JPS643695B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、接続装置に関するものである。更に
詳述すれば、本発明は、ワイパ羽根部を、対応す
るワイパアーム部の自由端に取り付けるための接
続装置に関するものである。

上述の如きワイパ組立部は、例えば、自動車工
業等に於いて、自動車、トラツク等の風防ガラス
等の清掃に用いられる。

基本的に、自動車等の風防ガラスの清掃及び拭
き取りに用いられる装置は、揺動ワイパアーム
と、いわゆるワイパ羽根部と、該ワイパ羽根部の
上部構造体をワイパアーム部の自由端に枢着する
接続装置とにより、一般に、構成される。

上述の如き接続装置を１次的に分類すると、下
記する様な種類がある。即ち、ワイパ羽根部に固
着されるが、ワイパアーム部には着脱自在のも
の：ワイパアーム部には固着されるが、ワイパ羽
根部には着脱自在のもの：ワイパアーム部と同様
にワイパ羽根部に対しても固定及び着脱自在の構
成としたもの等である。

更に詳しくは、本発明は、実施例に示す如く、
ワイパ羽根部及びワイパアーム部に対して着脱自
在であるか、又は、ワイパ羽根部に対しては固着
されるが、ワイパアーム部に対しては着脱自在の
構成とした接続装置に関するものである。

上述の如き接続装置は、更に２次的に分類する
と、下記する様な種類に分けられる。即ち、背部
取り付け用として、ワイパアーム部をワイパ羽根
部の上部構造体の頂部に取り付ける様に構成した
もの、及び、横方向取り付け用として、ワイパア
ーム部を、ワイパ羽根部の上部構造体に対して横
方向に取り付ける構成としたもの等がある。

本明細書に記載した本発明にかかる二つの実施
例は、上記背部取り付け用として構成した接続装
置に関するものであるが、多少の変形を加える
か、或いは、全く変形を加えることなしに、横方
向接続装置としても使用できるものである。

更に、上述の如き接続装置は、ワイパアーム部
の自由端部の形状に基ずいて、第３次的に分類す
ることができる。事実上、異なる自由端部を設け
た種々のタイプのワイパアームが市販されてい
る。したがつて、交換部品を市販しているワイパ
羽根製造業者は、理論的には、ワイパ羽根部のタ
イプ程多様ではないにしても、少くとも、市販さ
れているワイパアームの多様性に応じたタイプの
接続装置を製造供給するべきである。

しかしながら、少くとも異なる12種類のタイプ
のワイパアームが市販されており、その大部分が
２種類、或いは、５種類もの異なる寸法構成のも
のもある事実から、上記の如き供給態勢を取るこ
とにより、ワイパ羽根製造業者のみならず、取扱
業者及び顧客側においても複雑な状態が発生する
ことは容易に想像できる。実際問題として、先ず
第一に、同一の形式の自動車であつても、そのワ
イパアームの型は毎年変ることがあるので、時と
して、正しい選定ができない顧客側の要望に沿う
ために大量のワイパ羽根及び接続装置を常備スト
ツクしておく必要が生じる。

そのため、製造業者、取扱業者及び顧客の利益
のために、多目的接続装置、即ち、形式が異なる
か、異る寸法構成の数種のワイパアームを、一定
のワイパ羽根部に選択的に取付けるために用い得
る接続装置を製造し、接続装置の数を、できるだ
け減じるのが望ましい。

したがつて、本発明により解決すべき技術的問
題は、ワイパ羽根を、形式及び寸法構成の異なる
数種のワイパアーム部に選択的に取り付けること
を可能にする多目的接続装置を提供することにあ
る。上記多目的接続装置を使用し得るワイパアー
ムの形式は次の如きものである。

−矩形断面の平鋼棒状で表面に小さいロツク爪を
設けたバヨネツト式アーム； −事実上次の２種類に分類されるフツクエンド式
アーム；この形式の第一のアームとしては、フ
ツク部の下方真直部に矩形開口（通常フツクエ
ンド式アーム）を設ける。又、この形式の第二
のアームに於ては、フツク部の下方真直部に、
長手方向スロツト及び補助湾曲部を設ける（複
合湾曲フツクエンド式アーム）。

バヨネツト式アーム、或いは、フツクエンド式
アームのいずれかを接続できる数種の多目的接続
装置は、すでに先行技術により公知である。例え
ば、米国特許第4057869号、ドイツ特許第2410595
号及びフランス特許第2116821号等はこの種の接
続装置を開示しているが、いずれにも、次の一つ
乃至全ての不利な点がある。

−いずれも、一定寸法のバヨネツト式アーム、或
いは、一定寸法のフツクエンド式アームのいず
れかに用い得るのみである； −フツクエンド式アームは、ワイパ羽根の上部構
造体の上部中央部に設けた旋回ピンを包囲しな
いので、この種アームの意図する所が有効に活
用されない。

−数個の部品から構成されているので、使用者の
側だけではなく、製造面、コスト面、販売面等
から常に不利を伴う。

本発明は、上記従来の接続装置の欠点に鑑みて
なされたものであつて、２形式のワイパアーム、
即ち、バヨネツト形式のアームと、２種類のフツ
クエンド形式のアームに使用できる接続装置を提
供することをその第１の目的とするものである。
又、本発明は、上記アームの２形式及び２種類の
両者の少くとも２つの異なる寸法構成のもの、即
ち、６種のアームに使用可能な接続装置を提供す
ることをその第２の目的とするものである。更に
本発明は、６種の異なるアームに使用し得ること
を考慮に入れて、構造が極めて簡単で、適当なプ
ラスチツク材料で容易に１体成形でき、したがつ
て比較的安価な接続装置を提供することをその第
３の目的とするものである。

本発明にかかる接続装置は、ワイパ羽根の上部
構造体の前記旋回ピンに接続するのに、単一の取
り付け手段ではなく、２つの特別な間隔をあけた
取り付け手段を設け、これらの取り付け手段の内
の第一の手段をフツクエンド式アームに用いると
共に、第二の手段をバヨネツト式アームに用いる
様に構成したことをその特徴とするものである。

以下に、本発明の構成を、１実施例について、
添付した図面にしたがつて説明する。

第１図乃至第３図は、本発明にかかる接続装置
に取り付け可能の２つの形式のワイパアーム、即
ち、第１図及び第２図に、２種のフツクエンド式
アーム、及び第３図にバヨネツト式アームを示す
ものである。上記３種のアームは、各々少くとも
２つの異なる寸法構成を有するので、事実上、６
本のアームを代表するものであり、以下に、小型
通常フツクエンド式アーム１ａ、大型通常フツク
エンド式アーム１ｂ、小型複合湾曲部フツクエン
ド式アーム２ａ、大型複合湾曲部フツクエンド式
アーム２ｂ、小バ型ヨネツト式アーム３ａ、及び
大型バヨネツト式アーム３ｂとして表現する。

第４図は、ワイパ羽根部の上部構成体９の上部
中央部を示すもので、該上部構成体９は、腹部１
１と、２ケ所のフランヂ部１０と、該腹部に設け
た実質的に矩形状の開口１２と、２つのフランヂ
部１０の間に位置するリベツト即ち旋回ピン１３
とを有する、逆Ｕ字型の中央ブリツジ部より構成
する。

第５図及び第６図は、本発明にかかる接続装置
の実施例としての接続装置１４及び１５の側面図
を示すもので、該接続装置１４及び１５の２つの
取り付け手段１６及び１７を、ワイパ羽根の上部
構造体９の旋回ピン１３に取り付ける。第６図に
おいては、上記両取り付け手段１６及び１７は、
開口１８を形成する壁部１９により互に連結され
る。第５図の第一実施例に於いて、接続装置１４
が、旋回ピン１３にはめ込む形式のもので該ピン
１３、即ち、ワイパ羽根部の上部構造体９に容易
に着脱可能なものとすれば、第６図の第二実施例
に於ける接続装置１５も、旋回ピン１３にはめ込
む形式のものとすることができるが、壁部１９を
設けているので、この場合、ワイパ羽根部の上部
構造体９から完全に取りはずすことはできない。
したがつて上述の場合、接続装置１５は、製造工
場に於いてワイパ羽根部に取りつけておく必要が
ある。

接続装置を、旋回ピン１３に回動自在に取り付
ける為の、嵌め込み取り付け手段１６及び１７
は、先行技術により公知の特徴であるので、以下
にその詳細な説明は省略する。

第７図乃至第１１図は、前述の如く、旋回ピン
１３に回動自在に取り付けるための、第一及び第
二の取り付け手段１６及び１７を設けた、本発明
の第一実施例の接続装置１４を示し、該両取り付
け手段は完全に独立して設けられている（第８
図）。

大型バヨネツト式アーム３ｂを第一実施例の接
続装置１４に取り付ける為に、該装置１４には、
スロツト２２ｂよりなるロツク手段を設け、その
寸法を、該スロツト２２ｂに挿入時、２つの小ス
ロツト２７の間に位置する上壁部３１の一部を少
し持ち上げるアーム３ｂの寸法に適合せしめる。
事実上、スロツト２２ｂの上部壁３１の上記部分
を持ち上げ、つづいて、該上部壁３１の円形開口
２５中に、嵌まり込むのは、アーム３ｂの小爪部
３ｃである。この瞬間に、アーム３ｂの自由端部
は、スロツト２２ｂの断面が減じる点２３に達
し、アーム３ｂは、かくして、完全に、スロツト
２２ｂ中にロツクされる。アーム３ｂのスロツト
２２ｂ中への挿入を容易にするため、前記両小ス
ロツト２７の間に位置する、上部壁３１の部分の
自由端に、小傾斜面２８を設けてもよい。上記小
傾斜面２８は、事実上、アーム３ｂの小爪部３ｃ
の、スロツト２２ｂの上部壁３１の開口２５中へ
の、嵌り込みを容易にする。

小型バヨネツト式アーム３ａは、スロツト２２
ａに挿入する構成とし、スロツト２２ａの寸法
は、該スロツト２２ａに入る前に、大型バヨネツ
ト式アーム３ｂのスロツト２２ｂを貫通する該ア
ーム３ａの寸法に適合せしめる。小型アーム３ａ
は、その自由端を上方に向けて、僅かに斜め位置
で、該スロツト２２ｂ中に挿入される。上述の過
程中に於いて、小型アーム３ａの爪部３ｃは、シ
ート部２２ｂの上部壁３１の自由端の下部を容易
に通過し、次いで小型アーム３ａを水平位置に戻
す場合、爪部３ｃは、大型アーム３ｂの爪部３ｃ
に対応する円形開口部２５を小型アーム３ａの爪
部３ｃに対応する円形開口２４に連結する開口２
６に、嵌り込む。

次いで、小型アーム３ａが、スロツト２２ａに
押し込まれる際に、その爪部３ｃは、弾性ロツク
手段２９の抵抗に打ち勝つて円形開口２４に嵌り
込む。上記ロツク手段２９の弾性は、小横長開口
３０により増加せしめることができる。

上述の述く、本発明にかかる接続装置は、例え
ば、２つの別個で、互に重なり合うシート部より
なり接続装置の全容積を実質的に増加せしめる等
の不利な点を有する他の多目的接続装置と比較す
ると、２つのバヨネツト式アーム３ａ及び３ｂに
対しても単一のシート部より構成されるという利
点を有する。

本発明によれば、上述の如く、接続装置１４
を、着脱自在に、かつ、選択的に、第一の小型バ
ヨネツト式アーム３ａ、又は、第二の大型バヨネ
ツト式アーム３ｂに取り付けることが可能であ
る。バヨネツト式アーム３ａ及び３ｂを用いる場
合、接続装置は、第二の取り付け手段１７によ
り、ワイパ羽根部の上部構造体９の旋回ピン１３
に回動自在に取り付けられるので、該バヨネツト
式アーム３ａ及び３ｂは、ワイパ羽根部の上部構
造体９上に位置せしめられる。

大型フツクエンド式アーム１ｂ及び２ｂの一つ
を、本発明の第一実施例による接続装置に取り付
ける為に、該接続装置には、フツク１ｂ及び２ｂ
の内面と協働する平面及び湾曲面３１，３３及び
３２よりなるロツク手段を設け、該フツクは、更
に、剛性横方向平面部３６により案内される構成
とする。

上記と同様の原理が小型フツクエンド式アーム
１ａ及び２ａにも適用される。即ち、平面３１及
び３５及び湾曲面３４は、平面３７及び４０によ
り横方向に案内されるフツク１ａ及び２ａの内面
と協働する。

小型フツクエンド式アーム１ａ及び２ａのみな
らず、大型フツクエンド式アーム１ｂ及び２ｂ
も、接続装置１４の二つの横方向壁部の弾性部４
２に設けた横方向保持手段４１により、その作動
位置に保持される。フツクエンド式アーム部１
ｂ，２ｂ，１ａ及び２ａの１つが、前記平面及び
湾曲面３１，３３，３５，３２及び３４上に位置
する場合、横方向保持手段４１は、フツク１ｂ，
２ｂ，１ａ及び２ａの曲面を弾過せしめる様に弾
性的に拡張され、続いて元の位置に戻り、接続装
置１４に対する、アーム１ｂ，２ｂ，１ａ及び２
ａの変位を防止する。

接続装置１４の前部、即ち、第二取り付け手段
１７の位置する部分が、横方向壁部の上部４２が
弾性を有するにも拘らず充分に剛性を有すること
を保証するため、該前部の下部は、横行壁２１に
より補強されている。

本発明の第二実施例を示す第２図に於いて、異
なるワイパアーム１ａ，１ｂ，２ａ，２ｂ，３ａ
及び３ｂのロツク手段３１，３２，３３，３４，
３５，３６，３７，４０及び４１は、両実施例に
於いて全く同一である。両実施例に於ける唯一の
相違は、２つの取り付け手段１６及び１７が第二
実施例では完全に独立しておらず、第１２図に示
す如く、上記平面及び湾曲面３１，３３，３５，
３２及び３４上でフツクアーム１ａ，１ｂ，２ａ
及び２ｂの位置決めを可能にするために、接続装
置の中央部の方で、２つの横方向壁部２０に換置
される横行壁１９により連結されているという点
にある。

第１３図及び第１４図には、接続装置１５に対
して、作動位置にある２つのワイパアームを図示
する。

小型バヨネツト式アーム３ａは、第二の取り付
け手段１７を旋回ピン１３（第１３図）に、嵌め
込んで、第二実施例の接続装置に取り付けられ、
大型フツクエンド式アーム１ｂは、第一の取り付
け手段１６を旋回ピン１３（第１４図）に、嵌め
込んで、同じ第二実施例の接続装置に取り付けら
れている。

上述の両実施例に於いて、取り付け手段１６及
び１７は、図示の、嵌めこみ式のものに限定され
るものではなく、ワイパ羽根の上部構造体から独
立した旋回ピンが挿入される円筒状シート部によ
り構成してもよい。例えば、上記の旋回ピンを、
上部構造体の両フランジ部と、接続装置の円筒状
シート部を貫通する通常のねじ付ボルト等で形成
することも可能である。

又、上述の三実施例は、背部接続装置としてだ
けでなく、又、横方向接続装置としても使用可能
である。その場合、旋回ピンには、その自由端部
に、能率的に接続装置を案内するのに充分な大き
さの肩部を設ける。又、横方向接続装置と関連し
た旋回ピンは、独立して設けてもよいし、ワイパ
羽根部の上部構造体に固着してもよい。旋回ピン
を独立した場合は、該旋回ピンは、例えば、実質
的に矩形状の開口１２を介して上部構造体に挿入
される適当な弾性部材により公知の方法で、該上
部構造体にロツクされる。

更に、本発明は、上述の実施例に限定されるも
のではなく、その範囲内で種々の変形が可能であ
る。

以上詳述の如く、本発明は、上記した所期の目
的を達成することが出来る有用な発明であるが、
以下に、その実施の各種態様を列挙する。

(1) ワイパ羽根部を選択的に第一の形式３ａ，３
ｂのワイパアーム、又は、第二の形式１ａ，１
ｂ，２ａ，２ｂのワイパアームに取り付けるた
めの接続装置１４，１５であつて、ワイパ羽根
部の上部構造体９を、該接続装置１４，１５を
第一の取り付け手段１６により取り付ける旋回
ピン１３に関連せしめ、更に該旋回ピン１３に
取り付けるための第二の取り付け手段を設けた
ことを特徴とするもの。

(2) 上記接続装置１４，１５の第一及び第二取り
付け手段１６，１７を、嵌め込み式としたこと
を特徴とする第(1)項記載の接続装置。

(3) 接続装置１５の第一及び第二取り付け手段１
６，１７を、旋回ピン１３が第一取り付け手段
１６から第二取り付け手段１７へ、及び、その
逆方向に貫通する開口１８により分離したこと
を特徴とする第(1)項又は第(2)項記載の接続装
置。

(4) 接続装置を、バヨネツト式ワイパアーム３
ａ，３ｂ又は、フツクエンド式ワイパアーム１
ａ，１ｂ，２ａ，２ｂのいずれかに取り付ける
ためのロツク手段を設けたことを特徴とする第
(1)項乃至第(3)項記載の接続装置。

(5) 接続装置を、一定寸法構成の第一バヨネツト
式ワイパアーム３ａ、又は、他の寸法構成の第
二バヨネツト式ワイパアーム３ｂのいずれかに
取り付けるためのロツク手段を設けたことを特
徴とする第(4)項記載の接続装置。

(6) 接続装置を、一定寸法構成の第一フツクエン
ド式ワイパアーム１ａ，２ａ、又は、他の寸法
構成の第二フツクエンド式ワイパアーム１ｂ，
２ｂのいずれかに取り付けるためのロツク手段
を設けたことを特徴とする第(4)項又は第(5)項記
載の接続装置。

(7) フツクエンド式ワイパアーム１ａ，１ｂ，２
ａ，２ｂには、フツクの下部真直部４，６に、
矩形状開口５又は補助湾曲部７及び長手方向ス
ロツト８を設けたことを特徴とする第(4)項乃至
第(6)項記載の接続装置。

(8) バヨネツト式ワイパアーム３ａ，３ｂのロツ
ク手段を、接続装置１４，１５の一側における
第一ワイパアーム３ａの寸法、及び、接続装置
１４，１５の他側における第二のワイパアーム
３ｂの寸法に適合する寸法構成とした単一シー
ト部２２ａ，２２ｂにより構成したことを特徴
とする第(5)項乃至第(7)項記載の接続装置。

(9) 単一シート部２２ｂの上部壁３１に、異なる
直径を有し、円形開口２４，２５の、少くと
も、１つの直径より小さい巾の横長開口２６に
より分離された２つの円形開口２４，２５を設
けたことを特徴とする第(8)項記載の接続装置。

(10) 円形開口２４の一つに、横長開口２６の側に
弾性ロツク手段２９，３０を設けたことを特徴
とする第(9)項記載の接続装置。

(11) 最大寸法を有するワイパアーム３ｂに対応す
る単一シート部２２ｂの端部において、該シー
ト部２２ｂの上部壁３１に、二つの長手方向ス
ロツト２７を設けたことを特徴とする第(8)項乃
至第(10)項記載の接続装置。

(12) フツクエンド式ワイパアーム１ａ，２ａ，１
ｂ，２ｂのロツク手段に、第一フツクエンド式
アーム１ａ，２ａ、又は、第二フツクエンド式
アーム１ｂ，２ｂの内面に正確に対応する平面
３１，３５，３３及び湾曲面３４，３２を設け
たことを特徴とする第(5)項乃至第(7)項記載の接
続装置。

(13) ロツク手段が、接続装置１４，１５の二つ
の横方向壁の弾性部４２に設けた横方向保持手
段４１を有することを特徴とする第(12)項記載の
接続装置。

(14) 二つのフツクエンド式ワイパアーム１ａ，
２ａ，１ｂ，２ｂを剛性平面３７，４０，３６
により横方向に案内する構成としたことを特徴
とする第(12)項及び第（13）項記載の接続装置。

(15) 第二取り付け手段１７の押し下げ、及びバ
ヨネツト式ワイパアーム３ａ，３ｂのロツク手
段の押し下げ構成を特徴とする第(6)項、第(7)項
及び第(12)項乃至第（14）項記載の接続装置。

(16) 第一取り付け手段１６の押し下げ、及びフ
ツクエンド式ワイパアーム１ａ，２ａ，１ｂ，
２ｂのロツク手段の押し下げ構成を特徴とする
第(5)項及び第(8)項乃至第(11)項記載の接続装置。

(17) 接続装置を、例えば適当なプラスチツク材
料等で一体成形することを特徴とする第(1)項乃
至第（16）項記載の接続装置。

【図面の簡単な説明】

第１図は、通常のフツクエンド式ワイパアーム
の斜視図で、第２図は、複合湾曲フツクエンド式
ワイパアームの斜視図で、第３図は、バヨネツト
式ワイパアームの斜視図で、第４図は、ワイパ羽
根部の上部構造体の中央部の斜視図で、第５図
は、本発明にかかる接続装置の第一実施例の側面
図で、第６図は、本発明にかかる接続装置の第二
実施例の側面図で、第７図は、第５図の接続装置
の底面図で、第８図は、第７図の線―に於け
る断面図で、第９図は、第８図の平面図で、第１
０図は、第８図の矢Ｘ方向の側面図で、第１１図
は、第８図の矢XI方向の側面図で、第１２図は、
本発明の第二実施例に関する第８図同様の断面図
で、第１３図は、バヨネツト式アームに於いて作
動位置にある接続装置を示す、第１２図同様の断
面図で、第１４図は、フツクエンド式アームに於
いて作動位置にある接続装置を示す、第１２図同
様の断面図である。 １ａ，１ｂ，２ａ，２ｂ……フツクエンド式ア
ーム、３ａ，３ｂ……バヨネツト式アーム、９…
…上部構造体、１０……フランジ部、１１……腹
部、１３……旋回ピン、１４，１５……接続装
置、１６，１７……取り付け手段、１８……開
口、１９……壁部、２２ａ，２２ｂ……スロツ
ト、２４，２５……円形開口、２７……小スロツ
ト、２８……小傾斜面、２９……弾性ロツク手
段、３０……横長開口、３１，３２，３３，３
４，３５，３６，３７，４０，４１……ロツク手
段。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ ワイパ羽根部の旋回ピン１３を設けた上部構
   造体９に、フツクエンド式のワイパアーム１，
   ２、又は、バヨネツト式のワイパアーム３を取り
   付けるための接続装置１４，１５にして、上記上
   部構造体９の旋回ピン１３に夫々選択的にかけ止
   めされる第一の嵌め込み取り付け手段１６及び第
   二の嵌め込み取り付け手段１７を設け、かつ端部
   にフツクエンド式のワイパアーム１，２を案内す
   る外周の案内面３６，４０，３７を設ける一方、
   上記バヨネツト式のワイパアーム３を案内する縦
   長のスロツト２２を設けたことを特徴とする接続
   装置。 ２ 特許請求の範囲第１項に記載の接続装置にし
   て、上記案内面３６，４０，３７は、第一の嵌め
   込み取り付け手段１６を上部構造体９の旋回ピン
   に嵌合した時に、フツクエンド式のワイパアーム
   を上記第一の嵌め込み取り付け手段１６を取り囲
   むように案内するようにする一方、上記スロツト
   ２２は、第二の嵌め込み取り付け手段１７を上部
   構造体８の旋回ピンに嵌合した時に、バヨネツト
   式のワイパアームを上記第一の嵌め込み取り付け
   手段１６を貫通するように案内するようにしたこ
   とを特徴とする接続装置。