JPS645488Y2 - - Google Patents

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JPS645488Y2
JPS645488Y2 JP1980018766U JP1876680U JPS645488Y2 JP S645488 Y2 JPS645488 Y2 JP S645488Y2 JP 1980018766 U JP1980018766 U JP 1980018766U JP 1876680 U JP1876680 U JP 1876680U JP S645488 Y2 JPS645488 Y2 JP S645488Y2
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JP
Japan
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tank
electric motor
output shaft
side wall
bottom plate
Prior art date
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JP1980018766U
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English (en)
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JPS56120056U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、洗浄水を貯留するタンクの上方に、
タンクの上方に配備した一対の回転洗浄ブラシの
上側を覆うカバーを設け、そのカバーの上面に、
育苗箱を斜めに挿入する育苗箱挿入口を設けると
ともに、前記育苗箱挿入口に挿入された斜め姿勢
の育苗箱の下面側に位置するタンク底板部分で前
記挿入斜め姿勢の育苗箱の先端位置から遠い底板
部分に、前記先端位置に近い底板部分の高さ位置
よりも高い位置を有せしめ、この底板の高い部位
の下方に入り込ませて形成された空間部に、前記
回転洗浄ブラシの駆動用の電動モータを配設し、
さらに、前記電動モータの出力軸をタンクの側壁
から外方へ突出させて、その出力軸から前記回転
洗浄ブラシに駆動力を伝達すべく構成し、かつ、
前記回転洗浄ブラシは、前記電動モータを配設し
た空間部の上方に設けたオーバーフロー口側に向
けてタンク内の上層洗浄水が流れるように回転方
向を設定してある育苗箱洗浄機に関する。
上記構造の育苗箱洗浄機は、育苗箱の挿抜方向
を、斜め上方から斜め下方に向けて設定してある
から、育苗箱を上下鉛直方向に沿つて移動させる
場合に比べて、自然な抜き差しができ、且つ抜き
出した育苗箱にまだ土が付着している場合に、直
ちに再び挿入する操作を極めて容易に行い易い。
そして、タンク底板部分の内で、育苗箱が位置
することとなるタンク底板部分から離れた底板部
分を上方に位置させて、その上方に位置させたタ
ンク底板外部のデツドスペースに回転洗浄ブラシ
駆動用の電動モータを配置してあるから、洗浄機
全体として占める専用面積が小さく装置全体をコ
ンパクトに構成し得る利点がある。
さらに、回転洗浄ブラシの回転によつてタンク
上面の洗浄水が流れる方向が電動モータが配備さ
れたデツドスペース側だから、洗浄水オーバーフ
ロー用の排水管を設け易いという利点がある。
ところが、上記洗浄機には、次に述べる問題が
あつた。
つまり、タンクの上方箇所には、回転洗浄ブラ
シにて撹拌飛散された洗浄水が外方に飛散しない
ようにカバー体が設けられるものであるが、少量
ではあるものの洗浄水の一部がタンク側壁を伝わ
つて流下してくる現象が生じることがある。そし
て、このように流下してくる水が電動モータの出
力軸に付着すると、出力軸を伝わつてモータ本体
に付着するものとなり、モータが作動不良を起こ
す等の不都合を起こす虞れがあつた。
そこで、上記の欠点を解消する手段として、一
般に、モータの出力軸を支えるベアリングの外側
に設けてあるシール部材の気密性を高くすること
も考えられるが、斯かる場合には、気密性の高い
シール部材を設けなければならない不都合があ
る。
本考案は、気密性の高いシール部材を設けるこ
となく、タンク側壁を伝わつて流下してくる水が
電動モータの出力軸に付着して、モータに悪影響
を与えるのを回避せんとするものである。
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、
前記オーバーフロー口側に近い回転洗浄ブラシか
らオーバーフロー口側の側壁にわたる範囲内で、
且つ、前記電動モータの出力軸が突出するタンク
側壁に、前記オーバーフロー口側を低位に位置さ
せた傾斜姿勢で、かつ、前記出力軸よりも上方の
一定範囲に、断面U字状に形成した水受止め具を
取付けて、前記電動モータの出力軸が突出するタ
ンク側壁を伝つて流下する水を受止めて前記出力
軸の軸受部を外れた位置に案内放出すべく構成し
た点にあり、かかる構成から次の作用効果を奏す
る。
すなわち、タンク側壁に伝わつて水が流下する
ことがあつても、水受止め具にてモータ出力軸に
水がふり掛かることのないように確実に受止め阻
止できるのであり、もつて、水受止め具を設ける
簡単な改良で冒記不都合を解消し、長期間に亘つ
て良好に使用することが可能な農用洗浄機を得る
に至つた。
しかも、前記水受止め具は側壁の一部を加工す
ることで構成されるものではないく、側壁とは別
個に構成されて側壁に取付けられるものであるか
ら、側壁自体の加工構造を複雑化することなく設
けることができる。
さらに、前記水受止め具は、電動モータ出力軸
の上方部分の一定範囲のみにわたつて設けてある
から、タンク横巾一杯にわたつて設ける場合に比
して、タンクの上下方向の巾に制限を受けること
なく、水受止め具を排水効率の良い急傾斜姿勢で
設けることができる利点がある。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述す
る。
第1図は育苗箱洗浄機の一部切欠き斜視図、第
2図はその縦断正面図、第3図はその一部切欠き
側面を示しており、育苗箱1を浸漬する洗浄水を
貯留するタンク2が基台として設けられ、このタ
ンク2の上方に、箱内面を下方に向けて上方より
斜め下方に押込み移動される育苗箱1を洗浄する
一対の回転洗浄ブラシ3,4を支承したカバー5
が設けられている。このカバー5の上部には育苗
箱挿入口6が開口されるとともに、この挿入口6
には、育苗箱1の移動方向を規制する育苗箱案内
枠7が設けられている。
前記タンク2の底板2Aの内で、育苗箱が位置
することとなるタンク底板部分から離れた底板部
分を上方に位置させて、その上方に位置させたタ
ンク底板外部の空間部(デツドスペース)Sに電
動モータ8が配備され、このモータ8のタンク側
壁2aよりも外方に突出する出力軸8aと、一方
のブラシ4とが、前記タンク側壁2aに沿つて設
けたベルト伝動機構9にて連動され、前記一方の
ブラシ4と他方のブラシ3とがチエン伝動機構1
0にて連動連結されている。
前記タンク側壁2aに、これに伝わつて流下し
てくる水が前記出力軸8aにふり掛かるのを受止
め阻止する水受止め具11が取付けられている。
この水受止め具11は、タンク側壁2aに固着し
た断面形状U字状の部材11aにて水を受止めて
前記出力軸8aを外れた位置に案内放出すべく構
成されている。
又、前記水受止め具11は、オーバーフロー口
14a側に近い回転洗浄ブラシ3からオーバーフ
ロー口14a側の側壁2bにわたる範囲内で、且
つ、オーバーフロー14a側を低位に位置させた
傾斜姿勢で取付けられている。
尚、図中12は、ベルト伝動機構9及びチエー
ン伝動機構10部分を覆うカバー、13は、圧送
されてくる水を噴出口13a…より育苗箱1にふ
り掛けるパイプ、14は、タンク2内の洗浄水の
水面高さを一定に保つべく水を機外に順次排出す
るオーバーフロー口14a形成用の排水管、15
は、前記育苗箱挿入口6を開閉し、且つ、閉塞が
わに付勢された蓋体、16は、前記モータ8の起
動及び停止を司る電気スイツチボツクス、17は
タンク2のドレンプラグである。
育苗箱洗浄機は、以上の様に構成されたもので
あつて、作業者が挿入口6より育苗箱1を斜め下
方に向かつて挿入すると、先ずパイプ13の噴出
口13a…より育苗箱1に水が飛散され、その後
一対のブラシ3,4の間に挾み込まれた状態でこ
れらブラシ3,4の共働で育苗箱1に付着した泥
並びに根等が掻落とされ、次に、洗浄水内に育苗
箱1が浸漬されて、育苗箱1より泥並びに根等が
遊離されることになる。尚、例示図に示す如く、
この洗浄機は1回の挿入で育苗箱1全長の約半分
を洗浄するようになつており、育苗箱1を反転さ
せて再び挿入して残る半分を洗浄することにな
る。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る育苗箱洗浄機の実施例を示
し、第1図は育苗箱洗浄機の一部切欠き斜視図、
第2図は同機の縦断正面図、第3図は同機の一部
切欠き側面図である。 1…育苗箱、2…タンク、2a,2b…タンク
側壁、2A…タンク底板、3,4…回転洗浄ブラ
シ、5…カバー、6…育苗箱挿入口、8…電動モ
ータ、8a…出力軸、9…伝動機構、11…水受
止め具、14a…オーバーフロー口、S…空間
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 洗浄水を貯留するタンク2の上方に、タンク2
    の上方に配備した一対の回転洗浄ブラシ3,4の
    上側を覆うカバー5を設け、そのカバー5の上面
    に、育苗箱1を斜めに挿入する育苗箱挿入口6を
    設けるとともに、前記育苗箱挿入口6に挿入され
    た斜め姿勢の育苗箱1の下面側に位置するタンク
    底板2A部分で前記挿入斜め姿勢の育苗箱の先端
    位置から遠い底板部分に、前記先端位置に近い底
    板部分の高さ位置よりも高い位置を有せしめ、こ
    の底板2Aの高い部位の下方に入り込ませて形成
    された空間部Sに、前記回転洗浄ブラシ3,4の
    駆動用の電動モータ8を、その出力軸8aが前記
    回転洗浄ブラシ3,4の回転軸芯と平行な方向に
    沿う状態で配設し、さらに、前記電動モータ8の
    出力軸8aをタンク2の側壁2aから外方へ突出
    させて、その出力軸8aから前記回転洗浄ブラシ
    3,4に駆動力を伝達すべく構成し、かつ、前記
    回転洗浄ブラシ3,4は、前記電動モータ8を配
    設した空間部の上方に設けたオーバーフロー口1
    4a側に向けてタンク2内の上層洗浄水が流れる
    ように回転方向を設定してある育苗箱洗浄機であ
    つて、前記オーバーフロー口14a側に近い回転
    洗浄ブラシ3からオーバーフロー口14a側の側
    壁2bにわたる範囲内で、且つ、前記電動モータ
    8の出力軸8aが突出するタンク側壁2aに、前
    記オーバーフロー口14a側を低位に位置させた
    傾斜姿勢で、かつ、前記出力軸8aよりも上方の
    一定範囲に、断面U字状に形成した水受止め具1
    1を取付けて、前記電動モータ8の出力軸8aが
    突出するタンク側壁2aを伝つて流下する水を受
    止めて前記出力軸8aの軸受部を外れた位置に案
    内放出すべく構成してあることを特徴とする育苗
    箱洗浄機。
JP1980018766U 1980-02-16 1980-02-16 Expired JPS645488Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980018766U JPS645488Y2 (ja) 1980-02-16 1980-02-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980018766U JPS645488Y2 (ja) 1980-02-16 1980-02-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56120056U JPS56120056U (ja) 1981-09-12
JPS645488Y2 true JPS645488Y2 (ja) 1989-02-10

Family

ID=29615061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980018766U Expired JPS645488Y2 (ja) 1980-02-16 1980-02-16

Country Status (1)

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JP (1) JPS645488Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5417646A (en) * 1977-07-08 1979-02-09 Shimadzu Corp Automatic medical examination device
JPS5648131U (ja) * 1979-09-20 1981-04-28

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5417646A (en) * 1977-07-08 1979-02-09 Shimadzu Corp Automatic medical examination device
JPS5648131U (ja) * 1979-09-20 1981-04-28

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JPS56120056U (ja) 1981-09-12

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