JPS6396046A - 保証帯及び保証帯を具えた容器蓋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野と従来の技術〕 本発明は容器蓋のための保証帯、すなわち、蓋に取付け
られこの蓋が容器に施された時容器頸部の周りに形成さ
れている突出縁の下側に係合しかつこれを破壊し及びこ
れと蓋との連結部もしくは蓋に連結された部分を破壊す
るか又はそのいずれかの破壊操作を行うことなしにはこ
れを容器から取りはずすことができないように形成され
ている帯体、に関するものである。したがって、この保
証帯、及びこの保証帯が取付けられている蓋が容器から
取りはずされた事実は明らかとなり、そのためこのよう
な帯は時には改ざん表示帯として知られている。

以下余白 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明の目的は、従来の保証帯よりもさらに確実にまた
さらに明白に、保証帯が破られたことを示すように構成
された保証帯を提供することである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記の目的に鑑み、本発明の保証帯は、残シの部分より
も強い部分を有する破壊し得る分離部分によって蓋の近
接要素に連結され、さらにこの保証帯はその周囲に間隔
をおいて配された少なくとも２つの弱い領域を有し、こ
れら弱い領域のうちの１つは他の１つ又は複数の弱い部
分よりもさらに弱くまたこのより弱い部分は前記より強
い部分の近くに配置されそれにより蓋をこれに取付けら
れた保証帯と共に適当な容器から初めて取シはすすに当
シ、保証帯が前記弱い領域で破れ、破壊可能な分離部分
がより強い部分を除いて破れ、残シの１つ又は複数の弱
い領域がそれぞれ接合部を提供し、それにより保証帯が
容器に対して垂れ下った形状をとシ保証帯の破れたのを
さらに強く表示することができるようにする。

保証帯の弱い領域のうちの１つを弱めるのは、保証帯の
より厚い部分の間のより薄い連結ウェブのような領域を
形成することにより行われ、また他の弱い１つ又は複数
の領域がさらに連結ウェブによって構成されている場合
には、弱くされるべき領域は他の１つ又は複数の領域よ
りも薄くまた短かく形成されるか又はそのいずれかに形
成される。ただ２つの弱い領域だけが保証帯に存在する
場合にはこれらの弱い部分はこの帯の周シに１亘径方向
に対向して配置される。

より強い部分は保証帯の前記弱い領域の直ぐ近くにある
。

この保証帯は容器蓋のキャップ部分と共に一部材に形成
され、又は挿入体の１つの要素としその他の近接要素は
容器蓋のキャップ部分に数句けることができるようにす
る。

保証帯を容器蓋の近接要素に連結する破壊可能な分離部
分は、保証帯の周シに間隔をおいて配設されその１つが
他よりも強くなっている、多数の連結ブリッジによって
構成される。

〔実施例〕

本発明は添付図面を参照し実例をあげることによりさら
に記述される。

図面中に示される容器蓋は例えばポリプロピレン及び、
ｊｅ　リエチレン又はそのいずれか一方で射出成形によ
って作られ、そして側壁１１と端壁１２とを有するキャ
ップ部分１０（第１図）を具備している。側壁１１は内
側にねじ条１３が形成され容器の頸部上の対応ねじ条と
係合するようにし、またさらに溝１４が形成され蓋の螺
合をゆるめている間に容器内の圧力を逃がすようにする
。端壁１２は、液体でキャップ部分１０の中に導入され
加硫及び硬化後に端壁１２の内面上の構成体１６と１７
により保持される材料で形成された、ガスケット１５を
担持し、この構成体１６は環状要素からなり、また構成
体１７は、端壁の内側表面から直立しその周りに間隔を
おいて配された一連の分離した保持要素からなっている
。

側壁１１の内側の下方リム１９０近くに形成された環状
凹部１８は、挿入体２４（第２図）の環状上側要素２３
の外側に形成された環状突起２２を受は入れるようにな
っており、環状突起２２と環状凹部１８との相互の係合
は、挿入体２４の要素２３がキャップ部分１ｏの中に押
し込まれた時挿入体２４を蓋のキャップ部分１０に取付
ける作用をする。

挿入体２４はさらに、要素２３に近接し、かつ保証帯２
５によって構成された、もう１つの要素を具備しており
、この保証帯２５は、この実例においては多数の（実際
上は６個）連結ブリッジ２６と２７（第２．３，５．６
図）によって構成された破壊可能な分離部分により要素
２３に連結されている。

各連結ブリッジ２６又は２７は要素２３の軸方向に延在
する協同リブ２６′又は２７′の延長部分である。リブ
２６′と２７′の中心線は要素２３の周りに６０°の角
度の間隔で等しい距離の間隔をおいて配され、また連結
ブリッジ２６と２７はそのため保証帯２５の周りに６０
’の角度の等しい間隔をもって配されている。リブ２６
′と２７′は容器の頸部と係合する作用をしく第５図）
、そのため突起２２が凹部１８の外に跳び出るのを抑制
する。

リブ２６′とブリッジ２６はそれぞれ約１ｆｆｉＩ１１
の幅でありそれぞれの内側表面は円筒体表面の一部分で
ある。リブ２７′とブリッジ２７は約３簡の幅でありそ
れぞれの内側表面は円筒体表面の一部分である。したが
って、ブリッジ２７はブリッジ２６より強くなっている
。この実例におけるキャップ部分１０はその最も幅の広
い領域において約３３簡の直径を有している。

保証帯２５はその周囲を巡って直径方向に対向する信性
に（この実例において）２つの弱められた領域を有して
いる。この弱い領域は連結ウェブ２８と２９として形成
されている。この実例において、ウェブ２８は０．０７
５＋ｍｎの厚さを有し、その深さく頂端から保証帯の底
部への方向で測った）はウェブ２９の深さよりも小さく
、このウェブ２９は保証帯の残り部分の深さに等しい深
さと０．１５ｍの厚さとを有している。ウェブ２８はし
たがってウェブ２９のわずか半分の厚さであり深さがこ
れより小さいのでウェブ２９の半分より少ない強さであ
る。さらに、弱いウェブ２８は強いブリッジ２７の直ぐ
近くに配置されている。

保証帯２５は内側に突出するリップ３２を有し、その上
側表面３３は挿入体２４に対して上方に向って内側に傾
斜しておりこの実例においては実際に挿入体２４の軸線
に直角の平面３４に対し１５゜の角度で傾斜している。

保証帯は厚肉の外側に向って突出する下側リム３５を有
し、とのリム３５はキャップ部分１０の下側リムの外径
に等しくまた審美的に満足できる特徴と共に保証帯に必
要な強度を与えている。

突出リップ３２は蓋が容器に施された時（挿入体２４は
すでにキャップ部分１０の中に挿入されている）、容器
頸部３７（その一部が第５図に示されている）の突出縁
３６の下側に係合しそれにより保証帯２５がこれを破ら
ないでは容器から取りはずすことができないようにして
いる。実際には、蓋を適当な容器（突出縁を有する）に
施した後の最初の蓋の取りはずしに当って、保証帯２５
とブリッジ２６とは、強いブリッジ２７によって要素２
３にくっついている破壊された保証帯を残して破壊する
。蓋が次に容器上で取替えられ容器がその正常の直立位
置に置かれたならば、保証帯は容器に対して垂れ下った
形状を呈するようになり、ブリッジ２７から破られた保
証帯の自由端に向って容器を取巻く方向に容器頸部上で
下方に向って垂れ下がる。さらに、ウェブ２９によって
構成された保証帯の２つの弱い領域中の強い部分は、ブ
リッジ２７（破られた保証帯の自由端に向う方向に続い
ている。）から離れたウェブ２９の側の保証帯の部分が
容器に対してさらに目につくように垂れ下がることがで
きる接合部としての作用をする。したがって保証帯は破
壊の事実の表示を強めることができる。

保証帯の２つの弱められた領域は相互に直径方向に対向
させる必要はなく、弱められた領域のうちのさらに弱い
部分は強いブリッジの付近にあってより弱い部分で保証
帯の破壊するのを助長しまた垂れ下がる作用を高めるよ
うにすべきである。

２つより多い弱い領域を設けることができるが、これら
の領域のうちの１つは他の領域よりも十分に弱くしてよ
り弱い部分で同様に破壊されるようにしなければならな
い。

破壊可能な分離部分は挿入体２４の周りに延在しかつ保
証帯２５と要素２３とを一緒に接合する引き裂き可能な
ウェブによって構成される。

このウェブはより強い、例えば容易に引く裂くことがで
きず破られた保証帯が要素２３とキャップ部分１０の上
に残るのを保証するような、より厚い部分を持たなけれ
ばならない。

保証帯に弱められた領域、特に上記のような薄いウェブ
を与えることの付加的な利点は、これらのウェブにより
、保証帯が容器に施されるに当り、容器３７上の保持縁
３６の上を通過しなければならない時にわずかに伸びる
ことができ、そのため使用時連結ブリッジ２６と２７を
破壊する危険性を減少させることができることである。

保持帯２５を含む挿入体２４は蓋のキャップ部分１０と
共に一部材に形成することができるけれども、とれはほ
とんど常に折りたたみ式の中子と共に割り型の使用を必
要とし、好ましくはない。

キャップ部分１０と挿入体２５とは、別々に構成するの
が好ましいが、それは各々に異なったプラスチック材料
を用いることができるからである。

キャップ部分は使用時良好な圧力抵抗特性を得るため強
くなければならずまた望ましくはさらに十分に高い熱変
形温度を有し適当な流入がスケット材料を使用しかつキ
ャップ部分内で熱処理を行うことができるようにする。

ポリプロピレンがキャップ部分１０にとって適当な材料
である。挿入体２５は最初の使用に当って容器頸部上の
突出縁３６上で破壊することなく伸びるよう十分な可撓
性を有することが必要であり、そして低密度ポリエチレ
ンが挿入体として特に好適な材料である。

部分１０と２５とが別々に構成されることは、色の対照
がキャップ部分と保証帯２５との間に要求される場合に
、また望ましいことである。

【図面の簡単な説明】

第１図は容器蓋のキャップ部分全体の縦断面図、第２図
は第１図のキャップ部分に取付けるだめの、保証帯を含
む挿入体全体の縦断面図、第３図は第２図の挿入体の上
面図、 第４図は第２図の挿入体の下面図、 第５図及び第６図は第３図のそれぞれｖ−Ｍ線及びＭ−
Ｍ線による拡大断面図である。 １０・・・キャップ、１５・・・ガスケット、２３・・
・挿入体の要素、２４・・・挿入体、２５・・・保証帯
、２６゜２７・・・連結ブリッジ、２８．２９・・・連
結ウェブ、３６・・・突出縁。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、残りの部分（２６）より強い部分（２７）を有する
   破壊可能な分離部分（２６、２７）によって、蓋の近接
   要素に連結された、容器蓋のための保証帯（２５）にお
   いて、この保証帯（２５）がその周囲に間隔をおいて配
   された少なくとも２つの弱い領域（２８、２９）を有し
   、前記弱い領域（２８）の１つが他の領域（２９）より
   さらに弱く、前記より弱い領域（２８）が前記強い部分
   （２７）の付近に配置されそれにより、蓋（１０）を適
   当な容器（３７）から初めて取りはずすときに、保証帯
   （２５）が前記より弱い領域（２８）において破壊し、
   前記破壊可能な分離部分が強い部分（２７）を除く部分
   で破壊し、残りの弱い領域（２９）が、保証帯（２５）
   が破壊したことを強く表示するよう保証帯（２５）が垂
   れ下がった形状をとる接合部をもたらすようにしている
   ことを特徴とする保証帯。 ２、保証帯（２５）の前記弱い領域（２８、２９）が、
   該領域の各々を保証帯（２５）のより厚い部分の間のよ
   り薄い連結ウェブとして形成することにより作られ、前
   記弱い領域（２８）が他の弱い領域（２９）より薄い及
   び深さの少ない連結ウェブにより又はそのいずれかの連
   結ウェブにより構成されていることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の保証帯。 ３、わずか２つの弱い領域（２８、２９）が設けられ、
   保証帯（２５）の周りの直径方向に対向する位置に配置
   されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項又は
   第２項記載の保証帯。 ４、前記強い部分（２７）が保証帯（２５）の前記弱い
   領域（２８）の直ぐ近くにあることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項、第２項又は第３項記載の保証帯。 ５、保証帯が容器蓋のキャップ部分（１０）と共に一部
   材に形成されていることを特徴とする前記特許請求の範
   囲各項中の１項に記載の保証帯。 ６、保証帯が挿入体（２４）の１つの要素として形成さ
   れ、この挿入体の他の近接要素（２３）が容器蓋のキャ
   ップ部分（１０）に取付け可能であることを特徴とする
   前記特許請求の範囲第１項から第４項中の１項に記載の
   保証帯。 ７、保証帯（２５）を容器蓋の近接要素（２３）に連結
   する破壊可能な分離部分が、保証帯の周りに間隔をおい
   て配設された多数の連結ブリッジ（２６、２７）によっ
   て構成され、これら連結ブリッジのうちの１つのブリッ
   ジ（２７）が他のブリッジ（２６）よりも強くなってい
   ることを特徴とする前記特許請求の範囲各項中の１項に
   記載の保証帯。 ８、容器蓋のための保証帯（２５）を具えた容器蓋であ
   って、この保証帯（２５）が残りの部分（２６）より強
   い部分（２７）を有する破壊可能な分離部分（２６、２
   ７）によって蓋の近接要素に連結され、またこの保証帯
   （２５）がその周囲に間隔をおいて配された少なくとも
   ２つの弱い領域（２８、２９）を有し、前記弱い領域（
   ２８）の１つが他の領域（２９）よりさらに弱く、前記
   より弱い領域（２８）が前記強い部分（２７）の付近に
   配置されそれにより、蓋（１０）を適当な容器（３７）
   から初めて取りはずすときに、保証帯（２５）が前記よ
   り弱い領域（２８）において破壊し、前記破壊可能な分
   離部分が強い部分（２７）を除く部分で破壊し、残りの
   弱い領域（２９）が、保証帯（２５）が破壊したことを
   強く表示するよう保証帯（２５）が垂れ下がった形状を
   とる接合部をもたらし、さらに保証帯（２５）が挿入体
   （２４）の１つの要素として形成され、挿入体の他の近
   接要素（２３）が容器蓋のキャップ部分（１０）に取付
   け可能である、保証帯（２５）を具えた容器蓋において
   、挿入体（２４）が、最初の使用に当り容器頸部の突出
   縁（３６）の上で破壊することなく伸びるのに十分な可
   撓性を有するプラスチック材料で作られ、またキャップ
   部分（１０）が、使用時に良好な圧力抵抗特性と、ガス
   ケット材料（１５）がキャップ部分（１０）に流入され
   またキャップ部分（１０）内で加熱処理できるような十
   分に高い熱変形温度とを有する、プラスチック材料で作
   られることを特徴とする容器蓋。 ９、挿入体（２４）とキャップ部分（１０）が色の対照
   を与える材料で作られていることを特徴とする特許請求
   の範囲第８項記載の容器蓋。