JPS64989Y2 - - Google Patents

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JPS64989Y2
JPS64989Y2 JP1094783U JP1094783U JPS64989Y2 JP S64989 Y2 JPS64989 Y2 JP S64989Y2 JP 1094783 U JP1094783 U JP 1094783U JP 1094783 U JP1094783 U JP 1094783U JP S64989 Y2 JPS64989 Y2 JP S64989Y2
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gas
purification
purified
gas supply
regenerating
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JP1094783U
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  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
  • Gas Separation By Absorption (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は酸素等の不純物を含んでいる窒素等の
被精製ガスを、精製塔内に充填された変色性の除
去剤中に通すことにより精製するに際し、これら
除去剤が、不純物除去時あるいは再生時に色変化
するのを自動的に検知し、ガスの精製と除去剤の
再生とを繰り返すことのできるガス精製装置に関
する。
一般に、窒素等の被精製ガス中に含まれる酸素
等の不純物を除去して同ガスを精製するには、活
性化銅等の除去剤を充填した精製塔に上記ガスを
導入し、その中に含まれる不純物を除去剤に吸着
または化学反応させて除去し、上記除去剤の変色
程度によつて当該除去剤の不純物除去能力を識別
して、この能力が限界に達したことを色の変化に
より確認したならば、当該除去剤の再生処理を行
なうようにしている。
ところで上記除去剤として活性化銅を採用した
場合には、これが不純物としての酸素と次の如く
反応して変色することが知られている。
2Cu+O2=2CuO …(A) (紫色) (褐色) まれに 4Cu+O2=2Cu2O …(B) (紫色) (黄色) また酸素と反応して失活状態となつた活性化銅
は、除去剤再生用ガスとしての水素ガスと反応さ
せて再生されるが、その際次の如く反応して変色
する。
CuO+H2=Cu+H2O …(C) (褐色) (紫色) まれに Cu2O+H2=2Cu+H2O …(D) (黄色) (紫色) そこで従来のガス精製装置は、これに用いられ
る精製塔の全体をガラス製とするか、又は端部の
みをガラス製として、除去剤の色変化を外部から
目視可能とし、同除去剤の失活を目視にて確認す
ることにより人手によりバルブ等を操作し、ガス
の精製と除去剤の再生とを繰り返し行なうように
なつている。
しかし、上記構成のものによるときは、精製塔
全体をガラス製とすれば、大形のものを製作する
のが困難となり、このため処理能力が低下してし
まい、また精製塔の一端部だけをガラス製とする
ことも考慮されているものの、再生時には不純物
除去時とは逆方向から除去剤再生用のガスを導入
するから、この場合における色の再生変化が確認
できず、再生の確認ができないといつた難点があ
り、さらに上記従来装置では除去剤の目視確認に
よるバルブ操作等を人手によらねばならず、常に
除去剤の色変化を注視していなければならないた
め、作業性が悪く、また除去剤の色変化を確認せ
ずに再生処理を行なつていたのでは、除去剤の全
体を有効に利用できず、装置の稼働率が低下する
といつた難点があつた。
そこで本考案は上記従来の難点を解消し、精製
塔の大型化が可能であつて多量のガス処理能力が
有し、しかもガス精製時ばかりでなく除去剤再生
時にも除去剤の復色過程が識別可能であり、さら
に当該色の識別を自動的に行なうことによつて全
工程の自動化を可能としたガス精製装置を提供す
るのが、その目的である。
以下本考案の一実施例を示した図面について詳
述すれば、1は所望数設けられるガス精製塔であ
り、図示例では第1精製塔11と第2精製塔12
2塔が設けられており、当該精製塔11,12
は、両端開口21,31,22,32側に透視部41
1,42,52が設けられていると共に、塔内に
被精製ガス中の不純物を除去する除去剤6が充填
され、各精製塔11,12の両透視部41,51,4
,52には、同透視部内に充填された上記除去剤
6の色変化を検知する色検知ユニツト71,81
2,82が臨設される。
そして前記の如き被精製ガスの精製である場合
には、先端側の上記色検知ユニツト81,82は、
前記の化学式(A)又は(B)の色変化、つまり除去剤6
の紫色から褐色又は黄色への色変化を検知して所
定の信号を発信し、基端側の上記色検知ユニツト
1,72は、前記化学式(C)又は(D)の色変化、つま
り褐色又は黄色から紫色への色変化を検知して所
定の信号を発信するよう構成されている。
さらに当該各精製塔11,12の基端側開口21
2には、夫々被精製ガス供給バルブ91,92
介して被精製ガス供給管10が、そして除去剤再
生用ガス放出バルブ111,112を介して除去剤
再生用ガス放出管12が接続されていると共に、
同各精製塔11,12の先端側開口31,32には、
夫々精製ガス放出バルブ131,132を介して精
製ガス放出管14が、除去剤再生用ガス供給バル
ブ151,152を介して除去剤再生用ガス供給管
16が接続され、これらバルブは前記色検知ユニ
ツト71,81,72,82から発信される信号によ
り、図示しない電気的コントローラーにて自動的
に開閉制御されるよう構成されている。
すなわち、各精製塔11,12の基端側透視部4
,42に設けた色検知ユニツト71,72が除去剤
6の前記色変化を検出すると、同ユニツト71
2から発信される信号により、除去剤再生用ガ
ス供給バルブ151,152と除去剤再生用ガス放
出バルブ111,112と夫々閉成すると共に、同
側の被精製ガス供給バルブ91,92と精製ガ放出
バルブ131,132とを夫々開成し、また各精製
塔11,12の先端側透視部51,52に設けた色検
知ユニツト81,82にて除去剤4の前記色変化を
検出すれば、同ユニツト81,82から発信される
信号により、被精製ガス供給バルブ91,92と精
製ガス放出バルブ131,132とを夫々閉成する
と共に、同側の除去剤再生用ガス供給バルブ15
,152と除去剤再生用ガス放出バルブ111
112とを夫々開成するようになつている。
しかして、さらに第1精製塔11と第2精製塔
2とにより再生工程と、精製の処理工程とが
夫々交互に行なわれるようにするのであり、この
ため上記第1精製塔11の除去剤再生用ガス供給
バルブ151及び除去剤再生用ガス放出バルブ1
1と、第2精製塔12の被精製ガス供給バルブ9
及び精製ガス放出バルブ132とを開状態とし、
他のバルブは閉状態とする。
これにより第1精製塔11には除去剤再生用ガ
ス供給バルブ151を介して同供給管16から除
去剤再生用ガスとしての水素ガスが注入され、当
該水素ガスにより上記精製塔11内の除去剤6が
先端側から基端側へ向けて再生されて変色し、同
水素ガスは除去剤再生用ガス放出バルブ111
介して放出管12から放出され、当該再生が完了
すれば基端側に設けた透視部41の上記変色が色
検知ユニツト71にて検出されるから、同ユニツ
ト71から発信される信号により、上記開状態に
あつた両バルブ151,111は閉成され、今度は
被精製ガス供給バルブ91と精製ガス放出バルブ
131とが開成されて、当該除去剤6が再生され
た第1精製塔11では後述する第2精製塔12の初
期工程との同様の処理行程が行われる。
一方第2精製塔12には被精製ガス供給バルブ
2を介して同供給管10から被精製ガスとして
の窒素ガスが注入され、当該窒素ガスは上記精製
塔12内の除去剤6により精製されると共に、こ
の除去剤6は基端側から先端側へ向け失活されて
変色し、上記精製された窒素ガスは精製ガス放出
バルブ132を介して放出管14から放出され、
当該除去剤6の不純物除去能力が限界に達すれば
先端側に設けた透視部52の上記変色が色検知ユ
ニツト82にて検出されるから、同ユニツト82
ら発信される信号により、上記開状態にあつた両
バルブ92,132は閉成され、今度は除去剤再生
用ガス供給バルブ152と同放出バルブ112とが
開成されて、当該除去剤6が失活した第2精製塔
2では、上述した第1精製塔11の初期工程と同
様再生工程が行われ、かくして第1精製塔11
第2精製塔12にて、不純物除去工程及び除去剤
再生工程が自動的に交互に反復して行われること
になる。
なお、図示例では精製塔1の数を2塔とした
が、同塔1の数は2塔に限定されるものではな
く、多数塔としても1塔のみで使用してもよいこ
ともちろんである。
以上説明したように、本考案は両端開口2,2
,22、3,31,32、側に透視部4,41,42
5,51,52を有し、内部に被精製ガス中の不純
物を除去する除去剤6が充填されたガス精製塔1
を所望数設けると共に、精製塔11,12の両透視
部41,51,42,52には、同透視部内に充填さ
れた除去剤6の色変化を検知する色検知ユニツト
7,8,71,81,72,82を臨設し、当該精製
塔11,12の基端側開口21,22には、被精製ガ
ス供給バルブ9,91,92を介して被精製ガス供
給管10が、除去剤再生用ガス放出バルブ11,
111,112を介して除去剤再生用ガス放出管1
2が接続されると共に、同上精製塔11,12の先
端側開口31,32には、精製ガス放出バルブ1
3,131,132を介して精製ガス放出管14
が、除去剤再生用ガス供給バルブ15,151
152を介して除去剤再生用ガス供給管16が接
続され、上記精製塔11,12の基端側透視部41
2に設けた色検知ユニツト71,72にて除去剤
6の色変化を検出した際には、同上ユニツトから
発信される信号により、除去剤再生用ガス供給バ
ルブ151,152と除去剤再生用ガス放出バルブ
111,112とを閉成すると共に、同側の被精製
ガス供給バルブ91,92と精製ガス放出バルブ1
1,132とは開成自在となし、精製塔11,12
の先端側透視部51,52に設けた色検知ユニツト
1,82にて除去剤6の色変化を検出した際に
は、同上ユニツトから発信される信号により、被
精製ガス供給バルブ91,92と精製ガス放出バル
ブ131,132とを閉成すると共に、同側の除去
剤再生用ガス供給バルブ151,152と除去剤再
生用ガス放出バルブ111,112とは開成自在と
してなるので、精製塔1の大部分を金属製容器等
にて形成することにより、大形化が可能となり、
多量のガスを処理することができ、しかも当該精
製塔1の両端に透視部4,5を設けたから、不純
物除去時ばかりでなく除去剤再生時における除去
剤の復調過程も識別可能であり、さらに当該色変
化の識別を色検知ユニツト7,8にて自動的に行
なうと共に、当該ユニツト7,8からの信号によ
り、上記精製塔1への被精製ガス及び除去剤再生
用ガスの供給を自動的にシーケンス制御するよう
にしたから、ガス精製装置を自動化することがで
きると共に、精製塔1全体の除去剤6を有効に利
用でき、もつて処理効率を格段に向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るガス精製装置の一実施例を
示す配管説明図である。 1…ガス精製塔、2,3…ガス精製塔の開口、
4,5…透視部、6…除去剤、7,8…色検知ユ
ニツト、9…被精製ガス供給バルブ、10…被精
製ガス供給管、11…除去剤再生用ガス放出バル
ブ、12…除去剤再生用ガス放出管、13…精製
ガス放出バルブ、14…精製ガス放出管、15…
除去剤再生用ガス供給バルブ、16…除去剤再生
用ガス供給管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端開口側に透視部を有し、内部に被精製ガス
    中の不純物を除去する除去剤が充填されたガス精
    製塔を所望数設けると共に、精製塔の両透視部に
    は、同透視部内に充填された除去剤の色変化を検
    知する色検知ユニツトを臨設し、当該精製塔の基
    端側開口には、被精製ガス供給バルブを介して被
    精製ガス供給管が、除去剤再生用ガス放出バルブ
    を介して除去剤再生用ガス放出管とが接続される
    と共に、同上精製等の先端側開口には、精製ガス
    放出バルブを介して精製ガス放出管が、除去剤再
    生用ガス供給バルブを介して除去剤再生用ガス供
    給管が接続され、上記精製塔の基端側透視部に設
    けた色検知ユニツトにて除去剤の色変化を検出し
    た際には、同上ユニツトから発信される信号によ
    り、除去剤再生用ガス供給バルブと除去剤再生用
    ガス放出バルブとを閉成すると共に、同側の被精
    製ガス供給バルブと精製ガス放出バルブとは開成
    自在となし、精製塔の先端側透視部に設けた色検
    知ユニツトにて除去剤の色変化を検出した際に
    は、同上ユニツトから発信される信号により、被
    精製ガス供給バルブと精製ガス放出バルブとを閉
    成すると共に、同側の除去剤再生用ガス供給バル
    ブと除去剤再生用ガス放出バルブとは開成自在と
    してなるガス精製装置。
JP1094783U 1983-01-28 1983-01-28 ガス精製装置 Granted JPS59119325U (ja)

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JP1094783U JPS59119325U (ja) 1983-01-28 1983-01-28 ガス精製装置

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JPS59119325U JPS59119325U (ja) 1984-08-11
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