JPS641266Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS641266Y2 JPS641266Y2 JP5474885U JP5474885U JPS641266Y2 JP S641266 Y2 JPS641266 Y2 JP S641266Y2 JP 5474885 U JP5474885 U JP 5474885U JP 5474885 U JP5474885 U JP 5474885U JP S641266 Y2 JPS641266 Y2 JP S641266Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- container
- outer periphery
- knob
- broken line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000015243 ice cream Nutrition 0.000 description 5
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 2
- 231100000614 poison Toxicity 0.000 description 2
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 1
- 230000036506 anxiety Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 1
- 239000002574 poison Substances 0.000 description 1
- 230000007096 poisonous effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、胴部内面に環状凹所を設け凹所に蓋
の外周を嵌合させて閉止した容器、例えばアイス
クリーム容器に関し、特に改ざん防止を図つた容
器に関するものである。
の外周を嵌合させて閉止した容器、例えばアイス
クリーム容器に関し、特に改ざん防止を図つた容
器に関するものである。
〈従来の技術〉
従来のアイスクリーム容器は、一般にカツプ状
容器の胴部内面に環状凹所を設け該凹所に蓋の外
周を嵌合させて閉止する構造となつており、蓋を
開くには単に蓋のつまみを手で摘んで上に引き上
げるのみでよかつた。
容器の胴部内面に環状凹所を設け該凹所に蓋の外
周を嵌合させて閉止する構造となつており、蓋を
開くには単に蓋のつまみを手で摘んで上に引き上
げるのみでよかつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉
最近、食品、薬品等に毒薬を混入するという悪
質な犯罪が発生しており、重大な社会問題となつ
て来た。ところが、従来のアイスクリーム容器で
は、上記の如く蓋を開くには、単に蓋を上に引き
上げ、蓋外周を胴部の環状凹所から外すのみでよ
いので、一旦開封しても痕跡が何等残らず、従つ
て犯罪者が蓋を開き、アイスクリーム内に毒物を
混入した後、蓋を元の通りに戻すと、最初の状態
と全く変わらず、改ざんの有無が全く判別出来な
いという問題点があつた。このため、消費者に多
大の不安を与えることとなり、改ざんの有無が一
目で判るような改ざん防止容器が望まれてきた。
質な犯罪が発生しており、重大な社会問題となつ
て来た。ところが、従来のアイスクリーム容器で
は、上記の如く蓋を開くには、単に蓋を上に引き
上げ、蓋外周を胴部の環状凹所から外すのみでよ
いので、一旦開封しても痕跡が何等残らず、従つ
て犯罪者が蓋を開き、アイスクリーム内に毒物を
混入した後、蓋を元の通りに戻すと、最初の状態
と全く変わらず、改ざんの有無が全く判別出来な
いという問題点があつた。このため、消費者に多
大の不安を与えることとなり、改ざんの有無が一
目で判るような改ざん防止容器が望まれてきた。
本考案はかかる要望に基づいてなされたもの
で、蓋を一旦開封するとその痕跡が残り、従つて
蓋を再度閉じても容易に開封の有無を判別し得る
改ざん防止容器を提供することを目的とするもの
である。
で、蓋を一旦開封するとその痕跡が残り、従つて
蓋を再度閉じても容易に開封の有無を判別し得る
改ざん防止容器を提供することを目的とするもの
である。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案は特に第１図乃至第３図に示す如く、容
器本体１と蓋２とからなる容器に於いて、蓋２の
外周につまみ３を設けかつこのつまみ３の近傍に
蓋外周から内部に向かう破れ線４とこれの途中の
一部に連設された枝状破れ線５とよりなる線状弱
部を設け、これによつて改ざんを効率良く防止し
ようとするものである。
器本体１と蓋２とからなる容器に於いて、蓋２の
外周につまみ３を設けかつこのつまみ３の近傍に
蓋外周から内部に向かう破れ線４とこれの途中の
一部に連設された枝状破れ線５とよりなる線状弱
部を設け、これによつて改ざんを効率良く防止し
ようとするものである。
〈作用〉
本考案に係る容器は蓋２の外周につまみ３を設
け、かつこのつまみ３の近傍に蓋外周から内部に
向かつて、途中の一部に枝状破れ線５を持つた破
れ線４を設けると共にこの破れ線４の途中に枝状
の線状弱部を設けたので、つまみ３を引つ張ると
破れ線４，５によつて構成された線状弱部５が破
断され、切断線が複雑に入り組んだ状態に形成さ
れるので、この引裂部分を元の状態に貼着して復
元することを困難ならしめることが出来る。
け、かつこのつまみ３の近傍に蓋外周から内部に
向かつて、途中の一部に枝状破れ線５を持つた破
れ線４を設けると共にこの破れ線４の途中に枝状
の線状弱部を設けたので、つまみ３を引つ張ると
破れ線４，５によつて構成された線状弱部５が破
断され、切断線が複雑に入り組んだ状態に形成さ
れるので、この引裂部分を元の状態に貼着して復
元することを困難ならしめることが出来る。
〈実施例〉
図により本考案に係わる容器の一実施例を具体
的に説明すると、第１図乃至第３図に於いて、１
はアイスクリーム等を収納し得る内部に凹所を有
する容器本体であり、２はこの本体１の凹所に外
周を嵌合させて固定し得る蓋であり、この蓋２の
外周にはつまみ３が突設されている。又、蓋２の
つまみ３の近傍には蓋の外周から内部に向かつて
２本の破れ線４とこの破れ線４の途中の一部に連
設された枝状破れ線５とよりなる線状弱部が設け
られている。
的に説明すると、第１図乃至第３図に於いて、１
はアイスクリーム等を収納し得る内部に凹所を有
する容器本体であり、２はこの本体１の凹所に外
周を嵌合させて固定し得る蓋であり、この蓋２の
外周にはつまみ３が突設されている。又、蓋２の
つまみ３の近傍には蓋の外周から内部に向かつて
２本の破れ線４とこの破れ線４の途中の一部に連
設された枝状破れ線５とよりなる線状弱部が設け
られている。
上記実施例に於ける破れ線４は第４図に示す如
く、蓋２の上下よりその途中迄切線４ａ，４ｂを
設けることによつて構成出来、かつ切線４ａの内
側に切線４ｂが来る如く設けることが可能であ
る。又第３図等に示す如く、破れ線４の一部の途
中を断続して構成することも可能である。
く、蓋２の上下よりその途中迄切線４ａ，４ｂを
設けることによつて構成出来、かつ切線４ａの内
側に切線４ｂが来る如く設けることが可能であ
る。又第３図等に示す如く、破れ線４の一部の途
中を断続して構成することも可能である。
更に上記実施例に於いては蓋２にほぼ平行する
２本の破れ線４を穿設したが、第６図に示す如き
一本の傾斜した破れ線４とこれに接続する枝状の
破れ線５とよりなる線状弱部を設け、この破れ線
４の側方に数本の折線又は半切線６を設けること
も可能である。
２本の破れ線４を穿設したが、第６図に示す如き
一本の傾斜した破れ線４とこれに接続する枝状の
破れ線５とよりなる線状弱部を設け、この破れ線
４の側方に数本の折線又は半切線６を設けること
も可能である。
又上記実施例に於ける破れ線４，５よりなる線
状弱部の破れ易さは、容器１の環状凹所に嵌合し
た蓋２のつまみ３をつまんで引き上げる際に、蓋
２が外れる前にこの部分が破れるように構成され
ている。
状弱部の破れ易さは、容器１の環状凹所に嵌合し
た蓋２のつまみ３をつまんで引き上げる際に、蓋
２が外れる前にこの部分が破れるように構成され
ている。
本考案は上記構成としたので、第５図に示す如
く蓋２を開くに当たつてつまみ３を指でつまんで
上に引き上げると、蓋２が破れ線４及び枝状破れ
線５に沿つて破れ、次いで蓋外周が胴部の環状凹
所から外れて開封される。この際、環状凹所と蓋
２の外周との嵌合がきつくても、蓋２が破れ線４
と枝状破れ線５のところで破れるので、逃げがで
き容易に蓋２を外すことができる。又、一旦開封
すると、破れ線４と枝状破れ線５とが破れてしま
うので、開封の痕跡が残り、従つて開封後再度蓋
をしても容易に見分けることができる。
く蓋２を開くに当たつてつまみ３を指でつまんで
上に引き上げると、蓋２が破れ線４及び枝状破れ
線５に沿つて破れ、次いで蓋外周が胴部の環状凹
所から外れて開封される。この際、環状凹所と蓋
２の外周との嵌合がきつくても、蓋２が破れ線４
と枝状破れ線５のところで破れるので、逃げがで
き容易に蓋２を外すことができる。又、一旦開封
すると、破れ線４と枝状破れ線５とが破れてしま
うので、開封の痕跡が残り、従つて開封後再度蓋
をしても容易に見分けることができる。
〈考案の効果〉
本考案に係る容器は上述の如く、蓋のつまみの
近傍に破れ線とこれに続く途中の一部に線状弱部
を設けて構成したので、つまみを持つて一旦開封
すると線状弱部が破れて切断線が複雑に入り組ん
だ開封の痕跡が残り、これによつて改ざんの有無
を外方から容易に判断することが出来、改ざん防
止を図ることが出来る。
近傍に破れ線とこれに続く途中の一部に線状弱部
を設けて構成したので、つまみを持つて一旦開封
すると線状弱部が破れて切断線が複雑に入り組ん
だ開封の痕跡が残り、これによつて改ざんの有無
を外方から容易に判断することが出来、改ざん防
止を図ることが出来る。
第１図は本願容器の斜視図、第２図はその断面
図、第３図は蓋の平面図、第４図は要部の断面
図、第５図は切断状態を示す斜視図、第６図は他
例の説明図である。 １は容器、２は蓋、４，５は破れ線、６は折線
又は半切線である。
図、第３図は蓋の平面図、第４図は要部の断面
図、第５図は切断状態を示す斜視図、第６図は他
例の説明図である。 １は容器、２は蓋、４，５は破れ線、６は折線
又は半切線である。
Claims (1)
- 胴部内面に環状凹所を設けた容器本体と、該凹
所に外周を嵌合させて固定される蓋とからなる容
器において、前記蓋の外周につまみを設け、かつ
該つまみの近傍に蓋外周から内部に向かつて途中
の一部に枝状破れ線を有する被れ線よりなる線状
弱部を設けたことを特徴とする改ざん防止容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5474885U JPS641266Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5474885U JPS641266Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61172059U JPS61172059U (ja) | 1986-10-25 |
| JPS641266Y2 true JPS641266Y2 (ja) | 1989-01-12 |
Family
ID=30576781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5474885U Expired JPS641266Y2 (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS641266Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-04-15 JP JP5474885U patent/JPS641266Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61172059U (ja) | 1986-10-25 |
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