JPS644806B2 - - Google Patents
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- JPS644806B2 JPS644806B2 JP10063081A JP10063081A JPS644806B2 JP S644806 B2 JPS644806 B2 JP S644806B2 JP 10063081 A JP10063081 A JP 10063081A JP 10063081 A JP10063081 A JP 10063081A JP S644806 B2 JPS644806 B2 JP S644806B2
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- Expired
Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/62—Plastics recycling; Rubber recycling
Landscapes
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Description
本発明はポリフエニレンスルフイド（以下PPS
と略称する）の付着したフイルターの洗浄方法に
関するものである。 一般に、有機高分子からなるポリマーは、フイ
ルム、繊維等に成形される前にフイルターで過
されるが、その過に使用されるフイルターは、
ポリマーを所定量過した後、洗浄されて再使用
されている。 このフイルターの再使用に際してなされるフイ
ルターの洗浄方法としては、アルカリ溶融塩によ
る洗浄、溶媒による洗浄などが知られている。 しかし、PPSポリマーは、耐薬品性が良好で
200℃以下ではこれを溶解する溶媒がなく、無機
薬品については、高温時に酸化性の酸に侵される
以外は、他の薬品に侵されないという優れた耐薬
品のポリマーであるため、フイルターの洗浄が十
分にできなかつた。また、一部の薬品について
は、200℃以上の高温度で溶解させることは可能
であるが、液温が200℃以下に下がると溶解して
いたPPSポリマーが析出してくるので、溶媒温度
を200℃以上とした状態でフイルターを取り出す
必要があり、非常に危険であつた。また、解重合
法にしても、単独溶媒での解重合ではPPSポリマ
ーの除去は十分とはいえなかつた。 本発明の目的は、高温下での取扱いやポリマー
除去率の悪さ、およびポリマー析出などの欠点を
解消しめ、常温まで降温してもポリマー等の析出
がなく、ポリマーの除去率が高く、しかも後洗浄
が容易な洗浄方法を提供せんとするものである。 本発明は上記目的を達成するため次の構成、す
なわち、ポリフエニレンスルフイドの付着したフ
イルターを硫化アルカリおよび有機溶媒中で加熱
洗浄する、フイルターの洗浄方法を特徴とするも
のである。 本発明の対象とするフイルターとは、高温下で
耐アルカリ性のある材料、特に金属が好ましくス
テンレススチール等からなる素材とするものが好
ましい。またその形体としては、小粒子を焼結し
たポーラスメタル状のものや、繊維状金属をフエ
ルト状に加工したフイルターあるいは一部焼結し
た繊維状物が挙げられ、その開口径としては、
0.1μ以上通常は５〜50μ程度のものが効率よく使
用され得る。 本発明で対称とするポリフエニレンスルフイ
ド、すなわちPPSとは、一般式
と略称する）の付着したフイルターの洗浄方法に
関するものである。 一般に、有機高分子からなるポリマーは、フイ
ルム、繊維等に成形される前にフイルターで過
されるが、その過に使用されるフイルターは、
ポリマーを所定量過した後、洗浄されて再使用
されている。 このフイルターの再使用に際してなされるフイ
ルターの洗浄方法としては、アルカリ溶融塩によ
る洗浄、溶媒による洗浄などが知られている。 しかし、PPSポリマーは、耐薬品性が良好で
200℃以下ではこれを溶解する溶媒がなく、無機
薬品については、高温時に酸化性の酸に侵される
以外は、他の薬品に侵されないという優れた耐薬
品のポリマーであるため、フイルターの洗浄が十
分にできなかつた。また、一部の薬品について
は、200℃以上の高温度で溶解させることは可能
であるが、液温が200℃以下に下がると溶解して
いたPPSポリマーが析出してくるので、溶媒温度
を200℃以上とした状態でフイルターを取り出す
必要があり、非常に危険であつた。また、解重合
法にしても、単独溶媒での解重合ではPPSポリマ
ーの除去は十分とはいえなかつた。 本発明の目的は、高温下での取扱いやポリマー
除去率の悪さ、およびポリマー析出などの欠点を
解消しめ、常温まで降温してもポリマー等の析出
がなく、ポリマーの除去率が高く、しかも後洗浄
が容易な洗浄方法を提供せんとするものである。 本発明は上記目的を達成するため次の構成、す
なわち、ポリフエニレンスルフイドの付着したフ
イルターを硫化アルカリおよび有機溶媒中で加熱
洗浄する、フイルターの洗浄方法を特徴とするも
のである。 本発明の対象とするフイルターとは、高温下で
耐アルカリ性のある材料、特に金属が好ましくス
テンレススチール等からなる素材とするものが好
ましい。またその形体としては、小粒子を焼結し
たポーラスメタル状のものや、繊維状金属をフエ
ルト状に加工したフイルターあるいは一部焼結し
た繊維状物が挙げられ、その開口径としては、
0.1μ以上通常は５〜50μ程度のものが効率よく使
用され得る。 本発明で対称とするポリフエニレンスルフイ
ド、すなわちPPSとは、一般式
日本精線(株)：最大過径測定仕様書
富士フイルター(株)：バブルポイント検査方法
バブルポイント法の概要は、まずフイルターを
あらかじめ25℃のイソプロピルアルコール液に浸
漬し、内部の細孔を十分に濡らす。ガス圧をエレ
メントの片側より徐々に増加させ、エレメントの
表面から連続して気泡が発生するまで行なう。最
初の気泡から連続して発生したときの圧力
（Jnitial Bubble Point）は、最大孔径における
表面張力に等しいと考えられる。引き続き空気圧
を徐々に増加させ、空気流量と空気圧を測定し、
空気圧の変化がほぼ一定となるまで継続する。こ
の値をグラフに表わし、圧力Ｈを求める。この圧
力がBurst Bubble Pointであり、そのエレメン
トで最も多い孔径を示し、ほぼ95％過限界に相
当する。 以下、本発明の一実施態様について説明する。 実施例 １ ５オートクレーブに、Ｎ−メチルピロリドン
（NMP）２と押出過に使用したPPSポリマ
ーの付着したステンレス繊維焼結フイルター４
３／８″カプセル（absolute25μcut off）10枚、およ
びPPSポリマーと当モルの水硫化ナトリウムを投
入し、窒素ガスで４Kg／cm2の加圧下にする。系内
温度を徐々に昇温すると圧力もそれに伴つて上昇
する。内温270℃、圧力16Kg／cm2で５時間撹拌し
た。処理後冷却し一連の後洗浄を行ない、重量変
化、エアー圧力損失、バブルポイントを測定し
た。どの項目も使用前のフイルターとほぼ同値で
あり、外観も遜色しなかつた。 この結果を第１表に示した。
あらかじめ25℃のイソプロピルアルコール液に浸
漬し、内部の細孔を十分に濡らす。ガス圧をエレ
メントの片側より徐々に増加させ、エレメントの
表面から連続して気泡が発生するまで行なう。最
初の気泡から連続して発生したときの圧力
（Jnitial Bubble Point）は、最大孔径における
表面張力に等しいと考えられる。引き続き空気圧
を徐々に増加させ、空気流量と空気圧を測定し、
空気圧の変化がほぼ一定となるまで継続する。こ
の値をグラフに表わし、圧力Ｈを求める。この圧
力がBurst Bubble Pointであり、そのエレメン
トで最も多い孔径を示し、ほぼ95％過限界に相
当する。 以下、本発明の一実施態様について説明する。 実施例 １ ５オートクレーブに、Ｎ−メチルピロリドン
（NMP）２と押出過に使用したPPSポリマ
ーの付着したステンレス繊維焼結フイルター４
３／８″カプセル（absolute25μcut off）10枚、およ
びPPSポリマーと当モルの水硫化ナトリウムを投
入し、窒素ガスで４Kg／cm2の加圧下にする。系内
温度を徐々に昇温すると圧力もそれに伴つて上昇
する。内温270℃、圧力16Kg／cm2で５時間撹拌し
た。処理後冷却し一連の後洗浄を行ない、重量変
化、エアー圧力損失、バブルポイントを測定し
た。どの項目も使用前のフイルターとほぼ同値で
あり、外観も遜色しなかつた。 この結果を第１表に示した。
【表】
実施例 ２
５オートクレーブに、Ｎ−メチルピロリドン
（NMP）３、および対NMP20wt％の水素化ト
リフエニル、そしてPPS過使用後のポリマーの
付着したステンレス繊維焼結フイルター４ 3/8″
カプセル（absolute25μcut off）７枚と、付着ポ
リマーの1/2モルの水硫化ナトリウムを投入し、
窒素ガスで１Kg／cm2に加圧し、温度を徐々に上
げ、最終的に240℃、13Kg／cm2で撹拌なしで３時
間処理した。冷した後一連の後洗浄を行ない、各
種測定により、実施例１と同様の結果を得た。 実施例 ３ 15の圧力洗浄釜（撹拌機なし）に過使用後
のPPSポリマーの付着した８ 3/4″ステンレス繊
維焼結フイルター（absolute15μcut off）10枚、
およびＮ−メチルピロリドン（NMP）10、解
重合しようとするPPSポリマーと当量のNaSHを
投入し、系内温度100℃の時点で窒素ガスを４
Kg／cm2で封し込めた。その後昇温し、系内温度
260℃、圧力12Kg／cm2で４時間処理した。処理後
一連の後洗浄を施こし、各種測定でフイルターの
再生が完全に行なわれていることを確認した。こ
の結果を第２表に示した。 第２表から明らかなように、本発明がPPS押出
過フイルターの洗浄方法（再生）に優れている
ことがわかる。
（NMP）３、および対NMP20wt％の水素化ト
リフエニル、そしてPPS過使用後のポリマーの
付着したステンレス繊維焼結フイルター４ 3/8″
カプセル（absolute25μcut off）７枚と、付着ポ
リマーの1/2モルの水硫化ナトリウムを投入し、
窒素ガスで１Kg／cm2に加圧し、温度を徐々に上
げ、最終的に240℃、13Kg／cm2で撹拌なしで３時
間処理した。冷した後一連の後洗浄を行ない、各
種測定により、実施例１と同様の結果を得た。 実施例 ３ 15の圧力洗浄釜（撹拌機なし）に過使用後
のPPSポリマーの付着した８ 3/4″ステンレス繊
維焼結フイルター（absolute15μcut off）10枚、
およびＮ−メチルピロリドン（NMP）10、解
重合しようとするPPSポリマーと当量のNaSHを
投入し、系内温度100℃の時点で窒素ガスを４
Kg／cm2で封し込めた。その後昇温し、系内温度
260℃、圧力12Kg／cm2で４時間処理した。処理後
一連の後洗浄を施こし、各種測定でフイルターの
再生が完全に行なわれていることを確認した。こ
の結果を第２表に示した。 第２表から明らかなように、本発明がPPS押出
過フイルターの洗浄方法（再生）に優れている
ことがわかる。
Claims (1)
- １ ポリフエニレンスルフイドの付着したフイル
ターを硫化アルカリおよび有機溶媒中で加熱洗浄
することを特徴とするフイルターの洗浄方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56100630A JPS583615A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | フイルタ−の洗浄方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56100630A JPS583615A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | フイルタ−の洗浄方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS583615A JPS583615A (ja) | 1983-01-10 |
| JPS644806B2 true JPS644806B2 (ja) | 1989-01-26 |
Family
ID=14279151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56100630A Granted JPS583615A (ja) | 1981-06-30 | 1981-06-30 | フイルタ−の洗浄方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583615A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4445941A (en) * | 1982-07-22 | 1984-05-01 | Phillips Petroleum Company | Process for cleaning metal surfaces |
-
1981
- 1981-06-30 JP JP56100630A patent/JPS583615A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS583615A (ja) | 1983-01-10 |
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