JPS644257Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS644257Y2 JPS644257Y2 JP13489282U JP13489282U JPS644257Y2 JP S644257 Y2 JPS644257 Y2 JP S644257Y2 JP 13489282 U JP13489282 U JP 13489282U JP 13489282 U JP13489282 U JP 13489282U JP S644257 Y2 JPS644257 Y2 JP S644257Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link
- closed switchboard
- floor
- main circuit
- plate
- Prior art date
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- Expired
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- 239000000428 dust Substances 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Trip Switchboards (AREA)
- Patch Boards (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[技術分野の説明]
本考案はしや断器などの引出形の主回路機器を
収納してなる閉鎖配電盤において、収納機器の搬
出入および閉鎖配電盤のしやへい度向上を具備し
た閉鎖配電盤に関する。
収納してなる閉鎖配電盤において、収納機器の搬
出入および閉鎖配電盤のしやへい度向上を具備し
た閉鎖配電盤に関する。
[従来技術の説明および問題点]
最近の閉鎖配電盤は、縮小化、大容量化、保守
点検の省力化が強く要求され、加えて安全確保の
ための諸機能が規格化されるなど、従来の閉鎖配
電盤に比らべ、より幅広い機能を具備せざるを得
なくなつている。
点検の省力化が強く要求され、加えて安全確保の
ための諸機能が規格化されるなど、従来の閉鎖配
電盤に比らべ、より幅広い機能を具備せざるを得
なくなつている。
さて、閉鎖配電盤1は、通常第1図に示すごと
く収納機器2、正面パネル3などにて構成されて
いるが、閉鎖配電盤の閉鎖保護構造に防塵の要求
があり、従来では閉鎖配電盤と正面パネル3との
間に、設置床面と正面パネルが当らないように、
また収納機器が通常引出方式のため車輪2aによ
り移動可能となつているが床面の凹凸あるいはギ
ヤツプ等を考慮し、ある一定値(最少でも数mm)
は床面より高くしてある。したがつて、閉鎖配電
盤に収納した場合、第2図に示す如く床板1aと
正面パネル3の間には必らず隙間3aが生じる。
そして、この部分より砂、塵等の入りこみ防塵の
要求を満たしていなかつた。
く収納機器2、正面パネル3などにて構成されて
いるが、閉鎖配電盤の閉鎖保護構造に防塵の要求
があり、従来では閉鎖配電盤と正面パネル3との
間に、設置床面と正面パネルが当らないように、
また収納機器が通常引出方式のため車輪2aによ
り移動可能となつているが床面の凹凸あるいはギ
ヤツプ等を考慮し、ある一定値(最少でも数mm)
は床面より高くしてある。したがつて、閉鎖配電
盤に収納した場合、第2図に示す如く床板1aと
正面パネル3の間には必らず隙間3aが生じる。
そして、この部分より砂、塵等の入りこみ防塵の
要求を満たしていなかつた。
[考案の目的]
本考案は、引出し形の主回路機器を収納してな
る閉鎖配電盤において、床面の防塵構造を得るた
めと、この収納機器の閉鎖配電盤への搬出入を簡
易にするための機能を付加した閉鎖配電盤を得る
ことを目的とする。
る閉鎖配電盤において、床面の防塵構造を得るた
めと、この収納機器の閉鎖配電盤への搬出入を簡
易にするための機能を付加した閉鎖配電盤を得る
ことを目的とする。
[考案の概要]
本考案は、床面の隙間を防ぐ部板を開閉機構と
し、収納機器が内部にあるときは隙間を防ぎ、外
部へ収納機器が出るときはこの部板を踏み板とす
るようにリンクにて動作するように構成したもの
で、特別に操作者が手をかける必要もなく、自動
的に収納機器の出入れによつて防塵の目的を達成
するものである。
し、収納機器が内部にあるときは隙間を防ぎ、外
部へ収納機器が出るときはこの部板を踏み板とす
るようにリンクにて動作するように構成したもの
で、特別に操作者が手をかける必要もなく、自動
的に収納機器の出入れによつて防塵の目的を達成
するものである。
[考案の実施例]
本考案の構成を第3図〜第5図に示す一実施例
にて説明する。カバー10は、閉鎖配電盤(以下
盤と呼称する)床板1aにボルト類で固定されて
いる。このカバー10は、ヒンジ11を介し可動
側と固定側プレートからなり、可動側プレートの
端部には収納機器2のフレーム端部2bと盤内で
接触しスライドするリンク12を有し、このスラ
イド動作を規制するサポート13とピン14にて
連結されている。このリンク12には、長手方向
のだ円穴とカバー10の可動側プレートの端部に
設けられた折曲げ部10aと係合し、ピン10b
にて連結する穴を具備している。またその反対側
にはリンク折曲げ部12aをもつ。第5図に示す
通りカバー10の固定側プレートは、盤1の床板
1aにボルト取付用穴10cと収納機器2の車輪
2aの通過部の逃げ10dを有している。サポー
ト13は、リンク12を可動支持するための上下
方向のだ円穴を有し、床板1aに固定されてい
る。なお、第5図では片側のみの構成を示してあ
るが、これは両側にあり幅W及び奥行寸法Lは、
収納機器2の寸法により設定され組立てられる。
さらに、第3図に示したカバー10の可動側プレ
ートの高さHも、収納機器2の寸法に合せ、出入
の邪魔にならないように設定される。
にて説明する。カバー10は、閉鎖配電盤(以下
盤と呼称する)床板1aにボルト類で固定されて
いる。このカバー10は、ヒンジ11を介し可動
側と固定側プレートからなり、可動側プレートの
端部には収納機器2のフレーム端部2bと盤内で
接触しスライドするリンク12を有し、このスラ
イド動作を規制するサポート13とピン14にて
連結されている。このリンク12には、長手方向
のだ円穴とカバー10の可動側プレートの端部に
設けられた折曲げ部10aと係合し、ピン10b
にて連結する穴を具備している。またその反対側
にはリンク折曲げ部12aをもつ。第5図に示す
通りカバー10の固定側プレートは、盤1の床板
1aにボルト取付用穴10cと収納機器2の車輪
2aの通過部の逃げ10dを有している。サポー
ト13は、リンク12を可動支持するための上下
方向のだ円穴を有し、床板1aに固定されてい
る。なお、第5図では片側のみの構成を示してあ
るが、これは両側にあり幅W及び奥行寸法Lは、
収納機器2の寸法により設定され組立てられる。
さらに、第3図に示したカバー10の可動側プレ
ートの高さHも、収納機器2の寸法に合せ、出入
の邪魔にならないように設定される。
[考案の作用]
まず、第3図に示す状態から説明する。収納機
器2を盤1から搬出しようとすると、カバー10
の可動側プレートが車輪2aにより図示左方向に
押され、最終的に第4図に示す状態となる。この
際、カバー10は回転により床板1aの板厚分を
傾斜移動可能させ、収納機器2のよりスムーズで
安全な移動を可能にする。
器2を盤1から搬出しようとすると、カバー10
の可動側プレートが車輪2aにより図示左方向に
押され、最終的に第4図に示す状態となる。この
際、カバー10は回転により床板1aの板厚分を
傾斜移動可能させ、収納機器2のよりスムーズで
安全な移動を可能にする。
逆に、収納機器2を盤1に搬入する際は、第4
図の状態であるため車輪2aはカバー10の可動
プレートの傾斜面を、段差なくスムーズに移動で
き、床板1aの板厚分段差の衝撃および搬入力を
小さくすることが可能となる。さらに収納機器を
押込むと、車輪2aが床板1aにのり上げた位置
で収納機器2のフレーム端部2bとリンク折曲げ
部12aとが接し、収納機器2の移動(図示の右
方向へ)でリンク12を引つ張り、結果的にカバ
ー10をヒンジ11を中心に可動側プレートが回
転し、第3図の状態となる。
図の状態であるため車輪2aはカバー10の可動
プレートの傾斜面を、段差なくスムーズに移動で
き、床板1aの板厚分段差の衝撃および搬入力を
小さくすることが可能となる。さらに収納機器を
押込むと、車輪2aが床板1aにのり上げた位置
で収納機器2のフレーム端部2bとリンク折曲げ
部12aとが接し、収納機器2の移動(図示の右
方向へ)でリンク12を引つ張り、結果的にカバ
ー10をヒンジ11を中心に可動側プレートが回
転し、第3図の状態となる。
その後、即ち収納機器2が完全に収納された後
に正面パネル3を閉じれば良い。以上の動作によ
つて、収納機器2と盤1の床板1aとの隙間3a
を無くすことが可能となり、防塵の要求を満足さ
せる。さらに、収納機器の搬出入もスムーズで安
全に行なえる。
に正面パネル3を閉じれば良い。以上の動作によ
つて、収納機器2と盤1の床板1aとの隙間3a
を無くすことが可能となり、防塵の要求を満足さ
せる。さらに、収納機器の搬出入もスムーズで安
全に行なえる。
[その他の実施例]
前述のリンク2は両側取付で説明したが、カバ
ー10の開閉を動かすのみ故、強度的に充分なら
片側のみの取付でも良い。あるいは中央に1ケ所
設ける方法でも良い。
ー10の開閉を動かすのみ故、強度的に充分なら
片側のみの取付でも良い。あるいは中央に1ケ所
設ける方法でも良い。
さらに、本考案は収納機器2と正面パネル3が
一体となつているトラツクタイプと呼称される閉
鎖配電盤の床部隙間の防塵にも、適用が可能であ
る。
一体となつているトラツクタイプと呼称される閉
鎖配電盤の床部隙間の防塵にも、適用が可能であ
る。
[考案の効果]
以上説明したごとく、本考案によれば床部の防
塵が必要時に行なえ、また収納機器の搬出入もス
ムーズに行なえる。さらにこれらの動作は収納機
器の搬出入の際、人手による操作を必要とせず、
自動的に行なえ得るなど有効な閉鎖配電盤が得ら
れる。
塵が必要時に行なえ、また収納機器の搬出入もス
ムーズに行なえる。さらにこれらの動作は収納機
器の搬出入の際、人手による操作を必要とせず、
自動的に行なえ得るなど有効な閉鎖配電盤が得ら
れる。
第1図は従来の閉鎖配電盤の側面図、第2図は
第1図のA部で正面床部を示す拡大図、第3図は
この考案の一実施例を示す閉鎖配電盤の側面から
見た床部拡大図、第4図は本考案の動作を示す側
面図、第5図は第4図の−線に沿い矢視方向
に見た断面図である。 10……カバー、10a……折曲げ部、10b
……ピン、10c……ボルト取付用穴、10d…
…逃げ、11……ヒンジ、12……リンク、12
a……リンク折曲げ部、13……サポート、14
……ピン。
第1図のA部で正面床部を示す拡大図、第3図は
この考案の一実施例を示す閉鎖配電盤の側面から
見た床部拡大図、第4図は本考案の動作を示す側
面図、第5図は第4図の−線に沿い矢視方向
に見た断面図である。 10……カバー、10a……折曲げ部、10b
……ピン、10c……ボルト取付用穴、10d…
…逃げ、11……ヒンジ、12……リンク、12
a……リンク折曲げ部、13……サポート、14
……ピン。
Claims (1)
- 引出形の主回路機器を収納した閉鎖配電盤にお
いて、閉鎖配電盤の床板に固定側プレートを取付
け、この固定側プレートにヒンジを介して可動側
プレートを連結させ、この可動側プレートの側面
にリンクの一端をピンを介して連結させ、このリ
ンクの他端に長穴を設け、この長穴にピンをかん
合させ、このピンをサポートに取付け、このサポ
ートは前記床板に植設させ、前記リンクの他端の
先端には折曲げ部を設け、この折曲げ部は前記主
回路機器の後部と係合する位置に配置し、前記可
動プレートは前記主回路機器の車輪と係合する位
置に配置し、前記主回路機器の搬出入動作によつ
て、可動プレートが回動することを特徴とする閉
鎖配電盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13489282U JPS5941005U (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | 閉鎖配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13489282U JPS5941005U (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | 閉鎖配電盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5941005U JPS5941005U (ja) | 1984-03-16 |
JPS644257Y2 true JPS644257Y2 (ja) | 1989-02-03 |
Family
ID=30303808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13489282U Granted JPS5941005U (ja) | 1982-09-07 | 1982-09-07 | 閉鎖配電盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5941005U (ja) |
-
1982
- 1982-09-07 JP JP13489282U patent/JPS5941005U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5941005U (ja) | 1984-03-16 |
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