JPS641132B2 - - Google Patents

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JPS641132B2
JPS641132B2 JP8780086A JP8780086A JPS641132B2 JP S641132 B2 JPS641132 B2 JP S641132B2 JP 8780086 A JP8780086 A JP 8780086A JP 8780086 A JP8780086 A JP 8780086A JP S641132 B2 JPS641132 B2 JP S641132B2
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JP
Japan
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container
water
nozzle
wall surface
rice
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JP8780086A
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JPS62243517A (ja
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Akira Niimi
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は水道の送水圧を利用して米の洗浄を自
動的に行なう様にした洗浄器に関し、更に具体的
には米の撹拌効果を高めるための改良に関する。
〔従来の技術〕
一般に玄米を搗精する事によつて得られる白米
には搗精時に生ずる糊粉層や澱粉層の微粉が付着
しているため、これをそのまま炊飯すると炊き上
がつた飯の風味が損なわれるという不具合を生ず
る。従つて通常は白米に付着する上記微粉を除去
するために炊飯時に於いて白米を水で洗浄する処
の所謂研ぎ洗いが行なわれるのであるが、従来の
洗浄方法としては手作業による方法、即ち、鍋
等の容器に入れた白米に適量の水を注ぎ掻き混ぜ
た後、白濁した水を捨てるという作業を水が略透
明になる迄繰り返す方法、洗浄器を使用する方
法、即ち、容器の開口部に通水性を有するオーバ
ーフロー蓋を着脱自在に冠着する一方、同オーバ
ーフロー蓋よりノズルを下向きに延設し、その下
端部を容器の底部近傍部に臨ませて設け、同ノズ
ルより水道水を噴射させることによつて容器内に
対流を生じさせ、この対流作用によつて米の洗浄
を行なう方法(例えば実開昭60−164339号、実開
昭55−130636号等)が一般的に用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかして上記の洗浄方法は、手作業であるた
め時間が掛かる上、多量の水を必要とし、更に洗
浄作業中はこれに掛かり切りになるため他の炊事
仕事等が出来なくなる点に問題点を有する。又、
上記の方法にあつては、対流作用が充分に得ら
れない点に問題点を有する。
本発明は上記の様な問題点を解決するためにそ
の改善を試みたものであつて、水道の送水圧を利
用する洗浄器において、強力な対流作用を得るこ
とが出来る様にする点にその解決すべき問題点を
有する。
即ち本発明は、容器の底部よりその全域に亘つ
て水道水を噴射させる様にする事によつて上記問
題点を解決する様にした事を特徴とするものであ
つて、その具体的な手段と作用は次の通りであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
容器の開口部に通水性を有するオーバーフロー
蓋を着脱自在に嵌着すると共に、同オーバーフロ
ー蓋よりノズルを下向きに延設し、その下端部を
容器の底部近傍部に臨ませて成る洗浄器におい
て、 上記ノズルの下端部を容器の底部と略同一の
直径を存して、且つ、緩勾配の傾斜壁面と底壁
面を存して空洞状に膨出させて形成する。
上記傾斜壁面にはその全面に亘つて多数個の
噴出孔を上向きに開口する。
〔作用〕
水道の蛇口を開栓する事により、その水圧を介
してノズルに開口する噴出孔より水が勢いよく噴
射されるのであるが、ノズルの下端部は容器の底
部と略同一の直径を存して、且つ、緩勾配の傾斜
壁面と底壁面を存して空洞状に膨出させて形成さ
れている事により、ベンチユリ管の原理、即ち、
連続する異径断面の管内を流れる流体は管径が太
くなるのに比例してその内圧が高くなるという原
理に基づいて水道水がノズルの下端部内で増圧さ
れ、傾斜壁面に開口する多数個の噴出孔より容器
底部の全面に亘つて水が上向きに一斉に噴射され
る。そしてこの様に全底部より一斉にに勢いよく
水が噴射される事により容器内全体に一斉に対流
が生じ、この対流によつて米粒が撹拌されるとと
もに、米粒を撹拌して白濁した水は順次オーバー
フロー蓋より排出される。即ち、米粒の自動洗浄
作用が得られる。
〔実施例〕
以下に本発明の具体的な実施例を例示の図面に
ついて説明する。
第1図に表わす図面において1は容器を示す。
同容器1は例えば電気炊飯器の内鍋の様に上端部
に開口部を存して有底円筒状に形成され、同容器
1の開口部には本発明に係る洗浄器2が着脱自在
に被冠される。しかして、同洗浄器2はオーバー
フロー蓋3とノズル7の組み合せより成り、同オ
ーバーフロー蓋3は透明で且つ適宜の屈撓性を有
する合成樹脂等の素材を用いて容器1の開口部を
覆う事が可能な如く形成され、その表面には米粒
より小さい無数の小孔4…が穿設される。又、同
オーバーフロー蓋3の周縁部には同部を鉤状に屈
曲させて係合部5が設けられ、同係合部5を介し
て容器1の上部周縁6に対して着脱自在に係合さ
せる事が出来る様に設けられる。そしてオーバー
フロー蓋3の中央部にはノズル7を下向きに延出
させて取付けるに、同ノズル7は縦長円筒状に形
成され、その底部が容器1の底板部1′に当接す
る如く設けられる。更に詳しくは、同ノズル7は
その下端部7′を容器1の底部1′と略同一の直径
を存して逆漏斗状に膨出させて形成される。即
ち、同ノズル7の上端部分は後述する注水口9と
同一の直径を存して比較的小径の円筒状に形成さ
れると共に、下端部は緩勾配の傾斜壁面と底壁面
を存して空洞状に膨出する如く設けられる。そし
て傾斜壁面には多数個の噴出孔8…が上向きに開
口される。又、同ノズル7の上端部にはオーバー
フロー蓋3より上方に突出させて小径の注水口9
が形成され、同注水口9には水道の蛇口10より
延出するホース11の先端が接続される。
次にその作用と使用方法について説明する。
容器1内に適量の米を入れ、同容器1の上部周
縁6に係合部5を係合させてオーバーフロー蓋3
を被冠させるとともに、注水口9と水道の蛇口1
0をホース11によつて連結させた状態に於い
て、蛇口10を開栓させてノズル7内に水道水を
圧送する事によつて各噴出孔8より水道水が勢い
よく噴射される事となるのであるが、同ノズル7
の下端部7′は容器1の底部1′と略同一の直径を
存して空洞状に膨出する如く設けられ、且つ、緩
勾配を存して形成する傾斜壁面には噴出孔8…が
上向きに開口されている事により、ノズル7の下
端部7′内に送り込まれた水はベンチユリ管の原
理によつて同下端部7′内で増圧され、噴出孔8
…より容器1の底部1′全面に亘つて一斉に噴出
する作用が得られる。そしてこの様に容器1の底
部1′よりその全面に亘つて水道水が噴出する事
により同容器1内に対流が生じ、同対流によつて
容器1の底部に沈積する米粒を吹き上げる作用が
得られる。即ち、この対流によつて米粒が撹拌さ
れ、この撹拌作用を介して米粒相互が擦れ合う事
によつて米の洗浄作用が得られるのである。又、
この様に米を洗浄して白濁した水はオーバーフロ
ー蓋3に穿設する小孔4…より順次容器1外に流
出(オーバーフロー)するのであるが、同小孔4
…は米粒より小径に設けられている事により、同
小孔4…から米粒が流出する事はない。
尚、上記実施例にあつては、オーバーフロー蓋
3を透明な合成樹脂で形成し、その表面に多数の
小孔4…を穿設する様にしているが、オーバーフ
ロー蓋3全体を透明にする事は必ずしも必要では
なく、容器1内が透視可能な範囲でその一部のみ
を透明にする事も可能であり、又、オーバーフロ
ー蓋3の小孔4…は水の通過のみを許し、米粒の
流出を防止するものであれば他の構造、例えば細
かい網目状に形成する事も可能である。
〔発明の効果〕
本発明は以上の構成より成るものであり、上記
の様に容器の開口部に通水性を有するオーバーフ
ロー蓋を着脱自在に冠着するとともに、同オーバ
ーフロー蓋よりノズルを下向きに延設し、その下
端部を容器の底部近傍部に臨ませる様に設けられ
る洗浄機において、上記ノズルの下端部を容器の
底部と略同一の直径を存して、且つ、緩勾配の傾
斜壁面と底壁面を存して空洞状に膨出させて形成
すると共に、傾斜面にはその全面に亘つて噴出孔
を上向きに開口させ、同噴出孔より水道の水圧を
更に増圧させた水を勢いよく噴射させて容器内に
対流を生じさせ、この対流作用を介して米粒を撹
拌させるとともに、この様に米粒を撹拌して白濁
した水をオーバーフロー蓋より順次排出させる様
にした事により、米の自動洗浄を行なう事が出来
るに至つた。特に本発明にあつては、上記の様に
ノズルの下端部を容器の底部と略同一の直径を存
して、且つ、緩勾配の傾斜壁面と底壁面を存して
空洞状に膨出させて形成した事により、同下端部
内で水道水を増圧させる事が出来、又、上記傾斜
壁面にはその全面に亘つて噴出孔を上向きに開口
させた事により、多数個の噴出孔を開口させる事
が出来る事と相まつて容器の底部よりその全域に
亘つて水を勢い良く噴射させる事が出来、これに
より強力な対流作用を生じさせる事が可能とな
り、従来構造の洗浄機と比較してその洗浄時間を
大幅に短縮する事が出来るに至つた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る洗浄器の側断面図であ
る。 1……容器、1′……底板部、2……洗浄器、
3……オーバーフロー蓋、4……小孔、5……係
合部、6……上部周縁、7……ノズル、7′……
下端部、8……噴出孔、9……注水口、10……
蛇口、11……ホース。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 容器の開口部に通水性を有するオーバーフロ
    ー蓋を着脱自在に嵌着すると共に、同オーバーフ
    ロー蓋よりノズルを下向きに延設し、その下端部
    を容器の底部近傍部に臨ませて成る洗浄器であつ
    て、上記ノズルの下端部を容器の底部と略同一の
    直径を存して、且つ、緩勾配の傾斜壁面と底壁面
    を存して空洞状に膨出させて形成すると共に、上
    記傾斜壁面にはその全面に亘つて噴出孔を上向き
    に開口させて成る米の洗浄器。
JP8780086A 1986-04-16 1986-04-16 米の洗浄器 Granted JPS62243517A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8780086A JPS62243517A (ja) 1986-04-16 1986-04-16 米の洗浄器

Applications Claiming Priority (1)

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JP8780086A JPS62243517A (ja) 1986-04-16 1986-04-16 米の洗浄器

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Publication Number Publication Date
JPS62243517A JPS62243517A (ja) 1987-10-24
JPS641132B2 true JPS641132B2 (ja) 1989-01-10

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ID=13925052

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0342438U (ja) * 1989-09-05 1991-04-22
JPH04368239A (ja) * 1991-06-13 1992-12-21 Carolfi Gianni 霧灯を有する自動車輌の前部分

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5415301Y2 (ja) * 1974-06-28 1979-06-21
JPS521909U (ja) * 1975-06-23 1977-01-08
JPS55130636U (ja) * 1979-03-10 1980-09-16
JPS55148531U (ja) * 1979-04-11 1980-10-25
JPS60164339U (ja) * 1984-04-11 1985-10-31 大滝成形工業株式会社 自動米研ぎ装置

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