JPS64407Y2 - - Google Patents

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JPS64407Y2
JPS64407Y2 JP11295683U JP11295683U JPS64407Y2 JP S64407 Y2 JPS64407 Y2 JP S64407Y2 JP 11295683 U JP11295683 U JP 11295683U JP 11295683 U JP11295683 U JP 11295683U JP S64407 Y2 JPS64407 Y2 JP S64407Y2
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JP
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stepping
work
roadbed
backing material
block
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JP11295683U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は踏掛版の布設工事部に関するもので
ある。床版橋、けた橋等の橋台、あるいは建築物
基礎などを構成する構造物(以下構築物本体と呼
ぶ)の路盤側には従来踏掛版が布設されるのが普
通である。
従来の踏掛版の布設工事部を構築物本体が橋台
1である場合を例にとつて第1図を用いて説明す
る。
まず橋台1の路盤側においては在来地盤の上
に、たとえば栗石などの裏込材を一面に敷き固め
て路盤工103を橋台1の背面に設けられている
受台11と同一レベルになるよう形成し、ほぼ平
板上の踏掛版102をその一端が受台11にかか
るようにこの路盤工103上に設置し、その後踏
掛版102の上方を含めた前記路盤工103上に
アスフアルト等の路面5を形成するのが普通であ
る。
このような従来の踏掛版の布設工事部において
は、まず、布設段階において受台11と同一レベ
ルに路盤工103の全面のレベルを取る工事が煩
雑であつて、下面102Aが平面である踏掛版1
02を安定設置するために転圧工事などにかなり
の工数を要する欠点がある。つぎに布設後の段階
においては、たとえば地震、長雨などによる地盤
沈下、過大荷重などの理由によつて、踏掛版10
2の受台11と反対側の端部が路盤工103と共
に、あるいは路盤工の内部に埋没傾斜し、この結
果上部の路面5に、符号104で示されるような
急な段差が生ずる欠点がある。
この考案はこのような従来の欠点を排除するた
めになされたものであつて、その一実施例を第2
図について説明する。第2図においては第1図に
ついて説明した要素と同一の要素は同一の参照番
号を用いて示し、詳しい説明を省略する。
この考案に用いる踏掛版2の特徴としては、下
面ほぼ中央に凹陥面21を設けたことである。凹
陥面21は踏掛版2の寸法に対して比較的小さい
曲率を持つなだらかに広く延びる凹面であればよ
い。
このような踏掛版2の布設工事部の特徴は、そ
の路盤工3にある。すなわち踏掛版2の踏掛け方
向の両端部のうち、少なくとも受台11より離れ
た端部2Bの下部にたとえば栗石などを転圧して
成る裏込材32を敷き固め、さらにその上に、お
よび前記凹陥面21の下部などには、たとえば空
練りモルタル、あるいは砂のようなレベル調整用
の裏込材31を施して路盤工3の構成するのであ
る。しかしてこの路盤工3の上部に上述の踏掛版
2を配置するわけであるが、この際構築物本体、
この場合は橋台1から離れた端部2Bにはたとえ
ば鋼板のようなせん断強度の大きい当板4を介在
させるのである。しかしてこのように設置された
踏掛版2を含めた路盤工3の上部に路面5を施工
してこの考案による布設工事は完了するのであ
る。なお、実施例では受台11側にも裏込材32
を施してある。
なお第2図に図示したように踏掛版2としてプ
レストレストコンクリート構造とすれば、凹階面
21の作用により常に正曲げとしてプレストレス
トを直線的に配置できて踏掛版2の上縁には引張
応力度が、下縁には圧縮応力度が与えられるの
で、その分強度が増大することは明白である。同
図中、符号22,23はそれぞれ定着金具、PC
鋼材を示す。
この考案の踏掛版の布設工事部は以上に詳述し
たように、(i)下面中央部が凹陥面となり、一端部
にのみ裏込材を施して路盤工を形成するためレベ
ルを取るのが容易であつて転圧工事なども少なく
てすみ、踏掛版を安定して設置できる、(ii)踏掛版
の上部にかかつた荷重に対しては裏込材と踏掛版
との間にすきまが生じているため計算通りの両端
支持ばりとなる。(iii)当板の存在のため踏掛版の構
築物本体から離れた端部が埋没しにくく、したが
つて路面に急な段差の生ずる不都合はない、など
の多くの効果がある。なお図示の実施例のように
プレストレストコンクリートを用いた場合は前記
の効果が増大することになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の踏掛版の布設工事部を示す側断
面図、第2図はこの考案の踏掛版の布設工事部を
示す側断面図である。 2……踏掛版、21……凹陥面、2B……端
部、3……路盤工、31……裏込材、32……裏
込材、4……当板、5……路面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下面に凹陥面21の設けられた踏掛版2の踏掛
    方向の両端部のうち少なくとも構築物本体より離
    れた端部2Bの下部に裏込材32を施し、さらに
    その上にレベル調整用の裏込材31を施して路盤
    工3を形成し、この路盤工の上部に前記踏掛版の
    前記両端部のうち構築物本体より離れた端部2B
    にのみ当板4を介在させて前記踏掛版を配置し、
    この踏掛版の上部に路面5を施工してなる、踏掛
    版の布設工事部。
JP11295683U 1983-07-20 1983-07-20 踏掛版の布設工事部 Granted JPS6022502U (ja)

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JP11295683U JPS6022502U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 踏掛版の布設工事部

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JPS6022502U JPS6022502U (ja) 1985-02-16
JPS64407Y2 true JPS64407Y2 (ja) 1989-01-06

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JP6095967B2 (ja) * 2012-12-14 2017-03-15 大成建設株式会社 地盤沈下対策構造
CN111041919B (zh) * 2019-12-30 2021-06-29 河北建太工程设计有限公司 一种桥头路面防沉降结构及施工方法

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JPS6022502U (ja) 1985-02-16

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