JPS645061Y2 - - Google Patents

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JPS645061Y2
JPS645061Y2 JP17661184U JP17661184U JPS645061Y2 JP S645061 Y2 JPS645061 Y2 JP S645061Y2 JP 17661184 U JP17661184 U JP 17661184U JP 17661184 U JP17661184 U JP 17661184U JP S645061 Y2 JPS645061 Y2 JP S645061Y2
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drive
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coils
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はアイドル制御弁駆動回路、特に自動車
内燃機関のアイドル回転数を制御するためのアイ
ドル制御弁に所定の駆動電流を供給するものに関
する。
〈従来の技術〉 一般に、自動車内燃機関の吸気系には、その機
関のアイドル回転数を制御するためのアイドル制
御弁が設けられている。このアイドル制御弁は、
スロツトル弁をバイパスする補助空気通路に介装
されて、その通路を流れる空気量を制御しアイド
ル回転数を制御することができる。
第3図A及びBはそのアイドル制御弁の構成を
示す。
同図に示すアイドル制御弁3は、例えば実願昭
58−180908号等に記載されたものであつて、ハウ
ジング52とケース61の中に形成される。
ハウジング52側には、流体通路51,弁座5
3,弁体(シヤツター)54等が設けられてい
る。流体通路51は上記補助空気通路の一部をな
す。他方、ケース61側には、アーマチユア5
9,磁石60,開駆動コイルL1,閉駆動コイル
L2等が設けられている。また、ハウジング52
とケース61の両方に跨がつて固定軸56が挿通
されている。この固定軸56には中空軸55が軸
受57,58により回動自在に支持されている。
さらに、中空軸55とケース61との間に復帰バ
ネ62が介挿されている。
ここで、上記開駆動コイルL1は、これに駆動
電流を供給することにより上記弁体54を開方向
に付勢するような電磁力を発生する。また、閉駆
動コイルL2は、これに駆動電流を供給すること
により上記弁体54を閉方向に付勢するような電
磁力を発生する。
さらに、上記復帰バネ62は、上記2つの駆動
コイルL1,L2の駆動電流がなんらかの故障に
よつて共に途絶え、これにより上記弁体54を開
方向に付勢する電磁力と閉方向に付勢する電磁力
が両方共に失われた時に、上記弁体54をストツ
パー63に当接させて所定の安全開度を確保すべ
く動作する。これにより、仮に故障が生じてコイ
ルL1,L2の給電が共に断たれても、所定のフ
エイルセーフ流量に抑えて内燃機関の暴走を回避
することができるようになつている。つまり、故
障が起きた時に内燃機関を安全な方向に誘導する
フエイルセーフが機能するようになつている。
第4図は上記アイドル制御弁3を駆動する回路
の従来例を示す。
同図に示す駆動回路は自動車内に搭載される制
御ユニツト1内に組み込まれ、トランジスタQ
1,Q2,Q3,抵抗R1,R2,R3,R4,
R5,R6等によつて構成される。この駆動回路
は、制御装置2から発せられるパルスの駆動信号
φに基づいて第5図に示すように、トランジスタ
Q2とQ3が交互に導通駆動され上記開駆動コイ
ルL1と上記閉駆動コイルL2にそれぞれ互いに
相補なパルス状駆動電流i1,i2を供給する。
尚、Z1,Z2は過電圧保護用のツエナーダイ
オード、D1,D2はコイルL1,L2の逆起電
圧を吸収するためのダイオードをそれぞれ示す。
また、上記駆動回路の電源は図示しない電磁リレ
ーを介して車載バツテリVBから得る。尚、前記
電磁リレーはイグニツシヨンスイツチによつて制
御される。
上記駆動信号φは、第5図に示すように、所定
のデユーテイτをもつている。このデユーテイτ
は、制御装置2によつて、例えば機関温度,機関
回転数等の諸条件に基づいて可変制御される。こ
の駆動信号φのデユーテイτによつて、上記駆動
電流i1,i2の相互の通電時間比即ちデユーテ
イτ,(1−τ)が相補的に決定される。そして、
開駆動コイルL1側のデユーテイτが閉駆動コイ
ルL2側のデユーテイ(1−τ)よりも大きくな
ると、開駆動コイルL1による電磁付勢力が閉駆
動コイルL2のそれよりも優勢になつて、上記ア
イドル制御弁3の開度が大きくなる。反対に、閉
駆動コイルL2側のデユーテイ(1−τ)が開駆
動コイルL1側のデユーテイτよりも大きくなる
と、閉駆動コイルL2による電磁付勢力が開駆動
コイルL1のそれよりも優勢になつて、上記アイ
ドル制御弁3の開度が小さくなる。つまり、上記
駆動信号φのデユーテイτによつて上記アイドル
制御弁3の開度が可変制御されるようになつてい
る。
以上のようにして、アイドル制御弁3の駆動が
行われるようになつている。そして、上記コイル
L1,L2への通電がなんらかの故障によつて共
に途絶えた場合には、上記アイドル制御弁3の復
帰バネ62によるフエイルセーフ機能によつて安
全な開度が自動的に確保されるようになつてい
る。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、上述したアイドル制御弁駆動回路で
は、上記フエイルセーフ機能が有効に働くのは、
上記2つの駆動コイルL1,L2への給電が共に
遮断されるような故障の場合だけであつて、仮
に、上記2つの駆動コイルL1,L2のいずれか
一方だけの駆動部分に異常が生じたような場合に
は、上記フエイルセーフ機能が有効に働かず、上
記アイドル制御弁3の開度が勝手に暴走して、極
端に大きくなるか極端に小さくなるかしてしまう
という問題が生じる。
本考案は、以上のような問題を解決するもので
あつて、その目的とするところは、上記2つの駆
動コイルL1,L2への通電が共に遮断された場
合はもちろんのこと、そのいずれか一方だけの駆
動部分に異常が生じたような場合にも、上記アイ
ドル制御弁を安全な開度に誘導させることができ
るようにし、これにより一層確実なフエイルセー
フ機能が得られるようにしたアイドル制御弁駆動
回路を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上記目的を達成する手段として、開
駆動コイルと閉駆動コイルとを有し、さらに非駆
動時に所定の開度に自動復帰させるフエイルセー
フ機能を有するアイドル制御弁の駆動回路にあつ
て、上記開・閉駆動コイルの駆動状態の反転時期
が、デユーテイが可変制御されるアイドル制御弁
駆動用のパルス信号の反転時期と同期していない
時に異常と判定する異常判定手段と、該異常判定
手段の異常判定出力に基づいて上記両駆動コイル
への駆動電流の供給を遮断するスイツチ手段とを
設けて構成した。
〈作用〉 上記の手段により、開閉2つの駆動コイルへの
通電が共に遮断された場合はもちろんのこと、そ
のいずれか一方だけの駆動部分に異常が生じた場
合にも、上記2つの駆動コイルへの通電を共に遮
断して、上記アイドル制御弁を安全な開度に誘導
させることができる。これにより、一層確実なフ
エイルセーフ機能を得ることができる。
〈実施例〉 以下、本考案の好適な実施例を図面に基づいて
説明する。
尚、図において従来図と同一符号は同一あるい
は相当部分を示すものとする。
第1図は本考案によるアイドル制御弁駆動回路
の一実施例を示す。また、第2図はその動作例を
示す。
同図に示すアイドル制御弁駆動回路は、第3図
に示したアイドル制御弁3の開駆動コイルL1と
閉駆動コイルL2に互いに相補な駆動電流i1,
i2を供給するものであつて、その基本的な構成
は前述した従来のものと同様である。従つて、以
下の説明は主にその相達部分について行い、重複
する部分については説明を省略する。
本実施例の駆動回路は、前述した構成に加え
て、開・閉駆動コイルL1,L2の駆動状態の反
転時期が、制御装置2からの駆動信号φの反転時
期と同期していない時異常と判定する異常判定回
路5を有する。また、該判定回路5の出力によつ
て両コイルL1,L2への給電を遮断するスイツ
チ手段としての電磁リレーRY1が設けられてい
る。前記判回路5は具体的には、インバータ1
1,排他的論理和回路(以下EXOR回路とする)
12,ダイオードD3,抵抗R7,R8,コンデ
ンサC1,C2及びトランジスタQ4等で構成さ
れ、EXOR回路12には、制御装置2の駆動信
号φがインバータ11を介して入力されると共
に、トランジスタQ3のコレクタ側から開駆動コ
イルL1の駆動状態に対応する信号が入力され
る。そして、EXOR回路12の出力が“H”レ
ベルになるとトランジスタQ4が導通状態とな
る。
尚、EXOR回路12からトランジスタQ4へ
の出力信号に抵抗R7とコンデンサC2とによ
り、所定の時定数を持たせてるようにしている。
また、スイツチ手段としての電磁リレーRY1
は、本実施例では従来の電源リレーを兼ねてお
り、イグニツシヨンスイツチ6と直列に介挿さ
れ、常閉の接点Sbを有している。
次に作用を説明する。
正常状態のときは、第2図の左側に示すように
駆動信号φの反転時期と開駆動コイルL1,閉駆
動コイルL2に流れる駆動電流状態の反転時期と
が同期する。この場合、例えば駆動信号レベルが
“H”のときはトランジスタQ3が導通状態にあ
り、そのコレクタ側のレベルは“L”となる。従
つてEXOR回路5には、駆動信号φの反転信号
−φ、即ち“L”レベル信号と前記コレクタ側の
“L”レベル信号が入力するため、出力は“L”
レベルとなり、トランジスタQ4は導通されず、
そのまま両駆動コイルL1,L2への給電が行わ
れる。
一方、どちらかの駆動コイルへの駆動電流状態
が異常になると、第2図の右側に示すように、駆
動信号φの反転時期と駆動コイルに流れる駆動電
流状態の反転時期とが同期しなくなる。例えば、
トランジスタQ2が故障して導通しなくなつたと
すると、トランジスタQ3は導通状態のままとな
り、このときEXOR回路5には互いに反するレ
ベルの信号が入力するため出力が“H”となりト
ランジスタQ4が導通する。すると、電磁リレー
RY1の励磁コイルL3に電流が流れその常閉接
点Sbが開成する。
従つて、上記2つの駆動コイルL1,L2のい
ずれか一方の側の駆動部分に異常が生じると、ト
ランジスタQ4を介してリレーRY1が作動し、
これにより接点Sbが開いて、上記2つの駆動コ
イルL1,L2の駆動電流源を両方共に遮断する
ようになる。
以上のようにして、開閉2つの駆動コイルL
1,L2への通電が共に遮断された場合はもちろ
んのこと、そのいずれか一方だけの駆動部分に異
常が生じた場合にも、上記2つの駆動コイルL
1,L2への通電を共に遮断して、上記アイドル
制御弁3を安全な開度に誘導させることができ
る。
〈考案の効果〉 以上のように、本考案によるアイドル制御弁駆
動回路では、開閉2つの駆動コイルへの通電が共
に遮断された場合はもちろんのこと、そのいずれ
か一方だけの駆動部分に異常が生じたような場合
にも、アイドル制御弁を安全な開度に誘導させる
ことができ、これにより一層確実なフエイルセー
フ機能が得られるようになるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるアイドル制御弁駆動回路
の一実施例を示す回路図、第2図は第1図に示し
た回路の動作例を示す波形タイムチヤート、第3
図はアイドル制御弁の構成を示す図であつて、A
はその全体の断面図、Bはその一部分の断面図、
第4図は従来のアイドル制御弁駆動回路の構成を
示す回路図、第5図は第4図に示した回路の動作
例を示す波形タイムチヤートである。 1……制御ユニツト、2……制御装置、3……
アイドル制御弁、4……駆動回路、5……異常判
定回路、11……インバータ、12……排他的論
理和回路、62……復帰バネ、i1,i2……コ
イル駆動電流、i3……リレーRY1の駆動電
流、L1……開駆動コイル、L2……閉駆動コイ
ル、RY1……リレー、Sb……常閉接点、φ……
駆動信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関のスロツトル弁をバイパスする補助空
    気通路に介装され、開駆動コイルと閉駆動コイル
    を有し、両コイルに相補に通電される駆動電流の
    相互のデユーテイ比によつて開弁量が制御され、
    さらに非駆動時に所定の開度に自動復帰させる復
    帰バネを有するアイドル制御弁において、上記
    開・閉駆動コイルの駆動状態の反転時期が、デユ
    ーテイが可変制御されるアイドル制御弁駆動用の
    パルス信号の反転時期と同期していない時異常と
    判定する異常判定手段と、該異常判定手段の異常
    判定出力に基づいて上記両駆動コイルへの駆動電
    流の供給を遮断するスイツチ手段とを有すること
    を特徴とするアイドル制御弁駆動回路。
JP17661184U 1984-11-22 1984-11-22 Expired JPS645061Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17661184U JPS645061Y2 (ja) 1984-11-22 1984-11-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17661184U JPS645061Y2 (ja) 1984-11-22 1984-11-22

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JPS6192744U JPS6192744U (ja) 1986-06-16
JPS645061Y2 true JPS645061Y2 (ja) 1989-02-08

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