JPH07305782A - 一方向円形弁 - Google Patents
一方向円形弁Info
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- JPH07305782A JPH07305782A JP6016004A JP1600494A JPH07305782A JP H07305782 A JPH07305782 A JP H07305782A JP 6016004 A JP6016004 A JP 6016004A JP 1600494 A JP1600494 A JP 1600494A JP H07305782 A JPH07305782 A JP H07305782A
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- peripheral surface
- circular valve
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
- B65D47/04—Closures with discharging devices other than pumps
- B65D47/20—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
- B65D47/2018—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge comprising a valve or like element which is opened or closed by deformation of the container or closure
- B65D47/205—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge comprising a valve or like element which is opened or closed by deformation of the container or closure the valve being formed by a tubular flexible sleeve surrounding a rod-like element provided with at least one radial passageway which is normally closed by the sleeve
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K15/00—Check valves
- F16K15/14—Check valves with flexible valve members
- F16K15/141—Check valves with flexible valve members the closure elements not being fixed to the valve body
- F16K15/142—Check valves with flexible valve members the closure elements not being fixed to the valve body the closure elements being shaped as solids of revolution, e.g. toroidal or cylindrical rings
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- F16K15/00—Check valves
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- F16K15/144—Check valves with flexible valve members the closure elements being fixed along all or a part of their periphery
- F16K15/145—Check valves with flexible valve members the closure elements being fixed along all or a part of their periphery the closure elements being shaped as a solids of revolution, e.g. cylindrical or conical
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K27/00—Construction of housing; Use of materials therefor
- F16K27/02—Construction of housing; Use of materials therefor of lift valves
- F16K27/0209—Check valves or pivoted valves
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/7722—Line condition change responsive valves
- Y10T137/7837—Direct response valves [i.e., check valve type]
- Y10T137/7879—Resilient material valve
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- Y10T137/7889—Sleeve
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 一方向円形弁を使用する容器の全体の高さま
たは全長を限定するための円形の弁体を有する一方向円
形弁を提供する。 【構成】 一方向円形弁１は、外周面８をエストラマ−
膜１４によって取り囲まれた円形に形成された弁体２を
備えており、該円形弁体２はその軸方向長さよりも大な
る直径をもっている。円形弁体には２つの流路１０、１
２が互いに間隔をおいて設けられており、一方の流路か
ら他方の流路に流れる流体は前記弁体の外周面８と前記
エラストマ−膜１４との間に流入するようになってい
る。
たは全長を限定するための円形の弁体を有する一方向円
形弁を提供する。 【構成】 一方向円形弁１は、外周面８をエストラマ−
膜１４によって取り囲まれた円形に形成された弁体２を
備えており、該円形弁体２はその軸方向長さよりも大な
る直径をもっている。円形弁体には２つの流路１０、１
２が互いに間隔をおいて設けられており、一方の流路か
ら他方の流路に流れる流体は前記弁体の外周面８と前記
エラストマ−膜１４との間に流入するようになってい
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、流体を分配するための
一方向円形弁に関する。
一方向円形弁に関する。
【０００２】
【従来の技術】１９８９年７月１１日付で発行されたガ
−バ− (Gerber) 氏の米国特許第４．８４６．８１０号
（レシ−ル バルブという）には、高分子弾性物質であ
るエラストマ−から作られた膜（以下、「弾性膜」とい
う）に囲まれた弁体を有する一方向円形弁が開示されて
いる。前記米国特許に開示されている前記弁体は軸方向
に細長く形成されている。この公知の一方向円形弁の弁
体構造は一定の有効性を有するものと認められてきた。
しかし乍ら、一定の流体の分配において容器と該一方向
円形弁の高さ又は長さを最小にすることが要請される場
合、又は、サイズの大きい粒子等を含有する流体を散布
するような場合には、前記米国特許に開示されているよ
うな構造の弁体はあまり有効ではないという問題点があ
った。
−バ− (Gerber) 氏の米国特許第４．８４６．８１０号
（レシ−ル バルブという）には、高分子弾性物質であ
るエラストマ−から作られた膜（以下、「弾性膜」とい
う）に囲まれた弁体を有する一方向円形弁が開示されて
いる。前記米国特許に開示されている前記弁体は軸方向
に細長く形成されている。この公知の一方向円形弁の弁
体構造は一定の有効性を有するものと認められてきた。
しかし乍ら、一定の流体の分配において容器と該一方向
円形弁の高さ又は長さを最小にすることが要請される場
合、又は、サイズの大きい粒子等を含有する流体を散布
するような場合には、前記米国特許に開示されているよ
うな構造の弁体はあまり有効ではないという問題点があ
った。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の如き
従来公知の一方向円形弁の有する不都合ないし欠点を解
消すべくなされたものであって、弁を使用する分配容器
の全体の高さまたは全長を限定するための円形の弁体を
有する一方向円形弁を提供することをその主たる目的と
するものである。
従来公知の一方向円形弁の有する不都合ないし欠点を解
消すべくなされたものであって、弁を使用する分配容器
の全体の高さまたは全長を限定するための円形の弁体を
有する一方向円形弁を提供することをその主たる目的と
するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、特許請求範囲の請求項１に記載の構成を有する一方
向円形弁が本発明に従って提供されたのである。
に、特許請求範囲の請求項１に記載の構成を有する一方
向円形弁が本発明に従って提供されたのである。
【０００５】本発明に係る一方向円形弁は、外周面を弾
性膜によって取り囲まれた円形の弁体と該弁体に形成さ
れた２つの流路を有し、該弁体外周面と該弾性膜との間
のスペ−スにおいて一方の流路からの流体を他方の流路
に流入させるように構成してある。
性膜によって取り囲まれた円形の弁体と該弁体に形成さ
れた２つの流路を有し、該弁体外周面と該弾性膜との間
のスペ−スにおいて一方の流路からの流体を他方の流路
に流入させるように構成してある。
【０００６】本発明に係る一方向円形弁にあっては、円
形弁体はその軸方向寸法よりも大なる直径寸法を有して
いる。他方、該円形弁体は、一方向円形弁の軸方向長さ
を限定することになるが、該円形弁体の前記２つの流路
間には適当な長さの流体通路が存在しなければならな
い。したがって、前記弾性膜と該弁体との間の流体通路
の長さは、一方向円形弁の効果的な作動を可能ならしめ
るため、できるだけ長くするようにしなければならな
い。
形弁体はその軸方向寸法よりも大なる直径寸法を有して
いる。他方、該円形弁体は、一方向円形弁の軸方向長さ
を限定することになるが、該円形弁体の前記２つの流路
間には適当な長さの流体通路が存在しなければならな
い。したがって、前記弾性膜と該弁体との間の流体通路
の長さは、一方向円形弁の効果的な作動を可能ならしめ
るため、できるだけ長くするようにしなければならな
い。
【０００７】前記弁体と前記弾性膜との間において流体
の所望の流れを確保するためには、該弾性膜の一部を該
弁体の外周面に対して水密に保持させ、流体が所定の通
路をバイパスすることがないようにする必要がある。
の所望の流れを確保するためには、該弾性膜の一部を該
弁体の外周面に対して水密に保持させ、流体が所定の通
路をバイパスすることがないようにする必要がある。
【０００８】本発明の特徴の一つは、前記した２つの流
路が前記円形弁体の外周面と前記弾性膜との間のスペ−
スに開口し、流体通路としての該スペ−スが該円形弁体
の周りにおいて最大１８０°以上にわたって延在してい
ることである。
路が前記円形弁体の外周面と前記弾性膜との間のスペ−
スに開口し、流体通路としての該スペ−スが該円形弁体
の周りにおいて最大１８０°以上にわたって延在してい
ることである。
【０００９】本発明の好適な実施例にあっては、前記円
形弁体を取り巻く流体通路の角範囲は、２００〜２７０
°となっている。前記流体通路の角範囲は、前記円形弁
体と前記弾性膜との間に十分な封止された円周長さが存
在しなければならないので、該弁体の直径によって或る
程度変更することができる。
形弁体を取り巻く流体通路の角範囲は、２００〜２７０
°となっている。前記流体通路の角範囲は、前記円形弁
体と前記弾性膜との間に十分な封止された円周長さが存
在しなければならないので、該弁体の直径によって或る
程度変更することができる。
【００１０】また、本発明の好適な実施例にあっては、
前記円形弁体の周りを取り囲んでいるハウジングは、該
弁体の外周を封止する態様において前記弾性膜を保持す
ると共に、該弾性膜を該弁体の両側端面に封止してい
る。そして、前記円形弁体と前記した弾性膜間の流体通
路の円周長さが長くなるようにするため、前記ハウジン
グは前記弾性膜から半径方向外方に所要の間隔をとって
配設されている。その結果、前記弾性膜は前記スペ−ス
内に膨出することができ、それにより、流体が該弾性膜
の内側を流れることが可能となる。前記ハウジングには
開口を設け、これにより前記弾性膜の外面に大気圧を作
用させ、流体が前記弁体を貫流した後、該弾性膜が内方
へ弾性的に復元するのを確実ならしめるようにするとよ
い。該弾性膜は復元により該弁体内の２つの流路の開口
に圧接してこれを封止する。
前記円形弁体の周りを取り囲んでいるハウジングは、該
弁体の外周を封止する態様において前記弾性膜を保持す
ると共に、該弾性膜を該弁体の両側端面に封止してい
る。そして、前記円形弁体と前記した弾性膜間の流体通
路の円周長さが長くなるようにするため、前記ハウジン
グは前記弾性膜から半径方向外方に所要の間隔をとって
配設されている。その結果、前記弾性膜は前記スペ−ス
内に膨出することができ、それにより、流体が該弾性膜
の内側を流れることが可能となる。前記ハウジングには
開口を設け、これにより前記弾性膜の外面に大気圧を作
用させ、流体が前記弁体を貫流した後、該弾性膜が内方
へ弾性的に復元するのを確実ならしめるようにするとよ
い。該弾性膜は復元により該弁体内の２つの流路の開口
に圧接してこれを封止する。
【００１１】
【作用と効果】流体は、前記円形弁体の外周面の周りに
おいて一方向のみ流れることができる。該弁体の外周面
と前記弾性膜の内周面との間の前記流体通路が所定の角
範囲にわたって形成されていることにより、流体を積極
的に分配することが保証されると共に、前記弾性膜が弾
性復元して前記弁体の外周面と水密に接触するに至り、
第１流路の出口開口と第２流路の入口開口をそれぞれ完
全に封止するので、流体源への汚染物等の逆流は阻止さ
れる。そして、該弁体が軸方向寸法より大なる直径を有
する如く形成されていることにより、弁を使用する分配
容器の全体の高さまたは全長を限定できる一方向円形弁
を提供することが可能となる。
おいて一方向のみ流れることができる。該弁体の外周面
と前記弾性膜の内周面との間の前記流体通路が所定の角
範囲にわたって形成されていることにより、流体を積極
的に分配することが保証されると共に、前記弾性膜が弾
性復元して前記弁体の外周面と水密に接触するに至り、
第１流路の出口開口と第２流路の入口開口をそれぞれ完
全に封止するので、流体源への汚染物等の逆流は阻止さ
れる。そして、該弁体が軸方向寸法より大なる直径を有
する如く形成されていることにより、弁を使用する分配
容器の全体の高さまたは全長を限定できる一方向円形弁
を提供することが可能となる。
【００１２】
【作用と効果】図面において、本発明の一実施例として
の一方向円形弁１は、円形に形成された弁体２を有し、
該弁体２は第１の端面４と第２の端面６とこれら第１及
び第２の端面４、６間において円周方向に延びる環状側
面、すなわち外周面８とを備えている。第１の流路１０
が前記第１端面４から前記外周面８に貫通した態様で前
記円形弁体２に設けられている。また、該弁体２には、
流体の出口を形成する第２の流路１２が前記外周面８か
ら前記第２端面６に貫通して設けられている。
の一方向円形弁１は、円形に形成された弁体２を有し、
該弁体２は第１の端面４と第２の端面６とこれら第１及
び第２の端面４、６間において円周方向に延びる環状側
面、すなわち外周面８とを備えている。第１の流路１０
が前記第１端面４から前記外周面８に貫通した態様で前
記円形弁体２に設けられている。また、該弁体２には、
流体の出口を形成する第２の流路１２が前記外周面８か
ら前記第２端面６に貫通して設けられている。
【００１３】図示されていないけれども、一方向円形弁
１は、分配される流体の容器の出口に取り付けられるよ
うになっている。
１は、分配される流体の容器の出口に取り付けられるよ
うになっている。
【００１４】前記外周面８を取り巻いているのは、エラ
ストマ−、すなわち、合成ゴム或いは合成プラスチック
のような高分子弾性物質を用いて作られた膜（以下、弾
性膜という）１４であり、該弾性膜１４は、図２に示す
状態においては、前記第１流路１０の出口開口及び前記
第２流路１２の入口開口に水密に弾接するシ−ルとして
機能するように前記外周面８にぴったりと弾性的に装着
されている。図２に示すように、前記弾性膜１４の縦断
面形状は、大略Ｃ字形ないしコ字形であり、その互いに
向かい合っている対向端部ないし脚部は第１及び第２端
面４、６の周縁部にぐるりと弾接されている。前記した
弾性膜の対抗端部ないし脚部は、図示されていないけれ
ども、別の各種の形状又は厚みをもたせるように形成し
てもよい。
ストマ−、すなわち、合成ゴム或いは合成プラスチック
のような高分子弾性物質を用いて作られた膜（以下、弾
性膜という）１４であり、該弾性膜１４は、図２に示す
状態においては、前記第１流路１０の出口開口及び前記
第２流路１２の入口開口に水密に弾接するシ−ルとして
機能するように前記外周面８にぴったりと弾性的に装着
されている。図２に示すように、前記弾性膜１４の縦断
面形状は、大略Ｃ字形ないしコ字形であり、その互いに
向かい合っている対向端部ないし脚部は第１及び第２端
面４、６の周縁部にぐるりと弾接されている。前記した
弾性膜の対抗端部ないし脚部は、図示されていないけれ
ども、別の各種の形状又は厚みをもたせるように形成し
てもよい。
【００１５】前記弾性膜１４及び弁体２を円周方向に取
り囲んでいるのは、ハウジング１６で、該ハウジング１
６は前記した弾性膜１４の対向端部ないし脚部の一方を
円形弁体２に水密に弾接させるように圧迫する半径方向
内方に延在するフランジ１８を備えている。また、ハウ
ジング１６は、他方の端部ないし脚部を圧迫して前記弁
体２の第１端面６に水密に弾接させるようにぐるりと装
着された環状部材２０を備えている。
り囲んでいるのは、ハウジング１６で、該ハウジング１
６は前記した弾性膜１４の対向端部ないし脚部の一方を
円形弁体２に水密に弾接させるように圧迫する半径方向
内方に延在するフランジ１８を備えている。また、ハウ
ジング１６は、他方の端部ないし脚部を圧迫して前記弁
体２の第１端面６に水密に弾接させるようにぐるりと装
着された環状部材２０を備えている。
【００１６】ハウジング１６には内方に突出する角突起
部２２が形成されており、該角突起部２２は、図３に示
すように、弾性膜１４を押圧して弁体２の外周面に水密
に圧接し、前記２つの流路１０、１２間における流体の
流れを、約９０°又はそれ以下の角範囲にわたって延在
する該角突起部の角範囲にわたって阻止する。前記した
角突起部２２以外のハウジング１６の残りの部分は、前
記弾性膜１４の外周面から半径方向外方に所定の間隔を
おいて配置され、これにより、円形弁体２のほぼ３／４
の角範囲にわたって延在するスペ−ス或いは流体通路２
４を形成している。その結果、流体が前記した容器（図
示してない）から前記第１流路１０に強制流入せしめら
れると、前記弾性膜１４は、図４に示すように、弁体２
の外周面から外方に膨出せしめられ、これによって、弾
性膜１４の内周面と円形弁体２の外周面との間において
第１流路１０から第２流路１２の入口開口に流体が流入
するようになっている。このようにして第２流路１２に
流入する流体は、この第２流路１２を経て供給される。
部２２が形成されており、該角突起部２２は、図３に示
すように、弾性膜１４を押圧して弁体２の外周面に水密
に圧接し、前記２つの流路１０、１２間における流体の
流れを、約９０°又はそれ以下の角範囲にわたって延在
する該角突起部の角範囲にわたって阻止する。前記した
角突起部２２以外のハウジング１６の残りの部分は、前
記弾性膜１４の外周面から半径方向外方に所定の間隔を
おいて配置され、これにより、円形弁体２のほぼ３／４
の角範囲にわたって延在するスペ−ス或いは流体通路２
４を形成している。その結果、流体が前記した容器（図
示してない）から前記第１流路１０に強制流入せしめら
れると、前記弾性膜１４は、図４に示すように、弁体２
の外周面から外方に膨出せしめられ、これによって、弾
性膜１４の内周面と円形弁体２の外周面との間において
第１流路１０から第２流路１２の入口開口に流体が流入
するようになっている。このようにして第２流路１２に
流入する流体は、この第２流路１２を経て供給される。
【００１７】流体は、しずく、スプレ−、霧状のもの等
として分配することができる。第２流路１２の出口開口
の形状は、一方向円形弁１から分配されるべき流体の所
望の状態に応じて適宜設計することができる。
として分配することができる。第２流路１２の出口開口
の形状は、一方向円形弁１から分配されるべき流体の所
望の状態に応じて適宜設計することができる。
【００１８】流体は、円形弁体２の外周面８の周りにお
いて一方向にのみ流れることができる。該弁体の外周面
８と弾性膜１４の内周面との間の前記流体通路２４が所
定の角範囲にわたって形成されていることにより、流体
を積極的に分配することが保証されると共に、前記弾性
膜が弾性復元して前記弁体の外周面と水密に接触するに
至り、第１流路１０の出口開口と第２流路１２の入口開
口をそれぞれ完全に封止するので、流体源への汚染物等
の逆流は阻止される。
いて一方向にのみ流れることができる。該弁体の外周面
８と弾性膜１４の内周面との間の前記流体通路２４が所
定の角範囲にわたって形成されていることにより、流体
を積極的に分配することが保証されると共に、前記弾性
膜が弾性復元して前記弁体の外周面と水密に接触するに
至り、第１流路１０の出口開口と第２流路１２の入口開
口をそれぞれ完全に封止するので、流体源への汚染物等
の逆流は阻止される。
【００１９】本発明の重要な特徴の１つは、弁体２のす
べての部分が可塑性材料で形成されていることである。
流体の柔軟な容器（図示してない）も可塑性材料で作る
ことができるので、流体ディスペンサ−の全体（図示し
てない）をリサイクルさせることが可能となるが、この
ことは環境の保全にとっても好結果をもたらす。
べての部分が可塑性材料で形成されていることである。
流体の柔軟な容器（図示してない）も可塑性材料で作る
ことができるので、流体ディスペンサ−の全体（図示し
てない）をリサイクルさせることが可能となるが、この
ことは環境の保全にとっても好結果をもたらす。
【００２０】その寸法を可能な限り小さくすることが要
請される流体の容器に円形弁体２を使用する事が出来る
ようにするため、該弁体の軸方向寸法を小さく限定する
ことができる。円形弁体２は直径１／２インチ程度の小
さなものに形成することができる。前記第２流路１０か
ら前記第２流路１２に至るまでの範囲における前記流体
通路２４の軸方向長さは、バクテリヤ、空気、ガス、ダ
スト等の如き汚染物が流体を容納した容器に流入する余
地がないようにするため、流体が第２流路１２から流出
した後に前記流体通路２４を閉鎖するのを確実にする。
前記の弁は、前記容器からの流量を大ならしめるのに特
に適している一方、非常に小さなスペ−スをとるだけの
ものとすることができる。
請される流体の容器に円形弁体２を使用する事が出来る
ようにするため、該弁体の軸方向寸法を小さく限定する
ことができる。円形弁体２は直径１／２インチ程度の小
さなものに形成することができる。前記第２流路１０か
ら前記第２流路１２に至るまでの範囲における前記流体
通路２４の軸方向長さは、バクテリヤ、空気、ガス、ダ
スト等の如き汚染物が流体を容納した容器に流入する余
地がないようにするため、流体が第２流路１２から流出
した後に前記流体通路２４を閉鎖するのを確実にする。
前記の弁は、前記容器からの流量を大ならしめるのに特
に適している一方、非常に小さなスペ−スをとるだけの
ものとすることができる。
【００２１】ハウジング１６の角突起部２２の領域にお
ける前記弾性膜１４と円形弁体２の外周面間の水密な封
止を確保する場合、ハウジング１６自体にサイド・シ−
ル若しくは接着剤又は弾性膜１４と円形弁体２との溶着
の如き他の手段を施用することができるし、或いは、ハ
ウジンク１６の弾性圧力を利用するようにしてもよい。
ける前記弾性膜１４と円形弁体２の外周面間の水密な封
止を確保する場合、ハウジング１６自体にサイド・シ−
ル若しくは接着剤又は弾性膜１４と円形弁体２との溶着
の如き他の手段を施用することができるし、或いは、ハ
ウジンク１６の弾性圧力を利用するようにしてもよい。
【００２２】以上、本発明につきその実施例を参照して
詳しく説明したが、本発明は、これに限定されるもので
はなく、請求項に記載の範囲内において該実施例以外の
態様において実施することができるものであることを理
解されたい。
詳しく説明したが、本発明は、これに限定されるもので
はなく、請求項に記載の範囲内において該実施例以外の
態様において実施することができるものであることを理
解されたい。
【図１】本発明の一実施例としての一方向円形弁の概要
斜視図である。
斜視図である。
【図２】図１の〓−〓線に沿って切断した断面図であ
る。
る。
【図３】図１の〓−〓線に沿って切断した断面図であ
る。
る。
【図４】エラストマ−膜が膨出し、流体が弁を貫流する
状態を示す図３と同様な断面図である。
状態を示す図３と同様な断面図である。
１ 一方向円形弁 ２ 円形弁体 ４ 第１端面 ６ 第２端面 ８ 外周面 １０ 第１流路 １２ 第２流路 １４ エラストマ−膜 １６ ハウジング １８ フランジ ２０ 環状部材 ２２ ハウジングの一部分 ２４ 流体通路
Claims (8)
- 【請求項１】 軸方向寸法より大なる直径を有する、流
体源からの流体の流れを制御するための円形に形成され
た弁体であって、第１の端面及び第２の端面と、該第１
端面と該第２端面との間に円周方向に延在する外周面
と、内部に互いに間隔をあけて設けられた第１の流路と
第２の流路とを具備する弁体と、該弁体の外周面に張設
された伸縮可能なエラストマ−膜とからなっていて、前
記第１流路が前記第１端面に第１の開口を、前記外周面
に第２の開口をそれぞれ有し、前記第２流路が前記第２
端面に第１の開口を、前記外周面に第２の開口をそれぞ
れ有し、前記第１流路の前記第２開口と前記第２流路の
前記第２開口とが円周方向において１８０°以下の第１
の角範囲と１８０°以上の第２の角範囲をもって前記弁
体の外周面に沿って互いに間隔を開けて位置しており、
前記エラストマ−膜がそれが１８０°以上の角範囲をも
って互いに間隔を開けて位置している前記第１及び第２
流路の前記開口間においてのみ膨出するよう１８０°以
下の角範囲内における前記弁体の外周面に固定されてお
り、これにより、該エラストマ−膜が前記第１流路を貫
流して前記第２流路へ流れる流体によって膨出せしめら
れると、該流体が前記第１及び第２流路間の１８０°以
上の角範囲にわたって流れるように構成されていること
を特徴とする一方向円形弁。 - 【請求項２】 前記エラストマ−膜と前記弁体間の流体
の流れを阻止する封止手段を備えていることを特徴とす
る請求項１に記載の一方向円形弁。 - 【請求項３】 請求項２に記載の一方向円形弁におい
て、前記封止手段が前記弁体の外周面を取り巻くハウジ
ングと、前記エラストマ−膜を前記弁体に水密に接触さ
せるべく該エラストマ−膜を該弁体に対して押圧する、
該弁体の外周面に向けて突出するハウジングの一部分と
からなっていることを特徴とする一方向円形弁。 - 【請求項４】 請求項３に記載の一方向円形弁におい
て、前記ハウジングの一部分が、前記第１流路の前記第
２開口と前記第２流路の第２開口との間の角範囲が１８
０°以下である領域において、該２つの第２開口間に位
置していることを特徴とする一方向円形弁。 - 【請求項５】 請求項１に記載の一方向円形弁におい
て、１８０°以上の前記２つの第２開口間の角範囲が２
００°〜２８０°であることを特徴とする一方向円形
弁。 - 【請求項６】 請求項１に記載の一方向円形弁におい
て、前記エラストマ−膜の軸方向断面形状が大略Ｃ字形
ないしコ字形であることを特徴とする一方向円形弁。 - 【請求項７】 請求項３に記載の一方向円形弁におい
て、前記エラストマ−膜の軸方向断面形状が中央部と該
中央部の両端からそれぞれ内方へ突出する脚部とを有す
る大略Ｃ字形ないしコ字形であり、該中央部は前記弁体
の外周面に接触し、前記脚部は前記弁体の第１端面及び
第２端面にそれぞれ接触し、前記ハウジングが前記エラ
ストマ−膜を取り巻く環状壁を備え、該環状壁が前記弁
体の第１端面近傍に前記エラストマ−膜の前記２つの脚
部のうちの一方と接触してこれを支えると共に、前記弁
体の前記２つの脚部のうちの一方を該弁体に圧接させる
第１の端部を有し、前記ハウジングがさらに、前記環状
壁の内側に取り付けられ、かつ前記エラストマ−膜の前
記２つの脚部のうちの他方を前記弁体の第２端面に圧接
させる環状の部材を備えていることを特徴とする一方向
円形弁。 - 【請求項８】 請求項７に記載の一方向円形弁におい
て、前記環状壁が前記エラストマ−膜を前記弁体に水密
に圧接させるところの前記ハウジングの前記一部分を形
成する第１の曲面と、前記エラストマ−膜から半径方向
外方に間隔をあけ、かつ前記エラストマ−膜が半径方向
外方に膨出することのできる円周方向に延在する閉じら
れた空間を形成する第２の曲面とを備えていることを特
徴とする一方向円形弁。
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