JPWO2004095994A1 - 調理器取っ手の調理温度アラーム装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、調理やフライパンなどの調理用器に結ばれる調理用取っ手に、調理温度を感知する温度センサと温度センサを動作させる回路基板、電源供給用電池、ブザー50を一体性があるように組立して水密に維持した状態で安全な組立に、調理用器の加熱物が設定温度に達したときに音で知らせる調理器取っ手の調理温度アラーム装置である。このアラーム装置は、取っ手本体10の収容部12の底に配置されたパッキン20によって収容部12に密着に装着されて水密性を達成し、周壁の内面32に少なくても1つ以上の突条30を形成して、収容される回路基板40の側縁部に形成された係合溝42に係合させて回路基板40の変位を防止し、回路基板40と電線44によって接続されたブザー50を、回路基板40とは別に収容するブザー収容部52が一体性あるように形成されたカバー60を備える。
Description
本発明は、調理器の取っ手に実施される調理温度アラーム装置に関し、もっと詳しくは、調理鍋やフライパンなどの調理器に結合される調理器取っ手に調理温度を感知する温度センサ、温度センサを作動する回路基板、電源供給用電池およびブザーなどを一体性があるように組み立てられ、水密性を維持した状態で安全な組み付け型調理器において加熱物が設定温度になると報知する調理器取っ手の調理温度アラーム装置に関する。
一般的に、鍋やフライパンなどの調理器は、調理器本体に調理器取っ手であるサイドハンドルが設けられた構造になっているため、携帯しやすく、煎る料理のときには調理器本体がぐらつかないようにして安全に調理でき、その調理器本体を加熱物が入ったままで調理室から食卓まで容易に運ぶことができる。
このような従来のサイドハンドルは、調理器本体の外面に連結部を固定して携帯することができる構成になっており、調理器本体を、簡単に調理器取っ手を使って自由に、しかも安全に運搬することが可能であるが、調理器本体の加熱状態を感知して知らせることができるように構成されていないため、調理者が直接目で加熱物の加熱状態を視覚的に判断して料理を行っている。
加熱状態の目視による判断は、不安定であり、調理に慣れていない人には難しく、他の作業をしながら、頻繁に加熱状態を確認しなければならず、調理作業を行う上で利便性が悪いという問題がある。また、調理器に対して離れた遠い場所では、加熱物の加熱状態が判りにくいので、他の作業と並行して調理することが難しいという問題がある。
加熱状態を感知して前記の問題を解決する先行技術は、特開平2−232013号公報に調理用測温装置として開示されている。この従来技術では、調理器取っ手に温度センサを設置し、この温度センサの検出情報に基づいて所定の調理情報信号を発する発信手段によって調理物の温度を測定し、ブザーの鳴動によって加熱状態を知らせるようになっている。しかし、この温度センサは、調理器取っ手の上部または調理器本体内に長く引き出されて延びるアームの先端に設けられた構造になっているため、人為的に前記アームを屈曲操作して温度センサを調理される加熱物に接触させることによって、高精度で加熱温度を感知することができるが、前方に引き出された温度センサは、調理用容器本体に対して最適な位置に配置されなければならない。
したがって、前述の各従来技術では、調理者が調理するとき、人為的な操作および視覚的な確認作業によって加熱温度を検出しなければならず、使い勝手が悪いという問題がある。また、温度センサおよび発信手段が設けられる調理器取っ手の構造には防水機能が設けられていないので、調理器本体を水で洗うときに調理器取っ手内への水の浸入に気をつけなければならず、腐食などを生じて長期にわたって使用することができなくなってしまい、経済性が悪いという問題がある。
また、他の従来技術は、本件出願人によって韓国実用新案登録第274258号として提案されている。この調理器取っ手の調理温度アラーム装置は、調理器取っ手に温度センサ、回路基板、およびブザーを備えており、温度感知手段によるブザーによって調理者が加熱温度を認識できるようにして、初期の調理物を入れた調理器本体をバーナに置いて他のことをしながら調理状態が判るという便利さを提供する。
しかし、この従来技術は、検出手段および発信手段の構成部品が調理器取っ手に集中的に配置されているため、調理器取っ手を製造するに際して組立作業が煩雑であり、また修理や点検のときに調理器取っ手の分解・組立を容易に行うことができず、利便性が悪いという問題がある。またシーリングされてない状態で調理器取っ手を使うので、調理器を洗うときや使用中に、前記調理器取っ手内に浸入した水分によって、前記検出手段および発信手段の構成部品が腐食してしまい、この腐食に起因する故障が生じやすく、経済性が悪いという問題がある。
一方、本願出願人によってなされた韓国実用新案登録第319773号のような調理器取っ手の調理温度アラーム装置においては、調理用取っ手に組付けられるカバーに、調理温度を感知する温度センサと、温度センサを作動する回路基板および電源供給用電池、ブザー等を一体性よく配列した後に組付けて、また、気密に保持した状態で組付けられるので、調理容器の調理物を設定温度で知らせるようになっている。
ところが、前記技術は、調理用取っ手に着脱可能に配置され組付けられるカバーに回路基板と電池およびブザー等が一体性よく配置する空間があまりにも大きくて、組付けが不便になり、配置面積が大きくて、気密保持がよく行われなくて、部品損傷による故障が頻繁であった。
また、取っ手の広い領域にかけて部品の配置が行われるので、組付け安定性が不足し、修理・点検が不便になる問題があった。
このような従来のサイドハンドルは、調理器本体の外面に連結部を固定して携帯することができる構成になっており、調理器本体を、簡単に調理器取っ手を使って自由に、しかも安全に運搬することが可能であるが、調理器本体の加熱状態を感知して知らせることができるように構成されていないため、調理者が直接目で加熱物の加熱状態を視覚的に判断して料理を行っている。
加熱状態の目視による判断は、不安定であり、調理に慣れていない人には難しく、他の作業をしながら、頻繁に加熱状態を確認しなければならず、調理作業を行う上で利便性が悪いという問題がある。また、調理器に対して離れた遠い場所では、加熱物の加熱状態が判りにくいので、他の作業と並行して調理することが難しいという問題がある。
加熱状態を感知して前記の問題を解決する先行技術は、特開平2−232013号公報に調理用測温装置として開示されている。この従来技術では、調理器取っ手に温度センサを設置し、この温度センサの検出情報に基づいて所定の調理情報信号を発する発信手段によって調理物の温度を測定し、ブザーの鳴動によって加熱状態を知らせるようになっている。しかし、この温度センサは、調理器取っ手の上部または調理器本体内に長く引き出されて延びるアームの先端に設けられた構造になっているため、人為的に前記アームを屈曲操作して温度センサを調理される加熱物に接触させることによって、高精度で加熱温度を感知することができるが、前方に引き出された温度センサは、調理用容器本体に対して最適な位置に配置されなければならない。
したがって、前述の各従来技術では、調理者が調理するとき、人為的な操作および視覚的な確認作業によって加熱温度を検出しなければならず、使い勝手が悪いという問題がある。また、温度センサおよび発信手段が設けられる調理器取っ手の構造には防水機能が設けられていないので、調理器本体を水で洗うときに調理器取っ手内への水の浸入に気をつけなければならず、腐食などを生じて長期にわたって使用することができなくなってしまい、経済性が悪いという問題がある。
また、他の従来技術は、本件出願人によって韓国実用新案登録第274258号として提案されている。この調理器取っ手の調理温度アラーム装置は、調理器取っ手に温度センサ、回路基板、およびブザーを備えており、温度感知手段によるブザーによって調理者が加熱温度を認識できるようにして、初期の調理物を入れた調理器本体をバーナに置いて他のことをしながら調理状態が判るという便利さを提供する。
しかし、この従来技術は、検出手段および発信手段の構成部品が調理器取っ手に集中的に配置されているため、調理器取っ手を製造するに際して組立作業が煩雑であり、また修理や点検のときに調理器取っ手の分解・組立を容易に行うことができず、利便性が悪いという問題がある。またシーリングされてない状態で調理器取っ手を使うので、調理器を洗うときや使用中に、前記調理器取っ手内に浸入した水分によって、前記検出手段および発信手段の構成部品が腐食してしまい、この腐食に起因する故障が生じやすく、経済性が悪いという問題がある。
一方、本願出願人によってなされた韓国実用新案登録第319773号のような調理器取っ手の調理温度アラーム装置においては、調理用取っ手に組付けられるカバーに、調理温度を感知する温度センサと、温度センサを作動する回路基板および電源供給用電池、ブザー等を一体性よく配列した後に組付けて、また、気密に保持した状態で組付けられるので、調理容器の調理物を設定温度で知らせるようになっている。
ところが、前記技術は、調理用取っ手に着脱可能に配置され組付けられるカバーに回路基板と電池およびブザー等が一体性よく配置する空間があまりにも大きくて、組付けが不便になり、配置面積が大きくて、気密保持がよく行われなくて、部品損傷による故障が頻繁であった。
また、取っ手の広い領域にかけて部品の配置が行われるので、組付け安定性が不足し、修理・点検が不便になる問題があった。
このような問題点を解決するために本発明の目的は、調理器本体の外面に装着された調理器取っ手に、温度センサを調理器本体と隣接させて内蔵させ、検出手段および発信手段などをカバーによって覆われた空間内に入れて、安全で良好なシーリング状態になるように組み立てて、製造時の組立性を向上することができるようにした調理器取っ手の調理温度アラーム装置を提供することである。
また本発明の他の目的は、調理器取っ手の内部が防水されるように組み立て、調理器を洗うとき、水分による腐食を防いで長い間使うことができる経済性の向上された調理器取っ手の調理温度アラーム装置を提供することである。
本発明は、上述のような従来の問題点を解決するためになされたもので、調理容器ボディーの外面に付着される調理器取っ手の所定領域に回路基板と電池およびブザー等を受容する保護ケースを埋め込み、カバーを螺線結合して、組付けの便利性を向上し、部品管理および保管を安定かつ良好にすると共に、組付けの便利性と製品安定性を図る調理器取っ手の調理温度アラーム装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、加熱物が収容される調理器本体の側部に、調理器取っ手が着脱自在に連結され、前記調理器取っ手には、少なくとも調理器本体内の加熱物の温度を検出する温度検出部と、音を発生する音発生部と、前記温度検出部によって検出された検出温度が前記予め定める設定温度に達したとき、前記音発生部に警報音を発生させる信号処理部とが備えられる調理器取っ手の調理温度アラーム装置において、
前記調理器取っ手は、前記温度検出部、警報音発生部および信号処理部が設けられる取っ手本体と、前記取っ手本体に着脱自在に設けられ、取っ手本体に収容された前記温度検出部、警報音発生部および信号処理部を、水密に覆うカバーとを含むことを特徴とする調理器取っ手の調理温度アラーム装置である。
また本発明は、前記温度検出部と信号処理部とは、温度検出側の電線によって電気的に接続され、これらの温度検出部および信号処理部間には、前記温度検出側の電線が挿通されるシーリング片によって水密に仕切られることを特徴とする。
また本発明は、前記信号処理部と警報音発生部とは、警報音発生側の電線によって電気的に接続され、これらの信号処理部および警報音発生部間は、前記警報音発生側の電線が挿通される隔壁によって水密に仕切られることを特徴とする。
また本発明は、前記カバーには、警報音発生部が収容される空間に連通し、気体の通過を許容しかつ液体の通過を遮断する透孔が形成され、
前記カバーの前記透孔が形成される部分と警報音発生部との間には、気体の通過を許容しかつ異物の通過を阻止する濾過フィルタが介在されることを特徴とする。
さらに本発明は、調理器取っ手には、少なくとも前記回路基板、電池およびブザーが内蔵される保護ケースが着脱可能に装着されることを特徴とする。
本発明によれば、調理器本体に付着される調理器取っ手の所定領域に保護ケースを配置し、この保護ケースに感知手段がお知らせ手段等を安全に受容してカバーで気密に保持することにより、組付けが簡単で容易であり、部品の故障の発生なしに安全に使用することができるようにし、故障または異常が発生したときに修理・点検をより容易にかつ迅速に行えることによって、作業の便利性を図るなど、調理工程が迅速であって生産性向上を達成しながら、修理・点検を単純化して迅速に行なうことが可能となる。
また本発明の他の目的は、調理器取っ手の内部が防水されるように組み立て、調理器を洗うとき、水分による腐食を防いで長い間使うことができる経済性の向上された調理器取っ手の調理温度アラーム装置を提供することである。
本発明は、上述のような従来の問題点を解決するためになされたもので、調理容器ボディーの外面に付着される調理器取っ手の所定領域に回路基板と電池およびブザー等を受容する保護ケースを埋め込み、カバーを螺線結合して、組付けの便利性を向上し、部品管理および保管を安定かつ良好にすると共に、組付けの便利性と製品安定性を図る調理器取っ手の調理温度アラーム装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、加熱物が収容される調理器本体の側部に、調理器取っ手が着脱自在に連結され、前記調理器取っ手には、少なくとも調理器本体内の加熱物の温度を検出する温度検出部と、音を発生する音発生部と、前記温度検出部によって検出された検出温度が前記予め定める設定温度に達したとき、前記音発生部に警報音を発生させる信号処理部とが備えられる調理器取っ手の調理温度アラーム装置において、
前記調理器取っ手は、前記温度検出部、警報音発生部および信号処理部が設けられる取っ手本体と、前記取っ手本体に着脱自在に設けられ、取っ手本体に収容された前記温度検出部、警報音発生部および信号処理部を、水密に覆うカバーとを含むことを特徴とする調理器取っ手の調理温度アラーム装置である。
また本発明は、前記温度検出部と信号処理部とは、温度検出側の電線によって電気的に接続され、これらの温度検出部および信号処理部間には、前記温度検出側の電線が挿通されるシーリング片によって水密に仕切られることを特徴とする。
また本発明は、前記信号処理部と警報音発生部とは、警報音発生側の電線によって電気的に接続され、これらの信号処理部および警報音発生部間は、前記警報音発生側の電線が挿通される隔壁によって水密に仕切られることを特徴とする。
また本発明は、前記カバーには、警報音発生部が収容される空間に連通し、気体の通過を許容しかつ液体の通過を遮断する透孔が形成され、
前記カバーの前記透孔が形成される部分と警報音発生部との間には、気体の通過を許容しかつ異物の通過を阻止する濾過フィルタが介在されることを特徴とする。
さらに本発明は、調理器取っ手には、少なくとも前記回路基板、電池およびブザーが内蔵される保護ケースが着脱可能に装着されることを特徴とする。
本発明によれば、調理器本体に付着される調理器取っ手の所定領域に保護ケースを配置し、この保護ケースに感知手段がお知らせ手段等を安全に受容してカバーで気密に保持することにより、組付けが簡単で容易であり、部品の故障の発生なしに安全に使用することができるようにし、故障または異常が発生したときに修理・点検をより容易にかつ迅速に行えることによって、作業の便利性を図るなど、調理工程が迅速であって生産性向上を達成しながら、修理・点検を単純化して迅速に行なうことが可能となる。
本発明とこれらの目的とそれ以外の目的と、特徴と利点とは、下記の詳細な説明と図面とから一層明確になるであろう。
図1は、本発明の実施の一形態の調理温度アラーム装置100を調理器取っ手に適用した状態を示す分解斜視図である。
図2は、調理温度アラーム装置100が調理器取っ手に内蔵された状態を示す全体の断面図である。
図3は、調理温度アラーム装置100のカバー60と取っ手本体10とが組み立てられた状態を示す一部の断面図である。
図4は、調理温度アラーム装置100のカバー60が組み立てられた状態を示す下方から見た斜視図である。
図5は、調理温度アラーム装置100のブザー50が内蔵された状態を示す一部の断面図である。
図6は、調理温度アラーム装置100を備える調理器取っ手が調理器本体80に装着された状態を示す斜視図である。
図7は、本発明の実施の他の形態の調理器取っ手の調理温度アラーム装置101を示す分解斜視図である。
図8は、アラーム装置101の斜視図である。
図9は、アラーム装置101の縦断面図である。
図10は、保護ケース120のカバー192への装着位置を示す分解斜視図である。
図11は、アラーム装置101の使用状態を示す斜視図。
図1は、本発明の実施の一形態の調理温度アラーム装置100を調理器取っ手に適用した状態を示す分解斜視図である。
図2は、調理温度アラーム装置100が調理器取っ手に内蔵された状態を示す全体の断面図である。
図3は、調理温度アラーム装置100のカバー60と取っ手本体10とが組み立てられた状態を示す一部の断面図である。
図4は、調理温度アラーム装置100のカバー60が組み立てられた状態を示す下方から見た斜視図である。
図5は、調理温度アラーム装置100のブザー50が内蔵された状態を示す一部の断面図である。
図6は、調理温度アラーム装置100を備える調理器取っ手が調理器本体80に装着された状態を示す斜視図である。
図7は、本発明の実施の他の形態の調理器取っ手の調理温度アラーム装置101を示す分解斜視図である。
図8は、アラーム装置101の斜視図である。
図9は、アラーム装置101の縦断面図である。
図10は、保護ケース120のカバー192への装着位置を示す分解斜視図である。
図11は、アラーム装置101の使用状態を示す斜視図。
添付図面を参照して詳しく説明する。
図1は本発明の実施の一形態の調理温度アラーム装置100を調理器取っ手に適用した状態を示す分解斜視図であり、図2は調理温度アラーム装置100が調理器取っ手に内蔵された状態を示す全体の断面図であり、図3は調理温度アラーム装置100のカバー60と取っ手本体10とが組み立てられた状態を示す一部の断面図であり、図4は調理温度アラーム装置100のカバー60への温度センサ48の取り付け状態を示す下方から見た斜視図であり、図5は調理温度アラーム装置100のブザー50が内蔵された状態を示す一部の断面図である。
図1および図5に示されるように、本実施の形態の調理器取っ手の調理温度アラーム装置100は、調理器本体80の側面に取っ手本体10が固定され、この取っ手本体10の中央にある収容部12には、検出回路および発信回路を備える信号処理部である回路基板40と、音発生部であるブザー50と、温度検出部である温度センサ48とを収容した後、カバー60によって覆われるように構成されている。
前記取っ手本体10は、耐熱性および耐衝撃性の高い硬質のたとえばフェノール樹脂から成る。また前記カバー60は、耐熱性および耐衝撃性の高いたとえばABS樹脂から成る。さらに前記温度センサ48は、熱電対、測温抵抗体またはサーミスタなどの温度検出素子によって実現される。
この取っ手本体10の長手方向中間部には、前記長手方向に垂直な断面が凹状の収容部12が前記長手方向に延びかつ上方(図1の上方)に開放して形成される。この収容部12の底には、可撓性および弾発性を有する合成樹脂または合成ゴムから成るパッキン20が設けられる。このパッキン20は無端状の四角形であるが、断面は一定の厚みがあって確実にシーリングすることができる構造であれば、他の形態のものも用いることができる。
前記カバー60は、環状の周壁と、この周壁の一方の開口を塞ぐ上壁とを有し、他方の開口の開口周縁部は前記パッキン20に密着して収容部12に挿入され、周壁部の内面32には前記上壁に向かって直線状に延びる少なくとも1つ以上の突条30が内方に突出して形成されている。
この突条30は、カバー60内の収容空間に収容される回路基板40の一側縁部に形成される係合溝42に案内されて係合するとともに、回路基板40の移動が係合溝42に沿って自由になるように、カバー60の開口周縁部から底部に向かって長く延びて形成されている。
前記回路基板40と電線44によって接続されているブザー50とを取っ手本体10およびカバー60に個別に収容するために、回路基板40が収容される回路基板収容空間とは別に、取っ手本体10の長手方向一端部には円柱状のブザー収容空間を形成するブザー収容部52が設けられる。
前記カバー60には、回路基板40と温度センサ48とを接続する電線46の一領域に装着されたシーリング片70を嵌合されて係止する嵌合凹所62が形成される。
前記カバー60にはまた、嵌合凹所62の近傍に、シーリング片70が垂直に挿入されて電線46安全な設置状態となるように、2つの支持突起73a,73bが垂直方向に形成される。前記シーリング片70は、可撓性および弾発性を有するたとえば合成ゴムによって実現される。
前記カバー60のブザー収容部52には、中央に透孔54が形成される上壁部分があって、異物質の流入を遮断しながら音は放出可能な濾過フィルタ72と、スペーサとしての音響放出フィルタ74とが、ブザー50と前記透孔54が形成される上壁部分との間に介在される。前記透孔54は、内径が0.1mm〜1.2mmの直円柱状の孔によって実現される。
このように構成される調理器取っ手の調理温度アラーム装置100は、図1および図2に示されるように、調理器本体80の一側部に取っ手本体10が装着されるが、取っ手本体10の長手方向他端部の端面で開口する挿入孔14に、調理器本体80に設けられた挿入突部64を挿入させ、ここに前記挿入孔14側から差し込まれたボルト76を螺着することによって、着脱自在でかつ安全な組立状態で取っ手本体10が調理器本体80に取り付けられる。
この取っ手本体10の収容部12には、前記カバー60が装着されるが、このカバー60の内面32にある突条30に回路基板40の係合溝42を挿入しながら回路基板40をカバー60底部に向かって押圧すると、回路基板40はカバー60の内部に挿入される。
この状態で、カバー60に収容された回路基板40の裏面に設けられる端子としての一対の案内リング66間に電池59を装着する。ブザー収容部52にはブザー50を装着する。温度センサ48を挿入孔14の上段空間58に配置した状態で、電線46のシーリング片70をカバー60にある嵌合凹所62に入れると、安定的に設置することになる。
前記ブザー50の内部には、前記濾過フィルタ72と音響放出フィルタ74とを配置する。濾過フィルタ72は、透孔54を通じて空気とともにカバー60内に吸い込まれる埃などの微小な空中浮遊物質を濾過して、取っ手本体10内への異物の浸入を阻止することができる。また音響放出フィルタ74は、ブザー50の音発生部から発生された音が外部へ正確にかつ確実に伝達できるように、ブザー50の音を放出する部分と前記透孔54の上壁部分との間に音響空間が形成される。
このようにして取っ手本体10は、調理器本体80に装着された状態で、取っ手本体10内への異物浸入に対する予防と、音発生機能の管理ができるように構成されている。
前記カバー60は、収容部12に装着され、前記パッキン20に開口周縁部が水密に密着し、前記収容部12に収容される前記回路基板40などの収容物を水密に覆うことができる。またカバー60の内面32には、少なくとも1つ以上の案内突起30が形成され、収容される回路基板40の側縁部に形成された係合溝42と係合し、回路基板40をカバー60に装着するときに回路基板40が案内されて装着が容易であるとともに、装着後には回路基板40がカバー60内で使用時の振動などによって不所望に変位してずれてしまうことが防がれる。またカバー60には、回路基板40と電線44によってブザー50が接続され、このブザー50を別に収容するブザー挿入室52が一体性あるように形成されている。
このように、複数の部品を配置したカバー60を取っ手本体10の収容部12に収容すると、収容部12の底のパッキン20とカバー60の開口周縁部とが水密に密着され、取っ手本体10の本体側から挿入したボルト56,57をカバー60のボスに螺着することによって、少ない組立て工数で容易かつ迅速に、確実にシーリングされた状態で組み立てを完了することができる。
したがって、調理器本体80に調理物を入れて加熱して、設定温度80℃〜120℃になると、温度センサ48が感知して回路基板40を通じてブザー50を鳴動させることができるので、作業者は、調理器から離れた場所にいても、音によって加熱物が設定温度に達したことを容易に認識することができる。
調理器本体80に取っ手を洗浄するとき、カバー60と取っ手本体10をパッキン20とシーリング片70によってシーリングし、安定的・衛生的に使うことができるので、部品の損傷や汚染などを防止して長期の使用が可能であり、これによって経済性を向上することができる。
また、取っ手を使用する際に故障が生じた場合には、取っ手本体10からカバー60だけを分離して修理することができるので、利便性が向上される。
図7は、本発明の実施の他の形態の調理器取っ手の調理温度アラーム装置101を示す分解斜視図であり、図8はアラーム装置101の斜視図であり、図9はアラーム装置101の縦断面図であり、図10は保護ケース120の状態の分解斜視図であり、図11はアラーム装置101の使用状態を示す斜視図である。
本実施の形態の調理器取っ手の調理温度アラーム装置101は、調理器本体130の一側部に調理器取っ手110が設けられ、この調理器取っ手110の所定領域の下部から上部へ保護ケース120が挿入されており、保護ケース120には、キャップ150が螺着されている。このようなアラーム装置101は、保護ケース110を調理器取っ手110の取っ手本体の収容部52に、検出回路および発信回路を備える信号処理部である回路基板122および音発生部であるブザー126などを予め収容した保護ケース120を装着することによって、容易に組み立てることができるように構成されている。
前記保護ケース120は、前記キャップ150キャップ150が螺着された状態で、前記調理器取っ手110の所定領域で下部から上部に上向に挿入され、少なくとも回路基板122、電池124およびブザー126等を内蔵しており、内部は第1内蔵室170と第2内蔵室172とに区画されている。これらの第1および第2内蔵室170,172は、大略的に直円柱状の各周壁によって形成される。
前記第1内蔵室170は、濾過フィルタ機能と音響放出機能とを備えるフィルタ164と、このフィルタ164に密着されるブザー126とを内蔵しており、第2内蔵室172は、ブザー126が搭載される回路基板122と、電池124が順次的に積層して内蔵されており、第2内蔵室172の外径は、前記第1内蔵室170より大きい直径で構成されている。前記電池124は、薄い直円柱状のいわゆるボタン電池によって実現される。また、前記調理器取っ手110の取っ手本体は、耐熱性および耐衝撃性の高い硬質のたとえばフェノール樹脂から成る。
前記第1内蔵室170の周壁の軸線方向一端部と第2内蔵室172の周壁の軸線方向一端部とが連なる段差部には、保護ケース120を調理器取っ手110に装着した状態における保護ケース120の締付けの安定性と空回り防止のために、係止突起184が形成されている。
この係止突起184は、第1内蔵室170と第2内蔵室172との境界部位である段差部に少なくとも一つ以上が形成され、前記調理器取っ手110の内面に設けられる角部階段面に前記係止突起184の一側面が支持されることによって、保護ケース120の調理器取っ手110への締付け状態を保つことができる。
前記第2内蔵室172の外郭面には、引出し部182が第1内蔵室170の方向に突出して形成されている。引出し部182は、第2内蔵室172の内部と貫通され、電線140が引出可能となるように形成されている。
また、前記保護ケース120内の回路基板122と、前記保護ケース120とは独立して調理器本体130に隣接した位置に配置される温度検出器である温度センサ142とは、電線140を介して連結され、電気的に接続されている。
前記電線140は、調理器取っ手110内に隠された状態で配置されており、電線140を点検するかまたは異常があった場合、修理作業をより便利にかつ簡素化にすることができるように、調理器取っ手110の内部には電線140が収容される空間部190を形成し、この空間部190の上部はカバー192で被せて配置するのが好ましい。
前記カバー192は、耐熱性および耐衝撃性の高いたとえばABS樹脂から成る。さらに前記温度センサ142は、熱電対、測温抵抗体またはサーミスタなどの温度検出素子によって実現される。
前記保護ケース120の下部には、有底直円筒状のキャップ150が着脱可能に螺着され、保護ケース120の上部には、第1内蔵室170の周壁よりも小径の二重の円筒状の間隔保持管186が形成されている。ここで、保護ケース120の下部とは、保護ケース120を調理器取っ手110に装着した状態で下方に配置される軸線方向一端部をいい、また保護ケース120の上部とは、保護ケース120を調理器取っ手110に装着した状態で上方に配置される軸線方向他端部をいう。
またキャップ150の外側中央部には、コインまたはドライバが掛合される一直径線方向に延びる掛合溝180が形成されている。
上述のような構成からなる本発明の調理器取っ手の調理温度アラーム装置101は、調理器本体130の一側に付着される調理器取っ手110の所定領域に上下部の外径に差異があるように形成される保護ケース120を下部から上向きに挿入して、第1内蔵室170の底面から濾過フィルタと音響放出フィルタからなるフィルタ164を挿入し、回路基板122が一体性よく連結されているブザー126を配置すると、ブザー126は第1内蔵室170に配置されると共に、回路基板122は前記第1内蔵室170と第2内蔵室172の境界面上に形成されている段付部に載せられる。
このように回路基板122を配置し、この回路基板122の上面に電池124を載置しておいた後、保護ケース120の下部にキャップ150を螺着すると、安全な組付け状態をなすようになる。ここで、組付け時に下部から差し込むと、部品の挿入に困難があり、組付けるに不便があるので、第2内蔵室172が上部に位置した状態で各種部品を内蔵し、キャップ150を螺着した一つの保護ケース120を、調理器取っ手110の所定領域に下部から上部に挿入するのが好ましい。
このように調理器取っ手110に組付けられたキャップ150の内面には、Oリング152が配置され保護ケース120の上面と密着するので、安全なシール状態で気密に保持する。
一方、回路基板122に一側が連結される電線140は、第1内蔵室、第2内蔵室170、172の各周壁の境界部上で引出し部182から外部に引き出され、他の一側には温度センサ142が連結され、この温度センサを調理器取っ手110の一側に配置し、調理器取っ手110が調理器本体130の一側に組付けられるとき、調理器本体130の隣接領域に配置されるようにして、調理物の加熱状態が感知できる。
前記保護ケース120から外部に電線140が引き出される引出し部182は、電線140が引き出された後には、シール剤を塗布して空間部がないようにすることで、電線140の引出し部が気密に保持した状態をなすようにして安全な使用が可能となる。
一方、前記キャップ150の上面には、掛合溝180が形成されているので、コインまたはドライバを利用してキャップ150がより堅固に安全な組付けが可能であるとともに、キャップ150を容易に離脱させることが可能である。
また、第1内蔵室170の外径角部で第2内蔵室172の外径と境界する部位に形成される係止突起184は、前記調理器取っ手110の空間部190の収容空間角部階段面に一側部が支持されることによって締付け状態を保ち、保護ケース120の締付け状態を堅固にして、空回りを防止することができるので、保護ケース120の調理器取っ手への装着状態が安定し、容易に離脱してしまうことが防止される。
また、前記カバー192の一側は保護管形態で形成され、前記保護ケース120の第1内蔵室170の外面を収納するようにしており、外部からの水分の浸入を防止し、かつ音響を外部へ放出することができるフィルタ188が介在される。
一方、前記保護ケース120の第1内蔵室170の上部には、二重の間隔保持管186が形成されていて、保護ケース120が調理器取っ手110に挿入されるとき、保護ケース120の下部に組付けられるキャップ150の底面が調理器取っ手110の底面と一致するように、保護ケース120が挿入される調理器取っ手110内の空間深さに対応する間隔を保持している。
このように本実施の形態によれば、調理器本体130に設けられる調理器取っ手110の所定領域である調理器本体130とは反対側の長手方向他端部寄りに保護ケース120を配置し、この保護ケース120にブザー等を安全に受容してカバー150で気密に保持することにより、組付けが簡単で容易であり、電池124などの部品の故障の発生なしに安全に使用することができるようにし、故障または異常が発生そたときに修理・点検をより容易にかつ迅速に行えることによって、作業の便利性を図るなど、調理工程が迅速であって生産性向上を達成しながら、修理・点検を単純化して迅速に行なうことが可能となる。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。したがって、前述の実施形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は、請求の範囲に示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。
さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
図1は本発明の実施の一形態の調理温度アラーム装置100を調理器取っ手に適用した状態を示す分解斜視図であり、図2は調理温度アラーム装置100が調理器取っ手に内蔵された状態を示す全体の断面図であり、図3は調理温度アラーム装置100のカバー60と取っ手本体10とが組み立てられた状態を示す一部の断面図であり、図4は調理温度アラーム装置100のカバー60への温度センサ48の取り付け状態を示す下方から見た斜視図であり、図5は調理温度アラーム装置100のブザー50が内蔵された状態を示す一部の断面図である。
図1および図5に示されるように、本実施の形態の調理器取っ手の調理温度アラーム装置100は、調理器本体80の側面に取っ手本体10が固定され、この取っ手本体10の中央にある収容部12には、検出回路および発信回路を備える信号処理部である回路基板40と、音発生部であるブザー50と、温度検出部である温度センサ48とを収容した後、カバー60によって覆われるように構成されている。
前記取っ手本体10は、耐熱性および耐衝撃性の高い硬質のたとえばフェノール樹脂から成る。また前記カバー60は、耐熱性および耐衝撃性の高いたとえばABS樹脂から成る。さらに前記温度センサ48は、熱電対、測温抵抗体またはサーミスタなどの温度検出素子によって実現される。
この取っ手本体10の長手方向中間部には、前記長手方向に垂直な断面が凹状の収容部12が前記長手方向に延びかつ上方(図1の上方)に開放して形成される。この収容部12の底には、可撓性および弾発性を有する合成樹脂または合成ゴムから成るパッキン20が設けられる。このパッキン20は無端状の四角形であるが、断面は一定の厚みがあって確実にシーリングすることができる構造であれば、他の形態のものも用いることができる。
前記カバー60は、環状の周壁と、この周壁の一方の開口を塞ぐ上壁とを有し、他方の開口の開口周縁部は前記パッキン20に密着して収容部12に挿入され、周壁部の内面32には前記上壁に向かって直線状に延びる少なくとも1つ以上の突条30が内方に突出して形成されている。
この突条30は、カバー60内の収容空間に収容される回路基板40の一側縁部に形成される係合溝42に案内されて係合するとともに、回路基板40の移動が係合溝42に沿って自由になるように、カバー60の開口周縁部から底部に向かって長く延びて形成されている。
前記回路基板40と電線44によって接続されているブザー50とを取っ手本体10およびカバー60に個別に収容するために、回路基板40が収容される回路基板収容空間とは別に、取っ手本体10の長手方向一端部には円柱状のブザー収容空間を形成するブザー収容部52が設けられる。
前記カバー60には、回路基板40と温度センサ48とを接続する電線46の一領域に装着されたシーリング片70を嵌合されて係止する嵌合凹所62が形成される。
前記カバー60にはまた、嵌合凹所62の近傍に、シーリング片70が垂直に挿入されて電線46安全な設置状態となるように、2つの支持突起73a,73bが垂直方向に形成される。前記シーリング片70は、可撓性および弾発性を有するたとえば合成ゴムによって実現される。
前記カバー60のブザー収容部52には、中央に透孔54が形成される上壁部分があって、異物質の流入を遮断しながら音は放出可能な濾過フィルタ72と、スペーサとしての音響放出フィルタ74とが、ブザー50と前記透孔54が形成される上壁部分との間に介在される。前記透孔54は、内径が0.1mm〜1.2mmの直円柱状の孔によって実現される。
このように構成される調理器取っ手の調理温度アラーム装置100は、図1および図2に示されるように、調理器本体80の一側部に取っ手本体10が装着されるが、取っ手本体10の長手方向他端部の端面で開口する挿入孔14に、調理器本体80に設けられた挿入突部64を挿入させ、ここに前記挿入孔14側から差し込まれたボルト76を螺着することによって、着脱自在でかつ安全な組立状態で取っ手本体10が調理器本体80に取り付けられる。
この取っ手本体10の収容部12には、前記カバー60が装着されるが、このカバー60の内面32にある突条30に回路基板40の係合溝42を挿入しながら回路基板40をカバー60底部に向かって押圧すると、回路基板40はカバー60の内部に挿入される。
この状態で、カバー60に収容された回路基板40の裏面に設けられる端子としての一対の案内リング66間に電池59を装着する。ブザー収容部52にはブザー50を装着する。温度センサ48を挿入孔14の上段空間58に配置した状態で、電線46のシーリング片70をカバー60にある嵌合凹所62に入れると、安定的に設置することになる。
前記ブザー50の内部には、前記濾過フィルタ72と音響放出フィルタ74とを配置する。濾過フィルタ72は、透孔54を通じて空気とともにカバー60内に吸い込まれる埃などの微小な空中浮遊物質を濾過して、取っ手本体10内への異物の浸入を阻止することができる。また音響放出フィルタ74は、ブザー50の音発生部から発生された音が外部へ正確にかつ確実に伝達できるように、ブザー50の音を放出する部分と前記透孔54の上壁部分との間に音響空間が形成される。
このようにして取っ手本体10は、調理器本体80に装着された状態で、取っ手本体10内への異物浸入に対する予防と、音発生機能の管理ができるように構成されている。
前記カバー60は、収容部12に装着され、前記パッキン20に開口周縁部が水密に密着し、前記収容部12に収容される前記回路基板40などの収容物を水密に覆うことができる。またカバー60の内面32には、少なくとも1つ以上の案内突起30が形成され、収容される回路基板40の側縁部に形成された係合溝42と係合し、回路基板40をカバー60に装着するときに回路基板40が案内されて装着が容易であるとともに、装着後には回路基板40がカバー60内で使用時の振動などによって不所望に変位してずれてしまうことが防がれる。またカバー60には、回路基板40と電線44によってブザー50が接続され、このブザー50を別に収容するブザー挿入室52が一体性あるように形成されている。
このように、複数の部品を配置したカバー60を取っ手本体10の収容部12に収容すると、収容部12の底のパッキン20とカバー60の開口周縁部とが水密に密着され、取っ手本体10の本体側から挿入したボルト56,57をカバー60のボスに螺着することによって、少ない組立て工数で容易かつ迅速に、確実にシーリングされた状態で組み立てを完了することができる。
したがって、調理器本体80に調理物を入れて加熱して、設定温度80℃〜120℃になると、温度センサ48が感知して回路基板40を通じてブザー50を鳴動させることができるので、作業者は、調理器から離れた場所にいても、音によって加熱物が設定温度に達したことを容易に認識することができる。
調理器本体80に取っ手を洗浄するとき、カバー60と取っ手本体10をパッキン20とシーリング片70によってシーリングし、安定的・衛生的に使うことができるので、部品の損傷や汚染などを防止して長期の使用が可能であり、これによって経済性を向上することができる。
また、取っ手を使用する際に故障が生じた場合には、取っ手本体10からカバー60だけを分離して修理することができるので、利便性が向上される。
図7は、本発明の実施の他の形態の調理器取っ手の調理温度アラーム装置101を示す分解斜視図であり、図8はアラーム装置101の斜視図であり、図9はアラーム装置101の縦断面図であり、図10は保護ケース120の状態の分解斜視図であり、図11はアラーム装置101の使用状態を示す斜視図である。
本実施の形態の調理器取っ手の調理温度アラーム装置101は、調理器本体130の一側部に調理器取っ手110が設けられ、この調理器取っ手110の所定領域の下部から上部へ保護ケース120が挿入されており、保護ケース120には、キャップ150が螺着されている。このようなアラーム装置101は、保護ケース110を調理器取っ手110の取っ手本体の収容部52に、検出回路および発信回路を備える信号処理部である回路基板122および音発生部であるブザー126などを予め収容した保護ケース120を装着することによって、容易に組み立てることができるように構成されている。
前記保護ケース120は、前記キャップ150キャップ150が螺着された状態で、前記調理器取っ手110の所定領域で下部から上部に上向に挿入され、少なくとも回路基板122、電池124およびブザー126等を内蔵しており、内部は第1内蔵室170と第2内蔵室172とに区画されている。これらの第1および第2内蔵室170,172は、大略的に直円柱状の各周壁によって形成される。
前記第1内蔵室170は、濾過フィルタ機能と音響放出機能とを備えるフィルタ164と、このフィルタ164に密着されるブザー126とを内蔵しており、第2内蔵室172は、ブザー126が搭載される回路基板122と、電池124が順次的に積層して内蔵されており、第2内蔵室172の外径は、前記第1内蔵室170より大きい直径で構成されている。前記電池124は、薄い直円柱状のいわゆるボタン電池によって実現される。また、前記調理器取っ手110の取っ手本体は、耐熱性および耐衝撃性の高い硬質のたとえばフェノール樹脂から成る。
前記第1内蔵室170の周壁の軸線方向一端部と第2内蔵室172の周壁の軸線方向一端部とが連なる段差部には、保護ケース120を調理器取っ手110に装着した状態における保護ケース120の締付けの安定性と空回り防止のために、係止突起184が形成されている。
この係止突起184は、第1内蔵室170と第2内蔵室172との境界部位である段差部に少なくとも一つ以上が形成され、前記調理器取っ手110の内面に設けられる角部階段面に前記係止突起184の一側面が支持されることによって、保護ケース120の調理器取っ手110への締付け状態を保つことができる。
前記第2内蔵室172の外郭面には、引出し部182が第1内蔵室170の方向に突出して形成されている。引出し部182は、第2内蔵室172の内部と貫通され、電線140が引出可能となるように形成されている。
また、前記保護ケース120内の回路基板122と、前記保護ケース120とは独立して調理器本体130に隣接した位置に配置される温度検出器である温度センサ142とは、電線140を介して連結され、電気的に接続されている。
前記電線140は、調理器取っ手110内に隠された状態で配置されており、電線140を点検するかまたは異常があった場合、修理作業をより便利にかつ簡素化にすることができるように、調理器取っ手110の内部には電線140が収容される空間部190を形成し、この空間部190の上部はカバー192で被せて配置するのが好ましい。
前記カバー192は、耐熱性および耐衝撃性の高いたとえばABS樹脂から成る。さらに前記温度センサ142は、熱電対、測温抵抗体またはサーミスタなどの温度検出素子によって実現される。
前記保護ケース120の下部には、有底直円筒状のキャップ150が着脱可能に螺着され、保護ケース120の上部には、第1内蔵室170の周壁よりも小径の二重の円筒状の間隔保持管186が形成されている。ここで、保護ケース120の下部とは、保護ケース120を調理器取っ手110に装着した状態で下方に配置される軸線方向一端部をいい、また保護ケース120の上部とは、保護ケース120を調理器取っ手110に装着した状態で上方に配置される軸線方向他端部をいう。
またキャップ150の外側中央部には、コインまたはドライバが掛合される一直径線方向に延びる掛合溝180が形成されている。
上述のような構成からなる本発明の調理器取っ手の調理温度アラーム装置101は、調理器本体130の一側に付着される調理器取っ手110の所定領域に上下部の外径に差異があるように形成される保護ケース120を下部から上向きに挿入して、第1内蔵室170の底面から濾過フィルタと音響放出フィルタからなるフィルタ164を挿入し、回路基板122が一体性よく連結されているブザー126を配置すると、ブザー126は第1内蔵室170に配置されると共に、回路基板122は前記第1内蔵室170と第2内蔵室172の境界面上に形成されている段付部に載せられる。
このように回路基板122を配置し、この回路基板122の上面に電池124を載置しておいた後、保護ケース120の下部にキャップ150を螺着すると、安全な組付け状態をなすようになる。ここで、組付け時に下部から差し込むと、部品の挿入に困難があり、組付けるに不便があるので、第2内蔵室172が上部に位置した状態で各種部品を内蔵し、キャップ150を螺着した一つの保護ケース120を、調理器取っ手110の所定領域に下部から上部に挿入するのが好ましい。
このように調理器取っ手110に組付けられたキャップ150の内面には、Oリング152が配置され保護ケース120の上面と密着するので、安全なシール状態で気密に保持する。
一方、回路基板122に一側が連結される電線140は、第1内蔵室、第2内蔵室170、172の各周壁の境界部上で引出し部182から外部に引き出され、他の一側には温度センサ142が連結され、この温度センサを調理器取っ手110の一側に配置し、調理器取っ手110が調理器本体130の一側に組付けられるとき、調理器本体130の隣接領域に配置されるようにして、調理物の加熱状態が感知できる。
前記保護ケース120から外部に電線140が引き出される引出し部182は、電線140が引き出された後には、シール剤を塗布して空間部がないようにすることで、電線140の引出し部が気密に保持した状態をなすようにして安全な使用が可能となる。
一方、前記キャップ150の上面には、掛合溝180が形成されているので、コインまたはドライバを利用してキャップ150がより堅固に安全な組付けが可能であるとともに、キャップ150を容易に離脱させることが可能である。
また、第1内蔵室170の外径角部で第2内蔵室172の外径と境界する部位に形成される係止突起184は、前記調理器取っ手110の空間部190の収容空間角部階段面に一側部が支持されることによって締付け状態を保ち、保護ケース120の締付け状態を堅固にして、空回りを防止することができるので、保護ケース120の調理器取っ手への装着状態が安定し、容易に離脱してしまうことが防止される。
また、前記カバー192の一側は保護管形態で形成され、前記保護ケース120の第1内蔵室170の外面を収納するようにしており、外部からの水分の浸入を防止し、かつ音響を外部へ放出することができるフィルタ188が介在される。
一方、前記保護ケース120の第1内蔵室170の上部には、二重の間隔保持管186が形成されていて、保護ケース120が調理器取っ手110に挿入されるとき、保護ケース120の下部に組付けられるキャップ150の底面が調理器取っ手110の底面と一致するように、保護ケース120が挿入される調理器取っ手110内の空間深さに対応する間隔を保持している。
このように本実施の形態によれば、調理器本体130に設けられる調理器取っ手110の所定領域である調理器本体130とは反対側の長手方向他端部寄りに保護ケース120を配置し、この保護ケース120にブザー等を安全に受容してカバー150で気密に保持することにより、組付けが簡単で容易であり、電池124などの部品の故障の発生なしに安全に使用することができるようにし、故障または異常が発生そたときに修理・点検をより容易にかつ迅速に行えることによって、作業の便利性を図るなど、調理工程が迅速であって生産性向上を達成しながら、修理・点検を単純化して迅速に行なうことが可能となる。
本発明は、その精神または主要な特徴から逸脱することなく、他のいろいろな形で実施することができる。したがって、前述の実施形態は、あらゆる点で単なる例示に過ぎず、本発明の範囲は、請求の範囲に示すものであって、明細書本文には何ら拘束されない。
さらに、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
調理器の実使用時における加熱に対する安全性の向上を図り、調理器取っ手の修理のときの利便性を向上し、水や異物の調理器取っ手内への浸入を防止して、故障の発生を抑制し、耐久性を向上する。
Claims (5)
- 加熱物が収容される調理器本体の側部に、調理器取っ手が着脱自在に連結され、前記調理器取っ手には、少なくとも調理器本体内の加熱物の温度を検出する温度検出部と、音を発生する音発生部と、前記温度検出部によって検出された検出温度が前記予め定める設定温度に達したとき、前記音発生部に警報音を発生させる信号処理部とが備えられる調理器取っ手の調理温度アラーム装置において、
前記調理器取っ手は、前記温度検出部、警報音発生部および信号処理部が設けられる取っ手本体と、前記取っ手本体に着脱自在に設けられ、取っ手本体に収容された前記温度検出部、警報音発生部および信号処理部を、水密に覆うカバーとを含むことを特徴とする調理器取っ手の調理温度アラーム装置。 - 前記温度検出部と信号処理部とは、温度検出側の電線によって電気的に接続され、これらの温度検出部および信号処理部間には、前記温度検出側の電線が挿通されるシーリング片によって水密に仕切られることを特徴とする請求項1記載の調理器取っ手の調理温度アラーム装置。
- 前記信号処理部と警報音発生部とは、警報音発生側の電線によって電気的に接続され、これらの信号処理部および警報音発生部間は、前記警報音発生側の電線が挿通される隔壁によって水密に仕切られることを特徴とする請求項1記載の調理器取っ手の調理温度アラーム装置。
- 前記カバーには、警報音発生部が収容される空間に連通し、気体の通過を許容しかつ液体の通過を遮断する透孔が形成され、
前記カバーの前記透孔が形成される部分と警報音発生部との間には、気体の通過を許容しかつ異物の通過を阻止するフィルタが介在されることを特徴とする請求項1記載の調理器取っ手の調理温度アラーム装置。 - 調理器取っ手には、少なくとも前記回路基板、電池およびブザーが内蔵される保護ケースが着脱可能に装着されることを特徴とする請求項1記載の調理器取っ手の調理温度アラーム装置。
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