JPS642534B2 - - Google Patents

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JPS642534B2
JPS642534B2 JP3659281A JP3659281A JPS642534B2 JP S642534 B2 JPS642534 B2 JP S642534B2 JP 3659281 A JP3659281 A JP 3659281A JP 3659281 A JP3659281 A JP 3659281A JP S642534 B2 JPS642534 B2 JP S642534B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
molding
soft film
manufacturing
fitting
molded product
Prior art date
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Expired
Application number
JP3659281A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57151311A (en
Inventor
Yasuyuki Ootake
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Original Assignee
Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hashimoto Forming Industry Co Ltd filed Critical Hashimoto Forming Industry Co Ltd
Priority to JP3659281A priority Critical patent/JPS57151311A/ja
Publication of JPS57151311A publication Critical patent/JPS57151311A/ja
Publication of JPS642534B2 publication Critical patent/JPS642534B2/ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は車両等におけるモールデイングと成
形品とを嵌合部を介して組付けることによるモー
ルデイング組付体の製造法、特に硬質材料からな
るモールデイングと、このモールデイングよりも
軟質の表面を有する成形品とを組付けるモールデ
イング組付体の製造法に関するものである。
自動車等においては保護兼装飾用のモールデイ
ングとして金属等の硬質のモールデイングが取付
けられるが、この硬質モールデイングの端部の内
側に合成樹脂等の軟質の表面を有する成形品を嵌
合させて組付けることが行われる。特に塗装、メ
ツキ、金属蒸着等の表面処理を行つた成形品ある
いは装飾フイルムを貼着した成形品は表面が傷つ
きやすく、組付作業中に成形品に傷が生じて商品
価置を下げる危険性があつた。
以下、本発明を自動車のドリツプモールデイン
グとエアアウトレツトの組付体について説明す
る。第1図は従来のドリツプモールデイングとエ
アアウトレツトの組付前の状態を示す斜視図、第
2図はその組付状態を示す斜視図、第3図は第2
図の−断面図、第4図は第2図の部分拡大図
である。第1図ないし第4図において、1はドリ
ツプモールデイングであつて、金属板をロール成
形した曲面を有するプロフアイルからなり、自動
車のボデー(図示省略)に取付けられる。2は合
成樹脂成形品からなるエアアウトレツトであつ
て、上部のみを示しており、その上端に表面処理
部3が形成され、塗装、メツキ、金属蒸着等の表
面処理が施されている。表面処理部3の前端部に
はドリツプモールデイング1の後端部内に挿入さ
れて嵌合する嵌合部4が段差をつけて形成されて
おり、この部分も同様に表面処理されている。
以上のようなモールデイング1とエアアウトレ
ツト2とを組付けるには、第1図の状態から矢印
Aの方向にエアアウトレツト2の嵌合部4をドリ
ツプモールデイング1の中に挿入して嵌合させ、
エアアウトレツト2はねじ等によりボデーに取付
ける。
従来のドリツプモールデイングとエアアウトレ
ツトの組付は以上のように行われていたので、組
付作業に際して表面処理部3または嵌合部4がド
リツプモールデイング1と接触して当り傷5が発
生したり、あるいは嵌合部4をドリツプモールデ
イング1の嵌合部に挿入したのち、エアアウトレ
ツト2をボデーにねじ締めする際、嵌合部4が引
出されて、すり傷6が発生する問題点があつた。
この発明は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、モールデイングと成形品とを
嵌合部を介して組付けるに際し、一部が嵌合部か
らはみ出すように、嵌合部に軟質フイルムを介在
させた状態で両手を嵌合させたのち、上記軟質フ
イルムのはみ出し部分を除去することにより、上
記問題点を解決し、成形品の表面を傷つけること
なく両者を嵌合させることができるモールデイン
グ組付体の製造法を提案することを目的としてい
る。
この発明は硬質材料からなるモールデイングの
端部の内側に、このモールデイングよりも軟質の
表面を有する成形品の嵌合部を嵌合させて組付け
るに際し、一部が前記モールデイングの端部から
はみ出すように、モールデイングの端部と成形品
の嵌合部の間に軟質フイルムを介在させた状態
で、前記モールデイングと成形品とを嵌合させた
のち、前記軟質フイルムのはみ出し部分を除去す
るとともに、モールデイングの端部と成形品の嵌
合部の間に介在する軟質フイルムを緩衝材として
残留させることを特徴とするモールデイング組付
体の製造法。
以下、この発明を図面に基いて説明する。第5
図ないし第9図はこの発明の一実施例によるドリ
ツプモールデイングおよびエアアウトレツトから
なるモールデイング組付体の製造法を示し、第5
図は組付前の状態を示す斜視図、第6図は第5図
の−断面図、第7図および第8図は組付中の
状態を示す斜視図、第9図は組付後の状態を示す
斜視図である。第5図ないし第9図において、1
〜4は第1図ないし第4図と同一部分を示すが、
エアアウトレツト2の表面処理部3および嵌合部
4は段差をつけることなく連続的に形成され、嵌
合部4は先端に向けてテーパをつけられ、その先
端部はアールがつけられている。7は片面粘着テ
ープからなる軟質フイルム、8はその折返し部で
ある。
組付方法は、まず第5図および第6図に示すよ
うに、エアアウトレツト2の嵌合部4のテーパ状
の部分に軟質フイルム7を貼着し、表面処理部3
側の一端を嵌合部4から幾分大きくはみ出させ、
その先端部を折返して折返し部8を形成する。こ
の状態で第7図に示すように、エアアウトレツト
2の嵌合部4をドリツプモールデイング1内に挿
入し、嵌合させる。この間軟質フイルム7は嵌合
部4に貼着されたままであり、このため、嵌合状
態においてドリツプモールデイング1およびエア
アウトレツト2の双方の嵌合部間に軟質フイルム
7が介在した状態となる。
この状態で第8図に示すように、軟質フイルム
7の折返し部8を持つて、はみ出し部分をドリツ
プモールデイング1の幅方向に急激に引張り、除
去する。とともに、モールデイング1の端部と嵌
合部4の間に介在する軟質フイルム7を緩衝材と
して残留させるこの実施例では、軟質フイルム7
として、非延伸性および切断性に富む透明ポリエ
ステル樹脂フイルムを使用しているので、引張る
ことによりドリツプモールデイング1の端部で切
断されて引剥される。この場合ドリツプモールデ
イング1の端部は通常プレス金型によつて切断さ
れているため、フイルムは容易に切断されるが、
必要性によつては切断性をよくするため、エツジ
を形成しておくのが望ましい。
このようにして第9図に示すようなモールデイ
ング組付体が完成する。完成したモールデイング
組付体は組付時の傷の発生はなく、しかも軟質フ
イルム7は嵌合部4以外の部分では完全に除去さ
れるとともに、透明で目立たないため、外観が害
されることはない。
第10図ないし第13図はこの発明の他の実施
例による製造法を示し、第10図は組立前の、第
11図および第12図は組立中の、第13図は組
立後の状態をそれぞれ示す垂直断面図であり、第
1図ないし第9図と同一符号は同一または相当部
分を示すが、エアアウトレツト2は表面処理部3
と嵌合部4との間に段差が設けられている。また
軟質フイルム7は延伸性および切断性に富む透明
ポリ塩化ビニル樹脂が使用されている。
組付方法は前記実施例とほぼ同様に行われ、ま
ず第10図の状態から第11図に示すように、軟
質フイルム7をエアアウトレツト2の嵌合部4に
貼着して、嵌合部4をドリツプモールデイング1
に挿入して嵌合させ、次いで第12図に示すよう
に軟質フイルム7の折返し部8を引張りながら切
断、剥離すると、軟質フイルム7は延伸状態で切
断されるため、第13図に示すように軟質フイル
ム7は次第に収縮して、その切断面はドリツプモ
ールデイング1の端部から少し入り込んだ状態と
なり、外部から目視されなくなる。
なお、本発明において使用可能な軟質フイルム
7としては特に限定されないが、特に非延伸性お
よび切断性に富むものおよび延伸性および切断性
に富むものが望ましく、また片面に粘着剤層を有
する透明のものがよい。使用可能なフイルムとし
ては、ポリエステル樹脂、アセテート樹脂、アク
リル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂およびセロフアン
から選ばれる1種または数種の複合材料からなる
ものが例示できる。またフイルムは引き剥しに便
利なように、ナイフ等で切れ目を入れておいても
よい。
以上の実施例においては、ドリツプモールデイ
ング1およびエアアウトレツト2のモールデイン
グ組付体について説明したが、他の自動車用モー
ルデイングおよび成形品からなるモールデイング
組付体ならびに自動車以外の用途のモールデイン
グ組付体にも同様に適用され、これらの場合、モ
ールデイングおよび成形品の形状、構造、材質な
どは限定されない。また成形品に形成される表面
処理部としては、塗装、メツキ、金属蒸着、スパ
ツタリング、その他任意の処理が可能であり、ま
た表面処理を施さない生地のままの表面、あるい
は装飾フイルム等を貼着した表面なども保護の対
象となる。
以上のとおり、本発明によれば、モールデイン
グと成形品とを嵌合部を介して組付けるに際し、
一部がモールデイングの端部からはみ出すよう
に、モールデイングの端部と成形品の嵌合部の間
に軟質フイルムを介在させた状態で両者を嵌合さ
せたのち、上記軟質フイルムのはみ出し部を除去
するとともに、モールデイングの端部と成形品の
嵌合部の間に介在する軟質フイルムを緩衝材とし
て残留させるようにしたため、成形品の表面を傷
つけることなく容易に組付けることが可能であ
り、美感を保つた状態でモールデイング組付体を
能率的に製造することができるとともに、残留す
る軟質フイルムは緩衝材として嵌合部のガタツキ
や新たな傷の発生等を防止することができる組付
に際して、軟質フイルムをモールデイングまたは
成形品に貼着させた状態で嵌合すると、作業性は
良好であり、この場合内側に位置する側の外表面
に貼着すると作業性はさらに良好となり、片面に
粘着剤層を有する軟質フイルムは貼着性および剥
離性を良好にする。さらに透明な軟質フイルムを
使用すると切断面が目立たない。また軟質フイル
ムとして非延伸性および切断性に富むものを使用
すると、切断作業性が良好で切断面が均一とな
り、延伸性および切断性に富むものを使用する
と、切断作業性が良好で切断面が外に現われない
などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のドリツプモールデイングとエア
アウトレツトの組付前の状態を示す斜視図、第2
図はその組付状態を示す斜視図、第3図は第2図
の−断面図、第4図は第2図の部分拡大図、
第5図ないし第9図はこの発明の一実施例による
ドリツプモールデイングおよびエアアウトレツト
からなるモールデイング組付体の製造法を示し、
第5図は組付前の状態を示す斜視図、第6図は第
5図の−断面図、第7図および第8図は組付
中の状態を示す斜視図、第9図は組付後の状態を
示す斜視図、第10図ないし第13図はこの発明
の他の実施例による製造法を示し、第10図は組
立前の、第11図および第12図は組立中の、第
13図は組立後の状態をそれぞれ示す垂直断面図
である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示
し、1はドリツプモールデイング、2はエアアウ
トレツト、3は表面処理部、4は嵌合部、5は当
り傷、6はすり傷、7は軟質フイルムである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 硬質材料からなるモールデイングの端部の内
    側に、このモールデイングよりも軟質の表面を有
    する成形品の嵌合部を嵌合させて組付けるに際
    し、一部が前記モールデイングの端部からはみ出
    すように、モールデイングの端部と成形品の嵌合
    部の間に軟質フイルムを介在させた状態で、前記
    モールデイングと成形品とを嵌合させたのち、前
    記軟質フイルムのはみ出し部分を除去するととも
    に、モールデイングの端部と成形品の嵌合部の間
    に介在する軟質フイルムを緩衝材として残留させ
    ることを特徴とするモールデイング組付体の製造
    法。 2 軟質フイルムはモールデイングまたは成形品
    に貼着させた状態で嵌合するようにした特許請求
    の範囲第1項記載のモールデイング組付体の製造
    法。 3 軟質フイルムは嵌合時に内側に位置する側の
    外表面に貼着するようにした特許請求の範囲第2
    項記載のモールデイング組付体の製造法。 4 軟質フイルムは透明なものである特許請求の
    範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載のモー
    ルデイング組付体の製造法。 5 軟質フイルムは片面に粘着剤層を有するもの
    である特許請求の範囲第1項ないし第4項のいず
    れかに記載のモールデイング組付体の製造法。 6 軟質フイルムは非延伸性および切断性に富む
    ものである特許請求の範囲第1項ないし第5項の
    いずれかに記載のモールデイング組付体の製造
    法。 7 軟質フイルムは延伸性および切断性に富むも
    のである特許請求の範囲第1項ないし第5項のい
    ずれかに記載のモールデイング組付体の製造法。 8 軟質フイルムはポリエステル樹脂、アセテー
    ト樹脂、アクリル樹脂、アイオノマー樹脂、ポリ
    塩化ビニル樹脂およびセロフアンから選ばれる1
    種以上の材料から形成されたものである特許請求
    の範囲第1項ないし第7項のいずれかに記載のモ
    ールデイング組付体の製造法。
JP3659281A 1981-03-16 1981-03-16 Production of assembly of mold material Granted JPS57151311A (en)

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JPS57151311A JPS57151311A (en) 1982-09-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5857306B2 (ja) * 1977-03-09 1983-12-19 橋本フオ−ミング工業株式会社 装飾的縁部材の製造方法

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