JPS642832B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS642832B2 JPS642832B2 JP18605680A JP18605680A JPS642832B2 JP S642832 B2 JPS642832 B2 JP S642832B2 JP 18605680 A JP18605680 A JP 18605680A JP 18605680 A JP18605680 A JP 18605680A JP S642832 B2 JPS642832 B2 JP S642832B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- valve
- monitor
- valves
- discharge port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 14
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000008094 contradictory effect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fluid-Driven Valves (AREA)
- Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は二重弁に関するものである。
プレス装置に用いられる制御用流体回路におい
ては、安全のために制御弁を二重に設け一方の制
御弁に故障があつても他方が作動できるようにす
る二重の安全機構が法規等により求められるよう
になつた。
ては、安全のために制御弁を二重に設け一方の制
御弁に故障があつても他方が作動できるようにす
る二重の安全機構が法規等により求められるよう
になつた。
このような二重弁を用いる場合には、弁の誤動
作や弁の故障を検出する構成が用いられる。従来
用いられているものとしては第1図に示される
JIS記号による構造がある。
作や弁の故障を検出する構成が用いられる。従来
用いられているものとしては第1図に示される
JIS記号による構造がある。
第1図においては流体、例えば圧力空気の供給
管Pとプレス装置に対する作動管Aと、外部へ排
出する排出管Rとの間の切換を行なう三方弁1が
用いられる例を示す。二重弁として2個の三方弁
1と1′とが並列されている。
管Pとプレス装置に対する作動管Aと、外部へ排
出する排出管Rとの間の切換を行なう三方弁1が
用いられる例を示す。二重弁として2個の三方弁
1と1′とが並列されている。
弁1,1′の誤作動や故障等を検出するモニタ
ー2としては自由に摺動可能なピストン2aと該
ピストンの移動を検出するスイツチ、例えばマイ
クロスイツチ2bを有し、図の破線で示すように
ピストン2aの一端側に向つて開口する導管3が
絞り4を介して作動管Aの弁1に連結される部分
に接続される。ピストン2aの他端側に向つて開
口する導管3′が絞り4′を介して作動管Aの弁
1′に連結される部分に接続される。
ー2としては自由に摺動可能なピストン2aと該
ピストンの移動を検出するスイツチ、例えばマイ
クロスイツチ2bを有し、図の破線で示すように
ピストン2aの一端側に向つて開口する導管3が
絞り4を介して作動管Aの弁1に連結される部分
に接続される。ピストン2aの他端側に向つて開
口する導管3′が絞り4′を介して作動管Aの弁
1′に連結される部分に接続される。
通常はピストン2aの両端に同一流体圧が作動
し、ピストン2aは中立位置に保持され、弁1,
1′の切換により流体の流路の切換が行なわれて
いる。一方の弁、例えば第1の作動に不良が生じ
ると、ピストン2aの両端の流体圧に差が生じピ
ストン2aが移動してマイクロスイツチ2bを作
動する。
し、ピストン2aは中立位置に保持され、弁1,
1′の切換により流体の流路の切換が行なわれて
いる。一方の弁、例えば第1の作動に不良が生じ
ると、ピストン2aの両端の流体圧に差が生じピ
ストン2aが移動してマイクロスイツチ2bを作
動する。
現実には弁やモニター2の工作精度にばらつき
があり、また弁1,1′やモニター2に使用され
ているばねの精度にばらつきがある。また両方の
弁1,1′のソレノイドのコイルに作用する電気
的位相差などがあり、両方の弁1と1′を正確に
同期させることが困難である。すなわち同時に電
気信号を与えても弁の切換にはずれを生ずる場合
がある。
があり、また弁1,1′やモニター2に使用され
ているばねの精度にばらつきがある。また両方の
弁1,1′のソレノイドのコイルに作用する電気
的位相差などがあり、両方の弁1と1′を正確に
同期させることが困難である。すなわち同時に電
気信号を与えても弁の切換にはずれを生ずる場合
がある。
このような工作精度やばね精度等による2つの
弁の作動ずれによつてモニター2が異常を指示す
ることを回避するためにモニター2のピストン2
aには両端間を連通する穴2cを形成し、ある範
囲内でのピストン2aの両端の圧力差はその連通
穴により圧力差を吸収し、ピストン2aが移動す
るまでに至らないようにすることが実施されてい
る。この連通穴の径が小さい程作動が敏感になり
僅かの圧力差でもピストン2aが移動するので両
方の弁の僅かの作動ずれを検知することになる。
逆に径を大きくすると圧力差が可成りになるまで
ピストン2aが作動しないのである程度の弁の作
動ずれには感応しない。あまり径が大きくなると
誤動作をも感じなくなるので径を大きくするにも
限度がある。ピストン2aの貫通穴の径を大きく
したり穴の数を増やしたりして2つの弁の作動ず
れに鈍感にする方式では弁の誤動作又は故障を検
知するときには片方の弁によりプレスは作動を開
始しており、途中で停止するということになる。
弁の作動ずれによつてモニター2が異常を指示す
ることを回避するためにモニター2のピストン2
aには両端間を連通する穴2cを形成し、ある範
囲内でのピストン2aの両端の圧力差はその連通
穴により圧力差を吸収し、ピストン2aが移動す
るまでに至らないようにすることが実施されてい
る。この連通穴の径が小さい程作動が敏感になり
僅かの圧力差でもピストン2aが移動するので両
方の弁の僅かの作動ずれを検知することになる。
逆に径を大きくすると圧力差が可成りになるまで
ピストン2aが作動しないのである程度の弁の作
動ずれには感応しない。あまり径が大きくなると
誤動作をも感じなくなるので径を大きくするにも
限度がある。ピストン2aの貫通穴の径を大きく
したり穴の数を増やしたりして2つの弁の作動ず
れに鈍感にする方式では弁の誤動作又は故障を検
知するときには片方の弁によりプレスは作動を開
始しており、途中で停止するということになる。
弁の誤動作や故障を生じたときには弁の切換に
よつてプレスは何等作動を開始することなく停止
され点検されるのが好ましい。このためにはモニ
ターのピストンに設ける穴はできるだけ圧力差を
敏感に感じる構造が好ましい。
よつてプレスは何等作動を開始することなく停止
され点検されるのが好ましい。このためにはモニ
ターのピストンに設ける穴はできるだけ圧力差を
敏感に感じる構造が好ましい。
上記のような誤動作等の検出と正常時における
作動ずれの両者を満足させることは従来のモニタ
ーでは矛盾した要求であり、満足できる結果が得
られなかつた。
作動ずれの両者を満足させることは従来のモニタ
ーでは矛盾した要求であり、満足できる結果が得
られなかつた。
本発明は従来の上記の問題を解決することを目
的としている。
的としている。
本発明は上記の問題を、弁とモニターとの間を
従来の如き閉回路とせず、モニターへ流入する流
路にオリフイスを経て外部へ流出する分岐路を設
け、流体の一部が外部へ排出される構造により解
決した。
従来の如き閉回路とせず、モニターへ流入する流
路にオリフイスを経て外部へ流出する分岐路を設
け、流体の一部が外部へ排出される構造により解
決した。
本発明の詳細を図に示す実施例により説明す
る。
る。
第2図において圧力流体供給源よりの供給管P
は弁1と弁1′の吸入ポートに接続され、プレス
装置に接続される作動管Aは弁1と弁1′の吐出
ポートに接続される。弁1と弁1′は第2図の例
では吸入ポートと吐出ポートの外に排出ポートを
有する3ポート電磁弁が示されている。排出ポー
トは排出管Rに接続される。
は弁1と弁1′の吸入ポートに接続され、プレス
装置に接続される作動管Aは弁1と弁1′の吐出
ポートに接続される。弁1と弁1′は第2図の例
では吸入ポートと吐出ポートの外に排出ポートを
有する3ポート電磁弁が示されている。排出ポー
トは排出管Rに接続される。
両端をばねにより押圧されて中立位置に保持さ
れるピストン2aと該ピストン2aの移動を検出
するマイクロスイツチ2bとを有するモニター2
は、一端が導管3により、作動管Aの弁1の吐出
ポートに接続される部分に接続され、他端が導管
3′により、作動管Aの弁1′の吐出ポートに接続
される部分に接続される。
れるピストン2aと該ピストン2aの移動を検出
するマイクロスイツチ2bとを有するモニター2
は、一端が導管3により、作動管Aの弁1の吐出
ポートに接続される部分に接続され、他端が導管
3′により、作動管Aの弁1′の吐出ポートに接続
される部分に接続される。
導管3にはオリフイス5が接続された排出用分
岐導管6が分岐接続され、導管3′にはオリフイ
ス5′が接続された排出用分岐導管6′が分岐接続
されている。
岐導管6が分岐接続され、導管3′にはオリフイ
ス5′が接続された排出用分岐導管6′が分岐接続
されている。
モニター2のピストン2aに導管3よりの流体
の作用を受ける面と導管3′よりの流体の作用を
受ける面とを連通する穴2cが設けられる。穴2
cの直径を出来るだけ小さくすることによりピス
トン2aの両端の作用圧力差に敏感に感応して移
動することができる。
の作用を受ける面と導管3′よりの流体の作用を
受ける面とを連通する穴2cが設けられる。穴2
cの直径を出来るだけ小さくすることによりピス
トン2aの両端の作用圧力差に敏感に感応して移
動することができる。
排出用分岐導管6に接続されたオリフイス5及
び排出用分岐導管6′に接続されたオリフイス
5′の寸法を適切に選ぶことにより、弁1,1′の
加工精度やソレノイドの作動ずれ等による弁1,
1′の切換の時間ずれによるピストン2aの両端
における圧力差は、オリフイス5,5′を通つて
流体が排出されることにより吸収される。オリフ
イス5,5′の内径はピストン2aの穴2cの径
より若干小さくするのが好ましい。一例として穴
2cの直径1.6mmに対してオリフイス5,5′の内
径0.8〜1mmで良好な結果が得られた。
び排出用分岐導管6′に接続されたオリフイス
5′の寸法を適切に選ぶことにより、弁1,1′の
加工精度やソレノイドの作動ずれ等による弁1,
1′の切換の時間ずれによるピストン2aの両端
における圧力差は、オリフイス5,5′を通つて
流体が排出されることにより吸収される。オリフ
イス5,5′の内径はピストン2aの穴2cの径
より若干小さくするのが好ましい。一例として穴
2cの直径1.6mmに対してオリフイス5,5′の内
径0.8〜1mmで良好な結果が得られた。
モニター2の具体例を第3図〜第5図に示す。
第3図〜第5図において、ケーシング7に形成さ
れた穴8にピストン2aが摺動可能に挿入され、
穴8はプラグ9により密閉される。穴8の底とピ
ストン2aの間にはばね10が、ピストン2aと
プラグ9との間にはばね11が圧設されている。
第3図〜第5図において、ケーシング7に形成さ
れた穴8にピストン2aが摺動可能に挿入され、
穴8はプラグ9により密閉される。穴8の底とピ
ストン2aの間にはばね10が、ピストン2aと
プラグ9との間にはばね11が圧設されている。
ピストン2aの外周にはケーシング7に取付け
られたマイクロスイツチ2bを作動するカム部、
例えば凹部12が形成され、ピストン2aが中立
位置から移動すると、マイクロスイツチ2bを作
動する。
られたマイクロスイツチ2bを作動するカム部、
例えば凹部12が形成され、ピストン2aが中立
位置から移動すると、マイクロスイツチ2bを作
動する。
前記穴8のピストン2aより外側の範囲には、
ピストン2aの両側においてそれぞれ図示しない
弁の吐出ポートに接続される作動管からの流体を
通す通路3,3′が形成されている。
ピストン2aの両側においてそれぞれ図示しない
弁の吐出ポートに接続される作動管からの流体を
通す通路3,3′が形成されている。
通路3,3′はそれぞれ第4図に示すようにケ
ーシング7の外部に開口し、該開口部にプラグ1
3が螺着される。プラグ13には通路3又は3′
に連通するオリフイス5が形成される。オリフイ
ス5を通つた流体はエレメント14を通して排出
される。
ーシング7の外部に開口し、該開口部にプラグ1
3が螺着される。プラグ13には通路3又は3′
に連通するオリフイス5が形成される。オリフイ
ス5を通つた流体はエレメント14を通して排出
される。
ピストン2aの移動を検知し、点検後再運転さ
れるときはケーシング7に取付けられたリセツト
ボタン15によりマイクロスイツチ2bがリセツ
トされる。
れるときはケーシング7に取付けられたリセツト
ボタン15によりマイクロスイツチ2bがリセツ
トされる。
ピストン2aの両端を連通する穴2cにはオリ
フイス16が形成され、オリフイス16と5の大
きさを選定することにより感応敏感度及び正常な
状態での2つの弁1,1′の作動ずれを感じない
鈍感度を所望の状態に選択することが可能になつ
た。
フイス16が形成され、オリフイス16と5の大
きさを選定することにより感応敏感度及び正常な
状態での2つの弁1,1′の作動ずれを感じない
鈍感度を所望の状態に選択することが可能になつ
た。
第1図は従来の二重弁の説明図、第2図は本発
明に係る二重弁の説明図、第3図は本発明に係る
モニターの縦断面図、第4図は第3図の側面図、
第5図は第3図の底面図にして部分断面図であ
る。 1,1′…流路切換弁、2…モニター、2a…
ピストン、2b…マイクロスイツチ、3,3′…
通路(導管)、5,5′…オリフイス、6,6′…
分岐路(排出用分岐導管)。
明に係る二重弁の説明図、第3図は本発明に係る
モニターの縦断面図、第4図は第3図の側面図、
第5図は第3図の底面図にして部分断面図であ
る。 1,1′…流路切換弁、2…モニター、2a…
ピストン、2b…マイクロスイツチ、3,3′…
通路(導管)、5,5′…オリフイス、6,6′…
分岐路(排出用分岐導管)。
Claims (1)
- 1 吸入ポートと吐出ポートが流体回路に対し並
列に接続された2個の流路切換弁と、中立位置を
中心にして移動可能なピストンを有するモニター
とを有し、一方の切換弁の吐出ポートがモニター
の一方のピストン端面側に接続され他方の切換弁
の吐出ポートがモニターの他方のピストン端面側
に接続される二重弁装置において、各切換弁の吐
出ポートとモニターとを接続する通路にオリフイ
スを介して外部に開口する分岐路が接続されてい
ることを特徴とする二重弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18605680A JPS57110885A (en) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | Double valve |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18605680A JPS57110885A (en) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | Double valve |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57110885A JPS57110885A (en) | 1982-07-09 |
JPS642832B2 true JPS642832B2 (ja) | 1989-01-18 |
Family
ID=16181616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18605680A Granted JPS57110885A (en) | 1980-12-27 | 1980-12-27 | Double valve |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57110885A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100666155B1 (ko) * | 2005-07-11 | 2007-01-09 | 한국오발주식회사 | 밸브 조작기 제어용 오픈 토르크 리미터 |
-
1980
- 1980-12-27 JP JP18605680A patent/JPS57110885A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57110885A (en) | 1982-07-09 |
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