JPH02232013A - 調理用測温装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は調理用測温装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、コンロに載置した加熱調理容器の底外面温度を接
触測温する温度センサをコンロに付設したものがあった
。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、上述従来構成では、コンロに対する加熱調理容
器の載置姿勢によって、温度センサによる調理温度検出
が不正確となり易い問題があり、殊に、加熱調理容器を
手で支持してコンロから浮かした状態で加熱調理する場
合等では温度センサによる調理温度検出が不可能であっ
た。

本発明の目的は、合理的な構成により上述問題を解消す
る点にある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明による調理用測温装置の特徴構成は、加熱調理容
器、又は、それに対する付設具に、調理温度検出用の温
度センサを設け、その温度センサの検出情報に応じて所
定の調理情報信号を発する発信手段を設けたことにあり
、その作用・効果は次の通りである。

〔作　用〕

つまり、加熱調理容器、又は、その付設具に設けた温度
センサにより調理温度が検出され、そして、発信手段が
、温度センサによる検出情報に応じて所定の調理情報信
号を発する。

〔発明の効果〕

すなわち、本発明によれば、加熱調理容器そのものや、
それに対する付設具に温度センサを設けるから、コンロ
に対する加熱調理容器の姿勢によらず、この温度センサ
により調理温度を正確に検出できて、発信手段による調
理情報信号の発信を正確なものとすることができる。

又、コンロに対する加熱調理容器の載置姿勢が規制され
ないことで、使い勝手が大巾に向上する。

〔実施例〕

次に実施例を説明する。

第１図は、加熱調理容器の一例としての天プラ鍋を示し
、柄（２）は鍋本体（１）に対してネジ構造（３）によ
り着脱自在に取付けてある。

（４）は、屈曲変形自在な棹部（５）を介して柄（２）
に取付けた温度センサであり、棹部（５）を図中破線で
示す如く変形させて温度センサ（４）を鍋中の油に浸漬
させた状態とすることにより、油の温度を測温するよう
にしてある。

そして、柄（２）には、温度センサ（４）による検出温
度をディジタル表示する表示器（６）、及び、温度セン
サ（４）による検出温度が設定温度となったとき報知作
動するブザー（７）を設けてあり、表示器（６）による
温度表示によって調理温度調整を容易かつ適切に行える
ように、又、ブザー（７）の報知作動によって異常昇温
によるコゲ付きや火災発生等のトラブルを防止するよう
にしてある。

更に柄（２）には、電源スイッチ（８）、電池確認スイ
ッチ（９）、電池確認ランプ（１０）、温度設定具（１
１）、及び、電源としての乾電池（１２）を装備してあ
る。

電池確認スイッチ（９）をＯＮにすると、乾電池（ｌ２
）の電力が未だ十分にある状態では電池確認ランプ（ｌ
Ｏ）が点灯するが、乾電池（１２）の電力が不十分とな
っている状態では電池確認ランプ（ｌＯ）が点灯しない
ようにしてあり、これをもって、使用者が乾電池交換の
必要の有無を判断できるようにしてある。

温度設定具（１１）は、ブザー（７）を報知作動させる
温度を設定するためのものであり、ブザー（７）の報知
作動を油火災防止のための警報として用いる場合には、
この温度設定具（１１）により油の発火点よりも若干低
い温度を設定しておく。

柄（２）はネジ構造（３）により着脱自在とじたことで
、第２図に示す如く他の型式の鍋（１３）に取付けても
使用できるようにしてあり、このように他の型式の鍋に
取付けて使用する場合には、棹部（５）の屈曲変形操作
により、鍋内における温度センサ（４）の測温位置を調
理内容に応じて適宜調整（例えば、鍋の底に接触させた
状態や鍋内の固形調理物に差し込んだ状態等に調整）し
、又、温度設定具（１１）によりブザー（７）を報知作
動させる温度を調理内容に応じて適宜調整（例えばコゲ
付きを防止するための温度等に調整）する。

〔別実施例〕

次に別実施例を列記する。

（イ）温度センサとしては、熱電対やサーミスタ等々、
種々のものを適用できる。

（０）前述実施例においては鍋の柄に温度センサを設け
たが、加熱調理容器そのものや、それに対する柄以外の
付設具（例えば鍋蓋等）に温度センサを設けても良い。

（ハ）温度センサ、又は、それを取付けた付設具は加熱
調理容器に対して着脱自在なもの、ないし、固定のもの
のいずれであっても良い。

又、温度センサ、又は、それを取付けた付設具を加熱調
理容器に対して着脱自在とする場合、その着脱のための
構造は前述実施例で示した如きネジ構造に代えて、ワン
タッチ式にする等、種々の着脱構造を適用できる。

（二）第３図に示すように容器壁（１ａ）を貫通させて
温度センサ（４）を容器（１）内に臨ませるようにした
り、又、第４図に示すように、容器壁（ｌａ）の外面温
度を測温する状態に温度センサ（４）を設ける等、加熱
調理容器そのものや、それに対する付設具に調理温度検
出用の温度センサを設けるにあたり、温度センサの具体
的付設構造は種々の改良が可能である。

尚、第３図に示す構造では、加熱調理容器（１）を洗う
際、取外しボタン（１４）を押して柄（２）をワンタッ
チ式に取外すことに伴い温度センサ（４）が容器（１）
から引抜かれるようにしてある。

（ホ）前述実施例においては、温度センサの検出情報に
応じて所定の調理情報信号を発する発信手段として、検
出温度をディジタル表示する表示器、及び、検出温度が
設定温度となったとき報知作動するブザーを設けたが、
発信手段はその他の調理情報信号を発するものであって
も良く、又、信号形態も音、光、図形文字表示、電波等
々、種々のものを適用できる。

（ヘ）発信手段を、前述実施例の如く温度センサととも
に加熱調理容器、ないし、それに対する付設具に設けれ
ば、使い勝手が良いが、温度センサと発信手段との間に
適宜伝送手段を介する状態で発信手段を別位置に設ける
ようにしても良い。

尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の実施例を示し、第１図は断
面図、第２図は取付替えした状態の断面図である。 第３図及び第４図は夫々、別実施例を示す断面図である
。 （１）・・・・・・加熱調理容器、（２）・・・・・・
付設具、（４）・・・・・・温度センサ、（６）．　（
７）・・・・・・発信手段、（１１）・・・・・・温度
設定具。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、加熱調理容器（１）、又は、それに対する付設具（
   ２）に、調理温度検出用の温度センサ（４）を設け、そ
   の温度センサ（４）の検出情報に応じて所定の調理情報
   信号を発する発信手段（６）、（７）を設けた調理用測
   温装置。 ２、前記発信手段（７）が、前記の所定調理情報信号と
   して異常昇温に対する警報を発するものである請求項１
   記載の調理用測温装置。 ３、前記発信手段（６）が、前記の所定調理情報信号と
   して前記温度センサ（４）による検出温度を報知するも
   のである請求項１記載の調理用測温装置。 ４、前記温度センサ（４）、又は、それを設けた前記付
   設具（２）が前記加熱調理容器（１）に対して着脱自在
   である請求項１、２、又は３記載の調理用測温装置。 ５、温度設定部（１１）を設け、前記発信手段（７）を
   、前記温度センサ（４）による検出温度が前記温度設定
   部（１１）により設定された温度となったときに発信作
   動するものとした請求項１、２、３又は４記載の調理用
   測温装置。