JPS649157B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS649157B2
JPS649157B2 JP27978484A JP27978484A JPS649157B2 JP S649157 B2 JPS649157 B2 JP S649157B2 JP 27978484 A JP27978484 A JP 27978484A JP 27978484 A JP27978484 A JP 27978484A JP S649157 B2 JPS649157 B2 JP S649157B2
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JP
Japan
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adhesive material
adhesive
skin
compression member
materials
Prior art date
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Expired
Application number
JP27978484A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61100399A (ja
Inventor
Kanji Ooga
Yoshitaka Wakamatsu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Chemical Co Ltd
Original Assignee
Aisin Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Chemical Co Ltd filed Critical Aisin Chemical Co Ltd
Priority to JP27978484A priority Critical patent/JPS61100399A/ja
Publication of JPS61100399A publication Critical patent/JPS61100399A/ja
Publication of JPS649157B2 publication Critical patent/JPS649157B2/ja
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  • Adhesive Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は粘着テープ等の粘着部材の製造方法に
関する。
本発明の製造方法は例えば車体にフロントガラ
スを装着する際に用いられる両面粘着テープ等を
製造する際に利用することができる。
[従来の技術] 従来粘着部材としては、例えば第8図に示すよ
うに剥離紙で形成された台紙32と、この台紙3
2の表面上に形成された粘着材31と、粘着材表
面を覆う剥離紙30とからなる両面粘着テープが
ある。この粘着テープは使い勝手をよくするた
め、或いは梱包を容易にするために、台紙に多数
の切断された粘着材31を貼つた状態に製造され
ている。そしてこの製造方法としては、台紙32
に連続した粘着材31を貼り、剥離紙30で粘着
材31を覆つた後トムソン刃等を使用して希望の
寸法に剥離紙30および粘着材31を切断してい
た。また予め切断してある粘着材を手作業で台紙
32に間隔をあけて並べることも行なわれてい
た。
[発明が解決しようとする問題点] 上記した従来の製造方法では、切断時に切断刃
に粘着材が付着し、切断作業が困難になるという
問題があつた。そして手作業で粘着材を並べるに
も作業能率が悪く、工数が多くかかつていた。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであ
り、粘着素材の機械による自動的な切断を可能と
した粘着部材の製造方法を提供するものである。
[問題点を解決するための手段および作用] 本発明の製造方法は、同材質あるいは異材質か
らなる2枚の薄膜状表皮材と該表皮材の間でサン
ドイツチ状に介在する粘着材とで構成される粘着
素材の切断すべき部分を該2枚の表皮材が近接す
る方向に圧縮し、圧縮された該2枚の表皮材の間
の該粘着材を側方へ逃がすことにより該2枚の表
皮材の間より該粘着材を排除する圧縮工程と、 該粘着材が排除された該2枚の表皮材の部分で
切断する切断工程とを順次実施することを特徴と
する。
ここで粘着素材を構成する粘着材とは、それ自
体の粘着性により他の物体の表面に付着する性質
を有するものである。粘着材には高分子粘性物
質、粘着性付与剤、軟化剤等からなる従来と同様
の常温で粘着性を有するものが用いられる。
また表皮材とは板状粘着材の両面を覆つて粘着
を防ぐものであり、使用時においてはこの2枚の
表皮材の少なくとも一方を剥離して使用される。
例えば一面側の表皮材を剥離して被粘着物に粘着
させ、他面側の表皮材を被粘着物表面に表出させ
て使用される場合がある。この場合剥離される表
皮材は、粘着材から容易に剥離することが望まし
い。このような表皮材としては従来と同様にポリ
エチレンラミネート紙、PVA、酢酸ビニル塗工
紙、コート紙、ゲラシン紙等を基材とし、これに
ケイ素樹脂等の剥離剤を塗工した剥離紙等を使用
できる。また他面側の表出する表皮材としては、
樹脂フイルム、金属板、クラフト紙、ラミネート
紙等の粘着材から剥離しにくい周知の材料を使用
できる。
本発明にいう圧縮工程は、粘着素材の切断すべ
き部分およびその周辺部を圧縮することにより行
なわれる。すなわち2枚の表皮材の間に介在する
粘着材を該2枚の表皮材を介して圧縮することに
より2枚の表皮材が近接し、圧縮部分に存在して
いた粘着材を側方へ逃がして圧縮部分から粘着材
を排除するものである。
圧縮工程に使用される圧縮部材はその先端部か
ら粘着素材の厚さに相当する高さの部分迄は厚さ
が0.1mm〜20mmであるのが好ましく、特には1mm
〜5mmであるのが望ましい。圧縮部材の上記厚さ
が薄過ぎる場合には排除される粘着材が少量とな
つて圧縮工程の効果が得られず、厚過ぎる場合に
は排除される粘着材の量が多くなつて粘着材が表
皮材の外方へはみ出すような不具合が生ずること
がある。
圧縮部材の形状は粘着素材の切断すべき部分の
形状に合わせて種々選ぶことができる。例えばテ
ープ状の粘着素材を切断する場合は、圧縮部材は
該粘着素材の幅に相当する長さを有する一枚歯形
状とされ、打き抜きの場合は打ち抜かれる形状に
合わせた円筒形、三角筒形等とするのがよい。ま
たテープ状の粘着素材を切断する場合には排除さ
れた粘着材が表皮材の外方へはみ出すのを防ぐた
めに第3図および第4図に示すような形状とする
のも好ましい。この第3図の斜視図に示す圧縮部
材16は第4図に示す第3図のA−A断面図のよ
うに中央部が曲面状にくびれており、そのくびれ
た部分の厚さは上方程厚くなつている。また長さ
Bは粘着材の幅に相当している。このような圧縮
部材16を使用すれば、排除された粘着材は圧縮
部材16の側端部17,18により表皮材の外方
へはみ出すことなく逃すことが可能となる。
また一枚歯形状の圧縮部材を用い、圧縮時に粘
着素材の側面部にガード部を設けるようにしても
よい。上記の例では圧縮部材の両側から粘着材が
排除されるが、例えばテープ状粘着素材の先端部
や末端部等で片側のみ排除することもできる。
圧縮部材が対向する側には受け部材が設けられ
ているのが望ましい。圧縮部材とこの受け部材に
よつて粘着素材が圧縮される。この受け部材は固
定とされて粘着素材の一面側のみから圧縮しても
よいし、圧縮部材と同形状のものを使用し、粘着
素材の両面から圧縮してもよい。
この圧縮工程では表皮材の切断は避けられるこ
とが望ましい。従つて圧縮部材は先端部が面取り
され、表皮材の損傷を防ぐようになつているのが
望ましい。また圧縮部材および受け部材の少なく
ともどちらか一方、好ましくは両方は弾性体ある
いはバネを介してベースに取付けられていること
が望ましい。これにより圧縮工程時の粘着素材に
かかる衝撃が緩衝されて表皮材の損傷が一層防止
される。さらに粘着素材全体および表皮材の厚さ
の変更に併うクリアランスの調整も行ないやすく
なる。
圧縮部材は切断する目的で使用するのではない
ので、その材質としては金属に限らず、樹脂、ゴ
ム等も使用することができる。
上記圧縮工程により粘着素材に圧縮部材の厚さ
に相当する粘着材が排除された部分が形成され
る。
本発明にいう切断工程は、圧縮工程により形成
された粘着材が排除された部分を切断する工程で
ある。この場合粘着素材全体を切断してもよい
し、表皮材の1枚を残してそれ以外を切断しても
よい。この切断工程にはトムソン刃など従来と同
様の切断刃を使用することができる。
本発明の製造方法は圧縮工程のあと切断工程を
行なうことによつてなされる。例えば長尺状の粘
着素材を切断する場合には圧縮工程を行なつた後
定尺送り装置で一定量送り、送られてきた粘着材
が排除された部分を切断することによつて一定長
さのシート状粘着部材を連続的に生産することが
できる。この場合は圧縮部材と切断刃とは一定長
さだけ離れているが、例えば圧縮部材内部に切断
刃を組み込み、圧縮したあと同じ位置で切断する
こともできる。この方法は打ち抜き等の場合に特
に有効である。
本発明の製造方法は長尺状の粘着素材の切断に
応用できるばかりでなく、板状粘着素材から一定
形状のものを打ち抜く場合等にも利用できる。ま
たこの製造方法はSMC(シート・モールデイン
グ・コンパウンド)の切断にも利用できる。
[実施例] 以下実施例にて具体的に説明する。
第1図は本発明の第1実施例に係る装置の全体
の配置図である。厚さ0.15mmの剥離紙2および剥
離紙4と、これらによつて挾まれたブチルゴム35
重量%、ポリブデン30重量%、カーボンブラツク
5重量%およびタルク30重量%からなる厚さ15mm
の粘着材3とからなる長尺状の粘着素材1は定尺
送りローラ5によつて1回の作動で距離a(40mm)
だけ送られる。なおこの粘着素材1は剥離紙2お
よび剥離紙4の長手方向の周縁部が粘着材3の長
手方向の周縁部より突出するサンドイツチ形状と
なつている。
この粘着素材1はプレスによつて上下に駆動さ
れるベース6にゴム弾性体7を介して設けられた
圧縮部材8と、固定の受け部材9に設けられたゴ
ム弾性体10によつて圧縮される。ここで圧縮部
材8は先端が面取りされた一枚歯形状であり、厚
さbは5mmで鉄により形成されている。さらに粘
着素材1はプレスによつて上下に駆動されるベー
ス11に設けられたトムソン刃からなる切断刃1
2によつて刃受け13上で切断される。
以下第2図により上記装置による本発明の製造
方法の機構を説明する。
まず(イ)の送り工程にて定尺ローラ5より送られ
た粘着素材1は(ロ)の圧縮工程で圧縮部材8と受け
部材9により30Kg/cm2の荷重で圧縮されて(ハ)のよ
うに先端部からaの距離を中心とし、圧縮部材9
の幅bに相当する粘着材が排除された部分15が
形成される。次に(ニ)の送り工程で粘着素材1は定
尺送りローラ5により距離aだけさらに前方へ送
られ、(ホ)の切断工程にて切断刃12により粘着材
が排除された部分15の中心部で表皮材4を除く
部分が切断される。この(イ)〜(ホ)の工程を順次くり
返すことにより、(ヘ)に示すような連続した表皮材
4上に間隔約5mm(b)で並んだ長さ約75mm(2a−
b)の粘着材3′と、該粘着材3′上に長さ方向両
端にそれぞれ約2.5mm(b/2)突出した長さ約
80mm(2a)の表皮材2′とからなる粘着部材1′
が製造される。
上記により得られる粘着部材は粘着材3′が長
手方向に約5mmの間隔で並んでいるため取り扱い
時に粘着材3′どうしが近づくように曲げられた
場合でも粘着材3′どうしが粘着する危険性はは
るかに小さい。
第5図に本発明の第2実施例に係る配置図を示
す。
100Kg/cm2の油圧プレスによつて上下に駆動さ
れるプレスベース21には切断刃24と、ゴム弾
性体22を介する鋼製圧縮部材23とが間隔C
(40mm)となるように設けられている。そして定
尺送りローラ26により送られた粘着素材は受け
台25上で圧縮部材23により圧縮され、同時に
圧縮部分よりも距離Cだけ前方で切断刃24によ
り粘着材および上面の表皮材が切断される。ここ
で圧縮部材23は第6図に斜視図を示すように、
一端面からほぼ粘着素材の厚さに相当する高さの
部分迄は厚さがd(約5mm)であるが、その部分
より上は縦方向で中心部の厚さはほぼdに等し
く、両端ほど厚くなり、また高さ方向で上方ほど
厚くなつた形状となつている。この圧縮部材によ
り、圧縮工程で排除された粘着材が両端および上
方の厚い部分で押されることによつて粘着素材側
面部への粘着材のはみ出しを防ぐことが可能とな
る。
上記装置に第1実施例と同様の長尺状の粘着素
材を送ることにより第7図の側面図に示すような
連続した表皮材27上に間隔約5mmで並んだ長さ
約35mmの粘着材28と、該粘着材28上に長さ方
向両端にそれぞれ約2.5mm突出した長さ約40mmの
表皮材29とからなる粘着部材が製造される。
[発明の効果] 本発明の製造方法によれば、切断刃に粘着材が
粘着する不具合が解決され、かつ機械的に連続生
産が可能である。また本発明の製造方法により得
られる粘着部材はその切断面では粘着材の両面を
覆う2枚の表皮材の全周縁部が粘着材の全周縁部
より突出している。従つて粘着材どうしが粘着す
る危険性が従来の較べてはるかに少なくなり、取
り扱いや梱包が容易となるなどその効果は大き
い。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明の第1実施例に係る図
であり、第1図は本発明の製造方法に使用する装
置の配置図、第2図はその製造方法の模式的工程
説明図である。第3図および第4図は本発明の製
造方法に使用する圧縮部材の一例を示し、第3図
はその斜視図、第4図は、第3図のA−A断面図
である。第5図、第6図および第7図は本発明の
第2実施例に係る図であり、第5図は本発明の製
造方法に使用する装置の配置図、第6図はその装
置に使用した圧縮部材の斜視図、第7図は製造さ
れた粘着部材の側面図である。第8図は従来の粘
着部材の側面図である。 1……粘着素材、1′……粘着部材、5,26
……定尺送りローラ、8,16,23……圧縮部
材、12,24……切断刃。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 同材質あるいは異材質からなる2枚の薄膜状
    表皮材と該表皮材の間でサンドイツチ状に介在す
    る粘着材とで構成される粘着素材の切断すべき部
    分を該2枚の表皮材が近接する方向に圧縮し、圧
    縮された該2枚の表皮材の間の該粘着材を側方へ
    逃がすことにより該2枚の表皮材の間より該粘着
    材を排除する圧縮工程と、 該粘着材が排除された該2枚の表皮材の部分で
    切断する切断工程とを順次実施することを特徴と
    する粘着部材の製造方法。
JP27978484A 1984-12-27 1984-12-27 粘着部材の製造方法 Granted JPS61100399A (ja)

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JP27978484A JPS61100399A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 粘着部材の製造方法

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JP27978484A JPS61100399A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 粘着部材の製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS61100399A JPS61100399A (ja) 1986-05-19
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ID=17615865

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JP27978484A Granted JPS61100399A (ja) 1984-12-27 1984-12-27 粘着部材の製造方法

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JP2015174977A (ja) * 2014-03-18 2015-10-05 日昌株式会社 両面粘着テープ及びその加工方法並びにその加工装置

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JPS61100399A (ja) 1986-05-19

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