JP2005500167A - 切開オフセットフィンの製造方法 - Google Patents

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Abstract

フィンを成形する方法の使用を通じて熱交換管に使用するための切開オフセットフィンの製造における遅い製造速度が取り除かれる。本方法は、成形路に沿って設けられる複数のロール組立体(60、62、64、66、68、70)を含み、該ロール組立体は、未定の長さのフィン形成材からなるストリップ(56)に作用し得る。成形後、該フィンは任意の所望の長さに切断され得る。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、熱交換器に関し、更に詳しくしは、熱交換器における流体流路内で使用される種類の切開オフセットフィン(lanced and offset fin)に関する。
【背景技術】
【0002】
今日使用されている多くの熱交換器は、タンクが設けられたヘッダー間もしくは平らな管状ヘッダー間に伸長する一列もしくは複数列のいわゆる扁平管を用いている。外部フィンは、扁平管の外側に結合され、ある場合には、該管内に内部フィンが利用される。そのようなフィンは、該管内の表面積を拡大し、熱が該管内の流体からインサートへと移り、次いで該インサートを通じて該管の壁へと移り得るようにする手段を与える。従って、該インサートが、該管内を流れる流体よりも良好な熱の導体の場合、結果的に熱伝達が高められる。
【0003】
加えて、そのようなインサートは、撹拌作用を与え得る。すなわち、それらインサートは、管内を流れる流体に乱れを増長し、該乱流が、次に熱伝達効率を高めることが知られている。
【0004】
更には、そのような管が、流体を比較的高圧で輸送し、かつ外部フィンで支持されない場合、インサートは、両側壁へと結合され、該管の補強もする。
【0005】
上述したような種類のインサートが多くの形式で採用されているが、いわゆる「切開オフセット」フィンが多くの用途において好ましい。熱交換器技術は、切開オフセットフィンは、扁平管に使用するための「上記」内部フィンであるということを認識し始めている。その理由は、全ての上記した機能を少なくとも同効率で、多くの例では標準内部フィン構造よりも高効率で果たす切開オフセットフィンの能力のためである。それにもかかわらず、そのような用途に対し切開オフセットフィンは一般的に採用されていなかった。
【0006】
特に、従来、切開オフセットフィンは、スティッチング機(ステッチャー)と称される技術によって製造されていた。そのようなスティッチング機の操作において、フィンの切開オフセット構造を製造する型は、前後及び左右に動く。成形されたフィンは流路を有し、該流路は、スティッチング機を横切る方向に伸長する。従って、フィンの長さは、スティッチング機の最大有効幅に制限される。その結果、また、そのような切開オフセットフィンが設けられる扁平管の長さに依存して、扁平管の全長に対して伸長するため、二以上の断片部品として切開オフセットフィンを挿入することが必要とされ得る。あいにく、これは、複数の挿入操作を要し、該複数の操作は時間がかかり、また、一つのフィン断片部品よりも多い該部品が管へ挿入される場合、該挿入部品間に間隙が生じる可能性がある。そのような間隙位置においては、管の内側に結合されるインサートが存在せず、結果として、管の内側に結合されたインサートの存在によって高められるべき強度が設けられていない位置が存在する。従って、高圧にさらされた場合に破損の可能性が高まる。
【0007】
更にまた、スティッチング機の動作のまさに本質は、それが大変に遅い製造方法である点である。一般的に、スティッチング機の最大有効長に等しい長さに対し、スティッチング機は、操作の一秒ごとに切開オフセットフィンの一の脚部のみを作り出すことができる。従って、六個の脚部を有するフィンは、生産に6秒を要するであろう。
【0008】
更に、スティッチされたインサートは、互いに重なり合う傾向があり、生産中にそれらを分離することは難しい。該フィンは、その分離工程中に損傷を受けるかもしれず、この理由で廃棄することが必要となる。あるいは、それらが容易に分離できない場合、二以上の重なり合うフィンの組合せが、分離不能なため廃棄を要するかもしれない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、以上の問題点の一つもしくは複数を克服することに向けられる。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の主目的は、切開オフセットフィンを製造するための新規かつ改善された方法を提供することである。更に詳しくは、本発明の目的は、そのようなフィンを、スティッチング機の使用を必要とせずに、連続的な態様で製造する方法を提供することである。好ましい実施形態において、本発明は、ロール成形装置によって切開オフセットフィンを製造する方法を企図する。
【0011】
本発明の模範的な実施形態は、「n」個の脚部を有する切開オフセット熱伝達フィンを製造する方法であって次の工程を含むものを企図する。すなわち、当該方法は、a)フィン形成材料からなる細長いほぼ平坦なストリップを、成形路に沿って該ストリップの長手方向(縦方向)に前進させる工程と、b)ストリップに「n」列の移送スリットと、該スリットの端部中間位置において各列の隣り合うスリット間に延在するクラウン(頂き)とを形成する工程であって、各列において隣り合うクラウンが反対側に向けられる当該工程と、c)その後、各列において各クラウン及び隣り合うスリットの端部で実質上鋭角まで該ストリップを曲げる工程であって、該曲げが、前記端部において隣り合うスリットに対し列の一側部から他側部へと交互になる当該工程とを含む。
【0012】
好ましい実施形態において、前記実質上鋭角は約90度である。
【0013】
更に好ましくは、上記方法の工程c)は、少なくとも二つの連続的な操作において行われる。この実施形態によれば、前記連続的な操作の最初のものは、前記実質上鋭角未満の鋭角へと曲げ、その後、該実質上鋭角へと曲げることを含む。
【0014】
本発明の一実施形態は、「n」が四以上の偶数の整数であり、操作の一方が、最初に選択される二列において最初に曲げる工程を含み、他方の操作が、その後、選択される異なる二列を曲げる工程を含むことを企図する。
【0015】
特に好ましい実施形態において、上記最初に選択される二列は、二つの中央に配置された列である。
【0016】
本発明の一実施形態は、工程c)の後、脚部をサイジングする工程が行われることを企図する。
【0017】
特に好ましい実施形態において、工程b)及びc)は、クラウン及び横断スリットを形成し、その後にストリップを曲げる各工程に、少なくとも一つのロールを用いて行われる。
【0018】
他の目的及び利点は、添付図面に関連して採用される次の詳細な説明から明らかとなろう。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
切開オフセットフィンを製造するための本発明の方法は、アルミニウムから成る切開オフセットフィンの製造に理想的に適している。しかし、当然のことながら、本発明は、真鍮、銅もしくは鋼のフィンの製造でも有効に利用可能である。多くの場合、例えばアルミニウムのような使用材料は、熱交換器の構成要素(部品)を組立て関係へと鑞付けするのに適しており、また、鑞付けされる熱交換器に使用される場合、一般に、フィンが形成されるストリップの両面に鑞付け被覆材料を与える。しかしながら、請求の範囲で特に記載される範囲において、特定の材料もしくは鑞付けのような特定の組立て方法には全く限定されない。
【0020】
図1を参照すれば、四つの脚部を有する切開オフセットフィンが例示される。第1脚部は20で示され、第2脚部は22で示される。第3脚部は24で示され、第4脚部は26で示される。脚部20及び22は、これらの上端部でクレストすなわち頂部28によって連結される。同様のクレストすなわち頂部30は、脚部24、26の上端部を連結する。脚部22、24の下端部は、下方のクレストすなわち底部(下方の頂部)32で連結される。一部のクレストすなわち底部34は、脚部20の下端部から脚部22から離れる方向に伸長している。一方、一部のより小さいクレストすなわち底部36は、脚部26の下端部から脚部24から離れる方に伸長している。これらの構成要素は、第1列Aの脚部及びクレストを形成し、該列Aは、一般に、図1において下方左側から上方右側へと例示される当該フィンの伸長方向に対し横方向に伸びる。第2列Bの脚部及びクレストは、周知の態様で列Aのすぐ後部で列Aに連結される。列Bは、列Aの反転であり、すなわち、図1に見られるように脚部26が左側に現れ、脚部20が右側に現れる。
【0021】
第3列Cは列Aと同一であり、また、次の列Dは列Bと同一である。これらの列は、当該ストリップの一端部から他端部へと上記の態様で交互になる。
【0022】
列Aの脚部20が列Bの脚部24、26間の中間に配置され、列Aの脚部22が列Bの脚部22、24間の中間に配置され、列Aの脚部24が列Bの脚部22、20間の中間に配置され、かつ、列Aの脚部26が、列Bの脚部20の一側で、ある列における任意の二つの隣り合う脚部間の距離の半分にほぼ等しい距離のところに配置されることに注意すべきである。その結果としてもたらされる構成が図2に示される。同態様において、図1から分かるように、クレスト28、30はこれらの長さのほぼ半分にわたって隣り合うクレストに結合されるが、クレスト28、30は、隣り合う列A、B、C、D等間で千鳥状(互い違い)となる。
【0023】
図2はまた、熱交換器で一般的に使用されるタイプの38で示されるいわゆる扁平管内に挿入された切開オフセットフィンを示す。管38は、対向する平らな壁40、42を有し、これらの壁はその端部において丸く湾曲された壁44、46で連結される。通常の場合、クレスト28、30は、半田付けもしくは鑞付けなどにより壁40、42の内側に結合される。技術的に知られているように、結果としてもたらされる構造は、管38を提供する。管38は、多くの型種の熱交換器において切望されている。切開オフセットフィンは、管38に冶金学的に結合されているので、管38内を流れる流体からの熱は、管38の内部に追加の表面積を与える脚部20、22、24、26を介して側壁40、42へと容易に伝達され、もしくは該側壁から伝えられる。従って、切開オフセットフィンの熱伝導率が管38を通る熱交換流体の熱伝導率よりも大きい時はいつでも熱伝達が高められる。
【0024】
脚部20、22、24、26、及びクレスト28、30の内側縁はまた、それらの付近の流体流における境界層条件を解体し、及び/又は乱流を誘発する。よく知られているように、熱伝達流体における乱流の増加もしくは境界層効果の低減はまた、熱伝達を高め、この作用においても当該切開オフセットフィンは有効である。
【0025】
最終的には、熱交換流体が、管38をその扁平管形状からより丸い形状へと拡張するような比較的高い圧力で管38を通る場合、脚部20、22、24、26は、ウェブを補強する役割を果たし、これは、図2に示される構成において側壁40、42を維持するのに役立つ。
【0026】
図3は、本発明の方法を実施するために使用され得るロール成形機をいくぶん概略的に示す。図3の装置は模範的なものとして例示され、当業者は、他のタイプの成形設備が所望により使用可能であることを認識するであろう。
【0027】
図3に例示されるように、スピンドル50は、フィン形成ストリップ材52のロールを、スピンドル50周りの矢印54で示す方向に回転させるため、据え付けている。フィン材52の列は長さが決まっておらず、というのは、該列は、望ましいどのような長さでも可能であり、その選定は、製造目的に依存するからである。フィン材52は、一般に平面的な薄いストリップ56としてロールから剥がれ、脚部20、22、24、26に望まれる強度及び熱伝達特性に依存して、千分の数インチ以上の厚さを一般に有する。ストリップ56は、一般に58で示される成形路に沿って送り出され、該成形路58は、一連のロール成形組立体を含む。模範的な実施形態において、そのような組立体が六体利用され、これらは、一般的に60、62、64、66、68及び70と番号が付けられる。図1に示されるような四つの脚部のある切開オフセットフィンが形成される好ましい実施形態において、六体の上記組立体60〜70が存在する。しかしながら、該組立体の数は、製造中のフィンにおける脚部の数が増えるにつれ、後に明らかになる理由により増加する。
【0028】
これもまた四脚部フィンである好ましい実施形態において、ロール組立体60は、ストリップ56にスリッティング操作を行い、該操作において、位置合わせしたスリットの四つの列がストリップ56に形成される。該スリット列は、図1においてA、B、C及びDとして識別される脚部及びクレストの列と混同されるべきではない。逆に、該スリット列は、ストリップ56の縦方向(長手側)に伸長し、また、各列における(複数の)スリットは、ストリップの縦方向に同じ間隔を有すると共に、隣り合うスリット間及び隣り合う列間に同じ間隔を有する。加えて、ロール組立体は、各列において隣り合うスリット間のストリップ部分にクラウン(頂部)を形成し、ある列において、一方向に拡張するクラウンを有する部分と、反対方向に拡張するクラウンを有する残りの部分とが交互になる。その結果、図4に例示される構成となり、ここでは、ストリップ56の一側部からスリット80、82、84及び86が顕在化する。同時に、ロール組立体60は、脚部及びクレストの列A、B、C、D等(図1)のそれぞれにクラウン88、90、92、94及び96を形成する。これらのクラウン88、90、92、94、96は、最終的にクレスト28、30もしくは連結部32となり、ここで、部分的クレスト34、46が場合によっては最終成形フィンに設けられ得る。フィン材56の最初の面が図4にPで示される。最終的に脚部20、22、24、26を規定するストリップ部分100、102、104、106、108、110、112及び114がクラウン間に延在していることが分かる。図4に示されるように、これらのストリップ部分100〜114は、平面Pに対し小鋭角であり、換言すれば、該鋭角は、平面Pに対し45度未満であり、好ましくは15〜45度、最適には30度である。
【0029】
ロール組立体60を出て、成形路58に沿ってロール組立体62へと進行すると、フィン材56は図5に示される構成に形成される。ロール組立体62は、クレスト90、92及び94間に延在する部分104、106、108、110に作用して、これらを大鋭角、すなわち、平面Pに対し45度より大きくかつ90度未満の鋭角、より好ましくは46〜75度、更に好ましくはほぼ57〜60度の鋭角へと予備(事前)成形する。
【0030】
この成形は、二つの最も内側すなわち中央のスリット82、84の列の領域で行われ、最も外側のスリット80、86の列付近ではストリップ56をそのまま手付かずに残すことが見て取れる。この動作は予備成形操作と称され、該操作において、部分104、106、108、110は、これらは最終形状に向けて予備成形されるが、最終形状へと完全に曲げられるわけではない。
【0031】
ロール組立体62を出た後、図5に示される構成となった該ストリップは、ロール組立体64を通過し、ここでは図6に示される構成が出現する。ロール組立体64において、スリット80及び86及びそれらの列を包囲するストリップ部分100、102、112及び114は、上記したような大鋭角に曲げられる。この時、ストリップ部分104、106、108、110は、手付かずであり、ロール組立体62から現れた構成から変化しない。薄ストリップ56は、次いで、図6に示される構成でロール組立体66へと移動し、図7に示される構成でロール組立体66から出現する。ロール組立体66において、フィン部分104、106、108、110は、平面Pに対しおおむね垂直な位置に最終的に形成される。ロール組立体66において、フィン部分100、102、112及び114は変えられず、図6に示されたものと同じ形状で残される。
【0032】
ロール組立体66から現れた後、フィンストリップは、ロール組立体68へと入り、ここで、今度はフィン部分100、102、112及び114が平面Pに対し垂直に曲げられる。この際、フィン部分104、106、108及び110は、更なる作用は受けない。その結果、図1に示される最終構成に近い構成がもたらされる。
【0033】
ロール組立体68から出た後、図8に示される構成の該フィンストリップは、ロール組立体70へと移動され、ここで、該フィンストリップは理解される態様でサイズ調整される。該サイジング操作は、基本的に図8に示されるような構成をもたらすが、鑞付け及び/又は他の冶金学的結合が欠陥なく生じることを可能にするため、該フィンが管38のような管内に挿入された際の良好な接触を確実なものとするように、もともとクラウン88、90、92、94、96によって規定される全ての水平に延在する構成要素が、適切な平行面内にあることを保証する。許容誤差に対する優れた準拠が要求されない場合は、ロール組立体70は取り去られ得る。
【0034】
ロール組立体70で行われる上記サイジング操作後、該ストリップは、一般に120で示されるカッター組立体へと進められ、ここで、該ストリップは、次の管38内への挿入のため、所望の長さに切断され得る。
【0035】
上述したような方法のある特徴は以下である。第一に、ストリップ部分100、102、104、106、108、110、112、114の形成は、ロール組立体60、62、64、66もしくは68が、脚部の列A、B、C、D(図1)の任意の一列における二つを上回る該ストリップ部分を曲げるようには動作しないようになされる。そのようなストリップ部分の曲げ工程には次の点も観察される。すなわち、当該曲げ工程は、ストリップにおける二つの中央すなわち最も内側の部分で開始され、次に、これらから外側へ、中央の両側における二つの次の最も内側の部分へと移り、また、該工程は進行を続け、任意の一定時間で列A、B、C、Dの任意の一列におけるわずか二つの部分に作用する。これは、金属の薄化を除去し、並びにロール組立体の設計を簡易化する。四つを超える脚部を有する切開オフセットストラップの製造において、上記同様の一般的な種類の装置が使用され得ることにも留意すべきである。各追加の二つの脚部に対し、該装置、及びすぐ上で述べたような適切なシーケンスに二つのロール組立体を加えることのみが必要である。
【0036】
一般的に、ロール組立体62及び64内で起こる上述したような予備成形操作は、ロール組立体66及び68において行う最終成形の前に実行される。しかしながら、多くの例において、二列のスリットにおける部分を予備成形し、次いで、異なる組のスリット列における部分を予備成形する前に、上記二列のスリットにおける部分を最終成形することが望ましいかもしれない。特に、ストリップ部分100、102、112、114に予備成形操作を行う前に中央すなわち最も内側のストリップ部分104、106、108、110を、図7に示されるそれらストリップ部分の構成へと最終成形することが望ましいかもしれない。この方法では、遮られていない中央チャネルすなわちスペース122(図7)が、成形工程において早めに形成され、該スペース122は、次のロール組立体を通じて、当該ストリップのためのガイドとして機能するよう、ロール組立体の真ん中においてフラットディスク等と共に使用され得、これにより製造公差を改善する。
【0037】
次に図9〜15を参照してロール組立体60の構造が記述される。ロール組立体60は、一般に124で示される上ロールと、一般に126で示される下ロールとを含む。各ロール124及び126は、複数のディスク128から構成され、これらのディスクは互い積層され、端部ディスク130間に挟まれる。ロール124及び126は、平行なそれぞれの軸(図示せず)周りに回転でき、成形路58の第1部分を規定するように内側が形作られている。図9から分かるように、種々のディスクには丸付き参照番号が与えられる。「1」、「2」、「3」及び「4」と表示されたディスクは、輪郭ディスク、換言すれば、これらディスクは歯のある周面を有するのに対し、残りのディスクは、おおむね円筒(円柱)状で、後に記載される表1及び2に示した寸法を有する。ディスク「1」及び「2」は、ディスク「3」及び「4」と同様に、二つの隣り合う歯の中心線間の距離に等しい角距離分だけ回転軸に互い違いに配置される点を除き同一である。図9から認識され得るように、ディスク「1」は軸に沿う四つの位置で「2」と向き合う。図10〜12は、ディスク「1」及び「2」の構造、並びに、これらディスク「1」及び「2」のいくつかの寸法を示す。ディスク「1」及び「2」は、周囲の半径方向外側に伸長する歯132及び134を含み、これら歯132及び134は互いに交互になり、図示される寸法を有する間隙136分だけ離される。図11及び12から理解され得るように、歯132は、部分的斜面138が設けられた半径方向外側面を有し、該斜面138は、該ディスクの両側部間の中間の地点140から30度の角度で延在する。ディスク134は、該ディスクの一側部から他側部へと伸長する30度の斜面142を有し、該ディスク132、134は、各ロール124、126に設置され、その結果、ロール124の歯132は、ロール126の歯134間に伸び、逆もまた同様である。
【0038】
図13〜15は、ディスク「3」及び「4」の輪郭を示す。当然のことながら、ディスク「3」は、対応するディスク「1」に対し境を接することが企図され、一方、ディスク「4」は、対応するディスク「2」に対し境を接することが企図される。ディスク「3」及び「4」は、スロット152で離隔された一連の歯150を含み、このスロット152は、ディスク「1」及び「2」のスロット136よりも著しく大きい角度範囲を有する。特に、スロット152は、図13に例示された寸法を有する。スロット152は底面154を有し、該底面154は、図13に例示される直径を有するシリンダーの一部である。歯150は、30度の傾斜が付けられた外側面156を有する。実際には、斜面156が歯132における斜面138の続きを成すように、ディスク「3」がディスク「1」に対して隣接され、ディスク「4」がディスク「2」に対して隣接される。
【0039】
上記を考慮すると、当然のことながら、図4に示されるような部分100、102、104、106、108、110、112、114間の交互(千鳥)配置を形成するように、上ロール124におけるある一定の歯のための斜面142は、下ロール126の斜面138、156によって形成されるベベル(斜面)と噛み合い、逆もまた同様である。
【0040】
図16〜22を参照すると、ロール組立体62が記載される。特に図16を参照して、ロール組立体62は、上ロール160と下ロール162とを含み、これらロール160、162は、ロール組立体62付近に成形路58を規定する。また、各ロール160、162は、端部ディスク130間に重ねられ、かつ平行な軸周りに回転可能となる積層ディスク128から構成される。ディスク「1」及び「2」は、ディスク「3」及び「4」と同様に、前述した同種のオフセットを除き、互いに同一である。残りのディスクは、全て円筒(円柱)状であり、後の表に例示される構成を有する。
【0041】
図17はディスク「1」及び「2」の構造を示し、該構造は、半径方向に拡張する周囲の歯を含むことが理解され、該歯は、間隙168で分けられた長歯164と短歯166とを含む。短歯166は、図18に示され、その一側部において小さい半径172を持つ円筒(円柱)状の外面170を有する。長歯166は、該歯の一側部から他側部へと伸びる傾斜が付けられた外側面174を有する。該斜面174は、およそ60度であり、図19では57度で示される。注意すべきことは、図17〜19に示されるディスクは、ロール組立体62のディスク「1」及び「2」として機能するのみならず、ロール組立体64におけるディスク「1」及び「2」としての役割も果たす点であり、この点に関しては更に記述はしない。
【0042】
ロール組立体62及びロール組立体64の両方におけるディスク「3」及び「4」は、間隙182で分けられた半径方向外側に拡張する歯180を含む輪郭を有する。各間隙の底面184は、図21で示されるよう円筒(円柱)状であり、一方、各歯180は傾斜が付けられた外側面186を有する。該外側面186は、おおよそ60度の角度で傾斜され、図22においては57度で示される。
【0043】
図17及び図20に示されるディスクは、1番ディスクが4番ディスクの間隙182内へと広がる長歯164を有し、一方、2番ディスクが3番ディスクのスロット182内へと広がる長歯164を有するように配列される。この配置構成は、図5に示されるような部分104、106、108、110の構成を準備する。
【0044】
ロール組立体64(図3)が図23に示され、該組立体64は、一般に190で示される上ロールと、一般に192で示される下ロールとを含み、これら上下ロールは、該ロール組立体64付近に成形路58を規定する。ロール組立体62において「1」、「2」、「3」及び「4」で示されるディスクは、図17〜22に示されたもので、既述した。他の番号のディスクの全ては、おおむね円筒(円柱)状であり、下記の表に示される寸法を有する。ロール組立体62は、ストリップ部分100、102、112、114を、図6に示される構成に形成するように機能する。
【0045】
図24はロール組立体66を示し、これは、上述したロール組立体と同様に、ディスクの積み重ねを含む。図24に示されるディスクのうち、1番及び2番ディスクのみ輪郭が描かれ、残りのディスクは、下記の表に示した寸法を持つおおむね円筒状のものである。いくつかの場合、5番ディスクと同様に、角は図示のように小さい半径を有する。
【0046】
図25〜27を参照して、1番及び2番ディスクはこれもまた同一であり、上述した交互配置関係における積み重ねに配置される。これらディスクの周辺部は、スロット196で分離された半径方向外側に拡張する歯194を含む。図26は、典型的な歯194の断面を示し、該歯は、その一側部において小さい半径200を持つ円筒状外側面198を有する。スロット196の底部202は、図27に示されるように円筒状である。1番ディスク上の歯194は、2番ディスク上のスロット196に入り、逆もまた同様である。図24〜27に示されるロール組立体は、図7に示される構成を作り出すためにストリップに作用し、換言すれば、図7に示されるようなストリップ部分104、106、108、110に作用する。また、上記したロール組立体の場合と同様に、ロール組立体66は、一般に200で示される上ロールと、一般に202で示される下ロールとを含む。
【0047】
図28はロール組立体68を示し、該組立体はその付近に成形路58の一部を形成する。また、一般に204及び206によってそれぞれ示される上ロール及び下ロールが、当該ロール組立体68を成す。ロール組立体68は、ディスク「1」及び「2」のような、ロール組立体66の説明に関連して上述した構成を有する輪郭を出すディスクを利用する。残りのディスクは円筒状で、表1及び2に示した寸法を有する。ディスク「1」及び「2」は、ストリップ部分100、102、112、114に作用して、これら部分を図8に示される構成に配置する。両縁部が丸みを付けられた基本的に円筒状のディスクである5番ディスクは、案内目的のため、ストリップ部分106、108間のチャネル122(図7)に入るが、チャネル122の変形を防ぐため、チャネル122を形作らない。
【0048】
サイジングロール組立体であるロール組立体70が図29に示され、該組立体70は、上ロール210及び下ロール212を含み、該上下ロールは、好ましくはそれぞれ一体構造である。上ロール210は、基本的に円筒状の外側面214を有し、外側面214は、二つの離隔した半径方向外側に突出する環状の凸部216を含み、これら凸部216の半径方向外側面220は、基本的に円筒状であるが、丸みが付けらた角が設けられている。下ロール212も、おおむね円筒状の外側面220を含み、外側面220には、二つの内側に拡張する周囲の溝が設けられ、該溝は、半径方向外側に伸びる環状のリブ224によって分離された底面222を有する。リブ224の外径は、円筒面220の外径と同じである。操作において、リブ216は、ストリップ部分102及び104及び110及び112間の空間に入り、その一方、凸部224は、ストリップ部分106及び108間の間隙122に入る。その上、溝222の軸方向外側側壁は、ストリップ部分100及び114と係合する。
【0049】
実際上の成形は、ロール60〜68によって実現されるのに対し、図29に示されるサイジングロール組立体70は、最終成形フィンが所望の許容誤差の範囲内であることを保証することを企図し、すなわち、ロール組立体62〜68に使用される種々のディスクの積み上げの許容誤差もしくはわずかな位置合わせ不良の結果として上記成形工程から生じるいかなる欠陥をも取り除くことを企図する。この点が問題ない場合、ロール組立体70は省かれ得る。
【0050】
次の表1及び2は、図9〜29にしめされた寸法を補足する。
【表1】
Figure 2005500167
【表2】
Figure 2005500167
【0051】
もちろん、たった二つの脚部が任意のロール組立体において形成されることを念頭におきつつ、図面及び上記記載は四つの脚部の切開オフセットフィンを扱ったが、輪郭ディスクを有する追加のロール組立体を、上述しまた図面に示した上記一般のシーケンスにおいて単に追加することにより、より多い脚部を有するフィンが提供され得ることを繰り返し記載する。
【0052】
本発明の使用は、従来のスティッチング機において得られた生産速度よりも少なくとも大きいオーダーの生産速度での切開オフセットフィンの成形をもたらすことが分かっている。従って、生産時間は、本発明の使用を通じて著しく改善される。更には、スティッチング機を使用する場合と同様にフィンの長さに制限がない。操作のまさに本質は、未定の長さのフィンが製造され得、次いで所望の長さに切断され、この所望の長さは、長い扁平管を使用する場合、スティッチング機を通じて得られるフィン長に比べ著しく長いであろう。これは、フィンの管内への挿入を簡易化し、かつ、二以上のスティッチ成形フィンをある一定の管の全長にわたって設けるために該フィンが該管に挿入される場合のフィン間の隙間が生じる可能性を除去する。これはまた、複数の内部フィン間の隙間が生じる可能性を除去することにより、内部圧力に対する管の一体性(保全性)を保証する。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本発明の一実施形態によって製造された切開オフセットフィンの破断斜視図である。
【図2】熱交換器用の扁平管に結合され該管内に適合された切開オフセットフィンを示す断面図である。
【図3】本方法を実行するために使用され得る装置のいくぶん概略的な図である。
【図4】本方法の一実施形態における種々の工程の実行後に出現する、フィン形成材からなるストリップの端面図である。
【図5】本方法の一実施形態における種々の工程の実行後に出現する、フィン形成材からなるストリップの端面図である。
【図6】本方法の一実施形態における種々の工程の実行後に出現する、フィン形成材からなるストリップの端面図である。
【図7】本方法の一実施形態における種々の工程の実行後に出現する、フィン形成材からなるストリップの端面図である。
【図8】本方法の一実施形態における種々の工程の実行後に出現する、フィン形成材からなるストリップの端面図である。
【図9】フィン形成材料からなるストリップを図4の構成に形成する、図3の装置に使用される一のロール組立体の破断分解断面図である。
【図10】図9の組立体に使用される切断輪郭ディスクを示す拡大破断側面図である。
【図11】図10の11−11線にほぼ沿う断面図である。
【図12】図10の12−12線にほぼ沿う断面図である。
【図13】図9の組立体に使用される異なる切断輪郭を示す図10と同様の図である。
【図14】図13の14−14線にほぼ沿う拡大破断断面図である。
【図15】図13の15−15線にほぼ沿う拡大破断断面図である。
【図16】図5に示されるフィン形状を製造するために使用されるロール組立体の構成を示す図9と同様の図である。
【図17】図16及び図23に示されるロール組立体に使用される切断ディスクの曲げ輪郭の破断側面図である。
【図18】図17の18−18線に沿う拡大破断断面図である。
【図19】図17の19−19線にほぼ沿う拡大破断断面図である。
【図20】図16及び図23のロール組立体に使用される切断輪郭の破断拡大図である。
【図21】図20の21−21線に沿う拡大破断図である。
【図22】図20の22−22線にほぼ沿う拡大破断断面図である。
【図23】図6に示されたフィンストリップ構造を製造するために使用される別のロール組立体を示す図9と同様の図である。
【図24】図7に示されたフィンストリップ構造を製造するために使用される更に別のロール組立体を示す図9と同様の図である。
【図25】図24及び図28のロール組立体に使用される切断輪郭の拡大破断図である。
【図26】図25の26−26線にほぼ沿う拡大破断断面図である。
【図27】図25の27−27線にほぼ沿う拡大破断断面図である。
【図28】ストリップを図8に示される構成に形成するために使用されるロール組立体の破断断面図である。
【図29】フィンストリップが図8に示される構成に成形された後、該フィンストリップをサイジングするために使用されるロール組立体の拡大分解破断断面図である。
【符号の説明】
【0054】
20 第1脚部
22 第2脚部
24 第3脚部
26 第4脚部
28、30 クレスト/頂部
36 クレスト/底部
38 扁平管
52 フィン形成ストリップ材
56 ストリップ
58 成形路
60、62、64、66、68、70 ロール成形組立体
88、90、92、94、96 クラウン

Claims (22)

  1. 「n」個の脚部を有する所望の長さの伸長切開オフセット熱伝達フィンを製造する方法であって、
    a)薄い金属からなる未定長の連続的に細長いほぼ平坦なストリップを、成形路に沿って該ストリップの長手である縦方向に前進させ、
    b)前記成形路において、
    i)まず、前記ストリップにn列の短間隔スリットを形成し、ここで、該列はほぼストリップの縦方向に伸び、かつ、スリットは該縦方向に対しほぼ横方向にあり、
    ii)各列における隣り合うスリット間のストリップ部分にクラウンを形成し、その際、ある列において、一方向に拡張するクラウンを有するストリップ部分と、反対方向に拡張するクラウンを有する残りのストリップ部分とを交互にし、
    iii)二つの最も内側の列のストリップ部分を各列のスリット及びクラウンの対向端部において曲げて脚部を部分的に形成することにより、二つの最も内側の脚部を予備成形し、
    iv)二つの次の最も内側の列のストリップ部分を各列のスリット及びクラウンの対向端部において曲げることにより、二つの次の最も内側の脚部を予備成形し、
    v)二つの最も外側の脚部が予備成形されるまで工程iv)を繰り返し、
    vi)二つの最も内側の列の前記ストリップ部分を、該二つの最も内側の各列のスリット及びクラウンの対向端部において更に曲げることにより、二つの最も内側の脚部を該脚部がストリップ面をほぼ横断する方向となるように最終的に成形し、
    vii)二つの次の最も内側の列の前記ストリップ部分を、該二つの次の最も内側の各列のスリット及びクラウンの対向端部において更に曲げることにより、二つの次の最も内側の脚部を該脚部がストリップ面をほぼ横断するように最終的に成形し、
    viii)前記二つの最も外側の脚部が最終的に成形されるまで工程vii)を繰り返し、
    c)前記脚部をサイジングし、かつ、
    d)前記ストリップを所望の長さのフィンに切断することを特徴とする方法。
  2. 前記工程b)のi)及びii)は同時に行われる請求項1の方法。
  3. 前記工程a)、b)及びc)はロールで行われる請求項1の方法。
  4. 熱交換器に使用するための切開オフセットフィンを製造する方法であって、
    a)ほぼ平坦な細長く薄いストリップを、成形路に沿って該ストリップの長手である縦方向に前進させ、
    b)前記成形路において、
    i)前記ストリップに複数列の短間隔スリットを形成し、ここで、該列はストップの縦方向に伸び、かつ、スリットは該ストリップの縦方向に対しほぼ横方向にあり、
    ii)各列における隣り合うスリット間に、ストリップ面から反対方向に拡張するクラウンを交互に形成して、隣り合う列の隣り合うクラウン間に延在するストリップ部分が脚部へと成形され得るように、隣り合う列における隣り合うクラウンもストリップ面から反対方向に拡張し、
    iii)前記ストリップ部分がストリップ面に対し大鋭角で延在するまで該ストリップ部分を曲げ、その際、該ストリップ部分に対する曲げを、一時にせいぜい前記列のうちの二列に制限することを特徴とする方法。
  5. 前記工程b)の後、前記ストリップを所望の長さの区分に切断する工程が行われる請求項4の方法。
  6. 前記工程b)のiii)は、二つの最も外側の列で開始され、次に二つの次の最も内側の列で行われ、次いで二つの次の最も内側の列で行われ、これが、二つの最も外側の列が曲げられるまで一度に二列繰り返し行われる請求項4の方法。
  7. 前記工程b)はロール成形装置を用いて行われる請求項4の方法。
  8. 前記工程b)のii)は、前記ストリップ部分がストリップ面から小鋭角で延在する脚部へと成形される予備成形工程を規定する請求項4の方法。
  9. 前記工程b)のiii)は、前記ストリップ部分がストリップ面をほぼ横断する方向に延在するまで、少なくとも二段階で行われる請求項4の方法。
  10. 前記工程b)のi)及びb)のii)は同時に行われ、ここで、工程bのii)は、前記ストリップ部分がストリップ面から小鋭角で伸長する脚部へと成形される成形工程を規定し、また、工程iii)は、前記ストリップ部分がストリップ面から大鋭角で伸長する脚部へと成形される第1段階と、前記ストリップ部分がストリップ面をほぼ横断する方向である脚部へと成形される第2段階とを含む二段階で行われる請求項4の方法。
  11. 熱交換器に使用するための切開オフセットフィンを製造する方法であって、
    a)ほぼ平坦な形状の細長い薄いストリップを成形路に沿って該ストリップの長手である縦方向に前進させ、
    b)前記成形路において、
    i)前記ストリップに複数列の短間隔スリットを形成し、ここで、該列はストリップの縦方向に伸び、かつ、スリットは、ストリップの縦方向に対しほぼ横方向にあり、
    ii)各列における隣り合うスリット間に、ストリップ面から反対方向に拡張するクラウンを交互に成形して、隣り合う列の隣り合うクラウン間に延在するストリップ部分が脚部へと成形され得るように、隣り合う列における隣り合うクラウンもストリップ面から反対方向に拡張し、
    iii)前記ストリップ部分がストリップ面をほぼ横断する方向に拡張する脚部を規定するまで、複数の少なくとも二つの連続する段階において前記ストリップ部分を曲げることを特徴とする方法。
  12. 前記ストリップは未定の長さであり、前記工程b)のiii)の後、ストリップを所望の長さの区分に切断する工程d)が行われる請求項11の方法。
  13. 前記工程b)のiii)の後、工程d)が行われ、その前に、工程b)のiii)によって得られた伸長切開オフセットフィンをサイジングする工程が行われる請求項11の方法。
  14. 前記工程b)は、ロール成形装置において行われる請求項11の方法。
  15. 「n」個の脚部を有する伸長切開オフセット熱伝達フィンを製造する方法であって、
    a)フィン形成材料からなる細長いほぼ平坦なストリップを、成形路に沿って該ストリップの長手である縦方向に前進させ、
    b)前記ストリップに「n」列の横方向のスリットと、スリットの端部中間位置において各列の隣り合うスリット間に延在するクラウンとを形成し、各列において隣り合うクラウンは反対側に向けられ、
    c)その後、各列における各クラウン及び隣り合うスリットの端部において実質上鋭角までストリップを曲げ、該曲げが生じる該端部は、隣り合うスリットに対し列の一側部から他側部へと交互となることを特徴とする方法。
  16. 前記実質上鋭角は約90度である請求項15の方法。
  17. 前記工程c)は、少なくとも二つの連続的な操作において行われる請求項15の方法。
  18. 前記連続的な操作の主要なものは、実質的に前記実質上鋭角未満の鋭角まで曲げること、及び、その後、該実質上鋭角へと曲げることを含む請求項17の方法。
  19. 「n」は、四もしくはそれを上回る偶数の整数であり、前記操作の一つは、前記列の選択された最初の二つを最初に曲げることを含み、他の前記操作は、その後、前記列の選択された異なる二つで曲げることを含む請求項17の方法。
  20. 前記列の選択された最初の二つは、二つの中央に位置する列である請求項19の方法。
  21. 工程c)の後、脚部をサイジングする工程が行われる請求項19の方法。
  22. 「n」個の脚部を有する伸長切開オフセット熱伝達フィンを製造する方法であって、
    a)フィン形成材料からなる細長いほぼ平坦なストリップを、フィン成形路に沿って該ストリップの長手である縦方向に前進させ、
    b)前記ストリップに「n」列の横方向のスリットと、スリットの端部中間位置において各列の隣り合うスリット間に延在するクラウンとを形成するロールを使用し、各列において隣り合うクラウンは反対側に向けられ、
    c)その後、各列における各クラウン及び隣り合うスリットの端部において実質上鋭角までストリップを曲げる少なくとも一つのロールを使用し、該曲げが生じる該端部は、隣り合うスリットに対し列の一側部から他側部へと交互となることを特徴とする方法。
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