JPS644468B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS644468B2
JPS644468B2 JP56117886A JP11788681A JPS644468B2 JP S644468 B2 JPS644468 B2 JP S644468B2 JP 56117886 A JP56117886 A JP 56117886A JP 11788681 A JP11788681 A JP 11788681A JP S644468 B2 JPS644468 B2 JP S644468B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carton
sterilizing
filling
water
cartons
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56117886A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57110252A (en
Inventor
Zeen Sutanaado Kyasarin
Mashuu Uudo Jon
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOOBASU CORP NV
Original Assignee
NOOBASU CORP NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NOOBASU CORP NV filed Critical NOOBASU CORP NV
Publication of JPS57110252A publication Critical patent/JPS57110252A/ja
Publication of JPS644468B2 publication Critical patent/JPS644468B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B55/00Preserving, protecting or purifying packages or package contents in association with packaging
    • B65B55/02Sterilising, e.g. of complete packages
    • B65B55/04Sterilising wrappers or receptacles prior to, or during, packaging

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、材料を無菌化させる方法に係わる。 さらに詳述すれば、本発明は、ポリエチレンで
コーテイングしたアルミニウムまたは厚紙でなる
充填用カートンの内表面を無菌化させる方法に係
わる。 米国特許第3566575号には、容器を形成し、無
菌的に処理し、充填し、容器を密封する操作を、
容器を殺菌剤で無菌的に処理したのち静浄な空気
中で保護しながら行なうための充填装置が開示さ
れている。無菌処理は、煙霧発生装置によつて容
器の内表面を殺菌剤と接触させることにより行な
われ、処理後、残留する殺菌剤の除去のための乾
燥が行なわれる。 開示されている殺菌剤は35%過酸化水素
(H2O2)溶液である。しかしながら、この殺菌剤
では、高殺菌率、たとえば生存率1/104を得る
ためには比較的長時間、すなわち数秒を要する。
ついで、H2O2を乾燥により除去するが、これは
容器の開口頂部から熱空気を噴射することに行な
われる。たとえ少量ではあつても、H2O2は人間
にとつて毒性を有するものであると言われてお
り、H2O2の完全な除去が望まれる。しかしなが
ら、比較的多量のH2O2では、特に容器の底にお
ける乾燥の効果が低いため完全に除去することが
困難であり、したがつて比較的長時間の操作が要
求される。それ故、長い操作時間のため、このよ
うな装置の存在価値に重大な影響がある。 スイス国特許第595248号には、殺菌したミル
ク、クリームまたは果汁用のカートンを、充填前
に、無菌室で電磁波または電子粒による殺菌照射
のもとに置くことによつて内部を殺菌することが
開示されている。光源をその窓を介して、内面全
域をカバーするようにカートンの内部に向ける。
カートンは、その内面では影の部分が形成されな
いように設計される。照射線源は発電ユニツトを
有するガス放出ランプであり、リフタがランプの
石英管の周囲にカートンを上昇させる際に、200
ないし280nm(とりわけ254nm)の紫外線を照
射する。室内にさらに紫外線ランプを設けること
もできる。紫外線ランプの代りに電子ビームを使
用する場合には、二次的効果として生ずるX線に
対して従業者を保護するために鉛スクリーンが必
要である。カートン用の好ましい材料は、同質の
プラスチツク材料で表面コーテイングすることに
より強化した発泡ポリスチレンである。 石英管の周囲でカートンを次から次へと上昇さ
せることは、カートンの水平方向の進行が非常に
遅いか、カートン内部を照射線にさらす時間が非
常に短かくなるとの結果を生ずる。さらに、シー
ト状材料を折曲げることにより作成したカートン
では、その折曲げ部で、細菌が照射線にさらされ
ないような影の部位を有することが避けられな
い。 BaylissおよびWaitesの論文「細菌芽胞に関す
る過酸化水素および紫外線照射の総合効果」(「ジ
ヤーナル・オブ・アプライド・バクテリオロジ
ー」(Journal of Applied Bacteriology)、
1979、47、263〜269)では、過酸化水素と紫外線
照射とを組合せて、無菌状態での充填用パツキン
グ材料の殺菌に使用することが示唆されている。
この文献では、特に、溶液中におけるH2O2の濃
度が低い場合にも特に強い殺菌効果が得られるこ
とが開示されている。 このような微生物の殺菌作用は紫外線照射によ
る過酸化水素の水酸基への分解に関連するものと
考えられる。 本発明の1つの態様によれば、材料を基質と接
触させ、この材料と基質とに紫外線を照射し、基
質と紫外線とによつて相剰的に殺菌効果を発揮さ
せてなり、この基質は残留特性として無害である
ことを特徴とする、材料を無菌化させる方法が提
供される。 このような基質を使用することは、毒作用の危
険が回避でき、基質の残留特性を材料から排除す
る必要を回避できる利点がある。 このような基質としては、たとえば水が挙げら
れる。 本発明の他の態様によれば、材料に基質の層を
形成し、材料および基質に紫外線を照射し、基質
と紫外線とによつて相剰的に殺菌効果を発揮させ
てなり、前記層は比較的薄くかつ紫外線は比較的
強烈であることを特徴とする、材料を無菌化させ
る方法が提供される。 好適な具体例では、層は水の滴でなる。特に、
この層は厚さ0.1mm以下、たとえば約2μである。
このような薄い層は、滴が、殺すべき微生物を紫
外線から実質的に隠さないとの利点をもつ。紫外
線の線量は、無菌化しようとする材料のすべての
部位で少なくとも5mW/cm2が有利であり、比較
的高線量である。 本発明のさらに他の態様によれば、材料に紫外
線を照射することからなり、材料によつてその波
長が実質的に変化された放射線が材料によつて実
質的に反射されないことを特徴とする、材料を無
菌化される方法が提供される。 放射線の波長における変化がないことは、最も
強い殺菌作用が特殊な波長(通常254nm)にあ
り、仮に実質的に異なる波長の反射光がある場合
には、効果が低下するため重要である。 本発明がさらに明確に理解されかつ容易に実施
されうるように、具体例を以下に開示する。 実験は、サイズ245mm×70mm×70mmの1カー
トンの内表面における微生物の個体群、特に細菌
芽胞についての各種処理の効果を確認するために
実施したものである。なお、カートンの2つの内
表面はポリエチレンでコーテイングしたアルミニ
ウムでなり、他の2つはポリエチレンでコーテイ
ングした厚紙でなる。 紫外線は高光度UV−C殺菌ランプ(UVC−13
−70、Brown、Boveri&Cie社製)により照射し
た。カートンの内表面のいずれの部位においても
最低線量が、内表面を10秒間さらす際に5mV
秒/cm2となるような位置にカートンに向けてラン
プを配置した。 テスト用の微生物の懸濁液を調製し、アトマイ
ジングノズルによりカートンに噴霧した。バチル
ス・スブチリス(Bacillus subtilis)の芽胞を含
有しかつ107個/ml以上の接種物を0.5秒間噴霧
し、内表面に均一に植付けした。 アトマイジングノズルを使用して、カートン内
に室温でH2O2溶液を噴霧した。1%重量/容量
H2O2溶液0.1mlを0.6秒間噴霧し、約2μの厚さで
H2O2の層を形成した。同様にして、カートン内
に水を噴霧した。 以下の結果が得られた。
【表】 み
紫外線照射+ 2.9 1.8 ≧5.3 ≧3.8

紫外線照射+ 3.6 3.3 ≧5.3 ≧4.9
過酸化水素溶

ポリエチレンでコーテイングしたアルミニウム
の内表面をもつカートンにおけるアルミニウムか
らの反射が何らかの手段によつて防止される場合
には、この種のカートンの処理における効果の損
失は実質的に回避されるものと考えられる。 他の実験により、ポリエチレンでコーテイング
した厚紙の内表面をもつカートンについて以下の
結果が得られた。
【表】
【表】 本発明は、同一出願人に係る特開昭56−106734
号に開示される装置において利用される。 上述の結果から、本発明に従つて水と紫外線照
射とを併用する場合には、過酸化水素と紫外線照
射との併用に比べて、殺菌効果は若干劣ることが
あるものの、紫外線照射のみおよび過酸化水素の
単独使用の場合と比べては明らかに殺菌効力は高
いことが理解される。しかも、使用する基質が水
であるため、無菌化しようとする材料が特に食品
等の充填用カートンである場合、安全性に関する
問題がない利点がある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ポリエチレンコーテイングアルミニウムまた
    は厚紙でなる充填用カートンの内表面を無菌化さ
    せる方法において、カートン内に水をスプレーし
    て薄い層として水を付着させ、ついで紫外線を照
    射して、水および紫外線によつて相乗的に殺菌作
    用を発揮させることを特徴とする、充填用カート
    ンの無菌化法。 2 特許請求の範囲第1項記載の方法において、
    前記層の厚さが0.1mm以下である、充填用カート
    ンの無菌化法。 3 特許請求の範囲第2項記載の方法において、
    前記層の厚さが2μである、充填用カートンの無
    菌化法。 4 特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
    か1項に記載の方法において、照射線量が無菌化
    させようとする充填用カートン内の各部位におい
    て少なくとも5mW秒/cm2である、充填用カート
    ンの無菌化法。 5 特許請求の範囲第1項記載の方法において、
    充填用カートンに紫外線を照射する際、前記カー
    トンよつて実質的に変化された波長を持つ放射線
    が該カートンによつて実質的に反射されないない
    ようにする、充填用カートンの無菌化法。
JP56117886A 1980-07-29 1981-07-29 Method for making material asceptic Granted JPS57110252A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8024780 1980-07-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57110252A JPS57110252A (en) 1982-07-09
JPS644468B2 true JPS644468B2 (ja) 1989-01-25

Family

ID=10515115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56117886A Granted JPS57110252A (en) 1980-07-29 1981-07-29 Method for making material asceptic

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0045201A1 (ja)
JP (1) JPS57110252A (ja)
AU (1) AU7352581A (ja)
DK (1) DK338481A (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS57110252A (en) 1982-07-09
AU7352581A (en) 1982-06-10
DK338481A (da) 1982-01-30
EP0045201A1 (en) 1982-02-03

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