JPS6399061A - ベンジルピリミジン誘導体、その製造方法及びそれを含有する医薬 - Google Patents

ベンジルピリミジン誘導体、その製造方法及びそれを含有する医薬

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JPS6399061A
JPS6399061A JP62059908A JP5990887A JPS6399061A JP S6399061 A JPS6399061 A JP S6399061A JP 62059908 A JP62059908 A JP 62059908A JP 5990887 A JP5990887 A JP 5990887A JP S6399061 A JPS6399061 A JP S6399061A
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diamino
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ルイ ジラール
ミツシエル カラ
マルク ピグレニエ
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RUSURO CO
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RUSURO CO
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D239/00Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings
    • C07D239/02Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings
    • C07D239/24Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D239/28Heterocyclic compounds containing 1,3-diazine or hydrogenated 1,3-diazine rings not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D239/46Two or more oxygen, sulphur or nitrogen atoms
    • C07D239/48Two nitrogen atoms
    • C07D239/49Two nitrogen atoms with an aralkyl radical, or substituted aralkyl radical, attached in position 5, e.g. trimethoprim
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents
    • A61P33/02Antiprotozoals, e.g. for leishmaniasis, trichomoniasis, toxoplasmosis
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents
    • A61P33/10Anthelmintics

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規ベンジルピリミジン誘導体、その製造方
法及びそれを含有する組成物に関するものである。
発明の開示 特に、本発明は次の一般式で表わされるベンジルピリミ
ジン誘導体に関するものである。
〔式中、R,は臭素原子又はヨウ素原子を示し、R2は
イソプロピル基、エトキシ基又は、炭素数3〜6のシク
ロアルコキシ基を示し、R3は、メトキシ基のような炭
素数1〜3の′アルコキシ基を示す。ただし、R2がエ
トキシ基であり、R3がメトキシ基である場合、R1は
ヨウ素原子を示す。〕 又、本発明は硫酸、リン酸又は塩酸等の無機酸、或いは
酢酸、酒石酸又はクエン酸等の有機酸を反応させて得ら
れる一般式(I)のベンジルピリミジン誘導体の生物学
的に許容できる塩に関するものでもある。
又、「生物学的に許容できる塩」は、グルコン酸、ラク
トビオン酸、パントテン酸又はイセチオ、ン酸等の1つ
以上の水酸基を有するカルボン酸又はスルホン酸を反応
させて得られる一般式(I)で表わされるベンジルピリ
ミジン誘導体の水溶性の塩をも包含するものである。
本発明のベンジルピリミジン誘導体は、非常に優れた薬
理学的特性、特にダラム陽性菌に特異的な抗菌作用、駆
虫作用及び抗マラリア作用を有する。
更に、スルファジアジン(sulphadiazine
 )、スルファジメトキシン(sulphadimet
hoxine )、スルファメトキサゾール(sulp
hamethoxazole )、スルファモキソール
(suIphamoxole) 、スルファミジン(s
ulphamidine)又はスルファメトキシピリダ
ジン(sulphamethoxypyridazin
e )等のスルホンアミド誘導体と併用することにより
、本発明のベンジルピリミジン誘導体は著しい相乗効果
を示す。
従って、本発明のもう一つの主題は、第一有効成分とし
て本発明のベンジルピリミジン誘導体の少なくとも1種
を含有する入用あるいは動物用組成物に関するものであ
り、この組成物は、薬理担体又は適当な賦形剤の他に上
記スルホンアミド誘導体の様な第二有効成分も含有する
ことができる。
°−一般式I)で表わされる化合物の内で好ましいもの
は、R2がシクロアルコキシ基を示すものである。
本発明のベンジルピリミジン誘導体は、酢酸の存在下に
、一般式 〔式中、R2及びR3は一般式(I)におけると同一の
意味を示す。〕で表わされるベンジルピリミジン誘導体
を、臭素又は−塩化ヨウ素でハロゲン化することにより
、塩基の形態の化合物を得、これを必要に応じて、適当
な有機酸あるいは無機酸と反応させて生物学的に許容で
きる塩を得ることにより、製造することができる。
臭素によるハロゲン化は、室温で行なわれるが、−塩化
ヨウ素によるハロゲン化は溶媒として酢酸水溶液を用い
、該溶媒の沸点温度にて行なわれる。
一般式(n)で示される化合物は、Eur、 J。
Med、 Chem、−Chim、 Ther、 19
82.17(6)、pp497−504中に記載され、
既知のものであるか、或いはこれに記載されている方法
により製造できる化合物である。即ち、下記の一般式〔
式中、R2及びR3は前述と同様である。〕で示される
アルデヒドを、塩基性溶媒中でβ−アニリノプロピオニ
トリルと縮合させ、得られるβ−アニリノ−α−ベンジ
ルアクリロニトリルを、過剰の塩酸グアニジンにより塩
基性媒体中で環化することにより、製造できる。
2.4−ジアミノ−5−(3,4,5−トリメトキシベ
ンジル)−ピリミジンは、トリメトプリム(trin+
ethoprim)という名でよく知られ、広い抗菌ス
ペクトルを持つ薬剤であり、スルホンアミド誘導体のよ
うな他の抗菌剤と併用する場合、著しい相乗効果を発揮
する。
しかし、殆んどの抗菌性化合物と同様に、トリメトプリ
ムにおいても、最初はこの化合物により破壊されたある
種の病原菌の耐性を生じせしめる。
更に、トリメトプリムの類縁物質である一連のベンジル
ピリミジン誘導体及びそのグラム陽性及びグラム陰性の
病原菌に対する抗菌作用についても、Eur、 J、 
Med、 Chem、−Chim、 Ther、 19
82.17 (6) 、pp497−504に記載され
ている。
この文献には、トリメトプリム耐性のグラム陽性菌株が
存在した場合に、これら誘導体がどのような挙動をする
かについての記述が無いが、本発明者は、このタイプの
菌株に関してベンジルピリミジン誘導体を試験した。
しかし、このような耐性菌、特に、スタフィロコッカス
 アウレウス(Staphylococcus aur
eus )の耐性菌株に対する有意な抗菌活性は認めら
れなかった。
ところが、驚くべきことに、本発明のベンジルピリミジ
ン誘導体は、トリメトプリム耐性のダラム陽性菌に対し
て顕著な抗菌活性を有し、多くのトリメトプリム−感受
性病原菌に対してもトリメトプリムよりも抗菌活性が高
いことが判明した。
従って、本発明化合物は、単独であるいは併用すること
により、トリメトプリムでは奏効し得ない場合でも、有
用である。加えて、感受性病原菌についても、本発明化
合物は、トリメトプリムの推薦用量よりも低い用量て投
与することができる。
トリメトプリムとスルホンアミド誘導体とを併用する場
合、副作用が現れるが、該副作用はほとんどの場合、ス
ルホンアミド誘導体に起因するものである。従って、併
用の効果を損なうことなしにスルホンアミドの使用量を
軽減できるようにすべく、トリメトプリムより活性の高
い化合物を用いることができれば有利である。
本発明のベンジルピリミジン誘導体は、ダラム陽性菌に
対しトリメトプリムよりも高い活性を示し、この目的に
かなったものである。
最後に、本発明の化合物の毒性はトリメトプリムの毒性
と同じ程度であることが示され、いかなる場合にも、治
療目的にかなったものであった。
このことから、本発明化合物はダラム陽性菌に特異的な
感染症、特にトリメトプリム耐性のブドウ球菌感染症の
治療において、−日当り2−5mg/kgの用量で投与
が可能である。
この見地から、最も有用であると判明した本発明のベン
ジルピリミジン誘導体は、下記の如くである: 02.4−ジアミノ−5−(2−イオドー4−エトキシ
ー5−メトキシベンジル)−ピリミジン(実施例1) 02.4−ジアミ・ノー5−(2−ブロモ−4−シクロ
ペンチルオキシ−5−メトキシベンジル)−ピリミジン
(実施例7) 02.4−ジアミノ−5−(2−イオドー4−シクロペ
ンチルオキシ−5−メトキシベンジル)−ビリミジン(
実施例4) o2,4−ジアミノ−5−(2−ブロモ−4−シクロへ
キシルオキシ−5−メトキシベンジル)−ピリミジン(
実施例22) これら化合物のイセチオン酸塩やラクトビオン酸などの
薬理的に許容できる塩も好ましいものである。
下記の実験プロトコールに従ったイン・ビトロの試験に
より、本発明の誘導体の抗菌活性が明らかにされた。
即ち、静菌活性は、耐性記録法、寒天培地(脱水ミュー
ラーーヒントン培地CdehydratedMUELL
ER−HINTON medium ) )を使った希
釈法及び寒天培地を使った拡散法によって測定された。
試験化合物は、0.625〜640μg / mQ(倍
希釈による)の濃度範囲で、化合物の溶解度に応じて6
40〜1280μg / mQストックソリニージョン
の初濃度で試−験し、引き続き希釈はメタノール/水2
0%混液で行なった。
■ 最小阻止濃度(MIC)のeJ定 脱水ミューラー−ヒントン寒天培地上で連続希釈法を行
なった。試験化合物の最終希釈濃度は、0.0625〜
32又は6411g/mQであった。
ペトリ皿にマルチプルイノキュレータを用いて接種した
(接種スポット1つにつき、5X103〜I X 10
’コロニ一形成単位の接種)。結果は37°Cで18時
間後に記録した。時々出現する微小コロニーや4個以下
の正常外観のコロニーの存在は無視した。
本発明の化合物について次の結果が得られた。
工 塩基形態の実施例1及び4の化合物を用い、入院患者由
来の4種の菌株について、トリメトプリム(TMP)と
比較試験を行なった。
第1表 本発明化合物はイセチオン酸塩の形態でも試験された。
塩基の形態の試験化合物を、蒸留水9m12.ジメチル
ホルムアミド1m12及びイセチオン酸数滴の混液に溶
解した。
結果は、トリメトプリムのイセチオン酸塩及び2.4−
ジアミノ−5−(3−メトキシ−4−シクロペンチルオ
キシ)ピリミジン(Eur、 J、 led。
Chem、−Chim、 Ther、 1982、よ7
 (6) 、pp497−504)のイセチオン酸塩(
以下、「化合物X」という。)と比較して、第2表に示
す。
第  2  表 この結果から、本発明化合物が、トリメトプリムやその
水溶性の塩よりも、耐性病原菌に対して優れた有用性を
持つことが明らかである。
B トリメトプリム感受性菌について 1) 下記の結果は、実施例1及び4の化合物を塩基の
形態で、トリメトプリムと比較して得られたものである
第  3  表 2) 下記の結果は、本発明化合物をイセチオン酸塩の
形態で、トリメトプリムイセチオン酸塩及び化合物Xと
比較したものである。
又、入院患者から採取した試料より単離したスタフィロ
コッカス アウレウス(Staphyrococcus
aureus ) 50株に対する本発明化合物及びベ
ンジルピリミジン誘導体の抗菌活性を試験した。
結果は、“活性”Aの形で下記の式で表わした。
Aはμモル/mQで表わされるMICの逆数の常用対数
である: 〔式中、Mは分子のモル質41 (Molar mas
s)を示す。〕 1回希釈分のMIC差は0.3の活性差に相当する。
下記の表に示された化合物の活性は、全試験菌株につい
てのMIC値の“平均”より算出されたものである。同
一化合物については、各菌株について極めて類似のMI
C値を示すため、この“平均”が有意義なパラメータで
あるものとみなし得る。
1) 下記の結果は、塩基の形態の本発明の化合物をト
リメトプリムと比較して得られたものである。
第5表 2) 又、下記の結果は、本発明化合物のラクトビオン
酸を、トリメトプリムのラクトビオン酸塩と比較して得
られたものである。
3) 又、下記の結果は、本発明化合物のイセオチン酸
を、トリメトプリムのイセチオ酸塩及び化合物Xと比較
して得られたものである。
第  7  表 この結果は、ダラム陽性菌、特に黄色ブドウ球菌(St
aphylococcus aureus )に対して
、本発明化合物が高い感受性と特異性を持つことを示す
■ 寒天培地拡散法による静菌活性の評価ミューラーー
ヒントン寒天培地を使用し、該培地はフラッディングに
より接種され、アッセイは1 mQ当り5×106〜1
×107コロニー形成単位の菌液で始められた。各ディ
スク(シュライヘル及びシュル(Schleicher
 and 5chull )ディスク、直径6 mm)
を、各試験化合物の溶液20μQで含浸し、ディスク1
枚当り5μgの化合物を負荷した。各操作の間に対照と
してディスクに5μgのトリメトプリムを負荷させた。
この試験でも、阻止帯内に出現する微小コロニーは無視
した。
下記の結果は阻止能をmff1単位で現し塩基の形態の
本発明化合物をトリメトプリムと比較して得たものであ
る。結果は、トリメトプリム耐性黄色ブドウ球菌(St
aphylococcus aureus )に関して
得られたものである。
第8表 これらの結果から、トリメトプリム−耐性菌に対する本
発明化合物の抗菌活性が確認された。
実施例21の化合物の抗菌力を、73種のダラム陰性菌
について、トリメトプリムのイセチオン酸塩と比較して
試験した。
得られた結果から、33種の菌株がトリメトプリムの塩
に耐性を示し、65種が実施例21の化合物に耐性を示
した。
しかし、これらの化合物の各々をスルファメトキサゾー
ルと併用した場合、実施例21の化合物/スルファメト
キサゾール併用系の抗菌スペクトルは、トリメトプリム
塩/スルファメトキサゾール併用系の抗菌スペクトルに
類似していた。
従って、実施例21の化合物は、トリメトプリムの塩と
同様にスルファメトキサゾールの抗菌力を高めるもの゛
である。
■毒 性 本発明化合物の急性毒性試験が、静脈内投与で、1群5
匹のマウスを使用して、行われた。
この投与経路で、実施例9の化合物のしD5゜値は15
7.4mg/kgであった。
本発明の治療用組成物はヒト及び動物の治療において、
任意の投与形態とすることができる。
投与単位としては、経口投与用には糖衣錠又は裸錠、カ
プセル、ゼラチンカプセル、粉末、顆粒、懸濁剤又はシ
ロップ等の剤形を、直腸投与用には半開の剤形を、非経
口投与用には滅菌溶液又は懸濁液の剤形を取ることがで
きる。
本発明のベンジルピリミジン誘導体の投与単位当りの使
用量は20〜80mg程度であり、本発明のベンジルピ
リミジン誘導体は単独で使用してもよく、或いはスルホ
ンアミド誘導体のような他の有効成分と併用することも
できる。
投与経路に応じて、本発明の入用又は動物用薬理組成物
は、一般式(I)の化合物あるいはその生物学的に許容
できる塩の少なくとも一種と、担体又は適当な賦形剤、
たとえば、乳糖、デンプン、タルク、ステアリン酸マグ
ネシウム、ポリビニルピロリドン、コロイド状シリカ、
微結晶セルロース、メチル又はプロピル、P−ハイドロ
キシ安息香酸、グリセリン、蒸留水、メタ重亜硫酸ナト
リウム、プロピレングリコール、エタノール、ベンジル
アルコール、ココアバター、甘味剤等の少なくとも一種
とを混合することにより調製することができる。
下記実施例により本発明を説明するが、本発明はこれに
限定されるものではない。
製造例 3−メトキシ−4−エトキシベンズアルデヒド18g 
(0,1モル)を、β〜アニリノプロピオニトリル16
g (0,11モル)を含有するジメチルスルホキシド
50mf2に添加した。混合物を15℃に冷却し、t−
ブタノール90m12にカリウム4gを溶解させた溶液
を滴下した。混合物を50℃で1時間加熱し、アルコー
ルを減圧留去した。
50 : 50工タノール/水混液25mQを加え、次
いで持続性のある濁りがみられるまで、水を添加した。
6〜8時間冷却後、生成した固体を分離し、水冷した5
0 : 50エタノール/水混液の最少量で洗浄した。
こうして、β−アニリノ−α−(3−メトキシ−4−エ
トキシベンジル)−アクリロニトリルが得られた。
融点130−135℃(トルエン) 上記と同様の方法により、適当な出発物質を用いて下記
の化合物を製造した。
化合物 0β−アニリノ−α−(3,4−ジェトキシベンジル)
−アクリロニトリル 融点116°C Oβ−アニリノ−α−(3−メトキシ−4−イソプロピ
ルベンジル)−アクリロニトリル融点150−151℃ 0β−アニリノ−α−(3−メトキシ−4−シクロペン
チルオキシベンジル)−アクリロニトリル黄色油状 b)2.4−ジアミノ−5−(3−メトキシ−4ナトリ
ウム2.8g (0,12グラム原子)をエタノール1
00mGに溶解し、グアニジン塩酸塩9.6g (0,
1モル)を添加した。15分間攪拌後、生成塩化ナトリ
ウムを情夫し、β−アニリノ−α−(3−メトキシ−4
−エトキシベンジル)−アクリロニトリル15.4g 
(0,05モル)を炉液に添加した。混合物を20時間
還流し冷却することにより、目的物を沈澱させた。これ
を濾過し、水、エタノール及びエーテルで洗浄した。
エタノールから再結晶して、2,4−ジアミノ−5−(
3−メトキシ−4−エトキシベンジル)−ピリミジンを
得た。
融点192−194°C 上記と同様の方法により、適当な出発化合物を用いて下
記の化合物を得た。
化合物 O2,4−ジアミノ−5−(3,4−ジェトキシベンジ
ル)−ピリミジン 融点188℃ 02.4−ジアミノ−5−(3−メトキシ−4−イソプ
ロピルベンジル)−ピリミジン 融点133°C O2,4−ジアミノ−5−(3−メトキシ−4−シクロ
ペンチルオキシベンジル)−ピリミジン融点165℃ 実施例1 製造 2.4−ジアミノ−5−(3−メトキシ−4−エトキシ
ベンジル)−ピリミジン2.74g(0,01モル)を
酢酸40mQに溶解した。
次いで、酢酸10噌中に一塩化ヨウ素1.8g(0,1
1モル)を含有する溶液を滴下し、水100m12を添
加した。混合物を徐々に加熱して沸騰させ、同温度に3
0分間保った。混合物を冷却後、白色沈殿物を濾過し、
100n+Gの沸騰水に溶解し、pHがアルカリ性にな
るまで10%水酸化ナトリウム溶液を添加した。この懸
濁液を6−8時間冷却した。生成沈殿物を濾過し、水、
次いでエタノールで洗浄した。
メタノールから再結晶して、2,4−ジアミノ−5−2
−イオドー4−エトキシー5−メトキシベンジル)−ピ
リミジンを得た。
融点218−220℃ NMR(核磁気共鳴)スペクトル(DMSO−ds) 1.30 (3H,t) 、3.58 (2H,s)、
3.69 (3H,s) 、4.00 (2H,q)、
5.24 (2H,s) 、5.64 (2H,s)、
6.77 (LH,、s) 、7.25 (IH,s)
、7.30 (IH,s) 上記の方法より、適当な出発物質を用いて下記化合物を
製造した。
化合物 02.4−ジアミノ−5−(2−イオドー4.5−ジェ
トキシベンジル)−ピリミジン(実施例2)融点214
−215°C NMRスペクトル(DMSO−ds )1.2−1.’
 4 (6H,m) 、3.60 (2H。
s) 、3.88−4.18 (4H,m)、5.80
 (2H,s) 、6.92 (IH,s)、7.19
 (IH,s) 、7.40 (LH,5)O2,4−
ジアミノ−5−(2−イオドー4−イソプロピルー5−
メトキシベンジル)−ピリミジン(実施例3) 融点238−240°C NMRスペクトル(DMSO−ds )1.14 (6
H,d) 、3.17 (IH,m)、3.57 (2
H,s) 、3.70 (3H,s)、5.67  (
2H,s) 、6. 19  (2H,s) 、6.8
2  (IH,s) 、7.06  (IH,s)  
、7、 52  (IH,5) 02.4−ジアミノ−5−(2−イオドー4−シクロペ
ンチルオキシ−5−メトキシベンジル)−ピリミジン(
実施例4) 融点208−210℃ NMRスペクトル(DMS O−ds )1.4−1.
8 (8H,m) 、3.60 (2H。
s) 、3.70 (3H,s) 、4.76 (IH
m) 、6.69 (2H,s) 、7.16 (2H
s) 、6.82 (IH,s) 、6.88 CIH
s) 、7.29 (LH,s) 実施例5 2.4−ジアミノ−5−(4,5−ジェトキシベンジル
)−ピリミジン2.88g (0,01モル)を酢酸4
0mQに溶解し、臭素0.6m(2(0,012モル)
を酢酸20fl′IQに溶解させた溶液を滴下した。室
温で2時間攪拌後、沈澱を濾過し、酢酸、次いでエタノ
ールで洗浄し、200mGの沸騰水に溶解し、これにp
Hがアルカリ性になるまで、10%水酸化ナトリウム溶
液を添加した。
懸濁液を6〜8時間冷却し、沈澱を濾過し、水次いでエ
タノールで洗浄した。
メタノールで再結晶することにより、2,4−ジアミノ
−5−(2−ブロモ−4,5−ジェトキシベンジル)−
ピリミジンを得た。
融点225°C NMRスペクトル(DMSO−ds) 1.2−1.4 (6H,m) 、3..58 (2H
S) 、3.83−4.14 (4H,m)、5.72
 (2H,s) 、6.20 C2H,s)、6.86
 (IH,s) 、7.15 (2H,s)上記と同様
の方法により、適当な出発物質を用いて下記の化合物を
製造した。
化合物 02.4−ジアミノ−5−(2−ブロモ−4−イソプロ
ピル−5−メトキシベンジル)ピリミジン(実施例6) 融点225−226°C NMRスペクトル(DMSO−d6 )1.18 (6
H,d) 、3.19 (LH,m)、3.64 (2
H,s) 、3.72 (3H,s)、5.68 (2
H,s) 、6.17 (2H,s)、6.87 (I
H,s) 、7.17 (IH,s)、7.32 (I
H,5) O2,4−ジアミノ−5−(2−ブロモ−4−シクロペ
ンチルオキシ−5−メトキシベンジル)ピリミジン(実
施例7) 融点188−189℃ NMRスペクトル(DMSO−66) 1、 5−1.8 (8H,m) 、3. 58 (2
H。
s)  、4. 80  (IH,m)  、5. 7
0  (2H。
s) 、6. 18  (2H,s) 、6.87  
(IH。
S)  、7. 10  (IH,s)  、7. 1
5  (IH。
S) 実施例8 2.4−ジアミノ−5−2−イオドー4−エトキシー5
−メトキシベンジル)−ピリミジン ラクトビオネート
の製造 2.4−ジアミノ−5−(2−イオドー4−エトキシー
5−メトキシ−ベンジル)−ピリミジン0.2g (5
xlO−’モル)及びラクトビオン酸0.1790gを
50℃で蒸留水5rnQに溶解した。次いで、エタノー
ル2mGを添加した。澄明な溶液を濾過し、減圧蒸留し
た。こうして、2.4−ジアミノ−5−(2−イオドー
4−エトキシー5−メトキシベンジル)−ピリミジン 
ラクトビオネート0.37gを白色粉末の形態で得た。
融点130−135°C 上記と同様の方法により、適当な出発物質を用いて、下
記化合物を製造した: 化合物 O2,4−ジアミノ−5−(2−イオドー4,5−ジェ
トキシベンジル)ピリミジン ラクトビオネート(実施
例9) 融点 95−110℃ 02.4−ジアミノ−5−(2−イオドー4−イソプロ
ピルー5−メトキシベンジル)−ピリミジン ラクトビ
オネート(実施例10) 融点 120−200℃(分解) O2,4−ジアミノ−5−(2−イオドー4−シクロペ
ンチルオキシ−5−メトキシベンジル)−ピリミジン 
ラクトビオネート(実施例11)融点 176−180
°C O2,4−ジアミノ−5−(2−ブロモ−4,5−ジェ
トキシベンジル)−ピリミジン ラクトビオネート(実
施例12) 融点 80−110℃(分解) o2,4−ジアミノ−5−(2−ブロモ−4−イソプロ
ピル−5−メトキシベンジル)−ピリミジン ラクトビ
オネート(実施例13) 融点 204℃ o2,4−ジアミノ−5−(2−ブロモ−4−シクロペ
ンチルオキシ−5−メトキシベンジル)−ピリミジン 
ラクトビオネート(実施例14)融点170−180℃ o2,4−ジアミノ−5−(2−ブロモ−4−シクロペ
ンチルオキシ−5−メトキシベンジル)−ピリミジン 
ラクトビオネート(実施例23)実施例15 ネート a)イセチオン酸 酸型陽イオン交換樹脂を充填したカラムに、イセチオン
酸のナトリウム塩の水溶液を通すことにより、イセチオ
ン酸0.6ON溶液を得た。
オネート 2.4−ジアミノ−5−(2−イオドー4,5−ジェト
キシベンジル)−ピリミジン0.72g(17X10−
’モル)を、0.6ONイセチオン酸溶液3鶴に攪拌し
ながら添加した。この溶液を約1m12になるまで減圧
濃縮した。エタノール数滴を加え、白色沈澱か生じるま
でエチルエーテル数滴を滴下した。
以上の方法により、2,4−ジアミノ−5−(2−イオ
ドー4.5−ジェトキシベンジル)−ピリミジン イセ
チオネート0.5gを得た。
融点206℃ 上記と同様の方法により、適当な出発物質を用いて下記
化合物を製造した。
化合物 02.4−ジアミノ−5−(2−イオドー4−エトキシ
ー5−メトキシベンジル)−ピリミジンイセチオネート
(実施例16) o2,4−ジアミノ−5−(2−イオドー4−イソプロ
ピルー5−メトキシベンジル)−ピリミジン イセチオ
ネート(実施例17) o2,4−ジアミノ−5−(2−イオドー4−シクロペ
ンチルオキシ−5−メトキシベンジル)−ピリミジン 
イセチオネート(実施例18)o2,4−ジアミノ−5
−(2−ブロモ−4,5−ジェトキシベンジル)−ピリ
ミジン イセチオネート(実施例19) 02.4−ジアミノ−5−(2−ブロモ−4−イソプロ
ピル−5−メトキシベンジル)−ピリミジン イセチオ
ネート(実施例20) 02.4−ジアミノ−5−(2−ブロモ−4−シクロペ
ンチルオキシ−5−メトキシベンジル)−ピリミジン 
イセチオネート(実施例21)o2,4−ジアミノ−5
−(2−ブロモ−4−シクロへキシルオキシ−5−メト
キシベンジル)−ピリミジン イセチオネート(実施例
24)実施例22 強力な機械的撹拌機及び温度計を備えたIQフラスコに
、バニリン25g (0,16モル)、無水ジメチルホ
ルムアミド125mQ、ブロモシクロヘキサン21m(
2(0,17モル)及び炭酸カリウム27. 5g (
0,2モル)を入れた。混合物をジメチルホルムアミド
還流下に36時間強く攪拌した。次いで、ブロモシクロ
ヘキサン40mQ及び炭酸カリウム20gを添加し、8
〜10時間攪拌を続けた。冷却後、ジメチルホルムアミ
ドを蒸発乾固し、残渣をトルエン及び水の混液に添加し
た。
水層をトルエンで2回、次いでクロロホルムで1回抽出
した。有機層を集め、水酸化ナトリウム溶液及び水で洗
浄した。硫酸ナトリウム上で乾燥後、溶媒を蒸発乾固し
た。
こうして、3−メトキシ−4−シクロへキシルオキシベ
ンズアルデヒドを油状形態で得、これを蒸留した。
収率:18% TLC(薄層クロマトグラフィー)(CHC(+3 )
:Rf=0.58 NMRスペクトル(CDCQ3) 1.7p’pm (IOH,m) 、3.9ppm(3
H,s) 、4.4ppm (IH,m)、7.2pp
m (3H,m) 、10ppm (LH。
b)α−アニリノメチル β−(3−メトキシ−4−シ
クロへキシルオキシフェニル)−アクリロニトリル 機械的撹拌機、冷却機及び窒素導入口を備えた250m
G、フラスコに、3−メトキシ−4−シクロへキシルオ
キシベンズアルデヒド20g(0,085モル)及びβ
−アニリノプロピオニトリル13.2g (0,09モ
ル)の80m12無水メタノール溶液を入れた。
塩化カルシウムトラップを備えたエルレンマイヤーフラ
スコに40mQの無水メタノールを入れ、ナトリウム2
.1g (0,09モル)を少しずつ加えた。ナトリウ
ムを全量加えた後、この溶液を滴下漏斗でアルデヒド/
β−アニリノプロピオニトリル混液に滴下した。24時
間還流し、薄層クロマトグラフィーにて反応を追跡した
。反応混合物を蒸発乾固し、残渣をトルエン及び水中に
入れた。水層をトルエンで2回、次いでクロロホルムで
1回抽出した。有機層を集め、水、次いで希塩酸溶液、
最後に水で洗浄した。その後抽出物を蒸発乾固した。
こうして、α−アニリノメチル β−(3−メトキシ−
4−シクロへキシルオキシフェニル)−アクリロニトリ
ル/β−アニリノ α−(3−メトキシ−4−シクロへ
キシルオキシベンジル)−アクリロニトリルの混合物を
油状形態で得た。これは、そのまま、次の工程に使用で
きる。
必要であれば、この混合物はカラムクロマトグラフィー
で分離でき(溶出剤:エチルエーテル/ヘキサン 15
15)、次の化合物が得られる:α−アニリノメチル 
β−(3−メトキシ−4−シクロへキシルオキシフェニ
ル)−アクリロニトリル(化合物α) 融点52℃(ジメチルホルムアミド) β−アニリノ α−(3−メトキシ−4−シクロヘキシ
ルオキシベンジル)−アクリロニトリル(化合物β) 融点98℃(エチルエーテル/ヘキサン)TLC(エチ
ルエーテル/ヘキサン 1515):尺工 化合物α          0.58化合物β   
       0.75出発物質のベンズアルデヒド 
0.80加熱マグネテイツクスクーラー、窒素導入管及
び冷却機を備えた2 50 mQエルレンマイヤーフラ
スコにナトリウム5.6g (0,24グラム原子)の
無水メタノール180 mQ溶液を加え、グアニジン塩
酸塩17.4g (0,18モル)を加えた。
15分間攪拌し、上記で得られた化合物α及びβの混合
物22gを添加した。得られた溶液を30分間加熱還流
し、次いで8〜10時間冷蔵庫に静置した。生成沈殿物
を清適し、水次いでエチルエーテルで数回洗浄し、最後
にデシケータ−中で乾燥した。
こうして、2,4−ジアミノ−5−(3−メトキシ−4
−シクロへキシルオキシベンジル)−ピリミジン7gを
単離した。
収率:35% 融点 170°C TCL (クロロホルム/メタノール)Rf=0.6 NMRスペクトル(DMSO−ds) 1.5ppm (IOH,m) 、3.5ppm(2H
,s) 、3.8ppm (3H,s)、4.2ppm
 (LH,m) 、5.7.ppm (2H(NH2)
、S) 、6.lppm (2H(NH2)。
s) 、7.0ppm (3H,m) 、7. 5pp
m(IH,s) シクロへキシルオキシ−5−メトキシベンジル)−ピリ
ミジン 滴下漏斗、コンデンサー、加熱機械的撹拌機を備えた1
00mGエルレンマイヤーフラスコに、2゜4−ジアミ
ノ−5−(3−メトキシ−4−シクロへキシルオキシベ
ンジル)−ピリミジン2.5g(0,0076モル)の
酢酸30mQ溶液を加え、ピリミジン誘導体を溶解する
べく、混合物を加熱した。溶解後、溶液を室温に冷却し
、滴下漏斗から酢酸15鵬で希釈した臭素0.5mf2
(0,0021モル)を滴下した。室温で6時間攪拌し
た。溶液を蒸発乾固し、残渣を最少二の温水に取り、混
液を室温にした。水酸化ナトリウムで塩基性にし、8〜
10時間冷蔵庫中に放置した。
生成沈澱を濾過し、水次いでエタノール及びエチルエー
テルで洗浄した。乾燥して、2,4−ジアミノ−5−(
2−ブロモ−4−シクロへキシルオキシ−5−メトキシ
ベンジル)−ピリミジン1゜4gを単離した。
収率:45% 融点:232℃ TLC(クロロホルム/エタノール 18/2):Rf
=0.37 NMRスペクトル(DMSo−d6) 1.5ppm (IOH,m) 、3.6ppm(2H
,s) 、3.8ppm (3H,s)、4.2ppm
 (IH,m) 、5.7ppm (2H(NH2)、
S) 、6.2ppm (2H(NH2)。
s) 、6.9ppm (IH,s) 、7.2ppm
(2H,s) 実施例25 下記組成を有する非経口投与用組成物を調製した。
本発明化合物             4gスルファ
ジメトキシンのナトリウム塩 20gトリエタノールア
ミン、85%精製   2m(2メチル p−ヒドロキ
シベンゾエート 0.1gジメチルアセトアミド   
     30mQ水               
       13m(2グリセリンホルマール 全f
filoomf2とする量a)水酸化ナトリウム2.4
kg、メチル p−ヒドロキシベンゾエート0.1kg
及び85%精製トリエタノールアミン2Qを精製水13
Q中へ攪拌しながら溶解した。溶解が完了して後、溶液
を50°Cにし、スルファジメトキシン酸 (sulphadimethoxine acid) 
18. 67kgを加え、混合物を攪拌した。
b)ジメチルアセトアミド30Q及びグリセリンホルマ
ール15Qを主製造タンクに入れた。混合物を65℃に
加熱し、本発明化合物を溶解した。
前述の項目a)で得られたスルファジメトキシンのナト
リウム塩の溶液を攪拌しながら加え、混合物をグリセロ
ールホルマールで100mQに調製した。
混合物を攪拌後、濾過した。ビンに詰め、滅菌した。
実施例26 既知の調剤方法に従って、グリコール酸ナトリウムデン
プン、コーンスターチ及びステアリン酸マグネシウムを
賦形剤として本発明化合物200IIIgを含む、経口
投与用組成物が調製された。
(以 上)

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1は臭素原子又はヨウ素原子を示し、R_
    2はイソプロピル基又はエトキシ基又は炭素数3〜6の
    シクロアルコキシ基を示し、 R_3は炭素数1〜3のアルコキシ基を示す。 但し、R_2がエトキシ基であり、R_3がメトキシ基
    である時、R_1はヨウ素原子である。〕で表わされる
    ベンジルピリミジン誘導体又はそれらの生物学的に許容
    できる塩。
  2. (2)2,4−ジアミノ−5−(2−イオド−4−エト
    キシ−5−メトキシベンジル)−ピリミジン又はその生
    物学的に許容できる塩である特許請求の範囲第1項に記
    載の化合物。
  3. (3)2,4−ジアミノ−5−(2−ブロモ−4−シク
    ロペンチルオキシ−5−メトキシベンジル)−ピリミジ
    ン又はその生物学的に許容できる塩である特許請求の範
    囲第1項に記載の化合物。
  4. (4)2,4−ジアミノ−5−(2−イオド−4−シク
    ロペンチルオキシ−5−メトキシベンジル)−ピリミジ
    ン又はその生物学的に許容できる塩である特許請求の範
    囲第1項に記載の化合物。
  5. (5)2,4−ジアミノ−5−(2−ブロモ−4−シク
    ロヘキシルオキシ−4−メトキシベンジル)−ピリミジ
    ン又はその生物学的に許容できる塩である特許請求の範
    囲第1項に記載の化合物。
  6. (6)生物学的に許容できる塩が、ラクトビオン酸塩で
    ある特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載
    の化合物。
  7. (7)生物学的に許容できる塩が、イセチオン酸塩であ
    る特許請求の範囲第1項乃至第5項のいずれかに記載の
    化合物。
  8. (8)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1は臭素原子又はヨウ素原子を示し、R_
    2はイソプロピル基又はエトキシ基又は炭素数3〜6の
    シクロアルコキシ基を示し、 R_3は炭素数1〜3のアルコキシ基を示す。 但し、R_2がエトキシ基であり、R_3がメトキシ基
    である時、R_1はヨウ素原子である。〕で表わされる
    ベンジルピリミジン誘導体又はそれらの生物学的に許容
    できる塩の製造方法であって、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 〔式中、R_2及びR_3は上記に同じ。〕で表わされ
    るベンジルピリミジン誘導体と臭素又は一塩化ヨウ素と
    を酢酸の存在下に反応させることにより、塩基の形態に
    ある一般式( I )の化合物を得、必要に応じて、これ
    を適当な無機酸又は有機酸と反応させて生物学的に許容
    できる塩を得ることを特徴とする製造方法。
  9. (9)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1は臭素原子又はヨウ素原子を示し、R_
    2はイソプロピル基又はエトキシ基又は炭素数3〜6の
    シクロアルコキシ基を示し、 R_3は炭素数1〜3のアルコキシ基を示す。 但し、R_2がエトキシ基であり、R_3がメトキシ基
    である時、R_1はヨウ素原子である。〕で表わされる
    ベンジルピリミジン誘導体又はそれらの生物学的に許容
    できる塩の少なくとも1種を有効成分とする人又は動物
    用の抗グラム陽性菌、駆虫又は抗マラリア剤。
  10. (10)2,4−ジアミノ−5−(2−イオド−4−エ
    トキシ−5−メトキシベンジル)−ピリミジン又はその
    生物学的に許容できる塩を有効成分とする特許請求の範
    囲第9項に記載の抗グラム陽性菌、駆虫又は抗マラリア
    剤。
  11. (11)2,4−ジアミノ−5−(2−ブロモ−4−シ
    クロペンチルオキシ−5−メトキシベンジル)−ピリミ
    ジン又はその生物学的に許容できる塩を有効成分とする
    特許請求の範囲第9項に記載の抗グラム陽性菌、駆虫又
    は抗マラリア剤。
  12. (12)2,4−ジアミノ−5−(2−イオド−4−シ
    クロペンチルオキシ−5−メトキシベンジル)−ピリミ
    ジン又はその生物学的に許容できる塩を有効成分とする
    特許請求の範囲第9項に記載の抗グラム陽性菌、駆虫又
    は抗マラリア剤。
  13. (13)2,4−ジアミノ−5−(2−ブロモ−4−シ
    クロヘキシルオキシ−4−メトキシベンジル)−ピリミ
    ジン他はその生物学的に許容できる塩を有効成分とする
    特許請求の範囲第9項に記載の抗グラム陽性菌、駆虫又
    は抗マラリア剤。
  14. (14)生物学的に許容できる塩が、ラクトビオン酸塩
    である特許請求の範囲第9項乃至第13項のいずれかに
    記載の抗グラム陽性菌、駆虫又は抗マラリア剤。
  15. (15)生物学的に許容できる塩が、イセチオン酸塩で
    ある特許請求の範囲第9項乃至第13項のいずれかに記
    載の抗グラム陽性菌、駆虫又は抗マラリア剤。
  16. (16)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1は臭素原子又はヨウ素原子を示し、R_
    2はイソプロピル基又はエトキシ基又は炭素数3〜6の
    シクロアルコキシ基を示し、 R_3は炭素数1〜3のアルコキシ基を示す。 但し、R_2がエトキシ基であり、R_3がメトキシ基
    である時、R_1はヨウ素原子である。〕で表わされる
    ベンジルピリミジン誘導体又はそれらの生物学的に許容
    できる付加塩の少なくとも1種とスルホンアミド誘導体
    とを有効成分とする人又は動物用の抗グラム陽性菌、駆
    虫又は抗マラリア剤。
  17. (17)2,4−ジアミノ−5−(2−イオド−4−エ
    トキシ−5−メトキシベンジル)−ピリミジン又はその
    生物学的に許容できる塩の内の少なくとも1種とスルホ
    ンアミド誘導体とを有効成分とする特許請求の範囲第1
    6項に記載の抗グラム陽性菌、駆虫又は抗マラリア剤。
  18. (18)2,4−ジアミノ−5−(2−ブロモ−4−シ
    クロペンチルオキシ−5−メトキシベンジル)−ピリミ
    ジン又はその生物学的に許容できる塩とスルホンアミド
    誘導体とを有効成分とする特許請求の範囲第16項に記
    載の抗グラム陽性菌、駆虫又は抗マラリア剤。
  19. (19)2,4−ジアミノ−5−(2−イオド−4−シ
    クロペンチルオキシ−5−メトキシベンジル)−ピリミ
    ジン又はその生物学的に許容できる塩とスルホンアミド
    誘導体とを有効成分とする特許請求の範囲第16項に記
    載の抗グラム陽性菌、駆虫又は抗マラリア剤。
  20. (20)2,4−ジアミノ−5−(2−ブロモ−4−シ
    クロヘキシルオキシ−4−メトキシベンジル)−ピリミ
    ジン又はその生物学的に許容できる塩とスルホンアミド
    誘導体とを有効成分とする特許請求の範囲第16項に記
    載の抗グラム陽性菌、駆虫又は抗マラリア剤。
  21. (21)生物学的に許容できる塩が、ラクトビオン酸塩
    である特許請求の範囲第16項乃至第20項のいずれか
    に記載の抗グラム陽性菌、駆虫又は抗マラリア剤。
  22. (22)生物学的に許容できる塩が、イセチオン酸塩で
    ある特許請求の範囲第16項乃至第20項のいずれかに
    記載の抗グラム陽性菌、駆虫又は抗マラリア剤。
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