JPS643226Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS643226Y2 JPS643226Y2 JP2749083U JP2749083U JPS643226Y2 JP S643226 Y2 JPS643226 Y2 JP S643226Y2 JP 2749083 U JP2749083 U JP 2749083U JP 2749083 U JP2749083 U JP 2749083U JP S643226 Y2 JPS643226 Y2 JP S643226Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- low
- pass filter
- parallel resonant
- resonant circuits
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Filters And Equalizers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は遮断周波数付近の相対減衰特性を改善
したローパスフイルタに関する。
したローパスフイルタに関する。
コイルとコンデンサを用いた従来のローパスフ
イルタには第1図の結線図で示すように、コイル
LとコンデンサC1によるLC並列共振回路1を
複数直列接続し、LC並列共振回路1の両端とア
ース間にコンデンサC2を接続する構成がよく知
られている。この種のローパスフイルタの遮断周
波数付近の減衰特性はコイルLのQ特性に影響さ
れ、一般にQ値が大きれば減衰量の小さい理想特
性に近くなる。しかし近時電子部品の小型化の要
求が強くローパスフイルタも例外ではない。この
場合コイルLも小型になるのでQ値を大きくする
ことが難しく、減衰特性は第3図の特性図で点線
で示すように遮断周波数c付近でなだらかに変化
し望ましくない。
イルタには第1図の結線図で示すように、コイル
LとコンデンサC1によるLC並列共振回路1を
複数直列接続し、LC並列共振回路1の両端とア
ース間にコンデンサC2を接続する構成がよく知
られている。この種のローパスフイルタの遮断周
波数付近の減衰特性はコイルLのQ特性に影響さ
れ、一般にQ値が大きれば減衰量の小さい理想特
性に近くなる。しかし近時電子部品の小型化の要
求が強くローパスフイルタも例外ではない。この
場合コイルLも小型になるのでQ値を大きくする
ことが難しく、減衰特性は第3図の特性図で点線
で示すように遮断周波数c付近でなだらかに変化
し望ましくない。
本考案の目的は、このような従来の小型のロー
パスフイルタの欠点を除くことにある。
パスフイルタの欠点を除くことにある。
本考案はコイルとコンデンサによるLC並列共
振回路を複数直列接続し、そのLC並列共振回路
の両端とアース間にコンデンサを接続してなるロ
ーパスフイルタにおいて、LC並列共振回路間の
複数個所に抵抗を直列接続する。
振回路を複数直列接続し、そのLC並列共振回路
の両端とアース間にコンデンサを接続してなるロ
ーパスフイルタにおいて、LC並列共振回路間の
複数個所に抵抗を直列接続する。
以下本考案のローパスフイルタの実施例を示す
結線図である第2図を参照しながら説明する。
結線図である第2図を参照しながら説明する。
第2図においては、コイルLとコンデンサC1
からなるLC並列共振回路1が複数直列接続して
あり、その両端はバイパス用のコンデンサC2を
介してアースされている。そして各LC並列共振
回路1の間には夫々抵抗Rを接続してある。抵抗
Rの値は通過帯域及び遮断周波数付近の減衰特性
を考慮して定める。2は入力端子であり、3は出
力端子であり、4はアース端子である。そして少
くとも3個のLC並列共振回路1を用いて6次以
上のローパスフイルタを構成する。
からなるLC並列共振回路1が複数直列接続して
あり、その両端はバイパス用のコンデンサC2を
介してアースされている。そして各LC並列共振
回路1の間には夫々抵抗Rを接続してある。抵抗
Rの値は通過帯域及び遮断周波数付近の減衰特性
を考慮して定める。2は入力端子であり、3は出
力端子であり、4はアース端子である。そして少
くとも3個のLC並列共振回路1を用いて6次以
上のローパスフイルタを構成する。
このように構成された本考案のローパスフイル
タは抵抗Rの存在により挿入損出は増すが相対的
にコイルのQ特性を改善したと類似の結果とな
り、遮断周波数付近の相対減衰特性が改善され、
より平坦な通過帯域を有するローパスフイルタが
実現できる。第3図の実線はQ値が100程度のコ
イルLを用いて11次のオーデイオ用のローパスフ
イルタを構成した場合の遮断周波数付近の減衰特
性を示すが、従来の11次のローパスフイルタの減
衰特性を示す点線の場合に比較して遮断周波数c
付近における相対減衰量を半分以下にできる。
タは抵抗Rの存在により挿入損出は増すが相対的
にコイルのQ特性を改善したと類似の結果とな
り、遮断周波数付近の相対減衰特性が改善され、
より平坦な通過帯域を有するローパスフイルタが
実現できる。第3図の実線はQ値が100程度のコ
イルLを用いて11次のオーデイオ用のローパスフ
イルタを構成した場合の遮断周波数付近の減衰特
性を示すが、従来の11次のローパスフイルタの減
衰特性を示す点線の場合に比較して遮断周波数c
付近における相対減衰量を半分以下にできる。
第4図は本考案のローパスフイルタの他の実施
例を示す結線図である。抵抗Rが入力側から3個
目までのLC並列共振回路1の間に接続されてい
るが、4個目から出力側にかけてのLC並列共振
回路1の間には接続されていない。このように所
要特性に応じて任意の複数個所に抵抗Rを接続す
ることにより特性改善を行うこともできる。なお
説明におけるコイルLのインダクタンス値、コン
デンサC1,C2の容量値、抵抗Rの抵抗値は同
じ付号でも同一値とはかぎらない。
例を示す結線図である。抵抗Rが入力側から3個
目までのLC並列共振回路1の間に接続されてい
るが、4個目から出力側にかけてのLC並列共振
回路1の間には接続されていない。このように所
要特性に応じて任意の複数個所に抵抗Rを接続す
ることにより特性改善を行うこともできる。なお
説明におけるコイルLのインダクタンス値、コン
デンサC1,C2の容量値、抵抗Rの抵抗値は同
じ付号でも同一値とはかぎらない。
以上述べたように本考案のローパスフイルタは
コイルLの形状の小型化と共にQ値が小さくても
単に抵抗Rを接続するだけで遮断周波数付近の減
衰特性を改善できる。抵抗Rは他の回路素子に比
較して小型であると共に安価である。従つて本考
案によれば遮断周波数付近の減衰特性の改善され
た小型のローパスフイルタを安価にできるので実
用的である。
コイルLの形状の小型化と共にQ値が小さくても
単に抵抗Rを接続するだけで遮断周波数付近の減
衰特性を改善できる。抵抗Rは他の回路素子に比
較して小型であると共に安価である。従つて本考
案によれば遮断周波数付近の減衰特性の改善され
た小型のローパスフイルタを安価にできるので実
用的である。
第1図は従来のローパスフイルタの結線図、第
2図と第4図は本考案のローパスフイルタの実施
例を示す結線図、第3図はローパスフイルタの減
衰特性を示す図である。 1:LC並列共振回路、2:入力端子、3:出
力端子、4:アース端子、L:コイル、C1,C
2:コンデンサ。
2図と第4図は本考案のローパスフイルタの実施
例を示す結線図、第3図はローパスフイルタの減
衰特性を示す図である。 1:LC並列共振回路、2:入力端子、3:出
力端子、4:アース端子、L:コイル、C1,C
2:コンデンサ。
Claims (1)
- コイルとコンデンサによるLC並列共振回路を
複数直列接続し、そのLC並列共振回路の両端と
アース間にコンデンサを接続してなるローパスフ
イルタにおいて、LC並列共振回路間の複数個所
に抵抗を直列接続してある6次以上のローパスフ
イルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2749083U JPS59134917U (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | ロ−パスフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2749083U JPS59134917U (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | ロ−パスフイルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59134917U JPS59134917U (ja) | 1984-09-08 |
JPS643226Y2 true JPS643226Y2 (ja) | 1989-01-27 |
Family
ID=30158371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2749083U Granted JPS59134917U (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | ロ−パスフイルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59134917U (ja) |
-
1983
- 1983-02-25 JP JP2749083U patent/JPS59134917U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59134917U (ja) | 1984-09-08 |
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