JPS642449B2 - - Google Patents
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- JPS642449B2 JPS642449B2 JP7408680A JP7408680A JPS642449B2 JP S642449 B2 JPS642449 B2 JP S642449B2 JP 7408680 A JP7408680 A JP 7408680A JP 7408680 A JP7408680 A JP 7408680A JP S642449 B2 JPS642449 B2 JP S642449B2
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- roll
- metal strip
- metal
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Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 22
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 22
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 11
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 4
- 238000005242 forging Methods 0.000 description 5
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、クーラー等の熱交換器に用いる金属
製内面二重グルーブ管の製造方法に関するもので
ある。
製内面二重グルーブ管の製造方法に関するもので
ある。
従来クーラー等の熱交換器では、第１図に示す
ように金属管ａの内面に多数の溝ｂを一方向に形
成した内面グルーブ管を用いることにより熱交換
器の熱効率をかなり高めている。このような内面
グルーブ管は一般に鍛造法、抽伸法又は圧延法に
より造られている。鍛造法は溝付用芯金の周りに
回転する鍛造ロールを旋回せしめ、鍛造ロールと
芯金間に金属管を挿通して引抜くことにより、管
内面に溝を形成するもので、機構的に加工速度が
遅い欠点がある。抽伸法は金属管をダイスと溝付
プラグ間を通して引抜くことにより、管内面に溝
を形成するもので、加工速度は速いが深い溝を形
成することが困難で、熱交換器の熱効率を充分に
上げることができない欠点がある。また圧延法
は、金属帯板の片面に予め一方向の溝を形成し、
これに多段に配置した成形ロールと押えロールに
より巾方向に曲げ加工して管状に成形し、その合
せ目を溶接するもので、加工速度が速くしかも充
分深い溝を形成できる利点を有しているが、曲げ
加工の際に予め形成した溝が押えロールによつて
潰される欠点がある。
ように金属管ａの内面に多数の溝ｂを一方向に形
成した内面グルーブ管を用いることにより熱交換
器の熱効率をかなり高めている。このような内面
グルーブ管は一般に鍛造法、抽伸法又は圧延法に
より造られている。鍛造法は溝付用芯金の周りに
回転する鍛造ロールを旋回せしめ、鍛造ロールと
芯金間に金属管を挿通して引抜くことにより、管
内面に溝を形成するもので、機構的に加工速度が
遅い欠点がある。抽伸法は金属管をダイスと溝付
プラグ間を通して引抜くことにより、管内面に溝
を形成するもので、加工速度は速いが深い溝を形
成することが困難で、熱交換器の熱効率を充分に
上げることができない欠点がある。また圧延法
は、金属帯板の片面に予め一方向の溝を形成し、
これに多段に配置した成形ロールと押えロールに
より巾方向に曲げ加工して管状に成形し、その合
せ目を溶接するもので、加工速度が速くしかも充
分深い溝を形成できる利点を有しているが、曲げ
加工の際に予め形成した溝が押えロールによつて
潰される欠点がある。
一方第２図に示すように金属管ａの内面に互に
交差する二方向の多数の溝ｂ，b′を形成できれ
ば、管内面は針が林立した状態となつて熱交換器
の熱効率を一層向上し得る。しかしながら前記鍛
造法及び抽伸法では一方向の溝しか形成できず、
また圧延法では、帯板に予め交差する溝を形成し
ておくことにより、内面二重グルーブ管の製造が
可能であるが、前記の通り曲げ加工の際に押えロ
ールにより予め形成した溝が潰される欠点があつ
た。
交差する二方向の多数の溝ｂ，b′を形成できれ
ば、管内面は針が林立した状態となつて熱交換器
の熱効率を一層向上し得る。しかしながら前記鍛
造法及び抽伸法では一方向の溝しか形成できず、
また圧延法では、帯板に予め交差する溝を形成し
ておくことにより、内面二重グルーブ管の製造が
可能であるが、前記の通り曲げ加工の際に押えロ
ールにより予め形成した溝が潰される欠点があつ
た。
本発明はこれに鑑み種々検討の結果、内面二重
グルーブ管の製造方法を開発したもので、金属帯
板を多段に配置した成形ロールと押えロールによ
り、徐々に曲げ加工して順次管状に成形し、その
合せ目を溶接する金属管の製造において、各押え
ロールの表面に順次位置を変えて所定巾の多数の
突条を設け、該突条の位置する部分のみが金属帯
板表面と接触するようになし、予め管内側表面
に、各押えロールの表面に形成した突条と交差す
るように形成した多数の溝をもつ金属帯板を、成
形ロールと押えロール間に通して各成形ロールと
押えロールにより帯板の両側辺部から順次内側に
向つて予め金属帯板表面に形成した溝と交差しつ
つ溝を形成しながら金属帯板を管状に曲げ加工す
ることを特徴とするものである。
グルーブ管の製造方法を開発したもので、金属帯
板を多段に配置した成形ロールと押えロールによ
り、徐々に曲げ加工して順次管状に成形し、その
合せ目を溶接する金属管の製造において、各押え
ロールの表面に順次位置を変えて所定巾の多数の
突条を設け、該突条の位置する部分のみが金属帯
板表面と接触するようになし、予め管内側表面
に、各押えロールの表面に形成した突条と交差す
るように形成した多数の溝をもつ金属帯板を、成
形ロールと押えロール間に通して各成形ロールと
押えロールにより帯板の両側辺部から順次内側に
向つて予め金属帯板表面に形成した溝と交差しつ
つ溝を形成しながら金属帯板を管状に曲げ加工す
ることを特徴とするものである。
即ち本発明は、第３図イ，ロに示すように予め
金属帯板Ｐの片面に溝付圧延等により多数の溝ｂ
を形成する。この溝付加工において、溝付けの水
平分力により帯板Ｐが左右どちらかに逃げないよ
うに図に示すように帯板Ｐの中央部を境に互に逆
方向に傾斜させて溝ｂを形成することによりバラ
ンスさせるとよい。次に第４図イ，ロ〜第６図
イ，ロに示すように各押えロールの表面に順次位
置を変えて部分的に前記溝ｂと交差する突条を設
けて、各成形ロールと押えロールとにより帯板Ｐ
を順次巾方向に曲げ加工すると同時に、各押えロ
ールにより帯板Ｐの両側辺部より、前記溝ｂと交
差する溝b′を部分的に順次形成する。このように
して第７図イ，ロに示すように帯板Ｐを管状に成
形すると同時に管内側面に互に交差する二方向の
溝ｂ，b′を多数形成し、その合せ目ｃを溶接する
ものである。
金属帯板Ｐの片面に溝付圧延等により多数の溝ｂ
を形成する。この溝付加工において、溝付けの水
平分力により帯板Ｐが左右どちらかに逃げないよ
うに図に示すように帯板Ｐの中央部を境に互に逆
方向に傾斜させて溝ｂを形成することによりバラ
ンスさせるとよい。次に第４図イ，ロ〜第６図
イ，ロに示すように各押えロールの表面に順次位
置を変えて部分的に前記溝ｂと交差する突条を設
けて、各成形ロールと押えロールとにより帯板Ｐ
を順次巾方向に曲げ加工すると同時に、各押えロ
ールにより帯板Ｐの両側辺部より、前記溝ｂと交
差する溝b′を部分的に順次形成する。このように
して第７図イ，ロに示すように帯板Ｐを管状に成
形すると同時に管内側面に互に交差する二方向の
溝ｂ，b′を多数形成し、その合せ目ｃを溶接する
ものである。
次に本発明の実施例について説明する。
巾39.2mm、厚さ0.4mmの銅帯板を用い、その片
面に第３図イ，ロに示すように帯板中央から互に
逆方向に45度の角度で傾斜する深さ0.3mmの溝を
それぞれ60本、合計120本形成した。これを多段
に配置した成形ロールと押えロールからなる管成
形機の各押えロールの表面に、前記溝と90度の角
度で交差する突条を部分的に位置を変えて設け、
第４図イ，ロ〜第６図イ，ロに示すように帯板を
巾方向に曲げ加工すると同時に押えロールにより
帯板の両側辺部から管内側面に前記溝と90度の角
度で交差する溝を順次形成して、第７図イ，ロに
示すように帯板を管状に成形し、その合せ目を溶
接した。その結果外径12.7mmの管内面に深さ0.3
mmの溝を120本づつ90度の角度で交差する内面二
重グルーブ管が毎分50mmの速度で連続的に得られ
た。
面に第３図イ，ロに示すように帯板中央から互に
逆方向に45度の角度で傾斜する深さ0.3mmの溝を
それぞれ60本、合計120本形成した。これを多段
に配置した成形ロールと押えロールからなる管成
形機の各押えロールの表面に、前記溝と90度の角
度で交差する突条を部分的に位置を変えて設け、
第４図イ，ロ〜第６図イ，ロに示すように帯板を
巾方向に曲げ加工すると同時に押えロールにより
帯板の両側辺部から管内側面に前記溝と90度の角
度で交差する溝を順次形成して、第７図イ，ロに
示すように帯板を管状に成形し、その合せ目を溶
接した。その結果外径12.7mmの管内面に深さ0.3
mmの溝を120本づつ90度の角度で交差する内面二
重グルーブ管が毎分50mmの速度で連続的に得られ
た。
尚溶接する合せ目の帯板エツジには巾0.2〜0.5
mm程度溝加工しない方が溶接仕上りが良好であつ
た。
mm程度溝加工しない方が溶接仕上りが良好であつ
た。
このように本発明によれば圧延法の特徴である
加工速度が速く、しかも溝を潰すこともなく、良
好な内面二重グルーブ管が容易に得られ、従来の
一方向の溝を形成した内面グルーブ管に比較し熱
交換器の熱効率を更に高めることができる等工業
上顕著な効果を奏するものである。
加工速度が速く、しかも溝を潰すこともなく、良
好な内面二重グルーブ管が容易に得られ、従来の
一方向の溝を形成した内面グルーブ管に比較し熱
交換器の熱効率を更に高めることができる等工業
上顕著な効果を奏するものである。
第１図は従来の内面グルーブ管を示す一部切欠
斜視図、第２図は本発明により製造される内面二
重グルーブ管を示す一部切欠斜視図、第３図イ，
ロ〜第７図イ，ロ本発明における製造工程の各段
階を示すもので、イは正面図、ロは平面図であ
る。 ａ……内面グルーブ管、ｂ，b′……溝、Ｃ……
溶接部、Ｐ……帯板。
斜視図、第２図は本発明により製造される内面二
重グルーブ管を示す一部切欠斜視図、第３図イ，
ロ〜第７図イ，ロ本発明における製造工程の各段
階を示すもので、イは正面図、ロは平面図であ
る。 ａ……内面グルーブ管、ｂ，b′……溝、Ｃ……
溶接部、Ｐ……帯板。
Claims (1)
- １ 金属帯板を多段に配置した成形ロールと押え
ロールにより、徐々に曲げ加工して順次管状に成
形し、その合せ目を溶接する金属管の製造におい
て、各押えロールの表面に順次位置を変えて所定
巾の多数の突条を設け、該突条の位置する部分の
みが金属帯板表面と接触するようになし、予め管
内側表面に、各押えロールの表面に形成した突条
と交差するように形成した多数の溝をもつ金属帯
板を、成形ロールと押えロール間に通して各成形
ロールと押えロールにより帯板の両側辺部から順
次内側に向つて予め金属帯板表面に形成した溝と
交差しつつ溝を形成しながら金属帯板を管状に曲
げ加工することを特徴とする金属製内面二重グル
ーブ管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7408680A JPS5717323A (en) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | Manufacture of inside double group pipe made of metal |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7408680A JPS5717323A (en) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | Manufacture of inside double group pipe made of metal |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5717323A JPS5717323A (en) | 1982-01-29 |
| JPS642449B2 true JPS642449B2 (ja) | 1989-01-17 |
Family
ID=13537003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7408680A Granted JPS5717323A (en) | 1980-06-02 | 1980-06-02 | Manufacture of inside double group pipe made of metal |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5717323A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07205B2 (ja) * | 1988-03-25 | 1995-01-11 | 住友金属工業株式会社 | 螺旋リブ付き管の製造方法 |
| KR100487606B1 (ko) * | 2002-04-20 | 2005-05-03 | (주)경안파이프 | 치형이 일체로 형성된 파이프 및 그 파이프 제조방법 |
-
1980
- 1980-06-02 JP JP7408680A patent/JPS5717323A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5717323A (en) | 1982-01-29 |
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