JPS642970Y2 - - Google Patents

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JPS642970Y2
JPS642970Y2 JP8319584U JP8319584U JPS642970Y2 JP S642970 Y2 JPS642970 Y2 JP S642970Y2 JP 8319584 U JP8319584 U JP 8319584U JP 8319584 U JP8319584 U JP 8319584U JP S642970 Y2 JPS642970 Y2 JP S642970Y2
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JP
Japan
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roll
tire
tires
notches
metal
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JP8319584U
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JPS60194624U (ja
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  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の対象、産業上の利用分野) この考案は成型、粉砕、混練、圧延、乾燥など
種々の用途に使用されるロールのロールタイヤに
関するものである。
(従来技術) 従来、靭性に富んだ曲げ応力の大きい金属材料
からなるロール本体と、このロール本体の外周面
に嵌合装着され、高硬度で耐摩耗性に優れた金
属、セラミツクス、石材等剛性材料からなるロー
ルタイヤとを具え、ロールタイヤの表面が摩耗し
たときに、ロール本体はそのまま再使用し、ロー
ルタイヤのみを取替えるようになつているロール
において、ロールタイヤが、たとえば内径が700
mm以上で、軸方向の長さが700mmを越えるもの、
または内径が120mm以上で、軸方向の長さが500mm
を越えるものである場合はロール本体とロールタ
イヤの嵌合部の許容寸法公差が極めて小さく、か
つ軸方向の長さが長くなると機械加工精度の確保
が困難となるなどの理由から、前記ロールタイヤ
を複数個、その対向端面を当接させてロール本体
に嵌合装着したロールが知られている。第1図に
は前記のようなロールが成型用ロールとして構成
された1例が示されており、図において1は成型
用ロール、2はロール本体、3,4はロールタイ
ヤ、5はロール軸部、6はロールタイヤ4の抜け
止め防止部材、7はロールタイヤ3,4の表面に
形成された成型用凹部、9はロール本体2の外周
面に設けられ、ロールタイヤ3,4の内周面に設
けたキー溝8に嵌合したキー、10はロールタイ
ヤ3のストツパ、11はロールタイヤ3,4の対
向端面が当接した当接面である。
前記のような成型用ロール1においては、第2
図に示すように対向配置したもう一方の成型用ロ
ール1′との協働によつて装入した原料微粉Mか
ら成型用凹部7,7′により成型品Pを成型する
のであるが、この成型するための運転時間が長く
なると、ロールタイヤ3,4の当接面11の微小
間隙に原料微粉Mが次第に侵入し、これに伴つて
ロール軸部5,5が第3図のように外方向に微細
な撓みαを生じるとともに、このロール軸部5の
撓みからロールタイヤ3,4の当接面11がロー
ル1′と対向する内側では圧縮を受け、外側では
2点鎖線で示すように間隙βが生ずるようにな
る。そして、微粉Mの侵入が逐次増加すると、当
接面11では大きな間隙となつて対向するロール
1,1′間の成型用凹部7,7′が噛違い、成型品
Pの形状変形や重量の不均一などが起きていた。
そのため、ロールタイヤ3,4を早期に新品と取
替えざるを得ないなどロールタイヤの寿命を不当
に短くして、設備の維持費を高騰させるという欠
点があつた。
(目 的) この考案は上記従来のもののもつ欠点を排除
し、ロールタイヤの対向端面の当接面に隙間が生
じないようにでき、ロールタイヤの寿命を長く保
つことができることを目的とするものである。
(構 成) 上記の目的はこの考案の、ロールタイヤの対向
する端部内周面に環状の切欠部を形成し、これら
切欠部の内周面に環状凹溝を形成し、また外面に
前記ロールタイヤの対向する端部において隣接す
る前記凹溝に嵌合するリング部を1対有し、円周
方向に分割された複数個の結合金物を前記両切欠
部間にリング状に連ねて収容配置した構成によつ
て達成される。
以下、この考案の1実施例を説明する。
第4図において、金属など剛性材料からなるロ
ールタイヤ13,14の対向する端部内周面には
環状の切欠部15,16が形成され、かつこれら
切欠部15,16の内周面には環状凹溝18,1
9で形成されている。21は第5,6図に示すよ
うに円周方向に分割された複数個の結合金物で、
この結合金物21は基部22の外面に前記凹溝1
8,19に嵌合する1対のリング部23,24を
有し、リング部23,24が凹溝18,19に嵌
合したとき両切欠部15,16間にリング状に連
ねて収容配置され、必要に応じて図示しないボル
ト等の固定部材でロールタイヤ13,14に固定
されるようになつている。
前記のような構成であるから、これをロール本
体に嵌合装着し成型用ロールとして使用した際、
ロールタイヤ13,14の対向端面が当接した当
接面の微小間隙に原料微粉が侵入してロール軸部
に撓みが生じても、ロールタイヤ13,14の当
接面における結合力は結合金物21によつて全周
に亘つてほぼ均等に保たれるため、ロールタイヤ
13,14は結合金物21とともにロール本体に
倣つて撓み、当接面に従来のような間隙が生ずる
ことはない。したがつて対向配置した成型用ロー
ルの両成型用凹部の噛違い不良も防止され、成型
品の形状変形や重量の不均一など不良品の発生を
減少させることが可能となる。
(効 果) この考案は前記のようであるから、ロール本体
の外周面に複数個嵌合して装着されるロールタイ
ヤの対向端面の当接面に間隙が生ずるのを確実に
防止することができる。また、ロールタイヤは結
合金物によつて強固に結合されるため、ロール本
体の曲げ抵抗力にタイヤの強度が加味されて従来
のロールに比べてロール全体の曲げ応力を向上さ
せることができるのに加え、タイヤの寿命の延伸
やタイヤ取替のためのロールの運転停止時間の減
少等を図ることができる等の優れた効果を有する
ものである。
尚、前記実施例では成型用ロールに使用したロ
ールタイヤについて説明したが、粉砕、混練、圧
延、乾燥などにも適用できることは言う迄もな
い。また結合金物の形状や個数も適宜変更するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の成型用ロールを示す縦断正面
図、第2,3図は同上の作用説明図で、第2図は
側面図、第3図は平面図を示す。第4図はこの考
案の実施例のロールタイヤと結合金物を示す要部
拡大縦断正面図、第5図は同上の結合金物の側面
図、第6図は結合金物の縦断正面図である。 13,14……ロールタイヤ、15,16……
切欠部、18,19……環状凹溝、21……結合
金物、22……基部、23,24……リング部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製ロール本体の外周面に、対向する端面を
    当接させて複数個嵌合して装着される剛製ロール
    タイヤであつて、前記ロールタイヤの対向する端
    部内周面に環状の切欠部を形成し、これら切欠部
    の内周面に環状凹溝を形成し、また外面に前記ロ
    ールタイヤの対向する端部において隣接する前記
    凹溝に嵌合するリング部を1対有し、円周方向に
    分割された複数個の結合金物を前記両切欠部間に
    リング状に連ねて収容配置したことを特徴とする
    ロールタイヤ。
JP8319584U 1984-06-05 1984-06-05 ロ−ルタイヤ Granted JPS60194624U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8319584U JPS60194624U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 ロ−ルタイヤ

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JP8319584U JPS60194624U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 ロ−ルタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60194624U JPS60194624U (ja) 1985-12-25
JPS642970Y2 true JPS642970Y2 (ja) 1989-01-25

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ID=30631600

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JP8319584U Granted JPS60194624U (ja) 1984-06-05 1984-06-05 ロ−ルタイヤ

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JPS60194624U (ja) 1985-12-25

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