JPS6397516A - パレツト搬送装置における鉛直誘導リタ−ン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、パレットコンベヤーの様な搬送装置におい
て、パレットを水平に保持しながら鉛直方向へ適当高さ
誘導してリターンさせる装置に関するものである。

従来の技術 従来、パレットを相対向した無端チエンに支架させたパ
レットコンベヤーにおいては、パレットを無端チエンに
水平に保持して反転させることなくリターンさせる水平
リターン装置は、特願昭５９−１８４８８７号の様な装
置が開発されているが、鉛直方向に適当高さ誘導してリ
ターンさせる装置はない。

発明が解決しようとする問題点 従って、乾燥装置内で水平リターン機構を左右多段に対
向させてパレット付無端チエンを左右蛇行状に周回させ
ながら高密度乾燥をなし得るが、鉛直誘導リターン機構
がないために多数の水平リターン機構を組合せなければ
ならず、それだけ設備経費が割高となると共に故障発生
率も多いものであった。

この様な問題点を解消する目的において、本発明は相対
向した無端チエンに支架したパレットを無端チエンと共
に水平に保持しながら適当高さ鉛直誘導してリターンさ
せる様になした装置であって、水平リターン機構を組合
せた搬送装置と併用することによって乾燥装置や冷却装
置等内における搬送機構を簡略化し、設備経費のコスト
ダウンをも企図し得ることを特徴とするものである。

問題点を解決するだめの手段 以下、実施例図により本発明の詳細な説明する。

パレット１の両側中央位置に左右支持ピン２゜２を突設
し、両側のフレーム３，３の内側に配置した左右無端チ
エン４，４に付設したビン受具５゜５に左右支持ピン２
，２を遊着してパレットを支持し、左右支持ピン２．２
を中心としてパレットｌの両側前後位置にビンを突設し
て左右ガイドローラ６．６を遊架し、両側の左右無端チ
エン４゜４の１端において両側のフレーム３，３に上下
適当間隔をおいて軸受を設けて上部回転軸７ａ、７ａと
下部回転軸７ｂ、７ｂとを軸支し、該上部回転軸７ａ、
７ａの内端に上部鎖車８ａ、８ａを下部回転軸７ｂ、７
ｂの内端に下部鎖車８ｂ、８ｂを固締し、左右無端チエ
ン４．４をそれぞれ上部鎖車８ａ＋８ａより下部鎖車８
ｂ、８ｂへと掛け廻して鉛直誘導部となし、両側対向し
た上部回転軸７ａ、７ａと下部回転軸７ｂ、７ｂの前方
にパレット１の支持ピン２とガイドローラ６との距離と
同一距離をおいて７レーム３．３に鉛直ガイド用上部回
転軸９ａ、９ａと鉛直ガイド用下部回転軸９ｂ、９ｂと
を軸支し、該鉛直ガイド用上部回転軸９ａ＋９ａの内端
に鉛直ガイド用上部鎖車ｌＯａ、１０ａを鉛直ガイド用
下部回転軸９ｂ、９ｂの内端に鉛直ガイド用下部鎖車１
０ｂ、１０ｂをそれぞれ固締し、該鉛直ガイド用上部鎖
車１０ａ、１０ａと鉛直ガイド用下部鎖車１０ｂ、１０
ｂとに鉛直ガイド用無端チェン１１，１１を調帯して無
端チエン４，４と前後対向させ、両側対向した上部回転
軸７ａ、７ａの外端に第１連動鎖車１２ａｌ　　１２ａ
を鉛直ガイド用上部回転軸９ａ。

９ａの外端に第２連動鎖車１２ｂ、１２ｂを固締し、該
第１連動鎖車１２ａ、１２ａと第２連動鎖車１２ｂ、１
２ｂとに連動用無端チエン１３．１３を調帯して鉛直ガ
イド用無端テエン１１．１１と無端チエン４，４とを同
一速度で連動させ、両側対向した鉛直ガイド用無端チェ
ン１１，１１の内面において無端チエン４，４に支持し
た各パレット１の前部ガイドローラ６の相互の間隔をお
いて任意数のプレー）１４を付設し、該プレート１４よ
シ各パレットｌの前部ガイドローラ６と嵌合し得る遊合
型状のローラ受具１５を突設し、鉛直ガイド用無端チェ
ン１１．１１の上下回動部の上方位置と下方位置とにフ
レーム３．３より上下支持板１６．１６を突設し、ロー
ラ受具１５と嵌合してリターンするガイドローラ６の外
面と接摺する円弧状の上下固定ガイド板１７．１７を上
下支持板１６．１６に架設し、鉛直ガイド用無端チェン
１１．１１の下降部と上昇部との中間位置においてフレ
ーム３，３より腕杆１８、ローラベース１９を突設し、
該腕杆１８にチエンガイド２０をローラペース１９にテ
ンションローラ２１を装着させ、両側対向した左右無端
チエン４．４の上動部と下動部の下方位置においてフレ
ーム３．３より上下支持板２２ａ、２２ｂを突設して上
部チエンガイドレール２３ａと下部チエンガイドレール
２３ｂを装架すると共に上下チエンガイドレール２３ａ
、２３ｂの内側においてパレット１のガイドローラ６が
乗架する上部レール２４ａをパレットの上方リターン部
の後方位置まで下部レール２４ｂをパレットの下方リタ
ーン部の下方位置まで架設し、上部レール２４ａのリタ
ーン部寄り上方位置においてフレーム３．３より支持板
２２ｃを突設して押えレール２４ｃを架設すべくなして
成るものである。なお、両側対向した無端チエンの鉛直
誘導部の内のいずれか１方側の鉛直誘導部の前方に鉛直
ガイド用無端チェン１１を設置してローラ受具ｉ５を付
設すると共に上下回動部に円弧状の固定ガイド板１７を
架設する実施態様例が考えられる。尚、図中２５は乾燥
機、２６は水平リターン機構、２７は鉛直誘導リターン
機構を示す。

作用効果 フレーム３．３内の左右無端チエン４，４を矢印の様に
回動させると、左右無端チエン４，４の上動部に左右支
持ピン２．２で両側を支架されたパレット１は、両側前
後位置のガイドローラ６゜６を左右のＥ部レール２４ａ
、２４ａに乗架させて鉛直誘導部へと進行し、パレット
１の前部の左右ガイドローラ６．６が北部レール２４ａ
、２４ａを離れて北部鎖車８ａ＋８ａの位置を通過する
時にパレット１は左右支持ピン２，２で支持されると共
に後部両側の左右ガイドローラ６．６はと部レール２４
ａ、２４ａと押えレール２４ｃ、２４ｃとで挟着されて
４点支持の状態で進行する。

左右の無端チエン４，４の前方に位置した鉛直ガイド用
無端チェン１１．１１は、第１、第２連動用鎖車１２ａ
、１２ｂ、連動用無端チエン１３とによって無端チエン
４．４と同一方向へ、同一速度で回転しているものであ
り、パレット１の左右支持ピン２，２がと部鎖車８ａ、
８ａの中心上方に近ずくと前部両側のガイドローラ６．
６が鉛直ガイド用無端チェン１１，１１と共に回動して
いるローラ受具１５と係合し、無端チエン４．４が更に
回動するとパレット１の後部両側の左右ガイドローラ６
．６は上部レール２４　ａ　＋　　２４　ａより離れ、
パレット１は鉛直ガイド用無端チェン１１゜１１のロー
ラ受具１５と左右支持ピン２，２を介して無端チエン４
．４とによって４点を支持された状態で鉛直下方へと下
降するもので、左右支持ピン２．２が無端チエン４．４
の下部鎖車８ｂ。

８ｂの中心下方へ到達した時にパレット１の前後両側の
左右ガイドローラ６．６は左右の下部レール２４ｂ、２
４ｂに乗架して反転することなく後進してゆくものであ
る。無端チエン４，４と鉛直ガイド用無端チエン１１．
１１とを逆回動させるとパレット１は鉛直上方へと上昇
するものである。４゜鉛直ガイド用無端チェン１１，１
１のローラ受具１５は通合型状をなしているためパレッ
ト１のガイドローラ６との嵌合もスムーズで、鉛直ガイ
ド用無端チェン１１，１１のと下回動部においては円弧
状のと下固定ガイド板１７．１７でもってローラ受具１
５と嵌合したガイドローラ６を規制するため嵌合もスム
ーズで故障を発生することなく、無端チエン４，４の鉛
直誘導部と鉛直ガイド用無端チェン１１．１１との高さ
を自由に選択しながらパレット１の鉛直誘導を容易にな
し得るものであり、第６図に示す様に、例えば乾燥機２
５内においてパレットの水平リターン機構２６を左右蛇
行状に組合せた両端に本発明の鉛直誘導リターン機構２
７を組合せることによって、パレット搬送機構を簡略化
し、設備経費のコストダウンを企図し得るもので、鉛直
ガイド用無端チェン１１は実施態様例の様に１方側のみ
に設置して３点支持の状態で誘導してもよい等、前記し
た様な顕著な諸効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例に係る鉛直誘導リターン機構の
平面図、第２図はその一部平面図、第３図は第２図Ａ−
Ａ線矢視図、第４図は同じ＜Ｂ−Ｂ線一部拡大断面図、
第５図は第３図Ｃ−Ｃ線一部拡大断面図、第６図は水平
リターン機構と鉛直誘導リターン機構とを組合せたパレ
ット搬送装置の系統図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　パレットの両側前後位置にガイドローラを軸支し、
   該両側の前後ガイドローラの中間位置を両側対向した無
   端チエンに支持すると共にガイドローラをガイドレール
   でガイドしながら各パレットを搬送するパレット搬送装
   置において、両側対向した上部鎖車の下方に適当間隔を
   おいて両側対向した下部鎖車を配置し、該上下対向した
   上部鎖車と下部鎖車とに無端チエンを掛け廻して適当高
   さの鉛直誘導部を設け、該鉛直誘導部の上部鎖車と下部
   鎖車との前方にパレットの無端チエンへの支持点とガイ
   ドローラとの距離と同一距離をおいて鉛直ガイド用上部
   鎖車と鉛直ガイド用下部鎖車とを両側対向に配置し、該
   両側対向した鉛直ガイド用上部鎖車と鉛直ガイド用下部
   鎖車とに鉛直ガイド用無端チエンを調帯してパレット搬
   送用の無端チエンと連動させ、両側対向した鉛直ガイド
   用無端チエンの内面においてパレット搬送用の無端チエ
   ンに支持した各パレットの前部ガイドローラの相互の間
   隔をおいて任意数のプレートを付設し、該プレートより
   逆台型状のローラ受具を突設し、鉛直ガイド用無端チエ
   ンの上下回動部においてローラ受具と嵌合してリターン
   するガイドローラの外面と接種する円弧状の固定ガイド
   板を架設し、鉛直ガイド用無端チエンの下降部と上昇部
   とにチエンガイドやテンションローラを装着したことを
   特徴として成る、パレット搬送装置における鉛直誘導リ
   ターン装置。 ２、両側対向した無端チエンの鉛直誘導部の内のいずれ
   か１方側の鉛直誘導部の前方に鉛直ガイド用無端チエン
   を設置し、該鉛直ガイド用無端チエンにローラ受具を付
   設すると共に上下回動部に円弧状の固定ガイド板を架設
   したことを特徴として成る、前記請求範囲第１項記載の
   パレット搬送装置における鉛直誘導リターン装置。