JPS6398101A - 複合バリスタ材料 - Google Patents

複合バリスタ材料

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JPS6398101A
JPS6398101A JP61245079A JP24507986A JPS6398101A JP S6398101 A JPS6398101 A JP S6398101A JP 61245079 A JP61245079 A JP 61245079A JP 24507986 A JP24507986 A JP 24507986A JP S6398101 A JPS6398101 A JP S6398101A
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JP
Japan
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weight
varistor
ceramic powder
parts
semiconductor ceramic
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Pending
Application number
JP61245079A
Other languages
English (en)
Inventor
湯川 克巳
今川 俊次郎
清 岩井
播磨 俊宏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複合バリスタ材料、具体的には、半導体セラ
ミック粉末と樹脂とを含有してなる複合バリスタ材料に
関する。
(従来の技術) 一般に、バリスタ素体の材料としては、シリコンカーバ
イド、酸化亜鉛、チタン酸バリウムなどのセラミック材
料が汎用されているが、セラミックは混合、成形及び焼
成など長時間を要する処理工程を必要とするため生産性
に欠け、しからセラミック材料は堅く、脆いため成形性
及び加工性に欠けるという問題がある。このため、近年
、成形性及び加工性を改迎したバリスタ材料として、例
えば、特開昭53−44899号公報及び特開昭55−
5846号公報にて、半導体化したセラミック粉末と樹
脂とからなる複合材料か提案されている。
(発明か解決しようとする問題点) しかしながら、この種の複合バリスタ材料は、バリスタ
電圧が80V/mm以上と高いため用途が制限されると
いう問題があった。
従って、この発明は、成形性及び加工性に優れバリスタ
電圧の低いバリスタ材料を得ることを目的とする。
に優れた (問題を解決するための手段) 本発明は、面記問題を解決する手段として、半導体セラ
ミック粉末1〜96重量%、高分子材料3〜40重量%
、鉛酸バリウム1〜75重量%とからなることを特徴と
する複合バリスタ材料を提供するものである。
半導体セラミック粉末としては、SiC系、Zn−0系
、T i Oを系、5rTiCh系、5n02系、Fe
wO3系など任意の半導体化したセラミック粉末が挙げ
られ、これらは単独であるいは混合して使用できる。
高分子材料としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、
シリコン樹脂、ポリイミド、ジアリルフタレート樹脂、
不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化性樹脂; ポリカ
ーボネイト樹脂、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリ
アセタール樹脂、ポリプロピレン樹脂などの熱可塑性樹
脂; 並びにニトリルブダジエンゴム、スチレンブタジ
ェンゴム、フッ素ゴム、ラテックスなどのゴム類が挙げ
られるが、これらに限定されるものではない。
(作用) 本発明においては、半導体セラミック粉末と共に高分子
材料中に分散させた鉛酸バリウムが、それらとの相互作
用により、非直線係数、機械的強度その他の特性を低下
させることなく、バリスタ電圧を低下させる機能を果た
し、半導体セラミック粉末、高分子材料及び鉛酸バリウ
ムの混合比を適宜設定することにより所望のバリスタ特
性が得られる。
本発明における複合バリスタ材料の成分組成を前記範囲
に限定したのは次の理由による。即ち、半導体セラミッ
ク粉末を1〜96重量%とじたのは、半導体セラミック
粉末カ用重量%未満では非直線係数(α)が2.5より
小さくなりバリスタとしての機能が低下し、96重量%
を越えろと強度が弱く脆くなるからである。
また、高分子材料を3〜40重量%としたのは、樹脂が
3重量%未満では強度が弱くなると共に脆くなり、40
重量%を越えるとバリスタ電圧が高くなるからである。
鉛酸バリウムは前記のようにバリスタ電圧を低くするた
めの重要な成分で、鉛酸バリウムが1重量%未満ではバ
リスタ電圧を低下させる効果が十分に期待できず、75
重量%を越えると非直線係数(α)が2.5以下に低下
するからである。
以下、本発明に実施例について説明する。
実施例1 ティジンL−1250(商品名、ティジン株式会社製ポ
リカーボネート)6.5重量部を塩化メチレンに溶解さ
せ、これに鉛酸バリウム粉末30重量部を加えて混練し
た後、チタン酸ストロンチウム系半導体セラミック粉末
63,5重量部を加えて十分に混練し、常温で真空中に
保持して溶剤を除去した。
なお、前記チタン酸ストロンチウム系半導体セラミック
粉末は、SrTiO399,0モル%、Yto、  0
.5モル%、Ti1t  0.5モル%からなる組成を
有するものである。
得られた混合物を950kg/cm”の圧力下、180
℃で30分間プレスし、室温まで冷却してシート状に成
形した。得られたシート状複合バリスタ材料の両面にア
ルミニウムを蒸着してアルミニウム電極を形成した後、
10x 10X0.3mmに切断してバリスタを得た。
比較例! ポリカーボネート樹脂(商品名:ティジンL−1250
ティジン(株)製)を6.5重量部溶解させた塩化メチ
レン溶液に実施例1で用いたチタン酸ストロンチウム系
半導体セラミック粉末93゜5重量部を加えて十分に混
練した後、真空中、常温て溶剤を除去し、これを180
℃、30分間予熱し、950kg/cm2の圧力下、常
温で10分間プレスしてシートを得た。次いで、このシ
ートを用い、実施例1と同様にしてバリスタを製造した
実施例2 フッ素ゴムラテックス6.5重蛍部に鉛酸バリウム粉末
30重量部を加えて混練した後、実施例1で用いたチタ
ン酸ストロンチウム系半導体セラミック粉末63.5重
量部を加えて十分に混練し、エタノールを加えてフッ素
ゴムを凝固させ、ろ適役、常温で真空中に保持して溶剤
を除去した。
この混合物を950 kg/cm’の圧力下、170℃
で30分間プレスしてシートを得、実施例1と同様にし
てバリスタを製造した。
比較例2 フッ素ゴムラテックス6重量部に実施例!で川いたチタ
ン酸ストロンチウム系半導体セラミック粉末94重量部
を添加して混練した後、実施例2と同様にしてシートを
得、次いで実施例1と同様にしてバリスタを製造した。
実施例3 ビスマレイミドトリアジン樹脂6.5重量部をメチルエ
チルケトンに溶解し、この溶液に鉛酸バリウム粉末30
重量部を加えて混練した後、実施例1て用いたチタン酸
ストロンチウム系半導体セラミック粉末63.5重量部
を加えて十分に混練し、これを常温で真空中に保持して
溶剤を除去した。
得られた混合物を950kg/Cm’の圧力下、160
℃で30分間プレスしてシートを得、実施例1と同様に
してバリスタを製造した。
比較例3 ビスマレイミドトリアジン樹脂6.5重量部と実施例1
で用いたチタン酸ストロンチウム系半導体セラミック粉
末93.5重量部を原料として用い、実施例3と同様に
してシートを得、次いで実施例Iと同様にしてバリスタ
を製造した。
実施例4〜8、比較例4 一液性ペースト状エボキノ樹脂をメチルエチルケトンに
溶解して得た溶液に鉛酸バリウム粉末を加えて混練した
後、実施例1で用いたチタン酸ストロンチウム系半導体
セラミック粉末を加えて十分に混練し、次いで常温で真
空中に保持して溶剤を除去し、それぞれ第1表に示す混
合比でチタン酸ストロンチウム系半導体セラミック粉末
(S rTiCh)、エポキン樹脂及び鉛酸バリウム(
BaPb03)を含有する混合物を:A製した。
この混合物を950kg/cm2の圧力下、150°C
で30分間プレスしてシートを得、実施例1と同様にし
てバリスタを製造した。
実施例4 73.5   6.5    20〃5  
63.5    6.5     30//6  53
.5     6.5     40〃7  33.5
    6.5     60〃8  18.5   
 6,5     75比較例4 13.5   6.
5    80比較例5 一液性ペースト状エポキシ樹脂6重量部と実施例1で用
いたチタン酸ストロンチウム系半導体セラミック粉末9
4重量部を原料として用い、実施例4〜9と同様にして
シートを得、実施例1と同様にしてバリスタを製造した
比較例6 一液性ペースト状エポキシ樹脂6.5重量部に鉛酸バリ
ウム粉末93.5重量部を加えて十分に混練した後、実
施例4〜9と同様にしてソートを得、実施例1と同様に
してバリスタを製造した。
実施例9 一液性ペースト状エボキン樹脂6.5重蛍部をメチルエ
チルケトンに溶解して得た溶液に鉛酸バリウム粉末50
重量部を加えて混練した後、酸化亜鉛系半導体セラミッ
ク粉末を加えて十分に混練し、次いで常温で真空中に保
持して溶剤を除去した。
なお、面記鉛酸バリウム系半導体セラミック粉末は、Z
nO:96.5モル%、Bi、O,:0,5モル%、C
oo:1モル%、CrtO*:1モル%、sb、。
3:0.5モル%、MnO+0.5モル%からなる組成
を有するものである。
得た混合物を950kg/cm”の圧力下、150℃で
30分間プレスしてシートを得、実施例1と同様にして
バリスタを製造した。
比較例7 一液性ペースト状エポキシ樹脂6.5重量部に実施例9
で用いた酸化亜鉛系半導体セラミック粉末93.5重量
部を加えて十分に混練した後、実施例9と同様にしてシ
ートを得、実施例1と同様にしてバリスタを製造した。
前記実施例及び比較例で得た各バリスタについて、単位
厚さ当たり1mAの電流を流した時の電界強度V、及び
1mA流した時の非直線係数(α)を測定した。得られ
た結果を第2表に示す。
第2表 実施例1     80      3.8比較例1 
   592      4.4実施例2     3
8      3.4比較例2    244    
  5.8実施例3     28      4.3
比較例3     90      5.0実施例4 
    60       =1 、8〃5    3
8     3.5 〃6    30     3.5 〃7    19     3.3 〃8    12     2.7 比較例4      8      2.3比較例5 
    90      5.9〃6      3 
     1.2実施例9     85      
4.5第2表の結果から明らかなように、この発明に係
る複合バリスタ材料は、80V/mm以下のバリスタ電
圧を示し、しかも実用上十分な値(2,5)の非直線係
数を示す。また、樹脂及び半導体セラミック粉末の種類
及びそれらと鉛酸バリウムとの組成比を変えることによ
りバリスタ電圧を制御できることが判る。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、半導
体セラミック粉末と樹脂とからなる複合材料の利点、即
ち、優れた成形性及び加工性と、セラミックバリスタの
利点、即ち、汎用性とを併有し、実用上十分な非直線係
数を有する複合バリスタ材料を得ることができる。従っ
て、複合バリスタの使用電圧範囲を拡大でき、しかも、
使用する高分子材料の種類、もしくは複合バリスタ材料
の組成を本発明の範囲内で変えることにより任意の特性
を有するバリスタを製造できる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体セラミック粉末1〜96重量%、高分子材
    料3〜40重量%、鉛酸バリウム1〜75重量%からな
    ることを特徴とする複合バリスタ材料。
JP61245079A 1986-10-14 1986-10-14 複合バリスタ材料 Pending JPS6398101A (ja)

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JP61245079A JPS6398101A (ja) 1986-10-14 1986-10-14 複合バリスタ材料

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