ10に行ったクライアント20aは、サーバ10から当該文書ファイルB1の構成ファイル保存クライアントテーブル26と属性を取得し、当該構成ファイル保存クライアントテーブル26が空であると、全ての文書構成ファイル(File1〜File3)をサーバ10から取得して文書ファイルB1の再構築を行うが、構成ファイル保存クライアントテーブル26が空でないとき、すなわち、文書構成ファイルを蓄積している他のクライアント20bが登録されていると、当該構成ファイル保存クライアントテーブル26で特定した他のクライアント20bから全ての文書構成ファイルを取得できたときには、当該取得した文書構成ファイルで文書ファイルB1の再構築を行い、取得に失敗した文書構成ファイルがあると、当該文書構成ファイルについては、サーバ10から当該取得に失敗した文書構成ファイルを取得して、文書ファイルB1の再構築を行う。なお、図8では、文書ファイルB1を構成する文書構成ファイルFile1〜File3のうち、文書構成ファイルFile2と文書構成ファイルFile3については他のクライアント20bから取得し、文書構成ファイルFile1については、サーバ10から取得して、文書ファイルB1を再構築して、再構築した文書構成ファイルB1をキャッシュに登録している例を示している。
そして、各クライアント20は、キャッシュの管理処理を、図9に示すように行う。すなわち、クライアント20は、文書構成ファイルのキャッシュ登録タイミングになると、図9に示すように、登録対象の文書構成ファイルのファイルサイズを取得し(ステップS401)、次に、現在のキャッシュの総サイズ(使用済み総サイズ)を取得する(ステップS402)。
そして、クライアント20は、上記取得した登録対象の文書構成ファイルのサイズと現在のキャッシュの総サイズを加算した加算サイズが、予め設定されているキャッシュの上限サイズ(上限容量)以下であるかチェックし(ステップS403)、以下であると、キャッシュの容量に余裕があると判断して、当該登録対象の文書構成ファイルをキャッシュに登録して処理を終了する(ステップS404)。
ステップS403で、上記加算サイズが上限サイズを超えていると、クライアント20は、キャッシュから削除する文書構成ファイルを選択し(ステップS405)、当該選択した文書構成ファイルをキャッシュから削除する(ステップS406)。
そして、クライアント20は、このキャッシュから削除する文書構成ファイルの選択は、例えば、キャッシュ登録順(蓄積順)の最も古い文書構成ファイル、または、キャッシュ登録(蓄積)されている文書構成ファイルのうち、他のクライアント20からの文書要求数の多い順であって、かつ、登録順の古い文書ファイルから順次削除対象とする。
クライアント20は、文書構成ファイルをキャッシュから削除すると、当該文書構成ファイルを削除した旨の削除通知をサーバ10に行い(ステップS407)、ステップS402に戻って、現在のキャッシュの総サイズの取得から上記同様に処理して、ステップS403で、文書構成ファイルのキャッシュからの削除によって上記加算サイズが上限サイズ以下となると、当該登録対象の文書構成ファイルをキャッシュに登録して処理を終了する(ステップS404)。
そして、サーバ10は、クライアント20から文書構成ファイルの削除通知を受け取ると、構成ファイル履歴テーブル14の当該削除通知のあった文書構成ファイルの取得クライアントリストの欄から当該削除通知を行ってきたクライアント20を削除する。このとき、当該文書構成ファイルの取得クライアントリストに、当該削除通知をしてきたクライアント20のみが登録されていて、当該クライアント20を削除すると、取得クライアントリストが空になるときには、当該文書構成ファイルのレコードを削除する。
このように、本実施例の文書管理システム1は、サーバ10が、クライアント20からの文書要求に応じて文書構成ファイルを提供すると、当該文書構成ファイルの提供先のクライアント20を特定する構成ファイル履歴テーブル(文書取得履歴リスト)14を文書ファイル毎に作成し、クライアント20からファイル名を指定した文書要求があると、当該指定のファイルに対応する構成ファイル保存クライアントテーブル26を作成して当該クライアント20に送信し、また、各クライアント20が、取得した文書構成ファイルを蓄積して、構成ファイル保存クライアントテーブル26を取得したクライアント20が、当該構成ファイル保存クライアントテーブル26に基づいて、取得を意図する文書構成ファイルを蓄積する他のクライアント20を特定して、当該他のクライアント20に対して文書要求を行って、当該クライアント20から当該文書構成ファイルを取得している。
したがって、クライアント20によっても文書ファイルや文書構成ファイルを提供することができるとともに、サーバ20にのみ文書要求が集中するのを防止することができ、サーバ性能や通信性能に関わらず、安価にかつ効率的に文書ファイルを管理することができる。
すなわち、クライアント20でサーバ10の文書資源の一部である文書構成ファイルを多重化して提供することで、サーバ機能の補強を行うことなく、資源の提供性能を向上させることができる。
また、本実施例の文書管理システム1は、他のクライアント20に文書要求を行ったクライアント20は、当該文書要求に失敗すると、当該他のクライアント20を特定した文書取得失敗情報をサーバ20に送信し、サーバ20が、構成ファイル履歴テーブル14から当該文書取得失敗情報に対応する文書構成ファイルに対して登録されている当該他のクライアント20を削除している。
したがって、構成ファイル履歴テーブル14の正確性を向上させることができ、クライアント20による無駄な文書要求等を防止して、利用性をより一層向上させることができる。
さらに、本実施例の文書管理システム1は、サーバ20が、クライアント10を任意のグループ毎にグループ分けし、構成ファイル履歴テーブル14を当該グループ毎に管理して、クライアント20から文書要求があると、当該文書要求をしてきたクライアント20の属するグループに対して登録されている当該文書要求にかかる文書ファイルの構成ファイル履歴テーブル14から構成ファイル保存クライアントテーブル26を作成して送信している。
したがって、グループ外からの構成ファイル保存クライアントテーブル26の不要な取得を防止することができ、グループ内でのセキュリティを確保することができる。
また、本実施例の文書管理システム1は、サーバ10が、構成ファイル履歴テーブル14に登録した文書ファイルや文書構成ファイルが無効になると、構成ファイル履歴テーブル14から当該文書ファイルや当該文書構成ファイルを削除するとともに、当該ファイルの文書要求を行ってきた各クライアント20に対して、当該文書構成ファイルの削除を指示し、当該削除指示を受けたクライアント20が、当該削除指示に対応する文書構成ファイルをキャッシュから削除している。
したがって、無駄なファイルをキャッシュから削除することができ、キャッシュを有効利用することができる。
さらに、本実施例の文書管理システム1は、クライアント20が、キャッシュの文書構成ファイル(文書ファイル等)の蓄積容量の上限容量が予め設定されており、サーバ10から取得した文書構成ファイルの蓄積容量が当該上限容量に到達すると、新たな文書構成ファイルの蓄積を中止している。
したがって、文書構成ファイルの過剰な蓄積による負荷を抑制することができ、利用性を向上させることができる。
また、本実施例の文書管理システム1は、クライアント20が、サーバ10から取得した文書構成ファイルの蓄積容量がキャッシュの上限容量に到達すると、当該蓄積している文書構成ファイルのうち、蓄積順の最も古い文書構成ファイルから順次削除して、新たな文書構成ファイルの蓄積を行っている。
したがって、利用頻度の少ないと思われる文書構成ファイルを削除して、新たな文書構成ファイルを蓄積することができ、利用性を向上させることができる。
さらに、本実施例の文書管理システム1は、クライアント20が、サーバ10から取得した文書構成ファイルの蓄積容量がキャッシュの上限容量に到達すると、当該蓄積している文書構成ファイルのうち、他のクライアント20からの文書要求数の多い順であって、かつ、蓄積順の古い文書構成ファイルから順次削除して、新たな文書構成ファイルの蓄積を行っている。
したがって、文書要求数が多く他のクライアント20でも蓄積されている可能性が高く、かつ、利用頻度が低い文書構成ファイルを削除して、新たな文書構成ファイルを蓄積することができ、より一層利用性を向上させることができる。
また、本実施例の文書管理システム1は、クライアント20が、文書構成ファイルの蓄積容量がキャッシュの上限容量に到達して、蓄積を拒否した文書構成ファイル、または、削除した文書構成ファイルをサーバ10に通知し、サーバ10が、当該文書構成ファイルまたは当該クライアント20の構成ファイル履歴テーブル14への登録を中止している。
したがって、構成ファイル履歴テーブル14の内容を正確な状態に維持することができ、無駄な文書要求等の発生を防止して、利用性をより一層向上させることができる。
なお、上記説明において、各クライアント20がハッシュ値に基づいて、文書構成ファイルの適否を判別して、文書構成ファイルの取得を制御してもよい。
すなわち、クライアント20は、文書構成ファイルとともに当該文書構成ファイルのハッシュ値をサーバ10から取得してキャッシュに登録し、ハッシュ値を含む構成ファイル保存クライアントテーブル26をサーバ10から取得すると、当該構成ファイル保存クライアントテーブル26に基づいて、取得を意図する文書構成ファイルを蓄積する他のクライアント20を特定して、当該他のクライアント20に当該文書構成ファイルの文書要求を行って、当該他のクライアント20から当該文書構成ファイルと当該文書構成ファイルのハッシュ値を取得し、サーバ10から取得したハッシュ値と当該他のクライアント20から取得したハッシュ値を比較して当該他のクライアント20から取得した文書構成ファイルの適否を検証する。
このようにすると、適正な文書ファイルや文書構成ファイルを適切に取得することができ、文書の適正を向上させることができる。
また、クライアント20は、ハッシュ値を含む構成ファイル保存クライアントテーブル26をサーバ10から取得すると、当該構成ファイル保存クライアントテーブル26に基づいて、取得を意図する文書構成ファイルを蓄積する他のクライアント20に対して、文書要求を行う際に、当該文書構成ファイルのハッシュ値を送り、当該他のクライアント20が、キャッシュに登録している当該文書要求のあった文書構成ファイルのハッシュ値と当該文書要求とともに送られてきたハッシュ値から当該文書構成ファイルの適否を検証して、当該文書構成ファイルが適正であると判断すると、当該文書構成ファイルを当該文書要求を行ってきたクライアント20に送信する。
このようにすると、文書構成ファイルを取得する前に、文書構成ファイルの適否を検証することができ、無駄な文書構成ファイルの送信を防止して、より一層利用性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本発明は、サーバの蓄積する1つ以上の文書構成ファイルを有する文書ファイルをネットワーク等の通信回線を介してサーバとクライアントとで効率的に管理する文書管理システムに適用することができる。
本発明の文書管理システムの一実施例を適用した文書管理システムのシステム構成図。 図1のサーバの格納している構成ファイル履歴テーブルの一例を示す図。 図1のクライアントの格納している構成ファイル保存クライアントテーブルの一例を示す図。 図1の文書管理システムによるクライアントがサーバに文書要求を行う際の文書管理処理の説明図。 図1のサーバによる構成ファイル保存クライアントテーブルの作成・送信処理を示すフローチャート。 図1のサーバによる構成ファイル履歴テーブルの更新処理を示すフローチャート。 図1のクライアントによる文書取得処理を示すフローチャート。 図1の文書管理システムによるクライアントがサーバと他のクライアントから文書構成ファイルを取得する文書管理処理の説明図。 図1のクライアントによるキャッシュ管理処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 文書管理システム
10 サーバ
11 文書管理サーバ機能モジュール
12 構成ファイルリスト保存機能モジュール
13 無効構成ファイル削除指示機能モジュール
14 文書管理機能モジュール
20、20a、20b クライアント
21 文書管理クライアント機能モジュール
22 構成ファイル保存機能モジュール
23 構成ファイル保持クライアント取得機能モジュール
24 構成ファイル提供機能モジュール
25 文書再構築機能モジュール
26 文書管理機能モジュール
B1 文書(ファイル)

Claims (10)

  1. サーバが、少なくとも1つ以上の文書構成ファイルを有する文書ファイルをデータベースに複数蓄積して管理し、クライアントからの文書要求に応じて、当該蓄積する文書構成ファイルを提供する文書管理システムにおいて、前記サーバは、前記クライアントからのファイルを指定した文書要求に応じて当該指定されている文書構成ファイルを提供すると、当該文書構成ファイルの提供先の前記クライアントを特定する文書取得履歴リストを文書ファイル毎であってかつ当該文書ファイルの文書構成ファイル毎に作成するとともに、当該文書取得履歴リストの当該文書要求で指定されている文書構成ファイルに対応するリストを文書保持リストとして作成して当該クライアントに送信し、前記各クライアントは、前記取得した文書構成ファイルを所定の記憶手段に蓄積し、前記文書保持リストを取得したクライアントは、当該文書保持リストに基づいて、取得を意図する文書構成ファイルを蓄積する他のクライアントを特定し、当該他のクライアントに対して文書要求を行って、当該クライアントから当該文書構成ファイルを取得して文書ファイルを再構築することを特徴とする文書管理システム。
  2. 前記サーバは、前記文書取得履歴リストに各文書構成ファイルのハッシュ値をも登録し、前記クライアントは、前記文書構成ファイルとともに当該文書構成ファイルのハッシュ値を当該サーバから取得して前記記憶手段に蓄積し、また、当該ハッシュ値を含む前記文書保持リストを前記サーバから取得し、前記他のクライアントへの文書要求によって、当該他のクライアントから前記文書構成ファイルとともに当該文書構成ファイルの前記ハッシュ値を取得し、前記サーバから取得したハッシュ値と当該他のクライアントから取得した前記ハッシュ値を比較して当該他のクライアントから取得した文書構成ファイルの適否を検証することを特徴とする請求項1記載の文書管理システム。
  3. 前記サーバは、前記文書取得履歴リストに各文書構成ファイルのハッシュ値をも記憶し、前記クライアントは、前記文書構成ファイルとともに当該文書構成ファイルのハッシュ値を当該サーバから取得して前記記憶手段に蓄積し、また、当該ハッシュ値を含む前記文書保持リストを前記サーバから取得し、前記他のクライアントへの文書要求において、当該文書要求にかかる文書構成ファイルのハッシュ値を送り、当該他のクライアントは、前記記憶手段に蓄積している当該文書要求のあった文書構成ファイルのハッシュ値と当該文書要求とともに送られてきたハッシュ値を比較して当該文書構成ファイルの適否を検証し、当該文書構成ファイルが適正であると、当該文書構成ファイルを当該文書要求を行ってきたクライアントに送信することを特徴とする請求項1記載の文書管理システム。
  4. 前記他のクライアントに文書要求を行ったクライアントは、当該文書要求に失敗すると、当該他のクライアントを特定した文書取得失敗情報を前記サーバに送信し、前記サーバは、前記文書取得履歴リストから当該文書取得失敗情報に対応する文書構成ファイルに対して登録されている当該他のクライアントを削除することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の文書管理システム。
  5. 前記サーバは、前記クライアントを任意のグループ毎にグループ分けし、前記文書取得履歴リストを当該グループ毎に管理して、前記クライアントから文書要求があると、当該文書要求をしてきたクライアントの属するグループに対して登録されている当該文書要求にかかる文書ファイルの文書保持リストを作成して送信することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の文書管理システム。
  6. 前記サーバは、前記文書取得履歴リストに登録した文書ファイルまたは文書構成ファイルが無効になると、当該文書ファイルまたは当該文書構成ファイルの前記文書取得履歴リストを削除するとともに、当該文書ファイルの文書要求を行ってきた各クライアントに対して、当該文書構成ファイルの削除を指示し、当該削除指示を受けたクライアントが、当該削除指示に対応する文書構成ファイルを前記記憶手段から削除することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の文書管理システム。
  7. 前記クライアントは、前記記憶手段の文書構成ファイルの蓄積容量の上限容量が予め設定されており、前記サーバから取得した文書構成ファイルの蓄積容量が当該上限容量に到達すると、新たな文書構成ファイルの蓄積を中止することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の文書管理システム。
  8. 前記クライアントは、前記記憶手段の文書構成ファイルの蓄積容量の上限容量が予め設定されており、前記サーバから取得した文書構成ファイルの蓄積容量が当該上限容量に到達すると、当該蓄積している文書構成ファイルのうち、蓄積順の最も古い文書構成ファイルから順次削除して、新たな文書構成ファイルの蓄積を行うことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の文書管理システム。
  9. 前記クライアントは、前記記憶手段の文書構成ファイルの蓄積容量の上限容量が予め設定されており、前記サーバから取得した文書構成ファイルの蓄積容量が当該上限容量に到達すると、当該蓄積している文書構成ファイルのうち、他のクライアントからの文書要求数の多い順であって、かつ、蓄積順の古い文書構成ファイルから順次削除して、新たな文書構成ファイルの蓄積を行うことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の文書管理システム。
  10. 前記クライアントは、前記文書構成ファイルの蓄積容量が前記上限容量に到達して、前記蓄積を拒否した文書構成ファイル、または、前記削除した文書構成ファイルを前記サーバに通知し、当該サーバが、当該文書構成ファイルまたは当該クライアントの前記文書取得履歴リストへの登録を中止または当該クライアントを前記文書取得履歴リストから削除することを特徴とする請求項7から請求項9のいずれかに記載の文書管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009301204A (ja) * 2008-06-11 2009-12-24 Hitachi Systems & Services Ltd 文書管理システム
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