JPS642109Y2 - - Google Patents

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JPS642109Y2
JPS642109Y2 JP18319183U JP18319183U JPS642109Y2 JP S642109 Y2 JPS642109 Y2 JP S642109Y2 JP 18319183 U JP18319183 U JP 18319183U JP 18319183 U JP18319183 U JP 18319183U JP S642109 Y2 JPS642109 Y2 JP S642109Y2
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JP
Japan
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dust
sliding door
collection box
clean room
dust collection
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JP18319183U
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JPS6089538U (ja
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  • Cleaning In General (AREA)
  • Ventilation (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、クリーンルームの防塵装置に係り、
更に詳しくはクリーンルームの引戸部分に発生す
る塵挨を除去し、空気の清浄度を維持することを
目的とするクリーンルームの防塵装置に関する。
この目的を達成する為に、開閉引戸の上部に排
気ダクトを連通した集塵ボツクスを配設したこと
を特徴とする防塵装置を提供するものである。
クリーンルームにおいては、空気が清浄である
ことが絶対条件とされる為、ルーム内の換気によ
る清浄作用はもちろんのこと壁部、天井部等の表
面仕上げ材においても防塵処理がなされている。
ところが、塵挨の発生しやすいのは前記静止状
態にある部分よりも動きの激しい出入口の様な部
分である。例えば開閉引戸の開閉に伴うガイドレ
ールと戸車との摩耗により塵挨が発生し、クリー
ンルームの清浄度に悪影響を及ぼしている。
従つて、出入口にこそ防塵対策を行なう必要が
あるが、従来は既製の手動式若しくは自動式の引
戸をそのまま用いていることが多い。
本考案は上記問題点に鑑み案出されたもので、
クリーンルームの開閉引戸部分に発生する塵挨を
集塵ボツクスを介して排気ダクトにより除去し、
クリーンルーム内空気の清浄度を維持することの
できる簡易な防塵装置をその概要とする。
以下、添付図面を参照しつつ本考案の防塵装置
を詳細に説明する。
第1図は、本考案の防塵装置が配設された開閉
引戸部分の一部省略した斜視図である。
クリーンルームCとC′の開閉引戸部分は、開閉
引戸2と下り壁3とにより構成されており、開閉
引戸上端21は、下り壁3の開口部枠31より上
部にある。
本考案に係る集塵ボツクス1は略直方体形状で
あり、長手方向の長さは開閉引戸2の長さとその
ドアストロークを足したものと略同一である。
そして該集塵ボツクス1は開閉引戸2上部に下
り壁3から取付けられている。
詳述すれば、集塵ボツクス1は、その下端1′
が開閉引戸上端21よりやや下にある状態で、す
なわち後述の戸車及びガイドレール全体を覆う様
な状態で下り壁3に取付けられているのである。
尚、集塵ボツクス1と連通する排気ダクト11
は、通常外観意匠上から天井裏Aに設置されるの
で集塵ボツクス1はその略上半分が天井裏Aにあ
るという構成を採るが、排気ダクト11、及び集
塵ボツクス1の形状や構造は本実施例に限定され
ることはない。
次いで、第2図の断面図で本防塵装置の構造を
更に詳しく説明する。
開閉引戸2は、その上枠21に取付けられた戸
車22が、下り壁3に取着されたガイドレール3
2上を転動することにより円滑に開閉される。し
かしガイドレール32上を転動する戸車22は、
ガイドレール32の間に摩擦が生じ、この摩擦に
よる戸車22又はガイドレール32に摩耗が生じ
この摩耗を発生原因とした塵挨4が生ずる。斯か
る塵挨4は集塵ボツクス1が戸車22及びガイド
レール32全体を覆う様に取付けられているの
で、該集塵ボツクス1の集塵作用によりクリーン
ルームC,C′に侵入することがない。しかも常時
駆動する排気ダクト11によつて速やかに、かつ
強制的に矢印Xの方向に吸引排除される。
従つて、塵挨4がクリーンルームC,C′に侵入
することがなく、クリーンルームC,C′内の空気
の清浄度が維持される。
更に、開閉引戸2の開閉の際、引戸下端23と
床面Bとの間の摩擦により少量の塵挨4′が発生
するが、斯る塵挨4′は排気ダクト11の吸引力
により、矢印Yの示す様に集塵ボツクス1と開閉
引戸2との間のわずかな隙間を通つて、若しくは
矢印Zの示す様に開閉引戸2と下り壁3の間のわ
ずかな隙間を通つて前述と同様に排気ダクト11
から排除される。
尚、前記集塵ボツクス1には、表面を防塵処理
した、例えばメラミン焼付鋼板等を使用すれば耐
久的にも秀れる丈でなく外観上も美感を呈する。
又、集塵ボツクス1には、内部を点検する為の
開口扉12を設けておけば、必要に応じて点検
し、かつ底面に蓄積した塵挨を取り除くこともで
きる。
更に、本実施例ではクリーンルーム内の開閉部
分が開閉引戸による場合について説明したが、本
考案の防塵装置はこれに限定されることはなく、
例えば、開閉ヒンジや蝶番による開閉扉にも応用
することができる。
以上の様に、本考案のクリーンルームの防塵装
置は、簡単な集塵ボツクスと排気ダクトから成
り、これらをクリーンルームの開閉引戸上部に設
置するという安価な対応策で開閉引戸部分に発生
する塵挨がクリーンルーム内に侵入するのを防止
することができる。
而して、本考案のクリーンルームの防塵装置
は、技術的にも経済的にも極めて実用的効果の高
いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る防塵装置が配設された
開閉部分の一部省略した斜視図である。第2図
は、第1図のa−a線断面図である。 1……集塵ボツクス、11……排気ダクト、2
……開閉引戸、3……下り壁、4……塵挨、C,
C′……クリーンルーム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 クリーンルームの開閉引戸上部に設けた戸車
    を、下り壁に取付けたガイドレール上に転動させ
    るものにおいて、 集塵ボツクスを、前記戸車及びガイドレール全
    体を覆つた状態で、かつ排気ダクトと連通させて
    設けたことを特徴とするクリーンルームの防塵装
    置。
JP18319183U 1983-11-28 1983-11-28 クリ−ンル−ムの防塵装置 Granted JPS6089538U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18319183U JPS6089538U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 クリ−ンル−ムの防塵装置

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JP18319183U JPS6089538U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 クリ−ンル−ムの防塵装置

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Publication Number Publication Date
JPS6089538U JPS6089538U (ja) 1985-06-19
JPS642109Y2 true JPS642109Y2 (ja) 1989-01-18

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ID=30396533

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JP18319183U Granted JPS6089538U (ja) 1983-11-28 1983-11-28 クリ−ンル−ムの防塵装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60129539A (ja) * 1983-12-16 1985-07-10 Hitachi Ltd 空気清浄装置

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Publication number Publication date
JPS6089538U (ja) 1985-06-19

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