JPS643902Y2 - - Google Patents

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JPS643902Y2
JPS643902Y2 JP1983109800U JP10980083U JPS643902Y2 JP S643902 Y2 JPS643902 Y2 JP S643902Y2 JP 1983109800 U JP1983109800 U JP 1983109800U JP 10980083 U JP10980083 U JP 10980083U JP S643902 Y2 JPS643902 Y2 JP S643902Y2
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JP
Japan
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connector
piping
sleeve
plug
cap nut
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JP1983109800U
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English (en)
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JPS6018388U (ja
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  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 この考案は圧力の掛かつた流体を内部に有する
構造体に取り付けて他の配管を接続するコネクタ
ーにこの構造に関するものである。
ロ 従来技術 例えばば圧力の高い油やガス等の流体を収納し
た容器に他の部分からの配管を連結するには従来
から第1図に示すような、いわゆるセルフシール
式のコネクターが用いられている。
即ち圧力流体2を収納した容器の外壁1にコネ
クター本体3が熔接によつて気密に固定されてい
る。コネクター本体の内部にはバルブ5がバルブ
シート6にスプリング4によつて押圧されてお
り、配管が接続されていない通常の時はバルブ5
のヘツドとバルブシート6が接触して流体の通路
は閉じられ、従つて流体は外部に流出せず気密が
保持されている。これに配管を接続するには先端
に中空のプラグ8を熔接した配管9を、プラグの
ヘツド17に袋ナツト7をかぶせて袋ナツト7を
捻回してコネクター本体にネジ込み締め付けるこ
とによつて行う。そうするとプラグのヘツド17
の先端はコネクター本体3の端部のテーパー部1
7に接触して流体の流出を密閉すると共にバルブ
5を図面の右方向に押して移動させバルブ5とバ
ルブシート6の間を開放する。従つて第1図の配
管接続状態となり、図面の矢印で示すように流通
路が形成され配管9が容器1に連結し接続され
る。逆に袋ナツト7を緩めて配管9を取り外すと
スプリング4によつてバルブ5がバルブシート6
に当たるまで押され、圧力流体の流出が防止さ
れ、配管は切り離される。
ハ 考案が解決しようとする問題点 しかしながら上記従来のコネクターでは配管9
を連結しようとするときプラグ8の先端ヘツド1
6の球面部がコネクター本体3のテーパー部17
とが密着して、最終的なシールが形成される迄に
プラグ8によつてバルブ5が順次押しもどされバ
ルブ5とバルブシート6との間にギヤツプが生
じ、そのギヤツプを通過した圧力流体がバルブ本
体3とプラグ8との間から噴出する。又配管を取
り外す時にも同様であり、配管9の脱着時に圧力
流体が噴出することは避けられず、流体が周囲に
飛散するために脱着作業が困難である欠点があ
る。
ニ 考案の目的及びその開示 この考案は従来のコネクターの配管との脱着時
に流体が噴出する欠点を除き、流体の損失がなく
しかも脱着作業が噴出ちよつて妨げられず容易に
できるコネクターを提供することを目的とするも
のである。
第3図、第4図は本考案の実施例を示す断面図
である。コネクター本体3の内部、配管9とプラ
グ8の構造は従来と同様(図面では内部は示して
いない)であるが、コネクター本体3の外側には
袋ナツト7の外径より少し大きい径でO−リング
11を嵌める溝を有するシール部10がもうけて
ある。一方配管9の端部にもO−リング13を嵌
める配管シール部12がもうけられている。シー
ル部12はプラグ8にもうけてもよい。その外側
に両端にO−リング11及びO−リング13に嵌
合するシリンダー部を有し、中央部内面に袋ナツ
ト7と嵌合する六角形状もしくは長円形状の嵌合
部15を有するスリーブ14がもうけられてい
る。
配管9をコネクター3に装着するには、先端に
プラグ8を熔接した配管9のプラグ8のヘツド1
6を袋ナツト7に入れて、圧力容器1に固定した
コネクター3のネジ部に袋ナツト7をプラツグ8
のヘツドの先端がバルブを押さない程度にネジ込
み螺合させ、予め配管9にかぶせたスリーブ14
を第3図の右方向に移動してシリンダー部をそれ
ぞれO−リング11,13と、また中央部15を
袋ナツト7と嵌合する。次ぎにスリーブ14を把
んで捻回して袋ナツト7を回転してコネクター本
体3に配管9を締め付け、配管9をコネクター本
体3に連結する。この本考案のコネクターを用い
た配管の脱着作業においてはコネクター内のバル
ブが開放される前にスリーブのシリンダーとO−
リングによつてシールされた室が形成され、その
内部で袋ナツトを捻回させるので、作業中に圧力
流体が室内に閉じ込められ外部に漏れて飛散する
ことがなく、脱着作業が非常に容易になる。
図面ではスリーブ内のシリンダーの直径をコネ
クター部が配管部より大きい場合を示したが、シ
リンダーの直径はO−リングと嵌合するようにす
れば任意の直径で良い。また袋ナツトの外形は六
角形としスリーブの内形はこれに嵌合する六角形
或いは長円形としたが、袋ナツトの外形とスリー
ブの内形は凹凸が適当に嵌合すればよい、さらに
スリーブの外形は円筒でなく、把んで捻回させる
のに容易な把み易い断面形状でも良い。また圧力
容器と配管を連結する実施例を示したが、一方は
圧力流体の配管でも同様に用いることができる。
ホ 考案の効果 本考案は圧力流体容器に配管を連結するコネク
ターにおいてコネクター本体部と配管部の外側に
O−リングによるシール部をもうけ、それに両端
部にO−リングによりシールするのに適した構造
を有し、中央部に袋ナツトの外形と嵌合する内形
の貫通孔を有するスリーブをコネクターと配管の
両者にまたがるようにかぶせてスリーブを回転す
ることによつて袋ナツトをコネクター本体に締め
付けるようにしたコネクターであり、脱着作業中
に圧力流体の飛散がなく、容易に配管の着脱が可
能となり、流体の損失も少なくなる効果がある。
さらに連結の後スリーブをそのままの状態でテー
ピング等で固定しておくとスリーブによつて配管
接続部の耐曲げ強度が向上し、その上従来のシー
ル機構にスリーブとO−リングによるシール効果
が加わるため油密、気密性の信頼度が向上する効
果があり、またスリーブとO−リングによつて湿
気や薬品類から本来のシール機構部が保護されて
配管接続部の長期寿命が期待できる等多くの効果
をゆうするものである。而もその構造は簡単であ
り本考案は非常に有効なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコネクターと配管の接続部を示
す正面断面図、第2図はそのA−A断面図であ
る。第3図は本考案の実施例を示す正面断面図、
第4図はそのB−B断面図である。 1……圧力容器、容器壁、2……流体、3……
コネクター本体、4……スプリング、5……バル
ブ、6……バルブシート、7……袋ナツト、8…
…プラグ、9……配管、10,12……シール
部、11,13……O−リング、14……スリー
ブ、15……嵌合部、16……ヘツド、17……
テーパー部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 圧力流体を内部に有する構造物に配管を接続
    するコネクターにおいて、内部にバルブを有す
    るコネクター本体と配管もしくはプラグにそれ
    ぞれO−リングをもうけたシール部をもうけ、
    両端部にそれぞれ上記O−リングと嵌合するシ
    リンダー部を有し中央部に配管側のプラグをコ
    ネクター本体に締め付ける袋ナツトの外形に嵌
    合する貫通孔をもうけたスリーブをもうけ、該
    スリーブをコネクター本体及び配管もしくはプ
    ラグのシール部に跨るように装着して捻回する
    ことによつて袋ナツトを回転してコネクター本
    体に締め付けるようにしたことを特徴とする圧
    力流体用セルフシール式コネクター。 2 袋ナツトの外形が六角形であり、スリーブの
    中央部の内形が六角形あるいは長円形であるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の圧力流体用セルフシール式コネクター。 3 スリーブの外形に凸部あるいは凹部をもうけ
    て、容易に捻回できるようにしたことを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項記載の圧力
    流体用セルフシール式コネクター。
JP10980083U 1983-07-14 1983-07-14 セルフシ−ル式コネクタ− Granted JPS6018388U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10980083U JPS6018388U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 セルフシ−ル式コネクタ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10980083U JPS6018388U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 セルフシ−ル式コネクタ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6018388U JPS6018388U (ja) 1985-02-07
JPS643902Y2 true JPS643902Y2 (ja) 1989-02-01

Family

ID=30255632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10980083U Granted JPS6018388U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 セルフシ−ル式コネクタ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6018388U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5056622A (ja) * 1973-09-18 1975-05-17

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5056622A (ja) * 1973-09-18 1975-05-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6018388U (ja) 1985-02-07

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