JPS644882Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS644882Y2
JPS644882Y2 JP2258283U JP2258283U JPS644882Y2 JP S644882 Y2 JPS644882 Y2 JP S644882Y2 JP 2258283 U JP2258283 U JP 2258283U JP 2258283 U JP2258283 U JP 2258283U JP S644882 Y2 JPS644882 Y2 JP S644882Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
steel
rail
sleeper
front sag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2258283U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59129901U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2258283U priority Critical patent/JPS59129901U/ja
Publication of JPS59129901U publication Critical patent/JPS59129901U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS644882Y2 publication Critical patent/JPS644882Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Railway Tracks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 従来から、軌道構造には枕木を用いているが、
その場合は、木材、H形鋼、鉄筋コンクリート等
を材料としているが、本考案は、これを鉄道線路
用として使用済の廃品のレール鋼を枕木の代用と
して使用した軌道構成に関するものである。
建設工事現場などに使用する軌道施設の構造
は、従来より木材による枕木の上に軌道レールを
布設する一般工法と鉄枕木、鉄筋コンクリート枕
木などによる特殊事情による工法がある。
この場合に使用する木材による枕木について
は、国内の木材資源は極減しているので、外材の
輸入に依存している状況である。木材は腐朽、そ
の他の損傷などにより耐用年数も短く限られてお
り、強度上からも、経済性からも、他の材質への
取替えが望まれていた。現在採用されているH形
鋼は工事費が高額となる欠点がある。
又、鉄筋コンクリート枕木は1本の重量が著し
く重く作業に不便であるのと、工事費も極度に高
額となるので特殊状況の現場以外には使用されて
いない。
以上の状態にあつて、建設工事用として合理的
な材料と、施行対策を望まれていたが適当な工法
が無く現在に至つている。
本考案に使用する材料は、鉄道線路用として使
用済みの廃品レールを所定の長さに切断し、枕木
鋼とし、その上面に軌道用レールを布設できるよ
うにした、軌道構成装置を施し得るようにした軌
道構造にし、工事施行の容易性、経済性、維持費
の軽減を確保し得る、軌道用の枕木材をレール鋼
に替えた軌道構成装置を提供するものである。
以下、本考案の構成と実施態様を図面に基づき
詳細に説明する。
第1図、及び第2図は本考案により組立られた
軌道の構成を示したものである。
鉄道線用として使用済みの廃品レールを材料と
し、適応する長さに切断したものを枕木鋼1とし
て、その上面に2本の軌道用レール2を布設する
のであるが、この際、枕木鋼に使用するレールの
上部面積が小さいために生ずる締結上の不安定性
を無くするために、枕木鋼1と軌道用レール2の
間に工形状鉄板3を挿入し、該鉄板の下方には前
垂れが枕木鋼の腹部を安定的に締結できるように
してある。上面は軌道用レールの架設に際し、ボ
ールトの締結、調整ができる構造し、軌道用レー
ル2が上、下とも1体となり、安定性を保持でき
る構造になつている。
次に、第3図から第6図までの図面により、下
部、及び上部の軌道構成を細部に説明する。
工形状鉄板3の中央部附近より、枕木鋼1の上
部をはさんで下方に垂れ下る、前垂れ左4と前垂
れ5を設け下端附近に2ケ所ボールト孔を貫通
し、左、右、スクリユーねじにて枕木鋼1の両側
面に摩擦固定板10を挿入し、広い側面で枕木鋼
1の側面を左右から締め付けることにより、安定
的に緊結され、更に各スクリユー締付具に備える
回転止9により緊結を持続せしめている。工形状
鉄板3の締結に際しては突出部には、突出面1
1,12,13,14があつて、各突出面にはレ
ールの長さの方向に斜角となる長方形のアジヤス
トホール15を設けてあり、レール押え17には
締結ボールト16を使つて、アジヤストホール内
で移動調整して締結することにより上部機構が正
確に固着する。
かくして本考案は、単に軌道用レール2の締結
のみでなく、更に護輪軌条、脱線防止軌条、踏切
ガード等、軌道構成に附帯する附属設備の締結に
も適用が可能である。
次に11〜14の各突出面上に軌道用レールを
締結する要領を第1図、及び第4図により説明す
るならば、締結は、一般軌道と同一の千鳥形締結
とする、即ち、突出面11と突出面13、又、突
出面12と突出面14の各締結面上のレール押え
を組み合せ締結することを基本としているが、レ
ールの継ぎ目となる部分では4ケ所同時締結とな
るために、4ケ所の全突出面にアジヤストホール
15を設けている。従つて、レール継ぎ目以外の
個所の締結は他の締結方式もできる構造となる。
以上が本考案の軌道構成装置の機構である。
次に、本考案と従来の各軌道との使用する材料
費を比較するならば、次の率だけ安価となる。
本枕木の46%の減、鉄枕木の57%減、鉄筋コン
クリートの66%減となる。
材料である軌道用の古レールは、目下国鉄の路
線廃止などで多く発生するのと、経済的であり、
耐久力においても数倍強く、そして、布設工事に
際しても特殊な技術を必要としない、廃品レール
を使用できるようにした、一石二鳥の考案を提供
するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の平面図、第2図は側面図、第
3図は取り付部の拡大側面図、第4図は工形状鉄
板の平面図、第5図は同部材の側面図、第6図は
同部材の正面図、第7図は摩擦固定板の側面図、
第8図は同平面図である。 1……枕木鋼、2……軌道用レール、3……工
形状鉄板、4……前垂れ左、5……前垂れ右、6
……スクリユーホール、7……左スクリユーネ
ジ、8……右スクリユーネジ、9……回転止、1
0……摩擦固定板、11……突出面、12……突
出面、13……突出面、14……突出面、15…
…アジヤストホール、16……レール締結ボール
ト、17……レール押え、18……スプリングワ
ツシヤー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軌道体Aの枕木鋼1と軌道用レール2を緊結し
    た軌道において、工形状鉄板3の上、下、左、右
    の突出面11,12,13,14にアジヤストホ
    ール15を4ケ所貫通し、該軌道用レール2の架
    設施行に際しボールト調整締結の作業を容易に
    し、又、該工形状鉄板3の裏面中心部附近より左
    右に前垂れ左4と前垂れ右5を垂れ備え、該、前
    垂れには、それぞれボールト孔が貫通され枕木鋼
    1の中央部の両側に当てた、摩擦固定板10を介
    して該枕木鋼1の両側面からボールトで緊締し固
    定させることを特徴とした、軌道用の枕木材をレ
    ール鋼に替えた軌道構成装置。
JP2258283U 1983-02-18 1983-02-18 軌道用の枕木材をレ−ル鋼に替えた軌道構成装置 Granted JPS59129901U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2258283U JPS59129901U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 軌道用の枕木材をレ−ル鋼に替えた軌道構成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2258283U JPS59129901U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 軌道用の枕木材をレ−ル鋼に替えた軌道構成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59129901U JPS59129901U (ja) 1984-08-31
JPS644882Y2 true JPS644882Y2 (ja) 1989-02-08

Family

ID=30153676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2258283U Granted JPS59129901U (ja) 1983-02-18 1983-02-18 軌道用の枕木材をレ−ル鋼に替えた軌道構成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59129901U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59129901U (ja) 1984-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS644882Y2 (ja)
US5996901A (en) Railroad crosstie
CA1206938A (en) Highway railway crossing and cap therefor
US4105160A (en) Rail joint bar for non-uniform rails
JP3657083B2 (ja) 踏切舗装構造の施工方法
CN218880455U (zh) 一种基本轨伤损加固部件
JPH0218085Y2 (ja)
RU2071217C1 (ru) Упругое крепление рельсов с открытым или закрытым верхним строением пути для рельсовых транспортных средств
KR860001900Y1 (ko) 철도용콘크리트 침목을 재활용하는 레일 결속구
CN220450587U (zh) 一种铁路轨道护轨垫板
US455337A (en) Manufacture of railroad-ties
JP2849524B2 (ja) 鉄道踏切
US1086901A (en) Substructure for railway-crossings.
JPH0757922B2 (ja) 橋梁枕木及びその敷設構造
JP2000045209A (ja) 簡易組立式踏切
ATE4735T1 (de) Schwellenblock fuer eisenbahngleis mit geringer bauhoehe, insbesondere fuer schotterloses eisenbahngleis.
US206385A (en) Improvement in elevated railways
US388220A (en) James quinn
US776005A (en) Rail-joint.
US261737A (en) Thomas p
US827991A (en) Rail-joint.
JPH0823122B2 (ja) 踏切構造
US1551164A (en) Railway-crossing structure
US1698417A (en) Anticreeping device for rails
US1125873A (en) Railway-track.