JPS6397729A - 作業具姿勢制御におけるブ−ム下降速度制御装置 - Google Patents

作業具姿勢制御におけるブ−ム下降速度制御装置

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JPS6397729A
JPS6397729A JP24489586A JP24489586A JPS6397729A JP S6397729 A JPS6397729 A JP S6397729A JP 24489586 A JP24489586 A JP 24489586A JP 24489586 A JP24489586 A JP 24489586A JP S6397729 A JPS6397729 A JP S6397729A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、フロントローダの作業姿勢制御におけるブー
ム下降速度制御装置に関するものである。
(従来の技術) トラクタ車体に装着して作業を行なうフロントローダは
、トラクタ車体にブームを昇降自在に枢支すると共に、
そのブームの先端に作業具、例えばパケットを回動自在
に枢着し、これらブーム及びパケットを操作するブーム
シリンダ及びバケ・ノドシリンダの油圧回路に、各シリ
ンダに対応する電磁弁を介装し、この電磁弁によってブ
ームの昇降、パケットのすくい・ダンプ方向の回動を制
御するようにしている。
この種のフロントローダにおいて、土砂等をす(い込む
場合、パケットの底面を水平状態に接地させる必要があ
る。そこで、パケットの底面が水平となるべく目標姿勢
を予め設定しておき、ブームの下降時に、パケットの姿
勢を検出しながら、目標姿勢となるようにパケットの姿
勢を制御して、パケットの接地時に底面を水平状態にす
るものがある。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、従来はブームの下降速度に関係なくバゲット側
独自で姿勢制御を行なっているので、確実にパケットを
底面水平状態で接地できない場合があった。
即ち、ブームを十分高い位置から下降させる場合、或い
は高さが十分なくてもパケットが目標姿勢(底面水平)
から大きなずれがない場合には、ブームの下降動作中に
パケットを底面水平に姿勢制御することができるが、逆
にブームの位置が低い場合には、パケット制御系の応答
性等の関係がら、パケットが接地するまでに底面水平状
態に姿勢を修正し得ないことがある。
そこで、あるブーム高でパケットが底面水平になってい
なければ、電気的にブームの下降動作を止め、パケット
が底面水平になってがら再び下降させるというシーケン
ス的な制御が考えられる。
しかしながら、この場合には、オペレータが操作レバー
を下降側に操作しているにも拘らず、途中でブームが止
まるのは不自然であり、また停止時のショックも予想さ
れる。従って、可能な限りブームの下降動作を途中で止
めることなくパケットを底面水平状態で接地させること
が理想である。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、ブームを下
降動作の途中で止めることなく、パケット等の作業具を
所定の目標姿勢に制御できるようにすることを目的とす
るものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ブーム昇降用の指令信号により、これに比例
した動作速度でブームを昇降動作させると共に、ブーム
下降時におけるブーム先端の作業具の姿勢を検出し、作
業具が目標姿勢となるように制御するようにしたフロン
トローダの作業具姿勢制御装置において、作業具の目標
姿勢信号と検出信号との偏差を求め、その偏差信号をブ
ーム下降用指令信号から引いた信号に比例する動作速度
でブームを下降させるものである。
(作 用) (1)  手動制御 手動制御の際には、操作レバー26の保持スイッチ32
をオフしたままで、操作レバー26を操作すれば良く、
この操作レバー26を第7図に示す矢印方向に操作する
ことによって、ブーム■0の上・下昇降、パケット13
のダンプ・すくい、及びこれらを組合せた複合操作がで
きる(第10図参照)。なお、操作レバー26は手を放
すと、中央の停止位置に自動的に復帰する。
今、パケット13のすくい動作に際し、操作レバー26
を左方のすくい側に向って回動操作すると、横軸31を
介して第2ポテンシヨメータ28が作動し、その操作量
に応じて抵抗値が変化し、指令信号の電圧が小になる。
ここで、操作レバー26が中立の停止位置にある停止点
で第2ポテンシヨメータ28の抵抗値1/2となり、そ
の時の電圧が供給電圧Vの1/2となるものとする。こ
れを中立点と呼ぶ。第2ポテンシヨメータ28からの指
令信号が第2判別手段49の比較部50.51に送られ
ると、中立点よりも小であるため、その比較部51がす
くい指令と判別してすくい信号を出力し、第2駆動手段
65のアナログスイッチ69がオンする。一方、第2ポ
テンシヨメータ28からの指令信号が第2比較手段57
の各比較部58.59に入力し、三角波発振手段53の
三角波信号と比較される。この場合、指令信号が中立点
よりも小であるため、第2比較手段57の比較部59が
両者を比較し、第9図とは逆に指令信号を三角波信号よ
りも小の時にオンとなるパルス信号が比較部59より発
生する。そして、そのパルス(8号は、両者の偏差が大
きい程、パルス幅が広がり、従って、第2駆動手段65
のアナログスイッチ69を介してスイッチング素子67
がパルス信号によってオン・オフ動作を繰返し、第2電
磁弁42のすくいソレノイド44に間欠的に励磁電流が
流れる。その結果、すくいソレノイド44がパルス信号
に同期して励磁・消磁を繰返すので、それに比例した開
度で第2電磁弁42が上界側に切換わり、パケットシリ
ンダ14が所定の速度で収縮方向に動作し、パケット1
3を枢軸12廻りにすくい動作させて行く。従って、操
作レバー26の操作型を変えることによって第2電磁弁
42の開度が変化して、パケットシリンダ14への流量
が変化するので、操作レバー26の操作量に応じて比例
的な速度でパケット13が上昇し、高速から微速まで任
意の速度で制御することができる。そして、操作レバー
26を中立の停止位置に戻せば、第2電磁弁42は中立
に戻り、パケット13が停止する。この時にも、操作レ
バー26を徐々に戻せば、パケット13はゆっくりと滑
らかに停止する。
これは、操作レバー26を右方向に操作してパケット1
3をダンプさせる場合、前後方向に操作してブーム10
を上昇又は下降させる場合も同様である。
操作レバー26を前後方向に最大操作すると、作動部3
3によってスイッチ34〜37が動作し、それに対応す
るソレノイド40,41,43.44に電流が流れるの
で、電磁弁39 、42が動作する。これによって制御
系を介さずにも電磁弁39.42を操作できる。しかし
、この時には比例的な制御はできず、従って、専ら故障
時に使用すれば良い。
〔2〕 自動制御 自動制御の際には、保持スイッチ32をオンすると、ア
ナログスイッチ77がオフすると共にアナログスイッチ
78.85がオンし、偏差検出手段75が後段の第2判
別手段49、第2比較手段57等に接続されると共に、
偏差検出手段75.86 、反転部80が第1判別手段
45、第1比較手段54等に接続されるので、自動制御
が可能となる。
この場合には、パケット13の姿勢を検出する姿勢セン
サ16を用いるが、すくい、開口面水平昇降、底面水平
昇降、ダンプにおけるパケット姿勢と、姿勢センサ16
との関係は、第11図の(八)〜(D)のようになる。
また底面水平昇降及び開口面水平昇降時の姿勢センサ1
6と電圧との関係は、第12図に示す通りである。
以下、底面水平、開口面水平、姿勢保持、底面接地の順
に各動作を説明する。
i)底面水平制御 先ず選択スイッチ72で底面水平電圧Vr、を選択する
。ここで、パケット13の底面が水平線に対して平行の
時、姿勢センサ16の電圧(抵抗)は常に一定であり、
ブーム10の姿勢、トラクタ車体1の姿勢とは無関係で
ある。従って、この時の電圧が底面水平電圧Vr、とな
るように設定手段70内のポテンショメータで第12図
の如く設定しておく。
選択スイッチ72を底面水平側に入れると、電圧Vr、
が反転部74によりN端子の1/2V電圧を中心に反転
されて電圧Vr、’となる。そして、この電圧Vr、’
と姿勢センサ16からの検出電圧、即ち、現在のパケッ
ト13の姿勢を示す電圧との第1偏差検出手段75で加
算し、両者電圧の偏差を求めた後、反転部76で反転し
増幅する。これらの特性を第13図(Δ)〜(C)に示
す そこで、姿勢センサ16の電圧が電圧VrIを示してい
れば偏差0となり、パケット13の姿勢を修正する必要
がないので、後段側は動作しない。また姿勢センサ16
が底面水平よりもダンプ側に回動していれば、姿勢セン
サ16の電圧が大であるため、第1偏差検出手段75の
偏差電圧は第13図(C)に示す■の状態となり、中立
点電圧以下となる。そして、この偏差電圧に基づいて第
2判別手段49がすくい方向の修正が必要であることを
判別し、また第2比較手段57が偏差電圧と三角波信号
とを比較して、偏差電圧に応じたパルス幅のパルス(K
号を発生し、第2駆動手段65のアナログスイッチ69
、スイッチング素子67を介して第2電磁弁42のすく
いソレノイド44を励磁し、バケットシリンダ14の収
縮動作によってパケット13をすくい方向に修正する。
パケット13が底面水平に近づいて行(と、姿勢センサ
16の電圧が小さくなって行くため、偏差電圧が次第に
小さくなり、パルス信号のパルス幅が小さくなるので、
パケットシリンダ14の動作速度が遅くなり、偏差Oで
修正動作が停止する。
即ち、底面水平に近づくほどバケツ目3の動作速度は遅
くなり、滑らかに動作が収速し停止する。
逆にパケット13がすくい側であれば、偏差電圧が第1
3図(C)に示す■の状態となるので、パケット13が
ダンプ方向に動作して底面水平に修正する。
ブーム10を上昇位置から下降させる場合には、操作レ
バー26を下降側に操作すれば、その操作量に比例した
動作速度でブームIOが下降するが、この底面水平制御
の際には、バケソF・13が底面水平状態に対してどれ
だけずれているか、そのずれ星によってブーム10の下
降速度が自動的に変わり、接地時に必ずパケット13が
底面水平となるように制御される。
即ち、パケット13の姿勢センサ15で検出した検出信
号と、目標姿勢信号である底面水平電圧Vrlとの偏差
信号を求めて、これをブーム16の下降時の動作速度に
も関連させる。偏差信号が大きい時点では、ブーム10
の下降速度を第1ポテンシヨメータ27からの指令によ
る通常(手動制御時)の下降速度よりも遅くし、逆に偏
差信号が小さい時には通常の下降速度と変わらないよう
にする。
第1ポテンシヨメータ27の指令信号は、中立電位を零
として上昇が正、下降が負であり、また第1偏差検出手
段15の偏差信号は、パケット13が底面水平接地時点
の姿勢よりダンプ側にずれている時に負、すくい側にず
れている時に正である。
そこで、すくい側にずれている時には、パケット13を
ダンプ側へと補正する一方、比較部50からのダンプ信
号と比較部47からの下降信号とによってANDゲート
84が開き、アナログスイッチ83がオンするため、第
1偏差検出手段75からの偏差信号(正)をアナログス
イッチ83.85を介して第2偏差検出手段86へと送
り、指令信号(負)と加算する。そして、偏差が大きけ
れば、第2偏差検出手段86から出力される両者の偏差
が小さくなり、ブームの下降時の動作速度が通常よりも
比例的に遅くなる。これによってパケット13が底面水
平に近づくので、それに従ってブーム10の下lis速
度は通常の速度へと復帰する。
バケツ目3がダンプ側へずれている場合には、パケット
13をすくい側に補正すると共に、ANDゲート82を
介してアナログスイッチ81がオンし、反転部80で第
1偏差検出手段75からの偏差信号(負)を反転した信
号(正)を第2偏差検出手段86に送り、指令信号(負
)と加算する。そして、前述と同様にブーム10の下降
速度を偏差の大小に応じて加減しながら、パケット13
を底面水平状態で接地させる。
ii)開口面水平制御 この時には、選択スイッチ72で開口面水平を選択する
。この場合、設定手段70のポテンショメータには、第
12図の如(パケット13の開口面が水平の時の姿勢セ
ンサ16の電圧と同じになるように、開口面水平電圧V
r2を設定しておく。
動作は底面水平制御と同様であり、その動作特性は第1
4図(A)〜(C)の通りである。
iii )姿勢保持制御 この時には選択スイッチ72を姿勢保持側に入れておき
、保持スイッチ32をオンする。するとバケツ)13の
現在の姿勢を示す電圧がサンプル・ホールド手段71に
入力し、それを一定時間だけ保持するので、この保持し
た電圧を反転部74で反転し、第1偏差検出手段75で
姿勢センサ16からの電圧との偏差を求めて反転する。
そして、その偏差電圧によって前述の底面水平制御、開
口面水平制御と同様に、パケット13の姿勢を制御する
。従って、ブーム10が昇降しても、バケソ1−13は
最初の姿勢を保持することになる。
iv)底面接地制御 底面接地とは、第15図(Δ)に示すようにトラクタ車
体1の前後輪2,3が接地する平面と同−又は平行な平
面上にパケット13の底面が接地又は平行となる状態を
いう。これは、パケット13を地面に降したり、地表面
に沿ってパケット13ですくう際等に使う。特に、パケ
ット13を接地させる時には、運転席5のオペレータは
ボンネットに遮られてパケット13の姿勢を見難くなる
ので、このような場合に非常に便利である。
底面接地制御と、他の底面水平制御等の制御との大きな
違いは、他の制御では重心方向に対してのパケット13
の回動角度の偏差で制御していたが、底面接地制御では
パケット13の姿勢以外にトラクタ車体1の傾斜という
新たな要因が加わる点である。
そこで、傾斜センサ15を用いて制御する。この場合、
第15図(B)に示すように、パケット13の底面が接
地した時に、傾斜センサ15及び姿勢センサ15の信号
電圧(抵抗)が同じとなるように設定しておく。
制御に際しては、選択スイッチ72及び切換スイッチ7
3を底面接地の傾斜センサ15側に入れる。するとトラ
クタ車体1に傾斜があれば、傾斜センサ15がその傾斜
を検出し、その電圧が変化する。この時、パケット13
が同一の地表面上にあれば、姿勢センサ16も傾斜セン
サ15と同じ信号電圧となる。
しかし、姿勢センサ16の電圧が異なっていれば、前述
の底面水平制御等と同様の動作によって、パケットシリ
ンダ14が作動してパケット13の姿勢を底面接地とな
るべく修正するのである。
(実施例) 以下、図示の実施例について本発明を詳述すると、第2
図において、1はトラクタ車体、2は前輪、3は後輪、
4は後輪フェンダ、6は運転席である。6はフロントロ
ーダで、取付台7を介してトラクタ車体1の両側に着脱
自在に立設されたマスト8と、このマスト8の上端部に
枢軸9で昇降自在に枢支されたブーム10と、このブー
ム10を昇降させるためのブームシリンダ11と、ブー
ム10の先端に枢軸12で回動自在に枢支されたパケッ
ト(作業具)13と、パケット13を回動させるための
パケットシリンダ14とから成る。
15はトラクタ車体1の傾斜を検出する傾斜センサで、
フロントローダ6側、例えばマスト8に取付けられてい
る。16はパケット13の姿勢を検出する姿勢センサで
、バケット13背面側のブラケット17に取付けられて
いる。これらセンサ15.16は、第3図に示すように
箱状のケース18内の区画された二つの室19.20内
におもり板21とポテンショメータ22とを組込んで成
る。おもり板2Iはケース18に支持された回動軸23
に取付けられ、またポテンショメータ22は回動軸23
を介しておもり板21に連動するように構成されており
、従って、トラクタ車体1、パケット13の姿勢の変化
におもり板21が応動し、ポテンショメータ22から姿
勢に応じた電圧信号が出るようになっている。なお、室
19内にはダンパオイル23aが入れられている。
24は操作装置で、第4図乃至第7図に示すように、運
転席5の一側方で後輪フェンダ4上に取付けたケース2
5に、前後、左右及び斜め方向に操作自在な操作レバー
26、この操作レバー26に連動する第1及び第2ポテ
ンショメータ27.28等が組込まれている。即ち、操
作レバー26は可動枠29に横軸30を介して枢支され
、また可動枠29は前後軸31を介してケース25側に
支持されており、従って、操作レバー26は直交する横
軸30及び前後軸31の二輪を支点として、第7図のよ
うに任意の方向に操作できるようになっている。なお、
操作レバー26は図外のバネによって中立位置に弾性的
に保持されている。第1ポテンシヨメータ27はブーム
10の昇降を指令する昇降指令手段を構成するものであ
って、横軸30を介して操作レバー26の前後動作に連
動し、かつ操作レバー26の操作量に応じた電圧の上昇
・下降用の指令信号を出力する。第2ポテンシヨメータ
28はパケット13の回動を指令する回動指令手段を構
成するものであって、前後軸31、可動枠29を介して
操作レバー26の左右動作に連動し、かつ操作レバー2
6の操作量に応じた電圧のダンプ・すくい用の指令信号
を出力する。
操作レバー26の上端には押ボタン式の姿勢保持スイッ
チ32が取付けられている。操作レバー26の下端には
半球状の作動部33が設けられ、またケース25内の底
部側には、作動部33を中心にして前後左右に上昇スイ
ッチ34、下降スイッチ35、ダンプスイッチ36、す
くいスイッチ37が設けられている。
これら各スイッチ34〜37は操作レバー26を最大量
操作した時に作動部33によって作動するようになって
いる。なお、3日は可撓カバーである。
第8図はブームシリンダ11及びパケットシリンダ14
の油圧回路を示し、39はブームシリンダ11を制御す
る第1電磁弁で、上昇ソレノイド40と下降ソレノイド
41とを有する。42はパケットシリンダ14を制御す
る第2電磁弁で、ダンプソレノイド43とすくいソレノ
イド44とを有する。これら電磁弁39.42は何れも
比例型のものが使用されている。
第1図は電磁弁39.42を駆動制御する電気回路を示
す。第1図において、45は昇降時の動作方向を判別す
る第1判別手段で、2つの比較部46.47、この比較
部46.47間の不感帯±αを設定する可変抵抗48等
から成り、第1ポテンシヨメータ27からの指令信号が
主基準値(1/2 V+α)よりも大の時に比較部46
より上昇信号を出力し、また、下基阜値(1/2V−α
)よりも小の時に比較部47より下降信号を出力するよ
うになっている。49はダンプ・すくい時の動作方向を
判別する第2判別手段で、第1判別手段45と同様に2
つの比較部50、51、可変抵抗52等から成り、第2
ポテンシヨメータ28からの指令信号に応じて比較部5
0がダンプ信号、比較部51がすくい信号を夫々出力す
るようになっている。
53は三角波発振手段で、第9図に示すように一定周波
数の三角波信号aを発振するものである。
54は第1比較手段で、2つの比較部55.56を有し
、第9図に示すように、第1ポテンシヨメータ27から
の指令信号すと三角波発振手段53からの三角波信号a
とを比較して、指令信号すの変化に応じたパルス幅のパ
ルス信号Cを発生するようになっている。即ち、比較部
55.56は指令信号すと三角波信号aとの入力が逆に
なっており、比較部55では指令信号すが三角波信号a
よりも大の時にオン、小の時にオフするので、第9図の
ような関係でパルス信号Cを発生するが、比較部56で
は指令信号すが三角波信号aより小の時にオン、大の時
にオフするため、第9図とは逆になる。57は第2比較
手段で、2つの比較部58.59を有し、第2ポテンシ
ヨメータ28からの指令信号と三角波発振手段53から
の三角波信号とに基づいて、第1比較手段54と同様に
パルス信号を発生するようになっている。
60は第り電磁弁39を駆動する第1駆動手段で、各ソ
レノイド40.41に接続されたスイッチング素子61
.62と、これに比較部55.56からのパルス信号を
送るアナログスイッチ63.64とを有し、第1判別手
段54の比較部55.56からの信号がアナログスイッ
チ63.64に入力した時に、パルス信号に同期してス
イッチング素子61.62がオン・オフ動作するように
なっている。65は第2電磁弁42を駆動する第2駆動
手段であり、第1駆動手段60と同様、スイッチング素
子66.67とアナログスイッチ68゜69とから構成
されている。
70はパケット13の姿勢を目標とする所要姿勢に設定
する設定手段で、サンプル・ホールド手段71からの保
持電圧と、パケット13の底面を水平にするに必要な底
面水平電圧Vr、と、パケット13の開口面を水平にす
るに必要な開口面水平電圧Vr2と、傾斜センサ15か
らのトラクタ車体1の傾斜を示す電圧とを姿勢選択スイ
ッチ72で選択し設定するようになっている。サンプル
・ホールド手段71は操作レバー26の保持スイッチ3
2をオンした時に、その時点の姿勢センサ16からの信
号電圧を入力して一定時間(数秒間)だけ保持するよう
になっている。
74は反転部で、選択スイッチ72で選択された信号を
N端子の基準電圧(1/2 V)を基準にして反転する
ようになっている。75は第1偏差検出手段で、姿勢セ
ンサ16からの信号と反転部74からの信号とを加算し
て両者の偏差を検出し、それを反転部76で反転し増幅
するようになっている。77゜78はアナログスイッチ
、79はNOTゲートで、これらにより自動・手動の選
択手段が構成される。
そして、保持スイッチ32がオフの時に第2ポテンシヨ
メータ28からの信号を、オンの時に第1偏差検出手段
75からの信号を夫々選択して後段に送るようになって
いる。
80は反転部で、第1偏差検出手段75からの偏差信号
をN端子の基準電圧(1/2 V)を基準にして反転す
るようになっている。81はアナログスイッチで、比較
部47からの下降信号と比較部51からのすくい信号と
があった時に、ANDゲート82を介してオンし、反転
部80で反転された偏差信号をアナログスイッチ85側
に送るようになっている。
83はアナログスイッチで、比較部47からの下降信号
と比較部50からのダンプ信号とがあった時にANDゲ
ート84を介してオンし、第1偏差検出手段75からの
偏差信号をアナログスイッチ85側に送るようになって
いる。アナログスイッチ85は保持スイッチ32をオン
した時に開く。86は第2偏差検出手段で、反転部80
の入力側で第1ポテンシヨメータ27からの指令信号と
偏差信号又は反転偏差信号とを加算して両者の偏差を求
め、その偏差信号を反転部87で基準電圧(1/2 V
)を基準に反転するようになっている。
実施例では、作業具としてパケット13を例示している
が、パケット13に限らず、フォークその他のアタッチ
メントでも良い。その場合、作業具を任意に着脱して交
換できるようにする場合には、ブーム10の先端に取付
ブラケットを枢着し、この取付ブラケットに作業具をビ
ン等で着脱自在に装着する構造にする一方、取付ブラケ
ット側に姿勢センサ16を設けておけば、各種作業具が
あっても、作業具価々に姿勢センサ16を設ける必要が
なく非常に便利である。
(発明の効果) 本発明によれば、作業具の目標姿勢の信号と検出信号と
の偏差を求め、その偏差信号の大小に応じて、大の時に
ブームの下降速度を遅くし、かつ小の時にブームの下降
速度を速くしているので、ブームの下降時に作業具を目
標姿勢に姿勢制御でき、また途中でブームの下降を止め
ることもないので、動作も円滑である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を例示するものであって、第1
図は制御系の電気回路図、第2図はトラクタの側面図、
第3図はセンサの断面図、第4図は操作装置の背面図、
第5図は同断面背面図、第6図は第5図のX−X矢視図
、第7図は第5図のY−Y矢視図、第8図は油圧回路図
、第9図は信号波形図、第10図は制御位置の説明図、
第11図はパケットの姿勢とセンサとの関係を示す図、
第12図は電圧設定の説明図、第13図及び第14図は
動作説明図、第15図はトラクタの姿勢とセンサとの関
係を示す図である。 1・・−トラクタ車体、6・・−フロントローダ、10
−・−ブーム、13・−・パケット(作業具)・、16
・・−姿勢センサ、24・・・操作装置、26・−操作
レバー、27 、28・−・ポテンショメータ、41.
42・−電磁弁、45.49−判別手段、53・−三角
波発振手段、54.57−比較手段、60.65・・・
駆動手段1.70・−設定手段、71−・・サンプル・
ホールド手段、75.86−偏差検出手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブーム昇降用の指令信号により、これに比例した
    動作速度でブームを昇降動作させると共に、ブーム下降
    時におけるブーム先端の作業具の姿勢を検出し、作業具
    が目標姿勢となるように制御するようにしたフロントロ
    ーダの作業具姿勢制御装置において、作業具の目標姿勢
    信号と検出信号との偏差を求め、その偏差信号をブーム
    下降用指令信号から引いた信号に比例する動作速度でブ
    ームを下降させるようにしたことを特徴とする作業具姿
    勢制御におけるブーム下降速度制御装置。
JP24489586A 1986-10-14 1986-10-14 作業具姿勢制御におけるブ−ム下降速度制御装置 Granted JPS6397729A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001051717A1 (de) * 2000-01-11 2001-07-19 Brueninghaus Hydromatik Gmbh Vorrichtung und verfahren zur lageregelung für arbeitseinrichtungen mobiler arbeitsmaschinen

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001051717A1 (de) * 2000-01-11 2001-07-19 Brueninghaus Hydromatik Gmbh Vorrichtung und verfahren zur lageregelung für arbeitseinrichtungen mobiler arbeitsmaschinen
US6968241B2 (en) 2000-01-11 2005-11-22 Brueninghaus Hydromatik Gmbh Device and method for controlling the position for working devices of mobile machines

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