JPWO2004080299A1 - 血圧計用カフ及びそれを備えた血圧計 - Google Patents
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Abstract
Description
また、従来の血圧計のカフでは、外布と測定部位と接触する内布は、自然なカフ展開状態で空気袋を内蔵するように縫製されているため、カフを筒状にして測定部位に巻き付ける場合に、カフの外周長と内周長の差により内布にしわが生じ、カフによる測定部位の圧迫過程で、しわにより測定部位に内出血が生じることがあった。本発明は、この問題をも解決するものであり、安全な巻き付け状態を実現できる血圧計用カフ及びそれを備えた血圧計を提供することをも目的としている。
上記の目的を達成するための本発明の血圧計用カフは、測定部位に筒状に装着される血圧計用カフにおいて、測定部位の周囲長に応じたカフの巻き付け状態を示す複数のマークと前記複数のマークから1つのマークを選択表示する窓枠部材を備え、前記複数のマークの設けられたカフ部分が前記窓枠部材と前記窓枠部材の取り付けられたカフ外表面との間をスライドすることで、前記1つのマークが、前記窓枠部材の窓を通して選択表示されることを特徴とする。
また、前記窓枠部材はカフ外表面に、カフの展開形状の幅方向に離れた2つの結合部で取り付けられ、前記2つの結合部の間の幅は前記マークの設けられたカフ部分の幅よりわずかに広い。
さらに、前記カフの展開形状の長手方向における端の幅は、前記2つの結合部の間の幅よりも広い。
また、前記窓枠部材は、ハンドルを備え、前記カフの内部には、前記筒状の径方向に弾性変形可能な湾曲板を有している。
さらに、前記カフの内部には、前記湾曲板の内側にクッション材を有している。
本発明による血圧計用カフは、測定部位に筒状に装着される血圧計用カフにおいて、測定部位の周囲長に応じたカフの巻き付け状態を示す複数のマークと前記複数のマークから1つのマークを選択表示する選択表示部材を備え、前記複数のマークの設けられたカフ部分が前記選択表示部材と前記選択表示部材の取り付けられたカフ外表面との間をスライドすることで、前記1つのマークが、前記選択表示部材にて選択表示されることを特徴とする。
また、本発明による血圧計用カフは、測定部位に筒状に装着される血圧計用カフにおいて、測定部位の周囲長に応じたカフの巻き付け状態を示す複数の指示手段と前記複数の指示手段から1つの指示手段を選択表示する選択表示手段を備え、前記複数の指示手段の設けられたカフ部分が前記選択表示手段と前記選択表示手段の取り付けられたカフ外表面との間をスライドすることで、前記1つの指示手段が、前記選択表示手段にて選択表示されることを特徴とする。
さらに、本発明による血圧計用カフは、測定部位に筒状に巻き付けて装着される血圧計用カフにおいて、前記測定部位と接触するカフ内布が伸縮性を有し、前記カフ内布はカフの展開形状の長手方向に伸ばした状態で前記カフに縫製されていることを特徴とする。
さらに、上記の目的を達成するための本発明による血圧計におけるカフは、測定部位に筒状に装着される血圧計用カフであって、測定部位の周囲長に応じたカフの巻き付け状態を示す複数のマークと前記複数のマークから1つのマークを選択表示する窓枠部材を備え、前記複数のマークの設けられたカフ部分が前記窓枠部材と前記窓枠部材の取り付けられたカフ外表面との間をスライドすることで、前記1つのマークが、前記窓枠部材の窓を通して選択表示されることを特徴とする。
また、前記窓枠部材はカフ外表面に、カフの展開形状の幅方向に離れた2つの結合部で取り付けられ、前記2つの結合部の間の幅は前記マークの設けられたカフ部分の幅よりわずかに広い。
さらに、前記カフの展開形状の長手方向における端の幅は、前記2つの結合部の間の幅よりも広い。
また、前記窓枠部材は、ハンドルを備え、前記カフの内部には、前記筒状の径方向に弾性変形可能な湾曲板を有している。
さらに、前記カフの内部には、前記湾曲板の内側にクッション材を有している。
また、本発明による血圧計におけるカフは、測定部位に筒状に装着される血圧計用カフであって、測定部位の周囲長に応じたカフの巻き付け状態を示す複数のマークと前記複数のマークから1つのマークを選択表示する選択表示部材を備え、前記複数のマークの設けられたカフ部分が前記選択表示部材と前記選択表示部材の取り付けられたカフ外表面との間をスライドすることで、前記1つのマークが、前記選択表示部材にて選択表示されることを特徴とする。
また、本発明による血圧計におけるカフは、測定部位に筒状に装着される血圧計用カフであって、測定部位の周囲長に応じたカフの巻き付け状態を示す複数の指示手段と前記複数の指示手段から1つの指示手段を選択表示する選択表示手段を備え、前記複数の指示手段の設けられたカフ部分が前記選択表示手段と前記選択表示手段の取り付けられたカフ外表面との間をスライドすることで、前記1つの指示手段が、前記選択表示手段にて選択表示されることを特徴とする。
さらに、本発明による血圧計におけるカフは、測定部位に筒状に巻き付けて装着される血圧計用カフであって、前記測定部位と接触するカフ内布が伸縮性を有し、前記カフ内布はカフの展開形状の長手方向に伸ばした状態で前記カフに縫製されていることを特徴とする。
一方、上記の目的を達成するための本発明による血圧計は、測定部位に筒状に装着される血圧計用カフを備えた血圧計であって、前記血圧計用カフは、測定部位の周囲長に応じたカフの巻き付け状態を示す複数のマークと前記複数のマークから1つのマークを選択表示する窓枠部材を備え、前記複数のマークの設けられたカフ部分が前記窓枠部材と前記窓枠部材の取り付けられたカフ外表面との間をスライドすることで、前記1つのマークが、前記窓枠部材の窓を通して選択表示されることを特徴とする。
また、前記窓枠部材はカフ外表面に、カフの展開形状の幅方向に離れた2つの結合部で取り付けられ、前記2つの結合部の間の幅は前記マークの設けられたカフ部分の幅よりわずかに広い。
さらに、前記カフの展開形状の長手方向における端の幅は、前記2つの結合部の間の幅よりも広い。
また、前記窓枠部材は、ハンドルを備え、前記カフの内部には、前記筒状の径方向に弾性変形可能な湾曲板を有している。
さらに、前記カフの内部には、前記湾曲板の内側にクッション材を有している。
本発明による血圧計は、測定部位に筒状に装着される血圧計用カフを備えた血圧計であって、前記血圧計用カフは、測定部位の周囲長に応じたカフの巻き付け状態を示す複数のマークと前記複数のマークから1つのマークを選択表示する選択表示部材を備え、前記複数のマークの設けられたカフ部分が前記選択表示部材と前記選択表示部材の取り付けられたカフ外表面との間をスライドすることで、前記1つのマークが、前記選択表示部材にて選択表示されることを特徴とする。
また、本発明による血圧計は、測定部位に筒状に装着される血圧計用カフを備えた血圧計であって、前記血圧計用カフは、測定部位の周囲長に応じたカフの巻き付け状態を示す複数の指示手段と前記複数の指示手段から1つの指示手段を選択表示する選択表示手段を備え、前記複数の指示手段の設けられたカフ部分が前記選択表示手段と前記選択表示手段の取り付けられたカフ外表面との間をスライドすることで、前記1つの指示手段が、前記選択表示手段にて選択表示されることを特徴とする。
さらに、本発明による血圧計は、測定部位に筒状に巻き付けて装着される血圧計用カフを備えた血圧計であって、前記血圧計用カフは、前記測定部位と接触するカフ内布が伸縮性を有し、前記カフ内布はカフの展開形状の長手方向に伸ばした状態で前記カフに縫製されていることを特徴とする。
さらなる発明の具体的構成は、以下の発明を実施するための最良の形態及び添付図面により明らかになるものである。
図2は、本発明による実施形態の血圧計用カフの斜視図である。
図3は、窓枠部材を除いて展開形状とした本発明の実施例の血圧計用カフを外面からみた図である。
図4は、窓枠部材を除いて展開形状とした本発明の実施例の血圧計用カフを内面からみた図である。
図5は、本発明による実施形態の血圧計用カフに内蔵されている湾曲板の斜視図である。
図6A及び図6Bは、それぞれ、本発明による実施形態の血圧計用カフに取り付けられる窓枠部材の上方からの斜視図と下方からの斜視図である。
図7は、本発明の実施形態の血圧計用カフで巻き付け状態の調整をしている図である。
図8A及び図8Bは、それぞれ、本発明による実施形態の血圧計用カフで、測定部位の太さが標準設定より細い場合と太い場合の調整をしている図である。
図9A及び図9Bは、それぞれ、本発明の実施形態の血圧計用カフを測定部位に装着する場合と取り外す場合の図である。
図10は、本発明の実施形態の血圧計用カフを備えた血圧計を用いて、血圧測定をしている図である。
図11は、図2のカフの窓の位置での横断面図である。
図12は、図2のカフのハンドルの位置での縦断面図である。
図2は、本実施形態のカフの斜視図である。図3と図4は、それぞれ、図2のカフの窓枠部材を除いて展開形状としたカフの外面と内面からみた図である。図5は、カフに内蔵されている湾曲板の斜視図である。図6A、図6Bは、それぞれ、カフに取り付けられる窓枠部材の上方からの斜視図と下方からの斜視図である。図7は、カフの巻き付け状態(カフの筒状の径)の調整をしている図である。図8A、図8Bは、それぞれ、測定部位(上腕)の太さが標準設定より細い場合と太い場合の調整をしている図である。図9A、図9Bは、それぞれ、カフを測定部位(上腕)に装着する場合と取り外す場合の図である。図10は、本実施形態のカフを用いて血圧測定をしている図である。図11は、図2のカフの窓枠部材の窓の位置での横断面をカフの後端部(チューブの導出される側)に向かってみた図である。また、図12は、図2のカフのハンドルの位置での縦断面を図11のX方向に向かってみた図である。
図11と図12の断面図に示すように、この血圧計用カフ1は、内布(内面布)2と外布(外面布)3との間に、外側から順に、湾曲板6,スポンジ材(クッション材)7,大型(長尺)の阻血用空気袋4が配置されていて、更に、圧力検出部である小型の圧力検出用空気袋5が阻血用空気袋4の内側(カフ装着時に測定部位側)にバックプレート13を介して配置されている。
圧力検出用空気袋4とほぼ同じ大きさの合成樹脂板であるバックプレート13は阻血用空気袋4の長手方向のほぼ中央部内側に両面粘着剤等にて接合され、圧力検出用空気袋5はそのバックプレート13の内側に両面粘着剤等にて接合されて配置されている。このように、圧力検出用空気袋5は阻血用空気袋4の間に、バックプレート13を介することにより、圧力検出用空気袋5に阻血用空気袋4からの圧力振動が伝達されにくく、また、圧力検出用空気袋5で検出される圧力信号が減衰しにくくなっている。
測定部位(上腕部)と接触する内布2はツーウエイニット(縦横共に伸びる生地)等の伸縮性を有し、かつ、低摩擦性を有する素材で構成されていて、外布3はツイル生地等の非伸縮性を有する素材で構成されている。伸縮性を有する内布2は、図4で示すようなカフの展開形状でカフの展開形状の長手方向に、30%程度伸ばした状態で縫製している(取り付けられている)。これにより、カフ1を円筒状にした場合にも、内布2にはしわがよることがなく、内布2にしわがある状態で圧迫した場合の測定部位での内出血を避けることができ、安全な巻き付け状態を実現できる。また、内布2は低摩擦性を有する素材で構成されているので、筒状にされたカフ1は測定部位(上腕)に対してスムーズに抜き差しできる。
阻血用空気袋4と圧力検出用空気袋5とからは、それぞれ、血圧計本体100に接続される給排気チューブ10と圧力検出用チューブ11が導出されている。図11の阻血用空気袋4と圧力検出用空気袋5の内部の大小の円形は、それぞれ、給排気チューブ10と圧力検出用チューブ11の導出口を示している。
図3と図4に示すように、カフ1の外布3の長手方向における中央部分の外面には、縫合や接着等にて広い範囲にわたって面ファスナーループ(係合部材)12aが取り付けられている。また、外布3の長手方向での阻血用空気袋4のある側のカフ端1aとは反対の側のカフ端1bに近い部分の内面には、カフ端1bまで延びる、縫合や接着等にて取り付けられた面ファスナーフック(係合部材)12bが取り付けられている。そして、カフが筒状にされたとき、面ファスナーループ12aと面ファスナーフック12bとが相互に脱着可能となる面ファスナーを構成する。面ファスナーフック12bは、カフ端1bまで延びていることから、後述の標準設定ではゆるすぎる場合(測定部位の周囲長(太さ)が小さい場合)のカフの巻き付け状態の調整においても、カフ端1bの近くの部分は、しっかりと外布3の表面の面ファスナーループ12aに接合し、この部分(カフ端1bの近くの部分)が邪魔になることなく、安定した筒状を形成することができるようになっている。(このことにより、上腕の細い人にも、カフの着脱は容易である。)
外布3は、図3に示すように、長手方向において、阻血用空気袋4のある側のカフ端1aから面ファスナーループ12aの終りの位置までは同じ幅L1をもつが、面ファスナーループ12aの終りを過ぎたあたりからくびれてL1よりも小さい幅L2をもち、面ファスナーフック12bの始まりの位置では、L2より大きい幅L3をもつようになる。便宜上、外布3の幅L1の部分を幅広部分31、外布3の幅L2の部分をくびれ部分32、外布3の幅L3の部分を幅広部分33と呼ぶ。外布3のくびれ部分32の外面には、血圧測定に際しての測定部位の周囲長(太さ)に応じた複数のカフの巻き付け状態(カフの筒状の径)を示す複数のマーク(指示手段)9として、数字の「1」「2」「3」が印刷されている。
カフ1の外布3と阻血用空気袋4の間に配置される湾曲板(バッキング)6のカフ1への取り付け前の自然な状態は、図5に示すような合成樹脂板等で比較的大きな曲率に湾曲されており、図11に示すようなカフ1に取り付けられた状態でカフの筒状の径方向に曲率を変形(特に、湾曲板の長手方向の両端部分が曲率縮小方向である矢印x方向に変形)できるように弾性変形可能である。所定の厚さのスポンジ材(クッション材)7は湾曲板6の内側に両面接着剤等にて接合されて阻血用空気袋4の外側に配置されている。図3にみるように、展開形状での湾曲板6とスポンジ材7と阻血用空気袋4は、ほぼ同じ大きさの略長方形であり、これらは、重なって、略長方形の内布2とこの内布2よりも長手方向の長さの長い外布3との間に配置されている。
合成樹脂等にて好ましくは剛性を有するように成形された窓枠部材(選択表示部材、選択表示手段)8がカフ1の外側で、筒形状にされたカフ1の周方向に広がりをもちつつカフ1の幅方向(カフの展開形状の長手方向に対して直角方向)に伸びるように、カフの外表面に取り付けられている。
窓枠部材(選択表示部材、選択表示手段)8は、カフ1の展開形状の幅方向(展開形状での長手方向に垂直な方向)に延びるハンドル(把持部)81と、このハンドル81を対称にして筒形状のカフの両周方向に、筒形状のカフ1の外面に沿うようにわずかに湾曲しながら広がっている板82とが好ましくは一体成型されて構成されるものである。そして、カフ1の巻き付け状態(カフの筒状の径)を示すマーク(数字の「1」「2」「3」)が選択表示される窓83が、ハンドル81を対称にした板の片側に設けられている。
窓枠部材8のカフ1への取り付けは、窓枠部材8の湾曲板6の展開形状の長手方向のほぼ中央部への取り付けを通して行われている。図5と図6Bを参照して、窓枠部材8の下部の両端に形成される凹部8aが湾曲板6の幅方向(展開形状の長手方向に対して直角方向)の両端の上部に一体形成される凸部6aに嵌め込まれ、窓枠部材8の穴8bからピン(図示せず)を湾曲板6の凸部6aに形成された穴6bに通すことにより、窓枠部材8が湾曲板6の上に固定される。尚、図6Bに示すように、2つの凹部8aの内側端の間の幅(窓枠部材8のカフ1の外表面への結合部の幅)をLとすると、幅Lは、カフ1の展開形状での幅広部分31、33の幅L1、L3よりも狭いが、くびれ部分32の幅L2よりは、わずかに広い。
ハンドル81の直接手で把持する部分の上面は、図6Aに示すように、ほぼ長手方向の全域にわたり、溝81aが形成され、この溝81aに親指を置いてのカフの抜き差し(着脱)を容易にする。また、図11に示すように、ハンドル81の真下には、圧力検出用空気袋5が位置することから、カフ1の周方向での位置決めでは、ハンドル81の位置を基準にして、容易に、圧力検出用空気袋5を動脈のある位置に持っていくことができる。このため、正確な血圧測定が容易である。
この血圧計用カフ1は、以上のように構成されていて、巻き付け状態(カフの筒状の径)の調整は、以下の要領で行われる。
まず、工場出荷時では、図2のように、外布3のカフ端1b側の幅広部分33が窓枠部材8の下側を通って面ファスナーが接合(幅広部分33内側の面ファスナーフック12bが幅広部分31の外側の面ファスナーループ12aと接合)して安定した筒状が形成されている。このとき、窓枠部材8の下側には、外布3のくびれ部分32[複数のマークの設けられたカフ部分]が、窓枠部材8の板82と外布3の幅広部分31の外面(外表面)[窓枠部材の取り付けられたカフ外表面]との間に挟まれた状態となっており、窓枠部材8の窓83を通して、くびれ部分32の表面に印刷された標準的なカフの巻き付け状態(カフの筒状の径)を示すマークとして数字の「2」が選択表示されている。
測定者は、最初の測定に際して、まず、この標準設定のカフ1を、そのまま測定部位(上腕)に通して、標準設定でのカフの巻き付け状態(カフの筒状の径)が妥当かどうかを確認する。この標準設定の状態での巻き付け状態(カフの筒状の径)が、きつすぎる場合やゆるすぎる場合には、カフ1を、測定部位(上腕)からそのまま抜き、カフ1の巻き付け状態(カフの筒状の径)の調整を行う。
カフ1の巻き付け状態(カフの筒状の径)の調整は、工場出荷時に接合している面ファスナー(カフの幅広部分33の内側の面ファスナーフック12bと幅広部分31の外側の面ファスナーループ12a)を外し、図7に示すように、一方の手でハンドル81をもち、もう一方の手で外布3の幅広部分33をもって行う。ゆるすぎる場合は、窓枠部材8の窓83を通して、外布3のくびれ部分32に印刷されたカフの巻き付け状態(カフの筒状の径)を示すマークとして「1」が選択表示されるように、外布3の幅広部分33をもって、くびれ部分32を窓枠部材8の板82と外布3の幅広部分31の外表面との間で、A方向にスライドさせる。また、きつすぎる場合には、外布3のくびれ部分32に印刷されたカフの巻き付け状態(カフの筒状の径)を示すマークとして「3」が選択表示されるように、外布3の幅広部分33をもって、くびれ部分32を窓枠部材8の板82と外布3の幅広部分31の外表面との間で、Y方向にスライドさせる。これらの様子が図7に示されている。そして、いずれの場合も、その後、カフの面ファスナー(幅広部分33の内側の面ファスナーフック12bを幅広部分31の外側の面ファスナーループ12a)を接合して安定した筒状を形成する(筒状の径を固定する)。
ここで、カフ1に内蔵されている湾曲板6は、弾性変形可能であることから、曲率を変形させるカフの筒状の径方向(特に、曲率縮小方向である矢印x方向)の弾性変形に対して、元に戻ろうとする復元力による付勢が加わる。本実施例のカフ1は、湾曲板6がカフ1内で自然な曲率の状態(ファスナー(12a,12b)が外された状態)では、筒状の径がもっとも大きい状態(窓枠部材8の窓83に、数字「3」より幅広部分33に近いくびれ部分が現れる状態)となるように、カフ1の幅広部分31とくびれ部分32の長手方向の長さが設定されている。このため、カフの巻き付け状態(カフの筒状の径)の調整は、外布3の幅広部分33を引っ張るか若しくは緩めるだけで、カフの巻き付け状態(カフの筒状の径)の「1」〜「3」までの設定が可能である。すなわち、カフの筒状の径を広げる必要がある場合(きつすぎる場合)には、外布3の幅広部分33の窓枠部材8を挟んだ反対側のくびれ部分32や幅広部分31をもってY方向に引っ張る必要はなく、外布3の幅広部分33をもつ手を緩めるだけで、湾曲板6の復元力を利用して調整できる。
また、窓枠部材8の凹部8a(カフ外表面(湾曲板6の凸部6a)との結合部)の内側端の間の幅Lは、外布3の幅広部分33の幅L3よりも狭いため、幅広部分33が窓部材8の板82の下側を通り抜けて、窓部材8の反対側に出てしまうことはない。従って、巻き付け状態(カフの筒状の径)の調整のために、わざわざ外布3の幅広部分33を窓枠部材8の板82の下側を通す必要が生じることはなく、常に、容易に、カフの巻き付け状態(カフの筒状の径)の調整を行うことができる。
更に、凹部8aの内側端の間の幅Lは、外布3のくびれ部分32の幅L2よりは、わずかに広い。このため、巻き付け状態(カフの筒状の径)の調整のために、外布3の幅広部分33を引っ張る場合、引っ張る方向が、多少、カフの展開形状での長手方向からずれても、外布3のくびれ部分32は、正確に、カフの展開形状での長手方向にスライドして、複数のマーク9は確実に、窓枠部材8の窓83の中に現れる。このため、巻き付け状態(カフの筒状の径)の調整が安定している。また、カフの巻き付け状態(カフの筒状の径)の調整によって、カフ1の筒形状を歪ませることもない。
カフ1の内部で湾曲板6と阻血用空気袋4の間に配置されているスポンジ材(クッション材)7は、異なる太さ(周囲長)の測定部位に対して、カフ1の内面を測定部位に圧迫密着させるため、カフ1が測定部位の周方向に回転したりカフの挿入方向にずれたりすることなく、カフ1の測定部位への安定した装着を可能にする。また、このスポンジ材(クッション材)7は、1つのカフの巻き付け状態(カフの筒状の径)の中での血圧測定可能な測定部位(上腕)の周囲長(太さ)に、巾(冗長性)をもたせることができ、調整の段階の数を減らすことができる。このように、調整の段階を減らすことで、更に、調整が容易となっている。
本実施形態のカフ1では、調整の段階は3段階(少ない段階数)となっており、数字「2」の標準のカフの巻き付け状態(カフの筒状の径)で上腕の周囲長として26.1cm〜29.0cmの範囲(約3cmの巾)[周囲長の所定の範囲]について血圧測定が可能な巻き付け状態となっている。また、数字「1」(細めの上腕対応)、数字「3」(太めの上腕対応)では、それぞれ、上腕の周囲長[周囲長の所定の範囲]が、22.6cm〜26.0cmの範囲(約3.5cmの巾)、29.1cm〜31.5cmの範囲(約2.5cmの巾)について血圧測定が可能な巻き付け状態となっている。そして、調整の段階が少ないために、くびれ部分32に印刷されるマーク(数字)9を大きくして目立たせることもでき、設定の確認が容易であり、調整の間違いも少ない。
尚、面ファスナーの接合(外布3の幅広部分33の内側の面ファスナーフック12bを幅広部分31の外側の面ファスナーループ12aを接合)は、窓枠部材8の窓83に、くびれ部分32のマーク9が表示される場合に限定されず、測定者は、マーク(数字)にこだわらず、最も自分の測定部位(上腕)に適すると思われるカフの巻き付け状態(カフの筒状の径)に調整することもできる。特に、測定部位(上腕)が、窓枠部材8の窓83に数字「1」のマークが現れる巻き付け状態でもゆるすぎる場合は、さらに、外布3の幅広部分33をもって、くびれ部分32を窓枠部材8の板82と外布3の幅広部分31の外表面との間で、X方向にスライドさせて、適切な巻き付け状態(カフの筒状の径)に調整することができる。
血圧測定に際しては、巻き付け状態(カフの筒状の径)の調整されたカフ1を、図9Aに示すように、一方の手H1でハンドル81を握り、矢印の方向に、他方の手H2の腕を通しての測定部位(上腕)に持っていく。このとき、カフ1のハンドル81を測定部位(上腕)の周方向に対しては、図に示す位置に合わせる。これは、前述のように、ハンドル81の真下に内蔵されている圧力検出用空気袋5が、正確に上腕の動脈上の位置に設置され、動脈からの圧力信号(脈波)を検出できるようにするためである。この状態で、ハンドル81から手を離しても、カフ1に内蔵されているスポンジ材(クッション材)7により、カフ1の内面は測定部位にゆるく圧迫されているため、カフ1は挿入方向にも周方向にもずれることはない。
本実施形態では、以上のように血圧測定用カフ1を上腕に図9Aのようにして装着した後、図10にみるような血圧計において、血圧計本体100に内蔵の自動ポンプ(図示せず)にて給排気用チューブ10を通してカフ1内の阻血用空気袋4(図11、図12等参照)内に圧縮空気を給気して上腕部を圧迫阻血し、阻血用空気袋4内の圧縮空気を給排気用チューブ10を通して排気する過程で、圧力検出用空気袋5によって動脈の圧力信号を正確に検出して、検出される圧力脈波に基づき血圧を測定する。これら一連の動作の制御は本体100に内臓のCPU(図示せず)によって行われる。すなわち、いわゆるオシロメトリック方式による血圧測定を行う。尚、図10の血圧計本体100は、前面のパネルに測定開始や停止のスイッチが設けられ、血圧測定のための給俳気等の各種制御を行い血圧を測定し、表示部101に測定された血圧値を表示するが、同時に、蓋102を備えて、血圧を測定しない場合のACアダプタ(図示せず)やカフ1を収納する収納室103をも備えるものである。
測定が終了するとカフ1は、そのまま、図9Bに示すように一方の手H1でハンドル81を握り、矢印の方向に、他方の手H2の腕を通して測定部位(上腕)から、抜き取る。
そして、最初、カフの巻き付け状態(筒状の径)が測定部位の太さ(周囲長)に合うように調整されさえすれば、被測定者が同一であれば、次回以降の血圧測定に際しては、調整は不要で、容易に、カフ1の上腕(測定部位)への装着と取り外しができる。従って、この血圧計用カフ1は測定部位に対する繰り返しの脱着に関する操作性が非常に良いと言う利点を有している。
尚、実施形態では、測定部位は上腕であったが、測定部位は限定されるものではなく、例えば手首であってもよい。また、実施形態では、カフの巻き付け状態(カフの筒状の径)の調整に対応する複数のマークに数字を用いたが数字に限定されるものはなく、アルファベット等の各種シンボルであってもよい。また、マークの数も3つに限定されるものではない。
以上のように構成された本実施形態による血圧計用カフは、次のような効果を奏することができる。
本実施形態の血圧計用カフは、測定部位に筒状に装着される血圧計用カフにおいて、測定部位の周囲長に応じたカフの巻き付け状態を示す複数のマーク(指示手段)と前記複数のマーク(指示手段)から1つのマーク(指示手段)を選択表示する窓枠部材(選択表示部材、選択表示手段)を備え、前記複数のマーク(指示手段)の設けられたカフ部分が前記窓枠部材(選択表示部材、選択表示手段)と前記窓枠部材(選択表示部材、選択表示手段)の取り付けられたカフ外表面との間をスライドすることで、前記1つのマーク(指示手段)が、前記窓枠部材の窓(選択表示部材、選択表示手段)を通して選択表示されることから、簡単な操作で、測定部位の周囲長(太さ)に応じたカフの巻き付け状態(カフの筒状の径)を調整して設定できる。
また、前記窓枠部材はカフ外表面に、カフの展開形状の幅方向に離れた2つの結合部で取り付けられ、前記2つの結合部の間の幅は前記マークの設けられたカフ部分の幅よりわずかに広いことから、1つのマークの前記窓枠部材による選択表示を確実にできる。また、カフの巻き付け状態の調整により、カフの筒形状を歪ませることもない。
また、前記カフの展開形状の長手方向における端の幅は、前記2つの結合部の間の幅よりも広いことから、カフの展開形状の長手方向における端は窓枠部材の下側を通り抜けることはなく、カフの巻き付け状態の調整に際して、わざわざ、前記カフの端(阻血用空気袋のある側とは反対側の端)の部分を窓枠部材の下側に通す必要はなく、カフの巻き付け状態の調整が容易である。
また、前記窓枠部材は、ハンドルを備えることから、カフの巻き付け状態の調整に際して、一方の手で、カフ本体を安定して把持することができるため、カフの巻き付け状態の調整が容易である。
また、前記カフの内部には、前記筒状の径方向に弾性変形可能な湾曲板を有することから、カフの展開形状の長手方向における端(阻血用空気袋のある側とは反対側の端)を引っ張るか若しくは緩めるだけで、容易にカフの巻き付け状態の調整ができる。
また、前記カフの内部には、前記湾曲板の内側にクッション材を有することから、カフの測定部位への装着を安定させることができる。また、1つのカフの巻き付け状態の中での血圧測定可能な測定部位の太さに冗長性(巾)をもたせることができ、調整されるカフの巻き付け状態の数(調整の段階の数)を減らすことができ、カフの巻き付け状態の調整が容易である。
更に、本実施形態の血圧計用カフは、測定部位に筒状に巻き付けて装着される血圧計用カフにおいて、前記測定部位と接触するカフ内布か伸縮性を有し、前記カフ内布はカフの展開形状の長手方向に伸ばした状態で前記カフに縫製されていることから、測定部位に内出血を生じることのないカフの安全な巻き付け状態が実現ができる。
以上、本発明について説明してきたが、本発明の趣旨を逸脱することがなければ、様々な改良や変更をなすことができ、そのような本発明の趣旨は、本発明の実施の形態に限定されるものではなく、添付特許請求の範囲により明らかになるものである。
Claims (18)
- 測定部位に筒状に装着される血圧計用カフにおいて、測定部位の周囲長に応じたカフの巻き付け状態を示す複数のマークと前記複数のマークから1つのマークを選択表示する窓枠部材を備え、前記複数のマークの設けられたカフ部分が前記窓枠部材と前記窓枠部材の取り付けられたカフ外表面との間をスライドすることで、前記1つのマークが、前記窓枠部材の窓を通して選択表示されることを特徴とする血圧計用カフ。
- 前記窓枠部材はカフ外表面に、カフの展開形状の幅方向に離れた2つの結合部で取り付けられ、前記2つの結合部の間の幅は前記マークの設けられたカフ部分の幅よりわずかに広いことを特徴とする請求項1に記載の血圧計用カフ。
- 前記カフの展開形状の長手方向における端の幅は、前記2つの結合部の間の幅よりも広いことを特徴とする請求項2に記載の血圧計用カフ。
- 前記窓枠部材は、ハンドルを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の血圧計用カフ。
- 前記カフの内部には、前記筒状の径方向に弾性変形可能な湾曲板を有することを特徴とする請求項4に記載の血圧計用カフ。
- 前記カフの内部には、前記湾曲板の内側にクッション材を有することを特徴とする請求項5に記載の血圧計用カフ。
- 測定部位に筒状に装着される血圧計用カフにおいて、測定部位の周囲長に応じたカフの巻き付け状態を示す複数のマークと前記複数のマークから1つのマークを選択表示する選択表示部材を備え、前記複数のマークの設けられたカフ部分が前記選択表示部材と前記選択表示部材の取り付けられたカフ外表面との間をスライドすることで、前記1つのマークが、前記選択表示部材にて選択表示されることを特徴とする血圧計用カフ。
- 測定部位に筒状に装着される血圧計用カフにおいて、測定部位の周囲長に応じたカフの巻き付け状態を示す複数の指示手段と前記複数の指示手段から1つの指示手段を選択表示する選択表示手段を備え、前記複数の指示手段の設けられたカフ部分が前記選択表示手段と前記選択表示手段の取り付けられたカフ外表面との間をスライドすることで、前記1つの指示手段が、前記選択表示手段にて選択表示されることを特徴とする血圧計用カフ。
- 測定部位に筒状に巻き付けて装着される血圧計用カフにおいて、前記測定部位と接触するカフ内布が伸縮性を有し、前記カフ内布はカフの展開形状の長手方向に伸ばした状態で前記カフに縫製されていることを特徴とする血圧計用カフ。
- 測定部位に筒状に装着される血圧計用カフを備えた血圧計であって、
前記血圧計用カフは、測定部位の周囲長に応じたカフの巻き付け状態を示す複数のマークと前記複数のマークから1つのマークを選択表示する窓枠部材を備え、前記複数のマークの設けられたカフ部分が前記窓枠部材と前記窓枠部材の取り付けられたカフ外表面との間をスライドすることで、前記1つのマークが、前記窓枠部材の窓を通して選択表示されることを特徴とする血圧計。 - 前記窓枠部材はカフ外表面に、カフの展開形状の幅方向に離れた2つの結合部で取り付けられ、前記2つの結合部の間の幅は前記マークの設けられたカフ部分の幅よりわずかに広いことを特徴とする請求項10に記載の血圧計。
- 前記カフの展開形状の長手方向における端の幅は、前記2つの結合部の間の幅よりも広いことを特徴とする請求項11に記載の血圧計。
- 前記窓枠部材は、ハンドルを備えることを特徴とする請求項10ないし請求項12の何れかに記載の血圧計。
- 前記カフの内部には、前記筒状の径方向に弾性変形可能な湾曲板を有することを特徴とする請求項13に記載の血圧計。
- 前記カフの内部には、前記湾曲板の内側にクッション材を有することを特徴とする請求項13に記載の血圧計。
- 測定部位に筒状に装着される血圧計用カフを備えた血圧計であって、
前記血圧計用カフは、測定部位の周囲長に応じたカフの巻き付け状態を示す複数のマークと前記複数のマークから1つのマークを選択表示する選択表示部材を備え、前記複数のマークの設けられたカフ部分が前記選択表示部材と前記選択表示部材の取り付けられたカフ外表面との間をスライドすることで、前記1つのマークが、前記選択表示部材にて選択表示されることを特徴とする血圧計。 - 測定部位に筒状に装着される血圧計用カフを備えた血圧計であって、
前記血圧計用カフは、測定部位の周囲長に応じたカフの巻き付け状態を示す複数の指示手段と前記複数の指示手段から1つの指示手段を選択表示する選択表示手段を備え、前記複数の指示手段の設けられたカフ部分が前記選択表示手段と前記選択表示手段の取り付けられたカフ外表面との間をスライドすることで、前記1つの指示手段が、前記選択表示手段にて選択表示されることを特徴とする血圧計。 - 測定部位に筒状に巻き付けて装着される血圧計用カフを備えた血圧計であって、
前記血圧計用カフは、前記測定部位と接触するカフ内布が伸縮性を有し、前記カフ内布はカフの展開形状の長手方向に伸ばした状態で前記カフに縫製されていることを特徴とする血圧計。
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