JPS645095Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS645095Y2 JPS645095Y2 JP1982076955U JP7695582U JPS645095Y2 JP S645095 Y2 JPS645095 Y2 JP S645095Y2 JP 1982076955 U JP1982076955 U JP 1982076955U JP 7695582 U JP7695582 U JP 7695582U JP S645095 Y2 JPS645095 Y2 JP S645095Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crankcase
- bearing
- crankshaft
- rear cover
- front bearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 8
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 8
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は往復動型圧縮機に関する。
例えば、従来の開放型圧縮機においては、第1
図縦断面図に示すように、クランクシヤフト1に
はフロント軸受6とリヤ軸受7とがそれぞれ圧入
され、フロント軸受6はクランクケース8の開口
に直接圧入することにより固定され、リヤ軸受8
はリヤカバー9を介してクランクケース8に固定
されている。こゝで、3は上端がピストンピン5
を介してピストン2に枢着されるとゝもに下端が
ボルト4を介して、クランクシヤフト1に枢着さ
れたコネクチングロツドである。
図縦断面図に示すように、クランクシヤフト1に
はフロント軸受6とリヤ軸受7とがそれぞれ圧入
され、フロント軸受6はクランクケース8の開口
に直接圧入することにより固定され、リヤ軸受8
はリヤカバー9を介してクランクケース8に固定
されている。こゝで、3は上端がピストンピン5
を介してピストン2に枢着されるとゝもに下端が
ボルト4を介して、クランクシヤフト1に枢着さ
れたコネクチングロツドである。
このような構造の圧縮機を組立てるには、従
来、まず、フロント軸受6をクランクシヤフト1
に圧入し、これをリヤカバー9のとりついていな
いクランクケース8に、矢印の方向から挿入す
る。その際、組立を容易にするために、リヤカバ
ー9のB寸法は、フロント軸受6の外径D及びク
ランクシヤフト1のバランスウエイトaのA寸法
より若干大きくしている。リヤ軸受7の必要な負
荷容量により、リヤ軸受7の外径寸法はB寸法よ
り小さくなるので、軽量化のため、リヤカバー9
が必要になる。
来、まず、フロント軸受6をクランクシヤフト1
に圧入し、これをリヤカバー9のとりついていな
いクランクケース8に、矢印の方向から挿入す
る。その際、組立を容易にするために、リヤカバ
ー9のB寸法は、フロント軸受6の外径D及びク
ランクシヤフト1のバランスウエイトaのA寸法
より若干大きくしている。リヤ軸受7の必要な負
荷容量により、リヤ軸受7の外径寸法はB寸法よ
り小さくなるので、軽量化のため、リヤカバー9
が必要になる。
次に、フロント軸受6をクランクケース8に圧
入するとき、リヤ軸受7も同時にクランクシヤフ
ト1に圧入し、このあとリヤカバー9をクランク
ケース8に圧入し、リヤ軸受7とクランクケース
8をボルトで固定する。
入するとき、リヤ軸受7も同時にクランクシヤフ
ト1に圧入し、このあとリヤカバー9をクランク
ケース8に圧入し、リヤ軸受7とクランクケース
8をボルトで固定する。
しかしながら、このリヤカバー9の圧入の際、
リヤカバー9の材質がクランクケース8と同一の
Al部材であるので、圧入面bがむしれる不具合
があり、場合によつては、圧入不能になる。
リヤカバー9の材質がクランクケース8と同一の
Al部材であるので、圧入面bがむしれる不具合
があり、場合によつては、圧入不能になる。
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、組立を容易にし、コスト低減を図る往復動
型圧縮機を提供することを目的とし、クランクケ
ースのフロント軸受挿入孔より挿入されクランク
ケースを貫通するクランク軸のフロントケース側
をフロント軸受により、リヤカバー側をリヤ軸受
によりそれぞれ枢支してなる往復動型圧縮機にお
いて、フロント軸受挿入孔径Dd>クランクケー
スの肩部の内径Ed>クランクシヤフトのバラン
スウエイト部の寸法Aとなし、上記フロント軸受
を上記クランクケースの肩部と上記フロントケー
スの端面とで挾持して固着するとゝもに、上記リ
ヤ軸受をリヤ軸受挿入孔に嵌着しその端部をリヤ
カバーでクランクケースに気密に閉塞したことを
特徴とする。
ので、組立を容易にし、コスト低減を図る往復動
型圧縮機を提供することを目的とし、クランクケ
ースのフロント軸受挿入孔より挿入されクランク
ケースを貫通するクランク軸のフロントケース側
をフロント軸受により、リヤカバー側をリヤ軸受
によりそれぞれ枢支してなる往復動型圧縮機にお
いて、フロント軸受挿入孔径Dd>クランクケー
スの肩部の内径Ed>クランクシヤフトのバラン
スウエイト部の寸法Aとなし、上記フロント軸受
を上記クランクケースの肩部と上記フロントケー
スの端面とで挾持して固着するとゝもに、上記リ
ヤ軸受をリヤ軸受挿入孔に嵌着しその端部をリヤ
カバーでクランクケースに気密に閉塞したことを
特徴とする。
本考案の一実施例を図面について説明すると、
第2図はその縦断面図である。
第2図はその縦断面図である。
上図において、第1図と同一の記号はそれぞれ
同図と同一の部材を示し、11はリヤカバー90
をクランクケース80に固定することによりリヤ
軸受7を気密にカバーする複数のボルト、80a
はクランクケース80のフロント側開口に形成さ
れた肩部、100は内方に環状当接端面100a
を突設するフロントケースである。
同図と同一の部材を示し、11はリヤカバー90
をクランクケース80に固定することによりリヤ
軸受7を気密にカバーする複数のボルト、80a
はクランクケース80のフロント側開口に形成さ
れた肩部、100は内方に環状当接端面100a
を突設するフロントケースである。
このような構造において、第1図との差異は、
まずリヤカバー90が、リヤ軸受7部の気密保持
のみのためにボルト11によつてクランクケース
80に取付けられていることゝ、次に、クランク
ケース80のフロント側が、第1図では、フロン
ト軸受6の外径より小さい内径C寸法により軸方
向の固定端になつているが、本構造においては、
フロント軸受6の外径と同一径でクランクケース
80が加工され、軸方向固定端は、フロントケー
ス100の端面100aを利用していることで、
フロント軸受6の外径Ddは、クランクシヤフト
1のバランスウエイト部aのAd寸法より大きく
設定されている。
まずリヤカバー90が、リヤ軸受7部の気密保持
のみのためにボルト11によつてクランクケース
80に取付けられていることゝ、次に、クランク
ケース80のフロント側が、第1図では、フロン
ト軸受6の外径より小さい内径C寸法により軸方
向の固定端になつているが、本構造においては、
フロント軸受6の外径と同一径でクランクケース
80が加工され、軸方向固定端は、フロントケー
ス100の端面100aを利用していることで、
フロント軸受6の外径Ddは、クランクシヤフト
1のバランスウエイト部aのAd寸法より大きく
設定されている。
本構造の組立に際しては、まずクランクシヤフ
ト1にフロント軸受6が圧入され、これをフロン
トケース100が取付けられていないクランクケ
ース80に、二重矢印に示すように、フロント側
より挿入し、所定の位置すなわちクランクケース
80の内径Edの肩部80aまで圧入される。
ト1にフロント軸受6が圧入され、これをフロン
トケース100が取付けられていないクランクケ
ース80に、二重矢印に示すように、フロント側
より挿入し、所定の位置すなわちクランクケース
80の内径Edの肩部80aまで圧入される。
次に、リヤ軸受7が、矢印に示すように、リヤ
側より圧入されるので、クランクケース80との
むしれは材質が鉄とAlのため発生することもな
く、クランクケース80に直接リヤ軸受7を組つ
けることができる。
側より圧入されるので、クランクケース80との
むしれは材質が鉄とAlのため発生することもな
く、クランクケース80に直接リヤ軸受7を組つ
けることができる。
このような構造によれば、リヤカバー90は、
第1図に示したリヤカバー9に比べて非常に簡単
な構造となり、圧入時のクランクケースのむしれ
や圧入不能の発生はなくなり、運転中のクランク
シヤフト1の軸方向移動は、フロントケース10
0の端面100aとクランクケース80の肩部8
0aの端面とでフロント軸受6を挾持することに
より固定され、所定のすきま内に第1図と同御に
これを固定することができる。
第1図に示したリヤカバー9に比べて非常に簡単
な構造となり、圧入時のクランクケースのむしれ
や圧入不能の発生はなくなり、運転中のクランク
シヤフト1の軸方向移動は、フロントケース10
0の端面100aとクランクケース80の肩部8
0aの端面とでフロント軸受6を挾持することに
より固定され、所定のすきま内に第1図と同御に
これを固定することができる。
要するに本考案によれば、クランクケースのフ
ロント軸受挿入孔より挿入されクランクケースを
貫通するクランク軸のフロントケース側をフロン
ト軸受により、リヤカバー側をリヤ軸受によりそ
れぞれ枢支してなる往復動型圧縮機において、フ
ロント軸受挿入孔径Dd>クランクケースの肩部
の内径Ed>クランクシヤフトのバランスウエイ
ト部の寸法Aとなし、上記フロント軸受を上記ク
ランクケースの肩部と上記フロントケースの端面
とで挾持して固着するとゝもに、上記リヤ軸受を
リヤ軸受挿入孔に嵌着しその端部をリヤカバーで
クランクケースに気密に閉塞したことにより、組
立を容易にしコスト低減を図る往復動型圧縮機を
得るから、本考案は産業上極めて有益なものであ
る。
ロント軸受挿入孔より挿入されクランクケースを
貫通するクランク軸のフロントケース側をフロン
ト軸受により、リヤカバー側をリヤ軸受によりそ
れぞれ枢支してなる往復動型圧縮機において、フ
ロント軸受挿入孔径Dd>クランクケースの肩部
の内径Ed>クランクシヤフトのバランスウエイ
ト部の寸法Aとなし、上記フロント軸受を上記ク
ランクケースの肩部と上記フロントケースの端面
とで挾持して固着するとゝもに、上記リヤ軸受を
リヤ軸受挿入孔に嵌着しその端部をリヤカバーで
クランクケースに気密に閉塞したことにより、組
立を容易にしコスト低減を図る往復動型圧縮機を
得るから、本考案は産業上極めて有益なものであ
る。
第1図は公知の往復動型圧縮機を示す縦断面
図、第2図は本考案の一実施例を示す縦断面図で
ある。 1……クランクシヤフト、6……フロント軸
受、7……リヤ軸受、11……ボルト、80……
クランクケース、80a……肩部、90……リヤ
カバー、100……フロントケース、100a…
…端面、Ad……バランスウエイト部aの寸法、
Dd……フロント軸受嵌合孔孔径、Ed……クラン
クケースのフロント軸受嵌合孔側肩部の内径。
図、第2図は本考案の一実施例を示す縦断面図で
ある。 1……クランクシヤフト、6……フロント軸
受、7……リヤ軸受、11……ボルト、80……
クランクケース、80a……肩部、90……リヤ
カバー、100……フロントケース、100a…
…端面、Ad……バランスウエイト部aの寸法、
Dd……フロント軸受嵌合孔孔径、Ed……クラン
クケースのフロント軸受嵌合孔側肩部の内径。
Claims (1)
- クランクケースのフロント軸受挿入孔より挿入
されクランクケースを貫通するクランク軸のフロ
ントケース側をフロント軸受により、リヤカバー
側をリヤ軸受によりそれぞれ枢支してなる往復動
型圧縮機において、フロント軸受挿入孔径Dd>
クランクケースの肩部の内径Ed>クランクシヤ
フトのバランスウエイト部の寸法Aとなし、上記
フロント軸受を上記クランクケースの肩部と上記
フロントケースの端面とで挾持して固着するとゝ
もに、上記リヤ軸受をリヤ軸受挿入孔に嵌着しそ
の端部をリヤカバーでクランクケースに気密に閉
塞したことを特徴とする往復動型圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7695582U JPS58180390U (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 往復動型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7695582U JPS58180390U (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 往復動型圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58180390U JPS58180390U (ja) | 1983-12-02 |
JPS645095Y2 true JPS645095Y2 (ja) | 1989-02-08 |
Family
ID=30086235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7695582U Granted JPS58180390U (ja) | 1982-05-27 | 1982-05-27 | 往復動型圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58180390U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005040496A1 (de) * | 2005-08-26 | 2007-03-01 | Knorr-Bremse Systeme für Schienenfahrzeuge GmbH | Verfahren zur Montage eines Kurbeltriebs und Kolbenverdichter |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5060808A (ja) * | 1973-10-03 | 1975-05-26 |
-
1982
- 1982-05-27 JP JP7695582U patent/JPS58180390U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5060808A (ja) * | 1973-10-03 | 1975-05-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58180390U (ja) | 1983-12-02 |
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