JPS6412179B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6412179B2
JPS6412179B2 JP6264978A JP6264978A JPS6412179B2 JP S6412179 B2 JPS6412179 B2 JP S6412179B2 JP 6264978 A JP6264978 A JP 6264978A JP 6264978 A JP6264978 A JP 6264978A JP S6412179 B2 JPS6412179 B2 JP S6412179B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
power supply
pulse width
capacitor
waveform
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6264978A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54153261A (en
Inventor
Kenjo Yamano
Kyonobu Hayazaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP6264978A priority Critical patent/JPS54153261A/ja
Publication of JPS54153261A publication Critical patent/JPS54153261A/ja
Publication of JPS6412179B2 publication Critical patent/JPS6412179B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパルス幅制御スイツチング電源に関
し、特に電源制御回路の基準波形発振器の構成に
関する。
〔従来の技術〕
パルス幅制御スイツチング電源は第5図に示す
ように、発振器31、比較器32、レベル変換器
33、主トランジスタ34、トランス35,整流
ダイオード36,37、出力チヨークトランス3
8、出力フイルタコンデンサ39、検出抵抗4
0,41、誤差増幅器42および基準電圧43か
ら構成される。電源のパルス幅制御は誤差増幅器
42の出力と発振器31の波形を比較器32で比
較し、誤差増幅器42の出力レベルに応じたパル
ス幅を切取ることにより行われる。従来のスイツ
チング電源ではこの発振器の出力波形は第6図a
に示すような三角波、またはbに示すような三角
波の一種である鋸歯状波であつた。これ等の波形
では第7図に示すように、誤差増幅器出力レベル
と出力パルス幅(またはデユーテイ比)は比例す
る。
第7図において、VLおよびVHはそれぞれ誤差
増幅器42の最小出力レベルおよび最大出力レベ
ルである。
このような従来の電源では、軽負荷動作時に解
決しなければならない2つの課題がある。第1の
課題としては、主トランジスタ34の蓄積時間が
大きいときに現われる間欠動作の抑制であり、一
方、第2の課題としては、出力電圧の負荷変動の
抑制である。前者の間欠動作は出力リツプル電圧
の増大や可聴雑音の発生を招くため、スイツチン
グ電源にとつてまず第1に避けなければならない
問題である。一方、主トランジスタ34の蓄積時
間が、間欠動作が影響を及ぼさないほど小さいと
きは、後者の出力電圧の負荷変動を可能な限り抑
えることが必要となる。ここでは、上述の間欠動
作について述べる。
従来、スイツチング電源において主トランジス
タの蓄積時間がスイツチング周波数に対して無視
できない大きさの場合、第3図に示す従来の変換
方式では変換利得が高いため軽負荷時に微小パル
ス幅の制御ができず、所定のパルス幅に対し蓄積
時間だけ長い間主トランジスタがオンするため負
荷側に余分の電力を供給し電源の出力電圧が上昇
する。このため所定の出力電圧に回復するまでの
間、主トランジスタは駆動されない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従つて主トランジスタのスイツチング周期が発
振器の周期の2倍あるいは3倍以上となり間欠動
作になる。このため可聴音の発生、出力リツプル
電圧の増加という問題が生じる。この改善案とし
て、 1 蓄積時間の小さいトランジスタを用いる。
2 電源制御系の利得を小さくする。
3 出力チヨークコイルのインダクタンスを大き
くする。
等の方法が考えられ実施されているが、これらの
方法は高価格化、大形化、負荷変動特性が悪くな
る、あるいは過渡変動特性が悪くなる。等の欠点
があつた。
本発明の目的はスイツチング電源の基準発振波
形を修正することにより軽負荷時における電源制
御系の利得を下げ、微小パルス幅の制御範囲を広
げることにより、軽負荷時における主トランジス
タの間欠動作を軽減し、小形、低価格で特性の良
い電源を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、パルス幅制御スイツチ電源に用いら
れる電源制御回路の基準波形発振器において、 基準コンデンサと、 該コンデンサを周期的に充放電して三角形の発
振波形を発生させる定電流充放電回路と、 前記コンデンサの電圧が所定電圧以上のときと
所定電圧以下のときとで前記定電流充放電回路に
流れる充放電電流値を変化させ、前記所定電圧に
より決定されるパルス幅より電源制御用のパルス
幅が小さい領域においてはパルス幅変化率が小さ
くなるように前記所定電圧から前記発振波形の傾
斜を変化させる手段と、 を備えたことを特徴とする。
〔実施例〕 次に本発明の実施例について図面を参照して説
明する。第1図は本発明の一実施例における発振
波形を示す。同図aは従来の三角波発振波形を一
定パルス幅以下の領域で傾斜を変更したもので、
この場合スライスレベルが下に下がる程出力パル
ス幅は小さくなり、軽負荷に対応している。すな
わち、第1図に示した波形は、電源制御回路のパ
ルス幅制御に使用される誤差増幅器を反転形とし
て使用している場合の波形である。この波形を逆
転してスライスレベルが上がる程出力パルス幅が
減少するよう構成すること(すなわち、誤差増幅
器を非反転形として使用すること)も以下の第1
図bと同様可能である。
この場合、発振波形の傾斜切換点前後の利得の
比は前後の波形傾斜の比に一致し、任意に設定可
能である。
第1図bは従来の鋸波発振波形を一定パルス幅
以下の領域で傾斜を変更したもので、動作原理は
同図aと同じである。
これら2つの波形のスライスレベルに対するパ
ルス幅変化が第2図に示されている。傾斜切換設
定電圧VTOより低レベルの領域では誤差増幅器の
出力変化に対するデユーテイ(すなわち、主トラ
ンジスタの駆動パルス幅)の変化率が小さくな
り、この部分の変換利得が小さくなる。スイツチ
ング電源の間欠動作は制御系のループ利得が大き
く、かつ、パルス幅が小さくなつて主トランジス
タの蓄積時間と同等レベルになる領域で発生する
が、VTOに対応するデユーテイd0を、 主トランジスタの蓄積時間<パルス幅t=d0
Tのように設定すれば、上述の小パルス幅領域で
の変換利得を小さくできるので、間欠動作による
リツプル電圧の発生を抑えることができ、負荷変
動特性は安定する。本発明の基準波形発振器を備
えた電源制御回路を用いた場合の電源出力負荷変
動(第5図における出力電流IOUT−出力電圧VOUT
特性)は、第3図のbのようになり、従来のaに
比べ改善されている。間欠動作のおさまる負荷電
流は波形傾斜率の設定にもよるが2桁程度小さく
することは可能である。加えて重負荷領域での利
得は高く設定できる為、負荷変動特性を犠牲にす
ることなく、間欠動作を抑制することが可能であ
る。
第4図は本発明の一実施例の回路図である。同
実施例は、発振用基準コンデンサ3と、このコン
デンサ3を周期的に定電流で充放電させて三角波
を発生する定電流充放電回路(すなわち、参照数
字4〜17で示された構成要素から構成され、か
つ、一点鎖線で囲んで示されている三角波発振
器)と、波形の傾斜を途中で変化させるための回
路(電圧比較器20、分圧抵抗18,19および
抵抗1,2とを備えている。抵抗1,2は発振波
形の発振周波数を設定するための基準抵抗器とし
て機能する。抵抗18,19は発振波形の傾斜を
変化させる電圧を設定する分圧抵抗器として機能
する。
前記定電流充放電回路は、コンデンサ3を充電
するための定電流回路(トランジスタ4,5)
と、コンデンサ3を放電するための定電流回路
(トランジスタ6,7,8,9)と、コンデンサ
3の電圧と基準電圧とを比較して放電用の前記定
電流回路を駆動する回路(抵抗11,12,1
4,16,17とトランジスタ15と電圧比較器
13)から構成されている。
次に第4図を用いて発振器の動作を説明する。
今コンデンサ3の充電電圧が0からスタートし
たとする。この時抵抗18,19の分圧電圧はコ
ンデンサ3の充電電圧より高い為電圧比較器20
の出力はローレベル(電圧比較器20はオープン
コレクタ出力とする)であり、抵抗1を短絡して
いる。又抵抗11,14の分圧電圧も同様にコン
デンサ3の充電電圧より高い為、電圧比較器13
の出力はハイレベル(電圧比較器13はオープン
コレクタ出力とする)であり、レベル変換器1
5,16を通してトランジスタ10がオンしてお
り、トランジスタ7,8はオフとなつている。抵
抗11,14の分圧電圧は発振波形の上限電圧を
設定するもので抵抗18,19の分圧電圧より高
い。コンデンサ3は抵抗2で定まる充電電流で充
電され、抵抗18,19の分圧電圧に達すると電
圧比較器20が反転してオフする。その後はコン
デンサ3の充電電流は抵抗1,2で定まる値に減
少し、充電電圧が抵抗11,14の分圧電圧に達
した点で電圧比較器13が反転しオンする。これ
により抵抗14と12が並列に入る為、電圧比較
器13の基準電圧が下がると共にレベル変換器1
5,16を通してトランジスタ10がオフし、ト
ランジスタ7,8が抵抗1,2で定まる電流の2
倍の値でコンデンサ3を放電させるので、コンデ
ンサ3は等価的に抵抗1,2で定まる電流で放電
を開始する。抵抗11と12,14の並列抵抗で
定まる分圧電圧は発振波形の下限電圧を設定する
もので抵抗18,19の分圧電圧より低い。コン
デンサ3の電圧が抵抗18,19の分圧電圧まで
低下すると電圧比較器20が反転してオンし、放
電電流は再び抵抗2で定まる値まで増加し、波形
の傾斜は大きくなる。その後コンデンサ3の電圧
が抵抗11と12,14の並列抵抗で定まる分圧
電圧まで下ると電圧比較器13が反転し、レベル
変換器15,16を通してトランジスタ10をオ
ンさせる為、トランジスタ7,8がオフしてコン
デンサ3の電圧は再び上昇を開始する。これによ
れば発振波形の傾斜切換レベルは抵抗18,19
の分圧電圧により発振波形の上下限電圧の範囲で
任意に設定可能で波形の傾斜の比、即ち変換利得
は第4図の(抵抗1+抵抗2)/抵抗2の比で任
意に設定できる。同様の操作を行なうことにより
鋸波形の傾斜変換も行なう事ができる。
〔発明の効果〕
本発明は以上説明したようにスイツチング電源
の基準発振器の発振波形をパルス幅が小さくなる
方向でパルス幅変化率が小さくなるように設定す
ることにより軽負荷時の間欠動作を抑制し、負荷
変動特性を安定させ、低リツプル電圧の電源を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは本発明の一実施例の発振波形
図、第2図は第1図のスライスレベルとデユーテ
イの関係を示す図、第3図は電源の負荷変動特性
を示す図、第4図は本発明の一実施例の回路例を
示す回路図、第5図はスイツチング電源の基本構
成を示すブロツク図、第6図a,bは従来の基準
発振器の発振波形図、第7図は第6図のスライス
レベルとデユーテイの関係を示す図である。 1,2……発振用基準抵抗器、3……発振用基
準コンデンサ、4〜9……定電流回路、10……
トランジスタ、11,12,14……電圧設定抵
抗、13……電圧比較器、15〜17……レベル
変換器、18,19……傾斜切換レベル設定抵
抗、20……電圧比較器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パルス幅制御スイツチング電源に用いられる
    電源制御回路の基準波形発振器において、 基準コンデンサと、 該コンデンサを周期的に充放電して三角形の発
    振波形を発生させる定電流充放電回路と、 前記コンデンサの電圧が所定電圧以上のときと
    所定電圧以下のときとで前記定電流充放電回路に
    流れる充放電電流値を変化させ、前記所定電圧に
    より決定されるパルス幅より電源制御用のパルス
    幅が小さい領域においては前記スイツチング電源
    の出力変化に対する主トランジスタ駆動用パルス
    のパルス幅変化率が小さくなるように前記所定電
    圧から前記発振波形の傾斜を変化させる手段と、 を備えたことを特徴とする電源制御回路の基準波
    形発振器。
JP6264978A 1978-05-24 1978-05-24 Electric source control circuit Granted JPS54153261A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6264978A JPS54153261A (en) 1978-05-24 1978-05-24 Electric source control circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6264978A JPS54153261A (en) 1978-05-24 1978-05-24 Electric source control circuit

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54153261A JPS54153261A (en) 1979-12-03
JPS6412179B2 true JPS6412179B2 (ja) 1989-02-28

Family

ID=13206379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6264978A Granted JPS54153261A (en) 1978-05-24 1978-05-24 Electric source control circuit

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS54153261A (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5855751B2 (ja) * 1976-01-29 1983-12-12 ソニー株式会社 電源回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54153261A (en) 1979-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1246668A (en) Flyback feedforward pulse width modulation regulator
EP0415244B1 (en) Adaptive compensating ramp generator for current-mode DC/DC converters
EP0818875B1 (en) Step-down type DC-DC regulator
US4763235A (en) DC-DC converter
US4386311A (en) Dual slope pulse width modulation regulator and control system
US6130528A (en) Switching regulator controlling system having a light load mode of operation based on a voltage feedback signal
JP2704518B2 (ja) 電源回路
JPH0345984B2 (ja)
US4183080A (en) DC to DC converter
JPH0785650B2 (ja) スイッチングコンバータ
US4823023A (en) Transistor with differentiated control switching circuit
JPS6412179B2 (ja)
US4510563A (en) Switching power supply
JPH0113308B2 (ja)
JP3203922B2 (ja) 直流電源装置
JP2623739B2 (ja) 鋸歯状発振回路
JPS6245514Y2 (ja)
JPH0923640A (ja) Dc/dcコンバータのパルス幅変調回路
JPS6364151B2 (ja)
JPH0619329Y2 (ja) リンギングチョークコンバータ
JPH04255459A (ja) スイッチングレギュレータ
JPS6210120B2 (ja)
JPH0145265Y2 (ja)
JPS6320108B2 (ja)
JPS60207454A (ja) スイツチングレギユレ−タ