JPS643445Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS643445Y2 JPS643445Y2 JP2518481U JP2518481U JPS643445Y2 JP S643445 Y2 JPS643445 Y2 JP S643445Y2 JP 2518481 U JP2518481 U JP 2518481U JP 2518481 U JP2518481 U JP 2518481U JP S643445 Y2 JPS643445 Y2 JP S643445Y2
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- JP
- Japan
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- membrane
- bellows
- flat plate
- ring
- shaped
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は過器の改良に関するものである。
過器においては、原液室と透過液室との間
に、過膜をできるだけ広い膜面積で設けること
が必要であり、第１図に示す蛇腹状の過膜にお
いては、膜面積を広くできるので有利であある。
第１図において、１′，１′…は蛇腹外周の膜のヒ
ートシール部、２′，２′…は蛇腹内周の膜のヒー
トシール部、３′，３′…は蛇腹径大部内に納めた
透過液通路用平板スペーサである。
に、過膜をできるだけ広い膜面積で設けること
が必要であり、第１図に示す蛇腹状の過膜にお
いては、膜面積を広くできるので有利であある。
第１図において、１′，１′…は蛇腹外周の膜のヒ
ートシール部、２′，２′…は蛇腹内周の膜のヒー
トシール部、３′，３′…は蛇腹径大部内に納めた
透過液通路用平板スペーサである。
しかし、第１図に示す蛇腹状過膜において
は、原液圧力P′により蛇腹径小部が縮径され、そ
の結果、膜が引張られるので（第１図において
f′は引張り応力を示す）、この引張りによる膜破
損の危険性がある。
は、原液圧力P′により蛇腹径小部が縮径され、そ
の結果、膜が引張られるので（第１図において
f′は引張り応力を示す）、この引張りによる膜破
損の危険性がある。
本考案に係る過器は、上述の点に鑑みて案出
されたものであり、過膜が蛇腹状であり、蛇腹
径大部内には透過液通路用平板スペーサを納め、
蛇腹径小部の外周には、リング状平板を、その平
板両面を膜面に圧接させて設けたことを特徴とす
る構成である。
されたものであり、過膜が蛇腹状であり、蛇腹
径大部内には透過液通路用平板スペーサを納め、
蛇腹径小部の外周には、リング状平板を、その平
板両面を膜面に圧接させて設けたことを特徴とす
る構成である。
以下、図面により本考案を説明する。
第２図は本考案において使用する蛇腹状過膜
である。
である。
第２図において、１，１…は環状の平膜であ
り、外周部１１，１１…、内周部１２，１２…が
交互にヒートシールされて蛇腹状とされている。
蛇腹径大部内には透過液通路用のリング状平板ス
ペーサ２が納められ、蛇腹径小部の外周には、水
密性例えばプラスチツク製、硬質ゴム製のリング
状平板３が設けられている。このリング状平板３
の外径は蛇腹径大部の外径よりも充分に小さくさ
れている。
り、外周部１１，１１…、内周部１２，１２…が
交互にヒートシールされて蛇腹状とされている。
蛇腹径大部内には透過液通路用のリング状平板ス
ペーサ２が納められ、蛇腹径小部の外周には、水
密性例えばプラスチツク製、硬質ゴム製のリング
状平板３が設けられている。このリング状平板３
の外径は蛇腹径大部の外径よりも充分に小さくさ
れている。
上記において、透過液通路用のリング状平板ス
ペーサ２は膜を透過した液をスペーサの内周端面
に導き得るものであれば適宜のものを使用でき、
例えば、第３図に示すようにリング状金属板、プ
ラスチツク板２０に多数本の放射状孔２１，…と
側孔２２，…とを設けたものを使用できる。
ペーサ２は膜を透過した液をスペーサの内周端面
に導き得るものであれば適宜のものを使用でき、
例えば、第３図に示すようにリング状金属板、プ
ラスチツク板２０に多数本の放射状孔２１，…と
側孔２２，…とを設けたものを使用できる。
膜には、ポリエチレン、プロピレン、フツ素樹
脂等のプラスチツク製多孔質膜が使用でき、特
に、ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜を使用
することが望ましい。このポリテトラフルオロエ
チレン多孔質膜としては、孔径0.01〜100μ、厚さ
10μ〜１mm、気孔率20〜95％のものが好適であ
る。膜のヒートシール部には、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、あるいはFEP、ETFE、PFAの
フツ素系樹脂のフイルムを使用できる。
脂等のプラスチツク製多孔質膜が使用でき、特
に、ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜を使用
することが望ましい。このポリテトラフルオロエ
チレン多孔質膜としては、孔径0.01〜100μ、厚さ
10μ〜１mm、気孔率20〜95％のものが好適であ
る。膜のヒートシール部には、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、あるいはFEP、ETFE、PFAの
フツ素系樹脂のフイルムを使用できる。
第４図は本考案に係る過器の一実施例を示し
ている。第４図において、３０は透過液通過用芯
材であり、下端閉塞の孔明金属パイプが用いられ
ている。３１は芯材３０の下端に取付けたストツ
パーである。Ａは第２図に示した蛇腹状過膜で
あり、芯材３０に挿通されている。A′，…は原
液通路用スペーサであり、省略することもでき
る。３２はストツパー３１と蛇腹状過膜Ａとの
間に設けたシート状パツキングである。４は容器
であり、原液供給口４１並びに原液ドレイン４２
が設けられている。
ている。第４図において、３０は透過液通過用芯
材であり、下端閉塞の孔明金属パイプが用いられ
ている。３１は芯材３０の下端に取付けたストツ
パーである。Ａは第２図に示した蛇腹状過膜で
あり、芯材３０に挿通されている。A′，…は原
液通路用スペーサであり、省略することもでき
る。３２はストツパー３１と蛇腹状過膜Ａとの
間に設けたシート状パツキングである。４は容器
であり、原液供給口４１並びに原液ドレイン４２
が設けられている。
上記蛇腹状過膜Ａ並びに透過液通過用芯材３
０は、容器４内に収納され、芯材３０の一端が容
器４から引き出されている。５はスペーサ、３３
はスペーサ５と蛇腹状過膜Ａとの間に設けたシ
ート状パツキングである。６は芯材３０の一端に
螺合したナツトである。７は透過液通路用芯材３
０の一端に取付けた透過液取出金具である。
０は、容器４内に収納され、芯材３０の一端が容
器４から引き出されている。５はスペーサ、３３
はスペーサ５と蛇腹状過膜Ａとの間に設けたシ
ート状パツキングである。６は芯材３０の一端に
螺合したナツトである。７は透過液通路用芯材３
０の一端に取付けた透過液取出金具である。
第４図において、ナツト６の締付けにより水密
性のリング状平板３と膜面１，１とが圧接されて
おり、蛇腹状過膜Ａの径小部はリング状平板
３，３…のために、原液圧力から遮蔽されてい
る。リング状平板３，３…の外周端面には原液圧
力が作用するが、リング状平板３，３…には、こ
の原液圧力に耐え得る材質のものが使用されてい
る。従つて、蛇腹状過膜Ａの径小部には原液圧
力の作用がなく、従つて、第１図に示した膜の引
張りを回避できる。
性のリング状平板３と膜面１，１とが圧接されて
おり、蛇腹状過膜Ａの径小部はリング状平板
３，３…のために、原液圧力から遮蔽されてい
る。リング状平板３，３…の外周端面には原液圧
力が作用するが、リング状平板３，３…には、こ
の原液圧力に耐え得る材質のものが使用されてい
る。従つて、蛇腹状過膜Ａの径小部には原液圧
力の作用がなく、従つて、第１図に示した膜の引
張りを回避できる。
本考案に係る過器は、上述した通りの構成で
あり、蛇腹状過膜の径小部の外周にリング状平
板を設け、この平板を膜面に圧接させたから、こ
のリング状平板によつて蛇腹状過膜の径小部を
原液圧力から遮蔽できる。従つて、第１図に示し
たように、当該径小部に原液圧力が作用するとき
の膜の引張りを排除でき、この引張りのために懸
念される膜の損傷を防止できる。
あり、蛇腹状過膜の径小部の外周にリング状平
板を設け、この平板を膜面に圧接させたから、こ
のリング状平板によつて蛇腹状過膜の径小部を
原液圧力から遮蔽できる。従つて、第１図に示し
たように、当該径小部に原液圧力が作用するとき
の膜の引張りを排除でき、この引張りのために懸
念される膜の損傷を防止できる。
第１図は従来の蛇腹状過膜を示す説明図、第
２図は本考案において使用する蛇腹状過膜を示
す説明図、第３図は本考案において使用する透過
液通路用平板スペーサを示す説明図、第４図は本
考案の実施例を示す説明図である。 図において、Ａは蛇腹状過膜、２は透過液通
路用平板スペーサ、３はリング状平板である。
２図は本考案において使用する蛇腹状過膜を示
す説明図、第３図は本考案において使用する透過
液通路用平板スペーサを示す説明図、第４図は本
考案の実施例を示す説明図である。 図において、Ａは蛇腹状過膜、２は透過液通
路用平板スペーサ、３はリング状平板である。
Claims (1)
- 過膜が蛇腹状であり、蛇腹径大部内には透過
液通路用平板スペーサを納め、蛇腹径小部の外周
には、リング状平板を、その平板両面を膜面に圧
接させて設けたことを特徴とする過器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2518481U JPS643445Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2518481U JPS643445Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57140802U JPS57140802U (ja) | 1982-09-03 |
| JPS643445Y2 true JPS643445Y2 (ja) | 1989-01-30 |
Family
ID=29822889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2518481U Expired JPS643445Y2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS643445Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-02-23 JP JP2518481U patent/JPS643445Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57140802U (ja) | 1982-09-03 |
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