JPS649464B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS649464B2
JPS649464B2 JP17987680A JP17987680A JPS649464B2 JP S649464 B2 JPS649464 B2 JP S649464B2 JP 17987680 A JP17987680 A JP 17987680A JP 17987680 A JP17987680 A JP 17987680A JP S649464 B2 JPS649464 B2 JP S649464B2
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JP
Japan
Prior art keywords
injector
cap
receiving hole
annular
seal member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17987680A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57102559A (en
Inventor
Minoru Iwata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPS57102559A publication Critical patent/JPS57102559A/ja
Publication of JPS649464B2 publication Critical patent/JPS649464B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、エンジンに於ける燃料供給用インジ
エクタの取付構造に係る。
燃料噴射式エンジンに於て、インジエクタの燃
料噴射口近くに空気を導き、燃料噴口より噴射さ
れる燃料に空気を混入することにより燃料の霧
化、微粒化の促進を図ることが考えられており、
これは例えば実開昭54−169620号公報に示されて
いる。
上述の如き燃料噴射式エンジンに於ては、イン
ジエクタの先端部に筒状のキヤツプを取付けてこ
れとインジエクタとの間にキヤツプ側周面に設け
られた空気取入孔よりインジエクタの燃料噴口近
くまで空気を導く空気通路を形成し、吸気マニホ
ールド等に設けられるインジエクタ受入孔を少し
大きくしてこれと前記キヤツプとの間に環状の空
間を設けてこの空間より前記空気取入孔に対し空
気を供給することが行われる。
この場合、前記キヤツプと前記インジエクタ受
入孔を有する吸気マニホールドとの間に上述の如
く、環状の空間が設けられるので、この空間が外
部、即ち大気中に対し、しかも吸気通路に対し適
切にシールされていないと、空気漏れが生じるよ
うになる。
従来のものに於ては、上述の如きシールはイン
ジエクタ及びキヤツプの外周に取付けられたOリ
ング、環状ゴム部材を吸気マニホールドとの間に
介装してこれらを径方向に弾性変形させることに
より行われている。
しかし、これではインジエクタの吸気マニホー
ルドに対する径方向の取付位置が少しでも狂う
と、上述のシール部材が適切に弾性変形せず、所
要のシール性が得られなくなる。
本発明は上述の如き不具合を解決し、常に適切
なシール性が得られるよう改良されたインジエク
タの取付構造を提供せんとするものである。
以下に添付の図を参照して本発明を実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図は本発明によるインジエクタ取付構造の
一つの実施例を示す側面図、第2図はその要部を
拡大して示す断面図である。これらの図に於て、
1は吸気マニホールドの一部を示しており、該吸
気マニホールド1に燃料供給用のインジエクタ2
が取付けられている。
インジエクタ2は、第2図に良く示されている
如く、ケーシング3の一端部に取付けられたニー
ドルホルダ4を有しており、該ニードルホルダは
その先端部に燃料噴口5を有し、該燃料噴口はニ
ードル6により開閉されるようになつている。ケ
ーシング3の他端部には燃料取入口7が設けられ
ており、この端部はデリバリパイプ8の接続ソケ
ツト9に挿入接続されている。デリバリパイプ8
は燃料取入口7に燃料を供給するようになつてい
る。燃料取入口7に供給された燃料は、ケーシン
グ3内にその軸線方向に延在する燃料通路(図示
省略)を経てニードルホルダ4とニードル6との
間の環状空間10へ流れ、ニードル6が第2図で
見て上方に移動して燃料噴口5が開かれた時に該
燃料噴口より噴出するようになつている。
デリバリパイプ8はこれと一体に形成された取
付片部11にて吸気マニホールド1の取付部12
にボルト11aによつて固定されている。
インジエクタ2の先端部にはニードルホルダ4
を被覆すべく有底筒状のキヤツプ13がその一端
のフランジ部にてケーシング3の先端縁のかしめ
より固定されている。このかしめ部は環状フラン
ジ部14になつている。キヤツプ11は、ニード
ルホルダ4との間に環状空間15を郭定してお
り、その側部に空気取入口16を、また底部に燃
料噴口5に整合する空気出口17を各々有してい
る。
吸気マニホールド1にはインジエクタ取付部1
8が形成されている。インジエクタ取付部18に
は、インジエクタ2のキヤツプ取付部分を受入れ
る有底の受入孔19と、受入孔19の底部に燃料
噴口5と空気出口17とに整合する開口20とが
設けられている。開口20は取付部18に形成さ
れた案内孔21を経て吸気マニホールド1の吸気
通路22に連通している。受入孔19の内径はキ
ヤツプ13の外径より大きく、これにキヤツプ取
付部分が挿入されても該キヤツプ取付部分の外周
に環状空間23が残るようになつている。また開
口20の直径はキヤツプ13の外径より小さく、
受入孔19の底部24はキヤツプ13の底部25
にこれらの軸線方向に対向するようになつてい
る。この底部24,25間には平座金状の第一の
環状シール部材26が介装されている。
また取付部18には受入孔19内へ空気を導く
空気供給通路27が形成されている。受入孔19
の開口縁部にはシール部材取付用の拡径部28が
形成されており、この拡径部28にはキヤツプ1
3の外径に嵌合して受入孔19の開口端を閉じる
第二の環状シール部材29が設けられている。こ
の第二の環状シール部材29は軸線方向に互に対
向する拡径部28の底部と環状フランジ部14と
の間に介装されている。
インジエクタ2はデリバリパイプ8により受入
孔19の底部へ向けて軸線方向に押付けられて固
定されている。
この固定によりインジエクタ2に作用する軸線
方向に押付力は第一及び第二の環状シール部材2
6及び29に各々圧縮力として作用する。この場
合、インジエクタ2の取付力により各環状シール
部材に作用する圧縮力はインジエクタ2の取付け
位置が吸気マニホールドに対し径方向に多少ずれ
てもそれら環状シール部材に有効に作用し、これ
より、各環状シール部材26,29は常に有効に
且確実にシール作用を行なうようになり、空気供
給通路27より受入孔19に流入する空気の漏洩
が確実に防止される。
第3図及び第4図は各々本発明によるインジエ
クタ取付構造の他の実施例を示している。尚、第
3図及び第4図に於て、第2図に対応する部分は
第2図に付した符号と同一の符号により示されて
いる。第3図に示された実施例に於ては、キヤツ
プ13の一部に受入孔19と嵌合するガイド部3
0が設けられている。かかる実施例に於ては、キ
ヤツプ15はその案内部30にて受入孔19に嵌
合することによりインジエクタ2の径方向の取付
位置精度が向上する。案内部30はキヤツプ13
の外周の全域に亙つて設けられていても或いは部
分的に設けられていても良い。
第4図に示された実施例に於ては、第1図乃至
第3図に示された実施例に於ける環状シール部材
26に代えて底部24,25間に介装される部分
とキヤツプ13の外周部と受入孔19の内周部と
の間に介装される部分とを備えた環状シール部材
31が設けられている。かかる実施例に於ては、
環状シール部材31がインジエクタ2の先端部に
於ける位置決めを行ない、その径方向の取付位置
精度を向上するようになる。
尚、上述した実施例に於ては、インジエクタを
吸気マニホールドに取付ける場合について説明し
たが、インジエクタがエンジンのシリンダヘツド
に直接取付けられる場合も本発明を適応できるこ
とは勿論のことである。
上述の如く、本発明による燃料供給用インジエ
クタの取付構造に於ては、キヤツプ周りの環状空
間の両端を閉じる第一の環状シール部材と第二の
環状部材はともに軸線方向の圧縮力を及ぼされて
シール作用を行うから、インジエクタの吸気マニ
ホールド等に対する取付け位置が径方向に多少ず
れても所要のシール作用を行い、しかもそれら環
状シール部材に対する圧縮力はインジエクタの吸
気マニホールド等に対する取付力により与えられ
るから、特別な圧縮力付与手段が必要でなく、構
造簡単にして適切なシール性が得られるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるインジエクタ取付構造の
一つの実施例を示す側面図、第2図はそれの要部
を拡大して示す断面図、第3図及び第4図は各々
本発明によるインジエクタ取付構造の他の実施例
をその要部について示す拡大断面図である。 1〜吸気マニホールド、2〜インジエクタ、3
〜ケーシング、4〜ニードルホルダ、5〜燃料噴
口、6〜ニードル、7〜燃料取入口、8〜デリバ
リパイプ、9〜接続ソケツト、10〜環状空間。
11…取付片部、12〜取付部、13〜キヤツ
プ、14…環状フランジ部、15〜環状空間、1
6〜空気取入孔、17…空気出口、18〜インジ
エクタ取付部、19〜受入孔、20〜開口、21
〜案内孔、22…吸気通路、23〜環状空間、2
4,25〜底部、26〜環状シール部材、27〜
空気供給通路、28〜拡径部、29〜環状シール
部材、30〜案内部、31〜環状シール部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 燃料供給用のインジエクタ3を吸気マニホー
    ルド、エンジン等のインジエクタ取付部材に取付
    ける取付構造にして、インジエクタ3の先端部に
    これを被覆すべくキヤツプ13が取付けられ、該
    キヤツプ13はその側部に空気取入孔16をまた
    底部に前記インジエクタ3の燃料噴口5に整合し
    た空気出口17を有しインジエクタ3との間に前
    記空気取入孔16と前記空気出口17とを接続す
    る環状空間15を形成し、前記インジエクタ取付
    部材は前記インジエクタ3のキヤツプ取付部分を
    受入れる有底の受入孔19と、前記受入孔19の
    底部に前記燃料噴口5と前記空気出口17とに整
    合する開口20と前記受入孔19に空気を導く空
    気供給通路27とを有し、前記受入孔19はキヤ
    ツプ13の外径より大きい内径を有していてキヤ
    ツプ13との間に環状空間23を形成し、前記受
    入孔19の底部と前記キヤツプ13の底部とはそ
    れらの軸線方向に互いに対向し、該底部間に第一
    の環状シール部材26が介装され、前記キヤツプ
    13の外周に第二の環状シール部材29が取付け
    られ、該第二の環状シール部材29は前記インジ
    エクタ3の中間部に形成された環状フランジ部1
    4と前記受入孔19の開口縁の周りにあつて前記
    環状フランジ部と軸線方向に対向する壁部との間
    に介装され、前記インジエクタ3は締結手段によ
    り前記受入孔19の底部へ向けて軸線方向へ押付
    けられて固定されていることを特徴とするインジ
    エクタ取付構造。
JP17987680A 1980-12-18 1980-12-18 Mounting system for fuel supply injector Granted JPS57102559A (en)

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JP17987680A JPS57102559A (en) 1980-12-18 1980-12-18 Mounting system for fuel supply injector

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17987680A JPS57102559A (en) 1980-12-18 1980-12-18 Mounting system for fuel supply injector

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Publication Number Publication Date
JPS57102559A JPS57102559A (en) 1982-06-25
JPS649464B2 true JPS649464B2 (ja) 1989-02-17

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JP17987680A Granted JPS57102559A (en) 1980-12-18 1980-12-18 Mounting system for fuel supply injector

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5945278U (ja) * 1982-09-17 1984-03-26 トヨタ自動車株式会社 燃料噴射式内燃機関のエアアシストインジエクタ
JP2617445B2 (ja) * 1986-02-05 1997-06-04 日本電装株式会社 燃料噴射弁
JP2782028B2 (ja) * 1992-10-19 1998-07-30 株式会社日立製作所 内燃機関の燃料噴射弁装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS57102559A (en) 1982-06-25

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