JPS6245433B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6245433B2
JPS6245433B2 JP12526478A JP12526478A JPS6245433B2 JP S6245433 B2 JPS6245433 B2 JP S6245433B2 JP 12526478 A JP12526478 A JP 12526478A JP 12526478 A JP12526478 A JP 12526478A JP S6245433 B2 JPS6245433 B2 JP S6245433B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
spool
spool member
fluid
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12526478A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5489329A (en
Inventor
Eichi Atsukaaman Neiru
Aaru Fuosutaa Sutefuen
Bii Goansu Kipu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BEIKAA SHII EE SHII Inc
Original Assignee
BEIKAA SHII EE SHII Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BEIKAA SHII EE SHII Inc filed Critical BEIKAA SHII EE SHII Inc
Publication of JPS5489329A publication Critical patent/JPS5489329A/ja
Publication of JPS6245433B2 publication Critical patent/JPS6245433B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21BEARTH OR ROCK DRILLING; OBTAINING OIL, GAS, WATER, SOLUBLE OR MELTABLE MATERIALS OR A SLURRY OF MINERALS FROM WELLS
    • E21B34/00Valve arrangements for boreholes or wells
    • E21B34/16Control means therefor being outside the borehole
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K17/00Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves
    • F16K17/02Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side
    • F16K17/04Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded
    • F16K17/10Safety valves; Equalising valves, e.g. pressure relief valves opening on surplus pressure on one side; closing on insufficient pressure on one side spring-loaded with auxiliary valve for fluid operation of the main valve
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/12Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
    • F16K31/36Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid in which fluid from the circuit is constantly supplied to the fluid motor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/7722Line condition change responsive valves
    • Y10T137/7723Safety cut-off requiring reset
    • Y10T137/7725Responsive to both high and low pressure or velocity
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/87169Supply and exhaust
    • Y10T137/87217Motor
    • Y10T137/87225Fluid motor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Geology (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Safety Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はスプール弁装置を自動的に作動させて
制御流体を閉塞及び排出して下流の弁装置を操作
し、監視すべき流体内の異常圧力を検知した時に
下流の弁装置を閉じるようにした流体管の監視パ
イロツト弁装置に関する。下流の弁装置を開閉す
べき時はスプール弁を手動的に又は機械的に操作
するものである。
油井又はガス井の安全予防手段として地表下に
一つ以上の安全弁を必要とする。その代表的なも
のはボール型構造で流体制御圧を変えることによ
つて開閉操作する。井戸にすぐそばにある検知装
置が好ましくない状態即ち温度上昇、火災指示、
或は流体管の詰り或は破裂を意味する井戸からの
流れの異常増減に応答して安全弁を閉塞位置に操
作する。監視装置は安全弁に向けて送る制御流体
を自動的に減少させる装置に異常信号を送つて安
全弁を閉塞位置に操作することができる。
従来、圧力不均衡なポペツト型弁装置を備えた
パイロツト・リレーが使用されていた。何故なら
ばスプール弁は極めて間隙公差の小さい金属筒を
備え、そのためヘツドがその座に関して移動する
時に弁にわたつて高い摩擦が発生するためであ
る。
従来から使われているパイロツト・リレーは圧
力不均衡型であり又地表下の安全弁に流体圧を与
えるために空気的信号を必要とするものである。
このような装置では空気源を井戸から引くのが普
通であるため、井戸が閉塞されると弁を再び開く
ための制御流体源がなくなる。このことは弁を再
び開放位置に操作するために装置の作動を機械的
に解決する機構或は手動ポンプ利用の必要性を意
味する。これらの始動技術が機械的に解決されな
ければ安全装置全体が駄目になる。
従来から使用されている弁装置は多数の弁を使
用し、又複雑な迂回構造である。多くの検知信号
装置に接触して多くの弁が使用されていて、通常
一つの信号装置に対して最低一つの弁を必要とす
る。このような装置ではバイパス始動用検知信号
に手動弁を必要とする。又装置を閉止するのに別
の手動弁が必要である。時によつては装置始動に
手動ポンプ或は機械的に解決する機構が必要であ
る。以上の弁装置は構造が複雑であるばかりでな
くしばしば補修せねばならぬため費用がかさみ、
又その複雑性に起因して破損率が高くかつ信頼性
の低いものであつた。
弁装置の二三の先行技術は実質的に弁ヘツドの
如く作用する球状部材を使用し、該弁ヘツドは球
状部材を移動するスプール部材によつて対応した
弁座に向つて或は弁座から離れるように選択的に
移動する。例えば米国特許第2574335号は2個の
ボール部材の2組を含み、制御装置用流体圧モー
ター装置に同調して開閉する。移動装置は第1の
ボールを円錐状或は斜めの面上で操作する円錐状
担持表面を備え、流体通路内の開放及び閉塞位置
間にボールを移動させる。
米国特許第2891518号は球状或はボール状部材
を使用し、該球状部材は常時は自由走行をせず或
は流体の流れによつて生じた圧力差により弁座上
に密封係合している。
米国特許第2967544号も又弁ヘツドとして球状
部材を使用した代表的な先行技術である。この特
許は圧縮ばね部材と機械的操作子を使用してボー
ルのポートに関する開・閉位置間でボールを移動
させる。この球状或はボール状部材は移動可能な
スプールに担持されていない。
米国特許第3007492号は弁ヘツドとして球状或
はボール状部材を使用した流体装置用パイロツト
弁を開示している。ボール状部材は一方向にのみ
働らくばね部材により移動する移動可能なスプー
ル部材に内蔵される。ピストン室内のピストンヘ
ツドはばねの作用方向と反対の方向にスプールを
移動するのに使用される。
米国特許第3053279号は第2の通路から第1の
通路に向けて流体を制御するためにスプールによ
つて操作可能な多数のボール部材を含んだ方向性
弁を開示している。スプールの一つの位置におい
て全てのボールは夫々の関連した座に位置するこ
とが可能である。この弁は第2の通路から第1の
通路に至る流れを制御するのに使用される。又両
通路間の流れは第1の通路内のボールの位置決め
により制御される。
本発明は前述の問題を除去するもので先行技術
とは本質的に異るものである。本発明の目的は監
視すべき流体の異常圧力を検出し、それに応答し
てスプール部材を移動して手動的制御をすること
なしに制御流体を閉止・排出できる制御流体用弁
を提供することである。又本発明の別の目的はバ
イパス弁、装置始動のための機械的に解決する装
置又は手動ポンプを不必要とすることである。本
発明の別の目的は圧力不均衡のポペツト型弁装置
に依存しないで高圧に堪える双安定弁を提供する
ことである。又本発明の別の目的は取扱いが容易
でスプール装置の機械的移動を何時でも行い得る
ようにすることである。さらに本発明の別の目的
は球状或はボール状部材を担持するスプール部材
を使用し、このボール部材は夫々対応する弁座に
選択的に係合し或は払いのけられるようにするこ
とである。
上記の目的を達成する本発明の構成は下記の通
りである。
本発明の制御流体用弁はハウジング内に第1及
び第2の弁座部材を有する。ハウジング内で又弁
座部材に隣接して手動的或は機械的操作によつて
スプール部材が移動可能であり、かつ該スプール
部材は監視すべき流体の圧力変動に応答して第2
の位置に移動するように形成されている。第1及
び第2弁ヘツド群は球状部材を含み、該球状部材
はスプール部材に担持されている。これらの球状
部材は監視すべき流体の圧力変動を応答して選択
的に弁座部材に密封係合し或は弁座部材から払い
のけられて制御流体用弁内の制御流体の流れを制
御するものである。ハウジングとスプール部材間
に複数のシール部材を設けて両者間の流体連通を
阻止し、またスプール部材にわたつて流体の流路
を形成する。スプール部材は第1及び第2の位置
に移動してその一つの位置にある時に、流路内の
圧力が均等化されて該スプール部材が保持され
る。スプール部材が他の位置に移動される時にシ
ール部材の一つにわたつて形成された圧力差によ
りスプール部材を移動して第2の位置に保持す
る。スプール部材に選択的に連結して該スプール
部材を一つの位置に向つて一方向に移動させる制
御シヤフトが設けられている。監視すべき流体の
所定の圧力増減に応答して該制御シヤフトをスプ
ール部材に向け移動させるピストン部材が設けら
れている。
本発明のその他の利点は図面、明細書及び特許
請求の範囲より明らかになるであろう。
本発明はあらかじめ設定した管圧の最高又は最
低基準が乱れた際に、井戸或は其他の流体管から
つないだ管圧を監視して装置圧を自動的に閉止又
は排出するパイロツト弁装置を提供するものであ
る。本発明の装置は例えば700Kg/cm2(10000p.s.
i)の如き高い装置圧を有し、この特性により別
の流体動力源及び空気動力源及びそれらに関連し
た当接機構を使用しないで、井戸ヘツド安全装置
及び地表下の安全弁の方向を制御することができ
る。検知した圧力の値があらかじめ設定した範囲
内にある場合は、制御圧を下流の安全装置に送つ
て該安全装置を開放位置に操作してそれを維持す
る。検知した圧力があらかじめ設定した範囲内に
なく即ち範囲以上或は以下である場合は、制御圧
は装置内に閉止され流体は制御装置から排出され
る。圧力範囲は検知ピストンの寸法及びばね力に
逆らつた螺切調節装置を選択することにより決定
される。
本発明は好ましくはハウジング内に複数の弁座
を有する弁装置を使用する。スプールは手動或は
機械的操作により弁座のすぐそばを複数の位置に
向けて移動し、監視流体内の圧力変化に応答して
第2番目の位置に移動させる。弁座群に設けた球
状部材はスプール部材に担持されていて、弁座と
選択的に密封係合し或は弁座から払いのけられて
装置内の流体の流れを圧力検知流体に応答して制
御する。ハウジングとスプール部材間にシール部
材を設けて両者間の流体の連通を阻止し、又スプ
ールにわたつて流路を形成する。流路内で実質的
に圧力が均等化される一つの位置にスプールを移
動し、この位置でスプールは静止状に安定され
る。スプールが別の位置に移動されるとシール部
にわたつて圧力差が生じてスプールを付勢してそ
の位置に保つ。制御シヤフトはスプールを一つの
方向において一つの位置に移動させるためにスプ
ールに力を伝達することができる。ピストン装置
は監視流体の圧力の増減に応答してシヤフトを移
動してスプールを動かす。装置を許容範囲内の高
圧及び又は低圧に応答して選択的に調節してスプ
ールの移動と流路変化に対する座に関してのボー
ルの操作を行なつて、地表下の安全弁を選択的に
開閉する。
図示するごとくパイロツト装置垂直状に配設し
たは長形ハウジング100からなり、該ハウジン
グ100はもどり止めハウジング101、スプー
ル弁ハウジング102、上部及び下部ばねハウジ
ング103,104を備え、間隔をあけたハウジ
ング103と104は圧力室ハウジング105に
より連結されている。
もどり止めハウジング101を螺条106によ
りスプール弁ハウジング102に固定する。もど
り止めハウジング101の環状溝108に弾性シ
ール部材107を設置してハウジング101とス
プール弁ハウジング間に流体が連通しないように
する。もどり止めハウジング101に上端にハウ
ジングを貫通してもどり止めナツト109を納め
る円形孔又は開口101Aを穿設する。この開口
にもどり止めナツト109を貫通したねじ部材1
11を有するピン部材110Aを設け、ピン部材
110Aの外側上に突出した半円状の手動ノブ部
材112を選択的にはり付ける。同様のピン部材
110Bをピン部材110Aからもどり止めナツ
ト109の下面113を通して下記に述べるスプ
ール部材114を形成する。
もどり止めハウジング101の一側を貫通した
開口又は孔115を設け、この孔を通してもどり
止めナツト109及びスプール114を初期作動
位置に調節するのに使用する棒部材Rを受入れ
る。棒部材Rはもどり止めナツト109の外側上
にあつて内向きに形成した相手の溝116に挿入
される。
もどり止めハウジング101の開口115の反
対側においてもどり止めハウジング101にもど
り止め装置117を螺条118を介して固定す
る。もどり止め装置117はハウジング内方に突
出した長形のもどり止めピン119を内蔵し、該
ピン119は通常もどり止め装置117内に設置
した圧縮ばね部材120によりもどり止めハウジ
ング101の外方に向けて付勢され、又リング1
21がもどり止めピン119の外方周囲に設けら
れていてばね部材120の一端を支えている。も
どり止め装置117内部の環状溝122A内に保
持リング122を設ける。この保持リング122
は、リング121にもどり止めピン119を外方
にかつもどり止めハウジング101から離れるよ
うに働らくばね120により生じた圧縮力により
引き起されてもどり止めピン119が外方に押さ
れた位置にある時に、リング121を止めるため
のものである。もどり止めピン119の内端11
9Aはもどり止め装置117の孔117Aを貫通
して内方に突出し、もどり止めナツト109の外
周に設けた溝116A内に受けられる。溝116
Aは実際には溝116の一部であつて、溝116
Aと116はナツト109の周囲で連続してい
る。上向きの肩部109Aはもどり止めナツト1
09の溝116又は116Aの下部肩部として形
成され、その一側でもどり止めピン119の内端
119Aを支える。
もどり止めピン119の外端119Bはもどり
止め装置117本体の外端に位置している運転員
が指又は手のひらを当ててもどり止めピン119
を溝116A内に向けることができる。
スプール弁ハウジング102にピン110Bで
担持したスプール114を収める。スプール11
4には夫々の孔124内の納めた上中下のT形シ
ール123が設けられ、スプール弁ハウジング1
02の平滑な内面に沿つて摺動して、スプール1
14とスプール弁ハウジング102間の夫々の位
置で流体が連通するのを防止する。スプール11
4に第1のカム道125を設けて複数の球又はボ
ール部材126その周りを自由に滑動させる。カ
ム道125は上部肩部127と下部肩部128を
備えてスプール弁ハウジング102の内面102
Aとカム道125内に沿つたボール126の滑動
を制御する。スプール114に同様の第2のカム
道129をカム道125の上方に設け、同様の複
数の球又はボール部材130を収める。カム道1
29は上部肩部131と下部肩部を備えてスプー
ル弁ハウジング102の表面102Aのすぐそば
にボール130が滑動するように案内する。中部
及び下部のT形シール123間に第1の流体室を
形成し、又中部及び上部のT形シール123間に
第2即ち上部流体室を夫々スプール114に亘つ
て形成する。
スプール弁ハウジング102の一側にパイロツ
ト装置134を設ける。該装置134は螺条13
5によりスプール弁ハウジング102を貫通して
固定される。パイロツト装置134の外周部及び
孔137内部間に弾性リング部材136を設けて
パイロツト装置134とスプール弁ハウジング1
02間に流体が連通するのを阻止する。又パイロ
ツト装置134の螺条135のすぐそばに於いて
孔137A内に同様のリング部材136Aを設け
てパイロツト装置134とハウジング102間の
流体の連通を阻止する。パイロツト装置134の
内端に溝付座138を形成し、スプール114操
作時にこの溝付座138で球状又はボール状部材
126の外側の部分を選択的に受ける。溝付座1
38はパイロツト装置の内部に向けて開口し、そ
の内部にスプール弁ハウジング102内の通路1
34Bと常時連通した流体通路134Aを形成し
ている。
スプール弁ハウジング102にはねじ142に
より固着した排出装置139が設けられている。
排出装置139はその外端に排出管BLを設け、
又排出管BLとスプール114周りの流体通路1
34Cを連通する流体通路139Aを横方向に貫
通して形成する。排出装置139の内端に座13
8と同様構造の開口座143を備える。以下に述
べる如く座143はスプール114操作時に球状
又はボール状部材130の一つによつて選択的に
密封係合される。排出装置139の溝道141A
に設けた弾性リング141によつて排出装置13
9とスプール弁ハウジング102間の流体の連通
を阻止する。
排出装置139及びパイロツト装置134の反
対側に螺切孔133を形成して供給管SLを受け
る。又スプール弁ハウジング102に同様の螺切
孔144を形成して弁制御管CLを受ける。
スプール弁ハウジング102は螺条148によ
り上部ばねハウジング103に取付ける。又、両
ハウジング102及び103は、螺条146によ
りハウジング103に螺入した突出セツトねじ部
材145を介して互に組合せ自在に取付けられて
いる。ねじ部材145がスプール弁ハウジング1
02の傾斜した肩部147に沿つて担持されるの
で、両ハウジング102及び103は互に回動す
ることができ、従つて流体監視管ML、供給管SL
及び弁制御管CLをハウジングに取付けるのが容
易である。ハウジング103には同様のセツトね
じ150が螺条151により螺入されている。セ
ツトねじ150は、ハウジング103の内部に螺
条148で固定された作動停止部材149の平滑
な外面に当接する。
上部ばねハウジング103の内部には深い孔に
形成した中央部孔153を有する作動停止部材1
49が収められて長い作動ピン154を受ける。
このピン154は作動停止部材149の上端15
6から突出した外方突出端部155を備えてい
て、スプール114の下端114Aに選択的に接
触する。作動ピン154は上部ばねハウジング1
03内部に設けた作動本体161から長く突出し
た部分であつて、作動本体161の下部孔163
内に作動シヤフト164を受ける。この作動シヤ
フト164は作動本体161の下端部162に形
成した盲孔状の孔163内に遊嵌されている。作
動停止部材149の下端149Aは過剰高圧によ
る作動本体161の走行の停止上限を定める役目
をし、その際作動本体の上端161Aが作動停止
部材の下端149Aに当接する。
上部ばねハウジング103は断面円形状の圧縮
ばね部材160を内蔵する。ばね部材160の上
端160Aは、螺条157により作動停止部材1
49に固定したばね圧調節部材158に当る。ば
ね圧調節部材158には水平方向に孔159を形
成し、上部ばねハウジング103の窓孔165を
介して図示せぬ調節棒を挿入してばね160の圧
縮力を選択的に調節する。ばね160の下端16
8をばねの下部保持部材167で受け、保持部材
167を貫通した中央孔169に作動シヤフト1
64を挿入する。
上部ばねハウジング103とその下方にある圧
力室ハウジング105は螺条166により固定さ
れる。圧力室ハウジング105は高圧ピストン部
材170を含んでいて、ピストン部材170を貫
通して形成された中央孔177の直径はばね保持
部材167の孔169の直径に等しい。高圧ピス
トン170はピストン・スリーブ170Bの中央
孔170A内に納められ、ピストン・スリーブ1
70Bの上端179とピストン170の上端17
9Aは通常はばね保持部材167の下面に当接し
ている。ピストン・スリーブ170Bに形成した
溝172内にT形シール171を設けてピスト
ン・スリーブ170Bと圧力室ハウジング105
間の流体の連通を阻止し、又同様のT形シール1
73を溝174内に設けてピストン・スリーブ1
70Bと高圧ピストン170間の流体の連通を阻
止して高圧ピストン170のピストン・スリーブ
170B内に於ける摺動を可能ならしめる。同様
のT形シール175を溝176内に設け高圧ピス
トン170と作動シヤフト164間の流体の連通
を阻止してパイロツト装置Pが作動中に作動軸1
64の孔177内に於ける摺動を可能ならしめ
る。
圧力室ハウジング105の一側に螺切孔181
を設け、該孔181に通常密封係合した中実の栓
182を螺入する。螺切孔181の他の側部に同
様の螺切孔186を設け、該孔186を通して流
体監視管MLを取付ける。作動シヤフト164の
外周付近の両螺切孔181及び186の内部が圧
力室180である。T形シール173,171,
175で圧力室180の上端を形成する。
又圧力室ハウジング105は低圧ピストン部材
183を内蔵する。低圧ピストン部材183の中
央孔187内に作動シヤフト164が摺動自在に
受けられている。低圧ピストン部材183の溝1
85内にT形シール部材184を設けてピストン
183とハウジング105間で流体の連通を阻視
し、ピストン183のハウジング105内部に於
ける摺動を可能ならしめる。作動シヤフト164
の溝189内にOリング部材188を設けてシヤ
フト164とピストン183間の流体の連通を阻
止する。リング188とT形シール部材184で
圧力室180の下端を形成する。
ピストン183を貫通して下方に突出した作動
シヤフトは下部ばね板192の孔193に挿入さ
れる。作動シヤフト164の下端には螺条191
を有する調節可能なピン部材190が設けられて
いて、該ピン部材190をばね板192の孔19
3を通して選択的に取付けることにより下部ばね
部材196の圧縮力を調節し、又装置の構成部分
を適当に組立ることができる。ピン190とばね
板192をロツク・ナツト190Aにより固定す
る。
ピストン部材183は外方突出部183Aを有
し、ハウジング104の肩部104Aと接触した
際にピストン部材183の走行の下限停止部を形
成する。
圧力室ハウジング105と下部ばねハウジング
104を螺条195により固定する。ハウジング
104は圧縮ばね部材196を内蔵し、ばね部材
196の上端はばね板192に形成したばね肩部
194に当接し、又ばね部材196の下端はばね
保持部材197の周りに溝を形成した同様のばね
肩部198に当接する。ばね保持部材197は、
下部ばねハウジング104の下端において螺条2
01を介して下部ばねハウジング104に挿入し
た調節ねじ200を受ける。ばねハウジング10
4内で調節ねじ200を時計方向又は反時計方向
に廻してばね196の圧縮力を変えることができ
る。
下部ばねハウジング104の内部203と上部
ばねハウジング103の内部204はほぼ大気圧
に等しく、又夫々のピストン183,170と作
動的に共同していて夫々に異つた圧力を供えしめ
得る。
次に、本発明の弁装置の作動について説明す
る。
第1A図及び第1B図において、供給管SL、
弁制御管CL、排出管BL、及び流体監視管MLを
夫々ハウジング100内に取付けかつ夫々の孔内
に納めた状態を示す。
静止状態即ちパイロツト装置Pが制御流体或は
監視圧を受入れる前であり、かつパイロツト装置
Pを初期作動のために調節する以前においては、
ばね196がばね板192を低圧ピストン183
の端部183Aに向けて付勢している。ばね板1
92を介して取付けられかつ作動本体161の孔
163内にこぢんまりと納まつた作動シヤフト1
64は作動ピン154の端部をスプール114の
下端114Aに当接させ、又スプール114はス
プール弁ハウジング102内において肩部127
が供給パイロツト134の座138から充分離れ
た場所に位置するように位置していて、ボール1
26は供給パイロツト134の周りを実質的に通
過することが可能である。スプール114が上述
の位置にあると、供給管SLからの流体の流れは
カム道125の周りを通つて供給パイロツト装置
134の通路134Aに入ることがない。これは
流体の流れがボール126の一つを座138に係
合させて閉塞し中央及び下部の夫々のT形シール
部材123間のカム道125内のスプール114
周りの圧力が通路134A内の大気圧よりも実質
的に大きくなるためである。従つてスプール11
4を移動させてボール130の一つで排出装置1
39を塞いで、ボール126の何れか一つが供給
パイロツト134の座138上に密封的に係合す
るようになるのを阻止しパイロツト装置内を流体
が流れて地表下の安全弁が働くようにすることが
必要である。
このためにパイロツト装置Pが供給管SL内に
流体を自動的に受け、装置の内部を通して流体を
弁制御管CLに向けて移送するために、調節棒R
をもどり止めハウジング101の開口115内に
挿入し棒Rの端部をもどり止めナツト109の溝
116内に置いてもどり止めナツト109及びス
プール114に下向きの力をかける。上記の下向
きの力をスプール114にかけると、作動ピン1
54、作動本体161及び作動シヤフト164は
ばね196に抗して下方に付勢される。ばね19
6が引込むがばね板192は依然として低圧ピス
トン183の端部183Aと接触を保ち、作動ピ
ン154の端部155はスプール114の下端1
14Aに依然として接触している。上記は棒Rに
よつてもどり止めナツト109に引続き下向きの
力がかけられていること及びばね196を介して
作動シヤフト164及び関連部分に上向きの力が
働らいているためである。棒Rに下向きの力をか
けている時にもどり止めナツト109の溝116
Aともどり止め装置本体117の孔117Aが横
方向に整合するようになる。運転員はもどり止め
ピン119の外端119Aの手のひら又は指を置
き、ばね120を押付けてもどり止めピン119
を内方に押込み、もどり止めピン119を溝11
6A内方に移動させる。この位置で棒Rを溝11
6から抜き出す。棒Rによつて以前にもどり止め
ナツト109にかけていた力が除かれると、ばね
196は作動シヤフト164及び関連した部分を
付勢してスプール114及びもどり止めナツト1
09を上方に極く僅か移動させる。これによりも
どり止めピン119の内端119Aがもどり止め
ナツト109の肩部109に当り以後スプール1
14が上昇移動することがない。
第1A図に示すように、この位置においてスプ
ール114は係止状態にあるので、肩部127は
供給パイロツト134の位置を越して移動してボ
ール126が供給パイロツト134の座に向けて
移動するのを阻止する。従つて、肩部131及び
132が排出装置139と座143隣接して位置
し、流体及び圧力が通路134C内に導入される
とボール130の一つは座143に向い密閉的に
係合して排出装置139を通しての流体の通過を
阻止する。
パイロツト装置Pを初期作動用に調節前又は調
節後に供給管SL、弁制御管CL、排出管BL及び流
体監視管MLを夫々の螺切孔を介してハウジング
100に取付ける。次いで図示せぬ供給源から制
御圧が供給管SLを通して中央及び下部T形シー
ル123間のカム路125の周りの螺切孔133
内に導入され、次いでパイロツト装置の開口座1
38を通つて通路134Aに導入される。次いで
通路134Bを通り、中部及び上部T形シール部
材123の間であつてカム路129上方にある通
路134Cを通り、さらに螺切孔144を通つて
弁制御管CL内に導入され、次いで管CLを通つて
井戸内の地表下の安全弁に導入されて安全弁を開
放位置に開き井戸内の製品流体をして安全弁内を
流れるようにする。流体及び圧力は排出装置13
9の座143上にボール130の一つが密封係合
するので排出装置139を通して流れることがな
い。流体及び圧力が供給管SLからスプール弁ハ
ウジング102を通つて弁制御管CLに供給され
る際に、スプール114は長手方向の上下何れの
方向にも移動せず、又もどり止めピン119はも
どり止めナツト109と組合つた状態にあり、作
動ピン154の端部155がスプール114の下
端114Aに当接した状態にあることに注目すべ
きである。
制御流体が安全弁に送られることによつて地表
下の安全弁が開放位置になつた後は、井戸内流体
は流体監視管MLに口を開かれてパイロツト装置
Pに流れ螺切孔186を介して圧力室180内に
流れる。圧力室180が流体と圧力を受けると低
圧ピストン183が下方に下がりピストン183
の端部183Aはばね板192と依然接触を続け
る。従つてばね196により形成された力が負け
てばね196が徐々に圧縮される。低圧ピストン
183の下降運動は突出部183Aと肩部104
Aが接触することによつて終了する。流体監視管
ML内を通つて流れる井戸の圧力が通常の作動範
囲であつてもピストン183の移動によりばね板
192が僅か下降するとばね板192に担持され
た作動シヤフト164が下降する。このため作動
シヤフト164に遊嵌状に載置された作動本体1
61及びその一部である作動ピン154は重力に
より僅か下降し作動ピン154の端部155はス
プール114の下端114Aの位置から離れる。
端部155がスプール114の下端114Aから
離れると支えられたもどり止めピン119に対す
るスプール114の上向きの付勢が絶たれる。従
つてもどり止め装置117内の圧縮されたばね1
20がリング121に作用してもどり止めピン1
19を横方向に移動させ溝123から抜け出す。
供給パイロツト134及び排出装置139に関係
した肩部131,132及び127の位置を変え
ないで、スプール114及びもどり止めナツト1
09ともどり止め装置117の係合が解除され
る。圧力室180内の圧力が井戸流体の正常作動
範囲内の圧力に維持されているかぎり、スプール
弁ハウジング102内の供給管SL及び弁制御管
CLから伝達された流体経路は影響されない。井
戸からの正常流れ時におけるパイロツト装置Pの
構成部分の配置を第2A図及び第2B図に示す。
スプール114は長手方向上下移動の大小にか
かわらず鎮静化される。上記は、増大した制御流
体及び圧力を、カム道125及び129の夫々の
内部、第1の即ち上部T形シール部材と中央部T
形シール部材で形成した上部室、中央部T形シー
ル部材と下部T形シール部材で形成した下部室
(各T形シール部材を123で示す)に伝えるの
で中央部T形シール部材123にわたつて特異な
圧力差が存在しないためである。しかしスプール
114は流体を逆方向に流して液面下の安全弁を
閉じるために随時手動又は機械的に上下に往復さ
せることができる。
井戸からの流体の圧力がばね160の目盛りに
相当する所定値よりも大きい場合には室180内
の圧力が増大する。しかし、正常作動圧力によつ
て突起183Aが肩部104Aに当接するまで低
圧ピストン183を下方に向けて移動させて、ピ
ストン183がそれ以上下方に向けて移動しない
ようにしているので、室180内に形成された圧
力は高圧ピストン170の面178にわたつて加
えられる。室180内の圧力が増加するとピスト
ン170は作動シヤフト164周りの孔177内
を長手方向上方に向けて摺動する。今までばね1
60の力によつてピストン170の上端179に
向けて付勢していたばね保持部材167が、今度
は上記の上向きの力を作動本体161に加え、作
動本体161の下端162はばね保持部材167
に接触する。これにより作動本体161及び作動
ピン154は長手方向に上方に向けて移動し、孔
部163も長手方向に上方に向けて延びてシヤフ
ト164の上端から遠ざかり、又ピン154の端
部155はスプール114の下端114Aに接触
する。この動きに応じてスプール114は上方に
移動する。スプール114が移動すると供給パイ
ロツト装置134に関して肩部127の上方に向
けての移動を生ずる。さらにボール130に隣接
した肩部131,132がこれに応じて排出装置
139に関して上方に移動し、それより先に座1
43に密封係合していたボール130の一つに下
部肩部132が接触する。スプール114の移動
によつて肩部132は密封ボール130を動かし
て座143から払いのけ通路134Cが排出装置
139の通路139Aに対し口を開く。排出装置
内はほぼ大気圧であり、又通路134C内には加
圧制御流体が含まれているので、上部及び中央部
T形シール部材123間の室内の流体の流れは逆
になり、流体は液面下の安全弁からハウジング1
02に向つて制御管CL、螺切孔144を通つて
通路134Cに、次いで座143を通つて通路1
34B、排出管BLに流れて、液面下の安全弁を
閉塞位置に操作し井戸を閉塞する。上記の逆流が
排出装置を流れ始めると通路134A及び134
B内の圧力が低下し、これによりボール126の
一つを探し求めて供給パイロツト装置134の座
138をそのボールで密封係合させる。このよう
にして供給管SL内の制御圧を排出装置139を
介して弁制御管CLから流出された流体から隔離
する。スプール114は液面下の安全弁を再び開
くために手動で移動させるまでは上記の位置に留
められる。
スプール114の上向きの移動は中央部T形シ
ール部材123にわたつて形成された圧力差によ
つて援助される。これは中央部T形シール部材1
23と下部T形シール部材123間の圧力は依然
として供給管SLの圧力であり、又上部T形シー
ル部材123と中央部T形シール部材間の圧力は
低下しほぼ大気圧になつているためである。スプ
ール114は当接部114Bがもどり止めハウジ
ング101の内方に突出した肩部101Bに接触
するまで上方に移動する。この位置を第3A図及
び第3B図に示す。
井戸の圧力が正規作動範囲よりも低下すると、
ばね169の調節で述べたように室180内の圧
力が下がり、ピストン183にわたる力よりも大
きくなつたばね196の圧縮力がばね板192及
びピストン183に作用して作動シヤフト16
4、作動本体161及び作動ピン154をスプー
ル114に向つて移動させる。井戸の圧力が引き
続き低下しているとばね196はさらに拡張して
ばね板192とピストン183は作動ピン154
の端部155をスプール114の下端114Aに
接触したままで上方に向けての移動を継続する。
座143を密封係合していたボール130に肩部
132が当接するに至り、スプールが引き続き上
方に移動するにつれて肩部132はボール130
に接触して座143からボール130を払いのけ
る。
肩部132の位置が変つたためにボール126
の直ぐそばの肩部127が上方に移動して供給パ
イロツト134から離れる。ボール130が座1
43から払いのけられ、上部及び中央部T形シー
ル部材123間のスプール114内の室の流れが
下がつて通路139Aがスプール114のすぐそ
ばの通路134Cと連通する。地表下の安全弁か
らの流体は制御管CLから通路134C内に流
れ、開口した座143から通路139Aにさらに
排出装置139から流出し、地表下の安全弁は閉
塞位置に操作される。ボール130が座143か
ら離れると、逆の流れがボール126の一つを探
し求め始めてそのボールを供給パイロツト装置1
34の座138上に密封係合させ、供給管SLか
らの制御圧を通路134Aから隔離する。この位
置において、中央部T形シール部材123をわた
つて圧力差が形成される。中央部シール部材12
3と下部シール部材123間の室内の圧力は供給
管SL内の圧力と等しくなり、中央部T形シール
部材123と上部T形シール部材123間の室内
の圧力はそれより低いか或はほぼ大気にもれた圧
力に等しい。中央部T形シール部材123をわた
つてこのような圧力差を生ずるので、当接部11
4Bがもどり止めハウジング101の肩部101
Bに接触するまでスプール114を上方に向けて
付勢する。かくしてスプール114がそれ以上に
長手方向に移動することが阻止され、地表下の安
全弁を再開するために手動で操作するまではスプ
ールはその位置に留められる。
圧力が正規の作動範囲より以上或は以下である
ことをパイロツト装置Pが検知した時に、パイロ
ツト装置Pを通して流体の正規流れと逆の方向に
移動したスプール114は自動的には元に戻せな
いことに注意すべきである。即ち、流れを逆にす
るためにスプール114を移動すると、つづいて
の流れをスプール弁ハウジング102を介して供
給管SLから弁制御管CLに流すための位置にスプ
ールを自動的に操作されない。以上は本発明に独
特な特徴であつて、スプールの不注意な取扱い防
止のための安全な予防作用をなし、一旦許容限界
を越した圧力変化を検知すると井戸中の安全弁が
不注意に再開するのを防止する。
パイロツト装置Pが初期作動をし、又もどり止
めピン119がもどり止めナツト109から外さ
れると、スプール114を手動で上下方向に移動
させてスプール弁ハウジング102を通して流体
を流して液面下の安全弁を何時でも開閉すること
ができる。この手動操作は当接部114Bと肩部
101B又は当接部114Bとスプール弁ハウジ
ング102が夫々接触するまでノブ112及びス
プール114を運転員が引張るか押下げるかによ
つて行われる。
正規作動圧の範囲の上限を定めるばね160は
上部ばねハウジング103の窓165より何時で
も棒部材を孔159に挿入してばね調節部材15
8を時計方向又は反時計方向の何れかの方向に廻
わしてばね160を膨張又は圧縮させて調節する
ことができる。又正規作動の範囲の下限を定める
ばね196は調節ねじ200を時計方向又は反時
計方向に廻わしてばね保持部材197を上下させ
て調節することができる。
パイロツト装置はスプール弁及びパイロツト装
置の各々における流体圧又は空気圧に容易に適応
させることができる。
本発明を特殊な実施例について詳細に説明した
が、これは例としてあげただけであつて、本発明
はこの例に限定されるものでなく、別の実施態様
及び別の作動技術は本開示にかんがみて当該技術
者にとつて明らかになるであろう。従つて上述し
た発明の精神に反することなく種々に変更するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1A図及び第1B図は両図を継いで、外部配
管に接続すべき縦に延びた本発明のパイロツト装
置の2分の1縦断面図を形成したもので、図はパ
イロツト装置の初期作動に先立つてもどり止めピ
ンがもどり止めナツト内に係合した位置にもどり
止めナツト及びスプール装置が存在することをさ
ぐり出すために取付け棒を挿入した状態を示す。
第2A図及び第2B図は両図を継いで、井戸から
の流れが正規の作動範囲内にある場合を示す第1
A図及び第1B図に類似の図で、供給管から安全
弁に至る流路を矢印で示す。第3A図と第3B図
は両図を継いで上述の類似の図を形成したもの
で、井戸流体管内の圧力が正規作動範囲を超過し
た場合のパイロツト装置構成要素のとるべき位置
を示し、図において安全弁を閉塞するために制御
流体が安全弁からパイロツト装置を通つてスプー
ル弁装置内の流体が送り出されることを矢印で示
したものである。第4A図と第4B図は両図を継
いで、流体管中の圧力が正規作動範囲よりも低い
ことを検知した場合のパイロツト装置の位置を示
す類似の図を形成したもので、図において、安全
弁を閉塞するために制御圧が安全弁からパイロツ
ト装置を通つて送り出されるスプール弁ハウジン
グ内の通路を矢印で示したものである。第5図は
球状又はボール状部材を排出装置に関連して示し
た第1A図の5−5線についての横断面図で、図
においてボールの一つが排出装置の座に密封係合
状態にあること及び球状部材を横断した通路と排
出ポートの角度的関係を示す。第6図は第1A図
の6−6線について供給パイロツト装置に対する
ボールの位置を示す第5図と類似の図で、ボール
の全てが供給パイロツト座から係合が解かれてい
て流体が供給パイロツト装置を連通可能な状態を
示す。 100……ハウジング、114……スプール部
材、117……もどり止め部材、123……シー
ル部材、126……第1弁ヘツド部材(球状部
材)、130……第2弁ヘツド部材(球状部材)、
134……第1弁座部材、139……第2弁座部
材、138,143……弁座部材、154,16
1,164……制御シヤフト部材、158,19
0……調節部材、160,196……抵抗部材、
170,183……ピストン部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 監視すべき流体の圧力に応答する制御流体用
    弁であつて、ハウジングと、上記ハウジング内に
    設けた第1及び第2弁座部材と、上記ハウジング
    内で又上記弁座に隣接して手動的或は機械的操作
    によつて夫々第1及び第2の位置に移動可能であ
    りかつ上記の監視すべき流体の圧力変動に応答し
    て第2の位置に移動するように形成されたスプー
    ル部材と、上記ハウジング内に第1及び第2弁ヘ
    ツド群を形成し又上記スプール部材で担持された
    自由走行可能な球状部材と、上記ハウジングと上
    記スプール部材間に取付けて両者間の流体連通を
    阻止し又上記ハウジング内に上記スプール部材に
    わたつて流路を形成する複数のシール部材を備
    え、上記弁ヘツド群は上記弁座部材上に選択的に
    密封係合し或は弁座部材上から払いのけられるこ
    とによつて上記監視すべき流体の圧力に応答して
    上記制御流体弁内を流れる流体を制御するように
    形成され、上記スプール部材が一つの位置にある
    時に上記第1及び第2弁ヘツド群の一つのうちの
    少くとも一個の球状部材を上記第1及び第2の弁
    座部材の一つに密封可能に整合させて密封的に係
    合させ、又上記スプール部材が上記の一つの位置
    にある時に他の上記第1及び第2の弁ヘツド群の
    うちの球状部材が他の上記第1及び第2の弁座部
    材と密封的に整合するのを阻止するように形成さ
    れ、上記のスプール部材が他の位置にある時に上
    記第1及び第2の弁ヘツド群の一つのうちの上記
    球状部材の一個を上記第1及び第2弁座部材の一
    つと密封係合しているのを払いのけて上記球状部
    材が上記弁座部材と密封可能に整合するのを阻止
    するように形成され、又上記スプール部材が上記
    の他の位置にある時に他の上記第1及び第2の弁
    ヘツド群のうちの上記球状部材の少くとも一個を
    上記他の第1及び第2弁座部材に密封可能に整合
    させて密封的に係合させ、上記制御流体弁を通し
    て流れる制御流体によつて上記弁ヘツド部材を上
    記弁座部材に選択的に密封係合させ、上記スプー
    ル部材を上記第1及び第2の位置に夫々移動さ
    せ、このようにして上記第1及び第2の位置の一
    つにおいて上記流路を通じて制御流体圧を実質的
    に均等ならしめて上記スプール部材を上記ハウジ
    ング内に静止状に鎮静させ、かくして上記他の第
    1及び第2の位置において上記の一つのシール部
    材に亘つて圧力差を形成させて上記スプール部材
    を上記他の位置に付勢して維持した制御流体用
    弁。 2 監視すべき流体の圧力に応答する制御流体用
    弁であつて、ハウジングと、上記ハウジング内に
    設けた第1及び第2弁座部材と、上記ハウジング
    内で又上記弁座に隣接して手動的或は機械的操作
    によつて夫々第1及び第2の位置に移動可能であ
    りかつ上記の監視すべき流体の圧力変動に応答し
    て第2の位置に移動するように形成されたスプー
    ル部材と、上記ハウジング内に第1及び第2弁ヘ
    ツド群を形成し又上記スプール部材で担持された
    自由走行可能な球状部材と、上記ハウジングと上
    記スプール部材間に取付けて両者間の流体連通を
    阻止し又上記ハウジング内に上記スプール部材に
    わたつて流路を形成する複数のシール部材を備
    え、上記弁ヘツド群は上記弁座部材上に選択的に
    密封係合し或は弁座部材上から払いのけられるこ
    とによつて上記監視すべき流体の圧力に応答して
    上記制御流体弁内を流れる流体を制御するように
    形成され、上記スプール部材が一つの位置にある
    時に上記第1及び第2弁ヘツド群の一つのうちの
    少くとも一個の球状部材を上記第1及び第2の弁
    座部材の一つに密封可能に整合させて密封的に係
    合させ、又上記スプール部材が上記の一つの位置
    にある時に他の上記第1及び第2の弁ヘツド群の
    うちの球状部材が他の上記第1及び第2の弁座部
    材と密封的に整合するのを阻止するように形成さ
    れ、上記のスプール部材が他の位置にある時に上
    記第1及び第2の弁ヘツド群の一つのうちの上記
    球状部材の一個を上記第1及び第2弁座部材の一
    つと密封係合しているのを払いのけて上記球状部
    材が上記弁座部材と密封可能に整合するのを阻止
    するように形成され、又上記スプール部材が上記
    の他の位置にある時に他の上記第1及び第2の弁
    ヘツド群のうちの上記球状部材の少くとも一個を
    上記他の第1及び第2弁座部材に密封可能に整合
    させて密封的に係合させ、上記制御流体弁を通し
    て流れる制御流体によつて上記弁ヘツド部材を上
    記弁座部材に選択的に密封係合させ、上記スプー
    ル部材を上記第1及び第2の位置に夫々移動さ
    せ、このようにして上記第1及び第2の位置の一
    つにおいて上記流路を通じて制御流体圧を実質的
    に均等ならしめて上記スプール部材を上記ハウジ
    ング内に静止状に鎮静させ、かくして上記他の第
    1及び第2の位置において上記の一つのシール部
    材に亘つて圧力差を形成して上記スプール部材を
    上記他の位置に付勢して維持し、さらにその後に
    手動又は機械的操作の何れか一つによつて上記ス
    プール部材を上記第1及び第2の位置のうちの一
    つに移動させることができるように形成した制御
    流体用弁。 3 上記第1及び第2の位置のうちの一つに上記
    スプール部材を係止するもどり止め部材を備え、
    上記もどり止め部材が上記スプール部材との係止
    を解くために上記監視すべき流体の所定範囲内の
    圧力変化に応じて操作可能に形成された特許請求
    の範囲第1項記載の制御流体用弁。 4 上記第1及び第2の位置のうちの一つに上記
    スプール部材を係止するもどり止め部材を備え、
    上記もどり止め部材が上記スプール部材との係止
    を解くために上記監視すべき流体の所定範囲内の
    圧力変化に応じて操作可能に形成された特許請求
    の範囲第2項記載の制御流体用弁。 5 上記第1及び第2の位置のうちの一つに上記
    スプール部材を係止するもどり止め部材を備え、
    上記もどり止め部材が上記スプール部材との係止
    を解くために、上記監視すべき流体の所定範囲内
    の圧力変化に応じて操作可能であり、さらに上記
    もどり止め部材との係止を解いた後に上記スプー
    ル部材が上記第1及び第2の位置の一つに留めら
    れるように形成された特許請求の範囲第1項記載
    の制御流体用弁。 6 監視すべき流体の圧力に応答する制御流体用
    弁であつて、ハウジングと、上記ハウジング内に
    設けた第1及び第2弁座部材と、上記ハウジング
    内で又上記弁座に隣接して手動的或は機械的操作
    によつて夫々第1及び第2の位置に移動可能であ
    りかつ上記の監視すべき流体の圧力変動に応答し
    て第2の位置に移動するように形成されたスプー
    ル部材と、上記ハウジング内に第1及び第2弁ヘ
    ツド群を形成し又上記スプール部材で担持された
    自由走行可能な球状部材と、上記ハウジングと上
    記スプール部材間に取付けて両者間の流体連通を
    阻止し又上記ハウジング内に上記スプール部材に
    わたつて流路を形成する複数のシール部材を備
    え、又上記第1及び第2の位置のうちの一つに上
    記スプール部材を係止するもどり止め部材を備
    え、上記もどり止め部材は上記スプール部材との
    係止を解くために上記監視すべき流体の所定範囲
    内の圧力変化に応じて操作可能に形成され、上記
    弁ヘツド群は上記弁座部材上に選択的に密着係合
    し或は弁座部材上から払いのけられることによつ
    て上記監視すべき流体の圧力に応答して上記制御
    流体弁内を流れる流体を制御するように形成さ
    れ、上記スプール部材が一つの位置にある時に上
    記第1及び第2弁ヘツド群の一つのうちの少くと
    も一個の球状部材を上記第1及び第2の弁座部材
    の一つに密封可能に整合させて密封的に係合さ
    せ、又上記スプール部材が上記の一つの位置にあ
    る時に他の上記第1及び第2の弁ヘツド群のうち
    の球状部材が他の上記第1及び第2の弁座部材と
    密封的に整合するのを阻止するように形成され、
    上記のスプール部材が他の位置にある時に上記第
    1及び第2の弁ヘツド群の一つのうちの上記球状
    部材の一個を上記第1及び第2弁座部材の一つと
    密封係合しているのを払いのけて上記球状部材が
    上記弁座部材と密封可能に整合するのを阻止する
    ように形成され、又上記スプール部材が上記の他
    の位置にある時に他の上記第1及び第2の弁ヘツ
    ド群のうちの上記球状部材の少くとも一個を上記
    他の第1及び第2弁座部材に密封可能に整合させ
    て密封的に係合させ、上記制御流体弁を通して流
    れる制御流体によつて上記弁ヘツド部材を上記弁
    座部材に選択的に密封係合させ、上記スプール部
    材を上記第1及び第2の位置に夫々移動させ、こ
    のようにして上記第1及び第2の位置の一つにお
    いて上記流路を通じて制御流体圧を実質的に均等
    ならしめて上記スプール部材を上記ハウジング内
    に静止状に鎮静させ、かくして上記他の第1及び
    第2の位置において上記の一つのシール部材に亘
    つて圧力差を形成して上記スプール部材を上記他
    の位置に付勢して維持させ、さらにその後に手動
    又は機械的操作の何れか一つによつて上記スプー
    ル部材を上記第1及び第2の位置のうちの一つに
    移動させることができるように形成し、又上記も
    どり止め部材との係止を解いた後に上記スプール
    部材が上記第1及び第2の位置の一つに留められ
    る制御流体用弁。 7 上記スプール部材を上記第1及び第2の位置
    の一つに移動するために上記スプール部材に選択
    的に連結する制御シヤフト部材を設け、さらに上
    記スプール部材を移動させる上記シヤフト部材を
    移動させるために上記監視すべき流体の所定範囲
    内の圧力変化に応答するピストン部材群を設けた
    特許請求の範囲第1項記載の制御流体用弁。 8 上記スプール部材を上記第1及び第2の位置
    の一つに移動するために上記スプール部材に選択
    的に連結する制御シヤフト部材を設け、さらに上
    記スプール部材を移動させる上記シヤフト部材を
    移動させるために上記監視すべき流体の所定範囲
    内の圧力変化に応答するピストン部材群を設けた
    特許請求の範囲第2項記載の制御流体用弁。 9 上記スプール部材を上記第1及び第2の位置
    の一つに移動させるために上記スプール部材に選
    択的に連結する制御シヤフト部材を設け、さらに
    上記スプール部材を移動させる上記シヤフト部材
    を移動させるために上記監視すべき流体の所定範
    囲内の圧力増減のうちの少くとも一つに応答する
    ピストン部材群を設けた特許請求の範囲第1項記
    載の制御流体用弁。 10 上記スプール部材を上記第1及び第2の位
    置の一つに移動させるために上記スプール部材に
    選択的に連結する制御シヤフト部材を設け、さら
    に上記スプール部材を移動させる上記シヤフト部
    材を移動させるために上記監視すべき流体の所定
    範囲内の圧力増減の夫々に応答するピストン部材
    群を設けた特許請求の範囲第1項記載の制御流体
    用弁。 11 上記スプール部材を上記第1及び第2の位
    置の一つに移動するために上記スプール部材に選
    択的に連結する制御シヤフト部材を設け、又上記
    スプール部材を移動させる上記シヤフト部材を移
    動させるために上記監視すべき流体の所定範囲内
    の圧力増減のうちの少くとも一つに応答するピス
    トン部材群を設け、さらに上記監視すべき流体に
    対する上記ピストン部材の応答に選択的に抵抗す
    るために上記ハウジング内に抵抗部材群を設けた
    特許請求の範囲第1項記載の制御流体用弁。 12 上記スプール部材を上記第1及び第2の位
    置の一つに移動するために上記スプール部材に選
    択的に連結する制御シヤフト部材を設け、又上記
    のスプール部材を移動させる上記シヤフト部材を
    移動させるために上記監視すべき流体の所定範囲
    内の圧力増減のうちの少くとも一つに応答するピ
    ストン部材群を設け、さらに上記監視すべき流体
    の高圧の変化及び低圧の変化のうちの少くとも一
    つを選択的に調節するために調節部材群を設けた
    特許請求の範囲第1項記載の制御流体用弁。 13 第1の流体源の流れを制御するために監視
    すべき流体の圧力に応答する制御流体用弁であつ
    て、ハウジングと、上記ハウジング内にあつて弁
    座部材を有する弁部材群と、上記弁部材のすぐそ
    ばにあつて弁ヘツド部材を形成し又上記弁座部材
    に密封的に係合し或は弁座部材から払いのけられ
    て上記弁部材を選択的に開閉して弁座部材の内部
    を通して流れる流体の流れを制御する自由走行可
    能な球状部材と、上記弁部材のすぐそばの上記ハ
    ウジング内における直線方向及び回転方向のうち
    の少くとも一つの方向に移動可能であり又上記弁
    座部材及び上記弁ヘツド部材と作動的に共同して
    上記弁ヘツド部材を上記弁座部材に対して選択的
    に動かしスプール部材の直線及び回転移動のうち
    の唯一つ場合においてのみ上記弁ヘツド部材とス
    プール部材を選択的に係合するように形成された
    スプール部材と、上記ハウジングと上記スプール
    部材間に取付けて両者間の流体連通を阻止し又上
    記ハウジング内に上記スプール部材に亘つて流路
    を形成する複数のシール部材とを設け、上記スプ
    ール部材を第1及び第2の方向に夫々移動するよ
    うに形成し、上記第1及び第2の方向にスプール
    部材が移動した後に上記流路を通して圧力を実質
    的に均等にして上記スプール部材を上記ハウジン
    グ内に静止状に鎮静するように形成し、かくして
    上記スプール部材が他の上記第1及び第2の方向
    に移動された時に上記シール部材の一つに亘つて
    圧力差を形成して上記スプール部材を上記の他の
    方向に付勢しかつ維持した制御流体用弁。 14 上記スプール部材が上記第1及び第2の方
    向の一つに、上記スプール部材の手動的及び機械
    的操作の一つによつてのみ移動可能である特許請
    求の範囲第13項記載の制御流体用弁。 15 上記第1及び第2の位置のうちの一つに上
    記スプール部材を係止するもどり止め部材を設
    け、上記もどり止め部材が上記スプール部材との
    係止を解くために上記監視すべき流体の所定範囲
    内の圧力変化に応じて操作可能に形成された特許
    請求の範囲第13項記載の制御流体用弁。 16 上記第1及び第2の方向のうちの一つに上
    記スプール部材を係止するもどり止め部材を設
    け、上記もどり止め部材が上記スプール部材との
    係止を解くために上記監視すべき流体の所定範囲
    の圧力変化に応じて操作可能であり、さらに上記
    もどり止め部材との係止を解いた後に上記スプー
    ル部材が上記第1及び第2の位置の一つに留めら
    れるように形成された特許請求の範囲第13項記
    載の制御流体用弁。 17 上記スプール部材を上記第1及び第2の位
    置の一つに移動するために上記スプール部材に選
    択的に連結する制御シヤフト部材を設け、さらに
    上記スプール部材を移動させる上記シヤフト部材
    を移動させるために上記監視すべき流体の所定範
    囲内の圧力変化に応答するピストン部材群を設け
    た特許請求の範囲第13項記載の制御流体用弁。 18 上記スプール部材を上記第1及び第2の位
    置の一つに移動させるために上記スプール部材に
    選択的に連結する制御シヤフト部材を設け、さら
    に上記スプール部材を移動させる上記シヤフト部
    材を移動させるために上記監視すべき流体の所定
    範囲内の圧力増減のうちの少くとも一つに応答す
    るピストン部材群を設けた特許請求の範囲第13
    項記載の制御流体用弁。 19 上記スプール部材は上記第1及び第2の方
    向の一つに移動させるために上記スプール部材に
    選択的に連結する制御シヤフト部材を設け、さら
    に上記スプール部材を移動させる上記シヤフト部
    材を移動させるために上記監視すべき流体の所定
    範囲内の圧力増減の夫々に応答するピストン部材
    群を設けた特許請求の範囲第13項記載の制御流
    体用弁。 20 上記スプール部材を上記第1及び第2の方
    向の一つに移動するために上記スプール部材に選
    択的に連結する制御シヤフト部材を設け、又上記
    スプール部材を移動させる上記シヤフト部材を移
    動させるために上記監視すべき流体の所定範囲内
    の圧力増減のうちの少くとも一つに応答するピス
    トン部材群を設け、さらに上記監視すべき流体に
    対する上記ピストン部材の応答に選択的に抵抗す
    るために上記ハウジング内に抵抗装置群を設けた
    特許請求の範囲第13項記載の制御流体用弁。 21 上記スプール部材を上記第1及び第2の位
    置の一つに移動するために上記スプール部材に選
    択的に連結する制御シヤフト部材を設け、又上記
    のスプール部材を移動させる上記シヤフト部材を
    移動させるために上記監視すべき流体の所定範囲
    内の圧力増減のうちの少くとも一つに応答するピ
    ストン部材群を設け、上記監視すべき流体の圧力
    変化に対する上記ピストン部材の応答に選択的に
    抵抗する抵抗部材群を上記ハウジング内に設け、
    さらに監視すべき流体の高圧変化及び低圧変化の
    うち少くとも一つを選択的に調節するために調節
    部材群を設け、かくして上記監視すべき流体の圧
    力変化が生ずるまで上記ピストン部材の移動を阻
    止するように形成された特許請求の範囲第13項
    記載の制御流体用弁。 22 弁装置の内部を通る空気及び液体のうちの
    一つを制御する弁装置であつて、ハウジングと、
    上記ハウジング内の一つの位置から他の位置に移
    動可能なスプール部材と、少くとも一つの弁ヘツ
    ドを形成する球状部材と、上記ハウジング内にあ
    つて上記流体を移送しかつ少くとも一つの弁ヘツ
    ドと選択的に密封係合するための弁座装置を備え
    た装置において、上記スプール部材に選択的に連
    結して上記スプール部材を第1及び第2の位置の
    うちの一つに移動する制御シヤフト部材と、上記
    監視すべき流体の所定範囲内の圧力変化に応答す
    るピストン部材を設けた弁装置。 23 弁装置の内部を通る空気及び液体のうちの
    一つを制御する弁装置であつて、ハウジングと、
    上記ハウジング内の一つの位置から他の位置に移
    動可能なスプール部材と、少くとも一つの弁ヘツ
    ドを形成する球状部材と、上記ハウジング内にあ
    つて上記流体を移送しかつ少くとも一つの弁ヘツ
    ドと選択的に密封係合するための弁座装置を備え
    た装置において、上記スプール部材に選択的に連
    結して上記スプール部材を第1及び第2の位置の
    うちの一つに移動する制御シヤフト部材と、上記
    監視すべき流体の所定範囲内の圧力増加又は減少
    のうちの少くとも一つに応答するピストン部材を
    設けた弁装置。
JP12526478A 1977-10-13 1978-10-13 Valve for control fluid Granted JPS5489329A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/841,940 US4160463A (en) 1977-10-13 1977-10-13 Flow line monitor pilot valve assembly

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5489329A JPS5489329A (en) 1979-07-16
JPS6245433B2 true JPS6245433B2 (ja) 1987-09-26

Family

ID=25286122

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12526478A Granted JPS5489329A (en) 1977-10-13 1978-10-13 Valve for control fluid

Country Status (7)

Country Link
US (1) US4160463A (ja)
JP (1) JPS5489329A (ja)
CA (1) CA1099188A (ja)
DE (1) DE2844560C2 (ja)
FR (1) FR2406143B1 (ja)
GB (1) GB2081422B (ja)
NO (1) NO146169C (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1982001402A1 (en) * 1980-10-09 1982-04-29 Mcmillan William D Control system for pilot operated valve
US4354527A (en) * 1980-10-09 1982-10-19 Caterpillar Tractor Co. Control system for pilot operated valve
US4442860A (en) * 1981-10-26 1984-04-17 C.S.E. Automation Engineering & Services, Inc. Pilot control relay valve apparatus
DE102012208943A1 (de) * 2012-05-29 2013-12-05 Robert Bosch Gmbh Rastvorrichtung für ein Schieberventil
WO2016057879A1 (en) * 2014-10-09 2016-04-14 Schlumberger Canada Limited Linear shear seal system
EP3428740B1 (fr) * 2017-07-14 2020-09-02 The Swatch Group Research and Development Ltd Soupape de sécurité pour montre
CN111852968B (zh) * 2019-04-29 2022-07-05 中国石油天然气集团有限公司 分流器逻辑控制系统及其工作方法
CN110878779B (zh) * 2019-11-28 2021-07-23 浙江万得凯流体设备科技股份有限公司 一种减压阀

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3007492A (en) * 1958-11-17 1961-11-07 Otis Eng Co Fluid flow systems and pilot valves therefor
US3389718A (en) * 1966-09-16 1968-06-25 Fisher Governor Co High and low pressure wellhead shut-in valve
US3943974A (en) * 1975-03-24 1976-03-16 Acf Industries, Incorporated Control valve for fluid actuator

Also Published As

Publication number Publication date
NO146169C (no) 1982-08-11
CA1099188A (en) 1981-04-14
US4160463A (en) 1979-07-10
NO783434L (no) 1979-04-18
GB2081422A (en) 1982-02-17
FR2406143B1 (fr) 1985-06-28
FR2406143A1 (fr) 1979-05-11
JPS5489329A (en) 1979-07-16
DE2844560C2 (de) 1984-08-09
NO146169B (no) 1982-05-03
DE2844560A1 (de) 1979-05-10
GB2081422B (en) 1982-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940001216B1 (ko) 비류(非流) 조정 파일럿 조작식 압력 릴리이프 밸브 장치
US4682495A (en) Testing device for pilot valves
US6491056B2 (en) Sprinkler alarm test and drainage device for fire protection systems
US4145025A (en) Control device
JP3043466B2 (ja) 制御弁用のパイロツト弁及び作動方法
US3007492A (en) Fluid flow systems and pilot valves therefor
JPS6245433B2 (ja)
US5209253A (en) Emergency shutoff valve and regulator assembly
US4091832A (en) Valve
US3943974A (en) Control valve for fluid actuator
US4004610A (en) Line control
JP2002213629A (ja) 減圧式逆流防止装置
US5095939A (en) Redundant pressurizing valve
GB2303199A (en) Valve assemblies
US3863672A (en) Dual action pilot
JPH1047532A (ja) 流体制御弁
US2974677A (en) Hydraulic operator fail-safe surface valve
US6173734B1 (en) Leak arresting mechanical flow control valve
JPS6334388A (ja) 流体供給装置
JP3066511B2 (ja) 消防用設備の開閉弁
JPH10339383A (ja) 急速開放調圧弁
US4364412A (en) Pull type relay valve with automatic lockout
US5109884A (en) Safety valve arrangement
US4109895A (en) Remote actuated metering valve
US4331179A (en) Regulator/valve controller