JPWO2003018458A1 - 調速機及びエレベータ装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、機械室レスのエレベータ装置における調速機(4)を、かご用ガイドレール(2)に保持されるかご側綱止め部材(3)に一体的に設置したものである。これによって、調速機(4)とかご側綱止め部材(3)とにおいて、ガイドレール(2)への設置に係わる部品(18)を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる。
Description
技術分野
本発明は、調速機及びエレベータ装置に関し、特に、昇降路内を昇降する乗りかご又はカウンタウェイトの速度変化を検出する調速機及びエレベータ装置に関するものである。
背景技術
従来から、省スペース化を目的として、巻上機、調速機等の機器を備えた機械室を建物の頂部に設けずに、乗りかご等が昇降する昇降路内にそれらの機器を設置した機械室レスのエレベータ装置が知られている。
特に、このような機械室レスのエレベータ装置において、乗りかごの昇降に係わる速度変化を検出する調速機は、かご用のガイドレールに、支持板を介して保持されている(例えば、特開2000−72353号公報参照)。
以下、図5にて、既知の機械室レスのエレベータ装置における調速機について、簡単に説明する。図5は、既知のエレベータ装置における調速機の保持状態を示す部分拡大図である。
同図に示すように、調速機4は、主として、シーブ4a、ロープ拘束部4b、調速機ロープ10、張り車11、おもり12等で構成される。ここで、シーブ4aは、支持板35に回動可能に支持されている。シーブ4aには、周状に形成された無端の調速機ロープ10が巻き掛けられている。そして、調速機ロープ10の下端部には、張り車11を介して、調速機ロープ10に張力を与えるおもり12が設置されている。
また、調速機4は、支持板35を介して、かご用ガイドレール2に支持される。具体的には、2つのかご用ガイドレールのうち1つのかご用ガイドレール2の所望の位置に設けられた2つの貫通穴と、支持板35に設けられた2つの貫通穴とを、位置合わせした後に、ピン状部材37によって双方を締結する。さらに、ピン状部材37による締結部の上下にそれぞれ設置するクリップ部材38によって、かご用ガイドレール2を挟み込むようにして、かご用ガイドレール2に支持板35を締結する。
以上のように構成された調速機において、調速機ロープ10の一部は、昇降路内を昇降する図示せぬ乗りかごに支持されており、これにより調速機4にて乗りかごの速度変化を検出することになる。具体的には、例えば、乗りかご及びカウンタウェイトを懸架する牽引ロープの一部が切れて、乗りかごの昇降速度に変化が生じた場合等に、シーブ4a近傍に設置されたロープ拘束部4bが作動して、調速機ロープ10を拘束する。その後、この調速機ロープ10の拘束に連動して、乗りかごの図示せぬ非常止め装置が作動して、乗りかごの昇降を制限する。
しかし、以上説明した既知のエレベータ装置における調速機では、調速機をかご用ガイドレールに支持するために、クリップ部材やピン部材等の専用の部品を複数用意する必要があった。したがって、部品点数が多くなり、コストが高くなるとともに、組み付け工数が増えるという問題があった。
この発明は上記問題点を解消するためになされたもので、機械室レスのエレベータ装置に対応しており、部品点数が少なく、比較的低廉で、組み付け工数の少ない調速機及びエレベータ装置を提供することを目的とする。
発明の開示
本発明は、機械室レスのエレベータ装置における調速機を、かご用ガイドレールに保持されるかご側綱止め部材に一体的に設置したものである。これによって、調速機とかご側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる。
また、本発明は、上述の改良された調速機が、かご側綱止め部材に溶接により接合された支持板を介して支持されるものである。これによって、調速機とかご側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる。
また、本発明は、上述の改良された調速機が、かご側綱止め部材にボルト、ナットにより締結された支持板を介して支持されるものである。これによって、調速機とかご側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる。
また、本発明は、機械室レスのエレベータ装置における調速機を、おもり用ガイドレールに保持されるおもり側綱止め部材に一体的に設置したものである。これによって、調速機とおもり側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる。
また、本発明は、上述の改良された調速機が、おもり側綱止め部材に溶接により接合された支持板を介して支持されるものである。これによって、調速機とおもり側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる。
また、本発明は、上述の改良された調速機が、おもり側綱止め部材にボルト、ナットにより締結された支持板を介して支持されるものである。これによって、調速機とおもり側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる。
また、本発明は、上述の改良された調速機を、エレベータ装置に備えたものである。これによって、調速機と綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる。
発明を実施するための形態
本発明をより詳細に説述するために、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1、図2にて、本発明の第1の実施の形態にかかる調速機を説明する。
図1は、本第1の実施の形態の調速機を示す概略図であり、調速機がかご側綱止め部材に保持された状態を示す図である。また、図2は、図1の調速機のA−A線における概略断面図である。
図1、図2において、1は昇降路内の壁面、2は乗りかごの昇降を案内する複数のかご用ガイドレールのうち一つのかご用ガイドレール、3は乗りかごを懸架する牽引ロープの一端を支持するかご側綱止め部材、4は調速機、4aは調速機4のシーブ、4bは調速機4のロープ拘束部、5は調速機4を支持する支持板、5aは支持板5の溶接部、5bは支持板5に設けられたロープ用貫通穴、5cは支持板5に設けられた締結用ねじ部、10は調速機4の調速機ロープ、11は調速機4の張り車、12は調速機4のおもり、18はレールクリップ、ボルト等で構成されるクリップ部材、20はかご側綱止め部材3の牽引ロープ保持部、21は乗りかご及びカウンタウェイトを懸架する牽引ロープを示す。
図1に示すように、上下2箇所に設置されるクリップ部材18によって、かご側綱止め部材3が、かご用ガイドレール2の所望の位置に保持される。詳しくは、かご側綱止め部材3に設けられた貫通穴にボルトを通して、そのボルトに係止されたレールクリップにてかご用ガイドレール2を挟み込んで、ボルトを締結することで、かご側綱止め部材3はかご用ガイドレール2に保持される。
なお、かご側綱止め部3には、複数の牽引ロープ21の一端を保持する牽引ロープ保持部20が設けられている。さらに、牽引ロープ21の他端側には、図示せぬ乗りかご、巻上機、カウンタウェイトが順次配置されており、牽引ロープ21の他端は、カウンタウェイト側に設置されたおもり側綱止め部に保持される。
一方、調速機4は、主として、シーブ4a、ロープ拘束部4b、調速機ロープ10、張り車11、おもり12等で構成される。そして、シーブ4aは、支持板5に回動可能に支持されている。シーブ4aには、周状に形成された無端の調速機ロープ10が巻き掛けられている。そして、調速機ロープ10の下端部には、張り車11を介して、調速機ロープ10に張力を与えるおもり12が設置されている。
また、調速機4は、支持板5を介して、かご側綱止め部材3に支持される。詳しくは、上述した1つのかご用ガイドレール2の所望の位置に保持されたかご側綱止め部材3の一部の面領域と、支持板5の一部の面領域(溶接部5aの領域である。)とを合わせて、それらの面領域をスポット溶接等の溶接にて接合する。
なお、このように溶接によりかご側綱止め部材3に接合された支持板5に対して、調速機4は、図2に示す締結用ねじ穴5cを介してボルト締結される。また、シーブ4aに巻き掛けられた調速機用ロープ10は、支持板5のロープ用貫通穴5bを通して、懸垂されている。
以上のように構成された調速機において、調速機ロープ10の一部は、昇降路内を昇降する図示せぬ乗りかごに支持されており、これにより調速機4にて乗りかごの速度変化を検出することになる。
以上説明したように、本第1の実施の形態にかかる調速機によれば、調速機4がかご側綱止め部材3に一体的に設置されており、そのかご側綱止め部材3がかご用ガイドレール2に保持されているので、調速機4をかご用ガイドレール2に保持するための専用部品が不要となり、機械室レスのエレベータ装置に対応した、比較的低廉で、組み付け工数の少ない調速機を提供することができる。
なお、本第1の実施の形態における調速機4は、乗りかごの速度変化を検出する調速機4であって、かご側綱止め部材3に一体的に支持した。これに対して、調速機がカウンタウェイトの速度変化を検出する調速機である場合には、調速機をおもり側綱止め部材に一体的に設置することもできる。この場合にも、本第1の実施の形態と同様の効果を奏することになる。
また、本第1の実施の形態では、調速機4の支持板5を、溶接により、かご側綱止め部材3に設置した。これに対して、かご側綱止め部材3の形状を、調速機4を支持可能な形状に形成しておくことで、調速機4をかご側綱止め部材3に一体的に設置することもできる。すなわち、かご側綱止め部材3は、一部品で、調速機4と牽引ロープ保持部20と支持することになる。
図3、図4にて、本発明の第2の実施の形態にかかる調速機を説明する。
図3は、本第2の実施の形態の調速機を示す概略図であり、調速機がかご側綱止め部材に保持された状態を示す図である。また、図4は、図3の調速機のB−B線における概略断面図である。
本第2の実施の形態の調速機は、調速機4がかご側綱止め部材3にボルト、ナットにて締結されている点が、調速機4がかご側綱止め部材3に溶接にて接合されている前記第1の実施の形態と相違する。
図3、図4において、2はかご用ガイドレール、3はかご側綱止め部材、4は調速機、5は調速機4を支持する支持板、6は支持板5をかご側綱止め部材3に締結するボルト、ナット、18はクリップ部材、20は牽引ロープ保持部を示す。
図3に示すように、前記第1の実施の形態と同様、クリップ部材18によって、かご側綱止め部材3が、かご用ガイドレール2の所望の位置に保持される。
一方、調速機4は、支持板5を介して、かご側綱止め部材3に支持される。詳しくは、かご側綱止め部材3に設けられたボルト用の2つの貫通穴の位置と、支持板5に設けられたそれに対応する2つの貫通穴の位置とを合わせて、双方の貫通穴にボルトを通して、反対側からナットを螺合させる。
なお、このように汎用のボルト、ナット6により、かご側綱止め部材3に締結された支持板5に対して、調速機4は、図4に示す締結用ねじ穴5cを介してボルト締結されている。
以上のように構成された調速機において、前記第1の実施の形態と同様に、調速機ロープ10の一部は、昇降路内を昇降する乗りかごに支持されており、これにより調速機4にて乗りかごの速度変化を検出することになる。
以上説明したように、本第2の実施の形態にかかる調速機においても、前記第1の実施の形態と同様に、調速機4がかご側綱止め部材3に一体的に設置されており、そのかご側綱止め部材3がかご用ガイドレール2に保持されているので、調速機4をかご用ガイドレール2に保持するための専用部品が不要となり、機械室レスのエレベータ装置に対応した、比較的低廉で、組み付け工数の少ない調速機を提供することができる。
なお、本第2の実施の形態における調速機4の支持方法は、ボルト、ナット6の取り外しにより、かご側綱止め部材3から支持板5が着脱可能となるので、前記第1の実施の形態と比較して、運搬性に優れている。すなわち、工場出荷時には、支持板5とかご側綱止め部材3とを分離しておき、そのまま据付け現場まで運搬して、その後、据付け現場にて双方を組み付けることができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態の中で示唆した以外にも、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
産業上の利用可能性
以上のように、本発明にかかる調速機は、かご用ガイドレールに保持されるかご側綱止め部材に一体的に設置したものである。これによって、調速機とかご側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる調速機として有用である。
また、本発明にかかる調速機は、かご側綱止め部材に溶接により接合された支持板を介して支持されるものである。これによって、調速機とかご側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる調速機として有用である。
また、本発明にかかる調速機は、かご側綱止め部材にボルト、ナットにより締結された支持板を介して支持されるものである。これによって、調速機とかご側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる調速機として有用である。
また、本発明にかかる調速機は、おもり用ガイドレールに保持されるおもり側綱止め部材に一体的に設置したものである。これによって、調速機とおもり側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる調速機として有用である。
また、本発明にかかる調速機は、おもり側綱止め部材に溶接により接合された支持板を介して支持されるものである。これによって、調速機とおもり側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる調速機として有用である。
また、本発明にかかる調速機は、おもり側綱止め部材にボルト、ナットにより締結された支持板を介して支持されるものである。これによって、調速機とおもり側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる調速機として有用である。
また、本発明にかかるエレベータ装置は、上述の改良された調速機を装置内に備えたものである。これによって、調速機と綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができるエレベータ装置として有用である。
【図面の簡単な説明】
図1は、この発明にかかる好ましい第1の調速機の概略図である。
図2は、図1の調速機のA−A線における概略断面図である。
図3は、この発明にかかる好ましい第2の調速機の概略図である。
図4は、図3の調速機のB−B線における概略断面図である。
図5は、既知のエレベータ装置における調速機の保持状態を示す部分拡大図である。
本発明は、調速機及びエレベータ装置に関し、特に、昇降路内を昇降する乗りかご又はカウンタウェイトの速度変化を検出する調速機及びエレベータ装置に関するものである。
背景技術
従来から、省スペース化を目的として、巻上機、調速機等の機器を備えた機械室を建物の頂部に設けずに、乗りかご等が昇降する昇降路内にそれらの機器を設置した機械室レスのエレベータ装置が知られている。
特に、このような機械室レスのエレベータ装置において、乗りかごの昇降に係わる速度変化を検出する調速機は、かご用のガイドレールに、支持板を介して保持されている(例えば、特開2000−72353号公報参照)。
以下、図5にて、既知の機械室レスのエレベータ装置における調速機について、簡単に説明する。図5は、既知のエレベータ装置における調速機の保持状態を示す部分拡大図である。
同図に示すように、調速機4は、主として、シーブ4a、ロープ拘束部4b、調速機ロープ10、張り車11、おもり12等で構成される。ここで、シーブ4aは、支持板35に回動可能に支持されている。シーブ4aには、周状に形成された無端の調速機ロープ10が巻き掛けられている。そして、調速機ロープ10の下端部には、張り車11を介して、調速機ロープ10に張力を与えるおもり12が設置されている。
また、調速機4は、支持板35を介して、かご用ガイドレール2に支持される。具体的には、2つのかご用ガイドレールのうち1つのかご用ガイドレール2の所望の位置に設けられた2つの貫通穴と、支持板35に設けられた2つの貫通穴とを、位置合わせした後に、ピン状部材37によって双方を締結する。さらに、ピン状部材37による締結部の上下にそれぞれ設置するクリップ部材38によって、かご用ガイドレール2を挟み込むようにして、かご用ガイドレール2に支持板35を締結する。
以上のように構成された調速機において、調速機ロープ10の一部は、昇降路内を昇降する図示せぬ乗りかごに支持されており、これにより調速機4にて乗りかごの速度変化を検出することになる。具体的には、例えば、乗りかご及びカウンタウェイトを懸架する牽引ロープの一部が切れて、乗りかごの昇降速度に変化が生じた場合等に、シーブ4a近傍に設置されたロープ拘束部4bが作動して、調速機ロープ10を拘束する。その後、この調速機ロープ10の拘束に連動して、乗りかごの図示せぬ非常止め装置が作動して、乗りかごの昇降を制限する。
しかし、以上説明した既知のエレベータ装置における調速機では、調速機をかご用ガイドレールに支持するために、クリップ部材やピン部材等の専用の部品を複数用意する必要があった。したがって、部品点数が多くなり、コストが高くなるとともに、組み付け工数が増えるという問題があった。
この発明は上記問題点を解消するためになされたもので、機械室レスのエレベータ装置に対応しており、部品点数が少なく、比較的低廉で、組み付け工数の少ない調速機及びエレベータ装置を提供することを目的とする。
発明の開示
本発明は、機械室レスのエレベータ装置における調速機を、かご用ガイドレールに保持されるかご側綱止め部材に一体的に設置したものである。これによって、調速機とかご側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる。
また、本発明は、上述の改良された調速機が、かご側綱止め部材に溶接により接合された支持板を介して支持されるものである。これによって、調速機とかご側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる。
また、本発明は、上述の改良された調速機が、かご側綱止め部材にボルト、ナットにより締結された支持板を介して支持されるものである。これによって、調速機とかご側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる。
また、本発明は、機械室レスのエレベータ装置における調速機を、おもり用ガイドレールに保持されるおもり側綱止め部材に一体的に設置したものである。これによって、調速機とおもり側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる。
また、本発明は、上述の改良された調速機が、おもり側綱止め部材に溶接により接合された支持板を介して支持されるものである。これによって、調速機とおもり側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる。
また、本発明は、上述の改良された調速機が、おもり側綱止め部材にボルト、ナットにより締結された支持板を介して支持されるものである。これによって、調速機とおもり側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる。
また、本発明は、上述の改良された調速機を、エレベータ装置に備えたものである。これによって、調速機と綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる。
発明を実施するための形態
本発明をより詳細に説述するために、添付の図面に従ってこれを説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1、図2にて、本発明の第1の実施の形態にかかる調速機を説明する。
図1は、本第1の実施の形態の調速機を示す概略図であり、調速機がかご側綱止め部材に保持された状態を示す図である。また、図2は、図1の調速機のA−A線における概略断面図である。
図1、図2において、1は昇降路内の壁面、2は乗りかごの昇降を案内する複数のかご用ガイドレールのうち一つのかご用ガイドレール、3は乗りかごを懸架する牽引ロープの一端を支持するかご側綱止め部材、4は調速機、4aは調速機4のシーブ、4bは調速機4のロープ拘束部、5は調速機4を支持する支持板、5aは支持板5の溶接部、5bは支持板5に設けられたロープ用貫通穴、5cは支持板5に設けられた締結用ねじ部、10は調速機4の調速機ロープ、11は調速機4の張り車、12は調速機4のおもり、18はレールクリップ、ボルト等で構成されるクリップ部材、20はかご側綱止め部材3の牽引ロープ保持部、21は乗りかご及びカウンタウェイトを懸架する牽引ロープを示す。
図1に示すように、上下2箇所に設置されるクリップ部材18によって、かご側綱止め部材3が、かご用ガイドレール2の所望の位置に保持される。詳しくは、かご側綱止め部材3に設けられた貫通穴にボルトを通して、そのボルトに係止されたレールクリップにてかご用ガイドレール2を挟み込んで、ボルトを締結することで、かご側綱止め部材3はかご用ガイドレール2に保持される。
なお、かご側綱止め部3には、複数の牽引ロープ21の一端を保持する牽引ロープ保持部20が設けられている。さらに、牽引ロープ21の他端側には、図示せぬ乗りかご、巻上機、カウンタウェイトが順次配置されており、牽引ロープ21の他端は、カウンタウェイト側に設置されたおもり側綱止め部に保持される。
一方、調速機4は、主として、シーブ4a、ロープ拘束部4b、調速機ロープ10、張り車11、おもり12等で構成される。そして、シーブ4aは、支持板5に回動可能に支持されている。シーブ4aには、周状に形成された無端の調速機ロープ10が巻き掛けられている。そして、調速機ロープ10の下端部には、張り車11を介して、調速機ロープ10に張力を与えるおもり12が設置されている。
また、調速機4は、支持板5を介して、かご側綱止め部材3に支持される。詳しくは、上述した1つのかご用ガイドレール2の所望の位置に保持されたかご側綱止め部材3の一部の面領域と、支持板5の一部の面領域(溶接部5aの領域である。)とを合わせて、それらの面領域をスポット溶接等の溶接にて接合する。
なお、このように溶接によりかご側綱止め部材3に接合された支持板5に対して、調速機4は、図2に示す締結用ねじ穴5cを介してボルト締結される。また、シーブ4aに巻き掛けられた調速機用ロープ10は、支持板5のロープ用貫通穴5bを通して、懸垂されている。
以上のように構成された調速機において、調速機ロープ10の一部は、昇降路内を昇降する図示せぬ乗りかごに支持されており、これにより調速機4にて乗りかごの速度変化を検出することになる。
以上説明したように、本第1の実施の形態にかかる調速機によれば、調速機4がかご側綱止め部材3に一体的に設置されており、そのかご側綱止め部材3がかご用ガイドレール2に保持されているので、調速機4をかご用ガイドレール2に保持するための専用部品が不要となり、機械室レスのエレベータ装置に対応した、比較的低廉で、組み付け工数の少ない調速機を提供することができる。
なお、本第1の実施の形態における調速機4は、乗りかごの速度変化を検出する調速機4であって、かご側綱止め部材3に一体的に支持した。これに対して、調速機がカウンタウェイトの速度変化を検出する調速機である場合には、調速機をおもり側綱止め部材に一体的に設置することもできる。この場合にも、本第1の実施の形態と同様の効果を奏することになる。
また、本第1の実施の形態では、調速機4の支持板5を、溶接により、かご側綱止め部材3に設置した。これに対して、かご側綱止め部材3の形状を、調速機4を支持可能な形状に形成しておくことで、調速機4をかご側綱止め部材3に一体的に設置することもできる。すなわち、かご側綱止め部材3は、一部品で、調速機4と牽引ロープ保持部20と支持することになる。
図3、図4にて、本発明の第2の実施の形態にかかる調速機を説明する。
図3は、本第2の実施の形態の調速機を示す概略図であり、調速機がかご側綱止め部材に保持された状態を示す図である。また、図4は、図3の調速機のB−B線における概略断面図である。
本第2の実施の形態の調速機は、調速機4がかご側綱止め部材3にボルト、ナットにて締結されている点が、調速機4がかご側綱止め部材3に溶接にて接合されている前記第1の実施の形態と相違する。
図3、図4において、2はかご用ガイドレール、3はかご側綱止め部材、4は調速機、5は調速機4を支持する支持板、6は支持板5をかご側綱止め部材3に締結するボルト、ナット、18はクリップ部材、20は牽引ロープ保持部を示す。
図3に示すように、前記第1の実施の形態と同様、クリップ部材18によって、かご側綱止め部材3が、かご用ガイドレール2の所望の位置に保持される。
一方、調速機4は、支持板5を介して、かご側綱止め部材3に支持される。詳しくは、かご側綱止め部材3に設けられたボルト用の2つの貫通穴の位置と、支持板5に設けられたそれに対応する2つの貫通穴の位置とを合わせて、双方の貫通穴にボルトを通して、反対側からナットを螺合させる。
なお、このように汎用のボルト、ナット6により、かご側綱止め部材3に締結された支持板5に対して、調速機4は、図4に示す締結用ねじ穴5cを介してボルト締結されている。
以上のように構成された調速機において、前記第1の実施の形態と同様に、調速機ロープ10の一部は、昇降路内を昇降する乗りかごに支持されており、これにより調速機4にて乗りかごの速度変化を検出することになる。
以上説明したように、本第2の実施の形態にかかる調速機においても、前記第1の実施の形態と同様に、調速機4がかご側綱止め部材3に一体的に設置されており、そのかご側綱止め部材3がかご用ガイドレール2に保持されているので、調速機4をかご用ガイドレール2に保持するための専用部品が不要となり、機械室レスのエレベータ装置に対応した、比較的低廉で、組み付け工数の少ない調速機を提供することができる。
なお、本第2の実施の形態における調速機4の支持方法は、ボルト、ナット6の取り外しにより、かご側綱止め部材3から支持板5が着脱可能となるので、前記第1の実施の形態と比較して、運搬性に優れている。すなわち、工場出荷時には、支持板5とかご側綱止め部材3とを分離しておき、そのまま据付け現場まで運搬して、その後、据付け現場にて双方を組み付けることができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態の中で示唆した以外にも、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
産業上の利用可能性
以上のように、本発明にかかる調速機は、かご用ガイドレールに保持されるかご側綱止め部材に一体的に設置したものである。これによって、調速機とかご側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる調速機として有用である。
また、本発明にかかる調速機は、かご側綱止め部材に溶接により接合された支持板を介して支持されるものである。これによって、調速機とかご側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる調速機として有用である。
また、本発明にかかる調速機は、かご側綱止め部材にボルト、ナットにより締結された支持板を介して支持されるものである。これによって、調速機とかご側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる調速機として有用である。
また、本発明にかかる調速機は、おもり用ガイドレールに保持されるおもり側綱止め部材に一体的に設置したものである。これによって、調速機とおもり側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる調速機として有用である。
また、本発明にかかる調速機は、おもり側綱止め部材に溶接により接合された支持板を介して支持されるものである。これによって、調速機とおもり側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる調速機として有用である。
また、本発明にかかる調速機は、おもり側綱止め部材にボルト、ナットにより締結された支持板を介して支持されるものである。これによって、調速機とおもり側綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができる調速機として有用である。
また、本発明にかかるエレベータ装置は、上述の改良された調速機を装置内に備えたものである。これによって、調速機と綱止め部材とにおいて、ガイドレールへの設置に係わる部品を共通化することができるので、比較的低廉な装置を提供できるとともに、設置に係わる組み付け工数を減ずることができるエレベータ装置として有用である。
【図面の簡単な説明】
図1は、この発明にかかる好ましい第1の調速機の概略図である。
図2は、図1の調速機のA−A線における概略断面図である。
図3は、この発明にかかる好ましい第2の調速機の概略図である。
図4は、図3の調速機のB−B線における概略断面図である。
図5は、既知のエレベータ装置における調速機の保持状態を示す部分拡大図である。
Claims (7)
- 昇降路内を複数のかご用ガイドレールに案内されながら昇降する乗りかごの速度変化を検出する調速機であって、
上記複数のかご用ガイドレールのうち一つのかご用ガイドレールは、上記乗りかごを懸架する牽引ロープの一端を支持するかご側綱止め部材を保持し、
上記かご側綱止め部材に一体的に設置されることを特徴とする調速機。 - 上記かご側綱止め部材に溶接により接合された支持板を介して支持されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の調速機。
- 上記かご側綱止め部材にボルト、ナットにより締結された支持板を介して支持されることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の調速機。
- 昇降路内を複数のおもり用ガイドレールに案内されながら昇降するカウンタウェイトの速度変化を検出する調速機であって、
上記複数のおもり用ガイドレールのうち一つのおもり用ガイドレールは、上記カウンタウェイトを懸架する牽引ロープの一端を支持するおもり側綱止め部材を保持し、
上記おもり側綱止め部材に一体的に設置されることを特徴とする調速機。 - 上記おもり側綱止め部材に溶接により接合された支持板を介して支持されることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の調速機。
- 上記おもり側綱止め部材にボルト、ナットにより締結された支持板を介して支持されることを特徴とする請求の範囲第4項に記載の調速機。
- 請求の範囲第1項〜第6項のいずれかに記載の調速機を備えたことを特徴とするエレベータ装置。
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