JPWO2002094498A1 - レーザ加工装置 - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、被加工物にレーザ光を照射することにより、該被加工物に溶接や切断等のレーザ加工を施すレーザ加工装置に関するものである。
背景技術
従来より、この種のレーザ加工装置においては、レーザ光を出射する加工ノズルと被加工物との間の静電容量を検出し、該検出した静電容量に基づいてレーザ光の焦点距離を制御するようにしたものがある。すなわち、被加工物に対する加工ノズルの位置の変化に応じて静電容量が変化するため、この静電容量が一定となるように加工ノズルの位置を制御することにより、レーザ光の焦点距離を常に最適位置に維持しようとするものである。
しかしながら、実際のレーザ加工にあっては、例えば1998年溶接学会論文集第16巻第2号第169頁〜第180頁「モニタリング基礎条件としてのシールドガスプラズマの影響」に記載されているように、レーザ光を被加工物である金属に照射した場合、金属蒸気が電離して被加工物と加工ノズルとの間にプラズマが発生し、このプラズマが被加工物と加工ノズルとの間の静電容量に大きな影響を与えるようになる。つまり、第13図に示すように、加工ノズル1と被加工物2との間のプラズマ3は、発生する部分の大きさが1mm程度と非常に小さいが、レーザ光4の焦点位置近傍で発生した後、加工ガスによって流されるため、加工ノズル1と被加工物2との間に充満してこれらの間を導通させるように作用する。従って、例えば、被加工物2と加工ノズル1との間の距離を一定に維持した場合であっても、発生したプラズマ3の量に応じて静電容量Cが変化するようになる。この結果、レーザ光4の焦点距離を最適位置に維持することが困難になり、レーザ加工による加工品質にも多大な影響を及ぼす虞れがある。
このため、例えば特開平4−356391号公報に示されたレーザ加工装置においては、第14図に示すように、加工ノズル1と被加工物2との間に直流高電圧5を印加することによってこれら加工ノズル1と被加工物2との間のプラズマ3の発生を抑制するようにしたものが示されている。
しかしながら、この従来技術においても、レーザ出力を高くしたり、加工速度を高くしたりすると、プラズマ発生の抑制効果が低くならざるを得ない。しかも、加工ノズル1が静電容量Cを検出するための電極となっている構成に変化がない。結局、第14図に示した従来技術にあっても、プラズマ3の発生によって静電容量Cが変化する事態を完全に防止すること、換言すれば被加工物2に対する加工ノズル1の位置を正確に制御することが困難となり、加工品質の向上を図ることができない。特に、高速で被加工物の切断を行った場合には、プラズマ3の発生量が多くなる。このため、レーザ加工の高速化が困難であるという問題もある。
従って、本発明は、プラズマが発生した場合にも、加工品質の良好なレーザ加工を行うことのできるレーザ加工装置を提供することを目的としている。
発明の開示
上記目的を達成するため、この発明にかかるレーザ加工装置は、被加工物にレーザ光を照射することにより、該被加工物にレーザ加工を施すレーザ加工装置において、レーザ加工位置の近傍に吸着用電極を設けるとともに、該吸着用電極の外周部に静電容量検出用電極を設け、前記吸着用電極と被加工物との間に電圧を印加した状態で前記静電容量検出用電極と前記被加工物との間の静電容量を検出し、該検出した静電容量に基づいてレーザ光の焦点位置を制御することを特徴とする。
この発明によれば、レーザ光の照射によって発生したプラズマが吸着用電極および被加工物に吸着されることになり、当該プラズマが静電容量検出用電極と被加工物との間に充満する事態を有効に防止することができる。
つぎの発明にかかるレーザ加工装置は、上記の発明において、レーザ光を出射する加工ノズルを導体によって形成し、かつこの加工ノズルの先端を前記吸着用電極として機能させることを特徴とする。
この発明によれば、加工ノズルが吸着用電極として機能する。
つぎの発明にかかるレーザ加工装置は、上記の発明において、前記吸着用電極の被加工物に対向する部位を平面状に構成しかつこの平面状に構成した部分の外径をその中心から5mm以上確保したことを特徴とする。
この発明によれば、レーザ加工位置から静電容量検出用電極までの間に十分な距離を確保することができる。
つぎの発明にかかるレーザ加工装置は、被加工物にレーザ光を照射することにより、該被加工物にレーザ加工を施すレーザ加工装置において、レーザ加工に伴って発生するプラズマの量を検出し、該検出したプラズマ量に基づいてレーザ加工条件を制御することを特徴とする。
この発明によれば、レーザ加工に伴って発生したプラズマ量に応じてレーザ加工条件を制御することができる。
つぎの発明にかかるレーザ加工装置は、上記の発明において、レーザ光を出射する加工ノズルの先端に電流検出用電極を設けるとともに、この電流検出用電極と被加工物との間に流れる電流値を前記プラズマ量として検出する検出手段を設けたことを特徴とする。
この発明によれば、電流検出用電極と被加工物の間に流れる電流値をプラズマ量として検出している。
つぎの発明にかかるレーザ加工装置は、上記の発明において、前記電流値が予め設定した第1の閾値を越えた場合に加工状態異常検出信号を出力する異常検出信号出力手段を設けたことを特徴とする。
この発明によれば、電流値が第1の閾値を越えた場合に加工状態異常検出信号が出力される。
つぎの発明にかかるレーザ加工装置は、上記の発明において、前記異常検出信号出力手段から加工状態異常検出信号が出力された場合に加工速度を下げるおよび/またはレーザ出力を高くすることを特徴とする。
この発明によれば、異常検出信号出力手段から加工状態異常検出信号が出力された場合に加工速度が低下するおよび/またはレーザ出力が高められる。
つぎの発明にかかるレーザ加工装置は、上記の発明において、前記電流値が前記加工ノズルと前記被加工物とを短絡させた場合の電流値に達した場合に前記被加工物に接触したことを示す接触検出信号を出力する接触検出信号出力手段を設けたことを特徴とする。
この発明によれば、加工ノズルと被加工物とが接触した場合に接触検出信号が出力される。
つぎの発明にかかるレーザ加工装置は、上記の発明において、前記電流値が予め設定した上限許容値を下回るように加工速度および/またはレーザ出力を制御することを特徴とする。
この発明によれば、電流検出用電極と被加工物との間に流れる電流値が常に上限許容値を下回るように、換言すればプラズマの発生が上限許容値を下回るように、加工速度および/またはレーザ出力が制御される。
つぎの発明にかかるレーザ加工装置は、上記の発明において、前記電流値が最小となるように前記被加工物に対する前記加工ノズルの位置を制御することを特徴とする。
この発明によれば、電流値が最小となるように、つまりプラズマ量が最小となるように被加工物に対する加工ノズルの位置が制御される。
発明を実施するための最良の形態
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるレーザ加工装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
第1図は、この発明の実施の形態であるレーザ加工装置の構成を例示する図である。ここで例示するレーザ加工装置は、レーザ発振器10から加工ヘッド11に導かれたレーザ光12を加工ノズル13から出射するとともに、加工ガス供給通路14を通じてレーザ光12と同軸上に酸素や空気等の加工ガスを供給することにより、鉄板等の被加工物15に対して切断や溶接等のレーザ加工を施すものである。このレーザ加工装置においては、加工ヘッド11にレーザ光12を焦点位置12aで集光させるためのレンズ16が設けてあり、該レンズ16によって集光されるレーザ光12の焦点位置12aを被加工物15に合致させた場合にレーザ加工を良好に行うことができる。
上記加工ヘッド11には、加工ノズル13の先端部に吸着用電極17を設けてあるとともに、該吸着用電極17の外周部に静電容量検出用電極18を設けてある。
吸着用電極17は、被加工物15と対向する部位が平面状となるように構成したものである。この吸着用電極17の直径は、プラズマ19の発生する大きさに比べて十分に大きな面積を持つように設定してある。具体的には、プラズマ19の直径が1mm程度であるため、吸着用電極17として直径を10mm程度に設定してある。吸着用電極17としては、加工ノズル13の先端域に専用の導体を設けることによって構成してもよい。しかしながら、加工ノズル13が絶縁されている場合には、加工ノズル13を導体で構成し、その先端面を吸着用電極17として機能させることが可能である。
この吸着用電極17には、被加工物15との間に抵抗20と直流電源21とを直列に接続してある。第1図においては、吸着用電極17に直流電源21の負極を接続しているが、吸着用電極17を直流電源21の正極に接続してもよい。この被加工物15と吸着用電極17とを接続する回路中には、抵抗20に流れる電流(以下、プラズマ電流Ipという)を検出するための検出手段22を設けてある。具体的には、抵抗20の電圧を増幅器23により増幅し、この増幅した電圧をプラズマ電流信号Pcとして検出するようにしている。
第2図は、薄鋼板をレーザ加工によって切断する場合に抵抗20に流れるプラズマ電流Ipと加工速度との関係を実験結果に基づいて示した図である。なお、レーザ出力は3Kwで一定としてある。この結果によれば、まず、吸着用電極17に加える電圧を100V以上とした場合に、プラズマ電流Ipを高速まで良好に検出できることがわかる。また、吸着用電極17が負極側となるように電圧を印加した場合にプラズマ電流Ipの値が高いことがわかる。もちろん吸着用電極17が正極側となるように電圧を印加した場合であっても同様にプラズマ電流Ipは流れるため、増幅器23の感度を適宜調整すれば測定することができる。
検出手段22の検出したプラズマ電流信号Pcは、加工制御部24に与えられる。加工制御部24は、検出手段22から与えられたプラズマ電流信号Pcに基づいて、加工速度、レーザ出力、レーザ光12の焦点位置12a、加工ガスの圧力等のレーザ加工条件を制御するものである。なお、検出手段22の増幅器23は、抵抗20の電圧を分圧したものを増幅してもよい。また抵抗20は、加工ノズル13が被加工物15に接触した場合にも直流電源21の電圧VBによって焼けたりしないように十分に抵抗値の高いものを使用してある。
一方、静電容量検出用電極18は、絶縁体によって構成した支持部材25の先端部に取り付けたもので、該支持部材25を介して吸着用電極17の外周部となる位置に固定してある。この静電容量検出用電極18には、被加工物15との間に静電容量センサ26を設けてある。静電容量センサ26は、静電容量検出用電極18と被加工物15との間の静電容量Cを検出し、その検出結果を焦点位置制御装置27に与えるものである。焦点位置制御装置27は、静電容量センサ26から与えられた検出結果に応じて被加工物15に対する加工ヘッド11の位置制御を行う部分である。
上記のように構成したレーザ加工装置においては、レーザ光12を被加工物15に照射して切断や溶接等のレーザ加工を行っている間、静電容量センサ26の検出結果に基づいて焦点位置制御装置27がモータ28が駆動し、ネジ29を介して加工ヘッド11を適宜上下動させることにより、静電容量検出用電極18と被加工物15との間の静電容量Cが一定となるように制御を行う。
ここで、このレーザ加工装置にあっても、レーザ出力が高く、高速で加工を行った場合には、被加工物15と加工ノズル13との間にプラズマ19が発生する。このプラズマ19は、レーザ光12とともに供給される加工ガスの作用により、被加工物15と加工ノズル13との間において焦点位置12aから外側へ広がるように高速で流れることになる。しかしながら、このレーザ加工装置では、被加工物15と吸着用電極17との間に直流電源21による電圧を印加しているため、第3図に示すように、電離したプラズマ19のうち、金属蒸気のプラスイオンが吸着用電極17に引き付けられる一方、電子のマイナスイオンが被加工物15に引き付けられることになる。しかも、プラズマ19の発生する大きさに比べて十分に大きな面積を持つように吸着用電極17の大きさを設定してあるため、上述した吸着作用が広範囲に亘って有効となるばかりか、吸着用電極17や被加工物15に吸着されなかったイオンに関しても、互いに結合して自然消滅するようになり、静電容量検出用電極18と被加工物15との間にプラズマ19が充満する事態を招来する虞れがない。この結果、静電容量検出用電極18と被加工物15との間の静電容量Cに基づいて加工ヘッド11の位置制御を行うようにしたレーザ加工装置によれば、プラズマ19の発生によってもこれらの間の静電容量Cが変化することはなく、被加工物15に対する加工ヘッド11の位置に応じてのみ静電容量Cが変化することになる。従って、レーザ光12の焦点位置12aを常に最適位置に正確に維持できるようになり、レーザ加工を高速で実施した場合であっても、その加工品質が向上することになる。
第4図は、上述したレーザ加工装置においてレーザ光12を出力した場合のプラズマ電流Ipと静電容量センサ26との関係を示した図である。第4図(a)においてt1からt2においてレーザ光12をONすると、第4図(b)に示すように、レーザ光12のON状態においてプラズマ電流Ipが流れる。
レーザ光12をONした後、第13図に示した従来のレーザ加工装置においては、第4図(d)の比較例で示すように、発生したプラズマ19が加工ノズル13と被加工物15との間を導通させるように作用するため、プラズマ電流Ipに応じて静電容量Cに変化が生じるようになる。
これに対して、この実施の形態のレーザ加工装置によれば、プラズマ19が吸着用電極17および被加工物15に吸着され、静電容量検出用電極18と被加工物15との間にプラズマ19が到達しないため、第4図(c)に示すように、プラズマ電流Ipに応じて静電容量Cが変化することはない。すなわち、プラズマ19を引き付けるに十分な大きさの吸着用電極17を設け、かつこの吸着用電極17と被加工物15との間に電圧を印加することにより、プラズマ19を効果的に吸着して静電容量検出用電極18と被加工物15との間にプラズマ19が充満する事態を防止することができ、これらの間の静電容量Cを正確に測定することが可能になる。繰り返すが、プラズマ19の発生する部分は1mm程度とごく小さく、これに対して吸着用電極17の直径を中心から5mm以上確保してある。従って、吸着用電極17と被加工物15との間においてプラズマ19を確実に吸着し、静電容量検出用電極18と被加工物15との間への影響を防止することができる。
一方、上記レーザ加工装置においては、レーザ光12を被加工物15に照射して切断や溶接等のレーザ加工を行っている間、検出手段22の検出したプラズマ電流信号Pcに基づいて加工制御部24が、加工速度、レーザ出力、レーザ光12の焦点位置12a、加工ガスの圧力等、レーザ加工条件を制御している。ここで、第1図に示したレーザ加工装置では、レーザ加工に伴って発生したプラズマ19が吸着用電極17および被加工物15に吸着された時に抵抗20と直流電源21との直列体にプラズマ電流Ipが流れる。抵抗20にプラズマ電流Ipが流れると、当該抵抗20に電圧が生じることになり、これを増幅器23で増幅したものがプラズマ電流信号Pcとして検出される。プラズマ電流信号Pcは、第2図に示したように、プラズマ量に応じて変化する信号である。この抵抗20と直流電源21との直列体を、吸着用電極17と被加工物15との間に接続すると、上述したように、プラズマ19を効果的に吸着することができるとともに、プラズマ電流Ipをプラズマ電流信号Pcとして検出することができる。
第5図は、上述した加工制御部24の詳細構成を例示したブロック図である。図からも明らかなように、加工制御部24には、検出手段22から与えられたプラズマ電流信号Pcと比較電圧30a,31aとを比較し、該プラズマ電流信号Pcが比較電圧以上となった場合にそれぞれ検出信号を出力する2つの比較器30,31を設けてある。
加工制御部24に設けた第1の比較器30は、吸着用電極17と被加工物15とが接触した場合に接触検出信号をレーザコントローラ32に出力するものである。接触検出信号が与えられたレーザコントローラ32では、吸着用電極17と被加工物15とが接触した場合に必要となる制御を行う。吸着用電極17と被加工物15とが接触した場合に流れる電流は、プラズマ電流Ipに比べてはるかに高いものであるため、比較電圧30aとして十分に高い電圧を設定することができる。従って、吸着用電極17と被加工物15との接触検出を明確に行うことができるようになる。この接触検出は、加工ヘッド11の被加工物15からの高さを修正する時や、加工中の異常状態による加工ノズル13の被加工物15への接触の検出等、重要な検出機能の一つとして使用することができる。例えば、接触検出信号が出力された時点で加工ヘッド11と被加工物15との相対高さを「0」に設定することで、該加工ヘッド11の位置制御をより正確に行うことが可能になる。
第6図は、プラズマ電流信号Pcと加工ヘッド11の高さとの関係を示したグラフである。図からも明らかなように、加工ヘッド11の高さを下げていくと、吸着用電極17が被加工物15に触れた時点でプラズマ電流信号Pcが、非接触時に比べて十分高いものとなる。従って、これが接触検出信号として出力され、レーザコントローラ32が吸着用電極17と被加工物15との接触状態を検出することができる。
加工制御部24に設けた第2の比較器31は、加工状態に異常が発生した場合に加工状態異常検出信号をレーザコントローラ32に出力するものである。
例えば、第7図において、加工速度を低速のf1から高速のf2に変化させると、プラズマ19の発生量が増え、プラズマ電流信号PcがPc1からPc2へと増加する。この場合、加工状態に異常があると、プラズマ19の発生量がより多くなるため、Pc3のようにプラズマ電流信号Pcが通常時よりも増加することになる。
いま、低速加工速度f1の時の比較電圧および高速加工速度f2の時の比較電圧をそれぞれPc10,Pc20に予め設定してあるものとすると、低速加工速度f1の時に出力されるプラズマ電流信号Pc1はこの比較電圧Pc10を下回っているため、加工状態異常検出信号が出力されることはない。高速加工速度f2の時においてもプラズマ電流信号がPc2であれば、加工状態異常検出信号が出力されることはない。しかしながら、加工状態に異常が発生してプラズマ電流信号がPc3となると、比較電圧Pc20を越えた範囲で加工状態異常検出信号がレーザコントローラ32に出力されることになる。
第2の比較器31から加工状態異常検出信号が与えられたレーザコントローラ32は、正常な加工状態に復帰させるため、種々のレーザ加工条件の変更を行う。例えば、加工速度を下げる、レーザ出力を上げる、焦点位置12aを変更する、加工ガス圧を変更する等である。但し、これらのレーザ加工条件を変更しても異常状態が継続する場合には、レーザ加工を停止したり中止したりすることも可能である。これらレーザ加工条件の変更やレーザ加工の停止/中止の判断は、レーザコントローラ32に予め格納されたプログラムにより、自動的に実施されることになる。
第8図は、こうしたレーザコントローラ32の動作例を示したものである。すなわち、低速加工速度f1から高速加工速度f2に変更した後、加工状態異常検出信号が出力された場合に、上記レーザコントローラ32によって加工速度がf3に引き下げられた状態を示す。これに伴ってプラズマ電流信号Pcが比較電圧Pc20を下回り、正常な加工状態に復帰した。第8図において、Pc3は、加工速度をf2に維持した場合に加工状態が異常のままとなり、プラズマ電流信号Pcが増加してしまう状態を示している。この状態では、加工状態異常検出信号がレーザコントローラ32に対して出力され続けることになる。
第9図および第10図は、上述した2つの比較器30,31からの検出信号によらず、検出手段22から出力されたプラズマ電流信号Pcに基づいてレーザコントローラ32が実施するレーザ加工条件の制御例を示したものである。
第9図においては、加工ヘッド11の高さを適宜変化させ、プラズマ電流信号Pcが最小値となった時点の加工ヘッド11の高さを最適焦点位置としてレーザ加工を行うようにしている。この最適焦点位置は、被加工物15の高さや湾曲度合い、加工レンズ16の状態によって微妙に変化するものである。従前においては、人間が試行錯誤を繰り返すことによって上述した最適焦点位置を設定するようにしていた。しかしながら、レーザ加工中において最適焦点位置を設定することは困難であるため、停止状態で単発的に穴明けを実施し、これを目視して調整する方法を適用しているのが現状である。
これに対して上記レーザ加工装置によれば、常にプラズマ電流信号Pcが最小値となるように加工ヘッド11の高さを制御すれば、これが最適焦点位置となるため、レーザ加工中においてもこれを正確に設定することが可能であり、加工品質を著しく向上させることができるようになる。
一方、第10図においては、加工速度をf1からf2に増加させる場合に、比較電圧Pc30に対してプラズマ電流信号Pcが増加することになるため、レーザ出力をLp1からLp2のように徐々に上げ、比較電圧Pc40もそれに見合って徐々に増加させるようにしている。レーザ出力が最大になり、Lp3でレーザ加工を実施する場合、プラズマ電流信号Pcがさらに増加しようとするのを防ぐため、加工速度をf3に下げ、安定した加工状態を維持するように自動制御する。
このように上記レーザ加工装置によれば、検出手段22の検出したプラズマ電流信号Pcに基づいて加工制御部24が加工状態を判断し、レーザ加工条件を適宜制御することにより、適正なレーザ加工を行うことができるようになる。
第11図は、実際に設計した加工ヘッド11の先端部分を示す断面図である。この加工ヘッド11では、絶縁体で構成した支持部材25の先端に静電容量Cを検出するための静電容量検出用電極18を設けてある。銅等の導体で構成される加工ノズル13を支持部材25と共に加工ヘッド11に固定する。加工ノズル13を導体によって構成しているため、その先端部が吸着用電極17として機能する。加工ノズル13の先端が静電容量検出用電極18により僅かに突出しているのは、被加工物15に接触した場合に静電容量検出用電極18の損傷を防止するためである。上記のように構成した加工ヘッド11においては、加工ノズル13と被加工物15との間に所定の電圧を印加すれば、第1図に示したレーザ加工装置を具現化することができる。すなわち、プラズマ19が発生した場合にも静電容量検出用電極18と被加工物15との間の静電容量Cを正確に検出することが可能になるため、検出した静電容量Cに基づいてレーザ光12の焦点位置12aを制御し、加工品質の良好なレーザ加工を行うことができる。また、吸着用電極17と被加工物15との間に流れるプラズマ電流Ipに応じてレーザ加工条件を制御すれば、加工品質の良好なレーザ加工を行うことが可能になる。
このように、本実施の形態のレーザ加工装置によれば、プラズマ19が発生した場合にもこれの影響を受けずに静電容量Cを正確に検出し、これに基づく正確な焦点距離12aの制御を行うことが可能である。逆に、発生したプラズマ19を積極的に加工条件の制御に用いることにより、人間が判断して行動することができない短時間のうちに加工状態の異常を検出して自動的に制御することができるようになる。
これらにより、従前においてはプラズマ19の発生によって到底実現することのできない高レーザ出力で高速なレーザ加工、より具体的にはレーザ出力3Kw、加工速度30m/分以上というレーザ加工を実現することができ、しかも加工品質を同時に向上させることが可能になった。
第12図は、実際に設計した加工ヘッド11の他の例を示す概念図である。この加工ヘッド11では、絶縁体で構成した支持部材25にリング状の静電容量検出用電極18を設けてある。加工ノズル13を導体によって構成しているため、その先端部が吸着用電極17として機能する。上記のように構成した加工ヘッド11においても、加工ノズル13と被加工物15との間に所定の電圧を印加すれば、第1図に示したレーザ加工装置を具現化することができる。しかも、加工ノズル13の外周部にリング状に静電容量検出用電極18を設ければよいため、構造が簡単となるばかりでなく、既存の加工ヘッド11への適用もきわめて容易となる。
以上説明したように、この発明によれば、レーザ光の照射によって発生したプラズマが吸着用電極および被加工物に吸着されることになり、当該プラズマが静電容量検出用電極と被加工物との間に充満する事態を有効に防止することができる。このため、これら静電容量検出用電極と被加工物との間の静電容量に基づいてレーザ光の焦点位置を正確に制御することが可能になり、プラズマが発生した場合であっても、加工品質の良好なレーザ加工を行うことが可能になる。
つぎの発明によれば、加工ノズルが吸着用電極として機能するため、吸着用電極を容易に構成することが可能になる。
つぎの発明によれば、レーザ加工位置から静電容量検出用電極までの間に十分な距離を確保することができるため、プラズマの吸着効率を向上させることができるとともに、吸着できなかったプラズマを自然消滅させることが可能になり、上述した作用効果が一層顕著となる。
つぎの発明によれば、レーザ加工に伴って発生したプラズマ量に応じてレーザ加工条件を制御することができるため、加工品質の良好なレーザ加工を行うことが可能になる。
つぎの発明によれば、電流検出用電極と被加工物の間に流れる電流値をプラズマ量として検出しているため、容易に、かつ正確にプラズマ量を検出することができる。
つぎの発明によれば、電流値が第1の閾値を越えた場合に加工状態異常検出信号が出力されるため、加工状態異常を検出することができる。
つぎの発明によれば、異常検出信号出力手段から加工状態異常検出信号が出力された場合に加工速度が低下するおよび/またはレーザ出力が高められるため、加工状態異常を自動的に正常状態に復旧することができる。
つぎの発明によれば、加工ノズルと被加工物とが接触した場合に接触検出信号が出力されるため、これら加工ノズルと被加工物とが接触したことを検出することができる。
つぎの発明によれば、電流検出用電極と被加工物との間に流れる電流値が常に上限許容値を下回るように、換言すればプラズマの発生が上限許容値を下回るように、加工速度および/またはレーザ出力が制御されるため、加工品質の良好なレーザ加工を行うことが可能になる。
つぎの発明によれば、電流値が最小となるように、つまりプラズマ量が最小となるように被加工物に対する加工ノズルの位置が制御されるため、加工品質の良好なレーザ加工を行うことが可能になる。
産業上の利用可能性
以上のように、本発明にかかるレーザ加工装置によれば、加工品質の良好なレーザ加工を行う用途に適している。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施の形態であるレーザ加工装置の構成を例示する図であり、第2図は、薄鋼板をレーザ加工によって切断する場合に抵抗に流れるプラズマ電流と加工速度との関係を実験結果に基づいて示した図であり、第3図は、図1に示したレーザ加工装置の動作を説明するための要部概念図であり、第4図は、図1に示したレーザ加工装置においてレーザ光を出力した場合のプラズマ電流と静電容量センサとの関係を示した図であり、第5図は、図1に示した加工制御部の詳細構成を例示したブロック図であり、第6図は、加工ヘッドの高さとプラズマ電流信号との関係を示す図であり、第7図および第8図は、それぞれ加工速度とプラズマ電流信号と加工状態異常検出信号との関係を示す図であり、第9図は、加工ヘッドの高さとプラズマ電流信号との関係を示す図であり、第10図は、レーザ出力とプラズマ電流信号と加工速度との関係を示す図であり、第11図は、実際に設計した加工ヘッドの先端部分を示す断面図であり、第12図は、実際に設計した加工ヘッドの他の例を示す概念図であり、第13図は、従来のレーザ加工装置の動作を説明するための要部概念図であり、第14図は、従来のレーザ加工装置を示した構成図である。
Claims (10)
- 被加工物にレーザ光を照射することにより、該被加工物にレーザ加工を施すレーザ加工装置において、
レーザ加工位置の近傍に吸着用電極を設けるとともに、該吸着用電極の外周部に静電容量検出用電極を設け、
前記吸着用電極と被加工物との間に電圧を印加した状態で前記静電容量検出用電極と前記被加工物との間の静電容量を検出し、該検出した静電容量に基づいてレーザ光の焦点位置を制御することを特徴とするレーザ加工装置。 - レーザ光を出射する加工ノズルを導体によって形成し、かつこの加工ノズルの先端を前記吸着用電極として機能させることを特徴とする請求の範囲第1項に記載のレーザ加工装置。
- 前記吸着用電極の被加工物に対向する部位を平面状に構成し、かつこの平面状に構成した部分の外径をその中心から5mm以上確保したことを特徴とする請求の範囲第1項に記載のレーザ加工装置。
- 被加工物にレーザ光を照射することにより、該被加工物にレーザ加工を施すレーザ加工装置において、
レーザ加工に伴って発生するプラズマの量を検出し、該検出したプラズマ量に基づいてレーザ加工条件を制御することを特徴とするレーザ加工装置。 - レーザ光を出射する加工ノズルの先端に電流検出用電極を設けるとともに、この電流検出用電極と被加工物との間に流れる電流値を前記プラズマ量として検出する検出手段を設けたことを特徴とする請求の範囲第4項に記載のレーザ加工装置。
- 前記電流値が予め設定した第1の閾値を越えた場合に加工状態異常検出信号を出力する異常検出信号出力手段を設けたことを特徴とする請求の範囲第5項に記載のレーザ加工装置。
- 前記異常検出信号出力手段から加工状態異常検出信号が出力された場合に加工速度を下げるおよび/またはレーザ出力を高くすることを特徴とする請求の範囲第6項に記載のレーザ加工装置。
- 前記電流値が前記加工ノズルと前記被加工物とを短絡させた場合の電流値に達した場合に前記被加工物に接触したことを示す接触検出信号を出力する接触検出信号出力手段を設けたことを特徴とする請求の範囲第5項に記載のレーザ加工装置。
- 前記電流値が予め設定した上限許容値を下回るように加工速度および/またはレーザ出力を制御することを特徴とする請求の範囲第5項に記載のレーザ加工装置。
- 前記電流値が最小となるように前記被加工物に対する前記加工ノズルの位置を制御することを特徴とする請求の範囲第5項に記載のレーザ加工装置。
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