JPS639959Y2 - - Google Patents

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JPS639959Y2
JPS639959Y2 JP12637581U JP12637581U JPS639959Y2 JP S639959 Y2 JPS639959 Y2 JP S639959Y2 JP 12637581 U JP12637581 U JP 12637581U JP 12637581 U JP12637581 U JP 12637581U JP S639959 Y2 JPS639959 Y2 JP S639959Y2
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JP
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cable
graphite
graphite powder
discharge electrode
layer
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JP12637581U
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JPS5831628U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、防食層の外周にグラフアイトを塗布
接着した電気ケーブルを製造するために用いるグ
ラフアイト塗布装置に関する。
第1図に示すように、ケーブル芯1の外周にポ
リ塩化ビニル樹脂等から成る防食層2を設け、そ
の外周にグラフアイト塗布層3を形成することが
行なわれており、その塗布装置は、例えば特開昭
55−126914号に記載されている。この装置は、グ
ラフアイト粉末中を通過するケーブルをダイスに
通し、グラフアイトをその外周へ押しつけるもの
である。
そして、これでも十分な付着力が得られない場
合、第2図に示すように、ケーブル4(内部構造
は図示省略)の外周を2枚のフエルトテープ5で
挟み、2枚のフエルトテープ5を結束するクラン
プ6でケーブル4とフエルトテープ5との密着を
良くし、両端に図示しないスプリングで矢印のよ
うに張力を加えながらケーブル4の軸を中心に矢
印方向にこれを回転させるような装置が考案され
ている。
ところが、このような装置を用いると、グラフ
アイト粉の飛散が激しく、その回収機構の能力上
製造速度を上げることができない難点があつた。
本考案は上記の点に着目してなされたもので、
静電塗装法を用いてグラフアイト粉の付着効率を
上げ、かつケーブル製造と同時にその防食層の検
査をも行なおうとするものである。
第3図は、本考案のグラフアイト塗布装置の実
施例横断面図で、紙面手前の方向へ走行するケー
ブル7の上方に、グラフアイト粉8を収容しこれ
を定量づつ供給する供給装置9が設けられてい
る。
また、ケーブル外方の所定個所には金属線から
成る放電電極10が設けられ、電源11にそれぞ
れ図示しない電線により接続されている。この電
源11は負高電圧を放電電極10に印加する。
一方、ケーブル7にはその内部にある金属遮蔽
層12にケーブル端でリード線を接続し、電流測
定装置13を介してこれを接地する。
以上の装置は次のように作動する。
上記グラフアイト粉8の供給装置9は、振動等
によつてその下面に設けられた孔14からグラフ
アイト粉8を所定量づつ連続的に落下させる。
このとき、放電電極10に負の高電圧が印加さ
れているので、グラフアイト粉8が正電荷に帯電
する。そして、接地されたケーブル遮蔽層12に
引き付けられ、グラフアイト粉8がケーブル防食
層15上に均一に付着する。
これは、従来静電塗装法として、各種物品のコ
ーテイングや集じんに用いられている方法の応用
である。
本考案の装置は、この他に次のような付帯的機
能を有している。
第3図に示すような装置でグラフアイト塗布作
業を行なうと、放電電極10がケーブル防食層1
5を介してケーブル遮蔽層12と対向しているの
で、ケーブル防食層15にピンホール等の欠陥が
あると両者の間で放電が生じ、この放電電極が電
流測定装置13に流れる。
これによつて、グラフアイト塗布作業と同時に
防食層15の検査も行なうことができる。
特にグラフアイトが導電性のため、防食層欠陥
部に付着したグラフアイト粉により、一層検出感
度が増す。
以上の構成の本考案によれば、ケーブルにグラ
フアイト粉を良好に付着させかつその防食層の検
査も行なうことができ、良質のケーブル製造に寄
与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置によつて製造されるべき
ケーブルの横断面図、第2図はそのグラフアイト
粉塗布装置の一例構成図、第3図は本考案のグラ
フアイト塗布装置の構成図である。 7…ケーブル、9…グラフアイト粉供給装置、
10…放電電極、11…電源、12…ケーブル遮
蔽層、15…防食層、13…電流測定装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 走行するケーブルの近傍に配置されたグラフア
    イト粉供給装置と、前記ケーブル外方の所定個所
    に配置された放電電極と、この放電電極に負の高
    電圧を印加する電源と、この電源とケーブル遮蔽
    層との間に流れる電流を測定する電流測定装置と
    を有することを特徴とするグラフアイト塗布装
    置。
JP12637581U 1981-08-26 1981-08-26 グラフアイト塗布装置 Granted JPS5831628U (ja)

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JP12637581U JPS5831628U (ja) 1981-08-26 1981-08-26 グラフアイト塗布装置

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JP12637581U JPS5831628U (ja) 1981-08-26 1981-08-26 グラフアイト塗布装置

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Publication Number Publication Date
JPS5831628U JPS5831628U (ja) 1983-03-01
JPS639959Y2 true JPS639959Y2 (ja) 1988-03-24

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ID=29920163

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62203751A (ja) * 1986-02-28 1987-09-08 Hokkaido Electric Power Co Inc:The 蒸気発生器伝熱細管のホ−ニング装置
JPH0535834Y2 (ja) * 1986-12-11 1993-09-10

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Publication number Publication date
JPS5831628U (ja) 1983-03-01

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