JPS6399092A - エリスロマイシン誘導体およびその製造法 - Google Patents

エリスロマイシン誘導体およびその製造法

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JPS6399092A
JPS6399092A JP61203852A JP20385286A JPS6399092A JP S6399092 A JPS6399092 A JP S6399092A JP 61203852 A JP61203852 A JP 61203852A JP 20385286 A JP20385286 A JP 20385286A JP S6399092 A JPS6399092 A JP S6399092A
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hydrogen
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chemical
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智 大村
Zen Ito
伊藤 漸
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Kitasato Institute
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H17/00Compounds containing heterocyclic radicals directly attached to hetero atoms of saccharide radicals
    • C07H17/04Heterocyclic radicals containing only oxygen as ring hetero atoms
    • C07H17/08Hetero rings containing eight or more ring members, e.g. erythromycins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
    • A61P1/12Antidiarrhoeals
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P1/00Drugs for disorders of the alimentary tract or the digestive system
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、哺乳動物の消化管の収縮運動促進作用を示し
、消化管収縮運動促進剤として有用なエリスロマイシン
誘導体またはその塩、およびその製造法に関する。
従」聾列遣ヨー 消化管は、胃、十二指腸、小腸などからなり、口から摂
取した食物の消化に重要な役割をになっている。この消
化が円滑になされるためには消化管の収縮運動が必要で
ある。健康人においては。
自律神経系および消化管ホルモンが効果的に働き、食物
摂取直後のみならず、従来、消化管の収縮運動はないも
のとされていた空腹時にも消化管の収縮が規則正しくな
されている。この空腹時の運動は、胃、十二指腸、小腸
と伝達されその運動により消化管の掃除をし1次の食物
摂取にそなえるという大切な働きをしている(伊藤漸、
遺伝、■。
29、1979)。
消化管収縮運動促進剤は、消化管の機能の低下した人に
対し、正常な消化管運動を導くことにより健康体を維持
させることが期待される。
消化管の収縮運動を刺激する消化管ホルモンとしてモチ
リン(motilin)が知られている。この物質は、
1966年J、 C,Bro警nが豚の十二指腸粘膜か
ら抽出した22個のアミノ酸からなるペプチド〔ジェー
・シー・ブラウンエト アール0.ガストロエンテロロ
ジ−(J、 C,Brown et al、、 Gas
troente−rology) p利t’ 333.
1966)であり、すでに化学合成もなされている〔イ
ー・ブンシュ・エトアール0.ツアイトシュリフト・フ
ユア・ナチュルフオルシュ(E、 l1lUnsch 
at al、、 Zeitschrift firNa
turforsch) 28C,235,1973) 
明が解′ しようとする問題館 しかしながら、天然から抽出および化学合成によるモチ
リンの供給は満足すべきものでなく、大量供給は困難で
あった。
問題点を解 するための手 そこで本発明者らは、消化管収縮運動を促進することが
出来、かつ大量供給が可能な物質を提供すべく研究を重
ねていたが、抗生物質エリスロマイシンA、B、C,D
、Fを原料として種々の誘導体を合成し、その薬用作用
を検討したところ、該誘導体は強い消化管収縮運動促進
活性を有することを見い出した。
本発明者らは、これらの知見に基づきさらに鋭意研究し
た結果、本発明を完成した。
本発明は。
(1)一般式 〔式中、R1は水素または置換基を有していてもよいア
シルを R2は水素、置換基を有していてもよいアシル
または置換基を有していてもよいアルキルを、R3は水
素またはメチルを、R4は水素水素、置換基を有してい
てもよいアシルまたは置換基を有していてもよいアルキ
ルを、Rsは水素。
低級カルボン酸アシルまたはアルキルチオを置換基とし
て有していてもよいアルキルをそれぞれ示す。)、式。
メーー’9CH,(式中、Reは水素、置換基を有して
いてもよいアシルまたは置換基を有し(式中、Yは式>
B−R’C式中、R“はアルキルまたはアリールを示す
、 ) 、 >s=o、 >c=o、 >c=sまたは
異なって水素、アルキル、炭素原子とともに環状アルキ
ルを形成する場合、または一方が水素、アルキルまたは
アリールで他方がジアルキル級アルキルまたはシクロア
ルキルを、RCは水素。
置換基を有していてもよい低級アルキル、シクロアルキ
ル、低級アルケニルまたは低級アルキニルをもしくはR
bとRCで窒素原子とともに環状アルキルアミノを形成
する場合をそれぞれ示す、)、または式−HfB←Re
・xo(式中、R4は低級アルキR′ ルをReおよびR′は同一または異なって置換基を有し
ていてもよい低級アルキル、シクロアルキル、低級アル
ケニルまたは低級アルキニルを示し、R2はRfおよび
窒A原子とともに環状アルキルアミノを形成する場合を
、Xeは陰イオンをそれぞれ示す。)をそれぞれ示し、 する場合を示す、)を示し。
およびR12は前記と同意義を有する)または低級アル
キル基を示す) を示し、nAがジメチルアミノでかつR2がメチルの時
、R’、 Re、R’、ReおよびR6は同時に水素で
はなく。
RaがジメチルアミノでかつR3がメチルの時、RL。
R2,R4およびR7は同時に水素でなく、Raがジメ
チルアミノでRliおよびR18が両者で化学結合を形
成しかつRL、nZおよびR4が水素で、R3がメチル
の時。
R5は水素またはメシルでかつR6は水素でなくあるい
はYは〉=0でなく、RaがジメチルアミノでRlbお
よびR12が両者で化学結合を形成しかつR1がアセチ
ル、R2がホルミル、R3がメチル R4が水素の時、
Rsは水素またはメシルでかつR5は水素でなく、Ra
がジメチルアミノでRLlおよびRliが両者で化学結
合を形成しかつR1がアセチルまたはプロピオニルまた
は3−エトキシカルボニルプロピオニル、R3がメチル
、R4が水素の時 at、R5およびR1は水素ではな
く、RaがトリメチルアンモニオでR11およびRLZ
が両者で化学結合を形成しかつRL、 R2゜およびR
4は水素でR3がメチルの時、Yは〉=0でなく、Ra
がトリメチルアンモニオで A がでなくあるいはR1
,Re、  R’およびR7は水素でなくあるいはR1
はプロピオニルもしくはエトキシカルボニルでかつRe
、  R’、R’およびRLは水素でなく、RLまたは
R′のいずれかが1−アシルオキシ置でかつR1はアシ
ルでない、〕で表わされる化合物〔1〕またはその塩。
(2)保護されていてもよい一般式 〔式中、A、 R2、R4およびRaは前記と同意義を
有ルキル化剤、ボロネート化剤、カーボネート化剤。
スルフィニル化剤またはケタール化剤を反応させた後、
必要に応じて脱保護することを特徴とする化合物〔1〕
の製造法、および 〔式中、 R’、Re 、R3,R’ t; ヨヒR’
l;t:前記トfLt義ヲを表わし、Raがジメチルア
ミノでかつR″がメチルの時、RL、R2,R4,Rm
 およびR“が同時に水素ではなく、R“がジメチルア
ミノでかつR1がメチルの時。
R″、RZH4およびR7は同時に水素でなく、Haが
ジメチルアミノでかつnl、R2およびR4が水素で、
R3がメチルの時、R5は水素またはメシルでかつR6
は水素でなくあるいはYは>=0でなく、R’がジメチ
ルアミノでかつR1がアセチル R2がホルミル、R2
がメチル R4が水素の時、R″は水素またはメシルで
かつR″は水素でなく、ゼがジメチルアミノでありかつ
uLがアセチルまたはプロピオニルまたは3−エトキシ
カルボニルプロビオニル、R3がメチル、R4が水素の
時、R1,R5およびR″は水素ではなく、R“がトリ
メチルアンモニオでかつR3がメチルの時、R″ Ha
およびR4は水素でR8およびR″は水素でなくあるい
はYは)=Oでない、〕で表わされる化合物またはその
塩を酸性条件下に処理することを特徴とする一般式 〔式中、R1、R2、R3、R4、Raおよび2′は前
記と同意義を有する。〕で表わされる化合物またはその
塩の製造法、および CI′I。
〔式中、 A、Z、R1,Re、R3およびR4は前記
と同意義を有する 1(Pは式−NH−1’ (式中、
Hbは前記と同意義を有する。)または式−N<  (
式中、R’、R″は前記と同意義を有する。)をそれぞ
れ示す、〕で表わされる化合物をN−アルキル化、N−
アルケニル化またはN−アルキニル化反応に付すことを
特徴とする化合物〔6〕 (各式中R’、 Reは前記と同じ、R″は低級アルキ
ル、シクロアルキル、低級アルケニルまたは低級アルキ
ニルを示す)を示し la”がトリメチルアンモニオで
R1″およびRLIが両者で結合を形成しがっHL。
R2およびR4が水素でR3がメチルの時、Yは>=0
でなく、Ra”がトリメチルアンモニオで A がびR
6は水素でなくあるいはR7は水素でなくまたはR1は
プロピオニルもしくはエトキシカルボニルでRe、  
R’、 ReオヨヒR’ハ水素テft < 、Re*タ
ハR’R2,R4,RMおよびRGは水素でかっR1は
アシルでななお、上記〔4〕、〔6〕の化合物は〔1〕
に包含されるものである。
上記式中、R1で表わされるアシルとしては、カルボン
酸アシル、スルホン酸アシル、亜リン酸アシルあるいは
リン酸アシルでもよい。
上記式中、RZ、R5またはR7で表わされるアシルと
しては、カルボン酸アシルでもスルホン酸アシルでもよ
い。
該カルボン酸アシルは、カルボン酸から誘導されるアシ
ル基をいい、該カルボン酸としては、モノカルボン酸で
もポリカルボン酸でもよく、また飽和カルボン酸でも不
飽和カルボン酸でもよい。
モノカルボン酸アシルとしては、炭素数1〜20の飽和
または不飽和のアシル基(例えば、ホルミル、アセチル
、プロピオニル、゛ブチリル、イソブチリル、バレリル
、イソバレリル、ヘキサノイル。
ピバロイル、ラウロイル、ミリストイル、バルミトイル
、ステアロイル、アクリロイル、プロピオロイル、メタ
クリロイル等)またはアリールカルボン酸アシルが好ま
しい。該アリールカルボン酸としては、ベンゼンカルボ
ン酸、ナフタレンカルボン酸などが挙げられる。
ポリカルボン酸アシルとしては、ジカルボン酸アシルが
好ましく、該ジカルボン酸アシルとしては、エステルを
形成していてもよい炭素数2〜6の飽和または不飽和の
アシル基、例えばオキサ口。
カルボキシアセチル、3−カルボキシプロピオニル、シ
ス−3−カルボキシアクリロイル、トランス−3−カル
ボキシアクリロイル、シス−3−メチル−3−力ルポキ
シアクリロイルなどが挙げられ、該エステルとしては炭
素数1〜3が好ましく、例えばメチル、エチル、プロピ
ルなどが挙げられる。
該スルホン酸アシルは、スルホン酸から誘導されるアシ
ル基をいい1例えば一般式R13So□−(式中。
RL3はアルキル、アリール(aryl)またはアラル
キルを示す。)で表わされる基が挙げられる。該アルキ
ルとしては、例えば炭素数1〜6のものが好ましく、直
鎖状のものでも分枝状のものでもよい。
該アルキルの具体例としては、メチル、エチル。
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル。
5eC−ブチル、  tert−ブチル、n−ペンチル
、n−ヘキシルなどが挙げられる。該アリールの例とし
ては、フェニル、ナフチルなどが挙げられる。該アリー
ルは、置換基を有していてもよく、該置換基としてはた
とえば低級アルキル(例:メチル)、低級アルコキシ(
例:メトキシ)、ハロゲン(例:フッ素、塩素、臭素)
、ニトロ、カルボキシ基などが挙げられる。
該アラルキルの例としては2−フェネチルなどが挙げら
れる。
該亜リン酸アシルは、亜リン酸から誘導されるυ R14は水素、アルキル、アリール(aryl)または
アラルキルを示す、)で表わされる基が挙げられる。
該アルキルとしては、例えば炭素数1〜6のものが好ま
しく、直鎖状のものでも分校状のものでもよい、該アル
キルの具体例としては、メチル、エチル、プロピル、イ
ソプロピル、ブチル、イソブチル、 5ee−ブチル、
 tert−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシルなど
が挙げられる。該アリールの例としては、フェニル、ト
リル、ナフチルなどが挙げられる。
該アラルキルとしては、アリールアルキルが挙げられ、
該アリールとしては、上記のアリールがまた該アルキル
としては、炭素数1〜3のものが好ましく1例えばメチ
ル、エチル、プロピル等が挙げられる。
該リン酸アシルは、リン酸から誘導されるアシル基をイ
イ、例えば、一般式(Re0)2PO−(式中。
RlsはR14と同意義を有する。)で表わされる基が
挙げられる。
R1,Re、R’およびR7で表わされる置換基を有し
ていてもよいアシルにおける置換基としては、例えばハ
ロゲン、アルコキシおよびアルキルチオ等が挙げられる
該ハロゲンの例としては、塩素、臭素、フッ素およびヨ
ウ素等が挙げられる。
該アルコキシとしては、炭素数1〜4のもの、例えば、
メトキシ、エトキシ、プロポキシおよびブトキシ等が挙
げられる。
該アルキルチオとしては、炭素数1〜4のもの、例えば
メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ。
イソプロピルチオ、ブチルチオ、イソブチルチオ。
5ee−ブチルチオ、 tert−ブチルチオ等が挙げ
られる。
上記式中、R1で表わされる低級カルボン酸アシルとし
ては炭素数1〜6のモノカルボン酸アシルまたはポリカ
ルボン酸アシル、例えばホルミル。
アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチリル、バ
レリル、イソバレリル、ヘキサノイル、オキサロ、カル
ボキシアセチル、3−カルボキシプロピオニル等が挙げ
られる。
上記式中、Re、R″またはR7で表わされる置換基を
有していてもよいアルキルにおけるアルキルとしては、
炭素数1〜3のものが好ましく、直鎖状のものでも分枝
状のものでもよい、該アルキルの具体例としては1例え
ばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル等が挙げら
れる。該置換基としては、炭素数1〜3のアルコキシま
たは炭素数2〜6のアルコキシアルコキシが好ましく、
該アルコキシの例としては、メトキシ、エトキシ、プロ
ポキシが、該アルコキシアルコキシの例としては、メト
キシエトキシ、メトキシプロポキシ、メトキシブトキシ
、メトキシペンチルオキシ、エトキシエトキシ、エトキ
シプロポキシ、エトキシブトキシ、プロポキシプロポキ
シ等が挙げられる。
上記式中、R6で表わされるアルキルチオを置換、基と
して有していてもよいアルキルにおけるアルキルとして
は、メチルが挙げられる。該置換基としてのアルキルチ
オとしては、一般式R1Gs−(式中、R16は低級ア
ルキルを示す、)で表わされる基が挙げられる。該低級
アルキルとしては、炭素数1〜3のものが好ましく、そ
の例としてはたとえばメチル、エチル、プロピル等が挙
げられる。
上記式中、R1で表わされるアルキルとしては、炭素数
1〜6のものがあげられ、なかでも炭素数1〜3のもの
が好ましく、該アルキルの具体例としては、例えばメチ
ル、エチル、プロピル等が挙げられる。
上記式中、R″で表わされるアリール(aryl)とし
ては、例えばフェニル、トリル、ナフチル等が挙げられ
る。
上記式中、R9およびR10で表わされるアルキルとし
ては、直鎖状のものでも分枝状のものでもよく、炭素数
1ないし6のものが挙げられ、具体例としては1例えば
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イ
ソブチル、 5ee−ブチル。
tart−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル等が挙
げられる。なかでも炭素数1〜3のものが好ましく、直
鎖状のものでも分枝状のものでもよい、該アルキルの例
としては、メチル、エチル、プロピル。
イソプロピル等が挙げられる。
上記式中、アセタール結合している炭素原子と共に、環
状アルキルを形成するR1およびR1(+で表わされる
炭素鎖としては、炭素数4〜5のもの、例えばテトラメ
チレン、ペンタメチレン等が挙げられる。
上記式中、R″またはH1@で表わされるアリール(a
ryl)としては、例えばフェニル、トリル、ナフチル
等が挙げられる。
上記式中、R3またはRlaで表わされるジアルキルア
ミノとしては、一般式−Nn、l’? (式中、R17
は低級アルキルを示す、)で表わされる。該低級アルキ
ルとしては、炭素数1〜3のもの、例えばメチル、エチ
ル、プロピル等が挙げられる。
Ra 、 R(L’およびR1に関して、上記式中、H
bまたはR1で表わされる低級アルキルとしては、炭素
数1〜6のものが好ましく、その例としては例えばメチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル。
イソブチル、 5ec−ブチル、ペンチル、イソペンチ
ル、ヘキシルなどが挙げられる。
上記式中、R8またはReで表わされる置換基を有して
いてもよい低級アルキルにおける低級アルキルとしては
、炭素数1〜6のものが好ましく、その例としては、た
とえばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチ
ル、イソブチル、ペンチル、ヘキシルなどが挙げられる
上記式中、R’、ReまたはR′で表わされるシクロア
ルキルまたは置換基を有していてもよいシクロアルキル
におけるシクロアルキルとしては炭素数3〜7のものが
挙げられ、その例としては例えばシクロプロピル、シク
ロブチル、シクロペンチル。
シクロヘキシル、シクロヘプチルなどが挙げられるが、
なかでも炭素数4〜6のもの即ち、シクロブチル、シク
ロペンチル、シクロヘキシルなどが好ましい。
R8またはRfで表わされる置換基を有していてもよい
低級アルケニルにおける低級アルケニルとしては、炭素
数2〜6のものが好ましく、その例としてはたとえばビ
ニル、アリル、2−ブテニル、メチルフリル、3−ブテ
ニル、2−ペンテニル、4−ペンテニル、5−へキセニ
ルなどが挙げられる。
ReまたはRfで表わされる置換基を有していてもよい
低級アルキニルにおける低級アルキニルとしては、炭素
数2〜6のものが好ましく、その例としてはたとえばエ
チニル、プロパルギル、2−ブチン−1−イル、3−ブ
チン−2−イル、1−ペンチン−3−イル、3−ペンチ
ン−1−イル、4−ペンチン−2−イル、3−ヘキシン
−1−イルなどが挙げられる。
前記した置換基を有していてもよいアルキル。
シクロアルキル、アルケニルおよびアルキニルにおける
置換基としては、たとえばヒドロキシ。
C1−6シクロアルキル、 C,1゜アリール、C,−
、アルコキシ、C,、アルコキシ−C2−1−アルキル
C1−6シクロアルキルオキシ、C,、。アリールオキ
シ、 C,1□アラルキルオキシ、C,−、アルキルチ
オ、 C3−、シクロアルキルチオ、C,−、Oアリー
ルチオ、C,12アラルキルチオ、アミノ、モノC□−
4アルキルアミノ、ジC1−4アルキルアミノ。
C3−6シクロアルキルアミノ、  C,1゜アリール
アミノ、C,、、アラルキルアミノ、アジド、ニトロ。
ハロゲン、シアノ、カルボキシ、C□1アルコキシカル
ボニルpct−i。アリールオキシカルボニル。
C2−、シクロアルキルオキシカルボニル、C,、□ア
ラルキルオキシカルボニル(これらのカルボニルは、C
Oがアセタール化されていてもよい、)C1−、アルカ
ノイル、ホルミルオキシ# Ct−*アルキルスルフィ
ニル、C,、。アリールスルフィニル。
Cニ、アルキルスルホニル、C,、。アリールスルホニ
ルt C,1,アルカノイルオキシ、スルホ、カルバモ
イル、置換基を有していてもよいカルバモイル、カルバ
モイルオキシ、置換基を有していてもよいカルバモイル
オキシ、ホルミルアミノ。
C1−4フルカツイルアミノ、C@−、。アリールカル
ボニルアミノ、C□−、アルコキシカルボニルアミノ、
C,、、アラルキルオキシカルボニルアミノ。
オキソ、エポキシ、チオキソ、スルホンアミド。
複素環基、複素環チオ、複素環カルボニルアミノ、複素
環オキシ、複素環アミノ、C,4アルコキシカルボニル
オキシl cl−4アルキルスルホニルオキシ、C,l
aアリールスルホニルオキシ、スルホアミノ、スルファ
モイルアミノ、ウレイド、シリルオキシなどが挙げられ
る。
上記のアルキル、アルケニル、アルキニルあるいシクロ
アルキルに置換していてもよい基であるシクロアルキル
、アリール、C1−4アルキルを含む基のアルキルある
いは複素環基を含む基の複素環基はさらに置換基を有し
ていてもよい、かかる置換基としては、たとえばヒドロ
キシ、C,、アルキル(置換基を有していてもよく、こ
の場合の置換基は前述したアルキルにおける置換基と同
様の置換基である。以下の01−4アルキルを含む基も
同様の置換基を有していてもよい−)−C1−4アルコ
キシ、 al−、アルキルチオ、アミノ、C1,,4ア
ルキルアミノ、ジC1−4フルキルアミノ、 C,−1
゜アリールアミノ、アジド、ニトロ、ハロゲン、オキソ
、シアノ、カルボキシ9 C1−4アルコキシカルボニ
ル、C,、。アリールオキシカルボニル。
C1−、アルカノイル、 C1−、アルカノイルオキシ
スルホ、カルバモイル、!!!換基を有しているカルバ
モイル、カルバモイルオキシ、C,、アルカノイルアミ
ド、C,、アルコキシカルボニルアミノ。
スルホンアミドなどがあげられる。
前記した置換基を有していてもよいアリールおよび複素
環基における置換基としては、たとえばヒドロキシ、C
,4アルキル、 Cs−、。アリール。
C3−6シクロアルキル、ハロゲン、カルボキシ。
スルホ、C,、アルコキシ、 C1−、アルキルチオ。
ニトロ、C1−、アルコキシカルボニル、アミノ。
モノC1−、アルキルアミノ、ジC1−,アルキルアミ
ノm ci−、アルカノイルアミド、 C,−1゜アリ
ールオキシ、 C7−、□アラルキル、C1−x□アラ
ルキルオキシ、C1−1゜アリールアミノ、 C,−1
□アラルキルアミノ、シアノ、 C,#1.アリールオ
キシカルボニル、 C,1□アラルキルオキシカルボニ
ル、 C1−。
アルカノイル、C,、アルカノイルオキシ、カルバモイ
ル、置換基を有していてもよいカルバモイル、置換基を
有していてもよいカルバモイルオキシ、C1−4アルコ
キシカルボニルアミノ、オキソ等があげられる。
上記の置換基を有していてもよいアリールおよび複素環
基における置換基であるアルキル、C1−4アルキルを
含む基あるいはアリール基はさらに置換基を有していて
もよく、該置換基としては、前述したアルキル、アリー
ル基の置換基と同様のものが挙げられる。
上記各基において置換基を有している場合の置換基の数
は、1〜3個が好ましい。
これら置換基についてつぎに詳述する。
置換基としてのC1−4アルキルの例としてはたとえば
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル。
ブチル、イソブチル、 5ee−ブチル、 tart−
ブチルなどが挙げられる。
C3−6シクロアルキルの例としてはたとえばシクロプ
ロピル、シクロブチル、シクロペンチル。
シクロヘキシルなどが挙げられる。
C1−1゜アリールの例としてはたとえばフェニル。
ナフチルなどが挙げられる。
C1−、アルコキシの例としてはたとえばメトキシ、エ
トキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、 t
ert−ブトキシなどが挙げられる。
C7−6シクロアルキルオキシの例としてはたとえばシ
クロプロピルオキシ、シクロペンチルオキシ、シクロヘ
キシルオキシなどが挙げられる。
C6−1゜アリールオキシの例としてはたとえばフェノ
キシ、ナフチルオキシなどが挙げられる。
C,1,アラルキルオキシの例としてはたとえばベンジ
ルオキシ、2−フェネチルオキシ、1−フェネチルオキ
シなどが挙げられる。
C1−4アルキルチオの例としてはたとえばメチルチオ
、エチルチオ、プロピルチオ、ブチルチオなどが挙げら
れる。
C3−6シクロアルキルチオの例としてはたとえばシク
ロプロピルチオ、シクロペンチルチオ、シクロヘキシル
チオなどが挙げられる。
C6−1゜アリールチオの例としてはたとえばフェニル
チオ、ナフチルチオなどが挙げられる。
C,1,アラルキルチオの例としてはたとえばベンジル
チオ、2−フェネチルチオ、1−フェネチルチオなどが
挙げられる。
モノC1−4アルキルアミノの例としてはたとえばメチ
ルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ。
イソプロピルアミノ、ブチルアミノ、イソブチルアミノ
、 tert−ブチルアミノなどが挙げられる。
ジC□−4アルキルアミノの例としてはたとえばジメチ
ルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチ
ルアミノ、N−メチル−N−二チルアミノ、N−メチル
−N−プロピルアミノ、N−メチル−N−ブチルアミノ
などが挙げられる。
C1−6シクロアルキルアミノの例としてはたとえばシ
クロプロピルアミノ、シクロブチルアミノ。
シクロペンチルアミノ、シクロへキシルアミノなどが挙
げられる。
CG−、。アリールアミノの例としてはたとえばアニリ
ノなどが挙げられる。
C7−□2アラルキルアミノの例としてはたとえばベン
ジルアミノ、2−フェネチルアミノ、1−フェネチルア
ミノなどが挙げられる。
ハロゲンの例としてはたとえばフッ素、塩素。
臭素、ヨウ素が挙げられる。
C1−、アルコキシカルボニルの例としてはたとえばメ
トキシカルボニル、エトキシカルボニル。
プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブ
トキシカルボニル、 tert−ブトキシカルボニル、
イソブトキシカルボニルなどが挙げられる。
C6−1゜アリールオキシカルボニルの例としてはたと
えばフェノキシカルボニルなどが挙げられる。
C1−6シクロアルキルオキシカルボニルの例としては
たとえばシクロプロピルオキシカルボニル。
シクロブチルオキシカルボニル、シクロペンチルオキシ
カルボニル、シクロへキシルオキシカルボニルなどが挙
げられる。
C7−2,アラルキルオキシカルボニルの例としてはた
とえばベンジルオキシカルボニル、1−フェネチルオキ
シカルボニル、2−フェネチルオキシカルボニルなどが
挙げられる。
C1−、アルカノイルの例としてはたとえばホルミル、
アセチル、プロピオニル、ブチリル、ピパロイルなどが
挙げられる。
C1−、、アルカノイルオキシの例としてはたとえばホ
ルミルオキシ、アセトキシ、ブチリルアミド。
ピバロイルオキシ、ペンタノイルオキシ、ヘキサノイル
オキシ、ヘプタノイルオキシ、オクタノイルオキシ、ノ
ナノイルオキシ、デカノイルオキシ。
ウンデカノイルオキシ、ドデカノイルオキシ、トリデカ
ノイルオキシ、テトラゾカッイルオキシ。
ペンタデカノイルオキシなどが挙げられる。
置換基を有しているカルバモイルの例としてはたとえば
N−メチルカルバモイル、N、N−ジメチルカルバモイ
ル、N−エチルカルバモイルtNtN−ジエチルカルバ
モイル、N−フェニルカルバモイル、ピロリジノカルボ
ニル、ピペリジノカルボニル、ピペラジノカルボニル、
モルホリノカルボニル、N−ベンジルカルバモイルなど
が挙げられる。
置換基を有しているカルバモイルオキシの例としてはた
とえばN−メチルカルバモイルオキシ。
N、N−ジメチルカルバモイルオキシ、N−エチルカル
バモイルオキシ、N−ベンジルカルバモイルオキシ、N
、N−ジベンジルカルバモイルオキシ、N−フェニルカ
ルバモイルオキシなどが挙げられる。
C,、アルカノイルアミド基の例としてはたとえばホル
ミルアミノ、アセトアミド、プロピオンアミド、ブチリ
ルアミドなどが挙げられる。
C6−□。アリールカルボニルアミド基の例としてはた
とえばベンズアミドなどが挙げられる。
C1−*アルコキシカルボニルアミノ基の例としてはた
とえばメトキシカルボニルアミノ、エトキシカルボニル
アミノ、ブトキシカルボニルアミノ。
tart−ブトキシカルボニルアミノなどが挙げられる
C,、、アラルキルオキシカルボニルアミノ基の例とし
てはたとえばベンジルオキシルカルボニルアミノ、4−
メトキシベンジルオキシカルボニルアミノ、4−ニトロ
ベンジルオキシカルボニルアミノ。
4−クロロベンジルオキシカルボニルアミノなどが挙げ
られる。
スルホンアミド基の例としてはたとえばメタンスルホニ
ルアミノ、エタンスルホニルアミノ、ブタンスルホニル
アミノ、ベンゼンスルホニルアミノ、トルエンスルホニ
ルアミノ、ナフタレンスルホニルアミノ、トリフルオロ
メタンスルホニルアミノ、2−クロロエタンスルホニル
アミノ、 2,2.2−トリフルオロメタンスルホニル
アミノなどが挙げられる。
複素環基としては窒素原子、酸素原子、硫黄原子を1〜
5個を含む環状基があげられ、その例としてはたとえば
ピロリジニル、ピロリル、ピラゾリル、イミダゾリル、
フリル、チェニル、オキサシリル、イソオキサシリル、
イソチアゾリル、チアゾリル、ピペリジニル、ピリジル
、ピリダジニル、ピラジニル、ピペラジニル、ピリミジ
ニル。
ピラニル、テトラヒドロピラニル、テトラヒドロフリル
、インドリル、キノリル、 1,3.4−オキサジアゾ
リル、チニノ[2,3−dコピリジル、 1,2.3−
チアジアゾリル、 1,3.4−チアジアゾリル、 1
,2.3−トリアゾリル、 1,2.4−トリアゾリル
、 1,3.4−トリアゾリル、テトラゾリル、1,3
−ジオキソラニル、テトラシロ[1,5−blピリダジ
ニル、ベンゾチアゾリル。
ベンゾオキサシリル、ベンゾイミダゾリル、ベンゾチェ
ニル、モルホリニルなどが挙げられる。
複素環チオ、複素環オキシ、複素環アミノおよび複素環
カルボニルアミノとしては上記の複素環がそれぞれ硫黄
原子、酸素原子、窒素原子またはカルボニルアミノ基に
結合した基が挙げられる。
Ci−、アルキルスルホニルオキシの例としてはたとえ
ばメタンスルホニルオキシ、エタンスルホニルオキシ、
ブタンスルホニルオキシなどが挙げられる。
C6−1゜アリールスルホニルオキシの例としてはたと
えばベンゼンスルホニルオキシ、トルエンスルホニルオ
キシなどが挙げられる。
シリルオキシの例としてはたとえばトリメチルシリルオ
キシ、t−ブチルジメチルシリルオキシ。
t−ブチルジフェニルシリルオキシ等が挙げられる。
C1−4アルキルスルフイニルの例としてはたとえばメ
チルスルフィニル、エチルスルフィニル。
プロピルスルフィニル、ブチルスルフィニルなどが挙げ
られる。
CG−□。アリールスルフィニルの例としてはたとえば
フェニルスルフィニル、ナフチルスルフィニルなどが挙
げられる。
C1−4アルキルスルホニルの例としてはたとえばメタ
ンスルホニル、エタンスルホニル、ブタンスルホニルな
どが挙げられる。
CG−□。アリールスルホニルの例としてはたとえばベ
ンゼンスルホニル、トルエンスルホニルなどが挙げられ
る。
C,、アルコキシルカルボニルオキシの例としてはたと
えばメトキシカルボニルオキシ、エトキシカルボニルオ
キシ、 tert−ブトキシカルボニルオキシなどが挙
げられる。
上記各基について、さらに具体的にあげると、クロロメ
チル、ブロモメチル、ヨードメチル、トリフルオロメチ
ル、クロロエチル、ブロモエチル。
ヨードエチル、クロロプロピル、ヒドロキシメチル、ヒ
ドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、2−ヒドロキシ
−2−フェニルエチル、シクロプロピルメチル、シクロ
ブチルメチル、シクロペンチルメチル、シクロヘキシル
メチル、2−シクロヘキシルエチル、3−クロロシクロ
ブチルメチル、ベンジル。
4−クロロベンジル、4−ニトロベンジル、4−メトキ
シベンジル、2,4−ジメトキシベンジル、3,4−ジ
メトキシベンジル、4−メチルベンジル、2−エトキシ
エチル、 2−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)
エチル。
メトキシメチル、2,2−ジメトキシエチル、2,2−
ジェトキシエチル、シクロプロピルメトキシメチル。
シクロブチルメトキシメチル、2−シクロプロピルメト
キシエチル、2−シクロブチルメトキシエチル。
2−ベンジルオキシエチル、3−ベンジルオキシプロピ
ル、2−フェノキシエチル、 2−(2−フェネトキシ
)エチル、3−フェニルプロピル、メチルチオメチル。
2−メチルチオエチル、2−フェニルチオエチル、2−
ベンジルチオエチル、2−ブチルチオエチル、シクロへ
キシルチオメチル、 2−(4−ピリジルチオ)エチル
、アミノメチル、アミノエチル、2−メチルアミノエチ
ル、 2−tert−ブチルアミノエチル、2−ジメチ
ルアミノエチル、3−ジメチルアミノプロピル、2−シ
クロヘキジルアミノエチル、2−ベンジルアミノエチル
、2−アジドエチル、ニトロメチル、2−ニトロエチル
、シアノメチル、2−シアノエチル、4−シアノブチル
、カルボキシメチル、2−カルボキシエチル、エトキシ
カルボニルメチル、フェノキシカルボニルメチル、シク
ロペンチルオキシカルボニルメチル、アセチルメチル、
ベンゾイルメチル。
4−クロロベンゾイルメチル、 3−(4−ブロモベン
ゾイル)プロピル、3−メトキシベンゾイルメチル、2
−ホルミルオキシエチル、2−メチルスルフィニルエチ
ル、2−フェニルスルフィニルエチル、2−メチルスル
ホニルエチル、3−フェニルスルホニルプロピル、2−
アセトキシエチル、4−アセトキシブチル。
ピバロイルオキシメチル、3−スルホプロピル、カルバ
モイルメチル、3−カルバモイルプロピル、ピロリジノ
カルボニルメチル、 2−(N−エチル−ベンジルアミ
ノ)エチル、 2−(2−オキソピロリジノ)エチル、
2−ホルミルアミノエチル、3−ホルミルアミノプロピ
ル、3−トリフルオロアセタミドプロピル。
2−ベンツアミドエチル、 3−tert−ブトキシカ
ルボニルアミノプロビル、ベンジルオキシカルボニルア
ミノプロビル、2,3−エポキシプロピル、2−チオア
セタミドエチル、3−スルホンアミノプロピル。
2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)エチル、 2
−.3−.4−ピリジルメチル、 2−(4−ピリジル
)エチル、 3−(4−ピリジル)プロピル、フルフリ
ル、 3−(2−フリル)アリル、 3−(2−フリル
)プロピル、2−(2−ピラニルオキシ)エチル、 2
− (3−インドリル)エチル、 3−(1−インドリ
ル)プロピル、 3−(2−ベンツイミダゾリル)プロ
ピル、2−モルホリノエチル、(3−インキサゾリル)
メチル、2−(2−ピリジルチオ)エチル、 2−(2
−ベンツチアゾリル)エチル、 2−(2−ピリミジニ
ルチオ)エチル、 2−(2−アミノエチルチオ)エチ
ル、2−インニコチノイルアミノエチル、2−テノイル
アミノエチル、2−フロイルアミノエチル、2−(te
rt−ブトキシカルボニルオキシ)エチル、3−(te
rt−ブトキシカルボニルオキシ)プロピル、2−メチ
ルスルホニルオキシエチル、2−(p−トルエンスルホ
ニルオキシ)エチル、 2−(tert−ブチルジメチ
ルシリルオキシ)エチル、スルホアミノメチル、2−ス
ルホアミノエチル、ウレイドエチル、2−ウレイドエチ
ル、スルファモイルアミノメチル、2−スルファモイル
アミノエチル、(2−メトキシエトキシ)メチルなどが
挙げられる。
該置換基を有していてもよい低級アルキル、シクロアル
キル、低級アルケニルおよび低級アルキニルにおけるよ
り好ましい置換基としては、たとえば、ハロゲン(例、
塩素、臭素、ヨウ素、フッ素)、炭素数1〜4の低級ア
ルコキシ(例、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イン
プロポキシ。
ブトキシ)、炭素数1〜4の低級アルキルチオ(例、メ
チルチオ、エチルチオ、プロピルチオ。
ブチルチオ)、アリール(aryl) (例、フェニル
トリル、ナフチルなど)、水酸基、炭素数2〜6のフル
コキシ力ルポニルオキシ(例、tart−ブトキシカル
ボニルオキシ)、アラルキルオキシカルボニルオキシ(
例、ベンジルオキシカルボニルオキシ)、アミノ、置換
アミノ(例、ジメチルアミノ。
ジエチルアミノ)、複素環基(環状アミノ)(例、モル
ホリノ、ピペリジノ、ピロリジノ、2−オキソピロリジ
ノ)、炭素数1〜3のアシルオキシ(例、ホルミルオキ
シ、アセトキシ、トリフルオロアセトキシ)炭素数1〜
3のアシルアミノ(例、アセタミド、トリフルオロアセ
タミド)、カルボキシ、低級(C□−4)アルコキシカ
ルボニル(例、メトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル、ブトキシカルボニル)、カルバモイル、置換カルバ
モイル(例、ジメチルカルバモイル、ジエチルカルバモ
イル)スルホなどが挙げられる。
上記式中3′位上の窒素原子とともに環状アルキルアミ
ノを形成するHbおよびRcもしくはRdおよびReで
表わされる炭素鎖としては、炭素数3〜6のもの1例え
ばトリメチレン、テトラメチレン、ペンタメチレン、ヘ
キサメチレン等が挙げられる。
上記式中、xeで表わされる陰イオンとしては、たとえ
ばハロゲンイオン(例、ヨードイオン、ブロムイオン、
クロイルイオンなど)、硫酸イオン。
リン酸イオン、硝酸イオン、メタンスルフェートイオン
、p−トリルスルフェートイオン、ベンゼンスルフェー
トイオン、水酸イオン、有機カルボキシレートイオン(
例:オキザレートイオン、マレ1−トイオン、フマレー
トイオン、サクシネートイオン、シトレートイオン、ラ
クテートイオン、トリフルオロアセテートイオン、ラク
トビオネートイオン、アセテートイオン、プロピオネー
トイオン。
エチルサクシネートイオン)などが挙げられる。
本発明の化合物(1)は次の2つのグループの化合物を
包含するものである。
グループ1 式中、R1は水素または置換基を有していてもよいアシ
ルを、R2は水素、置換基を有していてもよいアシルま
たは置換基を有していてもよいアルキルを、R3は水素
またはメチルを、R4は水素rtsは水素、置換基を有
していてもよいアシルまたは置換基を有していてもよい
アルキルを、R6は水素、低級カルボン酸アシルまたは
アルキルチオを置換基として有していてもよいアルキル
をそれぞ置換基を有していてもよいアシルまたは置換基
を有してもよいアルキルを示す、)、または式メー七 〇〇 \Y/ (式中、Yは式>B−R’ (式中 R1はアルキルま
たはアリールを示す、 ) 、>S=O,>C=O,>
C=Sたは異なって水素、アルキル、炭素原子とともに
環状アルキルを形成する場合、または一方が水素、アル
キルまたはアリールで他方がジアルキルアミノである場
合をそれぞれ示す)をそれぞれ示す、);グループ2 式中、R1は水素また、は置換基を有していてもよいア
シルを、R2は水素、置換基を有していてもよいアシル
を、R3はメチルを、R4は水素を、Zは式メー≦−C
H,(式中、ns は水素、置換基OR’     O
R’ を有していてもよいアシルを Cは水素、低級カルボン
酸アシルをそれぞれ示す、);Hb Raハ式−N<  (式中Rb、R’)各々ハ、 水素
、rttimC 置換基を有していてもよい低級アルキル、低級アルケニ
ルまたは低級アルキニルを示すが、もしくはRbとRC
で隣接する窒素原子とともに環状アルキルアミノを形成
する場合をそれぞれ示すが、HbとnCは同時にメチル
基ではない);または式−Ne÷Re・XQ (式中、
R4は低級アルキルを、R′ R8およびR′は各々、置換基を有していてもよい低級
アルキル、低級アルケニルまたは低級アルキニルを、も
しくはRaはR′及び窒素原子と共に環状アルキルアミ
ノを形成する場合を、zeは陰イオンをそれぞれ示す)
をそれぞれ示し。
または 式(1)の化合物。
本発明の化合物〔1〕中、R1については、水素または
炭素数1〜5の脂肪族(アルキル)カルボン酸アシルが
、R2については、水素、炭素数1〜5の脂肪族カルボ
ン酸アシル、炭素数1〜5のアルキルスルホン酸アシル
または炭素数1〜5のアルキルチオメチルが、R31二
ついてはメチルが、R4にか、またR’、R’がそれぞ
れ水素、炭素数1〜5の脂肪族カルボン酸アシル、炭素
数1〜5のアルキルスルホン酸アシルであるか uiと
R1でYとして炭素数1〜3のアルキルであるかR4お
よびRaで環状アルキルを形成することが nfについ
ては、無置換または置換基を有する炭素数1〜5のアル
キルであるか炭素数2〜6のアルケニルもしくはアルキ
ニルが好ましい。
また、RdおよびRaが炭素数1〜3のアルキルであっ
てHaとして3級アミノ基を形成し ni、R2が共に
水素、もしくは共に炭素数1〜5の脂肪族カルボン酸ア
シルの場合は、R5、Raの少なくとも一方が炭素数1
〜5の脂肪族カルボン酸アシルもしくは炭素数1〜5の
アルキルチオメチルであるか。
ルカルボン酸でR3が水素の場合は R’、R’の少な
くとも一方が炭素数1〜5の脂肪族カルボン酸アシル、
炭素数1〜5のアルキルチオメチルもしくは炭素数1〜
5のアルキルスルホン酸アシルであるか、Yが>=S、
 >S=O、 >B−PhもしくはCI。
1mが4級アンモニウム塩の場合は nM、Raが共に
水素であるか am、Raの少なくとも一方が炭素数1
〜5の脂肪族アシルもしくはアルキルスルホン酸アシル
であることが好ましい。
本発明においては化合物〔1〕の中で、Raが4級アン
モニウム塩であることが好ましく、とりわけR−および
Reで5〜7員環状アルキルアミノ(例、ピロリジン、
ピペリジン、ヘキサメチレンイミンなど)を形成するか
R4およびRaが共に炭素数1〜5のアルキルで、R′
が炭素数1〜5のアルキルまたは炭素数2〜6のアルケ
ニルもしくはアルキニルであることが好ましく、これら
が置換基を有する場合は、とりわけヒドロキシ、カルボ
キシ。
C1−4アルコキシカルボニル、ハロゲン、シアノなど
が好ましい、また4級アンモニウム塩の又としては塩素
、臭素、ヨウ素が好ましい。
本発明の化合物〔1〕は、保護されていてもよい化合物
〔2〕にアシル化剤、アルキル化剤、ボロネート化剤、
カーボネート化剤、スルフィニル化剤またはケタール化
剤を反応させた後、必要に応じて脱保護する反応に付す
ことにより製造することができる。
該反応としては、化合物〔2〕を自体公知の反応により
、即ちアシル化剤、アルキル化剤、ボロネート化剤、カ
ーボネート化剤、スルフィニル化剤またはケタール化剤
と反応させる事により行なわれる。
該アシル化反応に用いられるアシル化剤としては、カル
ボン酸アシルを導入しうるカルボン酸の反応性誘導体1
例えば酸ハライド、酸無水物、アミド化合物、活性エス
テル、活性チオエステル等が用いられ、このような反応
性誘導体を具体的に述べると次のとおりである。
1) 酸ハライド: ここで酸ハライドとしては、たとえば酸クロリド、酸プ
ロミド等が用いられる。
2)酸無水物: ここで酸無水物としては、たとえばモノアルキル炭酸混
合酸無水物、脂肪族カルボン酸(たとえば、酢酸、ピバ
ル酸、吉草酸、イソ吉草酸、トリクロル酢酸等)からな
る混合酸無水物、芳香族カルボン酸(たとえば、安息香
酸等)からなる混合酸無水物、対称型酸無水物等が用い
られる。
3) アミド化合物: ここでアミド化合物としては、たとえばピラゾール、イ
ミダゾール、4−置換イミダゾール、ジメチルピラゾー
ル、ベンゾトリアゾール等の環内の窒素にアシル基が結
合した化合物が用いられる。
4)活性エステル: ここで活性エテスルとしては、たとえばメチルエステル
、エチルエステル、メトキシメチルエステル、プロパル
ギルエステル、4−ニトロフェニルエステル、2,4−
ジニトロフェニルエステル、トリクロロフェニルエステ
ル、ペンタクロロフェニルエステル、メシルフェニルエ
ステル等のエステルの他、1−ヒドロキシ−IH−2−
ピリドン、N−ヒドロキシサクシンイミド、N−ヒドロ
キシフタルイミド等とのエステル等が用いられる。
5)活性チオエステル: ここで活性チオエステルとしては、たとえば2−ピリジ
ルチオール、2−ベンズチアゾリルチオール等の複素環
チオール等とのチオエステル等が用いられる。
以上のような各種反応性誘導体は、カルボン酸の種類に
よって適宜選択される。
またポリカルボン酸の反応性誘導体をアシル化剤として
用いる場合、1つを残して他のカルボキシル基をエステ
ルとして保護したものを用いることが好ましい。
該アシル化剤としては、スルホン酸アシルを導入しうる
スルホン酸の反応性誘導体、例えば、メタンスルホニル
クロリド、ベンジルスルホニルクロリド、パラトルエン
スルホニルクロリド等の酸ハライド、無水メタンスルホ
ン酸、無水パラトルエンスルホン酸等の対称型酸無水物
も用いることができる。
該アルキル化反応において、41位または11位のアル
キル化反応に用いられるアルキル化剤としては5例えば
対応するアルキルハライド(例、クロリド、プロミド、
ヨーシト等)が、12位のアルキル化反応に用いられる
アルキル化剤としては、例えばジメチルスルホキシドが
挙げられる。
該ボロネート化反応に用いられるボロネート化剤として
は例えば、アルキルホウ酸(例、エチルホウ酸)、アリ
ールホウ酸(例、フェニルホウ酸)等が挙げられる。
該カーボネート化反応に用いられるカーボネート化剤と
しては、例えば、エチレンカーボネート。
カルボニルジイミダゾール、チオカルボニルジイミダゾ
ールなどが挙げられる。
該スルフィニル化反応に用いられるスルフィニル化剤と
しては、例えばエチレンサルファイドが挙げられる。
該ケタール化反応に用いられるケタール化剤としては、
例えば、2−メトキシプロペン、2,2−ジメトキシプ
ロパン、1.1−ジメトキシシクロヘキサン。
N、N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール。
N、N−ジメチルアセトアミドジメチルアセタールなど
が挙げられる。
該アシル化反応においてアシル化剤としてカルボン酸の
反応性誘導体を用いる場合、アシル化剤の使用量はアシ
ル基の導入数により異なる。
アシル化反応に用いられる溶媒としては、アシル化試薬
と反応しないものであれば制限をうけないが好ましくは
ジクロロメタン、エーテル、ピリジン、クロロホルム等
が挙げられる。塩基としては、トリエチルアミン、ジイ
ソプロピルエチルアミン、トリベンジルアミン等の三級
アミンおよび炭酸カリウム等の無機塩等が挙げられる1
反応温度は、約O℃ないし80℃であり、反応時間は約
10分ないし2週間である。
該アシル化反応においてアシル化剤としてスルホン酸の
反応性誘導体を用いる場合、アシル化剤の使用量はアシ
ル基の導入数により異なる。
アシル化反応に用いられる溶媒としては、ピリジン、ク
ロロホルム、エーテル、ジクロロメタン等が挙げられる
。塩基としては、ピリジン、トリベンジルアミン、ジイ
ソプロピルエチルアミン等の三級アミンが挙げられる0
反応温度は、約O℃ないし50℃であり、反応時間は、
約10分ないし2日である。
該アルキル化反応においてアルキル化剤の使用量はアル
キル基の導入数により異なる。
アルキル化反応に用いられる溶媒としては、クロロホル
ム、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド、エ
ーテル、エタノール等が挙げられる。反応温度は、約0
℃ないし80℃であり、反応時間は、約15分ないし1
週間である。該アルキル化反応において、4′位または
11位のアルキル化反応に用いられる塩基としては、ジ
イソプロピルエチルアミン、ピリジン等の三級アミンあ
るいは、水素化ナトリウム、水素化カリウム等が挙げら
れる。
該ボロネート化反応においてボロネート化剤の使用量は
、当量ないし過剰量(2〜3倍モル)を用いることが好
ましい、ボロネート化反応に用いられる溶媒としては、
ベンゼン、トルエン、エーテル等が挙げられる1反応温
度は、約80℃ないし130℃であり、反応時間は、約
1時間ないし5時間である。
該カーボネート化反応において、カーボネート化剤の使
用量は、カーボネート化剤によって異なるが、2〜10
倍モル量を用いることが好ましい。
カーボネート化反応に用いられる溶媒としては。
ベンゼン、トルエン等が挙げられる0反応温度は、約2
5℃ないし130℃であり、反応時間は、約30分ない
し1日である。
該カーボネート化反応において、カーボネート化剤とし
てエチレンカーボネートを用いる場合に用いられる塩基
としては、例えば炭酸カリウム等の無機塩が挙げられる
該スルフィニル化反応においてスルフィニル化剤の使用
量は小過剰(2〜3倍モル)量を用いることが好ましい
。スルフィニル化反応に用いられる溶媒としては、メタ
ノール、エタノールが挙げられる。反応温度は、約20
℃ないし30℃であり、反応時間は、約2日ないし3日
である。該スルフィニル化反応に用いられる塩基として
は、例えば炭酸カリウム等の無機塩が挙げられる。
該ケタール化反応は、ケタール化剤として対応H″、H
IOは前記と同意義をRはメチル、エチルなどの低級ア
ルキル基を示す)を用いるケタール交換反応によるのが
よい0反応溶媒としてはクロロホルムなどのハロゲン化
炭化水素、テトラヒドロフランなどのエーテル類、ジメ
チルホルムアミドなどのアミド類などを用いることがで
き、またケタール他剤自身を溶媒としてもよい、ケター
ル化剤は通常やや過剰(2倍モル程度)から大過剰(1
00倍モル程度)に用いてよいがとくに後者のケタール
化剤の場合2〜4倍モル程度が好ましい。
また触媒としてピリジンの強酸塩(例:ピリジニウム 
クロリド)などを用いるのがよくとくに本件化合物の場
合、後者のケタール化剤とピリジニウム クロリドとの
組み合わせが好ましい。反応は0℃ないし溶媒の沸点の
温度で行なうのがよく。
さらには室温付近の温度(約15℃〜25℃)で行なう
のがよい0反応時間は数時間ないし、約72時間、通常
約12〜24時間位である。
上記した反応において、保護されていてもよい化合物〔
2〕の2’ 、4’ 、11および12位の水酸基の反
応性の順序は2’)4’≧11) 12である。
以下、カルボン酸アシル基を導入する場合を例にあげる
。2′位のみアシル化する場合には、化合物〔2〕のク
ロロホルム溶液に小過剰(2倍モル量程度)のアシル化
剤と小過剰(3倍モル量程度)の塩基を加えて撹拌する
と、室温で短時間で反応が完結し、シリカゲルクロマト
グラフィーにて精製することにより、目的化合物が得ら
れる。
4′位のみをアシル化する場合には、前記のようにして
例えば2′位をアセチル化したものに。
大過剰のアシル化剤と塩基を加えて室温で約15分ない
し一夜撹拌し、常法による後処理の後シリカゲルクロマ
トグラフィーによって精製することにより、 2’−0
−アセチル−4′−q−アシル化された化金物が得られ
、この化合物をメタノールに溶解して室温で1〜2日放
置し、メタノールを減圧上留去後、シリカゲルクロマト
グラフィーにて精製することにより目的化合物が得られ
る。
11位のみをアシル化する場合には、前記のようにして
得られた2′−q−アセチル−4’−〇−ポルミル化さ
れた化合物に大過剰のアシル化剤と塩基を加えて室温で
数時間〜数日撹拌することにより2′−q−アセチル−
4’−0−ホルミル−11−アシル化された化合物が得
られ、これをメタノールに溶解して約3時間ないし3日
加熱還流することにより目的化合物が得られる。
12位のみをアシル化する場合には、前記のようにして
得られた2’ −0−アセチル化された化合物にトリメ
チルクロロシランおよびトリベンジルアミンを加え一夜
撹拌後、常法の後処理によって2′−q−アセチル−1
1,4’−ジ−q−シリル化された化合物が得られ、こ
のジクロロエタン溶液に大過剰のアシル化剤および塩基
を加え、75〜80℃で2日間撹拌すると、 2’−0
−アセチル−11,4’−ジ−q−シリルー12−9−
アシル化された化合物が得られ、これを常法の後処理の
後、生成物をメタツリシスすることにより目的化合物が
得られる。
次に、アルキル基を導入する場合の例について述べる。
4′位のみをアルキル化する場合には、前記のようにし
て2′位をアセチル化した化合物をジクロロメタンに溶
解し、水冷下アルキル化剤および塩基を加え、室温で3
0分放置して2’ −〇−アセチル−4′−q−アルキ
ル化された化合物を得て、これをメタノールに溶解し、
室温に1日放置し、反応溶液を減圧濃縮しシリカゲルク
ロマトグラフィーによって精製することによって目的化
合物が得られる。
11位のみをアルキル化する場合には、化合物〔2〕に
過剰量のベンジルオキシカルボニルクロリドおよび炭酸
水素ナトリウムを加えて反応させ、2′位の水酸基を保
護、3′位のジメチルアミノ基のメチル基1つを置換し
て保護し、これをジメチルホルムアミドに溶解させアル
キル化剤および塩基を加えて水冷下で反応させたものを
水、エタノールに溶解させ、パラジウム−炭素を触媒と
して水素化分解し、その後ホルムアルデヒドを加えて水
素化することにより目的化合物が得られる。
12位のみをアルキル化する場合には、上記の方法によ
り2’ 、 4’ 、 11位をアセチル化した化合物
をジメチルスルホキシドに溶解し、大過剰の無水酢酸を
加え、室温にて96時間〜1週間放置する。
反応液を減圧濃縮し、シリカゲルクロマトグラフィーに
よって精製し、得られた化合物をメタノールに溶解し、
これに水酸化リチウムを加え、 50’C。
4時間加温することにより目的化合物が得られる。
上記した保護基の例としては、2′位についてはアセチ
ル基が、4′位についてはホルミル基。
シリル基が、11位については、アセチル基、シリル基
が好ましい。
また、保護基を有する化合物〔2〕は、上記の方法と同
様の方法により製造できる。
かくして得られる化合物〔1〕が保護基を有する場合に
は、・必要に応じてその保護基を除去することができる
。該保護基を除去する方法としては、その保護基の種類
に応じて、塩基による方法(アルカリ加水分解)、ヒド
ラジンによる方法、還元による方法等の常用の方法を適
宜選択して行なうことができる。塩基による方法の場合
には、保護基の種類その他の条件によって異なるが、塩
基として例えばナトリウム、カリウム、リチウム等のア
ルカリ金属もしくはカルシウム、マグネシウム等のアル
カリ土類金属の水酸化物、炭酸塩等の無機塩基、金属ア
ルコキサイド類、有機アミン類、第四アンモニウム塩等
の有機塩基の他、塩基性イオン交換樹脂等が使用される
。上記塩基による方法の場合において溶媒を使用する場
合には親水性有機溶媒、水または混合溶媒が使用される
ことが多い。
還元による方法による場合には、保護基の種類その他の
条件により異なるが、例えば接触還元用金属触媒の存在
下に還元する方法等が用いられ、ここで接触還元による
方法で使用される触媒としては、例えば白金綿、白金石
綿、白金黒、酸化白金、コロイド白金等の白金触媒、パ
ラジウム海綿。
パラジウム黒、酸化パラジウム、パラジウム硫酸バリウ
ム、パラジウム炭酸バリウム、パラジウム炭素、パラジ
ウムシリカゲル、コロイドパラジウム等のパラジウム触
媒、還元ニッケル、酸化ニッケル、ラネーニッケル、漆
原ニッケル等が挙げられる。還元による方法は通常溶媒
中で行なわれ、例えばメタノール、エタノール、プロピ
ルアルコール、イソプロピルアルコール等のアルコール
類。
酢酸エチル等が繁用される。
塩基による方法、還元による方法における反応温度は1
通常冷却下ないし加温程度で行なわれる。
化合物〔3〕を酸性条件下に処理し、化合物〔4〕を製
造する反応において、酸性にする場合に用いられる酸と
しては、有機酸、例えば酢酸、ピリジニウムクロリド、
ピリジニウムパラトルエンスルホナート等が挙げられる
反応温度は約O℃ないし30℃であり、反応時間は約3
0分ないし1時間であり、反応pH範囲は、工ないし6
である。該反応に用いられる溶媒としては、酢酸、クロ
ロホルム、ジクロロメタン、1−チル等が挙げられ、反
応は撹拌下に行なうのが好ましい。
化合物〔5〕においてBlが式−NH−R’ (式中 
Hbは前記と同意義を有する。)である化合物〔5′〕
をN−アルキル化、N−アルケニル化またはN−アルキ
ニル化反応に付し、化合物〔6〕においてR′Lが式−
Nく c (式中、RbおよびRcは前記と同意義を有する。)で
ある化合物〔6′〕を製造することができる。
該反応は、化合物〔5′〕に対応するケトンもしくはア
ルデヒド類を還元条件下に反応させることにより行なわ
れる。
還元条件としては、接触還元が用いられうる〔アール・
ケー・クラーク・ジュニアおよびエム・フライフェルダ
ー・アンチビオティクス・アンド・ケモセラビー、ヱ、
 483 (1957)参照〕、その為の触媒としては
、先に還元的脱保護の項において記載したものと同様の
ものが用いられうるが、とくにパラジウムブラック、パ
ラジウム炭素、ラネーニッケルなどが好ましい1反応は
アルコール類(例、メタノール、エタノールなど)、エ
ーテル類(例、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン
など)、またはこれらと水との混合液中、水素ガス存在
下に、水冷下ないし約80℃、好ましくは室温付近の温
度で行なうのがよい。
還元条件として、金属ハイドライドによる還元を行なっ
てもよい、金属ハイドライドとしては、水素化ホウ素ナ
トリウム、水素化シアノホウ素ナトリウムが好ましい。
反応はアルコール類(例、メタノール、エタノール)、
エーテル類(例、テトラヒドロフラン、ジメトキシエタ
ン)、ニトリル類(例、アセトニトリル)又は、これら
と水との混液などの溶媒中で行なうのがよいが、更に反
応液のpHを中性から弱酸性(pH約3〜6)に保ちつ
つ行なうのがよく、液性の調節のため緩衝液または鉱酸
(例、塩酸)、有機酸(例、酢rIり、それらの水溶液
等を加えるのがよい。
金属ハイドライドの使用量は原料、用いるカルボニル化
合物の種類により異なるが、理論量のやや過剰量から約
100倍径度、好ましくはやや過剰から約10倍径度用
いるのがよく1反応の進行を見て適宜追加するのがよい
反応は約−20℃〜80℃、好ましくは約0”C〜30
℃である。
また化合物〔5′〕に塩基の存在下で、たとえば対応す
るアルキル、アルケニルまたはアルキニルのハロゲン化
物、エステル、トリオキソニウム塩などを反応させるこ
とによっても化合物〔6″〕を合成できる。
該塩基としては、たとえば水酸化ナトリウム。
水酸化カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸カリウム、
ブチルリチウム、フェニルリチウム、水素化ナトリウム
、ジイソプロピルアミン等が挙げられる。
該ハロゲン化物におけるハロゲンとしては、たとえば塩
素、臭素、ヨー素が挙げられ、なかでもヨー素が好まし
い。
該エステルとしては、たとえば硫酸エステルなどが挙げ
られる。
該トリオキソニウム塩の具体例としては、たとえばトリ
メチルオキソニウムフルオロボレート、トリエチルオキ
ソニウムフルオロボレートなどが挙げられる。
該反応試薬はそれぞれ、原料化合物1モルに対し、約1
〜100モル当量、好ましくは約2〜25モル当量であ
る。
該反応に用いる溶媒としては、たとえばハロゲン化炭化
水素(例、クロロホルム、ジクロルメタン)、エーテル
類(例、エチルエーテル、テトラヒドロフラン)、エス
テル類(例、酢酸エチル)、アルコール類(例、メタノ
ール、エタノール)などが挙げられる。
該反応は、水冷下(約0”C)ないし溶媒の沸点(約1
00℃まで)、好ましくは室温(約15〜25℃)ない
し約8o℃である。
反応時間は約2〜48時間である。
上記化合物〔6′〕を原料化合物として、アルキル化、
アルケニル化またはアルキニル化反応に付すことにより
、化合物〔6〕においてHa”が式−N”(−ReXe
(式中、R’、 Re、 R’およびxoは前f 記と同意義を有する。)である化合物〔6′〕を製造す
ることができる。
該反応に用いられる試薬としては、たとえば対応するア
ルキル、アルケニルまたはアルキニルのハロゲン化物、
エステル、トリオキソニウム塩などが挙げられる。
該ハロゲン化物におけるハロゲンとしては、たとえば塩
素、臭素、ヨー素が挙げられ、なかでもヨー素が好まし
い。
該エステルとしては、たとえば硫酸エステルなどが挙げ
られる。
該トリオキソニウム塩の具体例としては、たとえばトリ
メチルオキソニウムフルオロボレート。
トリエチルオキソニウムフルオロボレートなどが挙げら
れる。
該反応試薬は、原料化合物1モルに対し、約1〜100
モル当量、好ましくは約2〜25モル当量である。
該反応に用いる溶媒としては、たとえばハロゲン化炭化
水素(例、クロロホルム、ジクロルメタン)、エーテル
類(例、エチルエーテル、テトラヒドロフラン)、エス
テル類(例、酢酸エチル)。
アルコール類(例、メタノール、エタノール)などが挙
げられる。
該反応は、水冷下(約O℃)ないし溶媒の沸点(約10
0℃まで)、好ましくは室温(約15〜25℃)ないし
約80℃である。
反応時間は、約2時間〜1週間である。
反応液から、必要により炭酸ナトリウム水1食塩水など
による。洗滌、乾燥、濃縮処理後、エーテル等を加えて
沈殿を濾取するなどにより生成物を単離すれば、4級ア
ンモニウムイオン化に用いた試薬からの陰イオンの塩が
得られる。
なお、4級アンモニウム化反応は、前記アシル化反応等
の前または後に行うことができ、とりわけその後に行う
のが好ましい。
反応液を、たとえばシリカゲル、イオン交換樹脂カラム
クロマトグラフィー処理し、たとえば展開溶媒としてク
ロロホルム−メタノールに濃アンモニア水を加えた系な
どを用いた場合には、陰イオンとしてヒドロキシド(O
H0)である化合物が得られる。
このようにして得られた化合物の陰イオンを常套手段に
より他の陰イオンに交換することができる。
上記反応に用いられる原料化合物〔5′〕は、たとえば
デ(N−メチル)エリスロマイシンAもしくはビス〔デ
(N−メチル)〕エリスロマイシンA〔イー・エイチ・
フリン・エトアール、ジャーナル・オン・ジ・アメリカ
ン・ケミカル・ソサイアティ(E、 H,Flynn、
 et al、、 Journal ofthe Am
erican Chemical 5ociety)、
 77、3104 (1955)1日本特開昭47−9
129号公報号公報性条件下に処理することにより製造
することができる。
かくして得られる目的化合物〔1〕は、自体公知の手段
、たとえば濃縮、液性変換、転溶、溶媒抽出、凍結乾燥
、結晶化、再結晶、分留、クロマトグラフィーなどによ
り単離精製することができる。
本発明の化合物〔1〕は、酸と作用して塩を形成するこ
ともある。核酸としては、例えば有機酸(例、エチルコ
ハク酸、エチル炭酸、グリコペプトン酸、ステアリン酸
、プロピオン酸、ラクトビオン酸、シュウ酸、マレイン
酸、フマール酸、コハク酸、クエン酸、乳酸、トリフル
オロ酢酸、酢酸、メタンスルホン酸、パラトルエンスル
ホン酸。
ベンゼンスルホン酸)、鉱酸(例、硫酸、塩酸。
ヨウ化水素酸、臭化水素酸、リン酸、硝酸)などが挙げ
られる。
本発明方法の原料化合物は、たとえば、ダブり1−・ス
ラビンスキー・エトアール、ジャーナル・オン・ザ・ロ
イヤル・ネーデルランズ・ケミカル・ソサイアティ (
V、51avinski et al、 Journa
l ofthe Royal Netherlands
 Chemical 5ociety)、94゜236
、1975. フイ・シー・ステファンス・エトアール
、アンチビオティクス・アニュアル(V、C。
5tephens et al、Antibiotic
s Annual)、1958−1959゜346、ピ
ー・エイチ・ジョーンズ・エト アール。
ジャーナル・オン・メディシナル・ケミストリー(P、
H,Jones et al、Journal of 
Medicinal Chemi−stry) y旦、
 631,1972.ジェイ・タダニエル・エトアール
、ジャーナル・オン・オルガニック・ケミストリー(J
、Tadanier at al、Journal o
f OrganicChemistry)、 39.2
495.1974.1−・バナスゼック・エトアール、
ロックンキ・ケミ−(A、 Banaszek et 
al、 Roczniki Chemi)、旦、 76
3.1969゜シー・ダブリュ・ペティンガ・エトアー
ル、ジャーデル・オン・ジ・アメリカン・ケミカル・ソ
サイアテイ(C,lil、Pettinga、et a
l、 Journal of theAmarican
Chemical 5ociety)、 76、569
.1954.ピー・エフ・ライレイ・エト・アール、ジ
ャーナル・オン・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサイア
ティ(P、F、Wileyet al、Journal
 of the American Chewical
 5ociety)、79.6074.1957+ジエ
イ・メジャー・エト・アール、ジャナール・オン・ジ・
アメリカン・ケミカル・ソサイアティ (J、Maje
r、 etal、 Journal of the A
merican Chemical 5ociety)
、嬰、1620,1977、ジェイ・アール・マーチン
・エトアール、ジャーナル・オン・アンチビオティクス
(J、R,Martinet al、Journal 
of Antibiotics)、35゜426、19
82.に記載の方法、これらと同様の方法、あるいは上
記文献に記載の化合物を、上記した本発明方法あるいは
公知の常套手段に付すことにより得られる。
また原料化合物9−ジヒドロエリスロマイシンA6.9
−エポキシド、9−ジヒドロエリスロマイシンB6.9
−エポキシドなどは日本特開昭49−1588号公報の
記載に準じて製造しうる。
本発明の化合物〔1〕またはその塩は、優れた消化管収
縮運動促進作用を有する。また、後述の化合物(且)を
マウスに2300■/kg となる量を経口投与しても
死亡例は認められなかった。したがって本発明の化合物
〔1〕は低毒性であると考えられる。
このように、本発明の化合物〔1〕またはその塩は、優
れた消化管収縮運動促進作用を有し、しかも毒性は低い
ので、哨乳動物(例、マウス、ラット、犬、牛、豚9人
)の消化器機能異常(例、胃炎、胃、十二指腸潰瘍、胆
のう、胆道疾患などにおける悪心、嘔吐2食欲不振)の
治療を目的として、消化管収縮運動促進剤として用いる
ことができる。
本発明の化合物〔1〕は、経口的にあるいは非経口的に
上記哺乳動物に投与することができる。その1日あたり
の投与量は、経口的に投与する場合は、たとえば化合物
〔1〕として約0.0001〜100■/kgであり、
非経口的に投与する場合は、たとえば静脈内に注射投与
するには約0.00001〜10■/kgである。
たとえば、後述の化合物(32)は、イヌにおいて体重
1kgあたり1.0■を静脈内に投与すると、胃。
十二指腸、小腸の消化管に極めて強い収縮力をもつ収縮
運動が誘発される。この運動は、正常状態で認められる
イヌ消化管収縮運動の内で最も強い収縮運動に匹敵する
。また投与量を減量して3μg/kg程度にすると、連
続した強収縮運動ではなく、自然にみられる空腹期収縮
運動と全く同一パターンの収縮運動を誘発する。
本発明の化合物〔1〕を投与するにあたっては、副成分
を含む乳剤、水和剤1錠剤、水溶剤、粉剤、粒剤、カプ
セル剤、丸刑などの種々の形態に製剤化したものとして
使用できる。副成分としては、薬理的に許容され得る賦
形剤、崩壊剤、滑沢剤、結合剤、分散剤、可塑剤などが
用いられる。これらの副成分の例としては、賦形剤とし
ては乳糖、ぶどう糖、白糖などが、崩壊剤としては澱粉
、アルギン酸ナトリウム、寒天末、カルボキシメチルセ
ルローズカルシウムなどが、滑沢剤としてはステアリン
酸マグネシウム、タルク、流動パラフィンなどが、結合
剤としては基シロップ、ゼラチン溶液、エタノール、ポ
リビニルアルコールなどが、分散剤としてはメチルセル
ロース、エチルセルロース、セラックなどが、可塑剤と
してはグリセリン、澱粉などがあげられる。
製剤化の方法は、一般に医薬品の製造分野で行なわれて
いる方法を用いることができる。
叉立且 消化管収縮運動測定法は次に示す方法で行なった(伊藤
漸9日本平滑筋学会雑誌、 13,33,1976)。
すなわち、体重10〜15kgの雑種成犬をあらかじめ
全身麻酔下に開腹し、胃体部、胃前庭部、十二指腸、空
腸等の漿膜面にそれぞれの輪状筋の収縮運動が測定でき
る方向に、フォース・トランスジューサー(forca
 transducar)を慢性縫着した。導線は背部
から引出し、皮膚に固定しておく、実験はこうした手術
から恢復する約5日後から開始できるが、一般にこのよ
うにして準備されたイヌは約6か月間は実験に供するこ
とができる。フォース・トランスジューサーの原理は、
縫着した部分の消化管が収縮し、トランスジューサーに
曲げの歪がかかると、その力に比例した波形をペン書き
オシログラフ上に記録するものであり、本方法により収
縮の性質と大きさを測定できる。
イヌは実験用ケージの中で飼育し、トランスジューサー
の導線をポリグラフに接続すれば直ちに収縮波形を記録
できる。消化管の収縮運動はその収縮パターンから食後
の時期と空腹の時期に二大別される。実験は空腹期で、
胃に空腹期収縮のおきていない休止期に行なった。すな
わち、あらかじめ上大静脈内に留置したシリコンチュー
ブを介し、約10秒かけて試料を注射し゛た。
薬剤は生理食塩水にとかし、全量をlomgとし、約1
0秒かけてゆっくりと静注した。
消化管収縮運動促進活性(GMSA*Ga5troin
testinal motor stimulatin
g activity)を第1表に示す。
しHl 第  1′ 表 第1表及び第1′表中、GMSAの骨は、イヌを用いた
実験の自然の空腹期消化管収縮運動と同等の運動をひき
おこすのに必要な最小有効濃度が0.01〜0.1μg
/kgである場合を、士は0.1〜10μg/kgであ
る場合を、+は10〜30μg/kgである場合を、+
は30〜50μg/kgである場合をそれぞれ示す。
重化合物NOは実施例でいうそれらを示す。
実施例1 2’−0−アセチル−8,9−アンヒドロエリスロマイ
シンA6,9−ヘミケタール(化合物上)〔文献ブイ−
・シー・ステファンス・エト・アール、アンチビオティ
クス・アニュアル(V、C,5tephens et 
al。
Antibiotics Annual)、 195g
−1959,346) 250■を乾燥ピリジン2ml
に溶解し、室温ではげしく撹拌しながらアセチルクロリ
ド0.3mlを一気に加えた。
15分間撹拌したのち、酢酸エチル30m1を加えた。
この酢酸エチル溶液を飽和炭酸水素ナトリウム水、飽和
食塩水で洗滌後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を
溜去して粗生成物を得た。
これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒
:クロロホルムーメタノールー濃アンモニア水(50:
 1 : 0.01)混合溶媒)にて精製して、2′−
45−ジ−ローアセチル−8,9−アンヒドロエリスロ
マイシンA6,9−ヘミケタール(化合物りの白色粉末
100mg(収率3B%)を得た。
実施例2 化合物(1)303■、プロピオニルクロリド0.3m
l。
乾燥ピリジン2mlを用いて実施例1と同様に処理し、
2′−q−アセチル−4′−q−プロピオニル−8,9
−アンヒドロエリスロマイシン八6,9−ヘミケタール
(化合物上)の白色粉末143■(収率44%)を得た
実施例3 化合物(1)303■を乾燥ピリジン1mlに溶解し、
ベンゾイルクロリド0.07m1を加えて1夜撹拌した
以下実施例1と同様に処理し、2′−q−アセチル−4
’−〇−ベンゾイルー8,9−アンヒドロエリスロマイ
シンA6,9−ヘミケタール(化合物上)の白色粉末1
27■(収率37%)を得た。
実施例4 実施例1で得られた化合物(2)100■をメタノール
2mlに溶解し、室温にて一夜撹拌した。溶媒を溜去し
て得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィー(展開溶媒:クロロホルムーメタノールー濃アンモ
ニア水(50: i : 0.01))にて精製して、
 4’−0−アセチル−8,9−アンヒドロエリスロマ
イシンA6,9−ヘミケタール(化合物5)の白色粉末
35mg(収率37%)を得た。
実施例5 実施例2で得られた化合物(3)143■をメタノール
2mlに溶解し、実施例4と同様に処理して、4′−0
−プロピオニル−8,9−アンヒドロエリスロマイシン
八6,9−へメタノール(化合物見)の白色粉末83m
g(収率61%)を得た。
実施例6 実施例3で得られた化合物(9127■をメタノール2
mlに溶解し、実施例4と同様に処理して、4′−0−
ベンゾイル−8,9−アンヒドロエリスロマイシン八6
,9−へメタノール(化合物ユ)の白色粉末92゜(収
率77%)を得た。
実施例7 2′傅−アセチル−4’−0−ホルミル−8,9−アン
ヒドロエリスロマイシンA6,9−へメタノール(化合
物見)〔文献ニジエイ・タダニエール・エトアール、ジ
ャーナル・オン・オルガニック・ケミストリー(J。
Tadanier at al、Journal of
 Organic Chemistry)並、2495
.1974359■をメタノール1mlに溶解し、実施
例4と同様に処理して、4′−q−ホルミル−8,9−
アンヒドロエリスロマイシンA6,9−へメタノール(
化合物−9)の白色粉末29■を得た。
実施例8 化合物(1)303■を乾燥ピリジン2mlに溶解し。
室温ではげしく撹拌しながら、クロトニルクロリド0.
3mlを一気に加えた。15分間撹拌したのち、酢酸エ
チル30m1を加えた。この酢酸エチル溶液を飽和炭酸
水素ナトリウム水、飽和食塩水で洗滌後。
無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を溜去した。
得られた残渣をメタノール2mlに溶解し、室温にて一
夜撹拌した。溶媒を溜去して得られた粗生成物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー〔展開溶媒:クロロホル
ムーメタノールー濃アンモニア水(50:1:0.01
))にて精製して4′−9−クロトニル−8゜9−アン
ヒドロエリスロマイシンA6,9−へメタノール(化合
物用)の白色粉末31■(収率10%)を得た。
実施例9 化合物(1)205■、乾燥ピリジン2m1.ブチリル
クロリド0 、3mlを用い実施例8と同様に処理して
、4’−0−ブチリル−8,9−アンヒドロエリスロマ
イシンA6,9−へメタノール(化合物11)の白色粉
末18■(収率8%)を得た。
実施例10 化合物(1)303■、乾燥ピリジン2ml、インバレ
リルクロリド0.4mlを用い実施例8と同様に処理し
、4’−0−イソバレリル−8,9−アンヒドロエリス
ロマイシンA6,9−へメタノール(化合物12)の白
色粉末40!lIg(収率12%)を得た。
実施例11 化合物(1)303■、乾燥ピリジン2ml、エチルマ
ロニルクロリド0.4mlを用い実施例8と同様に処理
して、4’−0−エチルマロニル−8,9−アンヒドロ
エリスロマイシン八6,9−へメタノール(化合物u)
の白色粉末40■(収率12%)を得た。
実施例12 化合物(1)205■を乾燥ピリジン1mlに溶解し、
無水酢酸0 、25m1を加えて室温にて4日間撹拌し
た。
これに酢酸エチル30m1を加えて希釈し、飽和炭酸水
素ナトリウム水、飽和食塩水で洗滌後、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した。溶媒を溜去し、得られた残渣をメタノ
ール1mlに溶解して、室温にて一夜撹拌した。溶媒を
溜去して得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー(展開溶媒:クロロホルムーメタノールー濃
アンモニア水(50:l:0.01))にて精製して、
 11.4“−ジ−0−アセチル−8゜9−アンヒドロ
エリスロマイシン八6,9−へメタノール(化合物見)
の白色粉末129■(収率60%)を得た。
実施例13 化合物(1)205■、乾燥ピリジン1ml、無水プロ
ピオン酸を用い実施例12と同様に処理して、11゜4
#−ジ−q−プロピオニルー8,9−アンヒドロエリス
ロマイシンA6,9−へメタノール(化合物見)の白色
粉末105■(収率47%)を得た。
実施例14 化合物(1)205■を乾燥ピリジン1mlに溶解し、
無水酢酸0.5mlを加えて室温にて7日間撹拌した。
以下実施例12と同様に処理して、 11.4’−ジ−
0−ブチリル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA
6,9−へメタノール(化合物見)の白色粉末113■
(収率40%)を得た。
実施例15 化合物(1)205■を乾燥ピリジン1mlに溶解し、
ベンゾイルクロリド0 、5mlを加え室温にて3日間
撹拌した。以下実施例12と同様に処理して、11.4
’−ジ−q−ベンゾイルエリスロマイシンA6,9−へ
メタノール(化合物H)の白色粉末107■(収率35
%)を得た。
実施例16 化合物(1)184ffIgを乾燥ピリジン2mlに溶
解し、ベンジルスルホニルクロリド440■を加えて室
温にて5時間撹拌した。これに酢酸エチル30m1を加
えて希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水、飽和食塩水で
洗滌後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。
溶媒を溜去し、得られた残渣をメタノール2mlに溶解
し、室温にて一夜撹拌した。溶媒を溜去して得られた粗
生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶
媒:クロロホルムーメタノールー濃アンモニア水(50
: 1 : 0.01乃にて精製して、11゜4′−ジ
−グーベンジルスルホニル−8,9−アンヒドロエリス
ロマイシン八6,9−へメタノール(化合物見、)の白
色粉末127+ng(収率51%)を得た。
実施例17 化合物(L)227.を乾燥ピリジン2mlに溶解し、
パラトルエンスルホニルクロリド527■を加えて50
℃にて2日間撹拌した。以下実施例16と同様に処理し
て、11.4’−ジ−q−パラトルエンスルホニル−8
,9−アンヒドロエリスロマイシン八6,9−へメタノ
ール(化合物見)の白色粉末81■(収率26%)を得
た。
実施例18 8.9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−へメタ
ノールサイクリック11.12−カーボネート(化合物
並)〔文献(ダブり1−・スラビンスキー・エトアール
、ジャーナル・オン・ザ・ロイヤル・ネーデルランズ・
ケミカル・ソサイアテイ(V、Slawinskiet
 al、Journal of the Royal 
Netherlands Chemical 5oci
ety)、94.236.1975) 9 gをクロロ
ホルム100m1に溶解し、ピリジン4mlと無水酢酸
3mlを加えて室温で45分間撹拌した。この反応溶液
を飽和炭酸水素ナトリウム水、飽和食塩水で洗滌後、無
水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を溜去して、2′−0
−アセチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA6
,9−へメタノールサイクリック11.12−カーボネ
ート(化合物ス1)白色粉末をほぼ純品で定量的に得た
実施例19 実施例18で得られた化合物(21) 235■を乾燥
ピリジン1mlに溶解し、無水酪酸0.5mlを加え室
温で2日間撹拌した。これに酢酸エチル30m1を加え
て希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水、飽和食塩水で洗
滌後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を゛溜去して
粗生成物を得た。
これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒
:クロロホルムーメタノールー濃アンモニア水(50:
 1 : 0.01)混合溶媒)にて精製して、2′−
q−アセチル−4’−0−ブチリル8,9−アンヒドロ
エリスロマイシンA6,9−へメタノールサイクリック
11.12−カーボネート(化合物U)の白色粉末78
K(収率31%)を得た。
実施例20 実施例19で得られた、化合物(22)59■をメタノ
ール1mlに溶解し、室温で一夜撹拌した。溶媒を溜去
して得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー〔展開溶媒:クロロホルムーメタノールー濃アン
モニア水(50: 1 : 0.01)混合溶媒〕にて
精製し、4′−q−ブチリル8,9−アンヒドロエリス
ロマイシンA6,9−へメタノールサイクリック11、
12−カーボネート(化合物見)の白色粉末40■(収
率72%)を得た。
実施例21 11−q−メタンスルホニル−2′−q−アセチル−4
′−q−ホルミル−8,9−アンヒドロエリスロマイシ
ンA6゜9−ヘミケタール(化合物見)〔文献(ジェイ
・タダニエル・エト アール、ジャーナル・オン・オー
ガニック ケミストリー(J、 Tadanier a
t aleyJournal of Organic 
Chemistry) 39.2495.1974)7
9■をメタノール1mlに溶解し、室温で一夜撹拌した
。溶媒を溜去して得られた粗生成物をシリカゲルカラム
クロマトグラフィー〔展開溶媒:クロロホルムーメタノ
ールー濃アンモニア水(50:1:0゜01)混合溶媒
〕にて精製し、1l−q−メタンスルホニル−4’−0
−ホルミル−8,9−アンヒドロエリスロマイシン八6
,9−ヘミケタール(化合物用)の白色粉末40■(収
率52%)を得た。
実施例2z 化合物(1)150■を乾燥ピリジン2mlに溶解し、
水冷下で撹拌しながらメタンスルホニルクロリド46μ
mを加えた。滴下後、水冷下で1時間、室温で2時間撹
拌を続けた。以下実施例16と同様に処理して、11.
4’−ジ−q−メタンスルホニル−8,9−アンヒドロ
エリスロマイシン八6,9−ヘミケタール(化合物用)
の白色粉末123■(収率78%)を得た。
ロウマス(low mass (SIMS) m/e 
: 872 (M+H)実施例1〜22で得られた化合
物の構造式、比旋光度およびNMRスペクトル値を第2
表および第3表に示す。
(以下余白) し113 第2表 表中phはフェニルをEtはエチルを表わす。
化合物Nαは実施例でいうそれらを示す。
実施例23 8,9−アンヒドロエリスロマイシンA 6,9−へメ
タノール(化合物27) (文献:ブイ、シー。
ステファンスエトアール、アンチビオティクス・アニュ
アル(V、C,5tephens et al、 An
tibioticsAnnual) 1958−195
9.346) 200+ngをCHClz (3,4m
1)に溶解後、無水ピリジン(0,22m1)および無
水酪酸(0,34m1)を加え、20分間室温に放置し
た1反応溶液をCHCl、 (20ml)で希釈し、飽
和炭酸水素ナトリウム水溶液(20ml)および水(2
0ml)で洗浄した。
CHCl、層は、無水硫酸ナトリウムを用いて乾燥し、
減圧濃縮すると無色のガラス状物質が得られた。
得られたガラス状物質はCHCl、 : CH,OH:
 conc。
NH40f(=4Q : 1 : 0.01を展開溶媒
系とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製す
ると2′−見−ブチリル−8,9−アンヒドロエリスロ
マイシンA 6,9−へメタノール(化合物用)の白色
粉末209■(収率95.2%)が得られた。
Rf値: 0.36 (CHCI、 : CH,OH:
 cone、 NH,0H=10 :1 : 0.01
)担体、シリカゲル(メルク社製、西独)ハイマス(h
igh mass) : 785.4936 (計算値
:C41H1x N O1s・785.4921)以下
の実施例における薄層クロマトグラフィーにおいても同
じ担体を用いた。
実施例24 2′−〇−アセチル−8,9アンヒドロエリスロマイシ
ン八 6,9−へメタノール(化合物用)〔=化合物(
1))  (文献:ブイ、シー、ステファンスエトアー
ル、アンチビオティクス・アニュアル(V、 C,5t
ephens et al、 Antibiotics
 Annual) L958−1959.346) 2
00mgを無水ピリジン(4ml)に溶解し、水冷下メ
タンスルホニルクロリド(0,12m1)を加えた。3
0分後(川)の製法と同様に後処理すると、無色のガラ
ス状物質が得られた。得られたガラス状物質は精製する
ことなく、メタノール(8ml)に溶解し、室温に放置
した。1日後、反応溶液を減圧濃縮すると無色のガラス
状物質が得られた。得られたガラス状物質はCHCl、
 : CH30H:conc、NH,OH=30 : 
1: 0.01を展開溶媒系とするシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーで精製すると4’−〇−メタンスルホ
ニルー8,9−アンヒドロエリスロマイシンA 6,9
−へメタノール(化合物用)の白色粉末116mg (
収率52.3%)が得られた。
Rf値: 0.20 (CHCI、 : CH,OH:
 conc、 NH40H= 10 :1 : 0.0
1)  high mass : 793.427 (
Calcd for :C3,HGffNo、4S :
 793.427)実施例25 2′−0−アセチル−4′−〇−ホルミルー8,9−ア
ンヒドロエリスロマイシン八 6,9−へメタノール(
化合物31)(=化合物(8)) [文献:ジャーナル
・オン・ザ・ケミカル・ソサイアティ (Journa
lofThe Chemical 5ociety) 
39.2495.1974) 300■をCHCl、 
(8,1m1)に溶解し、4−ジメチルアミノピリジン
(5■)、トリエチルアミン(15ml)および無水酢
酸(1,2m1)を加え、加熱還流した。3日後、室温
に戻し、(ハ)の製法と同様に後処理すると薄黄色のガ
ラス状物質が得られた。得られたガラス状物質は精製す
ることなく、メタノール(12ml)に溶解し加熱還流
した。3日後室温に戻し減圧濃縮すると、薄黄色のガラ
ス状物質が得られた。
得られたガラス状物質は、CHCl3:C)1.OH:
conc、NH40H=50 : 1 : 0.01を
展開溶媒系とするシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製すると11.12−ジ−0−アセチル−8,9−
アンヒドロエリスロマイシンA 6,9−ヘミケタール
(化合物U)の白色粉末136■(収率44.5%)が
得られた。
Rf値: 0.15 (CHCI3: cH,on :
 cone、 NH40H= 10 :1 : 0.0
1)  low mass : M” 799  ノ1
イマス(highmass)ニア99.4703(計算
値: C,、)l、、NO,4; 799.4713)
実施例26 化合物(31) 300■をCHCl、 (8,1m1
)に溶解し、4−ジメチルアミノピリジン(5■)、ト
リエチルアミン(2,2m1)および無水プロピオン酸
(2,2m1)を加え、(旦)の製法と同様に処理し、
11.12−ジ−O−フロピオニルー8,9−アンヒド
ロエリスロマイシンA 6,9−へメタノール(化合物
U)の白色粉末68mg (収率21.5%)が得られ
た。
Rf値:’ 0.16 (CHCI3: CH,OH:
 cone、 NH,0)l= 10 :1 : 0.
01)  high mass : 827.502 
(Ca1cd、for ;C43H,、NoX4: 8
27.502)実施例27 化合物(31) 300+IIgをCHCl、 (8,
1m1)に溶解し、4−ジメチルアミノピリジン(5■
)、トリエチルアミン(2,2m1)および無水酪酸(
2,6m1)を加え、(旦)の製法と同様に処理し、1
1.12−ジ−q−ブチリルー8.9−アンヒドロエリ
スロマイシンA6゜9−へメタノール(化合物旦)の白
色粉末141■(収率43.2%)が得られた。
Rf値: 0.18 (CHCI3: CH,OH: 
cone、 NH40)1=10 :1 : 0.01
)  low mass : M” 855ハイマス(
high mass) : 855.5343 (計算
値二C□H,,N014; 855.5339)実施例
28 化合物(…)1.0gをトルエン(10ml)に溶解し
、チオカルボニルジイミダゾール929■を加え、加熱
還流した。4時間後室温に戻し、(田)の製法と同様に
後処理すると、黄色のガラス状物質が得られた。得られ
たガラス状物質はCHCl、 : CH,OH:con
e、 N)140H=100 : 1 : 0.01を
展開溶媒系とするシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製すると2′−q−アセチル−4′−9−ホルミル
−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA 6,9−へ
ミケタニルサイクリックー11.12−チオカルボネー
ト(化合物用)の白色粉末373■(収率36.0%)
が得られた。
Rf値: 0.45 (CHCI、 : CH,OH:
 cone、 NH40H=10 :1 : 0.01
)  ハイマス(high mass) : 827.
4091(計算値:04□H,、No14S ; 82
7.4121)実施例29 実施例28で得られた化合物(35) 100■をメタ
ノール(4ml)に溶解し、加熱還流した。3日後、室
温に戻し、減圧濃縮すると無色のガラス状物質が得られ
た。得られたガラス状物質はCHCl、 : CH,O
H:cone、 NH,0H=50 : 1 : 0.
01を展開溶媒系とするシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製すると8,9−アンヒドロエリスロマイシ
ンA 6,9−へメタノールサイクリック 11.12
−チオカルボネート(化合物用)の白色粉末63mg(
収率68.8%)が得られた。
Rf値: 0.20 (CHCI、 : CH,OH:
 cone、 NH40H=10 :1 : 0.01
)  high mass : 757.406 (C
alcd、for ;C3II Hc 3 No□、S
 : 757.407)実施例30 化合物(互)170■をメタノール(1,1m1)に溶
解し、炭酸カリウム(213+ng)およびエチレンサ
ルファイド(27μm)を加え、室温にて撹拌した。2
日後、(旦)の製法を同様に後処理すると無色のガラス
状物質が得られた。得られたガラス状物質はCHCl、
 :C8,OH: cone、 NH40H=10 :
 1 : 0.01を展開溶媒系とするシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーで精製すると8,9−アンヒドロ
エリスロマイシンA6,9−へメタノール11.12−
スルファイト(化合物U)の白色粉末72■(収率39
.8%)が得られた。Rf値: 0.09 (CHCI
3: CH30H: cone、 NH40H=lO:
 1 : 0.01)  high mass : 7
61.401 (Calcd。
for ;  C,,8,3No□2S : 761.
401)実施例31 化合物(29)200mgをベンゼン(10ml)に溶
解し、フェニルポリツクアシッド(32■)を加え、加
熱還流した。2時間後室温に戻し、化合物(28)の製
法と同様に後処理すると、2′−q−アセチル−8゜9
−アンヒドロエリスロマイシン八 6,9−へメタノー
ル 11.12−フェニルボロネート(化合物用)の白
色粉末216■(収率97.8%)が得られた。
本物質は精製する必要がないほど純粋であった。
Rf値: 0.40 (CHCI、 : CH,OH:
 conc、 N)140H=10 :1 : 0.0
1) 実施例32 実施例31で得られた化合物(3g) 216mgをメ
タノール(8,6m1)に溶解し、室温に放置した。1
日後、減圧濃縮すると無色のガラス状物質が得られた。
得られたガラス状物質はCHCl、 : CH,Of(
: conc。
NH40H=50 : 1 : 0.01を展開溶媒系
とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製する
と、8゜9−アンヒドロエリスロマイシンA 6,9−
へメタノール 11.12−フェニルボロネート(化合
物用)の白色粉末199■(収率97.0%)が得られ
た。
Rf値: 0.40 (C)IC1,: CH,O)I
 : cone、 N)140H=10 :1 : 0
.01) 実施例33 化合物(皿) 1.40gを無水ピリジン(14ml)
に溶解し、クロロトリメチルシラン(1,1m1)を加
え。
室温に放置した。2時間後、化合物(ハ)の製法と同様
に後処理すると2’ −0−アセチル−11,4’ −
ジ−q−トリメチルシリル−8,9−アンヒドロエリス
ロマイシンA6,9−へミヶタール(化合物赳)の無色
のガラス状物質1.50 g (収率90.0%)が得
られた。
Rf値: 0.43  (CHCI、: CH,OH:
 cone、NH,DH=10 :1 : 0.01) 実施例34 化合物(40) 750mgを1,2−ジクロロエタン
(3ml)に溶解し、冷却しながらトリベンジルアミン
2.40 gおよびアセチルクロリド(0,72m1)
を加え10分後、75℃にて加熱撹拌した。3日後、(
旦)の製法と同様に後処理すると薄黄色の固形物質が得
られた。得られた固形物質は精製することなく、メタノ
ール(30ml)に溶解し、 50’Cにて加温した。
1日後、室温に戻し、減圧濃縮すると、薄黄色の固形物
質が得られた。得られた固形物質はCHCl、 :CH
,OH: cone、 NH40)1=50 : 1 
: 0.01を展開溶媒系とするシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーで精製すると12−0−アセチル−8,
9−アンヒドロエリスロマイシンA 6,9−ヘミケタ
ール(化合物41)の白色粉末163■(収率25.9
%)が得られた。
Rf値: 0.15 (CHCI、 : CH,O)I
 : cone、 N)140H=10 :1 : 0
.01) high +nass : 757.460 (Cal
cd for ; C,、H,、No□、 ニア57.
460) 実施例35 化合物(40) 800+ngを1,2−ジクロロエタ
ン(3,2m1)に溶解し、冷却しながらトリベンジル
アミン2.56 gおよびプロピオニルクロリド0.8
5m1を加え、10分後室5℃にて加熱撹拌した。3日
後、化合物(並)の製法と同様に後処理し、12−q−
プロピオニル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA
6,9−ヘミケタール(化合物長)の白色粉末273m
g (収率39.9%)が得られた。
Rf値: 0.17 (CHCl、 : CH,OH:
 cone、 NH,OH= 10 :1 : 0.0
1) high mass : 771.476  (Cal
cd for ; C4,)1.、No、、 ニア71
.476) 実施例36 化合物(29) 400mgをジクロロメタン(0,8
m1)に溶解し、冷却しなからN、N−ジイソプロピル
エチルアミン(0,2m1)およびメトキシエトキシメ
チルクロリド(0,22n+1)を加え、10分後室温
に放置した。3時間後、(川)の製法と同様に後処理す
ると無色のガラス状物質が得られた。得られたガラス状
物質は、C)IcL : CH,OH: cone、 
N)1.0H=100: 1 :0、Olを展開溶媒系
とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製する
と2’ −0−アセチル−4′−q−メトキシエトキシ
メチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA 6,
9−ヘミケタール(化合物U)の白色粉末250■(収
率56.0%)が得られた。
Rf値: 0.43 (CHCI、 : CH,OH:
 cone、 NH40H= 10 :1 : 0.0
1) high mass : 845.513 (Calc
d for ; C,3H,、No1. :845.5
13) 実施例37 実施例36で得られた化合物(43) 150■をメタ
ノール(6ml)に溶解し、室温に放置した。1日後、
反応溶液を減圧濃縮すると無色のガラス状物質が得られ
た。得られたガラス状物質は、ClC1,:CM、OH
: cone、 NH40H=30 : 1 : 0.
01を展開溶媒系とするシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーで精製すると4′−q−メトキシエトキシメチル
−8゜9−アンヒドロエリスロマイシン八 6.9−ヘ
ミケタール(化合物44)の白色粉末85■(収率59
.6%)が得られた。
Rf値: 0.27 (CHCla : CHaOH:
 conc、 NH40H= 10 :1 : 0.0
1) high mass : 803.502 (Calc
d for ; C4□H,、No14:803.50
2) 実施例23〜37で得られた化合物の構造式、比旋光度
およびNMRスペクトルを第4表、第5表に示す。
(以下余白) 実施例38 化合物(27) 300■を乾燥ピリジン(3ml)に
溶解し、この溶液中に無水酢酸(0,4m1)を加えた
。反応混合物を50℃に24時間加温した。反応液を冷
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(10ml)に注ぎ生成
物をクロロホルム(3X10ml)にて抽出した。抽出
液を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧上溶媒を留
去して、粗生成物を得た。これをシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー〔メルクArt 7734シリ力ゲル2
0g:溶出溶媒;クロロホルム−メタノール(50:1
))にて精製して、11.2’ 、 4’ −トへ−グ
ーアセチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシン八 
6,9−へメタノール(化合物旦)の白色粉末290■
を得た。
Rf値: 0.38 (CHCI、 : CH30H=
20 : 1 )実施例39 実施例38で得られた化合物(45) 290mgを乾
燥ジメチルスルホキサイド(3ml)に溶解し、これに
無水酢酸(1ml)を加えた。反応混合物を室温にて9
6時間放置した。反応液を減圧下(< 2 mm Hg
)濃縮して、残査をクロロホルム(20ml)に溶解し
た。
このクロロホルム溶液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
(10ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、
溶媒を減圧下留去した。粗生成物をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィー〔メルクArt 7734シリ力ゲル
20g;溶出溶媒:クロロホルム−メタノール(50:
1))にて精製して、11.2’ −4’−トリーq−
アセチル−12−q−メチルチオメチル−8,9−アン
ヒドロエリスロマイシンA 6゜9−へメタノール(化
合物U)の白色粉末173■を得た。
Rf値: 0.39 (CHCI、 : CH,0H=
20 : 1 ’)実施例40 実施例39で得られた化合物(46) 173■をメタ
ノール(5ml)に溶解し、 これに水酸化リチウム(
20■)を加えた。反応液を撹拌しながら50℃に4時
間加温した。減圧上濃縮して、残査をクロロホルム(2
0ml)に溶解し水(10ml)を加えて分液した。ク
ロロホルム層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減
圧下留去した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー〔メルクArt 7734シリ力ゲル15g;
溶出溶媒:クロロホルム−メタノール(30:l))に
て精製して、12−q−メチルチオメチル−8,9−ア
ンヒドロエリスロマイシンA6.9−へメタノール(化
合物U)の白色粉末118■を得た。
Rf値: 0.16 (CHCI、 : C)130H
=10 : 1 )実施例41 化合物(旦)300■を乾燥ピリジン(3ml)に溶解
し、これに無水酢酸(0,3m1)を加えた。反応混合
物を50℃に24時間加温した。反応液を冷飽和炭酸水
素ナトリウム水溶液(10ml)中に注ぎ生成物をクロ
ロホルム(3x 10m1)にて抽出した。抽出液を無
水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧上溶媒を留去して
、粗生成物を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー〔メルクArt 7734シリ力ゲル20g:
溶出溶媒:クロロホルム−メタノール(50:1))に
て精製し、11.2’−ジ−q−アセチル−4′−q−
ホルミル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA 6
,9−へメタノール(化合物48)の白色粉末195■
を得た。
Rf値: 0.37 (CHCI、 : CH,0H=
10 : 1)ハイマス(high mass) : 
827.4689 (計算値二04□H,gNoi、 
: 827.4663)実施例42 実施例41で得られた化合物(48) 195■をメタ
ノール(5ml)に溶解し、この溶液を1時間加熱還流
した。減圧上溶媒を留去し、粗生成物を得た。
これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー〔メルクA
rt 7734シリ力ゲル20g;溶出溶媒:クロロホ
ルム−メタノール(30:1))にて精製し、11−0
−アセチル−4′−〇−ホルミルー8,9−アンヒドロ
エリスロマイシンA 6,9−へメタノール(化合物U
)の白色粉末155■を得た。
Rf値: 0.28 (CHCI、 : CH30H=
10 : 1 )実施例43 実施例41で得られた化合物(48) 210■をメタ
ノール(5ml)に溶解し、この溶液を45時間加熱還
流した。減圧上溶媒を留去し、粗生成物を得た。これを
シリカゲルカラムクロマトグラフィー〔メルりArt 
7734シリ力ゲル20g;溶出溶媒:クロロホルム−
メタノール(30:1))にて精製し、 11−0−ア
セチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシン八 6,
9−へメタノール(化合物並)の白色粉末158■を得
た。
Rf値: 0.21 (CHCI、: Cl、OR= 
to : 1 )実施例44 実施例42で得られた化合物(49) 155■を実施
例43と同様の操作で11−4−アセチル−8,9−ア
ンヒドロエリスロマイシン八 6,9−へメタノール(
化合物並)の白色粉末115mgを得た。
実施例45 化合物(1300■を乾燥ピリジン(3ml)に溶解し
、これに無水酢酸(0,3m1)を加えた。反応混合物
を50℃に24時間加温した。反応液を冷飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液(10ml)中に注ぎ生成物をクロロ
ホルム(3x 10m1)にて抽出した。抽出液を無水
硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧上溶媒を留去した。
残査をメタノール(5ml)に溶解し、これを45時間
加熱還流した。溶媒を減圧留去し、残査をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィーにて精製し、1l−q−アセチ
ル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA 6,9−
へメタノール(化合物剋)の白色粉末156■を得た。
実施例46 化合物(8) 300I!1gと無水プロピオン酸(0
,3m1)°を実施例45に従い反応させメタノールで
脱保護を行ない、粗生成物をシリカゲルカラムクロマト
グラフィー〔メルクArt 7734シリ力ゲル20g
;溶出溶媒:クロロホルム−メタノール(30:1))
にて精製し、11−0−プロピオニル−8,9−アンヒ
ドロエリスロマイシン八 6,9−へメタノール(化合
物且)の白色粉末152■を得た。
Rf値: 0.21 (C)IcI3: CH,0H=
10 : 1 )実施例47 化合物(旦)300■と無水酪酸(0,3m1)から、
実施例45に従い、ブチリル化後脱保護を行ない粗生成
物を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
〔メルクArt 7734シリ力ゲル20g;溶出溶媒
:クロロホルム−メタノール(30:1):lにて精製
し、11−0−ブチリル−8,9−アンヒドロエリスロ
マイシン八6,9−へメタノール(化合物且)の白色粉
末146■を得た。
Rf値: 0.21 (CHCI、 : CH,O)l
 : =10 : 1 )実施例48 化合物(旦)300■と塩化ベンゾイル(0,3m1)
から、実施例45に従い、ベンゾモル化後脱保護を行な
い粗生成物を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー〔メルクArt 7734シリ力ゲル20g;
溶出溶媒:クロロホルム−メタノール(30:1))に
て精製し、11−0−ベンゾイル−8,9−アンヒドロ
エリスロマイシンA 6,9−へメタノール(化合物且
)の白色粉末155mgを得た。
Rf値: 0.20 (CHCI、 : CH,01(
: = 10 : 1 )実施例49 エリスロマイシンA200■をCHCl3(2ml)に
溶解後、2−メトキシプロペン(78μm)およびピリ
ジニウムクロリド64■を加え室温に放置した。1日後
反応溶液をCHCl、 (20ml)で希釈し、飽和炭
酸水素ナトリウム(20ml)及び水(20ml)で洗
浄した。
CHCl、層は無水硫酸ナトリウムを用いて乾燥し。
減圧濃縮すると無色のガラス状物質が得られた。
得られたガラス状物質をCHCla : CH301(
: cone。
NH40H=30 : 1 : 0.01を展開溶媒系
とするシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製する
と11゜12−0−インプロピリデン−8,9−アンヒ
ドロエリスロマイシンA 6,9−へメタノール(化合
物置)の無色粉末194■(94,0%)が得られた。
Rf値: 0.14 (CHCI、 : CH,OH:
 cone、 NH,0H=10 :1 : 0.01
) ハイマス(high mass) : 755.485
6 (計算値:04゜HG、No、2; 755.48
15)実施例38〜49で得られた化合物の構造式、比
旋光度およびNMRスペクトルを第6表および第7表に
示す。
第6表 表中phはフェニルを表わす。
化合物Nαは実施例でいうそれらを示す。
実施例50 化合物(27)100■をクロロホルム1mlに溶解し
、ヨウ化メチル40μmを加えて2時間撹拌した。大部
分の溶媒を溜去したのちエーテル5mlを加え生じた沈
殿をろ過した。沈殿をエーテルで洗滌後乾燥して8,9
−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタール
メチルヨージド(化合物旦)の白色粉末65rRg(収
率54%)を得た。
実施例51 化合物(32) 30■、ヨウ化メチル15μmを用い
て実施例50と同様に処理して11.12−ジ一旦−ア
セチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9
−ヘミケタールメチルヨージド(化合物狂)の白色粉末
18■(収率51%)を得た。
実施例52 114−メタンスルホニル−8,9−アンヒドロエリス
ロマイシンA6,9−ヘミケタール(化合物57) 7
9■、ヨウ化メチル29μmを用いて実施例50と同様
に処理して11一旦一メタンスルホニルー8,9−アン
ヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタールメチル
ヨージド(化合物置)の白色粉末55rRg(収率58
%)を得た。
実施例53 化合物(25)78■、ヨウ化メチル59μmを用いて
実施例50と同様に処理して11−0−メタンスルホニ
ル−4’4−ホルミル−8,9−アンヒドロエリスロマ
イシンA6,9−ヘミケタールメチルヨージド(化合物
旦)の淡黄色粉末67mg(収率74%)を得た。
実施例54 化合物(27) 200■をクロロホルム4μmに溶解
し、ヨウ化エチル0.5mを加えて20時間加加熱光し
た。
大部分の溶媒を減圧下で留去したのちエーテル10m1
を加え、生じた沈殿をろ過した。沈殿をエーテルで洗滌
後乾燥して8,9−アンヒドロエリスロマイシンA6,
9−ヘミケタールエチルヨージド(化合物旦)の白色粉
末145■(収率60%)を得た。
実施例55 化合物(27) 200■をクロロホルム4mlに溶解
し、ヨウ化プロピル0 、5mlを加えて48時間加熱
還流した。以下実施例54と同様に処理して8,9−ア
ンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタールプロ
ビルヨージド(化合物61)の白色粉末120mg (
収率48%)を得た。
実施例56 化合物(1)200mg、ヨウ化メチル0.2mlを用
いて実施例50と同様に処理して2′一旦−アセチル−
8,9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケ
タールメチルヨージド(化合物旦)の白色粉末154■
(収率65%)を得た。
実施例50〜56で得られた化合物の構造式および物性
を第8表および第9表にそれぞれ示す。
第8表 実施例57 化合物(27) too■を乾燥エーテル2mlに溶解
し。
0℃にてジイソプロピルエチルアミン73μlとバレリ
ルクロリド33μlを加えた。室温まで昇温しで15分
間撹拌したのち酢酸エチル25m1を加えて希釈した。
これを飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水
で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去
して得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー
〔展開溶媒:クロロホルムーメタノールー濃アンモニア
水(20:1:0゜01)〕にて精製して、2′−q−
バレリル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA6,
9−ヘミケタール(化合物63)の白色粉末96■(収
率86%)を得た。
実施例58 化合物(27)50+ng、ジイソプロピルエチルアミ
ン37μm、ヘキサノイルクロリド20μmを用いて実
施例57と同様に処理して、2′一旦一ヘキサノイルー
8,9−アンヒドロエリスロマイシン八6,9−ヘミケ
タール(化合物64)の白色粉末53■(収率94%)
を得た。
実施例59 化合物(27)100■、 ジイソプロピルエチルアミ
ン73μm、アラキシルクロリド93rNg を用いて
実施例57と同様に処理して、2′−計アラキジルー8
,9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタ
ール(化合物65)の白色粉末104■(収率73%)
を得た。一 実施例60 化合物(27) 100■、 ジイソプロピルエチルア
ミン73μm、イソバレリルクロリド34μmを用いて
実施例57と同様に処理して、2′−七イソバレリルー
8゜9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケ
タール(化合物66)の白色粉末100■(収率89%
)を得た。
実施例61 化合物(27) 100■、 ジイソプロピルエチルア
ミン73μm、クロトニルクロリド27μmを用いて実
施例57と同様に処理して、2′−計クロトニルー8,
9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケター
ル(化合物67)の白色粉末87mg(収率79%)を
得た。
実施例62 化合物(27)100mg、 ジイソプロピルエチルア
ミン73μm、ベンゾイルクロリド33μmを用いて実
施例57と同様に処理して、2′一旦一ペンゾイルー8
,9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−へメタノ
ール(化合物68)の白色粉末86■(収率75%)を
得た。
実施例63 化合物(27) 200■をクロロホルム4mlに溶解
し、ジイソプロピルエチルアミン150μmを加えた。
 50℃まで加熱しメタンスルホニルクロリド32μl
を加えて25分間撹拌したのちさらにメタンスルホニル
クロリド20μmを加えた。15分間撹撹拌室温まで冷
却し酢酸エチル30m1にて希釈した。これを飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄後、無水
硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去して得られた残
渣をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒:クロロ
ホルムーメタノールー濃アンモニア水(60: 1 :
 0.01)にて精製して、2′劉−メタンスルホニル
−8,9−アンヒドロエリスロマイシン八6,9−へメ
タノール(化合物69) 53■(収率24%)および
11.2’−ジ−q−メタンスルホニル−8,9−アン
ヒドロエリスロマイシンA6,9−へメタノール(化合
物70) 52■(収率21%)を得た。
実施例64 化合物(27)100mg を乾燥ピリジン1mlに溶
解し、ジフェニルクロロホスフェート0.3mlを加え
て一夜撹拌した。酢酸エチル20m1を加えて希釈し、
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄
した。これを無水硫酸ナトリウムにて乾燥したのち溶媒
を留去し、得られた粗生成物をシリカゲルクロマトグラ
フィー(展開溶媒:クロロホルムーメタノールー濃アン
モニア水(10: 1 : 0.01)にて精製して、
2′−q−ジフェニルホスホリル−8,9−アンヒドロ
エリスロマイシン八6,9−へメタノール(化合物71
)の白色粉末43■(収率33%)を得た。
実施例65 化合物(27)100mg、 ピリジン1ml、ジエチ
ルクロロホスフェート0.2mlを用いて実施例64と
同様に処理して、2′−g−ジエチルホスホリル−8,
9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−へメタノー
ル(化合物72)の白色粉末25■(収率21%)を得
た。
実施例66 化合物(幻157■を乾燥ピリジン1mlに溶解し、無
水吉草酸0,2mlを加えて50℃にて2週間撹拌した
。室温まで冷却したのち酢酸エチル30m1を加えて希
釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水
で洗浄した。これを無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち
溶媒を留去し、得られた残渣をメタノール6mlに溶解
して50℃にて3時間撹拌した。室温まで冷却したのち
5%炭酸水素ナトリウム水溶液0.4mlを加えてさら
に6時間撹拌した。
液量が約2mlになるまで濃縮したのち酢酸エチル30
m1を加えて希釈し、飽和食塩水で洗浄して無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。溶媒を留去して得られた粗生成物
をシリカゲルクロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホ
ルムーメタノールー濃アンモニア水(10: 1 : 
0.1)にて精製して11一旦−バレリル−8,9−ア
ンヒドロエリスロマイシンA6,9−へメタノール(化
合物73)の白色粉末91■(収率57%)を得た。
実施例67 化合物(8) 157■、乾燥ピリジン1ml、無水ヘ
キサン酸0.2mlを用いて実施例66と同様に処理し
て11−0−ヘキサノイル−8,9−アンヒドロエリス
ロマイシンA6,9−へメタノール(化合物74)の白
色粉末98■(収率60%)を得た。
実施例57〜67で得られた化合物の構造式、比旋光度
およびNMRスペクトル値を第10表に示す。
(以下、余白) 実施例68 デ(N−メチル)エリスロマイシンA(文献二日本特開
昭47−9129号公報) 1.OOgを氷酢酸5ml
に溶解し1時間撹拌した0反応液を氷冷した濃アンモニ
ア水20m1に注いだ、この混合液をクロロホルム10
m1で3回抽出した。このクロロホルム溶液を無水硫酸
ナトリウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去した。残留物
をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:ク
ロロホルムーメタノールー濃アンモニア水(10: 1
 : 0.1))にて精製してデ(N−メチル)−8,
9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケター
ル(化合物互)の白色粉末830IIIg(収率85%
)を得た。
実施例69 ビス〔デ(N−メチル)〕エリスロマイシンA(文献:
日本特開昭47−9129号公報)930■を実施例6
8と同様に処理してビス〔デ(N−メチル)〕−〕8,
9−アンヒドロエリスロマイシン八69−ヘミケタール
(化合物U)の白色粉末770■(収率85%)を得た
6 実施例70 エチル−ツルーエリスロマイシンA〔文献:アール・ケ
ー・クラーク・ジュニア・エト・アール。
アンチビオティクスアンドケモテラピー(R,K。
C1ark Jr、et al、 Antibioti
cs and Chemotherapy)■、 48
3.(1957)) 400■を実施例68と同様に処
理してエチル−ツルー8,9−アンヒドロエリスロマイ
シンA6,9−ヘミケタール(化合物互)の白色粉末3
27■(収率84%)を得た。
実施例71 ブチル−ツルーエリスロマイシンA〔文献=アール・ケ
ー・クラーク・ジュニア・エト・アール。
アンチビオティクスアンドケモテラビ−(R,K。
C1ark Jr、et al、 Antibioti
cs and Chemotherapy)■、 48
3.(1957)) 168■を実施例68と同様に処
理してブチル−ツルー8,9−アンヒドロエリスロマイ
シンA6,9−ヘミケタール(化合物n)の白色粉末9
9■(収率60%)を得た。
実施例72 化合物(77)88Tngをクロロホルム2mlに溶解
してヨウ化エチル1mlを加え、80℃にて14時間撹
拌した。大部分の溶媒を減圧下で留去したのちエーテル
5mlを加え、生じた沈澱をろ過した。沈澱をエーテル
で洗滌後乾燥してエチル−ツルー8,9−アンヒドロエ
リスロマイシンA6,9−ヘミケタールエチルヨージド
(化合物n)の白色粉末72■(収率67%)を得た。
実施例73 化合物(76) 376■をメタノール5mlに溶解し
た。
炭酸水素ナトリウム138■および1,4−ジブロモブ
タン1 、0mlを加え、50℃にて8時間撹拌した1
反応液を酢酸エチル30m1で希釈し、水および飽和食
塩水で洗滌した。この酢酸エチル溶液を無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去した。
残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶
媒:クロロホルムーメタノールー濃アンモニア水(10
: 1 : 0.1)にて精製してデ(ジメチルアミノ
)−3′ −ピロリジノ−8,9−アンヒドロエリスロ
マイシンA6,9−へメタノール(化合物肚)の白色粉
末158■(収率39%)を得た。
実施例74 化合物(80)63.、ヨウ化メチル0.1mlを用い
実施例50と同様に処理してデ(ジメチルアミノ)−3
’−ピロリジノ−8,9−アンヒドロエリスロマイシン
A6゜9−ヘミケタールメチルヨージド(化合物…)の
白色粉末70■(収率93%)を得た。
実施例75 化合物(27) 120■をクロロホルム1mlに溶解
し2−ブロモエタノール0.5mlおよびジイソプロピ
ルエチルアミン0.5mlを加え、2日間撹拌した。溶
媒を留去したのちエーテル5@1を加え生じる沈澱をろ
過した。沈澱をエーテル10m1で洗滌後乾燥して8,
9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−へメタノー
ル2−ヒドロキシエチルプロミド(化合物U)の白色粉
末119■(収率84%)を得た。
実施例76 化合物(27) 150■をクロロホルム1mlに溶解
しアリルプロミド0.5mlおよびジイソプロピルエチ
ルアミン0.25m1を加え、1日間撹拌した。溶媒を
留去したのちエーテル5mlを加え生じる沈澱をろ過し
た。沈澱をエーテル10i+1で洗滌後乾燥して8゜9
−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタール
アリルプロミド(化合物並)の白色粉末134■(収率
76%)を得た。
実施例68〜76で得られた化合物の構造式、比旋光度
およびNMRスペクトルを第11表に示す。
実施例77 9−ジヒドロエリスロマイシンA6,9−エポキシド(
化合物84)(文献二日本特開昭47−1588号公報
)100■をクロロホルム1mlに溶解し、ヨウ化メチ
ル0.6mlを加え1.5時間加熱還流した。溶媒を留
去したのちエーテル5mlを加え生じる沈澱をろ過した
。沈澱をエーテル10m1で洗滌後乾燥して、9−ジヒ
ドロエリスロマイシンA6,9−エポキサイドメチルヨ
ージド(化合物用)の白色粉末85■(収率71%)を
得た。
実施例78 化合物(84)100mg をクロロホルムl+++1
に溶解しヨウ化エチル0.6mlを加え、2日間加熱還
流した。
溶媒を留去したのちエーテル5mlを加え、生じる沈澱
をろ過した。沈澱をエーテル10m1で洗滌後乾燥して
9−ジヒドロエリスロマイシンA6,9−エポキシドエ
チルヨージド(化合物並)の白色粉末90111g(収
率74%)を得た。
実施例79 化合物(84) 100■をクロロホルム1mlに溶解
しヨウ化プロピル0.7+mlを加え、 2日間加熱還
流した。溶媒を留去したのちエーテル5mlを加え、生
じる沈澱をろ過した。沈澱をエーテル10m1で洗滌後
乾燥して9−ジヒドロエリスロマイシンA 6.9−エ
ポキシドプロピルヨージド(化合物釘)の白色粉末87
■(収率70%)を得た。
実施例80 化合物(84) 100■をクロロホルム1mlに溶解
しヨウ化ブチル1.Omlを加え、1日間加熱還流した
溶媒を留去したのちエーテル5mlを加え、生じる沈澱
をろ過した。沈澱をエーテル10+ilで洗滌後乾燥し
て9−ジヒドロエリスロマイシン八6,9−エボキシド
ブチルヨージド(化合物用)の白色粉末95IIIg(
収率76%)を得た。
実施例77〜80で得られた化合物の構造式、比旋光度
およびNMRスペクトル値を第12表に示す。
実施例81 化合物(27) 200mgをクロロホルム4mlに溶
解し塩化ベンジル0.3mlを加えて48時間加熱還流
した。
以下実施例54と同様に処理して8,9−アンヒドロエ
リスロマシンA6,9−ヘミケタールベンジルクロリド
(化合物用)の白色粉末122■(収率52%)を得た
実施例82 化合物(57) 200.をクロロホルム4mlに溶解
しヨウ化エチル0.5mlを加えて20時間加熱還流し
た。
以下実施例54と同様に処理して11−0−メシル−8
,9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタ
ールエチルヨージド(化合物並)の淡黄色粉末134■
(収率56%)を得た。
実施例83 化合物(57) 200gをクロロホルム4mlに溶解
しヨウ化プロピル0.5mlを加えて20時間加熱還流
した。以下実施例54と同様に処理して11−0−メシ
ル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘ
ミケタールプロピルヨージド(化合物シェ)の淡黄色粉
末126■(収率52%)を得た。
実施例84 化合物(27) 200rngを60ロホルム4+al
に溶解し臭化エチル0.5mlを加え、48時間加熱還
流した。
以下実施例54と同様に処理して8,9−アンヒドロエ
リスロマシンA6,9−ヘミケタールエチルブロミド(
化合物置)の白色粉末189■(収率82%)を得た。
実施例81〜84で得られた化合物の構造式、比旋光度
およびNMRスペクトル値を第13表に示す。
実施例85 化合物(76) 206.をメタノール3mlに溶解し
た。炭酸水素ナトリウム76■およびヨウ化エチル0.
5mlを加え、50℃にて1夜撹拌した0反応液に酢酸
エチル30m1を加えて希釈し、飽和炭酸水素ナトリウ
ム溶液及び飽和食塩水で洗滌した。この酢酸エチル溶液
を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去し
た。残留物をシリカゲルクロマトグラフィー〔展開溶媒
:クロロホルムーメタノールー濃アンモニア水(50:
 1 : 0.1) ]にて精製して、ジエチル−ジノ
ル−8,9−アンヒドロエリスロマイシン八6,9−へ
メタノール(化合物93)98■(収率44%)および
エチル−ジノル−8,9−アンヒドロエリスロマイシン
A6,9−へメタノール(化合物94)47. (収率
22%)を得た。
実施例86 化合物(76)550■1,5−ジブロモペンタン1.
6mlおよび炭酸水素ナトリウム202.を用い実施例
73と同様に処理して、デ(ジメチルアミノ)−3゛−
ビペリジノ−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA6
,9−へメタノール(化合物95)の白色粉末327■
(収率54%)を得た。
実施例87 化合物(93)78mg、ヨウ化エチル1mlを用い。
実施例72と同様に処理して、ジエチル−ジノル−8,
9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケター
ルエチルヨージド(化合物用)の淡黄色粉末15■(収
率16%)を得た。
実施例88 化合物(80)93g、ヨウ化エチル1mlを用い。
実施例72と同様に処理して、デ(ジメチルアミノ)−
3′−ピロリジノ−8,9−アンヒドロエリスロマイシ
ンA6,9−ヘミケタールエチルヨージド(化合物9!
、)の淡黄色粉末94mg(収率84%)を得た。
実施例89 化合物(95)83■とヨウ化メチル0.5mlをクロ
ロホルム0.5mlに溶解し、40℃にて9時間撹拌し
た。以下実施例50と同様に処理してデ(ジメチルアミ
ノ)−3′−ピペリジノ−8,9−アンヒドロエリスロ
マイシンA6,9−ヘミケタールメチルヨ−ミド(化合
物並)の淡黄色粉末84■(収率85%)を得た。
実施例90 化合物(95)94.、ヨウ化エチル1mlを用い、実
施例72と同様に処理して、デ(ジメチルアミノ)−3
′−ピペリジノ−8,9−アンヒドロエリスロマイシン
A6,9−ヘミケタールエチルヨーミド(化合物用)の
淡黄色粉末33■(収率29%)を得た。
実施例91 化合物(27) 50■、プロパルギルプロミド0.6
mlを用い、実施例50と同様に処理して、8,9−ア
ンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタールプロ
パルギルブロミド(化合物遅速)の白色粉末52■(収
率89%)を得た。
実施例92 化合物(…)111■、プロパルギルプロミド0.12
m1を用い、実施例50と同様に処理して、11,12
−ジ−q−アセチル−8,9−アンヒドロエリスロマイ
シンA6,9−ヘミケタールプロバルギルブロミド(化
合物101)の白色粉末111■(収率87%)を得た
実施例85〜92で得られた化合物の構造式、比旋光度
およびNMRスペクトルを第14表に示す。
実施例93 11−0−メチルエリスロマイシンA(文献二日本特開
昭57−192294号公報)120■を氷酢酸6ml
に溶解し、1時間半撹拌した0反応液を氷冷した濃アン
モニア水15m1に注いだ、この混合液をクロロホルム
10m1で3回抽出した。このクロロホルム溶液を無水
硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下で溶媒を留去した。残
留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー〔展開溶媒
、クロロホルム−メタノール−濃アンモニア水(20:
1:0.01))にて精製して、11一旦一メチルー8
,9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタ
ール(化合物産)の白色粉末95■(収率75%)を得
た。
実施例94 11−0−エチルエリスロマイシンA(文献:日本特開
昭57−192294号公報)125■を実施例93と
同様に処理して、11−立一エチルー8,9−アンヒド
ロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタール(化合物遅
狙)の白色粉末102■(収率84%)を得た。
実施例95 化合物(48) 120■をクロロホルム(3,2m1
)に溶解し、4−ジメチルアミノピリジン(2■)、ト
リエチルアミン(0,86m1)および無水プロピオン
酸(0,86m1)を加え、加熱還流した。3日後室温
に戻し、(■)の製法と同様に後処理すると、薄黄色の
ガラス状物質が得られた。得られたガラス状物質は、精
製することなく、メタノール(6ml)に溶解し、加熱
還流した。3日後室温に戻し減圧濃縮すると薄黄色のガ
ラス状物質が得られた。得られたガラス状物質は、クロ
ロホルム−メタノール−濃アンモニア水=50:1:0
.01を展開溶媒系とするシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーで精製すると、1l−q−プロピオニル−12
−〇−アセチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシン
A6.9−ヘミケタール(化合物遅ホ)の白色粉末65
■(収率55%)が得られた。
Rf値0.16 (クロロホルム:メタノール:濃アン
モニア水=10:1:0.01)lowma s s 
:M”813.ハイマス(highmass):813
.486(計算値: C4z HllN O12;81
3.487) 実施例96 化合物(48) 120■をクロロホルム(3,2m1
)に溶解し、4−ジメチルアミノピリジン(2■)、ト
リエチルアミン(0,86ml)および無水酪酸(0゜
86m1)を加え、(104)の製法と同様に処理し、
11一旦−ブチリル−12一旦一アセチルー8,9−ア
ンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタール(化
合物遅臣)の白色粉末75■(収率63%)が得られた
Rf値:0.16 (クロロホルム:メタノール:濃ア
ンモニア水=10:1:0.01)   lowmas
s:M”827、ハイマス:827.502(計算値:
 C4z H?3 N○14;827.502)実施例
97 化合物(32) 100mgをクロロホルム1mlに溶
解し、臭化エチル0.5mlを加え、2日間加熱還流し
、以後実施例50と同様に処理して、 11.12−ジ
−0−アセチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシン
A6.9−ヘミケタールエチルブロミド(化合物産)の
白色粉末98■(収率86%)を得た。
実施例98 化合物(27) 150■をクロロホルム1mlに溶解
し、ブロモ酢酸メチル1mlおよびジイソプロピルエチ
ルアミン0.5mlを加え、6時間撹拌した。溶媒を留
去したのち、エーテル5mlを加え、生じる沈殿をろ過
した。沈殿をエーテル10m1で洗滌後乾燥して、8,
9−アンヒドロエリスロマイシンA 6゜9−ヘミケタ
ールメトキシカルボニルメチルプロミド(化合物遅ユ)
の白色粉末145■(収率80%)を得た。
実施例99 化合物(27) 150mgをクロロホルム1mlに溶
解し、ブロモ酢酸200■およびジイソプロピルエチル
アミン0.5mlを加え、6時間加熱還流した。溶媒を
留去したのち、エーテル5mlを加え、生じる沈殿をろ
過した。沈殿をエーテル10m1で洗滌後、乾燥して8
,9−アンヒドロエリスロマイシンA 6゜9−ヘミケ
タール力ルボキシメチルブロミド(化合物月頃)の白色
粉末127■(収率71%)を得た。
実施例100 化合物(27)150+nzをクロロホルム1mlに溶
解し、モノフルオロエチルプロミド(0,5m1)を加
え、5日間加熱還流し、実施例75と同様に処理して、
8.9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケ
タール2−フルオロエチルプロミド(化合物理)を白色
粉末135■(収率76%)を得た。
実施例101 化合物(27)150■をクロロホルム1mlに溶解し
、ブロモアセトニトリル(0,5m1)を加え、5時間
室温に放置し、実施例75と同様に処理して、8,9−
アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタールシ
アノメチルブロミド(化合物110)の白色粉末165
■(収率94%)を得た。
実施例93〜101で得られた化合物の構造式、比旋光
度およびNMRスペクトルを第15表に示す。
実施例102 9−ジヒドロエリスロマイシンA6,9−エポキシド(
化合物84)(文献−日本特開昭47−1588号公報
)200■、アリルプロミド0.5 mlを用い実施例
50と同様に処理して、9−ジヒドロエリスロマイシン
A6,9−エポキシドアリルプロミド(化合物υユ)の
白色粉末190■を得た。
実施例103 9−ジヒドロエリスロマイシンA6,9−エポキシド(
化合物84)Zoo、、プロパルギルプロミド0゜5m
lを用い実施例50と同様に処理して、9−ジヒドロエ
リスロマイシンA6,9−エボキシドプロパルギルブロ
ミド(化合物月1)の白色粉末195Ing(84%)
を得た。
実施例102〜103で得られた化合物の構造式、比旋
光度およびNMRスペクトルを第16表に示す。
実施例104 化合物(互) 505Bをメタノール5mmに懸濁し。
炭酸水素ナトリウム121mgおよびアリルプロミド6
8.5μΩを加えて50℃にて2時間攪はんした。
反応液を酢酸エチル35+sQで希釈し、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄した。
この酢酸エチル溶液を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減
圧下で溶媒を留去した。残留物をシリカゲルカラムクロ
マトグラフィー(展開溶媒:クロロホルムーメタノール
ー濃アンモニア水(10:1:0.1))にて精製して
アリル−ツルー8.9−アンヒドロエリスロマイシンA
6,9−へメタノール(化合物2u)の白色粉末72B
 (収率67%)を得た。
実施例105 化合物(75) 105mg、炭酸水素ナトリウム25
+ng、プロパルギルプロミド14.7μQを用い実施
例104と同様に処理してプロパルギル−ツルー8,9
−アンヒドロエリスロマイシン八6,9−へメタノール
(化合物1l−4)の白色粉末66mg (収率60%
)を得た。
実施例106 化合物(互) 105mgをメタノール1mAに懸濁し
ジイソプロピルエチルアミン0,29mfiおよび1−
ヨードプロパン0.29+aflを加えて50℃にて2
2時間攪はんした6反応液を酢酸エチル20m nで希
釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水
で洗浄した。この酢酸エチル溶液を無水硫酸ナトリウム
で乾燥し、減圧下で溶媒を留去した。残留物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー〔展開溶媒:クロロホルム
ーメタノールー濃アンモニア水(50:1:0.1))
  にて精製してプロ、ピル−ツルー8,9−アンヒド
ロエリスロマイシンA6,9−へメタノール(化合物月
1)の白色粉末84+og (収率75%)を得た。
実施例107 化合物(75) 105mg、ジイソプロピルエチルア
ミン0.26mg、ブロモエタノール0.21mρを用
い実施例106と同様に処理して2−ヒドロキシエチル
−ツルー8,9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9
−ヘミケタール(化合物U旦)の白色粉末94B (収
率84%)を得た。
実施例10g 化合物(75) 351mg、ジイソプロピルエチルア
ミン0.87+aQ、 2−ヨードプロパン2m12を
用い実施例106と同様に処理してイソプロピル−ツル
ー8,9−アンヒドロエリスロマイシン八6,9−へメ
タノール(化合物Uユ)の白色粉末101mg (収率
27%)を得た。
実施例109 化合物(75) 351mg、ジイソプロピルエチルア
ミン0.87mQ、イソブチルプロミド2.2raQを
用い実施例106と同様に処理して、イソブチル−ツル
ー8,9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−へメ
タノール(化合物11g)の白色粉末52mg (収率
14%)を得た。
実施例110 化合物(76) 1.0gをメタノール10mmに溶解
し、ジイソプロピルエチルアミン2.5mmおよびアリ
ルプロミド1.3mmを加えて50℃にて40分間攪は
んした。減圧下で溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホルムーメ
タノールー濃アンモニア水(50:1:0.01))に
て精製してジアリル−ジノル−8,9−アンヒドロエリ
スロマイシンA6,9−へメタノール(化合物υ遣)の
白色粉末337mg (収率30%)およびアリル−ジ
ノル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−
へメタノール(化合物史)の白色粉末256B (収率
24%)を得た。
実施例111 化合物(匹) 500mgをメタノール5mQに溶解し
、ジイソプロピルエチルアミン0.64mAおよびプロ
パルギルプロミド0.33mQを加えて50℃にて1時
間攪はんした。減圧下で溶媒を留去し、残留物をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフィー(展開溶媒:クロロホル
ムーメタノールー濃アンモニア水(100:1:0.0
1))にて精製してジプロパルギルージノルー8,9−
アンヒドロエリスロマイシン八6,9−へメタノール(
化合物月到)の白色粉末114mg (収率21幻およ
びプロパルギル−ジノル−8,9−アンヒドロエリスロ
マイシンA6,9−へメタノール(化合物122)の白
色粉末114+ag (収率45%)を得た。
実施例112 化合物(±) 256+sg、ジイソプロピルエチルア
ミン0.61mΩ、プロパルギルプロミド0.31mA
を用い実施例106と同様に処理して、N−アリル−N
−プロパルギル−ジノル−8,9−アンヒドロエリスロ
マイシンA6,9−へメタノール(化合物月剰)の白色
粉末207mg(収率77%)を得た。
実施例113 化合物(υユ)100+ag、アリルプロミドO,fQ
を用い実施例50と同様に処理して、アリル−ツルー8
,9−アンヒドロエリスロマイシン八6,9−ヘミケタ
ールアリルブロミド(化合物月4)の白色粉末110m
g(収率94%)を得た。
実施例114 化合物(113) 100mg、プロパルギルプロミド
0.1mmを用い実施例50と同様に処理して、アリル
−ツルー8,9−アンヒドロエリスロマイシン八6,9
−ヘミケタールプロバルギルブロミド(化合物月狙)の
白色粉末102mg (収率85%)を得た。
実施例115 化合物(114) 61ng、プロパルギルプロミド0
.1mΩを用い実施例50と同様に処理して、プロパル
ギル−ツルー8,9−アンヒドロエリスロマイシンA6
,9−ヘミケタールプロパルギルブロミド(化合物産)
の白色粉末51a+g(収率72%)を得た。
実施例116 化合物(119) 99mg、アリルプロミド0.1+
aQを用い実施例50と同様に処理して、ジアリル−ジ
ノル−8,9−アンヒドロエリスロマイシン八6,9−
ヘミケタールアリルブロミド(化合物月ユ)の白色粉末
16mg(収率14%)を得た。
実施例117 化合物(119) 61mgをメタノール1+mQに溶
解し、炭酸水素ナトリウム12mgおよびプロパルギル
プロミド81.9μαを加えて室温にて3日間撹はんし
た。
以下、沈殿をろ別後、実施例50と同様に処理してジア
リル−ジノル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA
6,9−ヘミケタールブロパルギルブロミド(化合物月
1)の白色粉末32mg (収率39%″)を得た。
実施例118 化合物(122) 101mg、炭酸水素ナトリウム2
4B、プロパルギルプロミド0.1+oQを用い実施例
117と同様に処理して、ジプロパルギルージノル−8
,9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタ
ールプロバルギルブロミド(化合物129)の白色粉末
38mg(収率30%)を得た。
実施例119 化合物(υ7) 50mg、ヨードメタン0.1mfi
を用い実施例50と同様に処理して、8,9−アンヒド
ロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタールイソプロピ
ルヨーミド(化合物130)の白色粉末52+eg(収
率86%)を得た。
実施例120 化合物(11g) 29mg、ヨードメタン0.4mQ
を用い実施例50と同様に処理して、8,9−アンヒド
ロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタールイソブチル
ヨーシト(化合物131)の白色粉末30mgの(収率
86%)を得た。
実施例121 化合物(27) 150mgをクロロホルム3mAに溶
解し、ヨウ化ブチル1a12を加え、3日間加熱還流し
、以後、実施例50と同様に処理して、8,9−アンヒ
ドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタールブチルヨ
ーミド(化合物r4)の白色粉末121mg (収率6
4%)を得た。
実施例122 化合物(27) 150+agをクロロホルム2muに
溶解し。
臭化シクロプビルメチル0.3mlを加え、2日間加熱
還流し、以後、実施例50と同様に処理して、8゜9−
アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタールシ
クロプロビルメチルブロミド(化合物月狙)の白色粉末
145+ag (収率81%)を得た。
実施例123 化合物(27) 150mgをクロロホルム2++Fl
に溶解し。
臭化クロチル0.5mfiを加え、6時間室温に放置し
、以後、実施例50と同様に処理して、8,9−アンヒ
ドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタールクロチル
ブロミド(化合物yμ)の白色粉末175mg (収率
98%)を得た。
実施例124 化合物(27) 150mgをクロロホルム1.5+a
Qに溶解し、2,3−二車化ブロペン0.5mAを加え
、1日間室温に放置し、以後、実施例50と同様に処理
して、8.9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−
ヘミケタールブロベンジブロミド(化合物理)の白色粉
末111mg (収率58%)を得た。
実施例125 化合物(27) 150a+gをクロロホルム3IlI
Qに溶解し、塩化プロパルギル0.5mQを加え、1日
間加熱還流し、以後、実施例50と同様に処理して、8
,9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタ
ールプロパルギルクロライド(化合物136)の白色粉
末156+ag (収率94幻を得た。
実施例104−125で得られた化合物の構造式、比旋
光度およびNMRスペクトルを第17表に示す。
実施例126 化合物(32)73.5mgをMeOHO,8mQに溶
かし、水0゜2mfl、続いて、C)l、Co、Na・
3H,066,4mgを加えた。
反応液を50℃に加熱し、I 226mgを加えて撹は
んした0反応液をpH8−9に保つために、IN Na
OH水溶液を10分後、30分後、1時間後、にそれぞ
れ0.4mQづつ加え、さらに1時間撹はんした。これ
を希アンモニア水(100m m )中に注ぎ、クロロ
ボルムにて抽出した。抽出液を希アンモニア水にて洗浄
し。
無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち減圧下で溶媒を留去
した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー〔
展開溶媒:クロロホルムーメタノールー濃アンモニア水
(15:1:0.1))にて精製して11.12−ジ−
9−アセチル−プ(N−メチル)−8,9−アンヒドロ
エリスロマイシンA6,9−ヘミケタール(化合物月二
)の白色粉末51mg (収率70%)を得た。
実施例127 化合物(137) 79mg、ジイソプロピルエチルア
ミン0.17mA、ヨードエタン0.16mAを用い実
施例106と同様に処理して11.12−ジ−9−アセ
チル−N−エチル−ノル−8,9−アンヒドロエリスロ
マイ。シンA 6゜9−ヘミケタール(化合物138)
の白色粉末30mg (収率37%)を得た。
実施例128 化合物(20)500mg、CH,Co2Na・31(
,0468mg、工。
170mgを用いて実施例126と同様に処理してデ(
N−メチル)−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA
6,9−ヘミケタールサイクリック11.12−カーボ
ネート(化合物チ狙)の白色粉末413mg (収率8
4%)を得た。
実施例129 化合物(139)350mg、ジイソプロピルエチルア
ミン0.84mf1.ヨードエタン0.77mQを用い
実施例106と同様に処理してN−エチル−ノル−8,
9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケター
ルサイクリック11.12−カーボネート(化合物14
0)の白色粉末254mg (収率69%)を得た。
実施例130 8.9−アンヒドロエリスロマイシンB6,9−ヘミケ
タール(文献:ピー・クーラスエト アール、エクスベ
リエンチア(P、Kurath、et al、、Exp
erientia)27 、362.1971) 24
.8mg、ブロモエタン0.211IQを用い実施例9
7と同様に処理して8,9−アンヒドロエリスロマイシ
ンB6,9−ヘミケタールエチルブロミド(化合物■)
の白色粉末20mg (収率69%)を得た。
実施例131 8.9−アンヒドロエリスロマイシンB6,9−ヘミケ
タール24.7mg、プロパルギルプロミド0.05m
Aを用い実施例50と同様に処理して8,9−アンヒド
ロエリスロマイシンB6,9−ヘミケタールプロパルギ
ルブロミド(化合物Eμ)の白色粉末24mg (収率
83%)を得た。
実施例132 化合物(54)50mg、プロパルギルプロミド0.3
mgを用い実施例50と同様に処理して11.12−0
−インプロピリデン−8,9−アンヒドロエリスロマイ
シン八6,9−ヘミケタールプロパルギルブロミド(化
合物143)の白色粉末54mg (収率93%)を得
た。
実施例133 化合物(39) 50mg、プロパルギルプロミド0.
3mgを用い実施例50と同様に処理して8,9−アン
ヒドロエリスロマイシン八6,9−ヘミケタールIL、
12−フェニルボロネートプロパルギルプロミド(化合
物144)の白色粉末55B (収率96%)を得た。
実施例134 化合物(20) 100mg、プロパルギルプロミド0
.3mgを用い実施例50と同様に処理して8,9−ア
ンヒドロエリスロマイシン八6,9−ヘミケタール11
゜12−サイクリック カーボネートプロパルギルプロ
ミド(化合物月1)の白色粉末108mg (収率93
%)を得た。
実施例135 化合物(37) 100mg、プロパルギルプロミド0
.3mgを用い実施例50と同様に処理して8,9−ア
ンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタール11
゜12−スルファイト(化合物146)の白色粉末10
7mg(収率93%)を得た。
実施例136 化合物(8) 100mgを乾燥ジメチルスルホキサイ
ド(2mg)に溶解し、これに無水酢酸(1m A )
および酢酸(0,3mg)を加えた1反応混合物を室温
にて1日間放置し、以後、実施例39と同様に処理し。
2′−9−アセチル−4′−q−ホルミル−11,12
−ジ−虻メチルチオメチルー8,9−アンヒドロエリス
ロマイシン八6,9−ヘミケタール(化合物シロ、)の
白色粉末65mg (収率56%)を得た。
実施例137 化合物(Pユ)150mgをメタノール6mQに溶解し
、これに濃アンモニア水1mQを加えた6反応液を撹は
んしながら4日間加熱還流し、以後、実施例40と同様
に処理し、11.12−ジ−針メチルチオメチルー8,
9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケター
ル(化合物月1)の白色粉末105mg (収率76%
)を得た。
実施例138 化合物(14&) 100n+g、フロハルキルフロミ
ド0.2mgを用い実施例50と同様に処理して11,
12−ジ一旦−メチルチオメチル−8,9−アンヒドロ
エリスロマイシンA6,9−ヘミケタールプロパルギル
ブロミド(化合物月1)の白色粉末98mg (収率8
6%) &得た。
実施例139 化合物(1) 99Bをクロロホルム3IIIQに溶解
し。
臭化プロパルギル0.5mΩを加え、3時間室温にて放
置し、以後、実施例50と同様に処理して、2′−9−
アセチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンAプロ
パルギルプロミド(化合物月別)の白色粉末76■(収
率66%)を得た。
実施例126−139で得られた化合物の構造式、比旋
光度およびNMRスペクトルを第18表に示す。
実施例140 化合物(84)150mgをクロロホルム3mAに溶解
し。
塩化プロパルギル0.5mmを加え、1日間加熱還流し
、以後、実施例50と同様に処理して、9−ジヒドロエ
リスロマイシンA6,9−エポキシドプロパルギルクロ
リド(化合物月1)の白色粉末142mg (収率86
幻を得た。
実施例141 化合物(84)143mg、無水酢酸27ttQ、ピリ
ジン31μQを用い、実施例23と同様に処理して、 
2’ −0−アセチル−9−ジヒドロエリスロマイシン
A 6.9−エポキシド(化合物月4)の白色粉末12
5mg (収率83%)を得た。
実施例142 化合物(84)150mgをクロロホルム3mQに溶解
し、塩化ベンジル0.5mfiを加え、38時間加熱還
流し、以後、実施例50と同様に処理して、9−ジヒド
ロエリスロマイシンA6,9−エポキシドベンジルクロ
リド(化合物153)の白色粉末155mg−(収率8
1%)を得た。
実施例143 化合物(84) 150mgをクロロホルム3m12に
溶解し。
1−ブロモ−2−フルオロエタン0.511Qをカロえ
、7日間加熱還流し、以後、実施例50と同様に処理し
て。
9−ジヒドロエリスロマイシンA6,9−エポキシド2
−フルオロエチルプロミド(化合物月凶)の淡黄色粉末
66mg (収率37%)を得た。
実施例144 化合物(84) 150mgをクロロホルム3mQに溶
解し、臭化シクロプロピルメチル0.5mΩを加え、3
8時間加熱還流し、以後、実施例50と同様に処理して
、9−ジヒドロエリスロマイシンA6,9−エポキシド
シクロプロピルメチルプロミド(化合物月咀)の白色粉
末153111K(収率86%)を得た。
実施例145 化合物(…)150mgをクロロホルム3mQに溶解し
、臭化3−ブテニル0.5mfiを加え、38時間加熱
還流し、以後、実施例50と同様に処理して、9−ジヒ
ドロエリスロマイシンA6,9−エポキシド3−ブテニ
ルプロミド(化合物月狙)の白色粉末113mg(収率
63ダ)を得た。
実施例146 化合物(152) 125mgをクロロホルム3mfl
に溶解し、臭化プロパルギル0.5mΩを加え、3時間
室温に放置し、以後、実施例50と同様に処理して。
2’ −0−アセチル−9−ジヒドロエリスロマイシン
A6.9−エボキシドプロパルギルプロミド(化合物1
n)の白色粉末114B(収率79%)を得た。
実施例140−146で得られた化合物の構造式、比旋
光度およびNMRスペクトルを第19表に示す。
実施例147 6−q−メチルエリスロマイシンA(文献:ニス・モリ
モトエトアール、ジャーナルオンアンチビオチクス(S
、Morimoto at al、、J Antibi
otics)ユニ、187,1984)64mg、プロ
パルギルプロミド0.1mΩを用い実施例50と同様に
処理して、6−q−メチルエリスロマイシンAプロパル
ギルプロミド(化合物産)の白色粉末73mg(収率9
8%)を得た。
実施例148 エリスロマイシンA200mgをクロロホルム3Flに
溶解し、ヨウ化エチル0.3+*fiを加え、20時間
加熱還流した。以下、実施例54と同様に処理して、エ
リスロマイシンAエチルヨーシト(化合物月但)の淡黄
色粉末150mg(収率62%)を得た。
実施例149 エリスロマイシンA100mgをクロロホルム2IIQ
に溶解し、アリルプロミド0.2mjlを加え、室温に
て5時間撹はんした。以下、実施例5oと同様に処理し
て、エリスロマイシンAアリルプロミド(化合物月抑)
の白色粉末97mg(収率83幻を得た。
実施例150 エリスロマイシンA200mgをクロロホルム3III
Qに溶解し、プロパルギルプロミド0.2mff1を加
え、室温にて3時間撹はんした。以下、実施例54と同
様に処理して、エリスロマイシンAプロパルギルプロミ
ド(化合物161)の白色粉末202mg (収率87
z)を得た。
実施例147−150で得られた化合物の構造式、比旋
光度およびNMRスペクトルを第20表に示す。
実施例151 化合物(旦) 50+agをクロロホルム1mmに溶解
し。
ヨウ化メチル0.2mAを加え、室温にて3時間撹はん
した。以下、実施例50と同様に処理して。
4’4−ホルミル−8,9−アンヒドロエリスロマイシ
ン八6,9−ヘミケタールメチルヨーミド(化合物月4
)の淡黄色粉末49mg(収率83%)を得た。
実施例152 化合物(i)Songをクロロホルム2mfiに溶解し
ヨウ化エチル0.5+aQを加えて20時間加熱還流し
た。以下、実施例50と同様に処理して、4’ −0−
ホルミル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA 6
゜9−ヘミケタールエチルヨーミド(化合物産)の淡黄
色粉末38mg(収率63ぶ)を得た。
実施例153 化合物(旦) 50mgをクロロホルム21Inに溶解
し、ヨウ化プロピル0.5mAを加えて48時間加熱還
流した。以下、実施例50と同様に処理して、 4’ 
−0−ホルミル−8,9−アンヒドロエリスロマイシン
A 6゜9−ヘミケタールプロピルヨーシト(化合物1
64)の淡黄色粉末34mg (収率56%)を得た。
実施例154 化合物(9) 50mgをクロロホルム11IQに溶解
し、プロパルギルプロミド0.2mΩを加えて室温にて
3時間撹はんした。以下、実施例50と同様に処理して
、4′−立一ホルミルー8,9−アンヒドロエリスロマ
イシンA6,9−ヘミケタールプロパルギルプロミド(
化合物思)の白色粉末51mg(収率87%)を得た。
実施例155 化合物(9) 50mgをクロロホルム1mAに溶解し
、アリルプロミド0.2mAを加えて室温にて5時間撹
はんした。以下、実施例50と同様に処理して。
4’−0−ホルミル−8,9−アンヒドロエリスロマイ
シンA6,9−ヘミケタールアリルプロミド(化合物1
並)の白色粉末47mg(収率80%)を得た。
実施例156 化合物(50) 50mgを実施例151と同様に処理
して、11−0−アセチル−8,9−アンヒドロエリス
ロマイシンA6,9−ヘミケタールメチルヨーミド(化
合物167)の淡黄色粉末50mg(収率84テ)を得
た。
実施例157 化合物(50) 50mgを実施例152と同様に処理
して、11−0−アセチル−8,9−アンヒドロエリス
ロマイシンA6,9−ヘミケタールエチルヨーミド(化
合物月咀)の淡黄色粉末39mg (収率65%)を得
た。
実施例158 化合物(50) 50mgを実施例153と同様に処理
して。
11−0−アセチル−8,9−アンヒドロエリスロマイ
シンA6,9−ヘミケタールプロビルヨーミド(化合物
思)の淡黄色粉末33mg(収率54%)を得た。
実施例159 化合物(50) 50mgを実施例154と同様に処理
して、11−0−アセチル−8,9−アンヒドロエリス
ロマイシンA6,9−ヘミケタールプロパルギルプロミ
ド(化合物170) (7)白色粉末49+ng (収
率84%)を得た。
実施例160 化合物(50) 50mgを実施例155と同様に処理
して、11−0−アセチル−8,9−アンヒドロエリス
ロマイシンA6,9−ヘミケタールアリルプロミド(化
合物171)の白色粉末46mg(収率79%)を得た
実施例161 化合物(25) 50mgをクロロホルム1lIIQに
溶解し、プロパルギルプロミド0.2mAを加え、室温
にて3時間撹はんした。以下、実施例50と同様に処理
して、 4’ 4−ホルミル−11−q−メシル−8,
9−アンヒドロエリスロマイシン八6,9−ヘミケター
ルプロパルギルプロミド(化合物172)の白色粉末4
4mg (収率77%)を得た。
実施例162 化合物(57) 50mgをクロロホルム2mΩに溶解
し、ヨウ化エチル0.3mfiを加え、20時間加熱還
流した。
以下、実施例50と同様に処理して、1l−q−メシル
−8,9−アンヒドロエリスロマイシン八6,9−ヘミ
ケタールエチルヨーミド(化合物173)の淡黄色粉末
39mg(収率66%)を得た。
実施例163 化合物(57) 50mgをクロロホルム2mAに溶解
し、ヨウ化プロピル0.3mΩを加え、48時間加熱還
流した。以下、実施例50と同様に処理して、 11−
0−メシル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA6
,9−ヘミケタールプロピルヨーシト(化合物174)
の淡黄色粉末34mg (収率56%)を得た。
実施例151−163で得られた化合物の構造式、比旋
光度およびNMRスペクトルを第21表に示す。
実施例164 二酸化白金201mgを氷酢酸4rnQに懸濁し、水素
雰囲気下で10分間撹拌した。これに化合物(77)2
01■の氷酢酸(4mn)溶液およびトリフルオロ酢酸
50μαを加え、水素雰囲気下にてさらに20時間撹拌
した。白金触媒をろ別し、減圧下で溶媒を留去した。残
留物をクロロホルム40m Qに溶解して飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液および水で洗浄し、無水硫酸ナトリウ
ムにて乾燥した。減圧下で溶媒を留去し、残留物をシリ
カゲルカラムクロマトグラフィー〔展開溶媒:クロロホ
ルムーメタノールー濃アンモニア水(50:1:0.1
))にて精製してエチル−ツルー9−ジヒドロエリスロ
マイシンA 6.9−エポキシド(化合物175)の白
色粉末93■を得た。
1H−NMR(CDCQ、):2.28(3’ −NM
e、s、3H)。
3.35(3′−OMe、s、3H) 見匪立抜! 本発明の化合物〔1〕は、優れた消化管収縮運動促進作
用を有しており、これを含有する製剤は。
消化管収縮運動促進剤として有利に用いることができる

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は水素または置換基を有していてもよい
    アシルを、R^2は水素、置換基を有していてもよいア
    シルまたは置換基を有していてもよいアルキルを、R^
    3は水素またはメチルを、R^4は水素または水酸基を
    、Zは式▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R
    ^5は水素、置換基を有していてもよいアシルまたは置
    換基を有していてもよいアルキルを、R^6は水素、低
    級カルボン酸アシルまたはアルキルチオを置換基として
    有していてもよいアルキルをそれぞれ示す。)、式▲数
    式、化学式、表等があります▼(式中、R^7は水素、
    置換基を有していてもよいアシルまたは置換基を有して
    もよいアルキルを示す。)、または式▲数式、化学式、
    表等があります▼{式中、Yは式>B−R^8(式中、
    R^8はアルキルまたはアリールを示す。)、>S=O
    、>C=O、>C=Sまたは式>▲数式、化学式、表等
    があります▼(式中、R^5およびR^1^0は、同一
    または異なって水素、アルキル、炭素原子とともに環状
    アルキルを形成する場合、または一方が水素、アルキル
    またはアリールで他方がジアルキルアミノである場合を
    それぞれ示す)をそれぞれ示す。}を、R^aは式▲数
    式、化学式、表等があります▼(式中R^bは水素、低
    級アルキルまたはシクロアルキルを、R^cは水素、置
    換基を有していてもよい低級アルキル、シクロアルキル
    、低級アルケニルまたは低級アルキニルをもしくはR^
    bとR^cで窒素原子とともに環状アルキルアミノを形
    成する場合をそれぞれ示す。)、または 式▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R^dは
    低級アルキルを、R^eおよびR^fは同一または異な
    って置換基を有していてもよい低級アルキル、シクロア
    ルキル、低級アルケニルまたは低級アルキニルを、もし
    くはR^eはR^f及び窒素原子と共に環状アルキルア
    ミノを形成する場合を、X^■は陰イオンをそれぞれ示
    す)をそれぞれ示し、▲数式、化学式、表等があります
    ▼は R^aが式▲数式、化学式、表等があります▼のとき ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R^1^1
    およびR^1^2は共に水素または両者で化学結合を形
    成 する場合を示す。)を示し、 R^aが▲数式、化学式、表等があります▼のとき▲数
    式、化学式、表等があります▼(式中、R^1^1およ
    びR^1^2は前記と同意義を有する)または▲数式、
    化学式、表等があります▼を示し(式中、R^aは水素
    原子または低級アルキル基を示す) R^aがジメチルアミノでかつR^3がメチルの時、R
    ^1、R^2、R^4、R^5およびR^6は同時に水
    素ではなく、R^aがジメチルアミノでかつR^3がメ
    チルの時、R^1、R^2、R^4およびR^7は同時
    に水素でなく、R^aがジメチルアミノでR^1^1お
    よびR^1^2が両者で化学結合を形成しかつR^1、
    R^2およびR^4が水素で、R^3がメチルの時、R
    ^5は水素またはメシルでかつR^6は水素でなくある
    いはYは>=Oでなく、R^aがジメチルアミノでR^
    1^1およびR^1^2が両者で化学結合を形成しかつ
    R^1がアセチル、R^2がホルミル、R^3がメチル
    、R^4が水素の時、R^5は水素またはメシルでかつ
    R^6は水素でなく、R^aがジメチルアミノでR^1
    ^1およびR^1^2が両者で化学結合を形成しかつR
    ^1がアセチルまたはプロピオニルまたは3−エトキシ
    カルボニルプロピオニル、R^3がメチル、R^4が水
    素の時、R^2、R^5およびR^6は水素ではなく、
    R^aがトリメチルアンモニオでR^1^1およびR^
    1^2が両者で化学結合を形成しかつR^1、R^2お
    よびR^4は水素でR^3がメチルの時、Yは>=Oで
    なく、R^aがトリメチルアンモニオで▲数式、化学式
    、表等があります▼が ▲数式、化学式、表等があります▼でありかつR^3が
    メチルの時、 R^1、R^2、R^4、R^5およびR^6は水素で
    なくあるいはR^1、R^2、R^4およびR^7は水
    素でなくあるいはR^1はプロピオニルもしくはエトキ
    シカルボニルでかつR^2、R^4、R^5およびR^
    6は水素でなく、R^eまたはR^fのいずれかが1−
    アシルオキシ置換アルキルの時、▲数式、化学式、表等
    があります▼は▲数式、化学式、表等があります▼ でかつR^1はアシルでない。〕で表わされる化合物〔
    1〕またはその塩。
  2. (2)式中、R^1は水素または置換基を有していても
    よいアシルを、R^2は水素、置換基を有していてもよ
    いアシルまたは置換基を有していてもよいアルキルを、
    R^3は水素またはメチルを、R^4は水素または水酸
    基を、Zは式▲数式、化学式、表等があります▼(式中
    、 R^5は水素、置換基を有していてもよいアシルまたは
    置換基を有していてもよいアルキルを、R^6は水素、
    低級カルボン酸アシルまたはアルキルチオを置換基とし
    て有していてもよいアルキルをそれぞれ示す。)、式▲
    数式、化学式、表等があります▼(式中、R^7は水素
    、置換基を有していてもよいアシルまたは置換基を有し
    てもよいアルキルを示す。)、または式▲数式、化学式
    、表等があります▼ {式中、Yは式>B−R^6(式中、R^6はアルキル
    またはアリールを示す。)、>S=O、>C=O、>C
    =Sまたは式▲数式、化学式、表等があります▼(式中
    、R^9およびR^1^0は、同一または異なって水素
    、アルキル、炭素原子とともに環状アルキルを形成する
    場合、または一方が水素、アルキルまたはアリールで他
    方がジアルキルアミノである場合をそれぞれ示す)をそ
    れぞれ示す。};R^aはジメチルアミノを表わし、▲
    数式、化学式、表等があります▼は式▲数式、化学式、
    表等があります▼を表わす、ものである特許 請求の範囲第1項記載の化合物。
  3. (3)式中、R^1は水素または置換基を有していても
    よいアシルを、R^2は水素、置換基を有していてもよ
    いアシルを、R^3はメチルを、R^4は水素を、Zは
    式▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R^5は
    水素、置換基を有していてもよいアシルを、R^6は水
    素、低級カルボン酸アシルをそれぞれ示す。); R^aは式▲数式、化学式、表等があります▼(式中R
    ^b、R^cの各々は、水素、置換置換基を有していて
    もよい低級アルキル、低級アルケニルまたは低級アルキ
    ニルを示すか、もしくはR^bとR^cで隣接する窒素
    原子とともに環状アルキルアミノを形成する場合をそれ
    ぞれ示すが、R^bとR^cは同時にメチル基ではない
    );または式▲数式、化学式、表等があります▼(式中
    、R^dは低級アルキルを、R^eおよびR^fは各々
    、置換基を有していてもよい低級アルキル、低級アルケ
    ニルまたは低級アルキニルを、もしくはR^eはR^f
    及び窒素原子と共に環状アルキルアミノを形成する場合
    を、X^■は陰イオンをそれぞれ示す)をそれぞれ示し
    、 ▲数式、化学式、表等があります▼は ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R^1^1
    およびR^1^2は共に水素または両者で化学結合を形
    成 する場合を示す。)を示し、 または ▲数式、化学式、表等があります▼を示し、(式中、R
    ^aは水素原子または低級アルキル基を示す) ただし、Aが式▲数式、化学式、表等があります▼ の時、R^aは式▲数式、化学式、表等があります▼で
    R^1は水素である、特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。
  4. (4)式中、R^1が水素もしくはC_1_−_5の脂
    肪族カルボン酸アシル基である特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。
  5. (5)式中、R^2が水素、C_1_−_5の脂肪族カ
    ルボン酸アシル基もしくはC_1_−_5の脂肪族スル
    ホン酸アシル基である特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。
  6. (6)式中、R^3がメチル基である特許請求の範囲第
    1項記載の化合物。
  7. (7)式中、R^4が水素である特許請求の範囲第1項
    記載の化合物。
  8. (8)式中、Zが式▲数式、化学式、表等があります▼
    である特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  9. (9)式中、R^5およびR^6の各々が水素もしくは
    C_1_−_5の脂肪族カルボン酸アシル基である特許
    請求の範囲第8項記載の化合物。
  10. (10)式中、Yが>S=O、>C=O、>C=S、>
    B−Phまたは式▲数式、化学式、表等があります▼で
    ある特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  11. (11)式中、R^4が式▲数式、化学式、表等があり
    ます▼である特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  12. (12)式中、R^4が式N,N−ジメチルアミノであ
    る特許請求の範囲第11項記載の化合物。
  13. (13)式中、R^aが式N−メチル−N−エチルアミ
    ノである特許請求の範囲第11項記載の化合物。
  14. (14)式中、R^4が式▲数式、化学式、表等があり
    ます▼である特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  15. (15)式中、R^d及びR^eの各々がメチルである
    特許請求の範囲第14項記載の化合物。
  16. (16)式中、R^fがヒドロキシ、カルボキシ、C_
    1_−_4アルコキシカルボニル、ハロゲン、シアノも
    しくはC_3_−_5シクロアルキル基で置換されてい
    てもよいC_1_−_5アルキル基である特許請求の範
    囲第14項記載の化合物。
  17. (17)式中、R^fがC_2_−_6アルケニルもし
    くはC_2_−_6アルキニル基である特許請求の範囲
    第14項記載の化合物。
  18. (18)式中、R^d及びR^eが5〜7員の環状アル
    キルアミノ基を形成する特許請求の範囲第14項記載の
    化合物。
  19. (19)式中、▲数式、化学式、表等があります▼が式
    ▲数式、化学式、表等があります▼である 特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  20. (20)一般式〔1〕で示される化合物がN−エチル−
    ノル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−
    ヘミケタールである特許請求の範囲第1項記載の化合物
  21. (21)一般式〔1〕で示される化合物が11,12−
    ジ−O−アセチル−N−エチル−ノル−8,9−アンヒ
    ドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタールである特
    許請求の範囲第1項記載の化合物。
  22. (22)一般式〔1〕で示される化合物がN−エチル−
    ノル−8,9−アンヒドロエリスロマイシンA6,9−
    ヘミケタールサイクリック11,12−カルボネートで
    ある特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  23. (23)一般式〔1〕で示される化合物が8,9−アン
    ヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタールプロパ
    ルギルブロミドである特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。
  24. (24)一般式〔1〕で示される化合物が8,9−アン
    ヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタールプロパ
    ルギルクロリドである特許請求の範囲第1項記載の化合
    物。
  25. (25)一般式〔1〕で示される化合物が9−ジヒドロ
    エリスロマイシンA6,9−エポキシドプロパルギルブ
    ロミドである特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  26. (26)一般式〔1〕で示される化合物が9−ジヒドロ
    エリスロマイシンA6,9−エポキシドプロパルギルク
    ロリドである特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  27. (27)一般式〔1〕で示される化合物が8,9−アン
    ヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタールエチル
    プロミドである特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  28. (28)一般式〔1〕で示される化合物が11,12−
    ジ−O−アセチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシ
    ンA6,9−ヘミケタールメチルアイオダイドである特
    許請求の範囲第1項記載の化合物。
  29. (29)一般式〔1〕で示される化合物が8,9−アン
    ヒドロエリスロマイシンA6,9−ヘミケタール2−ヒ
    ドロキシエチルプロミドである特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。
  30. (30)一般式〔1〕で示される化合物が11,12−
    ジ−O−アセチル−8,9−アンヒドロエリスロマイシ
    ンA6,9−ヘミケタールプロパルギルブロミドである
    特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  31. (31)一般式〔1〕で示される化合物が9−ジヒドロ
    エリスロマイシンA6,9−エポキシドメチルアイオダ
    イドである特許請求の範囲第1項記載の化合物。
  32. (32)保護されていてもよい一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔2〕 〔式中、R^3は水素又はメチルを、R^4は水素また
    は水酸基を、Z″は式▲数式、化学式、表等があります
    ▼または式 ▲数式、化学式、表等があります▼を、R^aは式▲数
    式、化学式、表等があります▼(式中R^bは水素、低
    級アルキルまたはシクロアルキルを、R^cは水素、置
    換基を有していてもよい低級アルキル、シクロアルキル
    、低級アルケニルまたは低級アルキニルを、もしくはR
    ^bとR^cで窒素原子とともに環状アルキルアミノを
    形成する場合をそれぞれ示す。)または 式▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R^dは
    低級アルキルを、R^eおよびR^fは同一または異な
    って置換基を有していてもよい低級アルキル、シクロア
    ルキル、低級アルケニルまたは低級アルキニルを、もし
    くはR^eはR^fおよび窒素原子とともに環状アルキ
    ルアミノを形成する場合を、X^■は陰イオンをそれぞ
    れ示す。)をそれぞれ示し、▲数式、化学式、表等があ
    ります▼は R^aが式▲数式、化学式、表等があります▼のとき ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R^1^1
    およびR^1^2は共に水素または両者で化学結合を形
    成 する場合を示す。)を示し、 R^aが▲数式、化学式、表等があります▼のとき▲数
    式、化学式、表等があります▼(式中、R^1^1およ
    びR^1^2は前記と同意義を有する)または▲数式、
    化学式、表等があります▼を示す。〕(式中、R^0は
    水素原子または低級アルキル基を示す) で表わされる化合物にアシル化剤、アルキル化剤、ボロ
    ネート化剤、カーボネート化剤、スルフィニル化剤また
    はケタール化剤を反応させた後、必要に応じて脱保護す
    ることを特徴とする化合物〔1〕▲数式、化学式、表等
    があります▼〔1〕 〔式中、R^1は水素または置換基を有していてもよい
    アシルを、R^2は水素、置換基を有していてもよいア
    シルまたは置換基を有していてもよいアルキルを、Zは
    式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^5は水素、置換基を有していてもよいアシ
    ルまたは置換基を有していてもよいアルキルを、R^6
    は水素、低級カルボン酸アシルまたはアルキルチオを置
    換基として有していてもよいアルキルをそれぞれ示す。 )、式▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R^7は水素、置換基を有していてもよいアシ
    ルまたは置換基を有してもよいアルキルを示す)または
    式▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、Yは式>B−R^8(式中、R^8はアルキル
    またはアリールを示す。)、>S=O、>C=O、>C
    =Sまたは式▲数式、化学式、表等があります▼(式中
    、R^9およびR^1^0は、同一または異なって水素
    、アルキル、炭素原子とともに環状アルキルを形成する
    場合、または一方が水素、アルキルまたはアリールで他
    方がジアルキルアミノである場合をそれぞれ示す)をそ
    れぞれ示す。}であり、A、R^3、R^4およびR^
    aは前記の定義の通りである。〕 の製造法。
  33. (33)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼〔3〕 〔式中、R^1は水素または置換基を有していてもよい
    アシルを、R^2は水素、置換基を有していてもよいア
    シルまたは置換基を有していてもよいアルキルを、R^
    3は水素またはメチルを、R^4は水素または水酸基を
    、Z′″は式▲数式、化学式、表等があります▼(式中
    、R^5は水素、置換基を有していてもよいアシルまた
    は置換基を有していてもよいアルキルを、R^6は水素
    、低級カルボン酸アシルまたはアルキルチオを置換基と
    して有していてもよいアルキルをそれぞれ示す。)、式
    ▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R^7は水
    素、置換基を有していてもよいアシルまたは置換基を有
    してもよいアルキルを示す。)、式 ▲数式、化学式、表等があります▼{式中、Yは式>B
    −R^8(式中、R^8はアルキルまたはアリールを示
    す。)、>S=O、>C=O、>C=Sまたは式▲数式
    、化学式、表等があります▼(式中、R^9およびR^
    1^0は、同一または異なって水素、アルキル、炭素原
    子とともに環状アルキルを形成する場合、または一方が
    水素、アルキルまたはアリールで他方がジアルキルアミ
    ノである場合をそれぞれ示す。)をそれぞれ示す。)を
    それぞれ示す。}を、R^aは式▲数式、化学式、表等
    があります▼(式中R^bは水素、低級アルキルまたは
    シクロアルキルを、R^cは水素、置換基を有していて
    もよい低級アルキル、シクロアルキル、低級アルケニル
    または低級アルキニルを、もしくはR^bとR^cで窒
    素原子とともに環状アルキルアミノを形成する場合を各
    々示す。)、または式▲数式、化学式、表等があります
    ▼ (式中、R^dは低級アルキルを、R^eおよびR^f
    は同一または異なって置換基を有していてもよい低級ア
    ルキル、シクロアルキル、低級アルケニルまたは低級ア
    ルキニルを、もしくはR^eはR^fおよび窒素原子と
    ともに環状アルキルアミノを形成する場合を示し、X^
    ■は陰イオンをそれぞれ示す。)を、それぞれ示し、R
    ^aがジメチルアミノでかつR^3がメチルの時、R^
    1、R^2、R^4、R^5およびR^6が同時に水素
    ではなく、R^aがジメチルアミノでかつR^3がメチ
    ルの時、R^1、R^2、R^4およびR^7は同時に
    水素でなく、R^aがジメチルアミノでかつR^1、R
    ^2およびR^4が水素で、R^3がメチルの時、R^
    5は水素またはメシルでかつR^6は水素でなくあるい
    はYは>=Oでなく、R^aがジメチルアミノでかつR
    ^1がアセチル、R^2がホルミル、R^3がメチル、
    R^4が水素の時、R^5は水素またはメシルでかつR
    ^6は水素でなく、R^aがジメチルアミノでありかつ
    R^1がアセチルまたはプロピオニルまたは3−エトキ
    シカルボニルプロピオニル、R^3がメチル、R^4が
    水素の時、R^2、R^5およびR^6は水素ではなく
    、R^aがトリメチルアンモニオでかつR^3がメチル
    の時、R^1、R^2およびR^4は水素でR^5およ
    びR^6は水素でなくあるいはYは>=Oでない。〕で
    表わされる化合物またはその塩を酸性条件下に処理する
    ことを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^aおよ
    びZ′″は前記と同意義を有する。〕で表わされる化合
    物またはその塩の製造法。
  34. (34)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は水素または置換基を有していてもよい
    アシルを、R^2は水素、置換基を有していてもよいア
    シルまたは置換基を有していてもよいアルキルを、R^
    3は水素またはメチルを、R^4は水素または水酸基を
    、Zは式▲数式、化学式、表等があります▼、 (式中、R^5は、水素、置換基を有していてもよいア
    シルまたは置換基を有していてもよいアルキルを、R^
    6は水素、低級カルボン酸アシルまたはアルキルチオを
    置換基として有していてもよいアルキルをそれぞれ示す
    。)、式▲数式、化学式、表等があります▼(式中、R
    ^7は水素、置換基を有していてもよいアシルまたは置
    換基を有してもよいアルキルを示す。)、または式▲数
    式、化学式、表等があります▼{式中、Yは式>B−R
    ^8(式中、R^8はアルキルまたはアリールを示す。 )、>S=O、>C=O、>C=Sまたは式▲数式、化
    学式、表等があります▼(式中、R^9およびR^1^
    0は、同一または異なって水素、アルキル、炭素原子と
    ともに環状アルキルを形成する場合、または一方が水素
    、アルキルまたはアリールで他方がジアルキルアミノで
    ある場合をそれぞれ示す。)をそれぞれ示す。}を、R
    ^gは式−NH−R^b(式中、R^bは水素、低級ア
    ルキルまたはシクロアルキルを示す。)または式▲数式
    、化学式、表等があります▼(式中R^dは低級アルキ
    ルまたはシクロアルキルを、R^eは置換基を有してい
    てもよい低級アルキル、低級アルケニルまたは低級アル
    キニルをもしくはR^dとR^eで窒素原子とともに環
    状アルキルアミノを形成する場合をそれぞれ示す。)を
    それぞれ示す。▲数式、化学式、表等があります▼は▲
    数式、化学式、表等があります▼(式中、R^1^1お
    よびR^1^2は共に水素または両者で化学結合を形成
    する場合を示す。)または▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ (式中、R^0は水素原子または低級アルキル基を示す
    )を示す。〕 で表わされる化合物をN−アルキル化、N−アルケニル
    化またはN−アルキニル化反応に付すことを特徴とする
    化合物〔6〕、 ▲数式、化学式、表等があります▼〔6〕 〔式中Z、A、R^1、R^2、R^3およびR^4は
    前記の定義の通りであり、R^a^′は式▲数式、化学
    式、表等があります▼または式▲数式、化学式、表等が
    あります▼(各式中R^d、R^eは前記と同じ、R^
    fは低級アルキル、シクロアルキル、低級アルケニルま
    たは低級アルキニルを示す)を示し、R^a^′がトリ
    メチルアンモニオでR^1^1およびR^1^2が両者
    で結合を形成しかつR^1、R^2およびR^4が水素
    でR^3がメチルの時、Yは>=Oでなく、R^a^′
    がトリメチルアンモニオで▲数式、化学式、表等があり
    ます▼が▲数式、化学式、表等があります▼かつR^3
    がメチルの時、 R^1、R^2およびR^4は水素でR^5およびR^
    6は水素でなくあるいはR^7は水素でなくまたはR^
    1はプロピオニルもしくはエトキシカルボニルでR^2
    、R^4、R^5およびR^6は水素でなく、R^eま
    たはR^fのいずれかが1−アシルオキシ置換アルキル
    で ▲数式、化学式、表等があります▼が▲数式、化学式、
    表等があります▼でかつR^3がメチルの時、R^2、
    R^4、R^5およびR^6は水素でかつR^1はアシ
    ルでなく、R^a′が式▲数式、化学式、表等がありま
    す▼の時▲数式、化学式、表等があります▼は▲数式、
    化学式、表等があります▼でない〕の製造法。
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GR862236B (en) 1986-12-31

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