JPS6412438B2 - - Google Patents

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JPS6412438B2
JPS6412438B2 JP54015230A JP1523079A JPS6412438B2 JP S6412438 B2 JPS6412438 B2 JP S6412438B2 JP 54015230 A JP54015230 A JP 54015230A JP 1523079 A JP1523079 A JP 1523079A JP S6412438 B2 JPS6412438 B2 JP S6412438B2
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JP
Japan
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signal
color
frequency
recording
carrier color
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JP54015230A
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JPS55107391A (en
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Juma Shiraishi
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Publication of JPS55107391A publication Critical patent/JPS55107391A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカラー映像信号記録、再生方式に係
り、カラー映像信号がPAL方式(又はNTSC方
式)がSECAM方式かを検出し、いずれの方式に
よる信号でも夫々の方式の特長を失なうことなく
確実に記録、再生し得る方式を提供することを目
的とする。
一般に、映像信号記録再生方式において、再生
時に再生ヘツドがトラツキングずれによつて相隣
るビデオトラツクを走査すると、再生画面上にビ
ートを生ずる。そこで、これを防止するためにガ
ードバンドを大に形成するとビート妨害の発生は
少なくなるが記録媒体の利用効率が悪くなる。そ
こで、従来、ヘツドの走査方向に垂直な方向に対
して相互に傾いたアジマスを有するギヤツプを設
けた2つのヘツドにより、ガードバンドなく各ト
ラツクを隣接させて映像信号を記録する方式が提
案された。この方式によると、隣接するトラツク
は逆方向アジマスのヘツドで記録されているた
め、再生損失が大きく、隣接トラツクによるビー
ト妨害は殆ど生じないが、カラー映像信号より分
離された輝度信号を周波数変調して得た被周波数
変調輝度信号とカラー映像信号より分離された搬
送色信号を低域に変換して得た低域変換搬送色信
号とを多重化して記録する方式に適用すると、高
い帯域にある被周波数変調輝度信号はビート妨害
を生ずることなく再生しうるが、低い帯域にある
被周波数変換色信号についてはアジマスによる再
生損失が少ないため、隣接トラツク再生によるビ
ート妨害の発生を防止する効果が少ない問題点が
あつた。
そこで、上記問題点を解決する方式として、本
出願人は、記録系では、一のトラツクについては
1水平走査期間毎に信号の位相を90゜ずつ進相さ
せ、これに隣るトラツクについては1水平走査期
間毎に信号の位相を90゜ずつ遅相させて、カラー
映像信号を記録し、再生系では、進相されている
信号を結果的に90゜ずつ遅相させ、遅相されてい
る信号を結果的に90゜ずつ進相させてもとの信号
を得る方式を提案した。この方式によれば、上記
位相関係により、相隣るトラツク間でのクロスト
ーク成分がキヤンセルされ、カラー映像信号を、
ビート妨害を発生することなく、ガードバンドな
く隣るトラツクを近接せしめて、しかも比較的狭
帯域で記録再生しうる。この方式では、アジマス
を有するヘツドを用い、しかもカラー映像信号を
被周波数変調輝度信号と被周波数変換搬送色信号
との多重化信号として記録再生するにも拘らず、
特に被周波数変換搬送色信号についてもビート妨
害を発生することがない。
しかるに、一般に、PAL方式カラー映像信号
の搬送色信号は1H期間毎にそのU軸に対し対称
にV軸方向成分が反転している。従つて、この様
なPAL方式の映像信号の記録に際しては、搬送
色信号のV軸方向成分を常に一定の向きとし、擬
似NTSC方式信号に変換している。しかし、この
様にすると、1H期間毎にV軸方向成分を反転さ
せることにより、伝送系に起因する位相歪を打消
し、色の忠実度を上げるというPAL方式本来の
特長が失なわれてしまう。
しかるに、PAL方式映像信号では、上記の如
く、搬送色信号のV軸方向成分は1H期間毎に反
転しているため、1H期間おき毎即ち2H期間毎に
ライン相関性がある。そこで、本出願人は、この
2ライン毎の相関性を考慮し、再生系において、
遅相されている信号を結果的に90゜ずつ進相させ
てもとの信号に戻した信号とこの信号を2水平走
査期間遅延させた信号とを混合して実質的に逆極
性どうしの信号を加算してクロストークを除去す
るようにした方式を提案した。しかし、この方式
によると、再生色信号には2水平走査期間遅延さ
れた信号成分が含まれることになり、この信号成
分は輝度信号に対し2水平走査(2H)期間遅れ、
更にPAL方式カラーテレビジヨン受像機の色信
号系では1水平走査遅延線が設けられているた
め、再生色信号は輝度信号に対し3H期間も遅れ
ることになり、再生画面上再生画像に色ずれが生
じ、絵柄によつては再生画質が劣化される問題点
がある。
クロストークがある場合、上記方式によるクロ
ストーク除去効果が大きいため、多少の色ずれの
発生も許容しうる。しかし、ビデオヘツドのトラ
ツキングが正しくとられて、クロストークの発生
が殆どない場合でも、再生色信号成分は輝度信号
成分に対し遅れるため、色ずれは生ずる。従つ
て、クロストークが発生していない場合には、ク
ロストーク除去動作を行なわせない様にして、色
ずれが生じない様にすることが望ましい。
そこで本出願人は、特願昭53−798号にてクロ
ストーク成分を除去するための手段を、特にクロ
ストーク成分が小なる場合において選択的に非作
動として、特にPAL方式カラー映像信号を良好
に再生して良質な画像を得る方式を提案した。
一方、SECAM方式カラー映像信号では色信号
成分は周波数変調された信号であるため、上記の
如きクロストーク除去方式を適用しえない。しか
るに、カラーテレビジヨンサービスエリア内のあ
る地域によつては、PAL方式、SECAM方式のい
ずれの方式のカラーテレビジヨン信号をも受像し
うる地域がある。この地域ではSECAM方式のカ
ラー映像信号を記録する場合もあり、この場合に
は記録、再生ともに上記90゜ずつの移相処理を行
なわない様にする必要がある。この為再生系にお
いて再生信号を2H遅延線に通す必要がない。
本発明は上記問題点を解決したものであり、以
下図面と共にその各実施例について説明する。
第1図は本発明になるカラー映像信号記録、再
生方式の一実施例のブロツク系統図を示す。同図
中、1はカラー映像信号入力端子で、これより入
来したカラー映像信号は、低域フイルタ2及び帯
域フイルタ3に夫々供給され、ここで輝度信号及
び搬送色信号を夫々分離濾波される。低域フイル
タ2より取り出された輝度信号は周波数変調器4
に供給されて周波数変調(FM)された後、不要
周波数成分を除去する高域フイルタ5に供給され
る。
一方、帯域フイルタ3より取り出された色副搬
送波周波数cの搬送色信号は、周波数変換器6及
び後述するバースト信号抜取回路75に供給さ
れ、周波数変換器6において後述する周波数変換
器7よりの信号により上記周波数変調輝度信号帯
域よりも低域へ周波数変換される。上記入力
PAL方式カラー映像信号は、水平同期信号分離
回路8により水平同期信号が分離され、この水平
同期信号は周波数逓倍器9により1/8(2m+1) 倍(mは整数)に周波数逓倍される。この周波数
逓倍された信号は周波数変換器7で局部発振器1
0よりの周波数が上記色副搬送波周波数cに等し
い信号と周波数変換され、これらの和の周波数と
されて前記の周波数変換器6に供給される。これ
により、周波数変換器6より周波数変換器7より
の信号周波数と帯域フイルタ3よりの信号周波数
との差の低域周波数に変換された搬送色信号が取
り出される。この低域変換搬送色信号の色副搬送
波周波数をsとすると、 s=1/8(2m+1)H なる関係に選定される。但し、上式中、Hは水平
走査周波数である。ここでは、上記周波数c
4.43361875MHz、sは例えば689.453kHz、mは176
とする。
一方、帯域フイルタ3で分離された搬送色信号
はバースト信号抜取回路75に供給され、こゝで
水平同期信号分離回路8よりの水平同期信号をも
とに、バースト信号又はバースト信号に相当する
期間の信号を抜取られる。抜取られた信号は第2
図に示すブロツク系統よりなるカラー方式検出回
路76中、4.5MHzの波中心周波数を有するセ
ラミツクフイルタ77に供給される。ここで、入
力信号がPAL方式カラー映像信号の場合、その
バースト信号の周波数は後述のSECAM方式の場
合と異なり例えば4.43MHzの如く常に一定である
ため、セラミツクフイルタ77の出力レベルは一
定であり、これにより、半波整流及び7.8kHz同調
増幅回路78より出力はとり出されず、スイツチ
ング回路80は作動しない。従つて、カラー方式
検出回路76よりスイツチヤ制御回路14に、後
述の位相推移回路11に位相推移動作させる制御
信号が供給される。
上記周波数変換器6よりとり出された低域変換
搬送色信号は、位相推移回路11の位相推移器1
2に供給される。位相推移回路11は、第1図に
おいては動作原理を分り易くするため、便宜上位
相推移器12とスイツチヤ13とよりなる構成と
して示してある。位相推移器12は入力信号を
夫々0゜、90゜、180゜、270゜だけ移相させて夫々スイ
ツチヤ13の接点a1,a2,a3,a4に同時に加え
る。スイツチヤ13は回動接片が1水平走査期間
(1H)毎に順次1ステツプずつ回動してa1〜a4
各接点に切換わり、更に1本のビデオトラツク記
録相当期間(以下、ここでは1フイールド期間と
して説明する)おき毎に、常に所定の一定方向X
に切換わる。
一方、水平同期信号分離回路8よりの水平同期
信号はカラー方式検出回路76よりの信号により
スイツチヤ13をスイツチング可能にし得るスイ
ツチヤ制御回路14に供給され、また後述する回
転体15の回転に同期して検出器16より取り出
された1垂直走査期間(1フイールド期間)毎の
信号がスイツチヤ制御回路14に供給される。ス
イツチヤ制御回路14の出力信号により位相推移
回路11のスイツチヤ13の接片が上記の如く切
換制御される。
このようにして、位相推移回路11よりある1
フイールド期間は1H毎に90゜ずつ順次位相が一定
方向に移相され、かつ、次の1フイールド期間は
位相推移が全く行なわれず、更に次の1フイール
ド期間は1H毎に90゜ずつ順次位相が上記と同一方
向に移相された低域変換搬送色信号が取り出さ
れ、周波数変換器6等にて生じた不要成分を低域
フイルタ17にて除去された後、混合器18で前
記高域フイルタ5よりの被周波数変調輝度信号と
混合多重されて記録増幅器19に供給される。記
録増幅器19で増幅された上記混合信号は、互い
にアジマス角度が異なる回転ビデオヘツド20
a,20bに夫々供給され、これにより例えば回
転ビデオヘツド20a,20bの各1走査毎に
夫々1フイールドの混合信号が磁気テープ21上
に1本の記録トラツクを交互に形成して記録され
る。
回転ヘツド20a,20bはモータ22により
駆動される回転体15の直径方向上相対向する位
置に設けられており、第3図に示す如く、矢印2
4のヘツドの走査方向に対し垂直な方向より互い
に逆方向に傾斜したアジマスギヤツプを有する。
第2図に示す如く、ヘツド20aによりトラツク
23aが1フイールド期間に亘つて形成され、次
の1フイールド期間に亘つてヘツド20bにより
トラツク23bがトラツク23aに密接して形成
され、以下同様にしてヘツド20a,20bによ
り交互にトラツク23c,23d,……が順次形
成される。
ここで、例えばスイツチヤ13の接片がある一
つの接点に接続固定されている1フイールド期間
は回転ビデオヘツド20aにより記録され、矢印
X方向に回動する際の信号がヘツド20bにより
記録されたとすると、トラツク23aにはA0
A1,A2,……,Ao,……で示す1水平走査期間
の各低域変換搬送色信号が位相推移されることな
く記録され、他方、トラツク23bにはB0,B1
B2,……,Bo-2,……で夫々示す1水平走査期
間の各低域変換搬送色信号が1H毎に順次90゜ずつ
一定方向に移相されて記録される。
一方、入力信号がSECAM方式カラー映像信号
の場合、この信号では(R−Y)信号成分、(B
−Y)信号成分が夫々4.4MHz、4.25MHzの搬送
波を周波数変調(FM)して得た信号が1H期間
毎に交互に存在する。そこで、バースト信号抜取
回路75においてPAL方式カラー映像信号のバ
ースト信号に相当する期間上記4.4MHz、4.25M
HzのFM信号が1H期間毎に交互に抜取られ、第
2図に示すカラー方式検出回路76の4.5MHzセ
ラミツクフイルタ77に供給される。フイルタ7
7では、4.4MHzのFM信号は大レベルで通過さ
れ、4.25MHzのFM信号はその波特性により大
きく減衰され、フイルタ77からは1H期間毎に
交互にレベルの大、小の信号が取り出される。フ
イルタ77の出力信号は半波整流及び7.8kHz同調
増幅回路78に供給され、半波整流されかつその
包絡線の周波数7.8kHzで同調増幅される。回路7
8の7.8kHzの正弦波出力は整流回路79で整流さ
れ、その出力直流成分はスイツチング回路80に
供給され、スイツチヤ制御回路14に、位相推移
回路11のスイツチヤ13に位相推移動作をさせ
ない制御信号を送る。これにより、スイツチヤ1
3の回動接片は接点a1に接続されたままで、周波
数変換器6よりの低域変換搬送色信号は位相推移
されることなく記録される。
このように、本発明記録方式によれば、入力信
号がPAL方式カラー映像信号の場合、本出願人
が先に提案した方式と同様に低域変換搬送色信号
を1水平走査期間毎に略90゜ずつ位相推移せしめ
て記録し得る一方、入力信号がSECAM方式カラ
ー映像信号の場合、低域変換搬送色信号を上記位
相推移せしめることなく記録し得る。
次に、上記の如くにして記録された磁気テープ
21からカラー映像信号を再生する場合について
説明する。
第4図は本発明方式の一実施例によつて記録さ
れたカラー映像信号を再生する方式の第1実施例
のブロツク系統図を示す。第3図に示す如きトラ
ツクパターンを有する磁気テープ21は、回転ビ
デオヘツド20a,20bにより順次再生され
る。このとき回転体15の1回転につき1個宛テ
ープ21の縁部に記録された制御パルスを再生す
ることにより、回転ビデオヘツド20a,20b
は、そのアジマス角度が同一の角度で記録された
トラツクを走査するように制御される。回転ビデ
オヘツド20a,20bの再生信号は再生増幅器
27a,27bを夫々経た後混合され、更に高域
フイルタ28及び低域フイルタ29に夫々供給さ
れる。高域フイルタ28より周波数変調波である
輝度信号が取り出された後リミツタ30、FM復
調器31、低域フイルタ32を夫々順次経、後述
する搬送色信号と共に混合器33に供給される。
ここで、後述する混合器44よりとり出された
搬送色信号は混合器33にて輝度信号に混合され
ると共に、バースト信号抜取回路45に供給され
る。バースト信号抜取回路45で抜取られたバー
スト信号又はバースト信号に相当する期間の信号
は位相比較器46に供給されると共に、カラー方
式検出回路81に供給される。カラー方式検出回
路81は第2図と共に説明したカラー方式検出回
路76と同様の回路構成を有し、再生されたカラ
ー映像信号がSECAM方式かPAL方式かに応じて
出力信号のレベルが異なる。ここで、再生信号が
PAL方式カラー映像信号の場合、第2図におい
て説明したのと同様に、整流回路79は作動せ
ず、従つて、カラー方式検出回路81よりスイツ
チヤ制御回路40に、後述の位相推移回路48に
位相推移動作させる制御信号を送る。一方、カラ
ー方式検出回路81よりの信号は後述のゲート回
路43を開路させると共に、利得切換回路41の
利得を通常の値にする。
他方、低域フイルタ29により分離されて取り
出された再生低域変換搬送色信号は、周波数変換
器34に供給され、ここで後述する電圧制御発振
器(以下VCOという)35よりの周波数から低
域変換色副搬送波周波数sを差し引いた周波数に
周波数変換され、テープスピード偏差等の原因に
よる時間軸変動成分が除去されたもとの色副搬送
波周波数c(=4.43361875MHz)の搬送色信号に
戻される。
上記周波数変換器34より取り出された再生搬
送色信号の位相は、位相推移が全くなされていな
い1フイールド期間と、上記の差の周波数成分を
得る周波数変換動作によつて90゜ずつ1H毎に順次
記録時とは実質的に反対方向に推移せしめられる
1フイールド期間とが交互に繰り返される。この
再生搬送色信号は、位相推移回路48の位相進移
器36に供給され、ここで90゜ずつ位相の異なる
4種の波形が作られる。0゜、90゜、180゜、270゜だけ
夫々位相推移せしめられた4種の再生搬送色信号
はスイツチヤ37の接点b1,b2,b3,b4に夫々同
時に加えられる。このスイツチヤ37は、回転検
出器16よりの回転ビデオヘツド20a,20b
の回転に同期した信号と、再生PAL方式カラー
映像信号より水平同期信号分離回路39で分離さ
れた水平同期信号とを入力せしめられるスイツチ
ヤ制御回路40の出力により、記録時に位相推移
を行なつたトラツク(ここでは23b,23d,
……)の再生時にのみ記録時と同方向Xに、か
つ、1H毎にその接点b1〜b4に夫々順次1ステツ
プずつ切換接続される。
従つて、上記スイツチヤ37より取り出される
再生搬送色信号は、回転ビデオヘツド20aがト
ラツク23a,23c,……を走査しているとき
はスイツチヤ37の回動接片が接点b1に接続され
たままで位相が推移せしめられていない通常の再
生搬送色信号で、一方、回転ビデオヘツド20b
がトラツク23b,23d,……走査していると
きは周波数変換器34の位相逆算効果と相まつて
スイツチヤ37の回動接片がX方向へ切換えられ
る結果、1H毎に90゜ずつ記録時とは実質的に逆方
向に位相を推移せしめられた再生搬送色信号とな
る。このようにして位相がすべてのフイールド期
間に亘つてもとに戻された再生搬送色信号は利得
切換回路41に供給される一方、2H遅延装置4
2に供給される。
ここで、再生画像を見ていて再生画面上クロス
トーク成分による画質の劣化が許容できない場合
は、そのままゲート回路43を開路し、利得切換
回路41の利得の値もそのままにし、ゲート回路
43より2H遅延装置42の出力信号を通過させ
ると同時に、利得切換回路41よりスイツチヤ3
7よりの再生搬送色信号を増幅することなくその
まま通過させる。これらの信号を混合器44で混
合することにより、前記の本出願人の提案方式に
おける再生系の動作と同様に隣接トラツクからの
クロストーク成分が除去され、かつ、すべてのフ
イールド期間に亘つて位相がもとに戻された再生
搬送色信号が取り出される。この再生搬送色信号
レベルは、スイツチヤ37の出力信号レベルの略
2倍となつている。
他方、回転ヘツド20a,20bが磁気テープ
21上の記録トラツク上を正確に走査しており、
クロストーク成分が無い場合、若しくはあつても
極めて小で許容できる場合であつても、通常は上
記と同様に2H遅延装置42を使用してクロスト
ーク成分除去動作が行なわれている。しかし、こ
の場合においても再生画面上色ズレが絵柄によつ
ては許容できないことがあり、このときにのみ例
えば外部より手動にて利得切換回路41及びゲー
ト回路43に制御信号を印加し、ゲート回路43
をして遮断動作せしめると同時に、利得切換回路
41の利得の値を切換える。これにより、利得切
換回路41より略2倍のレベルに増幅された再生
搬送色信号(このときこの再生搬送色信号には隣
接トラツクよりのクロストーク成分は殆ど無い
か、又は無視し得る程度にしか存在していない)
が取り出されて混合器44に供給され、ここで
2H遅延装置42よりの信号と混合されることな
くそのまま前記の混合器33及びバースト信号抜
取回路45に夫々供給される。
これにより、混合器33から、隣接トラツクか
らのクロストーク成分が除去された再生PAL方
式カラー映像信号、若しくは上記クロストーク成
分が問題とならない場合であつて色ズレが許容で
きない場合にのみ2H遅延装置42を使用しない
で得られた非遅延再生搬送色信号と、再生輝度信
号とを帯域共用多重化された再生PAL方式カラ
ー映像信号が出力され、出力端子49に導かれ
る。
バースト抜取回路45で抜き取られたカラーバ
ースト信号(色副搬送波)は位相比較器46に供
給せしめられる。位相比較器46は、基準発振器
47よりのPAL方式カラー映像信号の色副搬送
波周波数cに等しい安定な固定周波数と上記再生
カラーバースト信号とを位相比較し、その位相差
に応じた誤差電圧をVCO35に印加してその出
力発振周波数を制御する。これにより、VCO3
5は、再生カラーバースト信号に同期した周波数
csの連続波を前記の周波数変換器34に供給
する。
このようにして、出力端子49より隣接トラツ
クからのクロストーク成分が問題となる場合はこ
れが除去され、しかも上記クロストーク成分が殆
ど無いか無視し得る場合において色ズレの除去さ
れた再生PAL方式カラー映像信号が取り出され
る。
なお、上記の実施例では、PAL方式カラー映
像信号を検出した後、クロストークが殆どない場
合に外部より手動にてクロストーク除去動作をさ
せないように説明したが、トラツキングミスの有
無を自動的に検出して得たパルス信号を用いて上
記クロストーク除去動作をさせないように構成し
てもよい。
次に、再生信号がSECAM方式カラー映像信号
の場合、第2図において説明したのと同様にカラ
ー方式検出回路81の4.5MHzセラミツクフイル
タ77から1H期間毎に交互にレベルの大、小の
信号がとり出され、これにより、スイツチング回
路80よりスイツチヤ制御回路40に、位相推移
回路48のスイツチヤ37に位相推移動作させな
い制御信号を送る。一方、カラー方式検出回路8
1よりの信号はゲート回路43を閉路させると共
に、利得切換回路41の利得を切換える。スイツ
チヤ制御回路40よりの信号により、スイツチヤ
37の回動接片は接点b1に接続されたままで、周
波数変換器34よりの再生搬送色信号は位相推移
されることなく利得切換回路41に供給されて略
2倍のレベルに増幅される。利得制御回路41よ
りの信号は混合器44に供給され、2H遅延装置
42よりの信号と混合させることなくそのまま前
記の混合器33及びバースト信号抜取回路45に
夫々供給される。
これにより、混合器33から、位相推移が行な
われず、かつ、2H遅延装置42を使用しないで
得られた非遅延再生搬送色信号と再生輝度信号と
を帯域共用多重化された再生SECAM方式カラー
映像信号が出力され、出力端子49に導かれる。
このように、本発明再生方式によれば、再生信
号がPAL方式カラー映像信号の場合、元の周波
数に戻された再生搬送色信号を90゜ずつ位相推移
せしめて元の搬送色信号に戻し、かつ、2H遅延
させた信号と遅延させない信号とを混合してクロ
ストーク成分を除去して良質な画像を得ることが
できる一方、再生信号がSECAM方式カラー映像
信号の場合、再生搬送色信号を位相推移せしめ
ず、かつ、2H遅延させないでとり出し得る。
第5図は本発明再生方式の第2実施例の要部の
ブロツク系統図を示す。本実施例においては、位
相推移と周波数変換とを同時に行ない、かつ位相
推移回路及び周波数変換器を記録系と再生系とで
共用する構成としている。
記録モード時には、第1図の帯域フイルタ3と
同様の帯域フイルタで入力カラー映像信号より分
離された搬送色信号が入力端子50より周波数変
換器51に供給される。搬送色信号は周波数変換
器51で後述する周波数変換器62よりの信号に
より被周波数変調輝度信号より低い帯域へ周波数
変換される。こゝで周波数変換された搬送色信号
の色副搬送波周波数sの値は1/8(2m+1)Hで 示される値である。周波数変換器51の出力信号
は出力端子73より取り出され、上記第1図に示
す実施例と同様に、位相推移回路11、低域フイ
ルタ17を介して混合器18で被周波数変調輝度
信号と混合された後、ヘツド20a,20bによ
りテープ21上に記録される。
記録時には、スイツチSW1及びスイツチSW2
可動接片は夫々接点R側に接続される。端子50
からの入力記録信号は周波数変換器51に供給さ
れると共に、スイツチSW1を介してバースト信号
抜取回路83に供給される。バースト信号抜取回
路83は端子84からの水平同期信号に応じて入
力信号よりカラーバースト信号又はカラーバース
ト信号に対応する期間の信号を抜取る。この抜取
られた信号は、第2図と共に説明したカラー方式
検出回路76と同様回路構成のカラー方式検出回
路82に供給され、入力カラー映像信号がPAL
方式かSECAM方式かを検出される。入力信号が
PAL方式カラー映像信号の場合、カラー方式検
出回路82より位相推移器58とこれを作動状態
とする制御信号が供給される。
一方、切換スイツチSW2の接片は接点R側に切
換接続されており、VCO63には一定電圧が印
加されている。従つてVCO63の出力発振周波
cは一定であり、周波数変換器62に供給され
る。
他方、第1図に示す水平同期信号分離回路8よ
り、水平同期信号が端子52を介してカウンタ6
0に供給される。また検出器16よりの信号が端
子53よりフリツプフロツプ回路54に供給さ
れ、1垂直期間毎にハイレベル、ローレベルに切
換わる回転同期信号がフリツプフロツプ回路54
よりカウンタ60に供給される。これによりカウ
ンタ60は2ビツトで0〜3を計数し、例えば、
1垂直期間毎に水平同期信号の加算(進み)、停
止動作を交互に繰り返す。従つて、カウンタ60
はある1垂直期間は1H毎に1つずつカウントが
加算され(00→01→10→11→00→……)、次の1
垂直期間はカウントを停止する。
また端子52よりの水平同期信号は位相比較器
55に供給され、こゝでカウントダウン回路56
よりの信号と位相比較される。位相比較器55の
出力誤差信号は4sなる発振中心周波数を有する
VCO57に供給され、その出力発振周波数を制
御する。VCO57の出力発振周波数はカウント
ダウン回路56に供給されて、その周波数を例え
ば、1/176逓降されて水平走査周波数Hと同一周
波数とされた後、上記位相比較器55に供給され
る。
これと同時に、VCO57の発振周波数176H
出力は位相推移器58に供給され、こゝでカウン
トダウン及び位相シフトされて、90゜ずつ互いに
位相の異なる周波数sの4種の信号とされる。こ
の4種即ち0゜、90゜、180゜、270゜の位相差を有する
信号はゲート回路59に供給される。ゲート回路
59はカウンタ60の出力により1ラインのみア
クテイブによるデコーダ61の出力を供給され
る。これにより、ゲート回路59は、1フイール
ド期間、位相推移器58の4種の出力を1H期間
毎に順次ゲートし、次の1フイールド期間はゲー
トを行なわない。ゲート回路59の出力は周波数
変換器62に供給されVCO63よりの信号を周
波数変換する。従つて、周波数変換器62から
は、1フイールド期間は1H毎に位相が90゜ずつ順
次推移し、次の1フイールド期間は移相しない所
定周波数信号が出力され、周波数変換器51に供
給される。
従つて、端子50よりの色副搬送波cの搬送色
信号は周波数変換器51で色副搬送波sに周波数
変換されると共に、その位相を1フイールド期間
は1H毎に順次推移され次の1フイールド期間は
移相されない信号とされる。これにより結果的に
第1図に示す位相推移回路11の出力と同じ出力
信号が得られる。
ここで、入力信号がSECAM方式カラー映像信
号の場合、カラー方式検出回路82より位相推移
器58にこれを非作動状態とする制御信号が供給
される。これにより、位相推移器58の4つの出
力は全て同じ位相になり、デコーダ61よりの出
力によつて開路されるゲート回路59を介して周
波数変換器62に供給されて周波数変換される。
従つて、端子50よりの色副搬送波cの搬送色信
号は周波数変換器51で周波数変換器62の出力
信号によつて色副搬送波sに周波数変換されるだ
けであり、PAL方式のようにその位相を順次推
移されることはなく、出力端子73よりとり出さ
れる。
次に再生モード時には、スイツチSW1,SW2
接点P側に切換接続される。入力端子50から
は、第4図の低域波器29により再生信号より
分離された搬送色信号が周波数変換器51に供給
される。また第4図の水平同期信号分離回路39
よりの水平同期信号が端子52を介してカウンタ
60に供給される。端子53に検出器16の出力
信号が印加されることは記録モード時と同じであ
る。
周波数変換器51の出力は、第4図に示した実
施例と同様に、一方では混合器68に直接に、他
方では2H遅延線64、ゲート回路67を介して
混合器68に供給されて混合され、混合器68の
出力再生搬送色信号は出力端子69より取り出さ
れて、第4図に示す混合器33に供給される。ま
た、混合器68の出力信号はスイツチSW1を介し
てバースト抜取回路83に供給される。バースト
抜取回路83で抜取られたカラーバースト信号は
位相比較器71及びカラー方式検出回路82に供
給される。ここで、再生信号がPAL方式の場合、
カラー方式検出回路82より位相推移器58を位
相推移動作させるための制御信号及びゲート回路
67を開路させるための制御信号がとり出され
る。
一方、位相比較器71がこのカラーバースト信
号と基準信号発振器72よりの基準信号との位相
比較を行ない、その誤差出力によりVCO63を
制御する。なお、再生モード時には出力端子73
の出力は用いられない。
フリツプフロツプ回路54、カウンタ60、位
相比較器55、VCO57、カウントダウン回路
56、位相推移器58、ゲート回路59、デコー
ダ61の動作は上記記録モード時と同じであり、
記録時と同様、端子50よりの再生信号は周波数
変換器51にて周波数変換器62よりの信号によ
り周波数変換され、これにより、第4図に示す位
相推移回路48のスイツチ37の出力と同様に元
に戻された再生搬送色信号がとり出される。
周波数変換器51よりの信号は2H遅延装置6
4にて2H遅延され、混合器68にて2H遅延さ
れ、ない信号と混合され、第4図において説明し
たのと同様に隣接トラツクからのクロストーク成
分が除去される。
又、再生信号がSECAM方式の場合、カラー方
式検出回路82より位相推移器58を位相推移動
作させないための制御信号及びゲート回路67を
閉路させるための信号がとり出される。これによ
り、端子50よりの再生搬送色信号は位相推移さ
れることなく、かつ、2H遅延されることなく端
子69よりとり出される。
なお、上記実施例ではPAL方式とSECAM方式
とを検出する場合について説明したが、NTSC方
式とSECAM方式とを検出する場合にも上記カラ
ー方式検出回路と同様の構成の回路を用いればよ
い。この場合、NTSC方式カラー映像信号より分
離され低域に周波数変換されて記録される搬送色
信号は、相隣るトラツクにおいて互いに推移方向
が逆で、かつ、1H毎に略90゜ずつ位相推移せしめ
られて記録されており、再生系には2H遅延装置
の代りに1H遅延装置が使用される。
上述の如く、本発明になるカラー映像信号記
録、再生方式は、搬送色信号の搬送周波数によつ
て記録カラー映像信号の方式がPAL方式(又は
NTSC方式)かSECAM方式かを検出し、
SECAM方式を検出した際位相推移動作を停止さ
せて低域変換搬送色信号をそのまま輝度信号に混
合して記録しているため、PAL方式、SECAM方
式のいずれの方式のカラーテレビジヨン信号をも
受像し得る地域において、いずれの方式による信
号でも夫々の方式の特長を失なうことなく確実に
記録せしめ得、又、再生信号の方式がSECAM方
式である場合、位相推移動作及びクロストーク成
分除去動作を停止させて低域変換搬送色信号及び
再生搬送色信号をそのまま輝度信号に混合してい
るため、いずれの方式による信号でも夫々の方式
の特長を失なうことなく再生せしめ得、又、クロ
ストーク成分が無い場合(又は極めて小の場合)
クロストーク成分除去動作を停止させると共に再
生利得を大に制御しているため、色ずれの除去さ
れた再生PAL方式カラー映像信号を取出し得る
等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方式の記録系の一実施例のブロ
ツク系統図、第2図は第1図中カラー方式検出回
路の具体的ブロツク系統図、第3図は第1図に示
す記録方式にて記録されたテープパターンの一例
を示す図、第4図及び第5図は夫々本発明方式の
再生系の第1実施例及び第2実施例のブロツク系
統図である。 1……記録カラー映像信号入力端子、11,4
8……位相推移回路、12,36,58……位相
推移器、13,37……スイツチヤ、14,40
……スイツチヤ制御回路、42,64……2H遅
延装置、43,67……ゲート回路、45,7
5,83……バースト信号抜取回路、76,8
1,82……カラー方式検出回路、49,69…
…再生カラー映像信号出力端子、50……搬送色
信号入力端子、73……搬送色信号出力端子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録カラー映像信号より輝度信号と搬送色信
    号とを分離し、輝度信号は周波数変調し、搬送色
    信号は周波数変調された輝度信号よりも低域へ周
    波数変換すると共に記録媒体の相隣る記録トラツ
    クの少なくとも一方で1水平走査期間毎に略90゜
    ずつ所定方向に位相推移させて記録し、該記録媒
    体より再生されたカラー映像信号より低域変換搬
    送色信号を分離しこれを元の周波数帯域へ戻すと
    共に記録時とは実質的に反対方向に1水平走査期
    間毎に略90゜ずつ位相推移させて元の信号を得、
    この再生搬送色信号を遅延する遅延装置の入、出
    力信号を加算して隣接トラツクのクロストーク成
    分を除去して上記輝度信号に混合するカラー映像
    信号記録、再生方式において、上記搬送色信号の
    搬送波周波数によつて上記記録カラー映像信号及
    び再生カラー映像信号の方式がPAL方式(又は
    NTSC方式)かSECAM方式かを検出する手段
    と、該検出手段がSECAM方式を検出した際、記
    録時、その出力により上記位相推移動作を停止せ
    しめて上記低域変換搬送色信号をそのまま上記輝
    度信号に混合し、再生時、その出力により上記位
    相推移動作及び上記クロストーク成分除去動作を
    停止せしめて上記再生搬送色信号をそのまま上記
    輝度信号に混合する手段とを設けたことを特徴と
    するカラー映像信号記録、再生方式。 2 記録カラー映像信号より輝度信号と搬送色信
    号とを分離し、輝度信号は周波数変調し、搬送色
    信号は周波数変調された輝度信号よりも低域へ周
    波数変換すると共に記録媒体の相隣る記録トラツ
    クの少なくとも一方で1水平走査期間毎に略90゜
    ずつ所定方向に位相推移させて記録し、該記録媒
    体より再生されたカラー映像信号より低域変換搬
    送色信号を分離しこれを元の周波数帯域へ戻すと
    共に記録時とは実質的に反対方向に1水平走査期
    間毎に略90゜ずつ位相推移させて元の信号を得、
    この再生搬送色信号を遅延する遅延装置の入、出
    力信号を加算して隣接トラツクのクロストーク成
    分を除去して上記輝度信号に混合するカラー映像
    信号記録、再生方式において、上記搬送色信号の
    搬送波周波数によつて上記記録カラー映像信号及
    び再生カラー映像信号の方式がPAL方式(又は
    NTSC方式)かSECAM方式かを検出する手段
    と、該検出手段がSECAM方式を検出した際、記
    録時、その出力により上記位相推移動作を停止せ
    しめて上記低域変換搬送色信号をそのまま上記輝
    度信号に混合し、再生時、その出力により上記位
    相推移動作及び上記クロストーク成分除去動作を
    停止せしめると共に再生利得を大に可変制御せし
    めて上記再生搬送色信号を上記輝度信号に混合す
    る手段とを設けたことを特徴とするカラー映像信
    号記録、再生方式。 3 記録カラー映像信号より輝度信号と搬送色信
    号とを分離し、輝度信号は周波数変調し、搬送色
    信号は周波数変調された輝度信号よりも低域へ周
    波数変換すると共に記録媒体の相隣る記録トラツ
    クの少なくとも一方で1水平走査期間毎に略90゜
    ずつ所定方向に位相推移させて記録し、該記録媒
    体より再生されたカラー映像信号より低域変換搬
    送色信号を分離しこれを元の周波数帯域へ戻すと
    共に記録時とは実質的に反対方向に1水平走査期
    間毎に略90゜ずつ位相推移させて元の信号を得、
    この再生搬送色信号を遅延する遅延装置の入、出
    力信号を加算して隣接トラツクのクロストーク成
    分を除去して上記輝度信号に混合するカラー映像
    信号記録、再生方式において、上記搬送色信号の
    搬送波周波数によつて上記記録カラー映像信号及
    び再生カラー映像信号の方式がPAL方式(又は
    NTSC方式)かSECAM方式かを検出する手段
    と、該検出手段がSECAM方式を検出した際、そ
    の出力により上記位相推移動作を停止せしめて上
    記低域変換搬送色信号及び上記元の周波数帯域へ
    戻された搬送色信号をそのまま上記輝度信号に混
    合する手段と、PAL方式(又はNTSC方式)の
    場合でもクロストーク成分が無い場合(又は極め
    て小の場合、クロストーク除去動作を停止せしめ
    ると共に再生利得を大に可変制御せしめて上記再
    生搬送色信号を上記輝度信号に混合する手段とを
    設けたことを特徴とするカラー映像信号記録、再
    生方式。
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