JPWO2004045686A1 - 誤刺し防止針及びその製造方法 - Google Patents

誤刺し防止針及びその製造方法 Download PDF

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邦雄 近藤
邦雄 近藤
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ビー・ブラウンエースクラップ株式会社
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Abstract

本発明は、人体には刺さり難いが、それ以外の対象、例えば、薬液を入れる容器の蓋などには容易に刺すことができる誤刺し防止針を提供することを目的とする。本発明の誤刺し防止針は、針穴11の先端側開口部を形成するベベル12を備えると共に、外周面に対して略直交する平坦面13が先端に形成されていることを特徴とする。

Description

本発明は、医療用の針であって、手指等に誤って穿刺することを防止する針に関するものである。
従来、医療用の針として、第7図乃至第10図に示したものが知られている。第7図に示した針は、針穴11の先端側開口部を形成するベベル(細管10の先端部を斜めにカットすることにより形成される斜面)12を有して構成される。第8図乃至第10図に示した針は、第7図に示した針をベースとして、その針先をより鋭利なものとするための加工が施されたものであり、このうち第8図に示した針は、ベベル12の先端側外周縁の両側を斜めにカットすることにより形成された2つの面14a,14bを有して構成される。また、第9図に示した針は、先端中心が頂点となるように先端部両側が斜めにカットされた2つの面15a,15bを有すると共に、該各面15a,15bを形成することにより先端の背面側に形成される微少な斜面15cを有して構成される。また、第10図に示した針は、ベベル12の先端側を弧状に研削することにより形成された2つの面16a,16bを有して構成される。
医療用の針は、人体に穿刺した際に、穿刺部位周辺の細胞を極力傷付けないようにするため、上記のように針先が鋭く尖ったものとなるように加工されているのが通常であるが、鋭利な針先を備えるが故にオペレータ(針を取り扱う者)の手指等に誤って刺さってしまう事故が発生し易いものとなっている。
この誤刺し事故を防止するため、針先を覆うように注射器等に装着して用いられる誤刺し防止具が種々提案されている(例えば、下記特許文献1及び2参照)。
特許文献1: 特開2001−293087号公報
特許文献2: 特開2002−219171号公報
ところで、医療用の針の中には、人体以外の対象、例えば、薬液を入れる容器の蓋などに刺すために用いられるものが多く存在する。すなわち、通常の注射針の約70%は人体に穿刺する道具として利用されているのではなく、薬液の吸引や注入等のために人体以外の対象に刺す道具として利用されているのである。
しかしながら、人体以外の対象に刺す針であっても、人体に穿刺する針が区別されることなくそのまま利用されているのが実情である。従って、人体以外の対象に刺す針であっても、人体に穿刺する針と同様に、誤刺し事故が発生し易い状態にあり、また人体向けのものと比較して利用機会も多いことから誤刺し事故が発生する可能性も大きいものとなっている。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、医療用の針として、人体には刺さり難いが、それ以外の対象、例えば、薬液を入れる容器の蓋などには容易に刺すことができる誤刺し防止針及びその製造方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、針穴の先端側開口部を形成するベベルを備えると共に、外周面に対して略直交する平坦面が先端に形成されていることを特徴とする誤刺し防止針を提供する。
また、本発明は、針穴が形成された細管の先端に外周面に対して略直交する平坦面が残存するようにベベルを形成する工程を含むことを特徴とする誤刺し防止針の製造方法を提供する。
第1図は、本発明の一の実施の形態に係る誤刺し防止針の要部を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
第2図は、上記実施形態に係る誤刺し防止針の製造方法の一例を説明するための図である。
第3図は、上記実施形態に係る誤刺し防止針の製造方法の一例を説明するための図である。
第4図は、本発明の他の実施の形態に係る誤刺し防止針の要部を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
第5図は、本発明のさらに他の実施の形態に係る誤刺し防止針の要部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
第6図は、本発明のさらに他の実施の形態に係る誤刺し防止針の要部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
第7図は、従来の医療用針の要部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
第8図は、従来の医療用針の要部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
第9図は、従来の医療用針の要部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は(b)のA部拡大図である。
第10図は、従来の医療用針の要部を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
図において、符号10は細管、11は針穴、12はベベル、13は平坦面である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて更に詳しく説明する。
第1図は、本発明の一の実施の形態に係る誤刺し防止針の要部を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。この図に示したように、本実施形態に係る誤刺し防止針は、針穴11を形成する中空部を有する細管10の先端部を斜めにカットすることにより形成されるベベル12を有する。このベベル12は、針穴11の先端側開口部を形成している。また、この誤刺し防止針は、先端に細管10の外周面に対して略直交する平坦面13が形成されている。
従って、この誤刺し防止針によれば、上記平坦面13を有することにより、手指等に針先を当てても、ある程度強い力で針先を押し込まない限り刺さることがないので、従来の針のように、針先が手指等に接触しただけで刺さることを防ぐことができる。また、このように人体に対しては刺さり難い一方、上記ベベル12を有することにより、平坦面13の面積を人体に刺さり難い程度に小さくして、ベベル12の形成された部分は刺さり易く加工されているので、人体以外の対象、例えば、薬液を入れる容器の開口部を閉塞するゴム製の蓋などに対しては、容易に刺すことが可能である。
上記の誤刺し防止針を製造する方法としては、第2図に示したように、予めベベル12を形成した後、先端の尖った部分を平坦にカットする方法を採用することもできるが、第3図に示したように、針穴11が形成された細管10の先端に外周面に対して略直交する平坦面13が残存するようにベベル12を形成する方法を採用することが好ましい。前者よりも後者の方が製造工程が少なく、簡便で安価に製造することができるからである。
なお、本発明の誤刺し防止針は、上記実施形態のものに限定されるものではなく、例えば、ベベル12の先端側外周縁の両側を斜めにカットすることにより形成された2つの面14a,14bを有するもの(第4図参照)、先端の両側を斜めにカットすることにより形成された2つの面15a,15bを有するもの(第5図参照)、或いはベベル12の先端側を弧状に研削することにより形成された2つの面16a,16bを有するもの(第6図参照)であっても良い。
以上説明したように、本発明によれば、医療用の針として、人体には刺さり難いが、それ以外の対象、例えば、薬液を入れる容器の蓋などには容易に刺すことができる誤刺し防止針を提供することが可能となる。

Claims (2)

  1. 針穴の先端側開口部を形成するベベルを備えると共に、外周面に対して略直交する平坦面が先端に形成されていることを特徴とする誤刺し防止針。
  2. 針穴が形成された細管の先端に外周面に対して略直交する平坦面が残存するようにベベルを形成する工程を含むことを特徴とする誤刺し防止針の製造方法。
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