JPS645148Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645148Y2 JPS645148Y2 JP1983093806U JP9380683U JPS645148Y2 JP S645148 Y2 JPS645148 Y2 JP S645148Y2 JP 1983093806 U JP1983093806 U JP 1983093806U JP 9380683 U JP9380683 U JP 9380683U JP S645148 Y2 JPS645148 Y2 JP S645148Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- planetary
- gear
- planetary gears
- sun gear
- planetary gear
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229920006351 engineering plastic Polymers 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 3
- 229910000640 Fe alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
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- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Retarders (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は内歯歯車と太陽歯車との間に複数の
遊星歯車を配設して、回転力を伝達する遊星歯車
装置の改良に関するものである。
遊星歯車を配設して、回転力を伝達する遊星歯車
装置の改良に関するものである。
一般に遊星歯車装置は内歯々車と、この内歯々
車の内周に同心上に配設された太陽歯車と、この
太陽歯車と上記内歯々車との双方に噛合されるよ
う配設され惑星運動し得るように回転体に枢支さ
れた複数の遊星歯車とを有している。
車の内周に同心上に配設された太陽歯車と、この
太陽歯車と上記内歯々車との双方に噛合されるよ
う配設され惑星運動し得るように回転体に枢支さ
れた複数の遊星歯車とを有している。
上記のように構成されたものにおいては、従来
周知のように太陽歯車が高回転で駆動されると、
遊星歯車が太陽歯車の周囲を回転し、この惑星運
動により回転体は減速回転される。
周知のように太陽歯車が高回転で駆動されると、
遊星歯車が太陽歯車の周囲を回転し、この惑星運
動により回転体は減速回転される。
しかるに、従来の遊星歯車装置においては全て
の歯車が同一部材例えば金属部材によつて構成さ
れており、更には、太陽歯車は高速回転されるこ
とが多いため、噛合騒音が大であるという欠点を
有していた。
の歯車が同一部材例えば金属部材によつて構成さ
れており、更には、太陽歯車は高速回転されるこ
とが多いため、噛合騒音が大であるという欠点を
有していた。
このため、この対策として、各歯車をナイロン
等の合成樹脂材で形成することが考えられるが、
機械的強度が充分に得られないという欠点があつ
た。
等の合成樹脂材で形成することが考えられるが、
機械的強度が充分に得られないという欠点があつ
た。
この考案は上記のような従来装置の欠点を除去
するためになされたもので、遊星歯車を偶数個と
し、この偶数個の遊星歯車の180度離れて対をな
す少くとも１対の遊星歯車を他の遊星歯車よりも
高弾性の材料で形成するとともに、上記一対の遊
星歯車をバツクラツシユの少ない状態で噛合させ
ることにより、機械的強度が充分で且つ噛合騒音
の少ない遊星歯車装置を提供することを目的とし
ている。
するためになされたもので、遊星歯車を偶数個と
し、この偶数個の遊星歯車の180度離れて対をな
す少くとも１対の遊星歯車を他の遊星歯車よりも
高弾性の材料で形成するとともに、上記一対の遊
星歯車をバツクラツシユの少ない状態で噛合させ
ることにより、機械的強度が充分で且つ噛合騒音
の少ない遊星歯車装置を提供することを目的とし
ている。
以下、図によりこの考案の一実施例を説明す
る。図において、１は金属部材によつて形成さ
れ、駆動源（図示せず、以下同じ）によつて回転
される太陽歯車、２はこの太陽歯車１と同心上に
配設され、上記太陽歯車１を包囲して、固定部材
（図示せず）に固定された内歯々車で、金属部材
により形成されている。３は上記太陽歯車１と上
記内歯々車２との間に介在して双方に噛合された
偶数個よりなる遊星歯車で、鉄又は鉄合金より成
る高剛性の第１の遊星歯車３ａと、エンジニアリ
ングプラスチツクス（機械構造用合成樹脂材）な
どの高弾性の素材で一体成形され、180度離れて
対をなす一対の遊星歯車で、上記第１の遊星歯車
３ａよりも歯面間のバツクラツシユ（〓間）量が
少ない状態で噛合された第２の遊星歯車３ｂとを
有している。４は上記遊星歯車３を各々支持ピン
４ａで枢支し、惑星運動可能に保持する環状の回
転輪である。
る。図において、１は金属部材によつて形成さ
れ、駆動源（図示せず、以下同じ）によつて回転
される太陽歯車、２はこの太陽歯車１と同心上に
配設され、上記太陽歯車１を包囲して、固定部材
（図示せず）に固定された内歯々車で、金属部材
により形成されている。３は上記太陽歯車１と上
記内歯々車２との間に介在して双方に噛合された
偶数個よりなる遊星歯車で、鉄又は鉄合金より成
る高剛性の第１の遊星歯車３ａと、エンジニアリ
ングプラスチツクス（機械構造用合成樹脂材）な
どの高弾性の素材で一体成形され、180度離れて
対をなす一対の遊星歯車で、上記第１の遊星歯車
３ａよりも歯面間のバツクラツシユ（〓間）量が
少ない状態で噛合された第２の遊星歯車３ｂとを
有している。４は上記遊星歯車３を各々支持ピン
４ａで枢支し、惑星運動可能に保持する環状の回
転輪である。
上記のように構成されたものにおいて、太陽歯
車１が駆動源によつて回転付勢された場合、先
ず、軽負荷（低回転力）時には、太陽歯車１の回
転力はバツクラツシユ量の少ない第２の遊星歯車
３ｂに伝達されるが、第２の遊星歯車３ｂは固定
された内歯々車２に噛合されているので、太陽歯
車１の周囲で惑星運動を行ない、支持ピン４ａを
介して回転輪４を回転させる。ここで、第２の遊
星歯車３ｂは高弾性のエンジニアリングプラスチ
ツクスで形成されており、衝撃を吸収するため噛
合騒音は小さく、また、第１の遊星歯車３ａも、
無負荷状態で空転しているため噛合騒音は小さ
い。次に、高負荷（高回転力）時には、太陽歯車
１の歯面は、先ず第２の遊星歯車３ｂに当接する
が、負荷が大きいため第２の遊星歯車３ｂを弾性
変形させて回動し、次に第１の遊星歯車３ａに当
接し、これを回転させる。従つて第１、第２の遊
星歯車３は惑星運動し、支持ピン４ａを介して回
転輪４を回転させる。ここで、太陽歯車１は高弾
性の第２の遊星歯車３ｂを弾性変形させた後に、
高剛性の第１の遊星歯車３ａに当接し、噛合され
るが、これは、太陽歯車１と第１の遊星歯車３ａ
との当接時の衝撃を緩和するとともに、第２の遊
星歯車３ｂの破損を防止することになり、噛合騒
音は減少される。
車１が駆動源によつて回転付勢された場合、先
ず、軽負荷（低回転力）時には、太陽歯車１の回
転力はバツクラツシユ量の少ない第２の遊星歯車
３ｂに伝達されるが、第２の遊星歯車３ｂは固定
された内歯々車２に噛合されているので、太陽歯
車１の周囲で惑星運動を行ない、支持ピン４ａを
介して回転輪４を回転させる。ここで、第２の遊
星歯車３ｂは高弾性のエンジニアリングプラスチ
ツクスで形成されており、衝撃を吸収するため噛
合騒音は小さく、また、第１の遊星歯車３ａも、
無負荷状態で空転しているため噛合騒音は小さ
い。次に、高負荷（高回転力）時には、太陽歯車
１の歯面は、先ず第２の遊星歯車３ｂに当接する
が、負荷が大きいため第２の遊星歯車３ｂを弾性
変形させて回動し、次に第１の遊星歯車３ａに当
接し、これを回転させる。従つて第１、第２の遊
星歯車３は惑星運動し、支持ピン４ａを介して回
転輪４を回転させる。ここで、太陽歯車１は高弾
性の第２の遊星歯車３ｂを弾性変形させた後に、
高剛性の第１の遊星歯車３ａに当接し、噛合され
るが、これは、太陽歯車１と第１の遊星歯車３ａ
との当接時の衝撃を緩和するとともに、第２の遊
星歯車３ｂの破損を防止することになり、噛合騒
音は減少される。
なお、上記説明では、第１の遊星歯車３ａ、及
び第２の遊星歯車３ｂは、それぞれ鉄または鉄合
金、及びエンジニアリングプラスチツクスで形成
されたものについて説明したが、第１の遊星歯車
３ａよりも第２の遊星歯車３ｂの弾性が高くなる
構成であれば、例えばナイロン及び軽合金といつ
た他の素材によつて形成されたものであつても良
いことは言うまでもない。
び第２の遊星歯車３ｂは、それぞれ鉄または鉄合
金、及びエンジニアリングプラスチツクスで形成
されたものについて説明したが、第１の遊星歯車
３ａよりも第２の遊星歯車３ｂの弾性が高くなる
構成であれば、例えばナイロン及び軽合金といつ
た他の素材によつて形成されたものであつても良
いことは言うまでもない。
この考案は以上のように、偶数個の遊星歯車の
うち180度離れて対をなす少なくとも一対の遊星
歯車を他の遊星歯車よりも高弾性の材料で形成し
バツクラツシユを少くしたので、回転時に各歯車
間に生じる衝撃荷重を吸収、あるいは緩和したの
で、機械的強度が充分で、かつ、噛合騒音の小さ
な遊星歯車装置が得られる効果がある。
うち180度離れて対をなす少なくとも一対の遊星
歯車を他の遊星歯車よりも高弾性の材料で形成し
バツクラツシユを少くしたので、回転時に各歯車
間に生じる衝撃荷重を吸収、あるいは緩和したの
で、機械的強度が充分で、かつ、噛合騒音の小さ
な遊星歯車装置が得られる効果がある。
図はこの考案の一実施例を示す構成図である。
図において、１は太陽歯車、２は内歯歯車、３
ａは第１の遊星歯車、３ｂは第２の遊星歯車であ
る。
ａは第１の遊星歯車、３ｂは第２の遊星歯車であ
る。
Claims (1)
- 内歯々車と太陽歯車との間に偶数個の遊星歯車
を有し、上記偶数個の遊星歯車のうち、180度離
れて対をなす少なくとも一対の遊星歯車が、他の
遊星歯車よりも高弾性の材料で形成されるととも
に、バツクラツシユ量の少ない状態で噛合されて
いることを特徴とする遊星歯車装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9380683U JPS59196753U (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 遊星歯車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9380683U JPS59196753U (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 遊星歯車装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59196753U JPS59196753U (ja) | 1984-12-27 |
| JPS645148Y2 true JPS645148Y2 (ja) | 1989-02-09 |
Family
ID=30224887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9380683U Granted JPS59196753U (ja) | 1983-06-16 | 1983-06-16 | 遊星歯車装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59196753U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4578058B2 (ja) * | 2003-02-14 | 2010-11-10 | 富士スチール工業株式会社 | プレス機 |
-
1983
- 1983-06-16 JP JP9380683U patent/JPS59196753U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59196753U (ja) | 1984-12-27 |
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