JPS646451Y2 - - Google Patents

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JPS646451Y2
JPS646451Y2 JP4494682U JP4494682U JPS646451Y2 JP S646451 Y2 JPS646451 Y2 JP S646451Y2 JP 4494682 U JP4494682 U JP 4494682U JP 4494682 U JP4494682 U JP 4494682U JP S646451 Y2 JPS646451 Y2 JP S646451Y2
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JP
Japan
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end plug
support shaft
cover nut
manual operation
shifter housing
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JP4494682U
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JPS58149678U (ja
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は油圧電磁弁の特に手動操作機構の改
良に関する。
従来より知られている電磁弁の手動操作機構と
して例えば実公昭51−44188号公報には、配置状
態の電磁弁の上面側で挺子作用により軽い操作力
でレバー作動させる取付スペースの合理化可能な
ものが示されている。このものでは、電磁弁のソ
レノイド装置の端面に可動鉄心押込み用の手動操
作ピンを設けてこれをドライバーなどの工具で押
込むようにしたもの、或いはソレノイド装置端部
上面に可動鉄心端面部に達するゴム袋を配置して
このゴム袋内にドライバーなどを差し込んで挺子
運動で可動鉄心を押込むようにしたものなどに対
して、操作性、電磁弁全体の長さ寸法の短縮、電
磁弁取付スペースの合理化、防塵性の向上、誤作
動の防止等、種々の改良を達成し得たが、その操
作工具の差込みが電磁弁の上面側の如く一面に固
定的に定められるため、電磁弁が奥に入り込んだ
場所に取付けられたり、電磁弁のまわりに他の機
器などが近づいて配置されたりしていると操作工
具の差込みやその操作が困難となり、操作性の面
で今ひとつの改良が望まれていた。
この考案は、電磁弁の可動鉄心移動方向に沿つ
た軸心回りに任意の角度位置でその操作面を向け
ることができ、従つて電磁弁を設置した後での所
望の向きから操作工具を差し込んで操作すること
のできる改良された手動操作機構付電磁弁を提供
することを目的としている。
すなわちこの考案の手動操作機構付電磁弁で
は、前記目的を達成するために、弁体駆動用の可
動鉄心を摺移動可能に内蔵した筒体の端部が端栓
で封止され、この端栓に端面から手動で押込むこ
とにより前記可動鉄心を移動させる手動操作ピン
が前記端栓の中心軸に同軸状に貫挿され、前記端
栓の外周部に螺合するカバーナツトによつて前記
筒体の外周に挿嵌されたソレノイドコイルが固定
されてなる電磁弁において、 前記端栓の前記端面に重なるように前記カバー
ナツトに同軸状に着脱可能に連結され且つこのカ
バーナツトに対して相対的に任意の回転位置で固
定可能なシフターハウジングと、 外部からの操作で回転可能なように前記シフタ
ーハウジング内に両端部が枢支され且つ前記中心
軸から半径方向に隔つた位置にて前記中心軸方向
と直角な方向に向けられた支軸と、 前記シフターハウジング内にて前記支軸のほぼ
中央部に固定的に軸支され、前記支軸の回転によ
る回動に伴つてその先端部により前記手動操作ピ
ンの押込み操作を行なう作動レバー、 とが備えられているものである。
この考案は特に可動鉄心移動空間内が作動油で
満たされる油浸形の所謂ウエツトタイプ電磁弁に
好適であり、既存のものにさほど手を加えること
なく付加機構としてシフター部を組み合わせるだ
で容易に実現できるものである。
前記支軸はその端面に例えば六角穴の如き非円
形穴等、工具差込み穴を有し、この穴に操作工具
を差込んで回動操作されるものであり、この操作
工具としては少なくとも先端部の断面が前記差込
み穴の形状と同形に形成されたL字形工具などが
用いられる。
前記シフターハウジングは前記カバーナツトに
対して任意の回転位置で固定可能に連結され、こ
れは電磁弁の設置姿勢を考慮して前記支軸の端面
の差込み穴が操作工具の操作に都合の良い位置に
向くよう予じめ位置合わせできることを意味す
る。すなわちシフターハウジングはカバーナツト
の端部に挿嵌され、任意の回転位置に回わされ、
止めねじ等により所望回転位置で固定される。こ
のようにして電磁弁を設置した後での所望の向き
からの操作工具による手動操作が果されるもので
ある。
この考案においては、前記作動子レバー付支軸
を内蔵したシフターハウジングが新らたに準備さ
れ、このシフターハウジングとの連結性をもたせ
るためにカバーナツトが若干修正され、その他の
部品は全て既存の電磁弁のものをそのまま利用で
きるものである。
この考案の実施例を示せば、第1図はこの考案
の一実施例に係るウエツトタイプ油圧電磁弁の要
部縦断面図で、1は電磁弁ボデイ、2はこのボデ
イ1内の弁孔3に摺動可能に内蔵されたスプール
弁体である。このボデイ1の弁孔3の端部には、
内部に可動鉄心4を摺移動可能に内蔵した筒体5
の一端が螺着によつて封止連結され、筒体5の外
周にはソレノイドコイル6が挿嵌されている。7
は筒体5内のスプール側に固定配置された固定鉄
心で、ソレノイドコイル6の励磁によつて可動鉄
心4を吸引し、これによつて移動する可動鉄心4
が中空のプツシユロツド8を介してスプール弁体
2を変位させるようになつている。尚、9はスプ
ール弁体2を中立位置へ弾発付勢する弁ばねであ
る。図示の電磁弁のソレノイド装置は油浸形であ
り、従つてプツシユロツド8内を介して筒体5内
は弁ボデイ内の弁孔3と連通し、作動油で満され
ている。筒体5の他端は端栓10で封止され、こ
の端栓10の中心軸上を貫いて手動操作ピン11
がシールリング12によるシールと共に摺動可能
に挿設されており、この手動操作ピン11を端栓
10の端面から手動で押込むことにより、前記可
動鉄心4を丁度ソレノイドコイル6の励磁時と同
じように吸引位置へ移動させることができるよう
になされている。この端栓10の外周にはカバー
ナツト13が螺着され、その先端面は第2図に示
すように放射状波付面14となつていて同様な但
しピツチの異なる波付面に形成されたソレノイド
コイルケース15の端面と当接し、その締付によ
つてソレノイドコイル6すなわちコイルケース1
5を弁ボデイ1に押し付けて固定するようになつ
ている。
このようなソレノイド装置まわりの構造におい
てこの考案では前記カバーナツト13の端部にシ
フターハウジング16が連結され、カバーナツト
13に対して所望の回転位置で固定できるように
なされている。このシフターハウジング16は、
中央部に作動子レバー17を軸支した支軸18を
備え、この支軸18を外部から回わすことで作動
子レバー17を回動させ、作動子レバー17の先
端部により前述手動操作ピン11の押込み操作が
できるようになされている。
すなわち、シフターハウジング16は、端栓1
0の端面に重なるように、前記カバーナツト13
の端部に同軸状に連結されるもので、この連結部
は第3図a,bに拡大して示すように、カバーナ
ツト13の端部外周に設けられた溝19に第4図
の如きスナツプリング20を拡径状態にて遊嵌
し、シフターハウジング16の開口縁内周面にも
同様な溝21を設けておいて、両者を間に波付ワ
ツシヤ23を介して嵌め込み連結するもので、ま
ず嵌め込み開始時は第3図aの如くシフターハウ
ジング16の開口縁のテーパー部22によつてス
ナツプリング20を縮径して押込み、このときま
でにシフターハウジング16を回わしてカバーナ
ツト13に対し所望の回転位置に合わせておき、
その後さらにシフターハウジング16を押込んで
波付ワツシヤ23を圧接させ、スナツプリング2
0をシフターハウジング側の溝21に拡径嵌合さ
せている。これにより最終的にシフターハウジン
グ16は波付ワツシヤ23で回り止めをされた状
態でカバーナツト13に連結され、その回転位置
は前述の如く電磁弁設置状態での支軸18の回動
操作に都合の良い向きに合わせられるものであ
る。
支軸18は第2図に示すようにその端部に六角
穴24を有し、第5図に示す如くシフターハウジ
ング16内でその両端部が枢支され、しかも第1
図にも示すように中心軸CLから半径方向に隔つ
た位置にて中心軸線CLの方向と直角な方向に向
けられている。
作動子レバー17は前記支軸18のほぼ中央部
に固定的に軸支され、その先端部によつて支軸回
動時に手動操作ピン11を押込み操作できるよう
に先端部が中心軸CLまで達している。図示の例
では作動子レバー17は押しピン25を介して手
動操作ピン11を押込み操作するようになつてい
るが、この押しピン25は手動操作ピン11の延
長端と見做してもよい。
第6図aは、前記六角穴24にその先端26を
差込んで支軸18を、すなわち作動子レバー17
を回動操作するための操作工具27を示すもの
で、前記先端26は同図bに示す如く六角穴24
と同形の六角頭となつている。
尚、カバーナツト13とシフターハウジング1
6との連結回り止め構造は図示の例における溝1
9,21とスナツプリング20および波付ワツシ
ヤ23によるものに限定されるものではなく、予
じめ相互回動可能に連結されたカバーナツトとシ
フターハウジングとを止めねじ等で回り止めする
ようにしてもよく、或いはカバーナツト13の溝
19はそのままで、シフターハウジング16にそ
の周方向に間隔をおいていくつかの止めネジを設
け、この止めネジ先端をナツト13の溝19に入
り込むようにしてカバーナツトとシフターハウジ
ングを相互回動可能に嵌め合わせ、止めネジの締
め込みでその回動を固定するなど、種々の変形が
可能である。
この考案は叙上の通りであり、そのシフター部
の構造がコンパクトで、しかも既存のカバーナツ
トのみのものに対して互換性をもち、操作工具の
差込み部分を任意の回転位置に向けられるので電
磁弁の設置上の条件に対する操作性の難点が解消
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す要部縦断面
図、第2図はカバーナツトとシフターハウジング
との連結状態を示す外面図、第3図a,bは同じ
くカバーナツトとシフターハウジングとの連結部
を拡大して示す部分断面図、第4図はスナツプリ
ングの正面図、第5図は第2図−線矢視断面
図、第6図aは操作工具の外観を示す側面図、同
図bはその先端の端面図である。 1:電磁弁ボデイ、2:スプール弁体、4:可
動鉄心、5:筒体、6:ソレノイドコイル、1
0:端栓、11:手動操作ピン、13:カバーナ
ツト、16:シフターハウジング、17:手動子
レバー、18:支軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 弁体駆動用の可動鉄心を摺移動可能に内蔵した
    筒体の端部が端栓で封止され、この端栓に端面か
    ら手動で押込むことにより前記可動鉄心を移動さ
    せる手動操作ピンが前記端栓の中心軸に同軸状に
    貫挿され、前記端栓の外周部に螺合するカバーナ
    ツトによつて前記筒体の外周に挿嵌されたソレノ
    イドコイルが固定されてなる電磁弁において、 前記端栓の前記端面に重なるように前記カバー
    ナツトに同軸状に連結され且つこのカバーナツト
    に対して相対的に任意の回転位置で固定可能なシ
    フターハウジングと、 外部からの操作で回転可能なように前記シフタ
    ーハウジング内に両端部が枢支され且つ前記中心
    軸から半径方向に隔つた位置にて前記中心軸方向
    と直角な方向に向けられた支軸と、 前記シフターハウジング内にて前記支軸のほぼ
    中央部に固定的に軸支され、前記支軸の回転によ
    る回動に伴つてその先端部により前記手動操作ピ
    ンの押込み操作を行なう作動子レバー、 とを備えたことを特徴とする手動操作機構付電磁
    弁。
JP4494682U 1982-03-31 1982-03-31 手動操作機構付電磁弁 Granted JPS58149678U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4494682U JPS58149678U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 手動操作機構付電磁弁

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JP4494682U JPS58149678U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 手動操作機構付電磁弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58149678U JPS58149678U (ja) 1983-10-07
JPS646451Y2 true JPS646451Y2 (ja) 1989-02-20

Family

ID=30055989

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JP4494682U Granted JPS58149678U (ja) 1982-03-31 1982-03-31 手動操作機構付電磁弁

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6217720B2 (ja) * 2015-09-11 2017-10-25 ダイキン工業株式会社 電磁弁

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JPS58149678U (ja) 1983-10-07

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