JPS642962Y2 - - Google Patents

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JPS642962Y2
JPS642962Y2 JP1984136057U JP13605784U JPS642962Y2 JP S642962 Y2 JPS642962 Y2 JP S642962Y2 JP 1984136057 U JP1984136057 U JP 1984136057U JP 13605784 U JP13605784 U JP 13605784U JP S642962 Y2 JPS642962 Y2 JP S642962Y2
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JP
Japan
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screw
main body
hole
mounting panel
thick
Prior art date
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Expired
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JP1984136057U
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English (en)
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JPS6150809U (ja
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Publication of JPS6150809U publication Critical patent/JPS6150809U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は複数枚のパネルを互いに取付ける場
合、電線をパネルへ取付ける場合等に用いられる
スクリユウグロメツトに関する。
[背景技術及び解決すべき事項] スクリユウグロメツトは、取付パネルに形成さ
れる挿入孔へ本体が挿入されて回転不能とされ、
スクリユウの螺合により複数枚の取付パネル等を
互いに連結するようになつている。
第5,6図には従来のスクリユウグロメツトが
示されており、第5図に示されるスクリユウグロ
メツトでは本体10へスクリユウ螺合孔12が形
成されると共に、この螺合孔12を中心にして略
H状の切込孔14が形成された構造である。
この本体10は図示しない取付パネルの角孔へ
挿入された後に螺合孔12へ図示しないスクリユ
ウがねじ込まれるようになつている。
ところがこのスクリユウグロメツトでは本体1
0を図示しない取付パネルの角孔へ挿入する場合
に、その挿入力を軽くするためには切込孔14を
大きくして挿入時に本体を撓み易くする必要があ
るが、逆にこの撓みによつて螺合孔12へのタツ
ピングスクリユウのねじ込み時に本体10が取付
パネルの角孔内で不用意に回転することがある。
また第6図に示されるスクリユウグロメツトで
は、螺合孔12から半径方向に複数の切込16が
形成され、これらの切込16の先端部をはさむよ
うに外周からは切込18,20が形成されてい
る。この形状においては、切込16の先端部と切
込18,20との間に形成される薄肉部22が撓
むことができるため、本体10を取付パネルの角
孔へ挿入する場合に挿入力が軽く、操作性が向上
しており、切込16の間の部分が取付パネルの挿
入孔のコーナー部に対応して取付孔内での回転を
防止している。
しかしこのスクリユウグロメツトにおいては、
薄肉部22の長さ(寸法S)が短いため、薄肉部
22の肉厚を薄くして撓みやすくする必要があ
る。このため挿入後に螺合孔12へタツピングス
クリユウをねじ込むと、この薄肉部22に亀裂が
発生することがある。
本考案は上記事実を考慮し、取付パネルの挿入
孔への挿入が容易であり、かつタツピングスクリ
ユウのねじ込み時にも不具合が生ずることがない
スクリユウグロメツトを得ることが目的である。
[考案の概要と作用] 本考案に係るスクリユウグロメツトでは外周が
挿入孔のコーナー部に配置され内周がスクリユウ
螺合孔と構成する厚肉部を形成することにより挿
入孔内での回転を防止し、これら厚肉部を連結す
る薄肉部を隣り合う厚肉部の一方の外周から他方
の内周に向けて延設してスクリユウ螺合孔の半径
方向に対して傾斜させた。従つてこの薄肉部はそ
の長さを大きくすることができ、本体挿入時の挿
入力を低くし、かつタツピングスクリユウの螺合
時にも亀裂等の発生を生じないようにすることが
できる。
[考案の実施例] 第1図から第4図には本実施例に係るスクリユ
ウグロメツトが示されており、このスクリユウグ
ロメツトは本体24とこの本体24の一端に連結
されたつば部26とを有している。本体24は第
2図に想像線で示される取付パネル28へ挿入さ
れ、つば部26はこの本体24の挿入量を規制す
るようになつている。この本体24の挿入用とし
て取付パネル28には本体24の外径に対応した
角孔が貫通されている。
本体24は第1図に示される如く断面形状が略
正方形となつている。この本体24には中心部に
螺合孔30が所定深さ形成され、コーナー部はそ
れぞれ外周が取付パネル28の角孔コーナー部に
配置され内周が螺合孔30を構成する厚肉部50
となつており、これらの厚肉部50間は薄肉部3
8で連結されている。
詳しく説明すると本体部24の内周部には各厚
肉部50間に第1図に示される如く軸方向に見て
放射方向へ互に等間隔で4個の切込32が連続し
て形成されている。これらの切込32の先端部か
らはさらに切込34が連続して形成されており、
この切込34の先端部は本体24の厚肉部50間
の外周部付近まで至つている。
ここに切込34は螺合孔30の半径方向から所
定角度(この実施例では約45゜)傾斜されている。
切込32に代えて螺合孔30の外周から直接切込
34を設けることも可能である。
一方、本体24の外周部には厚肉部50間に略
三角形の切込36がそれぞれ切込34に対応して
形成されている。この切込36は切込34と平行
な傾斜面を有し、これによつて切込34との間を
隣り合う厚肉部50の一方の外周から他方の内周
に向けて延出した螺合孔30の半径方向に対して
傾斜する薄肉部38としている。このため本体2
4を取付パネル28の角孔へ挿入する場合に薄肉
部38は容易に撓むことができ、隣り合う厚肉部
50を互いに接近させて本体24の外径を一時的
に縮小させることができる。
本体24の隅部は第2図にも示される如く軸方
向中間部に突出部40が形成され本体24が取付
パネル28へ挿入された場合に、本体24の抜け
止めとなつている。
次の本実施例の作用を説明する。
本体24を取付パネル28へ挿入する場合に
は、作業員がつば部26を指等で本体24の軸方
向へ押圧すれば、本体24は先端部から取付パネ
ル28の角孔へ圧入される。
この場合薄肉部38は螺合孔30の半径方向に
傾斜されているため、その長さLは長く、従つて
隣り合う厚肉部50を容易に接近させ、本体24
の外径を容易に縮小させて取付パネル28の角孔
への挿入力を小さくすることができる。厚肉のコ
ーナー部は螺合孔30を縮小する方向に移動して
本体24の対角線寸法が小さくなる。
しかし挿入後は本体24の薄肉部38は再び弾
性力で隣り合う厚肉部50を離間させて本体24
の回転を確実に阻止すると共に、突出部40が取
付パネル28の裏面へ係合する。従つて螺合孔3
0へ図示しないタツピングスクリユウを螺合して
図示しない取付パネルを取付ける場合にも本体2
4は取付パネル28に対して回転することはな
い。また薄肉部38が挿入時、ねじ込み時に亀
裂、破断等を生ずることもない。
[考案の効果] 以上説明した如く本考案に係るスクリユウグロ
メツトでは、外周が挿入孔のコーナー部に配置さ
れ内周がスクリユウ螺合孔を構成する厚肉部を形
成すると共にこれらの厚肉部と連結する薄肉部を
スクリユウ螺合孔の半径方向に対して傾斜させた
ので、取付パネルへの挿入力が小さく、かつ応力
作用時にも割れ等の不具合を生ずることがない優
れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るスクリユウグロメツトの
実施例を示す第2図−線に相当する断面図、
第2図は本実施例のスクリユウグロメツトの側面
図、第3図は第1図−線断面図、第4図は第
2図の左側面図、第5,6図はそれぞれ従来のス
クリユウグロメツトを示す第1図に相当する断面
図である。 24……本体、28……取付パネル、30……
螺合孔、32……切込、34……切込、36……
切込、38……薄肉部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付パネルに形成された多角形状の挿入孔へ本
    体が挿入された後にスクリユウが螺合するスクリ
    ユウグロメツトであつて、前記本体には外周が挿
    入孔のコーナー部に配置され内周がスクリユウ螺
    合孔を構成する複数の厚肉部が形成されていると
    ともに、これらの厚肉部間は薄肉部で互いに連結
    され、この薄肉部は隣り合う厚肉部の一方の外周
    から他方の内周に向けて延設されてスクリユウ螺
    合孔の半径方向に対して傾斜しており、撓み時に
    前記厚肉部を互いに接近させて本体の外径を縮径
    させることを特徴としたスクリユウグロメツト。
JP1984136057U 1984-09-07 1984-09-07 Expired JPS642962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984136057U JPS642962Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984136057U JPS642962Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6150809U JPS6150809U (ja) 1986-04-05
JPS642962Y2 true JPS642962Y2 (ja) 1989-01-25

Family

ID=30694535

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984136057U Expired JPS642962Y2 (ja) 1984-09-07 1984-09-07

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0619846Y2 (ja) * 1986-09-30 1994-05-25 加藤発条株式会社 スクリュ−グロメット

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53118661A (en) * 1977-03-25 1978-10-17 Illinois Tool Works Plastic screw holder
JPS5572903A (en) * 1978-11-21 1980-06-02 Nifco Inc Screw grommet

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53118661A (en) * 1977-03-25 1978-10-17 Illinois Tool Works Plastic screw holder
JPS5572903A (en) * 1978-11-21 1980-06-02 Nifco Inc Screw grommet

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6150809U (ja) 1986-04-05

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