JPWO2002098198A1 - サブラック及びサブラックのガイドプレート - Google Patents
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Abstract
一体型サブラック構造において、複数に分割されたガイド部材の強度不足のため、ガイド部材が下方向にたわんでパッケージの挿入に支障を来していることを解決するものであり、この発明に係る一体型サブラック装置1の構造は、ガイドレール9bを設けたガイドプレート9をパッケージ挿入方向に複数分割し、ガイドプレート9がたわまないよう端部にL字型補強部9aを設けたものである。
Description
技術分野
この発明は、電子部品を実装したパッケージを挿入し電子装置内に収納するサブラックの構造に関するものである。
背景技術
図11は、例えば、実開昭64−11596号公報に示された従来の装置を示す斜視図であり、図11に示す装置は、シェルフ101、シェルフ本体102、バックボード(親プリント配線板)103、ガイド部材104,105、ガイド溝106とを備える。
図11において、シェルフ101は、一対の側壁を構成するシェルフ本体102を有する。シェルフ本体102の後面には、バックボード103が取り付けられている。バックボード103には、図示しないコネクタが設けられており、このコネクタによりシェルフ101中に収容された電子回路パッケージとバックボード103とが電気的に接続される構造となっている。シェルフ本体102の上面には、ガイド部材104が電子回路パッケージの挿入方向と直角方向に、互いに離間して複数個設けられている。従って、ガイド部材104とガイド部材104との間に大面積の通風用の開口部を形成している。ガイド部材104は、下側に複数のガイド溝106が形成されている。同様に、シェルフ本体102の下面には、ガイド部材105が電子回路パッケージの挿入方向と直角方向に互いに離間して複数個設けられている。従って、ガイド部材105とガイド部材105との間に大面積の通風用の開口部を形成している。ガイド部材105は、多数のガイド溝106が形成されている。
図12は、図11に示した実施例のガイド溝詳細図を示している。(A)はガイド部材105の一部破断斜視図、(B)は平面図、(C)は(A)のIIC−IIC線に沿う断面図をそれぞれ示している。ガイド部材105に形成されたガイド溝106の挿入方向先端部には、左右に拡開するテーパ106a,106aと下側に拡開するテーパ106bが形成されている。この構造により電子回路パッケージのガイド溝106中への挿入性を向上させている。
このように、従来のサブラックのシェルフ構造は、ガイド部材の幅が狭いため、多数枚のパッケージを挿入した場合、シェルフの中央部の下側のガイド部材が下側にたわんで、パッケージが上側のガイド部材から外れることがあった。そのため、ガイド部材を補強することが必要であるなどの問題点があった。
そこで、この発明は、挿入したパッケージの重さでガイド部材がたわまずに保持できる装置及び上記装置の製造方法を得ることを目的とする。
発明の開示
この発明に係るサブラックは、電子部品を実装したパッケージを挿入し、電子装置内に収納するサブラックにおいて、
上記パッケージの挿入方向に分割して配置される複数のガイドプレートを備え、
上記複数のガイドプレートは、パッケージの挿入方向に分割して生成した端部を曲げて形成した補強曲げ部を有することを特徴とする。
上記複数のガイドプレートは、さらに、上記パッケージの挿入方向に沿って生成される溝であって、上記パッケージの挿入をガイドするガイドレール部を備えることを特徴とする。
上記ガイドレール部は、上記ガイドプレートに開口部分を生成し、生成した開口部分の縁を曲げて生成されることを特徴とする。
上記補強曲げ部は、L字型を形成することを特徴とする。
上記複数のガイドプレートは、上記パッケージを挟むように対向配置されることを特徴とする。
上記補強曲げ部は、上記パッケージが挿入しやすいように傾斜を有することを特徴とする。
上記補強曲げ部は、上記パッケージが挿入しやすいように傾斜を有することを特徴とする。
上記サブラックは、さらに、上記パッケージの挿入を開始する部分を補強し、上記パッケージの挿入方向と垂直に配置される複数のフロントレールを備え、
上記複数のフロントレールそれぞれは、異なる形状を有することを特徴とする。
上記ガイドレール部は、上記開口部分の縁を曲げた部分と上記ガイドプレートとの間に形成される角度がほぼ95度以上であることを特徴とする。
上記補強曲げ部は、上記パッケージが挿入しやすいように傾斜を有することを特徴とする。
この発明に係るサブラックは、電子部品を実装したパッケージを挿入し、電子装置内に収納するサブラックにおいて、
上記パッケージの挿入方向に配置されるガイドプレートを備え、
上記ガイドプレートは、開口部分を有し、開口部分の縁を形成する端部を曲げて形成した補強曲げ部を有することを特徴とする。
この発明に係るサブラックのガイドプレートは、電子部品を実装したパッケージを挿入し、上記パッケージの挿入方向と平行に配置されるサブラックのガイドプレートにおいて、
上記パッケージの挿入方向に分割して配置され、上記パッケージの挿入方向に分割して生成した端部を曲げて形成した補強曲げ部を有することを特徴とする。
発明を実施するための最良の形態
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図を用いて説明する。
図1は、この実施の形態の一体型サブラックの斜視図であり、図2は、この実施の形態の一体型サブラックの断面図(図1の矢印Aから見た断面図)であり、図3は、この実施の形態の一体型サブラックの断面図(図1の矢印Bから見た断面図)である。
以下の説明では、図1に一例として示す一体型サブラックを用いて説明する。しかしながら、一体型サブラック以外のサブラックであってもよい。一体型サブラックは、電子部品を実装したパッケージを挿入する機能と、サブラック自体を電子装置内に収納する機能とを備えているサブラックを指す。サブラックは、電子部品を電子装置内に収納するための部品一般を指すものである。
図1,図2及び図3において、一体型サブラック1は、シェルフ本体2と、バックボード3と、パッケージ7と、フロントレール8と、ガイドプレート9と、プレート開口部10とを有する。図1のシェルフ本体2は、前部が直角に曲げてあり、曲げた部分にねじ穴が設けてある。上記ねじ穴は、サブラックを電子装置内に収納する際に使用する。
パッケージ7は、多数の電子部品等とコネクタが実装されている。パッケージ7は、プリント基板、又は、基板ともいう。パッケージ7は、一体型サブラック1へ着脱可能である。
フロントレール8は、パッケージ7を挿入するためのガイド溝8aを有し、かつ、補強曲げ部8bを有する。
ガイドプレート9は、補強曲げ部9aを有し、かつ、パッケージ7の挿入をガイドするガイドレール部9bを有する。ガイドレール部9bは、通風用開口部9cを有している。
複数のガイドプレート9は、パッケージの挿入方向に分割して配置されている。複数のガイドプレート9が互いに離間して配置されている。
補強曲げ部9aは、パッケージの挿入方向に分割して配置した複数のガイドプレートの端部(プレート開口部10の縁を形成する端部)を曲げて形成している。図1の例では、補強曲げ部9aは、L字型をしているが、これに限られるわけではなく、その他の角度を形成するように曲げた場合、例えば、鈍角を形成するように曲げた場合であってもよい。
ガイドレール部9bは、ガイドプレート9の一部を変形させて作った楕円の形状をしたものである。図1の例では、ガイドレール部9bは、ガイドプレート9の板状体を曲げて溝を形成している。
ガイドレール部9bは、ガイドプレート9に開口部分(通風用開口部9cに相当する)を生成し、生成した開口部分の縁を曲げて生成される。
通風用開口部9cは、ガイドレール部9bを設けたことによりガイドレール部9bの内側に生成された空間である。
ガイドプレート9は、一枚の板状体の構造の端部を屈曲させて補強曲げ部9a、ガイドレール部9b、及び通風開口部9cを形成している。すなわち、図1に示すガイドプレート9は、複数の構成部品から構成されているものではなく、一体構造として、上記の構成要素を備えるものである。具体的には、ガイドプレート9は、切れ目のない一つの材料から、曲げ加工等によって作成されている。従って、ガイドプレート9と、補強曲げ部9a及びガイドレール部9bとは、切れ目なくつながっている。
プレート開口部10は、ガイドプレート9とガイドプレート9との間の通風用の開口部である。
次に、パッケージ7を一体型サブラック1に挿入する場合の動作について説明する。
パッケージ7をフロントレール8のガイド溝8aに入れ、バックボード3側に挿入する。パッケージ7は、ガイドプレート9のガイドレール部9bにガイドされる。さらに、パッケージ7の挿入を続けると、パッケージ7のコネクタ(図示せず)とバックボード3のコネクタ(図示せず)が勘合し、パッケージ7は一体型サブラック1に収納される。
フロントレール8の補強曲げ部8bとガイドプレート9のL字型補強曲げ部9aを有することによって、パッケージ7の挿入時および挿入後において、パッケージ7の重量により、ガイドプレート9がたわむこと、及び、たわみによりガイドプレートが変形することを防止する。また、プレート開口部10とガイドレール部9bの通風用開口部9cとにより、一体型サブラック1の下方から上方へ空気を通風させ、パッケージ7に実装している電子部品を効率的に冷却する。
以上のように、この実施の形態では、電子部品を実装したパッケージを挿入し電子装置内に収納する一体型サブラック構造において、ガイドレール部9bを設けたガイドプレート9をパッケージ挿入方向に複数分割配置し、パッケージ挿入方向に分割した端部にL字型補強曲げ部を一体構造として設けたガイドプレートを有したことを特徴とする一体型サブラックについて説明した。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を図を用いて説明する。
図4は、この実施の形態の一体型サブラックの斜視図であり、図5は、この実施の形態の一体型サブラックの矢印Aから見た断面図である。
図4、図5において、一体型サブラック1の後ろ側に配置された上下のガイドプレート9は、ガイドプレート9の前側に傾斜部9dを有する。以下、上記傾斜部9dを、ガイドプレート9の前側の傾斜部9dともいう。ガイドプレート9の前側の傾斜部9dは、一体型サブラックの後ろ側に配置された上下のガイドプレート9の前面に設けられた傾斜部である。ガイドプレート9の前側の傾斜部9dは、補強曲げ部9aと一体で形成している。
次に、パッケージ7を一体型サブラック1に挿入する場合の動作について説明する。
上記発明の実施の形態1と同様にパッケージ7をフロントレール8のガイド溝8aに入れ、バックボード3側に挿入する。パッケージ7は、ガイドレール部9bにガイドされる。さらに、パッケージ7を挿入する場合に、パッケージ7の高さ寸法よりも上側のフロントレール8のガイド溝8aと下側のフロントレール8のガイド溝8aとの間の間隔寸法の方が大きいため、パッケージ7は上下方向に傾く。従って、パッケージ7は、上下どちらかに傾いたままの状態でバックボード3側に挿入されることになる。このような場合、パッケージ7の先端部7aがガイドプレート9の前側の傾斜部9dに案内されガイドレール部9bに確実に挿入できる。その結果、パッケージ7のコネクタ(図示せず)とバックボード3のコネクタ(図示せず)とが確実に勘合するとともに上記発明の実施の形態1と同様の効果を奏する。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3を図を用いて説明する。
図6は、この実施の形態の一体型サブラックの斜視図であり、図7は、この実施の形態の一体型サブラックの矢印Aから見た断面図である。
図6、図7において、フロントレール11は、一体型サブラック1に備えられている複数のガイドプレートの内、上側に配置されたガイドプレート9の前端に備えられたフロントレールを指す。フロントレール11は、パッケージ7をガイドするガイド溝11aを有し、下側に配置されたガイドプレート9の前端のフロントレール8が有する補強曲げ部8bを備えていないものであるが、曲げ部11bを有している。
次に、パッケージ7を一体型サブラック1に挿入する場合の動作について説明する。
上記発明の実施の形態2と同様にパッケージ7をフロントレール8のガイド溝8a及びフロントレール11のガイド溝11aに入れ、バックボード3側に挿入する。パッケージ7は、ガイドレール部9bにガイドされる。さらに、パッケージ7を挿入する場合に、パッケージ7の高さ寸法よりも上側のフロントレール8のガイド溝8aと下側のフロントレール8のガイド溝8aとの間の間隔寸法の方が大きいため、パッケージ7は上下方向に傾く。従って、パッケージ7は、上下どちらかに傾いたままの状態でバックボード3側に挿入されることになる。このような場合、パッケージ7の先端部7aがガイドプレート9の前側の傾斜部9dに案内されガイドレール部9bに確実に挿入できる。その結果、パッケージ7のコネクタ(図示せず)とバックボード3のコネクタ(図示せず)とが確実に勘合する。
フロントレール8の補強曲げ部8bとガイドプレート9のL字型補強曲げ部9aとを有することによって、パッケージ7の挿入時および挿入後において、パッケージ7の重量により、ガイドプレート9がたわむこと、及びたわみによるガイドプレートの変形を防止する。このため、上側のガイドプレート9のフロントレールは、下側のガイドプレート9の前端のフロントレール8が有する補強曲げ部8bを備えていないものであっても、一体型サブラック1の強度は充分保持できる。従って、簡単な形状で一体型サブラックを構成することができるため、部品点数削減、加工工数削減の効果を奏するとともに、上記発明の実施の形態1及び2と同様の効果を奏する。
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4を図について説明する。
図8は、この実施の形態の一体型サブラックの断面図(図1の矢印Bから見た断面図)である。
図9は、この実施の形態のガイドレール部12の一例を示す断面図(図8の矢印Cから見た断面図の一部分)である。図9では、二つのガイドレール部12を示した図である。
図1に示したガイドプレート9のガイドレール部9bは、内曲げ角度αが水平面から90度であった。
内曲げ角度αは、ガイドプレート9と、ガイドプレート9の通風用開口部9cの縁を形成する端部を曲げた部分とが形成する角度をいう。内曲げ角度αは、ガイドプレート9のプレート面とガイドレール部9bとによって形成される角度、もしくは、ガイドレール部9bを内側に曲げたときに、ガイドプレート9の水平面とガイドレール部9bとの間に形成される角度であるともいえる。
図9に示すガイドレール部12は、内曲げ角度αが水平面から95度以上にしたガイドレールである。矢印Dで示す部分へ、パッケージ7が挿入される。実際は、ガイドプレート9は加工性向上のため金属で製作するのが多い。ガイドレール部9bは、金属を絞り加工をして製作する。絞り加工する内曲げ角度αが90度である場合は、絞りによるバリが発生するため安全面からバリ取り加工を行う。一方、本実施の形態のように、絞り加工する内曲げ角度αが95度以上の角度(鈍角、90度よりほぼ5度以上大きくなっている角度)である場合は、絞り加工によるバリの発生は皆無に等しくなり、安全であるため、バリ取り作業が不要となる。その結果、加工工数削減の効果を奏するとともに、上記発明の実施の形態1及び2及び3と同様の効果を奏する。
実施の形態5.
この実施の形態では、一体型サブラックの上側と下側でそれぞれ一枚のガイドプレートによって作成される場合を説明する。
図10は、この実施の形態の一体型サブラックの断面図である。実施の形態1の図3の断面図に対応する断面図を示している。
図10に、一例として示すガイドプレート9は、一枚のガイドプレート9にプレート開口部10を生成し、生成したプレート開口部10の縁を形成する端部を全周にわたり曲げて、補強曲げ部9aを生成したものである。なお、補強曲げ部9aは、ガイドプレート9に必要な耐荷重を充足するように形成されていればよく、プレート開口部10の縁の全周でなく、その一部を曲げ加工して形成してもよい。
また、プレート開口部10の形状は、図10に示した形状以外の形状、例えば、楕円、矩形、円形等であってもかまわない。
実施の形態6.
上記実施の形態1から実施の形態5において説明した機能は、それぞれ別個に備えていてもよいし、その一部若しくは全部を組み合わせて備えていてもよい。
例えば、図6の一体型サブラックは、ガイドプレート9の前側の傾斜部9dを備え、かつ、上側と下側のフロントレール8が異なる形状を有する場合を示しているが、ガイドプレート9の前側の傾斜部9dを備えていない場合であってもよい。
また、実施の形態4で説明した内曲げ角度αを大きくしたガイドレール部9bを実施の形態1,2,3及び5それぞれに適用することも可能である。
実施の形態7.
上記実施の形態では、ガイドレール部9bは、楕円(長円形、長手方向に直線部を有する円)の場合を一例として示した。しかしながら、ガイドレール部9bは、これ以外の形状、たとえば、長方形(矩形)であってもかまわない。次の3つの条件、(1)ガイドプレート9と一体であること、(2)パッケージ7をガイドする機能を持つこと、(3)通風用開口部9cを持つこと、とを満たす形状であれば、ガイドレール部9bは、上記以外の形状であってもよい。
産業上の利用可能性
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、ガイドレールを設けたガイドプレートをパッケージ挿入方向に複数分割し、ガイドプレートがたわまないよう端部にL字型補強部を設けるように構成したので高強度でかつ、装置が安価にでき、また、精度の高いものが得られる効果がある。
また、この発明の実施の形態2によれば、実施の形態1のガイドプレートのL字型補強部の角部に傾斜部を設けたので、実施の形態1の効果に加えパッケージ挿入時の上下方向の傾いた場合にも確実にパッケージをガイドする効果がある。
また、この発明の実施の形態3によれば、実施の形態1及び2のフロントレールを上下で異なる形状としたので、部品点数削減、加工工数削減の効果を奏する。
また、この発明の実施の形態4によれば、実施の形態1及び2及び3のガイドレールの内曲げ角度αをガイドプレートの水平面から95度以上としたもので構成したので、加工工数削減の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図1は、この発明の実施の形態1による一体型サブラック構造を示す斜視図である。
図2は、この発明の実施の形態1による一体型サブラック構造を示す断面図(図1の矢印A)である。
図3は、この発明の実施の形態1による一体型サブラック構造を示す断面図(図1の矢印B)である。
図4は、この発明の実施の形態2による一体型サブラック構造を示す斜視図である。
図5は、この発明の実施の形態2による一体型サブラック構造を示す断面図(図1の矢印A)である。
図6は、この発明の実施の形態3による一体型サブラック構造を示す斜視図である。
図7は、この発明の実施の形態3による一体型サブラック構造を示す断面図(図1の矢印A)である。
図8は、この発明の実施の形態4による一体型サブラック構造を示す断面図(図1の矢印B)である。
図9は、この発明の実施の形態4による一体型サブラック構造のガイドレール部を示す断面図(図8の矢印C)である。
図10は、この発明の実施の形態5による一体型サブラック構造を示す断面図(図1の矢印B)である。
図11は、従来のシェルフ構造を示す斜視図である。
図12は、従来のシェルフ構造のガイド溝を示す詳細図である。
この発明は、電子部品を実装したパッケージを挿入し電子装置内に収納するサブラックの構造に関するものである。
背景技術
図11は、例えば、実開昭64−11596号公報に示された従来の装置を示す斜視図であり、図11に示す装置は、シェルフ101、シェルフ本体102、バックボード(親プリント配線板)103、ガイド部材104,105、ガイド溝106とを備える。
図11において、シェルフ101は、一対の側壁を構成するシェルフ本体102を有する。シェルフ本体102の後面には、バックボード103が取り付けられている。バックボード103には、図示しないコネクタが設けられており、このコネクタによりシェルフ101中に収容された電子回路パッケージとバックボード103とが電気的に接続される構造となっている。シェルフ本体102の上面には、ガイド部材104が電子回路パッケージの挿入方向と直角方向に、互いに離間して複数個設けられている。従って、ガイド部材104とガイド部材104との間に大面積の通風用の開口部を形成している。ガイド部材104は、下側に複数のガイド溝106が形成されている。同様に、シェルフ本体102の下面には、ガイド部材105が電子回路パッケージの挿入方向と直角方向に互いに離間して複数個設けられている。従って、ガイド部材105とガイド部材105との間に大面積の通風用の開口部を形成している。ガイド部材105は、多数のガイド溝106が形成されている。
図12は、図11に示した実施例のガイド溝詳細図を示している。(A)はガイド部材105の一部破断斜視図、(B)は平面図、(C)は(A)のIIC−IIC線に沿う断面図をそれぞれ示している。ガイド部材105に形成されたガイド溝106の挿入方向先端部には、左右に拡開するテーパ106a,106aと下側に拡開するテーパ106bが形成されている。この構造により電子回路パッケージのガイド溝106中への挿入性を向上させている。
このように、従来のサブラックのシェルフ構造は、ガイド部材の幅が狭いため、多数枚のパッケージを挿入した場合、シェルフの中央部の下側のガイド部材が下側にたわんで、パッケージが上側のガイド部材から外れることがあった。そのため、ガイド部材を補強することが必要であるなどの問題点があった。
そこで、この発明は、挿入したパッケージの重さでガイド部材がたわまずに保持できる装置及び上記装置の製造方法を得ることを目的とする。
発明の開示
この発明に係るサブラックは、電子部品を実装したパッケージを挿入し、電子装置内に収納するサブラックにおいて、
上記パッケージの挿入方向に分割して配置される複数のガイドプレートを備え、
上記複数のガイドプレートは、パッケージの挿入方向に分割して生成した端部を曲げて形成した補強曲げ部を有することを特徴とする。
上記複数のガイドプレートは、さらに、上記パッケージの挿入方向に沿って生成される溝であって、上記パッケージの挿入をガイドするガイドレール部を備えることを特徴とする。
上記ガイドレール部は、上記ガイドプレートに開口部分を生成し、生成した開口部分の縁を曲げて生成されることを特徴とする。
上記補強曲げ部は、L字型を形成することを特徴とする。
上記複数のガイドプレートは、上記パッケージを挟むように対向配置されることを特徴とする。
上記補強曲げ部は、上記パッケージが挿入しやすいように傾斜を有することを特徴とする。
上記補強曲げ部は、上記パッケージが挿入しやすいように傾斜を有することを特徴とする。
上記サブラックは、さらに、上記パッケージの挿入を開始する部分を補強し、上記パッケージの挿入方向と垂直に配置される複数のフロントレールを備え、
上記複数のフロントレールそれぞれは、異なる形状を有することを特徴とする。
上記ガイドレール部は、上記開口部分の縁を曲げた部分と上記ガイドプレートとの間に形成される角度がほぼ95度以上であることを特徴とする。
上記補強曲げ部は、上記パッケージが挿入しやすいように傾斜を有することを特徴とする。
この発明に係るサブラックは、電子部品を実装したパッケージを挿入し、電子装置内に収納するサブラックにおいて、
上記パッケージの挿入方向に配置されるガイドプレートを備え、
上記ガイドプレートは、開口部分を有し、開口部分の縁を形成する端部を曲げて形成した補強曲げ部を有することを特徴とする。
この発明に係るサブラックのガイドプレートは、電子部品を実装したパッケージを挿入し、上記パッケージの挿入方向と平行に配置されるサブラックのガイドプレートにおいて、
上記パッケージの挿入方向に分割して配置され、上記パッケージの挿入方向に分割して生成した端部を曲げて形成した補強曲げ部を有することを特徴とする。
発明を実施するための最良の形態
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図を用いて説明する。
図1は、この実施の形態の一体型サブラックの斜視図であり、図2は、この実施の形態の一体型サブラックの断面図(図1の矢印Aから見た断面図)であり、図3は、この実施の形態の一体型サブラックの断面図(図1の矢印Bから見た断面図)である。
以下の説明では、図1に一例として示す一体型サブラックを用いて説明する。しかしながら、一体型サブラック以外のサブラックであってもよい。一体型サブラックは、電子部品を実装したパッケージを挿入する機能と、サブラック自体を電子装置内に収納する機能とを備えているサブラックを指す。サブラックは、電子部品を電子装置内に収納するための部品一般を指すものである。
図1,図2及び図3において、一体型サブラック1は、シェルフ本体2と、バックボード3と、パッケージ7と、フロントレール8と、ガイドプレート9と、プレート開口部10とを有する。図1のシェルフ本体2は、前部が直角に曲げてあり、曲げた部分にねじ穴が設けてある。上記ねじ穴は、サブラックを電子装置内に収納する際に使用する。
パッケージ7は、多数の電子部品等とコネクタが実装されている。パッケージ7は、プリント基板、又は、基板ともいう。パッケージ7は、一体型サブラック1へ着脱可能である。
フロントレール8は、パッケージ7を挿入するためのガイド溝8aを有し、かつ、補強曲げ部8bを有する。
ガイドプレート9は、補強曲げ部9aを有し、かつ、パッケージ7の挿入をガイドするガイドレール部9bを有する。ガイドレール部9bは、通風用開口部9cを有している。
複数のガイドプレート9は、パッケージの挿入方向に分割して配置されている。複数のガイドプレート9が互いに離間して配置されている。
補強曲げ部9aは、パッケージの挿入方向に分割して配置した複数のガイドプレートの端部(プレート開口部10の縁を形成する端部)を曲げて形成している。図1の例では、補強曲げ部9aは、L字型をしているが、これに限られるわけではなく、その他の角度を形成するように曲げた場合、例えば、鈍角を形成するように曲げた場合であってもよい。
ガイドレール部9bは、ガイドプレート9の一部を変形させて作った楕円の形状をしたものである。図1の例では、ガイドレール部9bは、ガイドプレート9の板状体を曲げて溝を形成している。
ガイドレール部9bは、ガイドプレート9に開口部分(通風用開口部9cに相当する)を生成し、生成した開口部分の縁を曲げて生成される。
通風用開口部9cは、ガイドレール部9bを設けたことによりガイドレール部9bの内側に生成された空間である。
ガイドプレート9は、一枚の板状体の構造の端部を屈曲させて補強曲げ部9a、ガイドレール部9b、及び通風開口部9cを形成している。すなわち、図1に示すガイドプレート9は、複数の構成部品から構成されているものではなく、一体構造として、上記の構成要素を備えるものである。具体的には、ガイドプレート9は、切れ目のない一つの材料から、曲げ加工等によって作成されている。従って、ガイドプレート9と、補強曲げ部9a及びガイドレール部9bとは、切れ目なくつながっている。
プレート開口部10は、ガイドプレート9とガイドプレート9との間の通風用の開口部である。
次に、パッケージ7を一体型サブラック1に挿入する場合の動作について説明する。
パッケージ7をフロントレール8のガイド溝8aに入れ、バックボード3側に挿入する。パッケージ7は、ガイドプレート9のガイドレール部9bにガイドされる。さらに、パッケージ7の挿入を続けると、パッケージ7のコネクタ(図示せず)とバックボード3のコネクタ(図示せず)が勘合し、パッケージ7は一体型サブラック1に収納される。
フロントレール8の補強曲げ部8bとガイドプレート9のL字型補強曲げ部9aを有することによって、パッケージ7の挿入時および挿入後において、パッケージ7の重量により、ガイドプレート9がたわむこと、及び、たわみによりガイドプレートが変形することを防止する。また、プレート開口部10とガイドレール部9bの通風用開口部9cとにより、一体型サブラック1の下方から上方へ空気を通風させ、パッケージ7に実装している電子部品を効率的に冷却する。
以上のように、この実施の形態では、電子部品を実装したパッケージを挿入し電子装置内に収納する一体型サブラック構造において、ガイドレール部9bを設けたガイドプレート9をパッケージ挿入方向に複数分割配置し、パッケージ挿入方向に分割した端部にL字型補強曲げ部を一体構造として設けたガイドプレートを有したことを特徴とする一体型サブラックについて説明した。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を図を用いて説明する。
図4は、この実施の形態の一体型サブラックの斜視図であり、図5は、この実施の形態の一体型サブラックの矢印Aから見た断面図である。
図4、図5において、一体型サブラック1の後ろ側に配置された上下のガイドプレート9は、ガイドプレート9の前側に傾斜部9dを有する。以下、上記傾斜部9dを、ガイドプレート9の前側の傾斜部9dともいう。ガイドプレート9の前側の傾斜部9dは、一体型サブラックの後ろ側に配置された上下のガイドプレート9の前面に設けられた傾斜部である。ガイドプレート9の前側の傾斜部9dは、補強曲げ部9aと一体で形成している。
次に、パッケージ7を一体型サブラック1に挿入する場合の動作について説明する。
上記発明の実施の形態1と同様にパッケージ7をフロントレール8のガイド溝8aに入れ、バックボード3側に挿入する。パッケージ7は、ガイドレール部9bにガイドされる。さらに、パッケージ7を挿入する場合に、パッケージ7の高さ寸法よりも上側のフロントレール8のガイド溝8aと下側のフロントレール8のガイド溝8aとの間の間隔寸法の方が大きいため、パッケージ7は上下方向に傾く。従って、パッケージ7は、上下どちらかに傾いたままの状態でバックボード3側に挿入されることになる。このような場合、パッケージ7の先端部7aがガイドプレート9の前側の傾斜部9dに案内されガイドレール部9bに確実に挿入できる。その結果、パッケージ7のコネクタ(図示せず)とバックボード3のコネクタ(図示せず)とが確実に勘合するとともに上記発明の実施の形態1と同様の効果を奏する。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3を図を用いて説明する。
図6は、この実施の形態の一体型サブラックの斜視図であり、図7は、この実施の形態の一体型サブラックの矢印Aから見た断面図である。
図6、図7において、フロントレール11は、一体型サブラック1に備えられている複数のガイドプレートの内、上側に配置されたガイドプレート9の前端に備えられたフロントレールを指す。フロントレール11は、パッケージ7をガイドするガイド溝11aを有し、下側に配置されたガイドプレート9の前端のフロントレール8が有する補強曲げ部8bを備えていないものであるが、曲げ部11bを有している。
次に、パッケージ7を一体型サブラック1に挿入する場合の動作について説明する。
上記発明の実施の形態2と同様にパッケージ7をフロントレール8のガイド溝8a及びフロントレール11のガイド溝11aに入れ、バックボード3側に挿入する。パッケージ7は、ガイドレール部9bにガイドされる。さらに、パッケージ7を挿入する場合に、パッケージ7の高さ寸法よりも上側のフロントレール8のガイド溝8aと下側のフロントレール8のガイド溝8aとの間の間隔寸法の方が大きいため、パッケージ7は上下方向に傾く。従って、パッケージ7は、上下どちらかに傾いたままの状態でバックボード3側に挿入されることになる。このような場合、パッケージ7の先端部7aがガイドプレート9の前側の傾斜部9dに案内されガイドレール部9bに確実に挿入できる。その結果、パッケージ7のコネクタ(図示せず)とバックボード3のコネクタ(図示せず)とが確実に勘合する。
フロントレール8の補強曲げ部8bとガイドプレート9のL字型補強曲げ部9aとを有することによって、パッケージ7の挿入時および挿入後において、パッケージ7の重量により、ガイドプレート9がたわむこと、及びたわみによるガイドプレートの変形を防止する。このため、上側のガイドプレート9のフロントレールは、下側のガイドプレート9の前端のフロントレール8が有する補強曲げ部8bを備えていないものであっても、一体型サブラック1の強度は充分保持できる。従って、簡単な形状で一体型サブラックを構成することができるため、部品点数削減、加工工数削減の効果を奏するとともに、上記発明の実施の形態1及び2と同様の効果を奏する。
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4を図について説明する。
図8は、この実施の形態の一体型サブラックの断面図(図1の矢印Bから見た断面図)である。
図9は、この実施の形態のガイドレール部12の一例を示す断面図(図8の矢印Cから見た断面図の一部分)である。図9では、二つのガイドレール部12を示した図である。
図1に示したガイドプレート9のガイドレール部9bは、内曲げ角度αが水平面から90度であった。
内曲げ角度αは、ガイドプレート9と、ガイドプレート9の通風用開口部9cの縁を形成する端部を曲げた部分とが形成する角度をいう。内曲げ角度αは、ガイドプレート9のプレート面とガイドレール部9bとによって形成される角度、もしくは、ガイドレール部9bを内側に曲げたときに、ガイドプレート9の水平面とガイドレール部9bとの間に形成される角度であるともいえる。
図9に示すガイドレール部12は、内曲げ角度αが水平面から95度以上にしたガイドレールである。矢印Dで示す部分へ、パッケージ7が挿入される。実際は、ガイドプレート9は加工性向上のため金属で製作するのが多い。ガイドレール部9bは、金属を絞り加工をして製作する。絞り加工する内曲げ角度αが90度である場合は、絞りによるバリが発生するため安全面からバリ取り加工を行う。一方、本実施の形態のように、絞り加工する内曲げ角度αが95度以上の角度(鈍角、90度よりほぼ5度以上大きくなっている角度)である場合は、絞り加工によるバリの発生は皆無に等しくなり、安全であるため、バリ取り作業が不要となる。その結果、加工工数削減の効果を奏するとともに、上記発明の実施の形態1及び2及び3と同様の効果を奏する。
実施の形態5.
この実施の形態では、一体型サブラックの上側と下側でそれぞれ一枚のガイドプレートによって作成される場合を説明する。
図10は、この実施の形態の一体型サブラックの断面図である。実施の形態1の図3の断面図に対応する断面図を示している。
図10に、一例として示すガイドプレート9は、一枚のガイドプレート9にプレート開口部10を生成し、生成したプレート開口部10の縁を形成する端部を全周にわたり曲げて、補強曲げ部9aを生成したものである。なお、補強曲げ部9aは、ガイドプレート9に必要な耐荷重を充足するように形成されていればよく、プレート開口部10の縁の全周でなく、その一部を曲げ加工して形成してもよい。
また、プレート開口部10の形状は、図10に示した形状以外の形状、例えば、楕円、矩形、円形等であってもかまわない。
実施の形態6.
上記実施の形態1から実施の形態5において説明した機能は、それぞれ別個に備えていてもよいし、その一部若しくは全部を組み合わせて備えていてもよい。
例えば、図6の一体型サブラックは、ガイドプレート9の前側の傾斜部9dを備え、かつ、上側と下側のフロントレール8が異なる形状を有する場合を示しているが、ガイドプレート9の前側の傾斜部9dを備えていない場合であってもよい。
また、実施の形態4で説明した内曲げ角度αを大きくしたガイドレール部9bを実施の形態1,2,3及び5それぞれに適用することも可能である。
実施の形態7.
上記実施の形態では、ガイドレール部9bは、楕円(長円形、長手方向に直線部を有する円)の場合を一例として示した。しかしながら、ガイドレール部9bは、これ以外の形状、たとえば、長方形(矩形)であってもかまわない。次の3つの条件、(1)ガイドプレート9と一体であること、(2)パッケージ7をガイドする機能を持つこと、(3)通風用開口部9cを持つこと、とを満たす形状であれば、ガイドレール部9bは、上記以外の形状であってもよい。
産業上の利用可能性
以上のように、この発明の実施の形態1によれば、ガイドレールを設けたガイドプレートをパッケージ挿入方向に複数分割し、ガイドプレートがたわまないよう端部にL字型補強部を設けるように構成したので高強度でかつ、装置が安価にでき、また、精度の高いものが得られる効果がある。
また、この発明の実施の形態2によれば、実施の形態1のガイドプレートのL字型補強部の角部に傾斜部を設けたので、実施の形態1の効果に加えパッケージ挿入時の上下方向の傾いた場合にも確実にパッケージをガイドする効果がある。
また、この発明の実施の形態3によれば、実施の形態1及び2のフロントレールを上下で異なる形状としたので、部品点数削減、加工工数削減の効果を奏する。
また、この発明の実施の形態4によれば、実施の形態1及び2及び3のガイドレールの内曲げ角度αをガイドプレートの水平面から95度以上としたもので構成したので、加工工数削減の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図1は、この発明の実施の形態1による一体型サブラック構造を示す斜視図である。
図2は、この発明の実施の形態1による一体型サブラック構造を示す断面図(図1の矢印A)である。
図3は、この発明の実施の形態1による一体型サブラック構造を示す断面図(図1の矢印B)である。
図4は、この発明の実施の形態2による一体型サブラック構造を示す斜視図である。
図5は、この発明の実施の形態2による一体型サブラック構造を示す断面図(図1の矢印A)である。
図6は、この発明の実施の形態3による一体型サブラック構造を示す斜視図である。
図7は、この発明の実施の形態3による一体型サブラック構造を示す断面図(図1の矢印A)である。
図8は、この発明の実施の形態4による一体型サブラック構造を示す断面図(図1の矢印B)である。
図9は、この発明の実施の形態4による一体型サブラック構造のガイドレール部を示す断面図(図8の矢印C)である。
図10は、この発明の実施の形態5による一体型サブラック構造を示す断面図(図1の矢印B)である。
図11は、従来のシェルフ構造を示す斜視図である。
図12は、従来のシェルフ構造のガイド溝を示す詳細図である。
Claims (12)
- 電子部品を実装したパッケージを挿入し、電子装置内に収納するサブラックにおいて、
上記パッケージの挿入方向に分割して配置される複数のガイドプレートを備え、
上記複数のガイドプレートは、パッケージの挿入方向に分割して生成した端部を曲げて形成した補強曲げ部を有することを特徴とするサブラック。 - 上記複数のガイドプレートは、さらに、上記パッケージの挿入方向に沿って生成される溝であって、上記パッケージの挿入をガイドするガイドレール部を備えることを特徴とする請求項1記載のサブラック。
- 上記ガイドレール部は、上記ガイドプレートに開口部分を生成し、生成した開口部分の縁を曲げて生成されることを特徴とする請求項2記載のサブラック。
- 上記補強曲げ部は、L字型を形成することを特徴とする請求項1記載のサブラック。
- 上記複数のガイドプレートは、上記パッケージを挟むように対向配置されることを特徴とする請求項1記載のサブラック。
- 上記補強曲げ部は、上記パッケージが挿入しやすいように傾斜を有することを特徴とする請求項1記載のサブラック。
- 上記補強曲げ部は、上記パッケージが挿入しやすいように傾斜を有することを特徴とする請求項3記載のサブラック。
- 上記サブラックは、さらに、上記パッケージの挿入を開始する部分を補強し、上記パッケージの挿入方向と垂直に配置される複数のフロントレールを備え、
上記複数のフロントレールそれぞれは、異なる形状を有することを特徴とする請求項1記載のサブラック。 - 上記ガイドレール部は、上記開口部分の縁を曲げた部分と上記ガイドプレートとの間に形成される角度がほぼ95度以上であることを特徴とする請求項3記載のサブラック。
- 上記補強曲げ部は、上記パッケージが挿入しやすいように傾斜を有することを特徴とする請求項9記載のサブラック。
- 電子部品を実装したパッケージを挿入し、電子装置内に収納するサブラックにおいて、
上記パッケージの挿入方向に配置されるガイドプレートを備え、
上記ガイドプレートは、開口部分を有し、開口部分の縁を形成する端部を曲げて形成した補強曲げ部を有することを特徴とするサブラック。 - 電子部品を実装したパッケージを挿入し、上記パッケージの挿入方向と平行に配置されるサブラックのガイドプレートにおいて、
上記パッケージの挿入方向に分割して配置され、上記パッケージの挿入方向に分割して生成した端部を曲げて形成した補強曲げ部を有することを特徴とするサブラックのガイドプレート。
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