JPS645383B2 - - Google Patents
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- JPS645383B2 JPS645383B2 JP8909982A JP8909982A JPS645383B2 JP S645383 B2 JPS645383 B2 JP S645383B2 JP 8909982 A JP8909982 A JP 8909982A JP 8909982 A JP8909982 A JP 8909982A JP S645383 B2 JPS645383 B2 JP S645383B2
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- JP
- Japan
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- recording
- head
- spring
- drive
- counter
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Links
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 20
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 16
- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 2
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 claims 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 37
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 4
- 230000033228 biological regulation Effects 0.000 description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000004146 energy storage Methods 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
Landscapes
- Moving Of Heads (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この出願の発明は記録又は再生装置における記
録又は再生ヘツドの送り装置に関し、蓄勢された
弾性部材により記録又は再生ヘツドの送りを行な
う手段を主要な特徴とする。
録又は再生ヘツドの送り装置に関し、蓄勢された
弾性部材により記録又は再生ヘツドの送りを行な
う手段を主要な特徴とする。
従来技術について
回転磁気シート等の記録媒体により情報の記録
又は再生を行なう記録又は再生装置、とくに記録
トラツクが記録媒体上に同心円状に設けられてい
る装置では、記録又は再生時に記録又は再生ヘツ
ドをひとつの記録トラツクから次の記録トラツク
へと歩進させて送りを行なう必要がある。この種
の送りを行なうための従来の手段はステツプモー
タあるいはプランジヤ等の電磁駆動源によるのが
普通であり、とくにステツプモータはその作動様
式が離散的ヘツド送りに対して適しているが、従
来の電磁駆動源は駆動源自体がかなり大型であつ
てまた消費電力も多いという欠点があり、とくに
記録又は再生装置全体の電源を乾電池等の内蔵電
源から供給されるいわゆるハンデイタイプの記録
又は再生装置については従来の電磁駆動手段は消
費電力及び容積の点から好ましいものではなかつ
た。
又は再生を行なう記録又は再生装置、とくに記録
トラツクが記録媒体上に同心円状に設けられてい
る装置では、記録又は再生時に記録又は再生ヘツ
ドをひとつの記録トラツクから次の記録トラツク
へと歩進させて送りを行なう必要がある。この種
の送りを行なうための従来の手段はステツプモー
タあるいはプランジヤ等の電磁駆動源によるのが
普通であり、とくにステツプモータはその作動様
式が離散的ヘツド送りに対して適しているが、従
来の電磁駆動源は駆動源自体がかなり大型であつ
てまた消費電力も多いという欠点があり、とくに
記録又は再生装置全体の電源を乾電池等の内蔵電
源から供給されるいわゆるハンデイタイプの記録
又は再生装置については従来の電磁駆動手段は消
費電力及び容積の点から好ましいものではなかつ
た。
またヘツドの移動を、単に電力を消費する電磁
駆動手段を用いない例えばカム等の移動によつて
行なうようにした例としては、USP3154308号の
ようなものがあるが、駆動手段の駆動力の蓄勢を
含む各動作の制御の点で操作性の良いものではな
かつた。
駆動手段を用いない例えばカム等の移動によつて
行なうようにした例としては、USP3154308号の
ようなものがあるが、駆動手段の駆動力の蓄勢を
含む各動作の制御の点で操作性の良いものではな
かつた。
この出願の発明の目的
この出願の発明は、従来の記録又は再生ヘツド
の送り装置の前述の欠点を除去し、装置の小型化
に適し、消費電力の少ない記録又は再生ヘツドの
送り装置を提供することを目的とする。
の送り装置の前述の欠点を除去し、装置の小型化
に適し、消費電力の少ない記録又は再生ヘツドの
送り装置を提供することを目的とする。
また、記録又は再生ヘツドの送りのための駆動
源の応答性が良好で、単位時間内に移動するトラ
ツクの量を多くすることができる記録又は再生ヘ
ツドの送り装置を提供することを目的とする。
源の応答性が良好で、単位時間内に移動するトラ
ツクの量を多くすることができる記録又は再生ヘ
ツドの送り装置を提供することを目的とする。
上記の目的に加え、記録又は再生ヘツドの送り
の駆動源である弾性部材の蓄勢を機構が簡単で、
操作が容易な構成により行なうことができる記録
又は再生ヘツドの送り装置を提供することを目的
とする。
の駆動源である弾性部材の蓄勢を機構が簡単で、
操作が容易な構成により行なうことができる記録
又は再生ヘツドの送り装置を提供することを目的
とする。
この出願の発明の構成
この出願の発明は、所定の装填位置に装填され
た記録媒体に対し記録又は再生を行なう記録又は
再生ヘツドを支持し、前記記録媒体上の第1の位
置と第2の位置との間を移動可能なヘツドキヤリ
アと、前記ヘツドキヤリアを前記第1の位置から
前記第2の位置へと付勢する弾性部材と、前記ヘ
ツドキヤリアの前記弾性部材の付勢力による移動
位置を規制しこれを歩進制御する制御手段と、前
記記録媒体を前記装填位置より排出する動作に応
じて、前記ヘツドキヤリアを前記第1の位置へと
移動するとともに前記弾性部材に前記付勢力を蓄
勢する手段とを備える記録又は再生ヘツドの送り
装置を特徴とするものである。
た記録媒体に対し記録又は再生を行なう記録又は
再生ヘツドを支持し、前記記録媒体上の第1の位
置と第2の位置との間を移動可能なヘツドキヤリ
アと、前記ヘツドキヤリアを前記第1の位置から
前記第2の位置へと付勢する弾性部材と、前記ヘ
ツドキヤリアの前記弾性部材の付勢力による移動
位置を規制しこれを歩進制御する制御手段と、前
記記録媒体を前記装填位置より排出する動作に応
じて、前記ヘツドキヤリアを前記第1の位置へと
移動するとともに前記弾性部材に前記付勢力を蓄
勢する手段とを備える記録又は再生ヘツドの送り
装置を特徴とするものである。
上記の記述中後述の図示の実施例の引用はなん
らこの出願の発明の範囲を限定するものではな
く、この出願の発明は前述の特許請求の範囲の記
載内において適宜変更できるものである。
らこの出願の発明の範囲を限定するものではな
く、この出願の発明は前述の特許請求の範囲の記
載内において適宜変更できるものである。
また上記各発明において、記録又は再生ヘツド
はヘツドキヤリアに支持され、前記送り手段がこ
のヘツドキヤリアの送りを行なう実施態様を可と
する。
はヘツドキヤリアに支持され、前記送り手段がこ
のヘツドキヤリアの送りを行なう実施態様を可と
する。
さらに上記の発明において前記制御手段が電磁
石等の電磁手段により駆動される態様を可とする
が、この場合でも記録又は再生ヘツドの送りは弾
性部材により行ない、電磁手段はその制御のため
に作動するのであるから、従来の装置と比較して
電磁手段の小型化及び電力消費の低減をはかるこ
とができる。
石等の電磁手段により駆動される態様を可とする
が、この場合でも記録又は再生ヘツドの送りは弾
性部材により行ない、電磁手段はその制御のため
に作動するのであるから、従来の装置と比較して
電磁手段の小型化及び電力消費の低減をはかるこ
とができる。
以下図面を参照してこの出願の発明の実施例に
ついて説明する。下記の説明は、磁気シート収納
容器、記録又は再生装置の全体的構成、この出願
の発明の第1の実施例の詳細な構成、記録又は再
生ヘツドの送り及び位置規制、カウンタ、磁気シ
ート収納容器の取出し及び弾性部材の蓄勢、並び
にこの出願の発明の第2の実施例の順序で行な
う。
ついて説明する。下記の説明は、磁気シート収納
容器、記録又は再生装置の全体的構成、この出願
の発明の第1の実施例の詳細な構成、記録又は再
生ヘツドの送り及び位置規制、カウンタ、磁気シ
ート収納容器の取出し及び弾性部材の蓄勢、並び
にこの出願の発明の第2の実施例の順序で行な
う。
磁気シート収納容器(第1図)
第1図は回転磁気シートを内蔵する収納容器を
示し、図において1は回転磁気シート、2は収納
容器、1aは記録又は再生装置本体に設けられて
いる磁気シート駆動軸(第3図の11)と結合す
るための軸結合部であり、磁気シート1はこの軸
を中心として同心円状に記録トラツクが設けられ
る。2aは収納容器2の第1図で紙面裏側面に設
けられた開口部で、記録又は再生ヘツド(この例
では磁気ヘツド。以下記録ヘツドという。)はこ
の開口部で磁気シート1と接触するよう配設され
る。3はカウンタ爪車であつて記録したトラツク
数を表示するためのものであり、爪車3の外周部
にはV溝が設けられている。4は弾性部材でその
先端の爪部4aが上記のV溝とかみ合い、爪車3
の位置を保持する。爪車3の中心部には後述の記
録又は再生装置のカウンタ駆動軸(第4図の4
6)と係合する軸穴が設けられ、その軸穴はキー
溝3aを有する。2bは収納容器2に刻まれた指
標で、指標2bとキー溝3aの相対位置から記録
されたトラツク数を知ることができる。
示し、図において1は回転磁気シート、2は収納
容器、1aは記録又は再生装置本体に設けられて
いる磁気シート駆動軸(第3図の11)と結合す
るための軸結合部であり、磁気シート1はこの軸
を中心として同心円状に記録トラツクが設けられ
る。2aは収納容器2の第1図で紙面裏側面に設
けられた開口部で、記録又は再生ヘツド(この例
では磁気ヘツド。以下記録ヘツドという。)はこ
の開口部で磁気シート1と接触するよう配設され
る。3はカウンタ爪車であつて記録したトラツク
数を表示するためのものであり、爪車3の外周部
にはV溝が設けられている。4は弾性部材でその
先端の爪部4aが上記のV溝とかみ合い、爪車3
の位置を保持する。爪車3の中心部には後述の記
録又は再生装置のカウンタ駆動軸(第4図の4
6)と係合する軸穴が設けられ、その軸穴はキー
溝3aを有する。2bは収納容器2に刻まれた指
標で、指標2bとキー溝3aの相対位置から記録
されたトラツク数を知ることができる。
記録又は再生装置の全体的構成(第2図)
第2図は記録又は再生装置の全体的構成を示す
もので、76が前述の磁気シート収納容器2が装
填される装填部、80が記録又は再生装置の筐
体、77が装填部76と筐体80とを結合する回
転軸、61がイジエクトレバー、61dがその操
作部、71がロツクレバー、75がロツク部材で
ある。ロツクレバー71のフツク部71aがロツ
ク部材75と係合し、装填部76が筐体80に対
して閉成されているが、イジエクトレバーの操作
部61dを押しこむと同レバーの末端部61gが
ロツクレバーの一端71bと当接し、ロツクレバ
ー71とロツク部材75との係合をはずし、不図
示のばねにより装填部76は矢印A方向に回動す
る。さらに磁気シート収納容器2は不図示のばね
により装填部外へ押し出される。なおイジエクト
レバーに関する詳細な機構については後述する。
もので、76が前述の磁気シート収納容器2が装
填される装填部、80が記録又は再生装置の筐
体、77が装填部76と筐体80とを結合する回
転軸、61がイジエクトレバー、61dがその操
作部、71がロツクレバー、75がロツク部材で
ある。ロツクレバー71のフツク部71aがロツ
ク部材75と係合し、装填部76が筐体80に対
して閉成されているが、イジエクトレバーの操作
部61dを押しこむと同レバーの末端部61gが
ロツクレバーの一端71bと当接し、ロツクレバ
ー71とロツク部材75との係合をはずし、不図
示のばねにより装填部76は矢印A方向に回動す
る。さらに磁気シート収納容器2は不図示のばね
により装填部外へ押し出される。なおイジエクト
レバーに関する詳細な機構については後述する。
この出願の発明の第1の実施例の詳細な構成(第
3図〜第5図) 第3図及び第4図はこの出願の発明の記録ヘツ
ド送り及び位置規制装置の詳細な構成を示し、図
を判り易くするため第3図に上層部を、第4図に
下層部を示している。なお磁気シート収納容器2
は、前記第2図における装填部76の閉成時には
第3図では紙面手前に紙面と平行に位置する。ま
た第5図は第4図中制御部分を拡大して示してい
る。
3図〜第5図) 第3図及び第4図はこの出願の発明の記録ヘツ
ド送り及び位置規制装置の詳細な構成を示し、図
を判り易くするため第3図に上層部を、第4図に
下層部を示している。なお磁気シート収納容器2
は、前記第2図における装填部76の閉成時には
第3図では紙面手前に紙面と平行に位置する。ま
た第5図は第4図中制御部分を拡大して示してい
る。
これらの図において、11は磁気シート駆動軸
であり、第1図の磁気シート1の結合部1aの軸
穴に嵌合し、磁気シート1を回転させる。12は
モータで駆動軸11を駆動し、13はヘツドキヤ
リアであつて記録ヘツド14を支持する。18及
び19は2本の案内レールで、筐体80内で第3
図及び第4図に示すy軸に平行に支持され、ヘツ
ドキヤリア13はこれらの案内レール18,19
に沿つて移動可能である。ヘツドキヤリア13の
移動方向(y軸方向)は、記録ヘツド14のギヤ
ツプ部の動きとしては、回転軸11の中心から半
径方向への動きに相当する。15はヘツドキヤリ
ア駆動ばねで、ヘツドキヤリア13はばね15に
より、第3図でいうとy軸下方へ付勢されてい
る。またばね15の他端は筐体80に植設された
ピン81に固定される。16はヘツドキヤリア1
3の下面(第3図では紙面裏側)に植設されたフ
オロアピン、17は同じく付勢ピンである。
であり、第1図の磁気シート1の結合部1aの軸
穴に嵌合し、磁気シート1を回転させる。12は
モータで駆動軸11を駆動し、13はヘツドキヤ
リアであつて記録ヘツド14を支持する。18及
び19は2本の案内レールで、筐体80内で第3
図及び第4図に示すy軸に平行に支持され、ヘツ
ドキヤリア13はこれらの案内レール18,19
に沿つて移動可能である。ヘツドキヤリア13の
移動方向(y軸方向)は、記録ヘツド14のギヤ
ツプ部の動きとしては、回転軸11の中心から半
径方向への動きに相当する。15はヘツドキヤリ
ア駆動ばねで、ヘツドキヤリア13はばね15に
より、第3図でいうとy軸下方へ付勢されてい
る。またばね15の他端は筐体80に植設された
ピン81に固定される。16はヘツドキヤリア1
3の下面(第3図では紙面裏側)に植設されたフ
オロアピン、17は同じく付勢ピンである。
21はヘツド制御部材、22はばね、23及び
24は案内レールであつて、ヘツド制御部材21
は前記y軸と直交するx軸に沿つて移動可能であ
り、ばね22によりx軸左方へ付勢されている。
案内レール23,24は筐体80内で前記x軸方
向に平行に支持されている。ヘツド制御部材21
には、斜面部21a(第4図)とラチエツト部2
1b(第5図)とが設けられており、斜面部21
aはx軸と角度θをなし、ヘツドキヤリア13に
植設されたフオロアピン16が当接する。一方ラ
チエツト部21bは第5図に示すようにピツチP
を有する。25はピンで、ばね22の付勢力によ
るヘツド制御部材21のx軸左方への動きを規制
する。
24は案内レールであつて、ヘツド制御部材21
は前記y軸と直交するx軸に沿つて移動可能であ
り、ばね22によりx軸左方へ付勢されている。
案内レール23,24は筐体80内で前記x軸方
向に平行に支持されている。ヘツド制御部材21
には、斜面部21a(第4図)とラチエツト部2
1b(第5図)とが設けられており、斜面部21
aはx軸と角度θをなし、ヘツドキヤリア13に
植設されたフオロアピン16が当接する。一方ラ
チエツト部21bは第5図に示すようにピツチP
を有する。25はピンで、ばね22の付勢力によ
るヘツド制御部材21のx軸左方への動きを規制
する。
31は爪駆動レバーで軸32を中心として回動
可能に支持され、ばえ33により反時計方向の付
勢力が与えられているが、通常は位置規制ピン3
0に当接している。44は電磁石である。34は
吸着片であつて爪駆動レバー31に設けられ、電
磁石44により吸引される。36及び37は送り
爪であつて、爪駆動レバー31の一端に軸35を
介して軸支される。送り爪36,37は、ばね3
8及び39により、それぞれ時計方向に付勢され
ており、それらの先端爪部36a,37aはそれ
ぞれ制御部材21のラチエツト部21bとかみ合
い可能になつている(第5図参照)。そしてこれ
らの爪部36aと37aとのx軸方向のずれは
P/2となるように形成されている。爪駆動レバ
ー31に設けられている吸着片34が電磁石44
により吸着されると、爪駆動レバー31はばね3
3の付勢力に抗して時計方向に回動する。この回
動によりレバー31の一端に軸支されている送り
爪36及び37も大略x軸に沿つて右方へ移動す
る。その際ラチエツト部21bとかみ合い可能に
なつている爪部36a及び37aのx軸に沿う移
動量をlとするとP/2<l<Pとなるよう各レ
バーの形状及び支点の位置が定められている。
可能に支持され、ばえ33により反時計方向の付
勢力が与えられているが、通常は位置規制ピン3
0に当接している。44は電磁石である。34は
吸着片であつて爪駆動レバー31に設けられ、電
磁石44により吸引される。36及び37は送り
爪であつて、爪駆動レバー31の一端に軸35を
介して軸支される。送り爪36,37は、ばね3
8及び39により、それぞれ時計方向に付勢され
ており、それらの先端爪部36a,37aはそれ
ぞれ制御部材21のラチエツト部21bとかみ合
い可能になつている(第5図参照)。そしてこれ
らの爪部36aと37aとのx軸方向のずれは
P/2となるように形成されている。爪駆動レバ
ー31に設けられている吸着片34が電磁石44
により吸着されると、爪駆動レバー31はばね3
3の付勢力に抗して時計方向に回動する。この回
動によりレバー31の一端に軸支されている送り
爪36及び37も大略x軸に沿つて右方へ移動す
る。その際ラチエツト部21bとかみ合い可能に
なつている爪部36a及び37aのx軸に沿う移
動量をlとするとP/2<l<Pとなるよう各レ
バーの形状及び支点の位置が定められている。
42はカウンタ送り爪で軸41を介して爪駆動
レバー31に軸支され、ばね43により時計方向
へ付勢されており、その先端爪部42aは次に説
明するカウンタ駆動ギア45のラチエツト部とか
み合い可能になつている。カウンタ駆動ギア45
は、その中心部に駆動軸46を有し、駆動軸46
は凸部46aを具えている。軸46は収納容器2
に設けられているカウンタ爪車3(第1図)の中
央軸穴部及びキー溝部3aと係合可能である。さ
らに軸46は不図示のばねにより第4図で紙面表
方向へ付勢され、軸方向へスライド可能になつて
いる。磁気シート収納容器2の装填時、凸部46
aとキー溝部3aとの位相が合わないときは、軸
46はカウンタ爪車3の軸穴とは係合せず、爪車
3を駆動させないで回転する。凸部46aとキー
溝部3aとの位相が合致したとき軸46とカウン
タ爪車3の軸穴とがはじめて係合する。そして両
者が係合したときに、はじめて磁気シート1に情
報の記録が可能になるようにしておけば、例えば
途中で取り出した収納容器2を再び装填して使用
する場合に、情報が記録ずみのトラツクには再び
記録がなされず、未記録のトラツクから記録がな
されるので二重書込み等の事故を防ぐことができ
る。カウンタ駆動ギア45の外周にはピツチ角度
αでラチエツトが刻まれており、このピツチ角度
は前述のカウンタ爪車3の外周部に設けられてい
るV溝と同一ピツチであつて、送り爪42の爪部
42aとかみ合い可能である。さらに駆動ギア4
5には、不図示のばねにより時計方向の付勢力が
常時加えられており、その初期位相は同ギアに植
設された位相制御ピン47が固定の規制部80に
衝合することによつて規制されている。ここで駆
動レバー31が電磁石44により時計方向へ回動
すると、カウンタ送り爪42は大略x軸左方へ移
動するが、このときの送り爪42による駆動ギア
45の回転角をβとすると、α<β<2αとなる
ようそれぞれの形状が定められている。
レバー31に軸支され、ばね43により時計方向
へ付勢されており、その先端爪部42aは次に説
明するカウンタ駆動ギア45のラチエツト部とか
み合い可能になつている。カウンタ駆動ギア45
は、その中心部に駆動軸46を有し、駆動軸46
は凸部46aを具えている。軸46は収納容器2
に設けられているカウンタ爪車3(第1図)の中
央軸穴部及びキー溝部3aと係合可能である。さ
らに軸46は不図示のばねにより第4図で紙面表
方向へ付勢され、軸方向へスライド可能になつて
いる。磁気シート収納容器2の装填時、凸部46
aとキー溝部3aとの位相が合わないときは、軸
46はカウンタ爪車3の軸穴とは係合せず、爪車
3を駆動させないで回転する。凸部46aとキー
溝部3aとの位相が合致したとき軸46とカウン
タ爪車3の軸穴とがはじめて係合する。そして両
者が係合したときに、はじめて磁気シート1に情
報の記録が可能になるようにしておけば、例えば
途中で取り出した収納容器2を再び装填して使用
する場合に、情報が記録ずみのトラツクには再び
記録がなされず、未記録のトラツクから記録がな
されるので二重書込み等の事故を防ぐことができ
る。カウンタ駆動ギア45の外周にはピツチ角度
αでラチエツトが刻まれており、このピツチ角度
は前述のカウンタ爪車3の外周部に設けられてい
るV溝と同一ピツチであつて、送り爪42の爪部
42aとかみ合い可能である。さらに駆動ギア4
5には、不図示のばねにより時計方向の付勢力が
常時加えられており、その初期位相は同ギアに植
設された位相制御ピン47が固定の規制部80に
衝合することによつて規制されている。ここで駆
動レバー31が電磁石44により時計方向へ回動
すると、カウンタ送り爪42は大略x軸左方へ移
動するが、このときの送り爪42による駆動ギア
45の回転角をβとすると、α<β<2αとなる
ようそれぞれの形状が定められている。
48は駆動ギア45に対する逆転阻止用板ばね
で、駆動ギア45の外周のラチエツトの歯と係合
することにより駆動ギア45の、前述不図示のば
ねによる逆転、即ち、送り爪42による送り方向
とは逆の回転を阻止するための阻止爪48aと後
述するイジエクトレバーの1つの腕と係合する延
長部48bとを具えてギア45の近傍の適宜の位
置に固定配置されている。
で、駆動ギア45の外周のラチエツトの歯と係合
することにより駆動ギア45の、前述不図示のば
ねによる逆転、即ち、送り爪42による送り方向
とは逆の回転を阻止するための阻止爪48aと後
述するイジエクトレバーの1つの腕と係合する延
長部48bとを具えてギア45の近傍の適宜の位
置に固定配置されている。
51及び52は位置規制爪であつて共通の軸5
5により軸支されており、かつばね53及び54
によりそれぞれ反時計方向への回動力が加えら
れ、それぞれの先端爪部51a及び52aは、第
5図に示すように、制御部材21のラチエツト部
21bとかみ合い可能となつている。また爪部5
1a及び52aの先端のx軸方向におけるずれは
P/2となるように形成されている。
5により軸支されており、かつばね53及び54
によりそれぞれ反時計方向への回動力が加えら
れ、それぞれの先端爪部51a及び52aは、第
5図に示すように、制御部材21のラチエツト部
21bとかみ合い可能となつている。また爪部5
1a及び52aの先端のx軸方向におけるずれは
P/2となるように形成されている。
61はイジエクトレバーであり、y軸方向に沿
う長孔61e及び61fを有しており、それぞれ
軸62及び63により案内されている。イジエク
トレバー61は、ばね68により、y軸方向で第
4図下方に付勢されているが、長孔61e及び軸
62により通常は第4図の位置に保たれている。
さらに同レバーには、61a,61b及び61c
で示す3つの腕が設けられ、後述のように、それ
ぞれ、送り爪36及び37の一端36b及び37
bと、カウンタ送り爪42及び板ばね48の延長
部48bと、並びに、位置規制爪51及び52の
一端51b及び52bと係接するようになつてい
る。イジエクトレバー61に植設されたピン6
4,65及び66の間には第4図に示すように付
勢ばね67が掛けられていて、付勢ばね67には
ピン65と66により所定の初期応力が発生する
ようになつている。ばね67の一枝67aとヘツ
ドキヤリア13に植設された付勢ピン17とは、
後述のように、係接可能になつている。さらにイ
ジエクトレバー61の末端部61gは、第2図に
関連して説明したように、ロツクレバー71の一
端71bと係接可能になつている。
う長孔61e及び61fを有しており、それぞれ
軸62及び63により案内されている。イジエク
トレバー61は、ばね68により、y軸方向で第
4図下方に付勢されているが、長孔61e及び軸
62により通常は第4図の位置に保たれている。
さらに同レバーには、61a,61b及び61c
で示す3つの腕が設けられ、後述のように、それ
ぞれ、送り爪36及び37の一端36b及び37
bと、カウンタ送り爪42及び板ばね48の延長
部48bと、並びに、位置規制爪51及び52の
一端51b及び52bと係接するようになつてい
る。イジエクトレバー61に植設されたピン6
4,65及び66の間には第4図に示すように付
勢ばね67が掛けられていて、付勢ばね67には
ピン65と66により所定の初期応力が発生する
ようになつている。ばね67の一枝67aとヘツ
ドキヤリア13に植設された付勢ピン17とは、
後述のように、係接可能になつている。さらにイ
ジエクトレバー61の末端部61gは、第2図に
関連して説明したように、ロツクレバー71の一
端71bと係接可能になつている。
ロツクレバー71は、ばね73により軸72を
中心として反時計方向へ付勢されており、通常は
ピン74によりその位置が規制されている。第2
図に関してふれたように、収納容器装填部76に
収納容器2を装填し、装填部76を筐体80に対
して装着すると、前述の如く、磁気シート1の軸
結合部1aの軸穴部と磁気シート駆動軸11とが
係合するとともに、位相が合致しているときは、
カウンタ駆動軸46及びその凸部46aと収納容
器2側のカウンタ爪車3の軸穴及びキー溝部3a
とが係合する。さらにこれらの一連の動作ととも
に収納容器装填部76に設けられたロツク部材7
5とロツクレバー71のフツク部71aとが係合
し、同装填部76が筐体80に対して閉成され
る。
中心として反時計方向へ付勢されており、通常は
ピン74によりその位置が規制されている。第2
図に関してふれたように、収納容器装填部76に
収納容器2を装填し、装填部76を筐体80に対
して装着すると、前述の如く、磁気シート1の軸
結合部1aの軸穴部と磁気シート駆動軸11とが
係合するとともに、位相が合致しているときは、
カウンタ駆動軸46及びその凸部46aと収納容
器2側のカウンタ爪車3の軸穴及びキー溝部3a
とが係合する。さらにこれらの一連の動作ととも
に収納容器装填部76に設けられたロツク部材7
5とロツクレバー71のフツク部71aとが係合
し、同装填部76が筐体80に対して閉成され
る。
記録ヘツドの送り及び位置規制について
前述の構成において、収納容器2が装填され、
装填部76が係止されると、モータ12により駆
動されて磁気シート1が回転し、記録ヘツド14
によつて情報の記録又は再生がなされる。ここで
記録ヘツド14にトラツク間の歩進を行なわせる
ために、電磁石44により吸着片34を間欠的に
吸引し、爪駆動レバー31を時計方向に回動させ
る。この回動により、前述のように、送り爪36
によりヘツド制御部材21がx軸右方へ前述のl
だけ移動する。そして電磁石44の吸引が停止す
ると、制御部材21はばね22に引かれてx軸左
方へ戻ろうとするが、その際位置規制爪51と
P/2だけずれた位置規制爪52の先端52aと
ラチエツト部21bとが係合し、ヘツド制御部材
21は結果的にP/2だけx軸右方へ移動したこ
とになる。次に電磁石44が再び吸着片34を吸
引すると、今度は送り爪37と位置規制爪51と
により、ヘツド制御部材21はP/2だけさらに
x軸右方へ移動し、以下電磁石44が作動するご
とに同制御部材21は歩進運動を繰り返す。
装填部76が係止されると、モータ12により駆
動されて磁気シート1が回転し、記録ヘツド14
によつて情報の記録又は再生がなされる。ここで
記録ヘツド14にトラツク間の歩進を行なわせる
ために、電磁石44により吸着片34を間欠的に
吸引し、爪駆動レバー31を時計方向に回動させ
る。この回動により、前述のように、送り爪36
によりヘツド制御部材21がx軸右方へ前述のl
だけ移動する。そして電磁石44の吸引が停止す
ると、制御部材21はばね22に引かれてx軸左
方へ戻ろうとするが、その際位置規制爪51と
P/2だけずれた位置規制爪52の先端52aと
ラチエツト部21bとが係合し、ヘツド制御部材
21は結果的にP/2だけx軸右方へ移動したこ
とになる。次に電磁石44が再び吸着片34を吸
引すると、今度は送り爪37と位置規制爪51と
により、ヘツド制御部材21はP/2だけさらに
x軸右方へ移動し、以下電磁石44が作動するご
とに同制御部材21は歩進運動を繰り返す。
前述のようにヘツド制御部材21には、x軸と
角度θの傾きを有する斜面部21aが設けられて
おり、斜面部21aにヘツドキヤリア13に植設
されたフオロアピン16が当接しているのでヘツ
ド制御部材21がx軸右方へP/2だけ移動し、
斜面部21aによるカムリツトが減少する方向に
作用すると、ヘツドキヤリア13は、ばね15の
付勢力によりy軸方向で第4図の下方へ1/2P・
tanθだけ移動する。すなわち磁気シート1におけ
るトラツク間の距離を1/2P・tanθにしておけば、
換言すればトラツク間の距離に応じて上記のP及
びθの値を定めれば、電磁石44の吸引ごとに1
トラツクずつ記録ヘツド14の送りが行なわれ
る。このようにして、記録ヘツド14は、ばね1
5により第4図中下方へ移動し、かつ電磁石44
の作動により、送り爪36,37及び位置規制爪
51,52、斜面部21a並びにフオロアピン1
6を介してひとつのトラツクから次のトラツクへ
と位置規制が行なわれる。
角度θの傾きを有する斜面部21aが設けられて
おり、斜面部21aにヘツドキヤリア13に植設
されたフオロアピン16が当接しているのでヘツ
ド制御部材21がx軸右方へP/2だけ移動し、
斜面部21aによるカムリツトが減少する方向に
作用すると、ヘツドキヤリア13は、ばね15の
付勢力によりy軸方向で第4図の下方へ1/2P・
tanθだけ移動する。すなわち磁気シート1におけ
るトラツク間の距離を1/2P・tanθにしておけば、
換言すればトラツク間の距離に応じて上記のP及
びθの値を定めれば、電磁石44の吸引ごとに1
トラツクずつ記録ヘツド14の送りが行なわれ
る。このようにして、記録ヘツド14は、ばね1
5により第4図中下方へ移動し、かつ電磁石44
の作動により、送り爪36,37及び位置規制爪
51,52、斜面部21a並びにフオロアピン1
6を介してひとつのトラツクから次のトラツクへ
と位置規制が行なわれる。
上記の装置では記録ヘツド14の移動をヘツド
キヤリア駆動ばね15により行なつているので、
従来の装置のようにヘツド駆動のための大きな電
磁駆動源を必要とせず、装置の小型化及び電力消
費の節約に寄与する。またヘツド制御部材21の
斜面部21aの勾配が同制御部材21の移動方向
に対して反時計方向へθの傾きをもつているの
で、ヘツドキヤリア13に対する駆動ばね15の
付勢力をFとするとフオロアピン16を介してヘ
ツド制御部材21にFtanθの分力が同部材の移動
方向に作用するために電磁石44による吸引力も
きわめて少なくてすむことになり、さらに上記の
傾き角θを調節することにより、トラツクピツチ
に適した送り量を定め、かつ上記の分力の配分を
することができるので、装置構成上の自由度が増
大する。なお上記の例では送り爪36,37及び
位置規制爪51,52はともに2組ずつ設けてい
るが、それぞれ1組ずつ設けても同様な作用を行
なうことは明らかであり、これらの組数はトラツ
ク間の送り量及びラチエツト等の加工性によつて
定まる。さらに電磁石44に代えて他の間欠駆動
機構によることも、もとより可能である。
キヤリア駆動ばね15により行なつているので、
従来の装置のようにヘツド駆動のための大きな電
磁駆動源を必要とせず、装置の小型化及び電力消
費の節約に寄与する。またヘツド制御部材21の
斜面部21aの勾配が同制御部材21の移動方向
に対して反時計方向へθの傾きをもつているの
で、ヘツドキヤリア13に対する駆動ばね15の
付勢力をFとするとフオロアピン16を介してヘ
ツド制御部材21にFtanθの分力が同部材の移動
方向に作用するために電磁石44による吸引力も
きわめて少なくてすむことになり、さらに上記の
傾き角θを調節することにより、トラツクピツチ
に適した送り量を定め、かつ上記の分力の配分を
することができるので、装置構成上の自由度が増
大する。なお上記の例では送り爪36,37及び
位置規制爪51,52はともに2組ずつ設けてい
るが、それぞれ1組ずつ設けても同様な作用を行
なうことは明らかであり、これらの組数はトラツ
ク間の送り量及びラチエツト等の加工性によつて
定まる。さらに電磁石44に代えて他の間欠駆動
機構によることも、もとより可能である。
カウンタについて
電磁石44が作動し、吸着片34を吸引するた
びに、前述のように爪駆動レバー31が反時計方
向へ回動し、カウンタ送り爪42により駆動ギア
45が角度βだけ回転するが収納容器2に設けら
れたカウンタ爪車3(第1図)のV溝がピツチα
の角度で保持されるためにカウンタ爪車3は角度
αずつ回転し、また駆動ギア45も若干角度戻る
傾向で角度αずつ回転する。なおこのときの駆動
ギア45の逆転は板ばね48の阻止爪48aによ
り阻止される。上記の装置によればヘツド制御部
材21とカウンタ駆動ギア45とは共通の爪駆動
レバー31により駆動されるので、構成が簡単で
あり、かつ駆動部分の慣性を小さくでき、ヘツド
駆動の応答性を向上させ、装置の小型化に役立つ
ものである。
びに、前述のように爪駆動レバー31が反時計方
向へ回動し、カウンタ送り爪42により駆動ギア
45が角度βだけ回転するが収納容器2に設けら
れたカウンタ爪車3(第1図)のV溝がピツチα
の角度で保持されるためにカウンタ爪車3は角度
αずつ回転し、また駆動ギア45も若干角度戻る
傾向で角度αずつ回転する。なおこのときの駆動
ギア45の逆転は板ばね48の阻止爪48aによ
り阻止される。上記の装置によればヘツド制御部
材21とカウンタ駆動ギア45とは共通の爪駆動
レバー31により駆動されるので、構成が簡単で
あり、かつ駆動部分の慣性を小さくでき、ヘツド
駆動の応答性を向上させ、装置の小型化に役立つ
ものである。
記録媒体収納容器の取出し及び弾性部材の蓄勢に
ついて 収納容器2を装填部76より取り出すにはイジ
エクトレバー61の操作部61dを第3図及び第
4図で紙面上方へ押しこむ。これにより、先ずば
ね67の一枝67aとヘツドキヤリア13に植設
されている付勢ピン17とが当接する。さらに操
作部61dを押しこんで行くと、ヘツドキヤリア
13は付勢ピン17を介してy軸上方へ移動す
る。このときばね67の初期力をばね15の付勢
力よりも若干大きくしておくことによりばね15
の蓄積が可能となる。やがてヘツドキヤリア13
がピン20(第3図)に当接し、ばね15の蓄勢
が終了すると、イジエクトレバー61の3つの腕
61a,61b及び61cが、それぞれ、送り爪
36,37の一端36b,37bと、カウンタ送
り爪42、板ばね48の延長部48bと、及び、
位置規制爪51,52の一端51b,52bと当
接する。そしてイジエクトレバー61の第4図で
y軸上方への移動により、送り爪36,37は軸
35を中心として反時計方向へ回動し、その先端
爪部36a,37aとヘツド制御部材21のラチ
エツト部21bとの係合を解き、カウンタ送り爪
42は軸41を中心として反時計方向へ回動し、
その爪部42aとカウンタ駆動ギア45の外周ラ
チエツト部との係合を解き、板ばね48はその固
定部を中心として時計方向に湾曲させられ、その
阻止爪48aと駆動ギア45の外周ラチエツト部
との係合を解き、また位置規制爪51,52は軸
55を中心として時計方向へ回動し、その爪部5
1a,52aと前記ラチエツト部21bとの係合
を解く。このときばね67が撓むことにより付勢
ピン17を移動させようとする応力は吸収され
る。また送り爪36,37並びに位置規制爪5
1,52とラチエツト部21bとの係合が解かれ
た時点でヘツド規制部材21はばね22の付勢力
により初期位置へ復帰する。更に、阻止爪48a
と外周ラチエツト部との係合が解かれた時点で駆
動ギア45は不図示のばねの作用力により収納容
器2側のカウンタ爪車3と共に時計方向に、位置
制御ピン47が規制部80と衝合するまで回転し
て初期位相に復帰する。
ついて 収納容器2を装填部76より取り出すにはイジ
エクトレバー61の操作部61dを第3図及び第
4図で紙面上方へ押しこむ。これにより、先ずば
ね67の一枝67aとヘツドキヤリア13に植設
されている付勢ピン17とが当接する。さらに操
作部61dを押しこんで行くと、ヘツドキヤリア
13は付勢ピン17を介してy軸上方へ移動す
る。このときばね67の初期力をばね15の付勢
力よりも若干大きくしておくことによりばね15
の蓄積が可能となる。やがてヘツドキヤリア13
がピン20(第3図)に当接し、ばね15の蓄勢
が終了すると、イジエクトレバー61の3つの腕
61a,61b及び61cが、それぞれ、送り爪
36,37の一端36b,37bと、カウンタ送
り爪42、板ばね48の延長部48bと、及び、
位置規制爪51,52の一端51b,52bと当
接する。そしてイジエクトレバー61の第4図で
y軸上方への移動により、送り爪36,37は軸
35を中心として反時計方向へ回動し、その先端
爪部36a,37aとヘツド制御部材21のラチ
エツト部21bとの係合を解き、カウンタ送り爪
42は軸41を中心として反時計方向へ回動し、
その爪部42aとカウンタ駆動ギア45の外周ラ
チエツト部との係合を解き、板ばね48はその固
定部を中心として時計方向に湾曲させられ、その
阻止爪48aと駆動ギア45の外周ラチエツト部
との係合を解き、また位置規制爪51,52は軸
55を中心として時計方向へ回動し、その爪部5
1a,52aと前記ラチエツト部21bとの係合
を解く。このときばね67が撓むことにより付勢
ピン17を移動させようとする応力は吸収され
る。また送り爪36,37並びに位置規制爪5
1,52とラチエツト部21bとの係合が解かれ
た時点でヘツド規制部材21はばね22の付勢力
により初期位置へ復帰する。更に、阻止爪48a
と外周ラチエツト部との係合が解かれた時点で駆
動ギア45は不図示のばねの作用力により収納容
器2側のカウンタ爪車3と共に時計方向に、位置
制御ピン47が規制部80と衝合するまで回転し
て初期位相に復帰する。
イジエクトレバー61のy軸方向への移動の最
終行程で、その一端61gが、第4図中61g′で
示すように、ロツクレバー71の一端71bと当
接し、ロツクレバー71は同図中71′で示す位
置へ時計方向に回動し、装填部76(第2図)に
設けられているロツク部材75との係合が解かれ
る。この係合解除により装填部76の筐体80に
対する閉成が解かれ、収納容器2は、例えば図示
しないばねの付勢により装填部76より押し出さ
れ、取出し可能となる。
終行程で、その一端61gが、第4図中61g′で
示すように、ロツクレバー71の一端71bと当
接し、ロツクレバー71は同図中71′で示す位
置へ時計方向に回動し、装填部76(第2図)に
設けられているロツク部材75との係合が解かれ
る。この係合解除により装填部76の筐体80に
対する閉成が解かれ、収納容器2は、例えば図示
しないばねの付勢により装填部76より押し出さ
れ、取出し可能となる。
装填部76と筐体80との閉成が解かれると、
磁気シート駆動軸11と磁気シート1の結合部1
aとの結合、並びにカウンタ駆動軸46及びその
凸部46aと爪車3の横穴及びキー溝部3aとの
係合がそれぞれ解かれる。操作部61dの押圧を
停止すれば、イジエクトレバー61はばね68の
付勢力により初期位置へ復帰する。
磁気シート駆動軸11と磁気シート1の結合部1
aとの結合、並びにカウンタ駆動軸46及びその
凸部46aと爪車3の横穴及びキー溝部3aとの
係合がそれぞれ解かれる。操作部61dの押圧を
停止すれば、イジエクトレバー61はばね68の
付勢力により初期位置へ復帰する。
なおイジエクトレバー61の移動は、収納容器
装填部76を開く操作に連動して行なうこともで
きる。そのためには第2図ないし第4図における
ロツクレバー71とロツク部材75とによる装填
部76と筐体80との係止機構の代わりに手動操
作の係止機構を設け、この係止機構を解いて装填
部76を第2図A方向に回動させ、この回動運動
を別途のカム機構等によりイジエクトレバー61
の直線運動(第3図及び第4図中y軸上方への運
動)に変換すればよい。
装填部76を開く操作に連動して行なうこともで
きる。そのためには第2図ないし第4図における
ロツクレバー71とロツク部材75とによる装填
部76と筐体80との係止機構の代わりに手動操
作の係止機構を設け、この係止機構を解いて装填
部76を第2図A方向に回動させ、この回動運動
を別途のカム機構等によりイジエクトレバー61
の直線運動(第3図及び第4図中y軸上方への運
動)に変換すればよい。
上記のように、この出願の発明では、磁気シー
ト1の収納容器2を取り出すために必要な記録又
は再生装置に不可欠な操作に伴つてヘツドキヤリ
ア13を駆動するばね15の蓄勢がなされるので
構成が簡単で操作が容易である。またヘツドキヤ
リア駆動ばね15の蓄勢が完了した後に収納容器
装填部76の筐体80に対する閉成が解かれるの
で、収納容器2の取出しを安全に行なうことがで
きる。
ト1の収納容器2を取り出すために必要な記録又
は再生装置に不可欠な操作に伴つてヘツドキヤリ
ア13を駆動するばね15の蓄勢がなされるので
構成が簡単で操作が容易である。またヘツドキヤ
リア駆動ばね15の蓄勢が完了した後に収納容器
装填部76の筐体80に対する閉成が解かれるの
で、収納容器2の取出しを安全に行なうことがで
きる。
この出願の発明の第2の実施例について(第6
図) 第6図に示すこの出願の発明の第2の実施例
は、磁気ヘツド制御部材並びにこれに付設された
カム部及びラチエツト部が回動運動を行なう点が
第1の実施例との主要な相違点である。第6図中
前掲各図と同一符号で示す部材は、基本的にこれ
らと同一の構成及び作用を有しているので、それ
らに関する詳細な説明は省略する。
図) 第6図に示すこの出願の発明の第2の実施例
は、磁気ヘツド制御部材並びにこれに付設された
カム部及びラチエツト部が回動運動を行なう点が
第1の実施例との主要な相違点である。第6図中
前掲各図と同一符号で示す部材は、基本的にこれ
らと同一の構成及び作用を有しているので、それ
らに関する詳細な説明は省略する。
第6図において、121はヘツド制御部材であ
つて軸123を中心にして回動可能であり、カム
部121aとラチエツト部121bとを具えてい
る。カム部121aに対して、ヘツドキヤリア1
3に植設されているフオロアピン16が当接して
おり、またラチエツト部121bの1ピツチに対
して、カムリフトはフオロアピン16が丁度1ト
ラツク分移動するよう減少している。122はば
ね、125はピンであつて、ピン125はヘツド
制御部材121に植設され、ばね122による付
勢力がピン125を介してヘツド制御部材121
に対し常時反時計方向へ加えられ、さらにヘツド
制御部材121の初期位置はピン125及び規制
部80により規制されている。136は送り爪で
あつて、爪駆動レバー31の一端に軸35を介し
て軸支され、かつ、ばね138により反時計方向
の付勢力が与えられている。送り爪136の爪部
136aはヘツド制御部材121のラチエツト1
21bとかみ合い可能になつている。一方、15
1は位置規制爪であつて、軸155を中心として
ばね153により時計方向の付勢力が加えられて
おり、その爪部151aはラチエツト部121b
とかみ合い可能になつている。
つて軸123を中心にして回動可能であり、カム
部121aとラチエツト部121bとを具えてい
る。カム部121aに対して、ヘツドキヤリア1
3に植設されているフオロアピン16が当接して
おり、またラチエツト部121bの1ピツチに対
して、カムリフトはフオロアピン16が丁度1ト
ラツク分移動するよう減少している。122はば
ね、125はピンであつて、ピン125はヘツド
制御部材121に植設され、ばね122による付
勢力がピン125を介してヘツド制御部材121
に対し常時反時計方向へ加えられ、さらにヘツド
制御部材121の初期位置はピン125及び規制
部80により規制されている。136は送り爪で
あつて、爪駆動レバー31の一端に軸35を介し
て軸支され、かつ、ばね138により反時計方向
の付勢力が与えられている。送り爪136の爪部
136aはヘツド制御部材121のラチエツト1
21bとかみ合い可能になつている。一方、15
1は位置規制爪であつて、軸155を中心として
ばね153により時計方向の付勢力が加えられて
おり、その爪部151aはラチエツト部121b
とかみ合い可能になつている。
電磁石44により駆動レバー31に設けられて
いる吸着片34を吸引すると、駆動レバー31は
時計方向へ回動し、その結果カウンタ駆動ギア4
5が1ピツチ回動する。また送り爪136も大略
x軸右方へ移動し、ヘツド制御部材121を時計
方向へ回動させる。送り爪136による制御部材
121の回動量をδとし、ラチエツト部121b
の1ピツチをγとするとγ<δ<2γとなるよう
にしておけば、電磁石44の1回の吸引により制
御部材121は1ピツチ分だけ時計方向へ回動す
る。この回動によりカム部121aも回動し、ヘ
ツドキヤリア13はフオロアピン16を介して1
トラツクずつ第6図でy軸下方へ移動する。
いる吸着片34を吸引すると、駆動レバー31は
時計方向へ回動し、その結果カウンタ駆動ギア4
5が1ピツチ回動する。また送り爪136も大略
x軸右方へ移動し、ヘツド制御部材121を時計
方向へ回動させる。送り爪136による制御部材
121の回動量をδとし、ラチエツト部121b
の1ピツチをγとするとγ<δ<2γとなるよう
にしておけば、電磁石44の1回の吸引により制
御部材121は1ピツチ分だけ時計方向へ回動す
る。この回動によりカム部121aも回動し、ヘ
ツドキヤリア13はフオロアピン16を介して1
トラツクずつ第6図でy軸下方へ移動する。
第6図に示す実施例においても、ヘツド制御部
材121の時計方向の回動に対してカム部121
aのカムリフトが減少する方向になつているた
め、前記の実施例と同様に、ヘツド制御部材12
1の時計方向の回動にフオロアピン16を介して
ヘツドキヤリア駆動用ばね15の分力が加わるの
で、その作動力はきわめて少なくてすむ。したが
つて前記実施例と同様電磁石44の駆動力を少な
くすることが可能である。
材121の時計方向の回動に対してカム部121
aのカムリフトが減少する方向になつているた
め、前記の実施例と同様に、ヘツド制御部材12
1の時計方向の回動にフオロアピン16を介して
ヘツドキヤリア駆動用ばね15の分力が加わるの
で、その作動力はきわめて少なくてすむ。したが
つて前記実施例と同様電磁石44の駆動力を少な
くすることが可能である。
磁気シート収納容器2を取り出すためにイジエ
クトレバー61をy軸上方へ押しこむと、ばね1
5の蓄勢が行なわれ、前記実施例と同様に、イジ
エクトレバー61の3つの腕61a,61b及び
61cが、それぞれ、送り爪136と、カウンタ
送り爪42、板ばね48と、及び、位置規制爪1
51の一端151bと当接するので、それぞれ、
送り爪136の先端爪部136aとラチエツト部
121bとの係合、カウンタ送り爪42及び板ば
ね48とカウンタ駆動ギア45との係合、及び、
位置規制爪151の爪部151aとラチエツト部
121bとの係合を解くことになる。したがつて
ヘツド制御部材121はばね122の付勢力によ
り初期位置へ復帰し、カウンタ駆動ギア45も第
4図の場合と同様にその初期位置へ復帰する。さ
らに第6図には示していないがロツクレバー及び
ロツク部材(第3図、第4図の71及び75に相
当)の係合が解かれ、収納容器装填部76と筐体
80との閉成が解かれ、収納容器2の取出しが可
能となる。そのための手段は前記の実施例と同様
である。
クトレバー61をy軸上方へ押しこむと、ばね1
5の蓄勢が行なわれ、前記実施例と同様に、イジ
エクトレバー61の3つの腕61a,61b及び
61cが、それぞれ、送り爪136と、カウンタ
送り爪42、板ばね48と、及び、位置規制爪1
51の一端151bと当接するので、それぞれ、
送り爪136の先端爪部136aとラチエツト部
121bとの係合、カウンタ送り爪42及び板ば
ね48とカウンタ駆動ギア45との係合、及び、
位置規制爪151の爪部151aとラチエツト部
121bとの係合を解くことになる。したがつて
ヘツド制御部材121はばね122の付勢力によ
り初期位置へ復帰し、カウンタ駆動ギア45も第
4図の場合と同様にその初期位置へ復帰する。さ
らに第6図には示していないがロツクレバー及び
ロツク部材(第3図、第4図の71及び75に相
当)の係合が解かれ、収納容器装填部76と筐体
80との閉成が解かれ、収納容器2の取出しが可
能となる。そのための手段は前記の実施例と同様
である。
また記録したトラツク数をカウンタ爪車へ表示
するための構成及び作用も前記の実施例と同じで
ある。
するための構成及び作用も前記の実施例と同じで
ある。
以上記録トラツクが磁気シートに同心円状に設
けられている例について説明したが、この出願の
発明は、記録トラツクが渦巻状に設けられている
場合にも適用することができる。そのためには、
第3図ないし第5図の実施例についていうと、電
磁石44に代えて弾性部材又はモータ等の連続駆
動装置を、送り爪36,37及び位置規制爪5
1,52並びに爪駆動レバー31に代えてギア等
の連続運動をする伝動機構及びクラツチ手段を、
カウンタ送り爪42に代えて連続運動をする伝動
機構及びクラツチ手段を設ければよい。
けられている例について説明したが、この出願の
発明は、記録トラツクが渦巻状に設けられている
場合にも適用することができる。そのためには、
第3図ないし第5図の実施例についていうと、電
磁石44に代えて弾性部材又はモータ等の連続駆
動装置を、送り爪36,37及び位置規制爪5
1,52並びに爪駆動レバー31に代えてギア等
の連続運動をする伝動機構及びクラツチ手段を、
カウンタ送り爪42に代えて連続運動をする伝動
機構及びクラツチ手段を設ければよい。
この出願の発明の効果
この出願の発明は前述の構成及び作用を有する
ので、記録又は再生ヘツドの送りは蓄勢された弾
性部材により行なわれるので、従来のこの種装置
におけるようにヘツドの送りに大型の電磁駆動源
を必要とせず、装置全体の小型化及び消費電力の
節減に大いに寄与する。さらに記録又は再生ヘツ
ド自体の送りの駆動源に弾性力を利用しているの
で、応答性が良好で単位時間内におけるトラツク
移動数を多くとることができるという効果を奏す
る。
ので、記録又は再生ヘツドの送りは蓄勢された弾
性部材により行なわれるので、従来のこの種装置
におけるようにヘツドの送りに大型の電磁駆動源
を必要とせず、装置全体の小型化及び消費電力の
節減に大いに寄与する。さらに記録又は再生ヘツ
ド自体の送りの駆動源に弾性力を利用しているの
で、応答性が良好で単位時間内におけるトラツク
移動数を多くとることができるという効果を奏す
る。
また、上記の効果に加え、記録又は再生装置に
おいて不可欠である記録媒体の取出し操作に連動
して記録又は再生ヘツドの送りの駆動源である弾
性部材の蓄勢を行なうことができるので、弾性部
材の蓄勢のための構成が簡単であり、操作も容易
である。
おいて不可欠である記録媒体の取出し操作に連動
して記録又は再生ヘツドの送りの駆動源である弾
性部材の蓄勢を行なうことができるので、弾性部
材の蓄勢のための構成が簡単であり、操作も容易
である。
第1図は磁気シートを内蔵している収納容器の
平面図、第2図はこの出願の発明が適用される記
録又は再生装置の要部の斜視図、第3図はこの出
願の発明に係る記録又は再生ヘツド送り装置の実
施例中上層部の平面図、第4図は同じく下層部の
平面図、第5図は第4図の実施例中制御部の拡大
図、第6図はこの出願の発明に係る記録又は再生
ヘツド送り装置の他の実施例の平面図である。 図中1は磁気シート、2はその収納容器、3は
カウンタ爪車、3aはそのキー溝、11は磁気シ
ート駆動軸、13はヘツドキヤリア、14は記録
ヘツド、15はヘツドキヤリア駆動ばね、16は
フオロアピン、17は付勢ピン、21はヘツド制
御部材、21aはその斜面部、21bはそのラチ
エツト部、31は爪駆動レバー、36,37,1
36は送り爪、42はカウンタ送り爪、44は電
磁石、45はカウンタ駆動ギア、46は駆動軸、
46aはその凸部、51,52,151は位置規
制爪、61はイジエクトレバー、61dはその操
作部、67は付勢ばね、71はロツクレバー、7
5はロツク部材、76は収納容器装填部、80は
筐体、121はヘツド制御部材、121aはその
カム部、121bはそのラチエツト部である。
平面図、第2図はこの出願の発明が適用される記
録又は再生装置の要部の斜視図、第3図はこの出
願の発明に係る記録又は再生ヘツド送り装置の実
施例中上層部の平面図、第4図は同じく下層部の
平面図、第5図は第4図の実施例中制御部の拡大
図、第6図はこの出願の発明に係る記録又は再生
ヘツド送り装置の他の実施例の平面図である。 図中1は磁気シート、2はその収納容器、3は
カウンタ爪車、3aはそのキー溝、11は磁気シ
ート駆動軸、13はヘツドキヤリア、14は記録
ヘツド、15はヘツドキヤリア駆動ばね、16は
フオロアピン、17は付勢ピン、21はヘツド制
御部材、21aはその斜面部、21bはそのラチ
エツト部、31は爪駆動レバー、36,37,1
36は送り爪、42はカウンタ送り爪、44は電
磁石、45はカウンタ駆動ギア、46は駆動軸、
46aはその凸部、51,52,151は位置規
制爪、61はイジエクトレバー、61dはその操
作部、67は付勢ばね、71はロツクレバー、7
5はロツク部材、76は収納容器装填部、80は
筐体、121はヘツド制御部材、121aはその
カム部、121bはそのラチエツト部である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 所定の装填位置に装填された記録媒体に対し
記録又は再生を行なう記録又は再生ヘツドを支持
し、前記記録媒体上の第1の位置と第2の位置と
の間を移動可能なヘツドキヤリアと、 前記ヘツドキヤリアを前記第1の位置から前記
第2の位置へと付勢する弾性部材と、 前記ヘツドキヤリアの前記弾性部材の付勢力に
よる移動位置を規制しこれを歩進制御する制御手
段と、 前記記録媒体を前記装填位置より排出する動作
に応じて、前記ヘツドキヤリアを前記第1の位置
へと移動するとともに前記弾性部材に前記付勢力
を蓄勢する手段とを備えたことを特徴とする記録
又は再生ヘツドの送り装置。 2 前記制御手段が電磁手段により駆動される特
許請求の範囲第1項記載の記録又は再生ヘツドの
送り装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8909982A JPS58205958A (ja) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | 記録又は再生ヘツドの送り装置 |
DE19833318781 DE3318781A1 (de) | 1982-05-26 | 1983-05-24 | Aufzeichnungs/wiedergabe-vorrichtung |
US06/899,750 US4716481A (en) | 1982-05-26 | 1986-08-21 | Recording and/or reproducing apparatus having an imposed head shifting feature |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8909982A JPS58205958A (ja) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | 記録又は再生ヘツドの送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58205958A JPS58205958A (ja) | 1983-12-01 |
JPS645383B2 true JPS645383B2 (ja) | 1989-01-30 |
Family
ID=13961431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8909982A Granted JPS58205958A (ja) | 1982-05-26 | 1982-05-26 | 記録又は再生ヘツドの送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58205958A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62107478A (ja) * | 1985-11-01 | 1987-05-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子スチルカメラの記録装置 |
-
1982
- 1982-05-26 JP JP8909982A patent/JPS58205958A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58205958A (ja) | 1983-12-01 |
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