JPS641067Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS641067Y2 JPS641067Y2 JP5255482U JP5255482U JPS641067Y2 JP S641067 Y2 JPS641067 Y2 JP S641067Y2 JP 5255482 U JP5255482 U JP 5255482U JP 5255482 U JP5255482 U JP 5255482U JP S641067 Y2 JPS641067 Y2 JP S641067Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bubble
- plate
- stabilizer
- roller
- rotating body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 claims description 15
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 16
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 6
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Landscapes
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は円筒状のバブルをシート状に案内する
バブル安定装置において、バブルとの接触面をロ
ーラと案内板とに切換えることができるようにし
たバブル安定装置に関する。
バブル安定装置において、バブルとの接触面をロ
ーラと案内板とに切換えることができるようにし
たバブル安定装置に関する。
インフレーシヨン法による溶融樹脂の押出成形
においては、第１図に示すようにホツパ１から押
出機２に所定の樹脂を供給し、該押出機２により
円筒ダイ３から溶融樹脂を筒状に押出してバブル
８とし、これを円筒ダイ３の直上に設けたエアリ
ング４によつて冷却空気を吹きつけて冷却した
後、上方の安定板５を通してピンチロール６によ
つてシート状にし、ガイドロール７を介して巻取
る。
においては、第１図に示すようにホツパ１から押
出機２に所定の樹脂を供給し、該押出機２により
円筒ダイ３から溶融樹脂を筒状に押出してバブル
８とし、これを円筒ダイ３の直上に設けたエアリ
ング４によつて冷却空気を吹きつけて冷却した
後、上方の安定板５を通してピンチロール６によ
つてシート状にし、ガイドロール７を介して巻取
る。
上記安定板５は、バブルを偏平化する際、バブ
ルを安定に保つと共に表面にシワが発生しないよ
うバブルと安定板との接触摩擦抵抗が使用樹脂に
適した抵抗を有しなければならない。このため上
記安定板５には各種形状のものが用いられてい
る。例えばバブルの接触面を布製とするものや、
多孔質板とし、冷却空気を吹出すものや、あるい
はローラを設けて転り摩擦を与えるものなどがあ
る。ところが従来の安定板はそのいずれもが接触
面を一種類に限るため使用樹脂に制限がある。例
えば、EVAなどの高粘着性樹脂を成形する場合
には安定板の表面に摩擦抵抗の小さいロール等を
装着したものが用いられるが、これをそのまま高
密度ポリエチレンなどの非粘着性樹脂に用いる
と、摩擦抵抗が小さ過ぎてバブルを偏平化する際
バブルが不安定となりシワを発生するようにな
る。
ルを安定に保つと共に表面にシワが発生しないよ
うバブルと安定板との接触摩擦抵抗が使用樹脂に
適した抵抗を有しなければならない。このため上
記安定板５には各種形状のものが用いられてい
る。例えばバブルの接触面を布製とするものや、
多孔質板とし、冷却空気を吹出すものや、あるい
はローラを設けて転り摩擦を与えるものなどがあ
る。ところが従来の安定板はそのいずれもが接触
面を一種類に限るため使用樹脂に制限がある。例
えば、EVAなどの高粘着性樹脂を成形する場合
には安定板の表面に摩擦抵抗の小さいロール等を
装着したものが用いられるが、これをそのまま高
密度ポリエチレンなどの非粘着性樹脂に用いる
と、摩擦抵抗が小さ過ぎてバブルを偏平化する際
バブルが不安定となりシワを発生するようにな
る。
そこで本考案は使用樹脂の粘着性に応じてバブ
ル接触面を切換えることができる安定板の装置を
提供するものであつて、その構成は、バブルを間
に相対向して安定板が配設され、該安定板はバブ
ルの引取方向に向つて狭くなるよう傾斜して設け
られる一方、該安定板の内側面に複数の回転体が
設けられ、これら各回転体を一体に回転する駆動
機構が設けられると共に各回転体の表面にはロー
ラが設けられ、回転体裏面には案内板が設けら
れ、バブルとの接触面がローラと案内板とに切換
えられることを特徴とする。
ル接触面を切換えることができる安定板の装置を
提供するものであつて、その構成は、バブルを間
に相対向して安定板が配設され、該安定板はバブ
ルの引取方向に向つて狭くなるよう傾斜して設け
られる一方、該安定板の内側面に複数の回転体が
設けられ、これら各回転体を一体に回転する駆動
機構が設けられると共に各回転体の表面にはロー
ラが設けられ、回転体裏面には案内板が設けら
れ、バブルとの接触面がローラと案内板とに切換
えられることを特徴とする。
以下に本考案を図面に基づき詳細に説明する。
バブル安定装置１０の安定板１１ａ，１１ｂは
バブルを間にし相対向して配設される。該安定板
１１ａ，１１ｂはその上端と下端とが支持枠１２
にロツド１２ａを介して連結して支持され、バブ
ルをシート状に案内するよう上方に向つて安定板
１１ａ，１１ｂの間隙が狭くなるよう上端が内側
に傾斜して設けられる。該安定板１１ａ，１１ｂ
の傾斜角度は該安定板１１ａ，１１ｂに連結する
ロツド１２ａの伸縮により調整される。該安定板
１１ａ，１１ｂの内側面には棒状の回転体１３が
複数段、回転自在に装着される。該回転体１３の
表面にはローラ１４が軸着される。該ローラ１４
は回転体１３の長手方向に沿つて回転自在に設け
られ、バブルと接触する際、小さな摩擦抵抗を与
える。一方回転体１３の裏面にはその長手方向に
沿つて案内板１５が設けられる。該案内板１５は
バブルと接触する際、大きな摩擦抵抗を与える。
更に各回転体１３にはスプロケツト１６が装着さ
れ、又、安定板１５の下端にはハンドル１８が軸
着されると共に安定板１５の適宜な位置に他のス
プロケツト１９が配設され、これらスプロケツト
１６，１９およびハンドル１８にチエーン１７が
一体に噛合して回転体１３の駆動機構が形成され
る。上記各回転体１３はチエーン１７によつて一
体に連結されるので、ハンドル１８によつてチエ
ーン１７を回すと各回転体１３が同時に回転し、
表面のローラ１４と、裏面の案内板１５とが入れ
換る。
バブルを間にし相対向して配設される。該安定板
１１ａ，１１ｂはその上端と下端とが支持枠１２
にロツド１２ａを介して連結して支持され、バブ
ルをシート状に案内するよう上方に向つて安定板
１１ａ，１１ｂの間隙が狭くなるよう上端が内側
に傾斜して設けられる。該安定板１１ａ，１１ｂ
の傾斜角度は該安定板１１ａ，１１ｂに連結する
ロツド１２ａの伸縮により調整される。該安定板
１１ａ，１１ｂの内側面には棒状の回転体１３が
複数段、回転自在に装着される。該回転体１３の
表面にはローラ１４が軸着される。該ローラ１４
は回転体１３の長手方向に沿つて回転自在に設け
られ、バブルと接触する際、小さな摩擦抵抗を与
える。一方回転体１３の裏面にはその長手方向に
沿つて案内板１５が設けられる。該案内板１５は
バブルと接触する際、大きな摩擦抵抗を与える。
更に各回転体１３にはスプロケツト１６が装着さ
れ、又、安定板１５の下端にはハンドル１８が軸
着されると共に安定板１５の適宜な位置に他のス
プロケツト１９が配設され、これらスプロケツト
１６，１９およびハンドル１８にチエーン１７が
一体に噛合して回転体１３の駆動機構が形成され
る。上記各回転体１３はチエーン１７によつて一
体に連結されるので、ハンドル１８によつてチエ
ーン１７を回すと各回転体１３が同時に回転し、
表面のローラ１４と、裏面の案内板１５とが入れ
換る。
上記本考案のバブル安定装置によれば使用する
溶融樹脂の種類に応じて、バブルとの接触面をロ
ーラと案内板とに切換えることができるので、樹
脂の種類に応じた適切な摩擦抵抗を与えることが
でき、バブルをシート状に案内する際、シワのな
い良質な製品を得ることができ、かつ従前のよう
に安定板自体を取替える必要もなく成形作業も極
めて容易であるなど種々の利点を有する。
溶融樹脂の種類に応じて、バブルとの接触面をロ
ーラと案内板とに切換えることができるので、樹
脂の種類に応じた適切な摩擦抵抗を与えることが
でき、バブルをシート状に案内する際、シワのな
い良質な製品を得ることができ、かつ従前のよう
に安定板自体を取替える必要もなく成形作業も極
めて容易であるなど種々の利点を有する。
第１図はインフレーシヨン法によるフイルム製
造装置の概略図、第２図は本考案に係るバブル安
定装置の概略図、第３図は該バブル安定装置の部
分説明図である。 図中、１０……バブル安定装置、１１ａ，１１
ｂ……安定板、１２……支持枠、１２ａ……ロツ
ド、１３……回転体、１４……ローラ、１５……
案内板、１６，１９……スプロケツト、１７……
チエーン、１８……ハンドル。
造装置の概略図、第２図は本考案に係るバブル安
定装置の概略図、第３図は該バブル安定装置の部
分説明図である。 図中、１０……バブル安定装置、１１ａ，１１
ｂ……安定板、１２……支持枠、１２ａ……ロツ
ド、１３……回転体、１４……ローラ、１５……
案内板、１６，１９……スプロケツト、１７……
チエーン、１８……ハンドル。
Claims (1)
- バブルを間に相対向して安定板が配設され、該
安定板はバブルの引取方向に向つて狭くなるよう
傾斜して設けられる一方、該安定板の内側面に複
数の回転体が設けられ、これら各回転体を一体に
回転する駆動機構が設けられると共に各回転体の
表面にはローラが設けられ、回転体裏面には案内
板が設けられ、バブルとの接触面がローラと案内
板とに切換えられることを特徴とするバブル安定
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5255482U JPS58155216U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | バブル安定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5255482U JPS58155216U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | バブル安定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58155216U JPS58155216U (ja) | 1983-10-17 |
| JPS641067Y2 true JPS641067Y2 (ja) | 1989-01-11 |
Family
ID=30063260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5255482U Granted JPS58155216U (ja) | 1982-04-13 | 1982-04-13 | バブル安定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58155216U (ja) |
-
1982
- 1982-04-13 JP JP5255482U patent/JPS58155216U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58155216U (ja) | 1983-10-17 |
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